| 【発明の名称】 |
熱硬化性樹脂組成物、光ディバイス用保護膜材料、樹脂硬化物及びカラーフィルター |
| 【発明者】 |
【氏名】小林 伸生
【氏名】徳田 博之
【氏名】石川 英宣
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| 【要約】 |
【課題】塗布面にムラが発生しにくく塗装作業性に優れ、加熱による着色や減量のない耐熱性に優れる硬化塗膜が得られる熱硬化性樹脂組成物および光ディバイス用保護膜材料、更にこれらを用いてなる樹脂硬化物およびカラーフィルターを提供すること。
【解決手段】エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a1)と、ブロックされたカルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体(a2)と、その他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体(a3)とを、(a1)が45〜75重量%で、(a2)が10〜40重量%で、かつ、(a3)が5〜45重量%となる割合で用いて重合させてなる共重合体(A)を含有してなる熱硬化性樹脂組成物、この熱硬化性樹脂組成物を硬化させてなる樹脂硬化物、前記熱硬化性樹脂組成物からなる光ディバイス用保護膜材料、この光ディバイス用保護膜材料からなる硬化膜を表面保護膜として有するカラーフィルター。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a1)と、ブロックされたカルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体(a2)と、その他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体(a3)とを、エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a1)が45〜75重量%で、ブロックされたカルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体(a2)が10〜40重量%で、かつ、その他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体(a3)が5〜45重量%〔ただし、(a1)と(a2)と(a3)の合計を100重量%とする。〕となる割合で用いて重合させてなる共重合体(A)を含有してなることを特徴とする、熱硬化性樹脂組成物。 【請求項2】 エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a1)の一部乃至全部が、脂環式エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a12)である、請求項1記載の熱硬化性樹脂組成物。 【請求項3】 エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a1)中における脂環式エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a12)の含有率が、10〜40モル%である、請求項2記載の熱硬化性樹脂組成物。 【請求項4】 共重合体(A)が、エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a1)と、カルボキシシラン基を有するエチレン性不飽和単量体と、その他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体(a3)とを、エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a1)が45〜60重量%と、カルボキシシラン基を有するエチレン性不飽和単量体が20〜35重量%と、その他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体(a3)が5〜35重量%となる比率で用いて重合させてなる共重合体である、請求項1記載の熱硬化性樹脂組成物。 【請求項5】 エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a1)が、10〜40モル%の脂環式エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a12)を含有するものである、請求項4記載の熱硬化性樹脂組成物。 【請求項6】 共重合体(A)を有機溶剤に溶解してなるものである、請求項1〜5のいずれか1項記載の熱硬化性樹脂組成物。 【請求項7】 カップリング剤を含有するものである、請求項6記載の熱硬化性樹脂組成物。 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1項記載の熱硬化性樹脂組成物からなることを特徴とする、光ディバイス用保護膜材料。 【請求項9】 更に、レベリング剤と酸化防止剤とを含有する、請求項8記載の光ディバイス用保護膜材料。 