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【発明の名称】 建築、土木現場などにおける仮設通路と建築、土木現場などにおける仮設通路の施工方法
【発明者】 【氏名】菊原 幸夫
【住所又は居所】北海道札幌市西区発寒16条14丁目6番50号 日本仮設株式会社内
【氏名】窪田 義隆
【住所又は居所】北海道札幌市西区発寒16条14丁目6番50号 日本仮設株式会社内
【課題】建築、土木現場等における基礎や梁の施工において、鉄筋群で方形格子状の区画が多い場合の作業では、足場と区画との行き来には通常の梯子を鉄筋や型枠に立てかけ使用し、区画同士の行き来にも通常の梯子を区画の両側の同じ位置に立てかけていたが、手間と時間を要するなどの問題があった。

【解決手段】通路受台部2、梯子部3及び通路布部4から構成され、通路受台部2は鉄筋群6を跨いで設置することができるよう構成され、梯子部3は通路受台部2に昇降できるよう係脱自在に斜設され、通路布部4は通路受台部2の上面に載置するよう構成されている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 建築、土木現場などにおける基礎や梁の施工やケーソン等の施工現場における鉄筋群(6、6..)によって仕切られた状態の平面格子状の区画(7、7..)が存在する場合において、通路受台部(2)と、梯子部(3)と、通路布部(4)とから構成され、通路受台部(2)は、鉄筋群(6、6..)を跨いで設置することができるよう構成されていると共に、上面は通路布部(4)を受けることができるよう構成され、梯子部(3)は、通路受台部(2)に昇降できるよう係脱自在に斜設され、通路布部(4)は、鉄筋群(6、6..)に所定間隔をもって跨ぐ状態で設置された通路受台部(2)、2..の上面に載置するよう構成されていることを特徴とする建築、土木現場などにおける仮設通路。
【請求項2】 建築、土木現場などにおける基礎や梁の施工やケーソン等の施工現場における鉄筋群(6、6..)によって仕切られた状態の平面格子状の区画(7、7..)が存在する場合において、通路受台部(2)と、梯子部(3)と、通路布部(4)と、連結用通路布部(5)から構成され、連結用通路布部(5)は、通路布部(4、4..)を通路受台部(2、2..)の上面に載置する際、隣接する通路布部(4、4)間に隙間が生じた場合、この隙間をふさぐ状態で設置できるよう構成されている請求項1記載の建築、土木現場などにおける仮設通路。
【請求項3】 請求項1記載の仮設通路を用いた下記の各工程から構成されていることを特徴とする建築、土木現場などにおける仮設通路の施工方法。建築、土木現場などにおける基礎や梁の施工やケーソン等の施工現場における鉄筋群(6、6..)によって仕切られた状態の平面格子状の区画(7、7..)が存在する場合第1工程現場の作業を阻害しない場所で、必要数の通路受台部(2)に梯子(3B)や手摺(3C)をセットし、また、必要数の通路布部(4)や連結用通路布部(5)に手摺(4B、5B)をセットする。
第2工程第1工程のセットしたもの同志を連結することにより必要数の仮設通路として固める。
第3工程鉄筋群(6、6..)によって仕切られた状態の平面格子状の区画内所定位置に、第2工程でできた仮設通路を吊り込み設置していく。
第4工程1リフトの仮設通路の使用が終わると、仮設通路を解体することなく現場の作業を阻害しない場所に吊り込み移動し1工程の終了となる。上部への転用となる2リフト以降は第3工程、第4工程の繰り返しとなる。
【請求項4】 請求項2記載の仮設通路を用いた下記の各工程から構成されていることを特徴とする建築、土木現場などにおける仮設通路の施工方法。建築、土木現場などにおける基礎や梁の施工やケーソン等の施工現場における鉄筋群(6、6..)によって仕切られた状態の平面格子状の区画(7、7..)が存在する場合第1工程現場の作業を阻害しない場所で、必要数の通路受台部(2)に梯子(3B)や手摺(3C)をセットし、また、必要数の通路布部(4)や連結用通路布部(5)に手摺(4B、5B)をセットする。
第2工程第1工程のセットしたもの同志を連結することにより必要数の仮設通路として固める。
第3工程鉄筋群(6、6..)によって仕切られた状態の平面格子状の区画内所定位置に、第2工程でできた仮設通路を吊り込み設置していく。
第4工程あらかじめ割り付け仮設通路同士が届かない位置に、すきま板や手摺(5B)をセットした連結用通路布部(5)を設置する。
