| 【発明の名称】 |
折りたたみシート |
| 【発明者】 |
【氏名】根本 晃 【住所又は居所】東京都昭島市松原町3丁目2番12号 株式会社タチエス内
【氏名】石田 俊明 【住所又は居所】東京都昭島市松原町3丁目2番12号 株式会社タチエス内
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| 【要約】 |
【課題】荷室スペースを広く可能にする。
【解決手段】フロア30の側に支持され、そして、着座位置Aおよび折りたたみ位置Bに回転可能にされるシート・クッション11と、そのシート・クッション11の後側に配置され、そして、そのフロア30に据え付けられる左右のシート・バック・ブラケット15、15、一端がその対応するシート・バック・ブラケット15、15の前側に、他端がその対応するシート・バック・サイド14、14の下端側にそれぞれヒンジ結合される左右のフロント・リンク16、16、および一端がその対応するフロント・リンク16、16のブラケット側ヒンジ結合箇所から適宜に後方に離れてそのフロント・リンク16、16のそのブラケット側ヒンジ結合箇所の高さでその対応するシート・バック・ブラケット15、15の後側に、他端がその対応するシート・バック・サイド14、14の下端にそれぞれヒンジ結合される左右のリア・リンク17、17によって着座位置Cおよび折りたたみ位置Dに回転可能にされるシート・バック12とを含む。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 フロア側に支持され、そして、着座位置および折りたたみ位置に回転可能にされるシート・クッションと、そのシート・クッションの後側に配置され、そして、そのフロアに据え付けられる左右のシート・バック・ブラケット、一端がその対応するシート・バック・ブラケットの前側に、他端がその対応するシート・バック・サイドの下端側にそれぞれヒンジ結合される左右のフロント・リンク、および一端がその対応するフロント・リンクのブラケット側ヒンジ結合箇所から適宜に後方に離れてそのフロント・リンクのそのブラケット側ヒンジ結合箇所の高さでその対応するシート・バック・ブラケットの後側に、他端がその対応するシート・バック・サイドの下端にそれぞれヒンジ結合される左右のリア・リンクによって着座位置および折りたたみ位置に回転可能にされるシート・バックとを含む折りたたみシート。 【請求項2】 フロア側に支持され、そして、着座位置および折りたたみ位置に回転可能にされるシート・クッションと、そのシート・クッションの後側に配置され、そして、そのフロアに据え付けられる左右のシート・バック・ブラケット、一端がその対応するシート・バック・ブラケットの前側に、他端がその対応するシート・バック・サイドの下端側にそれぞれヒンジ結合される左右のフロント・リンク、一端がその対応するフロント・リンクのブラケット側ヒンジ結合箇所から適宜に後方に離れてそのフロント・リンクのそのブラケット側ヒンジ結合箇所の高さでその対応するシート・バック・ブラケットの後側に、他端がその対応するシート・バック・サイドの下端にそれぞれヒンジ結合される左右のリア・リンク、およびそのリア・リンクのブラケット側ヒンジ結合箇所でハウジングをそのシート・バック・ブラケットに固定的に取り付け、また、そのリア・リンクをロータに回り止め結合する少なくとも一つのロータリ・ダンパによって着座位置および折りたたみ位置に回転可能にされるシート・バックとを含む折りたたみシート。 【請求項3】 フロア側に支持され、そして、着座位置および折りたたみ位置に回転可能にされるシート・クッションと、そのシート・クッションの後側に配置され、そして、そのフロアに据え付けられる左右のシート・バック・ブラケット、一端がその対応するシート・バック・ブラケットの前側に、他端がその対応するシート・バック・サイドの下端側にそれぞれヒンジ結合される左右のフロント・リンク、および一端がその対応するフロント・リンクのブラケット側ヒンジ結合箇所から適宜に後方に離れてそのフロント・リンクのそのブラケット側ヒンジ結合箇所の高さでその対応するシート・バック・ブラケットの後側に、他端がその対応するシート・バック・サイドの下端にそれぞれヒンジ結合される左右のリア・リンクによって着座位置および折りたたみ位置に回転可能にされるシート・バックと、その左右のリア・リンクの一方に適宜に配置されるロック・ピン、そのシート・バックの着座位置でそのロック・ピンに掛け外し可能にされてその左右のフロント・リンクの一方に揺動可能に支持されるキャッチ、そのロック・ピンにそのキャッチを掛け止めするロック・スプリング、およびその左右のフロント・リンクの一方に揺動可能に支持されてそのロック・スプリングに抗してそのキャッチをそのロック・ピンに掛け外しするリリース・レバーで構成されるロック・ユニットとを含む折りたたみシート。 