【請求項10】 請求項1〜7のいずれか1項記載の熱硬化性樹脂組成物を硬化させてなることを特徴とする、樹脂硬化物。 【請求項11】 請求項8に記載の光ディバイス用保護膜材料からなる硬化膜を表面保護膜として有することを特徴とする、カラーフィルター。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、新規にして有用なる熱硬化性樹脂組成物、該熱硬化性樹脂組成物からなる光ディバイス用保護膜材料、該熱硬化性樹脂組成物を硬化させてなる樹脂硬化物および該光ディバイス用保護膜材料からなる硬化膜を表面保護膜として有するカラーフィルターに関する。さらに詳細には、液晶ディスプレイ(LCD)等の表示素子のカラーフィルター等の製造に好適な光ディバイス用保護膜材料、および該保護膜材料を用いてなるカラーフィルターに関する。 【0002】 【従来の技術】液晶表示素子や撮影素子は、ガラス、シリコン、プラスチックなどの基盤上に駆動用の電気配線、スイッチング素子、色分離のためのカラーフィルター、光電変換素子などを積層して形成される。このような素子には、電気的に絶縁し、赤・緑・青といった着色層を平坦化し、また外的要因による素子の物理的破壊を防止する目的で保護膜が形成される。 【0003】このような保護膜には、透明性、平坦性、基材への接着性、強靱性、耐熱性、耐候性、耐湿性、耐水性、耐薬品性等に優れることが要求されている。さらに該保護膜を均一に形成させるため、例えば、スピンコーターによる回転塗布法を用いた場合の塗装適性が要求されている。さらに、塗布不良等が発生した場合の塗膜除去のためのアルカリ溶液による洗浄性が良好であることも好まれている。 【0004】これらの特性を改善した保護膜材料として、特開昭60−217230号公報では、エポキシ基含有重合体に多価カルボン酸無水物および/または多価カルボン酸とシランカップリング剤を混合したものが提案されている。しかしながら、この方法は、塗装する直前に主剤であるエポキシ基含有重合体と硬化剤である多価カルボン酸無水物および/または多価カルボン酸を混合する2液型であるため、作業が煩雑であり、また速やかに使用しなければならない。 【0005】また、特開平06−157716号公報では、分子中にカルボキシル基とエポキシ基とを有する共重合体を有機溶剤に溶解してなる、シランカップリング剤を含有してもよい1液型の熱硬化性樹脂組成物が、更に、特開平11−335510号公報では、分子中にカルボキシシラン基とグリシジル基とを有する共重合体とカップリング剤とを含有する1液型の熱硬化性樹脂組成物が提案されている。しかしながら、上記した方法ではいずれも、均一でムラのない塗面を有しながら、かつ加熱による着色や膜厚の減少も抑えられるといった、塗布性、耐熱性に代表される性能すべてを満足することは困難であった。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a1)と、ブロックされたカルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体(a2)と、その他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体(a3)とを、(a1)が45〜75重量%で、(a2)が10〜40重量%で、かつ、(a3)が5〜45重量%〔ただし、(a1)と(a2)と(a3)の合計を100重量%とする。〕となる割合で用いて重合させてなる共重合体(A)を含有してなる熱硬化性樹脂組成物、好ましくはエポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a1)の一部乃至全部が脂環式エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a12)である熱硬化性樹脂組成物、この熱硬化性樹脂組成物からなる光ディバイス用保護膜材料、更にこれらを用いてなる樹脂硬化物およびカラーフィルターは、前記課題を解決できることを見いだし、本発明を完成するに至った。 【0007】即ち、本発明は、エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a1)と、ブロックされたカルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体(a2)と、その他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体(a3)とを、エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a1)が45〜75重量%で、ブロックされたカルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体(a2)が10〜40重量%で、かつ、その他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体(a3)が5〜45重量%〔ただし、(a1)と(a2)と(a3)の合計を100重量%とする。〕となる割合で用いて重合させてなる共重合体(A)を含有してなることを特徴とする、熱硬化性樹脂組成物を提供するものである。 