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【発明の名称】 遮音.衝撃音吸収防音仕上げ材
【発明者】 【氏名】金井 禧衛

【要約】 【課題】防音床を設置するには、特殊に加工した複合材を使用しなければならない。施工方法も釘とか接着剤による固定方法に配慮が必要である。

【解決手段】合板と特殊圧縮ウレタンをサンドイッチにすることで遮音効果.衝撃音吸収効果.防音効果.断熱保温効果を付加した遮音.衝撃音吸収防音仕上げ材を提供する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】複数の合板(2.5mm〜9mm)の間に遮音性と衝撃吸収性と保温性のある特殊圧縮ウレタンをサンドイッチ状に重合して、遮音.衝撃音吸収効果を得ることを特徴とする遮音.衝撃音吸収防音仕上げ材。
【請求項2】複数枚の合板の間に遮音性と衝撃吸収性のある特殊圧縮ウレタンを交互に挟み、例えば合板3枚の中間に特殊圧縮ウレタン2枚で構成する遮音効果と防音効果と同時に保温性能を得ることを特徴とする遮音.衝撃音吸収防音仕上げ材。
【請求項3】最上面を床仕上げ材(2.5mm)にし、上面及び下面を合板で覆い、上面と中面及び下面の間に特殊圧縮ウレタンを挟む遮音.衝撃音吸収防音仕上げ材。
【請求項4】合板と特殊圧縮ウレタンの枚数を増やすことにより、より高度の遮音.衝撃音吸収防音効果と断熱保温効果を得ることを特徴とする遮音.衝撃音吸収防音仕上げ材。
【請求項5】合板に直径5mm〜7mmの穴を5cm間隔にすることで、より高度の遮音、衝撃音、防音効果をえることを特徴とする遮音.衝撃音吸収防音仕上げ材。
【発明の詳細な説明】【0001】[発明の属する技術分野]本発明は、衝撃音を遮断し、保温性にも優れた仕上げ材である。特に、マンションの一番の問題は、衝撃音であるが仕上げ材でコンパクトで薄く、施工性に優れたものは数すくない。本発明は、コンパクトで薄く、施工性に優れた遮音.衝撃音吸収防音仕上げ材であり、床材、壁材、天井材、防音音響材、屋根材に使用出来る遮音.衝撃音吸収防音仕上げ材に関するものである。
【0002】[従来の技術]従来の遮音.衝撃音吸収防音は、下地材にプラスチック繊維マットなどを敷き、その上に遮音マット、その上に捨て板を打つので、フロア仕上げ面までの厚みは最低でも70mm位になる。その上施工はほとんどが接着で釘の使用が出来ない。また小さな面積に重量がかかる物、例えば、ピアノやオーディオラック等を置くことが出来ない。また防音フロアに於いては、フロア材の下面に軟質ウレタンあるいはフェルトを貼って防音をしているがフロア正面が柔らかく感じ快適居住とは程遠い、また重器物を置くことが出来ないし、施工性に於いて接着施工しか出来ないのと、コスト面でもかなりの金額になってしまう。
【0003】[発明が解決しょうとする課題]本発明は、コンパクトで施工性に優れた遮音.衝撃音吸収防音仕上げ材であり、床材、天井材、壁材、防音音響材、屋根材、防音仕切り材として使用できるものである。
【0004】[課題を解決する為の手段]本発明は、合板と特殊圧縮ウレタンをサンドイッチにすることで遮音.衝撃音吸収防音仕上げ材となる。合板は通常2.5mm〜9mmを使用する。特殊硬質ウレタンは、5mm〜10mmの硬質ウレタンを熱プレス機で、1.5mm〜5mmの薄さまで圧縮する。この場合、ウレタンの気泡を小さくさせることが重要である。基本は、合板.ウレタン.合板.ウレタン.合板のサンドイッチで形成されるが、用途に応じて形成を増やすことは可能である。また施工性に於いては、接着、釘施工等ほとんどのものに対処出来、重量物を置いても何の問題もない。基本は、マンション用、一般住宅用の床材は12mm〜28mm。天井材は12mm〜15mm。防音音響材は12mm〜35mm。壁材は、9mm〜28mm。屋根下地材は、15mm〜28mm。防音仕切り材は、15mm〜28mm。本発明の画期的優れているところは、例えばマンションの床材施工に於いて、従来ではスラブの上に遮音マットを敷き、捨て板を張り、そして床材といった工程になり、作業工程は少なくみても3〜4工程はかかってしまう。本発明は、1枚のフロアーユニット(木質床材)の中に遮音.衝撃吸収.防音.保温の仕上げ材なので作業工程は1工程で済む。また、一般住宅に於いても、特に2階に28mmの仕上げ材を使用すると、根太の間隔が60cm〜100cmと幅を広くすることが出来、且つ遮音.衝撃音吸収防音材なのでピアノやオーディオの音も気にならないので二世帯住宅には欠かせない仕上げ材である。