【請求項4】 フロア側に支持され、そして、着座位置および折りたたみ位置に回転可能にされるシート・クッションと、そのシート・クッションの後側に配置され、そして、そのフロアに据え付けられる左右のシート・バック・ブラケット、一端がその対応するシート・バック・ブラケットの前側に、他端がその対応するシート・バック・サイドの下端側にそれぞれヒンジ結合される左右のフロント・リンク、一端がその対応するフロント・リンクのブラケット側ヒンジ結合箇所から適宜に後方に離れてそのフロント・リンクのそのブラケット側ヒンジ結合箇所の高さでその対応するシート・バック・ブラケットの後側に、他端がその対応するシート・バック・サイドの下端にそれぞれヒンジ結合される左右のリア・リンク、およびそのリア・リンクのブラケット側ヒンジ結合箇所でハウジングをそのシート・バック・ブラケットに固定的に取り付け、また、そのリア・リンクをロータに回り止め結合する少なくとも一つのロータリ・ダンパによって着座位置および折りたたみ位置に回転可能にされるシート・バックと、その左右のリア・リンクの一方に適宜に配置されるロック・ピン、そのシート・バックのその着座位置でそのロック・ピンに掛け外し可能にされてその左右のフロント・リンクの一方に揺動可能に支持されるキャッチ、そのロック・ピンにそのキャッチを掛け止めするロック・スプリング、およびその左右のフロント・リンクの一方に揺動可能に支持されてそのロック・スプリングに抗してそのキャッチをそのロック・ピンに掛け外しするリリース・レバーで構成されるロック・ユニットとを含む折りたたみシート。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の関係する分野】この発明は、ワゴン、バン、レクリエーショナル・ビークルなどに便利な折りたたみシートに関する。 【0002】 【背景技術】最近のワゴンやレクリエーショナル・ビークルでは、リア・シートは折りたたまれてフラット状態で利用可能にされる傾向にある。その折りたたみシートでは、シート・バックが、左右のフロア・ブラケット、フロント・リンク、およびリア・リンクを用いる四節リンクで着座位置と折りたたみ位置とに揺動される。そのフロント・リンクは、その回転中心の高がそのリア・リンクのそれよりも高く設定されるので、そのシート・バックは折りたたみ状態において高さ方向にスペースを取って荷室スペースが狭くなる。 【0003】また、そのシート・バックは、ロック・ユニットで着座位置に固定されるが、そのロック・ユニットが、ストライカをホイール・ハウスに、シート・バック・ロックをシート・バック・サイドにそれぞれ配置するので、そのロック・ユニットはそのホイール・ハウスの位置の異なる車種には対応できず、そして、そのシート・バック・ロックは、そのシート・バックの折りたたみ状態でそのフロント・リンクに近づくので、そのシート・バック・ロックは取付け位置にも制限される。 【0004】 【発明の課題】この発明の課題は、荷室スペースを広く可能にするところの折りたたみシートの提供にある。 【0005】また、この発明の課題は、ホイール・ハウスに関係なくロック・ユニットを配置できてそのロック・ユニットでシート・バックを着座位置に固定可能にするところの折りたたみシートの提供にある。 【0006】 【課題に相応する手段およびそれの作用】この発明は、フロア側に支持され、そして、着座位置および折りたたみ位置に回転可能にされるシート・クッションと、そのシート・クッションの後側に配置され、そして、そのフロアに据え付けられる左右のシート・バック・ブラケット、一端がその対応するシート・バック・ブラケットの前側に、他端がその対応するシート・バック・サイドの下端側にそれぞれヒンジ結合される左右のフロント・リンク、および一端がその対応するフロント・リンクのブラケット側ヒンジ結合箇所から適宜に後方に離れてそのフロント・リンクのそのブラケット側ヒンジ結合箇所の高さでその対応するシート・バック・ブラケットの後側に、他端がその対応するシート・バック・サイドの下端にそれぞれヒンジ結合される左右のリア・リンクによって着座位置および折りたたみ位置に回転可能にされるシート・バックとを含み、そして、そのシート・バックの折りたたみ高さを下げ、そのシート・バック・ブラケットも高さを低くできて小型化する。 