【0008】また、本発明は、前記熱硬化性樹脂組成物からなることを特徴とする、光ディバイス用保護膜材料を提供するものである。 【0009】更に、本発明は、前記熱硬化性樹脂組成物を硬化させてなることを特徴とする、樹脂硬化物を提供するものである。 【0010】更にまた、本発明は、前記光ディバイス用保護膜材料からなる硬化膜を表面保護膜として有することを特徴とする、カラーフィルターを提供するものである。 【0011】 【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。本発明で用いるエポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a1)としては、例えば、下記一般式(1) 【化1】
(式中、R1、R2は、同一でも異なっていてもよく、炭素原子数が1〜18のアルキル基、フェニル基、アリル基または水素原子であり、nは1〜5の整数を示す。)で表される化合物(a11)や、脂環式エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a12)が挙げられる。 【0012】前記一般式(1)で表される化合物(a11)としては、例えば、(メタ)アクリル酸グリシジル、α−メチル(メタ)アクリル酸グリシジル、α−エチル(メタ)アクリル酸グリシジル、α−n−プロピル(メタ)アクリル酸グリシジル、α−n−ブチル(メタ)アクリル酸グリシジル等のグリシジル基含有(メタ)アクリル酸エステル;(メタ)アクリル酸−3,4−エポキシブチル、(メタ)アクリル酸−4,5−エポキシペンチル、(メタ)アクリル酸−6,7−エポキシペンチル、α−エチル(メタ)アクリル酸−6,7−エポキシペンチル等の(メタ)アクリル酸エポキシアルキルなどが挙げられ、なかでもグリシジル基含有(メタ)アクリル酸エステルが好ましく、(メタ)アクリル酸グリシジルが特に好ましい。 【0013】また、前記脂環式エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a12)としては、例えば、(メタ)アクリル酸−3,4−エポキシシクロヘキシル、ラクトン変性(メタ)アクリル酸−3,4−エポキシシクロヘキシル等の(メタ)アクリル酸エポキシシクロヘキシル;ビニルシクロヘキセンオキシド等のビニルシクロアルキルオキシドなどが挙げられ、なかでも(メタ)アクリル酸エポキシシクロヘキシルが好ましく、(メタ)アクリル酸−3,4−エポキシシクロヘキシルが特に好ましい。 【0014】本発明で用いる共重合体(A)を重合する際、単量体組成中に、これらエポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a1)を単独でも2種以上を含んでも良い。 【0015】光ディバイス用保護膜材料において、保護膜上にインジウムとスズの酸化物(ITO)に代表される透明電極を形成する場合がある。特に高温・高真空下でのスパッタリング法を用いる場合は、この環境でも保護膜としての性能を損なわない、耐スパッタリング性が必要となる。本発明で用いる共重合体(A)を重合する際、エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a1)の一部乃至全部として、前記脂環式エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a12)を用いることが、耐スパッタリング性に優れる硬化塗膜が得られることから好ましい。なかでも、耐スパッタリング性に優れる硬化塗膜が耐熱性の低下なしに得られることから、エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a1)中に、脂環式エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a12)を含有率が5〜60モル%となる範囲で含有させたものがより好ましく、10〜40モル%となる範囲で含有させたものが特に好ましい。また、これらのように、エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a1)の一部として前記脂環式エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a12)を用いる場合、その他のエポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体として、前記一般式(1)で表される化合物(a11)を併用することが好ましい。 【0016】本発明では、共重合体(A)の製造に際して、カルボキシル基とエポキシ基の反応によるゲル化が起こりにく、製造が容易で、貯蔵安定性に優れる熱硬化性樹脂組成物および光ディバイス用保護膜材料が得られることから、カルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体として、ブロックされたカルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体(a2)を用いる。 【0017】本発明で用いるブロックされたカルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体(a2)としては、特に限定はないが、例えば、シラノールによりブロックされたカルボキシシラン基を有するエチレン性不飽和単量体が、塗布不良等が発生しても、完全硬化前であればアルカリ溶液による洗浄が可能となるため好ましい。 【0018】前記カルボキシシラン基を有するエチレン性不飽和単量体としては、下記一般式(2) 【化2】
