| 【発明の名称】 |
遠赤外線及びマイナスイオン放射材及びこれを使用したトイレの脱臭システム |
| 【発明者】 |
【氏名】渡部 良治
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| 【要約】 |
【課題】公衆トイレのような特に臭いのひどいトイレ内の脱臭及び抗菌を化学薬品を用いることなく効果的に行うトイレシステムを提供する。
【解決手段】鉄、合成樹脂、ガラス、セラミック、釉薬、塗料の加工過程において、30μ以下の粉末又は細片状の石英−長石斑岩又はマグネタイトを1〜50重量%添加して遠赤外線及びマイナスイオン放射材を生成し、脱臭・抗菌・親水性の高いこれらの放射材を組合せてトイレシステムを構築することで、臭わない、汚れの落ちやすい清潔なトイレが実現できる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 金属に遠赤外線及びマイナスイオン放射成分1〜50重量%を混合して生成されることを特徴とする遠赤外線及びマイナスイオン放射材。 【請求項2】 合成樹脂に遠赤外線及びマイナスイオン放射成分1〜50重量%を混合して生成されることを特徴とする遠赤外線及びマイナスイオン放射材。 【請求項3】 セラミックスに遠赤外線及びマイナスイオン放射成分1〜50重量%を混合して生成されることを特徴とする遠赤外線及びマイナスイオン放射材。 【請求項4】 ガラスに遠赤外線及びマイナスイオン放射成分1〜50重量%を混合して生成されることを特徴とする遠赤外線及びマイナスイオン放射材。 【請求項5】 釉薬に遠赤外線及びマイナスイオン放射成分1〜50重量%を混合して生成されることを特徴とする遠赤外線及びマイナスイオン放射材。 【請求項6】 塗料に遠赤外線及びマイナスイオン放射成分1〜50重量%を混合して生成されることを特徴とする遠赤外線及びマイナスイオン放射材。 【請求項7】 上記遠赤外線及びマイナスイオン放射成分が石英−長石斑岩であることを特徴とした請求項1〜6記載の遠赤外線及びマイナスイオン放射材。 【請求項8】 上記遠赤外線及びマイナスイオン放射成分がマグネタイトであることを特徴とする請求項1〜6記載の遠赤外線及びマイナスイオン放射材。 【請求項9】 上記遠赤外線及びマイナスイオン放射材を少なくとも2つ以上組合せて構築されたトイレの脱臭システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、遠赤外線放射及びマイナスイオン放射材とこれを使用して構築される脱臭・抗菌効果の高いトイレシステムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、トイレ室内等の脱臭は空気の換気、活性炭や消臭フィルターによる脱臭、化学薬品による脱臭・殺菌が行われている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、空気の換気だけによる脱臭では不充分であり、活性炭や消臭フィルターによる脱臭は安価で手軽であるが、有害物質の殺菌作用まではなく、臭いが残留してしまう。また、化学薬品による脱臭は脱臭、抗菌効果が高いものの、人体に悪影響を及ぼす危険性がある。 【0004】本発明は、従来の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、容易に生成される脱臭・抗菌作用を有する遠赤外線及びマイナスイオン放射材を提供するとともに、この材料を用いてトイレ室を構築することで脱臭効果の高い人体に悪影響のないトイレ脱臭システムを提供しようとするものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明は、金属、合成樹脂、ガラス、セラミックス、釉薬、及び塗料それぞれに遠赤外線放射及びマイナスイオン放射成分である石英−長石斑岩又はマグネタイトを1〜50重量%混合して得られた遠赤外線及びマイナスイオン放射材料を用いて、便器やトイレ室の内装を構築することを最も主要な特徴とする。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明における遠赤外線放射材及びマイナスイオン放射材とこれらを用いたトイレ脱臭システムを一実施例に基づき、図面を参照して説明する。 