【0007】また、この発明は、フロア側に支持され、そして、着座位置および折りたたみ位置に回転可能にされるシート・クッションと、そのシート・クッションの後側に配置され、そして、そのフロアに据え付けられる左右のシート・バック・ブラケット、一端がその対応するシート・バック・ブラケットの前側に、他端がその対応するシート・バック・サイドの下端側にそれぞれヒンジ結合される左右のフロント・リンク、および一端がその対応するフロント・リンクのブラケット側ヒンジ結合箇所から適宜に後方に離れてそのフロント・リンクのそのブラケット側ヒンジ結合箇所の高さでその対応するシート・バック・ブラケットの後側に、他端がその対応するシート・バック・サイドの下端にそれぞれヒンジ結合される左右のリア・リンクによって着座位置および折りたたみ位置に回転可能にされるシート・バックと、その左右のリア・リンクの一方に適宜に配置されるロック・ピン、そのシート・バックの着座位置でそのロック・ピンに掛け外し可能にされてその左右のフロント・リンクの一方に揺動可能に支持されるキャッチ、そのロック・ピンにそのキャッチを掛け止めするロック・スプリング、およびその左右のフロント・リンクの一方に揺動可能に支持されてそのロック・スプリングに抗してそのキャッチをそのロック・ピンに掛け外しするリリース・レバーで構成されるロック・ユニットとを含み、そして、そのシート・バックの折りたたみ高さを下げ、そのシート・バック・ブラケットも高さを低くできて小型化させ、そして加えて、そのロック・ユニットがそのキャッチをそのロック・ピンに引っ掛けてそのシート・バックをその着座状態に保持する。 【0008】 【具体例の説明】以下、特定されて図示された具体例に基づいて、この発明の折りたたみシートを説明するに、図1および図2は、ワゴンのサード・シートに活用されるところのこの発明の折りたたみシートの具体例10を概略的に示し、そして、このサード・シート10では、シート・クッション11が、フロア30の側に支持され、そして、着座位置Aおよび折りたたみ位置Bに回転可能にされ、また、シート・バック12が、そのシート・クッション11の後側に配置され、そして、そのフロア30に据え付けられる左右のシート・バック・ブラケット15、15、一端がその対応するシート・バック・ブラケット15、15の前側に、他端がその対応するシート・バック・サイド14、14の下端側にそれぞれヒンジ結合される左右のフロント・リンク16、16、一端がその対応するフロント・リンク16、16のそのブラケット側ヒンジ結合箇所の高さでその対応するシート・バック・ブラケット15、15の後側に、他端がその対応するシート・バック・サイド14、14の下端にそれぞれヒンジ結合される左右のリア・リンク17、17、およびそのリア・リンク17、17のブラケット側ヒンジ結合箇所でハウジング19、19をそのシート・バック・ブラケット15、15に固定的に取り付け、そして、そのリア・リンク17、17をロータ20、20に回り止め結合する左右のロータリ・ダンパ18、18によって着座位置Cおよび折りたたみ位置Dに回転可能にされ、さらに、左右のヘッド・レストレイント13、13がそのシート・バック12の上端に取り外し可能に取り付けられる。 【0009】そのロータリ・ダンパ18、18は、そのハウジング19内に組み込まれているシート(図示せず)とそのロータ20との隙間に充填されたシリコン・オイルの粘性抵抗で制動力を発生するところのディスク・ダンパである。 【0010】したがって、ゆったり休息する場合、最初に、そのシート・クッション11が前方に反転されてその着座位置Aからその折りたたみ位置Bに回転される。次に、そのヘッド・レストレイント13、13がそのシート・バック12から取り外され、そして、そのシート・バック12が前倒しされる。その際、そのシート・バック12は、支えながら操作されずにそのディスク・ダンパ18によって適正な速度でその着座位置Cからその折りたたみ位置Dに回転される。そのようにして、そのサード・シート10は円滑にフラット状態に変えられて利用可能になる。 【0011】このサード・シート10では、そのフロント・リンク16、16の回転中心の高さがそのリア・リンク17、17のそれまでに下げられてそのシート・バック・ブラケット15、15が小型化され、それに伴ってそのサード・シート10は折りたたみ高さが全体的に下げられて荷室スペースを広げる。 