(式中R1、R2およびR3 は、同一でも異なっていてもよく、炭素原子数が1〜18のアルキル基、フェニル基、アリル基または水素原子を示す。)で表されるカルボキシシラン基を有するエチレン性不飽和単量体が挙げられる。 【0019】前記カルボキシシラン基を有するエチレン性不飽和単量体としては、例えば、(メタ)アクリル酸トリメチルシラン等のトリアルキルシランを有する(メタ)アクリル酸;(メタ)アクリル酸ジエチルシラン等のジアルキルシランを有する(メタ)アクリル酸;(メタ)アクリル酸トリフェニルシラン、(メタ)アクリル酸トリアリルシラン等が挙げられ、なかでも、トリアルキルシランを有する(メタ)アクリル酸が好ましく、(メタ)アクリル酸トリメチルシランが特に好ましい。 【0020】本発明で用いる共重合体(A)を重合する際、単量体組成中に、これらブロックされたカルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体(a2)を単独でも2種以上含んでも良い。 【0021】本発明で用いるその他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体(a3)としては、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸ヘプチル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸ノニル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸ドデシル、(メタ)アクリル酸テトラデシル、(メタ)アクリル酸ヘキサデシル、(メタ)アクリル酸ステアリル、(メタ)アクリル酸オクタデシル、(メタ)アクリル酸ドコシル等の炭素原子数1〜22のアルキル基を持つ(メタ)アクリル酸エステル; 【0022】(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸イソボロニル、(メタ)アクリル酸ジシクロペンテニルオキシエチル等の脂環式のアルキル基を有するアクリル酸エステル;テトラヒドロフルフリルアルコールとεーカプロラクトン付加物の(メタ)アクリル酸エステル;(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸グリセロール、ラクトン変性(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル等の末端に水酸基を有する(メタ)アクリル酸エステル; 【0023】(メタ)アクリル酸ベンゾイルオキシエチル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)アクリル酸フェノキシエチル、(メタ)アクリル酸フェノキシジエチレングリコール、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル等の芳香環を有するアクリル酸エステル;(メタ)アクリル酸ポリエチレングリコール、(メタ)アクリル酸ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコール基を有する(メタ)アクリル酸エステル;フマル酸ジメチル、フマル酸ジエチル、フマル酸ジブチル、イタコン酸ジメチル、イタコン酸ジブチル、フマル酸メチルエチル、フマル酸メチルブチル、イタコン酸メチルエチル等の不飽和ジカルボン酸エステル; 【0024】スチレン、α−メチルスチレン、クロロスチレン等のスチレン系化合物;ブタジエン、イソプレン、ピペリレン、ジメチルブタジエン等のジエン系化合物;塩化ビニル、臭化ビニル、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン等のハロゲン化ビニルやハロゲン化ビニリデン;メチルビニルケトン、ブチルビニルケトン等の不飽和ケトン;酢酸ビニル、酪酸ビニル等のビニルエステル;メチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル等のビニルエーテル;アクリロニトリル、メタクリロニトリル、シアン化ビニリデン等のシアン化ビニル;アクリルアミドやそのアルキド置換アミド;N−フェニルマレイミド、N−シクロヘキシルマレイミド等のN−置換マレイミド; 