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ドラムのガーネットに対向しているカバー部材を備えているカードの装置 - 特開2003−105642 | j-tokkyo
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【発明の名称】 ドラムのガーネットに対向しているカバー部材を備えているカードの装置
【発明者】 【氏名】ヨアヒム ブロイアー

【氏名】クリストフ フェルバー

【要約】 【課題】屑の除去を調整することができるようにすることを目的とする。

【解決手段】ドラムのガーネットに対向し、開口を有するカバー26a、26bを備えているカードの装置において、繊維屑、種子部分、残留葉等の異物が少なくとも一つの開口を通して分離される。分離される屑の構成を変えること乃至左右すること及び屑の分離の調節を可能とするために、異物分離のための開口21が少なくとも、交換可能な要素17、22の前方及び/又は後方にあり、これによりカバーとドラムの間の圧力が調節可能である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ドラムのガーネットに対向し、開口を有するカバーを備えており、少なくとも一つの開口を通して、繊維屑、種子部分、残留葉等の異物が分離されるカードの装置であって、異物分離のための開口(21)が、少なくとも一つの要素(17;22、23、24)の前方及び/又は後方にあり、これによってカバー(26;26a、26b)とドラム(4)の間の圧力が調節可能であることを特徴とする装置。
【請求項2】 該要素(17;22、23、24)が、絞りビーム(23)であることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】 該絞りビーム(23)とガーネット(4b)の間の隙間(a)が変更可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の装置。
【請求項4】 該ドラム(4)の回転方向(4a)で見て、圧力が絞りビーム(23)の前で増加し、絞りビーム(23)の後方で低下することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の装置。
【請求項5】 該要素が被いを備えた固定カーディング部材(24)であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の装置。
【請求項6】 該固定カーディング部材(24)の被いとドラム被い(4b)との隙間(a)が変更可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の装置。
【請求項7】 該ドラム(4)の回転方向(4a)で見て、圧力が固定カーディング部材(24)の前で増加し、固定カーディング部材(24)の後方で低下することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の装置。
【請求項8】 該要素が空気の開口(22)を備えていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の装置。
【請求項9】 該空気の開口(22)が吸引空気源及び/又は圧縮空気源に接続可能であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の装置。
【請求項10】 該吸引空気源及び/又は圧縮空気源の強さが調節可能であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の装置。
【請求項11】 該空気の開口(22)の大きさが変更可能(D、E)であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の装置。
【請求項12】 該空気の開口の大きさにより、過圧時の圧力低下乃至低圧時の圧力回復が実現されることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の装置。
【請求項13】 該要素(22、23、24)を備えた装置(17)が回転可能であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の装置。
【請求項14】 該装置が少なくとも3個の要素(22、23、24)を備えていることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の装置。
【請求項15】 その都度一つの要素(22、23又は24)が使用状態で、他の要素(22、23又は24)が休止状態に配置されていることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラムのガーネットに対向し、開口を有するカバーを備えており、少なくとも一つの開口を通して、細かい繊維屑、種子部分、残留葉などの異物が分離されるカードの装置に関する。
【0002】
【従来の技術】公知の装置(DE 38 35 776)では、吸引装置の形の清浄装置があり、その前方にガイドロッドが配置され、その後方にナイフロッドが配置されている。この装置は、分離される異物の構成(屑の構成)を左右できないということが欠点である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、本発明は、前述の欠点を防止でき、特に屑の構成を変更乃至左右することを可能とし、そして屑の除去を調整することの出来る初めに記載した種類の装置を提供するという課題に基づいている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題の解決は、請求項1の特徴的構成により実現される。