第5工程1リフトの仮設通路の使用が終わると、仮設通路を解体することなく現場の作業を阻害しない場所に吊り込み移動し1工程の終了となる。上部への転用となる2リフト以降は第3工程、第4工程、第5工程の繰り返しとなる。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な構成を有する建築、土木現場などにおけるユニット式の仮設通路と建築、土木現場などにおける仮設通路の施工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものにあっては、下記のようなものになっている。建築、土木現場等における基礎や梁の施工において、特にケーソン等の鉄筋群で方形格子状の区画が多い場合の作業では、足場と区画との行き来には通常の梯子を鉄筋や型枠に立てかけ使用し、区画同士の行き来にも通常の梯子を区画の両側の同じ位置に立てかけ行き来を行っていた。また、専用に複数の区画にまたがる梯子を製作し使用する場合や、現場で単管等による壁鉄筋や型枠より高い通路を設ける場合もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。建築、土木現場等における基礎や梁の施工において、特にケーソン等の高い鉄筋群で方形格子状の区画が多い場合の作業では、外部足場と区画内との行き来には、足場から鉄筋や型枠の上部までハネ出しステージを設け、そのステージに通常の梯子を立てかけ、足場と区画内への出入りを行っていた。しかし、この場合には外部足場と隣り合う区画以外は目的の区画まで直接行くことができなかった。また、区画内から他の区画内への行き来にも、鉄筋や型枠に通常の梯子を向かい合わせに立てかけて使用していた。特定の業者では専用の複数の区画にまたがる梯子を使用し、区画同士を行き来している場合もあったが、どちらの場合も直接離れた区画への行き来はできないため、梯子の昇り降りが多いうえに、搬入資材等が並び工具等が置かれている区画内を通路として使用していた。もともと梯子の昇り降りは非常に危険な作業であるが、上記のように外部足場と区画内の行き来や区画同士の行き来による梯子の昇り降りが多いことは、作業者の疲労を増大させ効率が悪いうえに、より危険な作業となる。このため、現場では単管やクランプ等で通路を組立てる場合もあったが、組立、解体に非常に多くの手間がかかり、工期が延びコストの増大につながっていた。また、クレーン等による資材の搬入、搬出に支障をきたす場合も少なくなかった。さらに、特定の資材の仮置き場所がなかったため、適切な配置計画を立てなければ現場内に鉄筋等の資材が無秩序に置かれ、作業者の作業や移動、クレーン等による資材の搬入、搬出に支障をきたす場合も少なくなかった。
【0004】本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、次のようなことのできるものを提供しようとするものである。上記問題点の原因を鑑みると、建築における基礎や地中梁の施工、土木現場においては、ケーソン等の隔壁の多い現場では、通路として使用できる空間の特定と、その空間を簡易に利用できる仮設通路がなかったためである。前述の問題を解決するため、本発明は下記のようになるものである。本発明は、通常、最も通路としての使用に問題のない空間を平面視区画ラインに立つ鉄筋や型枠の上部と特定し、この空間に設置できる組立てやすく、ユニットとしての吊り込み移動ができ、工区わかれや上リフトへの転用も簡易で作業者が確実に移動できる仮設通路を得ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明は下記のようになるものである。すなわち、請求項1記載の発明は、建築、土木現場などにおける基礎や梁の施工やケーソン等の施工現場における鉄筋群6、6..によって仕切られた状態の平面格子状の区画7、7..が存在する場合において、通路受台部2と、梯子部3と、通路布部4から構成され、通路受台部2は、鉄筋群6、6..を跨いで設置することができるよう構成されていると共に、上面は通路布部4を受けることができるよう構成され、梯子部3は、通路受台部2に昇降できるよう係脱自在に斜設され、通路布部4は、鉄筋群6、6..に所定間隔をもって跨ぐ状態で設置された通路受台部2、2..の上面に載置するよう構成されていることを特徴とするものである。
【0006】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、通路受台部2と、梯子部3と、通路布部4と、連結用通路布部5から構成され、連結用通路布部5は、通路布部4、4..を通路受台部2、2..の上面に載置する際、隣接する通路布部4、4間に隙間が生じた場合、この隙間をふさぐ状態で設置できるよう構成されていることを特徴とするものである。