【0025】β−(メタ)アクリロキシエチルトリメトキシシラン、β−(メタ)アクリロキシエチルトリエトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリエトキシシラン等の(メタ)アクリロキシアルキルトリアルコキシシラン;ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン等のビニルトリアルコキシシラン;トリフロロエチル(メタ)アクリレート、テトラフロロプロピル(メタ)アクリレート、オクタフロロペンチル(メタ)アクリレート、ヘプタデカフロロデシル(メタ)アクリレート等の炭素原子数1〜18の(パー)フルオロアルキル基を有する(パー)フルオロアルキル(メタ)アクリレートなどに代表されるフッ素含有(メタ)アクリル酸エステル;ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート等のアミノ基を有する(メタ)アクリル酸エステル;2−(メタ)アクリロイロキシエチルアシッドホスフェートに代表されるリンを有する(メタ)アクリル酸エステルなどが挙げられ、これらは、それぞれ単独でも2つ以上を併用してもよい。 【0026】前記その他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体(a3)のなかでは、アルキル基を持つ(メタ)アクリル酸エステル、スチレン系化合物、末端に水酸基を有する(メタ)アクリル酸エステル、フッ素を有する(メタ)アクリル酸エステルが好ましく、スチレン系化合物を必須成分とし、更に必要に応じてアルキル基を持つ(メタ)アクリル酸エステル、末端に水酸基を有する(メタ)アクリル酸エステル、フッ素を有する(メタ)アクリル酸エステル等を併用することが特に好ましい。 【0027】本発明で用いる共重合体(A)を重合する際に用いる前記単量体(a1)、(a2)および(a3)の使用割合としては、エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a1)が45〜75重量%で、ブロックされたカルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体(a2)が10〜40重量%で、かつ、その他の共重合可能なエチレン性不飽和単量体(a3)が5〜45重量%〔ただし、(a1)と(a2)と(a3)の合計を100重量%とする。〕であることが必須であり、この範囲外では、塗布面にムラが発生しやすく、塗膜の耐熱性が劣り、加熱による着色や膜厚の減少があり、良好な塗面状態の硬化塗膜が得にくくなるため、好ましくない。これら単量体(a1)、(a2)および(a3)の使用割合としては、なかでも、前記単量体(a1)が45〜60重量%で、単量体(a2)が20〜35重量%で、かつ、単量体(a3)が5〜35重量%であることが、ムラがなく、加熱による着色や膜厚の減少もない、特に良好な塗面状態の硬化塗膜が得えられることから、好ましい。 【0028】本発明で用いる共重合体(A)の数平均分子量は、耐熱性にすぐれ、平滑な塗膜が得られることから、1,500〜20,000であることが好ましく、さらに2,000〜10,000であることがより好ましい。 【0029】本発明の共重合体(A)の共重合方法は特に制限されず、付加重合によるランダム共重合、ブロック共重合、グラフト共重合等のいずれでもよく、また共重合方法も溶液重合法、乳化重合法等のいずれでもよい。なかでも、付加重合によるランダム共重合を溶液重合法で行うことが好ましい。 【0030】本発明の熱硬化性樹脂組成物および光ディバイス用保護膜材料には、基体との密着性を高めるなどの目的で、カップリング剤を配合することもできる。ここでカップリング剤とは、複合系材料間を化学的に結び付けることで、あるいは化学的反応を伴って親和性を改善することにより、複合系材料の機能を高める化合物と定義するが、代表的なカップリング剤としては、シラン系化合物、チタン系化合物、アルミニウム系化合物が挙げられる。 【0031】シランカップリング剤としては、例えば、γ−ウレイドプロピルトリエトキシシラン、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−(2−アミノエチル)アミノプロピルメチルジメトキシシラン;γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン;γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン;γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン;ビニルトリアセトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン;トリメトキシシリル安息香酸;γ−イソシアナトプロピルトリエトキシシラン等や、これらシランカップリング剤等からなるオリゴマーやポリマー類が挙げられる。 