【0005】カードのカバーとドラムの間の圧力が調節可能であることによって、分離開口を通って流出する屑の構成を変えること乃至左右することが実現される。特別な利点は、ゴミ分離を合目的的に最適化することにある。それによって、異物の望ましい分離と良い繊維の望ましくない流出の比が改善される。更にゴミ分離が処理されるべき繊維材料(原料)により強く適合される。
【0006】合目的的には要素は絞りビームである。好ましくは、絞りビームとガーネットとの間の隙間は変更可能である。ドラムの回転方向に見て、絞りビームの前で圧力が高められ、絞りビームの後方で圧力が低下するので有利である。好ましくは、要素はガーネットを備えた固定カーディング部材である。合目的的には、固定カーディング部材のガーネットとドラムのガーネットの隙間は変更できる。好ましくは、ドラムの回転方向に見て、圧力は固定カーディング部材の前で増大され、そして固定カーディング部材の後方で低下する。要素は、空気の開口を持つので有利である。好ましくは、空気の開口は吸引空気源及び/又は圧縮空気源に接続可能である。合目的的には、吸引空気源及び/又は圧縮空気源の強さは、調節可能である。空気の開口の大きさは、変更可能であるのが好ましい。空気の開口の大きさによって、過圧時での圧力低下乃至低圧での圧力回復が実現されるので有利である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、以下に図示の実施例に基づいて詳細に説明される。
【0008】図1は、フィードローラ1、供給台2、ティーカインローラ3a、3b、3c、ドラム4、ドッファ5、ストリッピングローラ6、ニップローラ7、8、フリースガイド9、ウェブトランペット10、引き渡しローラ11、12、フラットバー14を備えた回転フラット13、容器15及び容器置き場16を備えたカード、例えばツリュツラー型高性能カードDK903を示している。ローラの回転方向は曲がった矢印で示されている。その作動方向は符号Aで示されている。本発明による装置17は、例えば、ドラム4に隣接する場所B及び/又はCに配設されている。場所Bにおいて、図2によれば、ドラム4の回転方向4aに見て、固定カーディング部材18a、分離ナイフ20と排出開口21を備えたガス排出フード19a、及び「圧力調整器」としての開口22を備えた本発明の部材17aが順次設けられている。場所Cにおいて、図3のように、ドラム4の回転方向4aに見て、固定カーディング部材18b、ガス排出フード19b、及び本発明による装置17bが順次設けられている。ドラムのガーネット(メタリックワイヤ)が符号4bで示されている。ガーネット4bに対向するカバーが符号26(26a、26b)で示されている。
【0009】図4乃至図6によれば、交換可能な部材(「圧力調整器」)として、絞りビーム23、固定カーディング部材24及び開口22が一緒に回転可能な装置17に配置されている。図4においては、使用中の、即ちガーネット4b(図2、図3参照)に向かい合わせに配置された絞りビーム23が示されている。開口22と固定カーディング部材24は休止位置にある。図5においては、使用中の、即ちガーネット4bに向かい合わせに配置された開口22が示されている。開口22の幅は、矢印D、Eの方向に可動のスライダ25によって変えられる。開口22はフード26に組み込まれており、これは(図示されていない)吸引空気源又は圧縮空気源又は大気に対して連絡することが出来る。図6においては、使用中の、即ちガーネット4bに向かい合わせに配置された固定のカーディング部材24が示され、一方開口22と絞りビーム23は休止位置にある。向かい合わせに配置されたガーネット4bに対する部材22、23、24の間隔aは、(図示しない技術によって)調節可能である。
【0010】図7は、模擬モジュール線図として、実施形態における2個の本発明による要素の配置を領域B、即ちカードのティーカインローラ3cと回転フラット13の間及び領域C、即ちカードの回転フラット13とドッファ5の間、の開口22a、22bとして示している。要素22a、22bは、それぞれ排出フード19a、19b、カーディング部材18a、18bの後方に配置されている。
【0011】排出フード19の前に固定のカーディング部材18が配置されているならば、カバー26とドラム4の間の圧力は図8に示すように低下する。後方配置の開口22が吸引を行うと、圧力は一様に保持される。吸い込みが無いと、開口22は圧力を再び上昇させる。
【0012】カードは、紡績工場において繊維の清浄化のために重要な機械である。清浄化の概念は、清浄化の度合い、即ち繊維屑の分離に様々に関連している一方、高い糸品質を得るという感覚で、清浄化の概念を埃、繊維断片、繊維屑、節玉、スライバ節玉のような阻害粒子に関連づけなければならない。これについて、回転フラット13と並んでガス排出フード19も又、「ウェブ清浄」のために使用される。しかしながら、分離構成は、隙間開口とナイフ位置のような調整された分離の幾何学的配置の影響は受けない。
【0013】本発明の処置によって、ゴミ分離を原料により緊密に適合するように、ゴミ分離を最適化することに成功する。
【0014】分離装置は、排出フードと、その排出フードの周りに配設された別の任意の要素から構成される。数個の分離装置が順次切り替えられる。例えば、分離装置の構成要素である2個の要素が設けられている。
【0015】1.固定カーディング部材2.排出フード(ナイフを備えた吸引場所)
分離装置の重要な要素は吸引排出フードである。その吸引排出フードの回りに付加的な要素が配置される。排出フードの回りに取り付けられる要素の選択によって、排出フードの分離作用が大きく影響を受ける。
