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【発明の名称】 紙、布などの抗菌シート
【発明者】 【氏名】佐藤比呂志

【要約】 【課題】JIS基準値を大きく上回る抗菌シートを提供する。

【解決手段】ドラバイトセラミックス微粉末2,2,…を混入させた、接合材と発泡材との混合物3を層設手段により基材シート1に層設する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ドラバイトセラミックス微粉末を混入させた、接合材と発泡材との混合物を層設手段により基材シートに層設した、紙、布などの抗菌シート。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紙、布などのシート体を基材とする抗菌シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】黒トルマリン微粉末を繊維に練り込んだ布シートとしたものや基材である紙シートに黒トルマリン微粉末をシルクスクリーン印刷したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例は、黒トルマリンの保有するマイナスイオン発生機能を利用して抗菌効果を意図するものであるが、黒トルマリン微粉末を接合材(バインダー)を介して基材であるシート体に接合した構成を採るため、期待したほどの抗菌効果を得られない。
【0004】本発明は斯様な従来例に較べJIS基準値を大きく上回る抗菌シートを提供すべく創案したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】ドラバイトセラミックス微粉末を混入させた、接合材と発泡材との混合物を層設手段により基材シートに層設した構成とする。
【0006】
【実施例】本発明に係る紙、布などの抗菌シートの一実施例を示し、図1は正面図、図2は一部拡大断面図である。
【0007】図中1は、抗菌シートAの基材シートである織物シートで、シート1の表面にドラバイトセラミックス微粉末2,…を混入させた接合材(バインダー)と発泡材との混合物3を塗布層設して水玉模様を形成して構成し、抗菌シートAをテーブルクロスとしたものである。
【0008】実施例の混合物3は、アクリル水性エマルジョンを重量比65%〜70%、ドラバイトセラミックス微粉末(2.0μ以下の粒度とした)を重量比にて25%〜30%、発泡材として熱膨張性マイクロカプセル含有のアクリル水性エマルジョンを重量比5%混合したものを用い、これを機械加工にて織物シート1に塗布したものである。
【0009】前記製品(抗菌シートA)をJIS L1902定量試験(統一試験方法)による抗菌性試験(但し、洗濯方法はJIS L0217 103号の試験方法により、洗剤はJAFET標準洗剤を使用)をしたところ、下記の試験結果を得た。
【0010】
【表1】

【0011】上記試験結果から明らかな通り、洗濯0回で殺菌活性値3.0、静菌活性値5.8、洗濯10回試験では殺菌活性値1.6、静菌活性値4.4でJIS基準値を大きく上回る抗菌結果を得、この結果は、生地(織物シート1)に対してコーティングされたドラバイトセラミックス微粉末が発泡材を混入した混合物3の膨張による表面積の拡大により生地の面積分以上に存在し、かつ、発泡材がドラバイトセラミックス微粉末を各コーティング部(水玉模様の単位体部)の表面に浮き上らせ、その密度を増大させたものと考えられるのである。
【0012】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、従来にないその抗菌効果を利用して、消臭、防かび、抗菌等々が有れば好適な種々の商品(ソックス、革材、壁紙、食品包装紙等々)に基材シートを紙や布に選択することにより適用でき実用的である。
【出願人】 【識別番号】501246156
【氏名又は名称】有限会社クロスステッチ
【出願日】 平成13年7月2日(2001.7.2)
【代理人】 【識別番号】100059236
【弁理士】
【氏名又は名称】土橋 秀夫 (外1名)
【公開番号】 特開2003−13360(P2003−13360A)
【公開日】 平成15年1月15日(2003.1.15)
【出願番号】 特願2001−200541(P2001−200541)