【0032】チタンカップリング剤としては、例えば、テトラ−i−プロポキシチタン、テトラ−n−ブトキシチタン、テトラキス(2−エチルヘキソキシ)チタン、テトラステアロキシチタン、ジ−i−プロポキシ・ビス(アセチルアセトナト)チタン、ジ−n−ブトキシ・ビス(トリエタノールアミナト)チタン、ジヒドロキシ・ビス(ラクタト)チタン、テトラキス(2−エチルヘキサンジオラト)チタン、トリ−n−ブトキシチタンモノステアレート、イソプロピルトリイソステアロイルチタネート、イソプロピルトリドデシルベンゼンスルホニルチタネート、イソプロピルトリス(ジオクチルパイロホスフェート)チタネート、テトライソプロピルビス(ジオクチルホスファイト)チタネート、テトラオクチルビス(ジトリデシルホスファイト)チタネート、テトラ(2,2−ジアリルオキシメチル−1−ブチル)ビス(ジ−トリデシル)ホスファイトチタネート、ビス(ジオクチルパイロホスフェート)オキシアセテートチタネート、ビス(ジオクチルパイロホスフェート)エチレンチタネート、イソプロピルトリオクタノルチタネート、イソプロピルジメタクリルイソステアロイルチタネート、イソプロピルイソステアロイルジアクリルチタネート、イソプロピルトリ(ジオクチルホスフェート)チタネート、イソプロピルトリクミルフェニルチタネート、イソプロピルトリ(N−アミノエチル・アミノエチル)チタネート、ジクミルフェニルオキシアセテートチタネート、ジイソステアロイルエチレンチタネート等が挙げられる。 【0033】アルミニウムカップリング剤としては、例えば、アルミニウムイソプロピレート、モノsec−ブトキシアルミニウムジイソプロピレート、アルミニウムsec−ブチレート、アルミニウムエチレート、エチルアセトアセテートアルミニウムジイソプロピレート、アルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)、アルキルアセトアセテートアルミニウムジイソプロピレート、アルミニウムモノアセチルアセテートビス(エチルアセトアセテート)、アルミニウムトリス(アセチルアセトネート)、環状アルミニウムオキサイドイソプロピレート等が挙げられる。 【0034】これらカップリング剤のなかでも、シランカップリング剤が好ましく、種々の基体に対して特に優れた密着性、耐水性および耐溶剤性を与える点で、γ−ウレイドプロピルトリエトキシシラン等のアミノ基を有するシランカップリング剤、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン等のエポキシ基を有するシランカップリング剤が特に好ましい。これらのカップリング剤は、1種単独でも2種以上の組み合わせでも使用することができる。 【0035】カップリング剤の配合量は、形成される塗膜の平滑性、基体との密着性、耐水性および耐溶剤性を良好にし、また接着性を向上して形成される塗膜の硬化性を向上させるため、前記共重合体(A)100重量部当たり0.1〜30重量部の範囲であり、好ましくは0.5〜20重量部であり、なかでも1.0〜10.0重量部であること特に好ましい。 【0036】本発明では、1)耐水性等の物性面において好ましくない影響を及ぼす未反応官能基の削減、2)反応点の増加による、より強固な架橋構造の導入、3)熱硬化時に要するエネルギーの削減、等の目的で、エポキシ基活性化触媒を用いてもよい。エポキシ基活性化触媒として具体的には、求電子試薬、求核試薬等が挙げられる。 【0037】エポキシ基活性化触媒としては、例えば、カルボン酸、フェノール、フッ化ホウ素、塩化マグネシウム等のルイス酸等;ジエチレントリアミンなどの第一級アミン、メタフェニレンジアミンなどの第二級アミン、2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール、ベンジルジメチルアミン、1,8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデカン(DBU)などの第三級アミン等のアミン類;2−メチル−4−エチルイミダゾール等のイミダゾール類;テトラメチルホスホニウムブロマイド、トリフェニルホスフィン等のホスフィン類;フェニルセレン等の有機セレン類等が挙げられる。これらのエポキシ基活性化触媒は、それぞれ単独で用いても2つ以上を併用して使用してもよい。 【0038】これらのうち、第三級アミン類、イミダゾール類、ホスフィン類は、それ自身が組成物に組み込まれることなく、触媒的に利用されるため好ましい。なかでも、イミダゾール類、ホスフィン類は、常温においてはエポキシ基を有する化合物との混合状態でも触媒効果を発揮せず、特定の温度を与えることにより容易に触媒効果を発揮するという熱潜在性を有することから、保存安定性が要求される1液型の熱硬化性樹脂組成物としてより好ましい。特にホスフィン類は、熱による着色が低く、さらに熱潜在性能も高いため、光ディバイス用保護膜材料用途のなかでもカラーフィルター用保護膜材料用途として、より好ましい。 【0039】エポキシ活性化触媒の配合量は、触媒としての効果を十分発揮させかつ、保存安定性、基体との接着性などの塗膜物性を良好に保つため、共重合体(A)100重量部当たり0.01〜10重量部の範囲であり、好ましくは0.03〜5重量部の範囲であり、なかでも0.05〜3重量部であることが特に好ましい。 【0040】本発明の熱硬化性樹脂組成物および光ディバイス用保護膜材料には、必要に応じて、多価カルボン酸およびその酸無水物、エポキシ化合物;酸化防止剤、紫外線吸収剤等の安定剤;レベリング剤等の各種の添加剤などを、透明性を損なわない範囲で添加することができる。なお、塗膜の目的によって透明性が求められない場合には、顔料、染料、充填剤等を配合することもできる。 