【0005】[発明の実施の形態]以下添付の図面に従って、この発明を詳細に説明する。図1と図2は、この発明の本発明の断面図と立体図で、図3は、完成図である。
【0006】図1は、3mmの化粧合板(正面床材加工)の下に8mmの衝撃音吸収ウレタンを敷き、その下に3mmの合板に直系5mm〜7mmの穴を5cm間隔にした有孔合板、その下に7mmの衝撃音吸収ウレタンを置き、その下に3mmの合板をサンドイッチにし、用途に応じてその下にまた5mmの衝撃音吸収ウレタンを敷き、熱プレスをすることにより12mm〜15mmの厚みにする。図2は、9mmの化粧合板(正面床材加工)の下に、8mmの衝撃音吸収ウレタンを敷き、その下に5,5mmの合板に直系5mm〜7mmの穴を5cm間隔にした有孔合板、その下に8mmの衝撃音吸収ウレタン、その下に9mmの合板をサンドイッチにし、用途に応じてその下に5mm〜12mmの衝撃音吸収ウレタンを敷き、熱プレスで成形する。
【0007】図3に示す本発明の合板とウレタンの接着には、特殊変性尿素硬化性接着剤を使用する。従来ではウレタンの特性は、圧縮プレスしても時間が経過すると、もとの状態に復元してしまうが、この接着剤を使用することでその問題は解決した。
【0008】[実施例]この発明の実施例で用いる衝撃音吸収防音仕上げ材の材料は次の通りである。
[厚み設定12mm〜15mmの例]
化粧合板 厚み3mm×幅910mm×長さ1,820mm ウレタン 厚み8mm×幅910mm×長さ1,820mm 有孔合板 厚み3mm×幅910mm×長さ1,820mm ウレタン 厚み7mm×幅910mm×長さ1,820mm 合 板 厚み3mm×幅910mm×長さ1,820mm 接着剤塗布量 30cm2 = 12g〜15g プレス圧縮力 30cm2 = 30Kg プレス圧縮温度 110度〜120度 プレス圧縮時間 15分[厚み設定28mm〜35mmの例]
化粧合板 厚み9mm×幅910mm×長さ1,820mm ウレタン 厚み9mm×幅910mm×長さ1,820mm 有孔合板 厚み5,5mm×幅910mm×長さ1,820mm ウレタン、 厚み9mm×幅910mm×長さ1,820mm 合 板 厚み9mm×幅910mm×長さ1,820mm 接着剤塗布量 30cm2 = 15g〜20g プレス圧縮力 30cm2 = 50Kg プレス圧縮温度 110度〜120度 プレス圧縮時間 20分【0009】表1に示す本発明の床衝撃音レベルは、財団法人日本建設総合試験場における床衝撃音レベル予備試験報告書に基づくものである。試験結果は、本発明が計算した防音効果が得られる数値を示している。
【0010】[発明の効果]以上、図に示したように、この発明の遮音.衝撃音吸収防音仕上げ材においては、特別な技術や専門器具を必要としないで、通常の施工をすると同じで簡単に遮音工事と衝撃吸収防音工事と断熱保温工事と床張り工事が同時に施工出来る。
【出願人】 【識別番号】597071205
【氏名又は名称】金井 禧衛
【識別番号】501383956
【氏名又は名称】水品 廣司
【識別番号】501048952
【氏名又は名称】株式会社創建開発
【出願日】 平成13年8月28日(2001.8.28)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−64796(P2003−64796A)
【公開日】 平成15年3月5日(2003.3.5)
【出願番号】 特願2001−305817(P2001−305817)