【0007】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明を用いた下記の各工程から構成されていることを特徴とするものである。建築、土木現場などにおける基礎や梁の施工やケーソン等の施工現場における鉄筋群6、6..によって仕切られた状態の平面格子状の区画7、7..が存在する場合において、第1工程現場の作業を阻害しない場所で、必要数の通路受台部2に梯子3Bや手摺3Cをセットし、また、必要数の通路布部4や連結用通路布部5に手摺4B、5Bをセットする。
第2工程第1工程のセットしたもの同志を連結することにより必要数の仮設通路として固める。
第3工程鉄筋群6、6..によって仕切られた状態の平面格子状の区画内所定位置に、第2工程でできた仮設通路を吊り込み設置していく。
第4工程1リフトの仮設通路の使用が終わると、仮設通路を解体することなく現場の作業を阻害しない場所に吊り込み移動し1工程の終了となる。上部への転用となる2リフト以降は第3工程、第4工程の繰り返しとなる。
【0008】請求項4記載の発明は、請求項2記載の発明を用いた下記の各工程から構成されていることを特徴とするものである。建築、土木現場などにおける基礎や梁の施工やケーソン等の施工現場における鉄筋群6、6..によって仕切られた状態の平面格子状の区画7、7..が存在する場合において、第1工程現場の作業を阻害しない場所で、必要数の通路受台部2に梯子3Bや手摺3Cをセットし、また、必要数の通路布部4や連結用通路布部5に手摺4B、5Bをセットする。
第2工程第1工程のセットしたもの同志を連結することにより必要数の仮設通路として固める。
第3工程鉄筋群6、6..によって仕切られた状態の平面格子状の区画内所定位置に、第2工程でできた仮設通路を吊り込み設置していく。
第4工程あらかじめ割り付け仮設通路同士が届かない位置に、すきま板や手摺5Bをセットした連結用通路布部5を設置する。
第5工程1リフトの仮設通路の使用が終わると、仮設通路を解体することなく現場の作業を阻害しない場所に吊り込み移動し1工程の終了となる。上部への転用となる2リフト以降は第3工程、第4工程、第5工程の繰り返しとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施例にもとづき図面を参照して説明する。1は第1発明の建築、土木現場などにおける仮設通路である。その構成は、通路受台部2と、梯子部3と、通路布部4から構成されている。
【0010】A.通路受台部2は、脚本体2Aと、受縁2Bから構成されている。
a.脚本体2Aは、左右の脚体2A1、2A2と、前後の連結杆2A3、2A4と、前後のロック杆2A5、2A6から構成されている。
a1.左の脚体2A1は、平行に配されたアングルで構成された前後脚2A11、2A11と、これらを連結する連杆2A12と、前後脚間における上端近傍に張設された梯子係止棒2A13と、前後脚の下端近傍に取付けられたクランプなどの梯子連結金具用係止具2A14から構成されている。
a2.右の脚体2A2は、平行に配されたアングルで構成された前後脚2A21、2A21と、これらを連結する連杆2A22と、前後脚間における上端近傍に張設された梯子係止棒2A23と、前後脚の下端近傍に取付けられたクランプなどの梯子連結金具用係止具2A24から構成されている。
【0011】a3.前の連結杆2A3は、左右方向に所定長さに構成され、左右端部分は左右に位置する左の脚体2A1と右の脚体2A2における上端部分に前後方向のピンP1、P1で連結されている。(図5参照)
a4.後の連結杆2A4は、左右方向に所定長さに構成され、左右端部分は左右に位置する左の脚体2A1と右の脚体2A2における上端部分に前後方向のピンP1、P1で連結されている。(図7参照)
【0012】a5.前のロック杆2A5は、左右のロック杆体2A51、2A51から構成され、左のロック杆体2A51の上端は前の連結杆2A3の中央部分に前後方向のピンP2で連結され、下端に後方に向け突設したピンP3は左の脚体2A1における前脚2A11に開設した開脚用穴H1あるいは閉脚用穴H2に係脱自在に構成されている。右のロック杆体2A51の上端は前の連結杆2A3の中央部分に前後方向のピンP2で連結され、下端に後方に向け突設したピンP3は右の脚体2A2における前脚2A21に開設した開脚用穴H1あるいは閉脚用穴H2に係脱自在に構成されている。
a6.後のロック杆2A6は、左右のロック杆体2A61、2A61から構成され、左のロック杆体2A61の上端は後の連結杆2A4の中央部分に前後方向のピンP2で連結され、下端に前方に向け突設したピンP3は左の脚体2A1における後脚2A11に開設した開脚用穴H1あるいは閉脚用穴H2に係脱自在に構成されている。右のロック杆体2A61の上端は後の連結杆2A4の中央部分に前後方向のピンP2で連結され、下端に前方に向け突設したピンP3は右の脚体2A2における後脚2A21に開設した開脚用穴H1あるいは閉脚用穴H2に係脱自在に構成されている。