【実施例】 【0007】請求項1の遠赤外線及びマイナスイオン放射材は、鉄、ステンレス、アルミニウム等の金属に、遠赤外線及びマイナスイオン放射成分として石英−長石斑岩を1〜50重量%添加したしたもの、或いはマグネタイト1〜50重量%、又は石英−長石斑岩とマグネタイト両者の合計が1〜50重量%となるように任意の割合で混合して得られたものである。添加方法としては、石英−長石斑岩又はマグネタイトの粉末や細片を、金属加工工程において加えるか、プレス加工等により金属の表面に埋め込めばよい。このように石英−長石斑岩又はマグネタイトを粉末として加える際には、上記金属に遠赤外線及びマイナスイオン放射成分を均一に混合するために、30μ以下の粉末又は細片とするのが好ましい。 【0008】請求項2の遠赤外線及びマイナスイオン放射材は、合成樹脂に遠赤外線及びマイナスイオン放射成分として石英−長石斑岩を1〜50重量%添加したしたもの、或いはマグネタイト1〜50重量%、又は石英−長石斑岩とマグネタイト両者の合計が1〜50重量%となるように任意の割合で混合して得られたものである。添加の方法としては、石英−長石斑岩又はマグネタイトを粒径30μ以下の粉末とし、合成樹脂の加工工程において添加すればよい。実施例として、ポリエチレン50重量%、又は石英−長石斑岩50重量%を前記の方法で添加して得られたものが遠赤外線及びマイナスイオン放射材となる。該材料でパネル或いはフィルムを生成し、これをインテリア関係の材料とするか、または、フィルムを衛生陶器たる便器等に貼り付ければ、脱臭効果と抗菌効果により室内の臭いを低減できる。図2は実際に赤外線及びマイナスイオン放射材である上記合成樹脂とアンモニアガスを密封された容器に入れ、アンモニアガスの減少を経時的に測定した結果を表とグラフに示したものであり、時間が経過するにつれアンモニアガスの濃度が減少していることがわかる。つまり、本発明の合成樹脂は脱臭効果を有していることを示している。 【0009】請求項3の遠赤外線及びマイナスイオン放射材は、セラミックスに遠赤外線及びマイナスイオン放射成分として石英−長石斑岩を1〜50重量%添加したしたもの、或いはマグネタイト1〜50重量%、又は石英−長石斑岩とマグネタイト両者の合計が1〜50重量%となるように任意の割合で混合して得られたものである。添加の方法としては、石英−長石斑岩又はマグネタイトを粒径30μ以下の粉末とし、セラミックスの加工工程において添加すればよい。実施例として、カオリン43.5重量%、木節粘土32.5重量%にマグネタイト10重量%、石英−長石斑岩14重量%を添加したものを焼結することで遠赤外線及びマイナスイオン放射材が得られる。この材料を測定試料とし、温度25℃のもとで遠赤外線放射率を測定したところ、全放射率87〜89%と高い遠赤外線放射率を示した。 【0010】請求項4記載の遠赤外線及びマイナスイオン放射材は、ガラスに遠赤外線及びマイナスイオン放射成分として石英−長石斑岩を1〜50重量%添加したしたもの、或いはマグネタイト1〜50重量%、又は石英−長石斑岩とマグネタイト両者の合計が1〜50重量%となるように任意の割合で混合して得られたものである。添加の方法としては、石英−長石斑岩又はマグネタイトを粒径30μ以下の粉末又は細片とし、ガラスバッチ(ガラス原料)に添加すればよい。実施例として、酸化珪素40重量%、硼酸1.5重量%、酸化ソーダ15.5重量%、酸化カルシウム3重量%、アルミナ2重量%、酸化カリウム2重量%に石英−長石斑岩36重量%を添加したものを溶融することで遠赤外線及びマイナスイオン放射材が生成される。図3は実際に遠赤外線及びマイナスイオン放射材である上記ガラス材と一般のガラス材を用いてシャーレーをそれぞれ作製し、該シャーレー上での大腸菌と緑濃菌の24時間後の増殖を測定をした結果をグラフに示したものであり、この結果から本発明のガラス材が抗菌効果を有しているがわかる。また、遠赤外線及びマイナスイオン放射材である上記ガラス材を平板状にし、その上で水滴による接触角を測定したところ、一般ガラス材の水滴による接触角が62度であるのに対して、本発明のガラス材の水滴による接触角は4度であった。これは本発明の材料が超親水性の特性を有していることを示している。 【0011】上記ガラス材は、遠赤外線とマイナスイオンの相乗効果により空気の自然浄化を行うことができるため、例えば該ガラス材を窓ガラスに使用すれば、超親水性の効果により汚れがつきにくくなり、更に脱臭・抗菌作用により常に清潔に保つことができる。