【0041】本発明の熱硬化性樹脂組成物および光ディバイス用保護膜材料は、上記諸成分を均一に混合することにより得られる。これらの成分を混合する方法としては、通常、これらの成分を適当な有機溶剤に溶解、混合する溶剤混合法が好ましい。 【0042】溶剤混合に用いる有機溶剤としては、上記各成分を溶解し、かつこれらの成分と反応しないものであれば、特に限定されるものではなく、各種の有機溶剤を使用することができる。例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチル−n−プロピルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチル−n−ブチルケトン、メチルイソブチルケトン、メチル−n−アミルケトン、メチル−n−ヘキシルケトン、ジエチルケトン、エチル−n−ブチルケトン、ジ−n−プロピルケトン、ジイソブチルケトン、シクロヘキサノン、ホロン等のケトン系溶剤; 【0043】エチルエーテル、イソプロピルエーテル、n−ブチルエーテル、ジイソアミルエーテル、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコール、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル系溶剤; 【0044】ギ酸エチル、ギ酸プロピル、ギ酸−n−ブチル、酢酸エチル、酢酸−n−プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸−nーブチル、酢酸−n−アミル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート等のエステル系溶剤などが挙げられる。 【0045】熱硬化性樹脂組成物や光ディバイス用保護膜材料を、溶剤混合により調製する場合の混合順序は特に限定するものではなく、例えば、全成分を同時に有機溶剤に溶解して調整してもよいし、必要に応じて各成分を別々に同一または異種の有機溶剤に溶解して2つ以上の溶液とし、これらの溶液を混合して調整してもよい。 【0046】熱硬化性樹脂組成物や光ディバイス用保護膜材料として使用される溶液の濃度は、特に限定されるものではなく、使用目的に応じて適宜選定することができるが、一般的には5〜50重量%程度である。 【0047】前記のようにして調製した熱硬化性樹脂組成物や光ディバイス用保護膜材料としての溶液を基体表面に塗布し、加熱により硬化させることにより硬化物や保護膜を得ることができる。塗布する方法は特に限定されず、例えばスプレー法、ロールコート法、スピンコーターによる回転塗布法など各種の方法を用いることができ、特に回転塗布法にも適している点は本発明の特徴の一つである【0048】熱硬化条件は、熱硬化性樹脂組成物や光ディバイス用保護膜材料の各成分の種類、配合割合等によって適宜選択されるが、通常80〜250℃で15分間〜10時間程度である。 【0049】該熱硬化性組成物や光ディバイス用保護膜材料から得られる塗膜は、紫外から可視の領域にわたる広い範囲の波長域において高い光線透過率を有して透明性に優れているほか、種々の基体に対して優れた密着性を示す。基体としては、例えば、ガラス、金属、プラスチック等が挙げられる。 【0050】本発明の熱硬化性樹脂組成物や光ディバイス用保護膜材料を用いれば、熱により硬化する前の塗布板、例えば、100℃以下の予備乾燥等の比較的温和な条件下で処理した塗布板は、炭酸ナトリウムや水酸化ナトリウムのようなアルカリ水溶液や、テトラメチルアンモニウムハイドロキサイドのような有機アルカリを含む水溶液で簡単に可溶化、洗浄することもできる。 【0051】即ち、熱硬化性樹脂組成物や光ディバイス用保護膜材料をスピンコーター等で塗布している最中、あるいは塗布後のセッティング中および100℃以下で数分の予備乾燥中に、ハジキ、塗布ムラそして異物等の塗膜欠陥が生じた場合にアルカリ水溶液を用いて簡単に可溶化・洗浄することにより高価な基板等の再利用が可能となり、資源の有効利用にも寄与することができる。炭酸ナトリウムや水酸化ナトリウムの濃度は適宜決定すればよく、通常、0.1〜5重量%の濃度のものを用い、シャワーリングやディップ法により洗浄する。 【0052】また、本発明の熱硬化性樹脂組成物および光ディバイス用保護膜材料は1液型であるため、2液型のような主剤と硬化剤との配合や混合さらには脱泡等の作業が省かれるために作業性が優れると共に、密栓状態では長期の貯蔵安定性に優れている。 【0053】これらの特徴により、本発明の熱硬化性樹脂組成物により形成される塗膜は、各種物品基体の表面保護膜として有用である。 【0054】 【実施例】次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれら実施例により限定されるものではない。なお、以下において、部および%は特に断りのない限り、すべて重量基準である。 【0055】実施例1〜5および比較例1〜2第1表と第2表に示す配合処方で配合したモノマーおよび重合開始剤の混合物を、60℃に加熱されたプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(以後、PGMAcと略記する。)105部中へ2時間かけて滴下し、さらに同温度で6時間反応を継続した結果、同表に示される数平均分子量を有する共重合体溶液(樹脂固形分濃度50%)を得た。 【0056】次いで、各共重合体溶液50部に対して、PGMAc50部およびγ−ウレイドプロピルトリエトキシシラン1.5部を加えて混合し、熱硬化性樹脂組成物からなる光ディバイス用保護膜材料を得た。 【0057】 【表1】