【0016】吸引排出フードの前後で要素の位置を調整することによって、分離構成における重大な差異が実現される。
【0017】−強化された節玉分離−分離される脱落量の増大−強化された繊維屑の分離−繊維のほぐしの向上、等。
【0018】要素の位置に従って、排出フードの前後に、分離量と分離構成とを左右する異なった圧力が生ずる。
【0019】数個の分離装置の順次切り替えの下でこれらは相互に影響を及ぼし合い、これによってその全体的な作用が達成されない。これを防止するために、隣接した分離装置間の適当なインターフェースを作り出さなければならない。これについて、本発明による装置17は、「圧力調整器」として組み込まれる。その圧力調整器は、その表面に3個の異なる作用要素を含んでいる:カーディング部材24は繊維屑のほぐし及び要素の前の圧力形成乃至要素の後の圧力低下のために役立つ。
【0020】絞りビーム23(狭隘部)は要素の前の圧力形成乃至要素の後の圧力低下のために役立つ。
【0021】開口22は開口は過大圧力時の圧力低下と低圧時の圧力復活を生ずる、即ち空気は流出入出来る。
【0022】圧力調整器のどの面が、カードの可撓曲面に隣接するかによってそれぞれドラム4(シリンダ)に隣接して異なった圧力レベルが生ずる。分離装置内に圧力調整器を組み込むことによって、最も狭い空間に可能な限り大きい柔軟性で異なった分離装置が順次構成される。分離装置を並置することによって、分離作用は構成要素の繰り返しによって強化されるが、異なった分離作用も順次実現される。
【0023】カーディング部材と排出フードからなる分離装置に、その後圧力調整器が加えられる。
【0024】分離装置の要素は、カーディング部材18と、排出フード19と、圧力調整器17とである。
【0025】圧力調整器「圧力調整器」の特別の側面において、幾つかの機能が一体化され、これに基づいて一つの機能がそれぞれ活発化されることが出来る。その側面は、要素の機能を切り替える。カーディング部材24(ガーネット)。狭隘部23(絞り要素)。開口22。
【0026】圧力調整器は自己の選択で、3面の一つで可撓性曲面にねじ止めされることが出来る。圧力調整器は自己の選択で、空気が供給されなければならないか又は排出されなければならないかによって排気システムに接続されることが出来る。圧力調整器は、ガーネットに対する距離(隙間a)において調節できる。圧力調整器の隙間a及びこれに伴い狭隘部とカーディング縁は、機構的に又は動力を用いて変えられる。ここにおいて、制御装置は、カードの制御回路(量計測としての高性能センサからなる)に組み入れられる。更に、圧力調整器の開口の大きさは変えることが出来る。最後に、開口によって供給され、又は排出される空気の量は、機構的に又は動力を用いて変えられる。ここにおいて、制御装置は、カードの制御回路(量計測としての高性能センサからなる)に組み入れられる。
【0027】分離装置要素即ち排出フード19、固定カーディング部材18及び圧力調整器17は一つの分離装置に纏められる。各分離装置は独立の装置としてみなされる。3個の要素、即ち固定カーディング部材18、ナイフ20を含む排出フード19及び圧力調整器17は取付部の幅が同じなので、任意にモジュールとして構成される。排出フード19の周りに要素を配設する技術は、分離作用を決定する。対応する分離装置、即ち対応する要素の順序によって、分離作用は強化され、又は異なる分離作用が相互に活性化される。
【0028】本発明の装置を用いて、圧力の調節が以下の助けを得て行われる:狭隘部即ち支持枠幅を横切る平坦なバーを備えた絞りビーム23。かかる狭隘部は、ガーネットのそばでドラム支持台に非常に接近するように並んでおり、これにより材料がカーディングされずに上流側及び下流側で圧力が相当に変化する。
【0029】開口22、即ちナイフのない排出フード26、このときこの種の開口22は切り替えられて、繊維材料は排出されない。
【0030】この開口22に隣接して、過大圧力のときは空気が排出され、低圧のときは空気が吸い込まれ、その結果開口位置の後ろでは圧力はゼロに近い。
【0031】それを通り越して外方へ、この特別に設けられた開口位置が空気を活発に吸い出すようにし、そのため低圧が上流側及び下流側で発生する。同様に、この開口位置によって、空気が合目的的に吹き込まれ、そのため過大圧力が発生する。
【0032】開口22は大きさが調節出来(図5参照)、それにより空気交換量が調節できる。
【0033】圧力調整器17を排出フード26そして場合によってはカーディング部材18と結合することによって、排出フード26に隣接する分離構成は大きく変わる、即ち組み合わせによって多くの繊維屑が分離しそして他の組み合わせによって多くの節玉が除去される。
【0034】合目的的に活発に空気が圧力調整器に隣接して吸い出され、これによってローラに隣接する圧力が尚更に低減され、乃至空気が活発に供給される利点がある。
【0035】本発明による圧力調整器17、詳しく言えばつまり新しい作動要素である開口22及び狭隘部23は、回転しそして支持枠に支持された全てのロールに例えばドラム4に隣接して組み入れられる。
【0036】圧力調整器、特に開口位置の一体化によって、カーディング部材18と排出フード19とからなる分離装置は、同様な作用の下に連続して切り替えられる。
【出願人】 【識別番号】590002323
【氏名又は名称】ツリュツラー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト
【出願日】 平成14年8月8日(2002.8.8)
【代理人】 【識別番号】100077517
【弁理士】
【氏名又は名称】石田 敬 (外3名)
【公開番号】 特開2003−105642(P2003−105642A)
【公開日】 平成15年4月9日(2003.4.9)
【出願番号】 特願2002−231006(P2002−231006)