【0013】b.受縁2Bは、左右の受縁体2B1、2B2から構成されている。
b1.左の受縁体2B1は、前後に長いアングル材で構成され、水平面2B11が通路受台部2における左の脚体2A1の頂面に固定され、かつ当該水平面2B11には所定間隔をもって連結ボルト穴BHが開設されている。
b2.右の受縁体2B2は、前後に長いアングル材で構成され、水平面2B21が通路受台部2における右の脚体2A2の頂面に固定され、かつ当該水平面2B21には所定間隔をもって連結ボルト穴BHが開設されている。
【0014】B.梯子部3は、梯子連結金具3Aと、梯子3Bと、手摺3Cから構成されている。
a.梯子連結金具3Aは、前後方向の杆体3A1の前後端に左右方向の前後杆3A2、3A2を平面コ字状に連結してなる枠体3A3と、前後方向の杆体3A1の下面に垂下された小脚3A4、3A4から構成され、前後杆3A2、3A2の内方端は、脚本体2Aにおける梯子連結金具用係止具2A14と梯子連結金具用係止具2A24に連結自在に構成されている。
b.梯子3Bは、平行に配された斜め方向に長く構成された前後の側板3B1、3B1と、前後の側板3B1、3B1間に所定間隔をもって張設された踏板3B2、3B2..と、側板3B1、3B1の上端に取付けられた脚本体2Aにおける梯子連結棒2A13と梯子連結棒2A23に係脱するクランプ3B11、3B11と、側板3B1、3B1の下端に取付けられた梯子連結金具3Aにおける杆体3A1に係脱するクランプ3B12、3B12と、前後の側板3B1、3B1の外壁面に所定間隔をもって取付けられた手摺支持金物3B13、3B13..から構成されている。
c.手摺3Cは、手摺枠3C1と、この手摺枠3C1の下面に垂下された支脚3C2、3C2..から構成され、支脚3C2、3C2..は、上記手摺支持金物3B13、3B13..に挿入し固定されるよう構成されている。
【0015】C.通路布部4は、通路布体4Aと、手摺4Bから構成されている。
a.通路布体4Aは、平行に左右方向に長く構成された前後のチャンネル材4A1、4A1と、チャンネル材間に平面梯子状に張設された横杆4A2、4A2..と、横杆4A2、4A2..の上面に張られた金網4A3と前後のチャンネル材4A1、4A1の左右端部に張設された連結用パイプ4A4、4A4と、前後のチャンネル材4A1、4A1の下面に所定間隔をもって開設された連結用ボルト穴4A11、4A11..と、前後のチャンネル材4A1、4A1の外壁面に所定間隔をもって取付けられた手摺支持金物4A12、4A12..から構成されている。
b.手摺4Bは、左右方向に伸縮自在に構成された手摺枠4B1と、この手摺枠4B1の下面に垂下された支脚4B2、4B2..から構成され、支脚4B2、4B2..は上記手摺支持金物4A12、4A12..に上方から挿入し固定されるよう構成されている。伸縮自在の手摺枠4B1の構成は下記の通りである。平行状態の上下パイプ4B11、4B11と、これらの両端に進退自在に嵌込まれた横向略U字状の側方パイプ4B12、4B12から構成されている。4B13は固定ボルトである。
【0016】他の実施例について第1発明の建築、土木現場などにおける仮設通路1は他の実施例として下記のように構成することができる。すなわち、その構成は、通路受台部2と、梯子部3と、通路布部4と、連結用通路布部5から構成されている。このうち、通路受台部2と、梯子部3と、通路布部4の構成は、上述した第1発明の建築、土木現場などにおける仮設通路1の通路受台部2と、梯子部3と、通路布部4の構成と同一である。
【0017】そこで、連結用通路布部5について説明する。すなわち、連結用通路布部5は、通路布体5Aと、手摺5Bから構成されている。
A.通路布体5Aは、平行に左右方向に長く構成された前後の角筒材5A1、5A1と、前後の角筒材5A1、5A1間に張られた金網5A2と、前後の角筒材5A1、5A1における前後端のうちの一方端の下面に連設された段部5A11、5A11と、この段部の端面に取付けられた通路布部4における連結用パイプ4A4に係脱するクランプ5A12、5A12と、前後の角筒材5A1、5A1の外壁面に所定間隔をもって取付けられた手摺支持金物5A13、5A13..から構成されている。なお、金網5A2は、中央金網5A21を中心として連設された左方傾斜金網5A22と右方傾斜金網5A23で構成され、中央金網は、前後の角筒材5A1、5A1における上辺と同一レベルに位置し、左方傾斜金網と右方傾斜金網はそれぞれ先方に行くほど前後の角筒材における下辺と同一レベルに位置するよう傾斜して構成されている。