【0058】 【表2】
【0059】第1表および第2表の脚注GMA :メタクリル酸グリシジルECHMA :メタクリル酸3,4−エポキシシクロヘキシルTMSM :メタクリル酸トリメチルシリルSt :スチレンMMA :メタクリル酸メチルLHEMA :メタクリル酸ラクトン変性ヒドロキシエチルADVN :2,2′−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニトリル) 【0060】次いで、得られた各光ディバイス用保護膜材料を用いて、以下に説明する塗布方法と硬化方法で、試験サンプルを作成し、評価試験を行った。結果を第3表に示す。 【0061】(1)塗布方法:得られた各光ディバイス用保護膜材料を、孔径0.2μmのフィルターで濾過した後、スピンコーターを用いて回転数1000rpmで7秒間回転させて10cm×10cmのガラス板上に塗布して、硬化後の塗膜厚さが2μmの各光ディバイス用保護膜材料が塗布されたガラス板を得た。 【0062】(2)硬化方法:塗布方法(1)で各光ディバイス用保護膜材料が塗布されたガラス板を、80℃で2分間予備乾燥させ、その後230℃の恒温槽中で30分間熱処理をして塗膜を硬化させて、各光ディバイス用保護膜材料の硬化塗膜を有するガラス板を得た。 【0063】(3)評価試験■塗布性試験:硬化方法(2)で得た各光ディバイス用保護膜材料の硬化塗膜を有するガラス板の硬化塗膜の外観を、ナトリウムランプを用いた目視により、外観に異常がなかったものを○、塗面に若干のムラが見られたものを△、塗面に明らかなムラが多く見られたものを×と評価した。 【0064】■アルカリ可溶性試験:塗布方法(1)で得た各光ディバイス用保護膜材料の硬化塗膜を有するガラス板を、80℃で2分間予備乾燥した後、3時間静置し、次いで40℃の1%炭酸ナトリウム水溶液中に2分間浸積し、その後流水で洗浄して、塗膜の剥離・溶解性を観察し、完全に溶解したものを○、わずかに塗膜が残るものを△、全く溶解しないものを×と評価した。 【0065】■耐熱性試験:硬化方法(2)で得た各光ディバイス用保護膜材料の硬化塗膜を有するガラス板を、230℃の恒温槽中10時間加熱し、加熱前後の色変化(色差△E)を色差計〔日本電色工業(株)製ZE2000〕で測定した。さらに、膜厚の変化(残膜率)を接触表面粗さ計〔(株)東京精密製サーフコム550〕により測定した。 ■耐スパッタリング性試験:硬化方法(2)で得た各光ディバイス用保護膜材料の硬化塗膜を有するガラス板を、スパッタリング成膜装置〔日本真空(株)製SH−450〕を用いてインジウムとスズの酸化物(ITO)からなる透明電極を硬化塗膜上に形成させ、塗膜白化や塗膜異常を観察し、塗膜白化や塗膜異常が全くなかったものを○、塗膜白化や塗膜異常が若干見られたものを△、塗膜白化や塗膜異常が明らかに見られたものを×と評価した。 【0066】 【表3】
【0067】実施例610cm×10cmのガラス板の代わりに、30cm×40cmの表面保護膜のないカラーフィルターを用いた以外は実施例1〜5と同様にして、光ディバイス用保護膜材料からなる厚さ2μmの保護膜を有するカラーフィルターを得、更に、実施例1〜5と同様の評価試験を行ったところ、実施例1〜5と同様の結果が得られた。 【0068】 【発明の効果】本発明の熱硬化性樹脂組成物および光ディバイス用保護膜材料は、塗布面にムラが発生しにくく塗面の均一性に優れ、加熱による着色や膜厚の減少のない耐熱性に優れる硬化塗膜等の樹脂硬化物が得られる。また、これらを保護膜材料として用いることにより、良好な表面保護膜を有するカラーフィルター等の光ディバイスが得られる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002886 【氏名又は名称】大日本インキ化学工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成13年11月27日(2001.11.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100088764 【弁理士】 【氏名又は名称】高橋 勝利
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| 【公開番号】 |
特開2003−160711(P2003−160711A) |
| 【公開日】 |
平成15年6月6日(2003.6.6) |
| 【出願番号】 |
特願2001−360798(P2001−360798) |
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