又、該ガラス材を電球の傘に使用すれば、温度の上昇とともに遠赤外線及びマイナスイオンの効果が顕著に現れ、室内の空気を浄化することができる。更に、該ガラス傘に光触媒の酸化チタンをコーティングすればその効果は倍増する。 【0012】請求項5の遠赤外線及びマイナスイオン放射材は、釉薬に遠赤外線及びマイナスイオン放射成分として石英−長石斑岩を1〜50重量%添加したしたもの、或いはマグネタイト1〜50重量%、又は石英−長石斑岩とマグネタイト両者の合計が1〜50重量%となるように任意の割合で混合して得られたものである。添加の方法としては、石英−長石斑岩又はマグネタイトを粒径30μ以下の粉末とし、この粉末を釉薬に混合すればよい。該釉薬は衛生陶器に使用することで脱臭、抗菌、超親水性効果を示し、便器や水タンク、洗面器具等を常に清潔に保つことができる。また、該釉薬を用いてタイルを作製し、トイレ、風呂場、食堂の厨房等の壁に使用すれば、室内の空気の自然浄化を行うことができる。さらに、請求項3記載のセラミックスに該釉薬を施釉すれば、脱臭、抗菌、超親水性効果が倍増する。 【0013】請求項6の遠赤外線及びマイナスイオン放射材は、塗料に遠赤外線及びマイナスイオン放射成分として石英−長石斑岩を1〜50重量%添加したしたもの、或いはマグネタイト1〜50重量%、又は石英−長石斑岩とマグネタイト両者の合計が1〜50重量%となるように任意の割合で混合して得られたものである。添加の方法としては、石英−長石斑岩又はマグネタイトを粒径30μ以下の粉末とし、この粉末を塗料に加えてよく攪拌して混合する。塗料は有機塗料、無機塗料いずれも同じ扱いでよい。一実施例として、該塗料を壁等の塗布に使用することで、脱臭、抗菌、超親水性効果で常に壁を清潔に保つことができ、さらに、遠赤外線とマイナスイオンの相乗効果により、空気の自然浄化を行うことができる。 【0014】図1は本発明の遠赤外線及びマイナスイオン放射材を用いて構築されたトイレ脱臭システムの一実施例であり、便器1はマグネタイト20重量%を含む釉薬、タイル2は石英−長石斑岩50重量%を含むセラミックス、金属ネット3は石英−長石斑岩2重量%を含む金属、電灯4は石英−長石斑岩25重量%含むガラス、排水パイプ5はマグネタイト15重量%含む塩ビパイプ、壁6はマグネタイト10重量%含む塗料から構成されている。このように本発明の遠赤外線及びマイナスイオン放射材を少なくとも2つ以上組合せることで、トイレの脱臭を化学薬品を使用することなく行うことが可能となる。 【0015】 【発明の効果】以上説明したように請求項1〜7記載の各々の材料に石英−長石斑岩又はマグネタイトを混合して得られた遠赤外線及びマイナスイオン放射材は脱臭、抗菌、表面親水性に優れていることから、これらの材料を組合せてトイレシステムを構築することで、化学薬品を使用しなくても、脱臭効果が高くて汚れのつきにくい衛生的なトイレの状態を保つことが可能となる。また、これらの材料で構成されたパイプや水タンク内を水を通して水洗の水とすれば更に効果的である。 【0016】本発明の遠赤外線及びマイナスイオン放射材を使用することで、トイレに限らず、浴場、台所、食堂の厨房等の様々な場所で脱臭・抗菌作用が期待できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】392004646 【氏名又は名称】渡部 良治 【識別番号】599011562 【氏名又は名称】有限会社創生
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| 【出願日】 |
平成13年12月5日(2001.12.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097364 【弁理士】 【氏名又は名称】柿崎 喜世樹
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| 【公開番号】 |
特開2003−171650(P2003−171650A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月20日(2003.6.20) |
| 【出願番号】 |
特願2001−370993(P2001−370993) |
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