B.手摺5Bは、左右方向に伸縮自在に構成された手摺枠5B1と、この手摺枠5B1の下面に垂下された支脚5B2、5B2..から構成され、支脚5B2、5B2..は上記手摺支持金物5A13、5A13..に上方から挿入し固定されるよう構成されている。伸縮自在の手摺枠5B1の構成は下記の通りである。平行状態の上下パイプ5B11、5B11と、これらの両端に進退自在に嵌込まれた横向略U字状の側方パイプ5B12、5B12から構成されている。5B13は固定ボルトである。
【0018】第2発明は第1発明である建築、土木現場などにおける仮設通路を用いた建築、土木現場などにおける仮設通路の施工方法に関するものである。建築、土木現場などにおける基礎や梁の施工やケーソン等の施工現場における鉄筋群6、6..によって仕切られた状態の平面格子状の区画7、7..が存在する場合、第1工程現場の作業を阻害しない場所で、必要数の通路受台部2に梯子3Bや手摺3Cをセットし、また、必要数の通路布部4や連結用通路布部5に手摺4B、5Bをセットする。
第2工程第1工程のセットしたもの同志を連結することにより必要数の仮設通路として固める。(敷地の都合などにより数回に分け地組する場合もある。)
第3工程鉄筋群6、6..によって仕切られた状態の平面格子状の区画内所定位置に第2工程でできた仮設通路を吊り込み設置していく。
第4工程1リフトの仮設通路の使用が終わると、仮設通路を解体することなく現場の作業を阻害しない場所に吊り込み移動し1工程の終了となる。上部への転用となる2リフト以降は第3工程、第4工程の繰り返しとなる。
【0019】連結用通路布部5を使用する施工方法について(他の実施例)
第1工程現場の作業を阻害しない場所で、必要数の通路受台部2に梯子3Bや手摺3Cをセットし、また、必要数の通路布部4や連結用通路布部5に手摺4B、5Bをセットする。
第2工程第1工程のセットしたもの同志を連結することにより必要数の仮設通路として固める。(敷地の都合などにより数回に分け地組する場合もある。)
第3工程鉄筋群6、6、..によって仕切られた状態の平面格子状の区画内所定位置に、第2工程でできた仮設通路を吊り込み設置していく。
第4工程あらかじめ割り付け仮設通路同士が届かない位置にすきま板や手摺5Bをセットした連結用通路布部5を設置する。
第5工程1リフトの仮設通路の使用が終わると、仮設通路を解体することなく現場の作業を阻害しない場所に吊り込み移動し1工程の終了となる。上部への転用となる2リフト以降は第3工程、第4工程、第5工程の繰り返しとなる。
【0020】この連結用通路布部5は、割り付け上仮設通路同士の隙間が広くなる場合に使用し、すきま板が届かない場合に使用するのに適していることになる。すなわち、通路布部4は寸法に合わせて製作するのではなく、1種類の長さで在庫するのが合理的で、また、仮設通路は本来一体としたいのであるが、運搬上やむなく適数個の仮設通路を用意し、これらを連結すると云う構造に構成されているものである。そうした場合、現場での設置に際して、仮設通路同士が届かない位置にすきまが発生する可能性があることになる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。
1.段差のない専用の仮設通路がクレーンの搬入、搬出作業を阻害しない平面視区画ラインに立つ鉄筋や型枠の上部の位置に確保され、外部足場と区画内の作業者の移動は、一度の梯子の移動でよく、離れた区画から区画へも一度ずつの昇り降りで移動できる。
2.専用の仮置きステージとして数台設置することにより、広い作業スペースの確保も可能で効率のよい作業ができる。
3.ケーソン等における作業通路の上部移動や工区転用の設置も手摺、梯子、通路を1ユニットとして吊れるから、非常に効率的な仮設通路が確保される。
4.資材等がなく、段差のない専用の仮設通路が確保されるから、作業者の移動が安全である。
5.梯子や手摺の取付位置を変えられるから、作業に便利な位置で昇降できるように組立てできる。
6.既製のユニット化された角度自在型梯子や手摺も取付けられる形状であるから、簡易に仮設通路を設置できる。
【出願人】 【識別番号】591182961
【氏名又は名称】日本仮設株式会社
【住所又は居所】北海道札幌市西区発寒16条14丁目6番50号
【出願日】 平成13年11月13日(2001.11.13)
【代理人】 【識別番号】100069176
【弁理士】
【氏名又は名称】川成 靖夫
【公開番号】 特開2003−147955(P2003−147955A)
【公開日】 平成15年5月21日(2003.5.21)
【出願番号】 特願2001−347580(P2001−347580)