【0012】また、このサード・シート10では、そのロータリ・ダンパ18、18がそのシート・バック12のヒンジ結合箇所に組み込まれたが、そのロータリ・ダンパ18、18がワンウエー・ロータリ・ダンパであると、そのシート・バック12は制動力を利かさずに操作が軽くなって起立可能になる。 【0013】図3ないし図6は、さらに改善されてワゴンのサード・シートに活用されるところのこの発明の折りたたみシートの具体例40を概略的に示し、そして、このサード・シート40では、シート・クッション12が、フロア30の側に支持され、そして、着座位置Aおよび折りたたみ位置Bに回転可能にされ、また、シート・バック12が、そのシート・クッション11の後側に配置され、そして、そのフロア30に据え付けられる左右のシート・バック・ブラケット41、41、一端がその対応するシート・バック・ブラケット41、41の前側に、他端がその対応するシート・バック・サイド14、14の下端側にそれぞれヒンジ結合される左右のフロント・リンク42、42、一端がその対応するフロント・リンク42、42のブラケット側ヒンジ結合箇所から適宜に後方に離れてそのフロント・リンク42、42のそのブラケット側ヒンジ結合箇所の高さでその対応するシート・バック・サイド14、14の下端にそれぞれヒンジ結合される左右のリア・リンク43、43、およびそのリア・リンク43、43のブラケット側ヒンジ結合箇所でハウジング19、19をそのシート・バック・ブラケット41、41に固定的に取り付け、そして、そのリア・リンク43、43をロータ20、20に回り止め結合する左右のロータリ・ダンパ18、18によって着座位置Cおよび折りたたみ位置Dに回転可能にされ、さらに、左右のヘッド・レストレイント13、13が、そのシート・バック12の上端に取り外し可能に取り付けられ、またさらに、左右のロック・ユニット53、53が、その左右のリア・リンク46、46に適宜に位置決めされて固定的に配置される左右のロック・ピン54、54、そのシート・バック12のその着座位置Cでそのロック・ピン54、54に掛け外し可能にされてその左右のフロント・リンク45、45に揺動可能に支持される左右のキャッチ55、55、そのロック・ピン54、54にそのキャッチ55、55を掛け止めする左右のロック・スプリング56、56、およびその左右のフロント・リンク45、45に揺動可能に支持されて互いに連動可能に連結され、そして、そのロック・スプリング56、56に抗してそのキャッチ55、55をそのロック・ピン54、54に掛け外しする左右のリリース・レバー57、57で構成される。 【0014】その左右のフロント・リンク45、45は、左右のピン49、49で一端をその対応するシート・バック・ブラケット44、44の前側に回転可能に支持され、また、そのシート・バック12のシート・バック・フレーム41のロア・クロス・パイプ43に通されてそのシート・バック12のその左右のシート・バック・サイド14、14に突き出される連結パイプ50の左右端に他端を固定的に止め、そして、そのシート・バック12をその左右のシート・バック・ブラケット44、44に回転可能に支持する。一方、その左右のリア・リンク46、46は、左右のピン51、51で一端をその対応するシート・バック・ブラケット44、44の後側に回転可能に支持され、また、そのシート・バック・フレーム41のボトム・パイプ42に通されてそのシート・バック12のその左右のシート・バック・サイド14、14に突き出されるリア・リンク連結ロッド52の左右端に他端を固定的に止め、そして、そのシート・バック12をその左右のシート・バック・ブラケット44、44に回転可能に支持する。 【0015】さらに、その左右のフロント・リンク45、45は、後倒れ側のリンク側面に段付きリンク当り面47を突き出し、一方、その左右のリア・リンク46、46は、そのシート・バック12のその着座位置Cで上側のリンク側面に段付きリンク受け面48を突き出し、そして、そのシート・バック12がその着座位置Cを取る際、その段付きリンク受け面48、48にその段付きリンク当り面47、47をかみ合わせてその左右のフロント・リンク45、45を対応的に支持し、そして、倒れ止めする。勿論、その段付きリンク当り面47、47もその段付きリンク受け面48、48も互いにかみ合い形状でそのかみ合いを長くして広くされるのが望ましい。 【0016】その左右のロータリ・ダンパ18、18は、そのハウジング19、19内に組み込まれているシート(図示せず)とロータ20、20との隙間に充填されたシリコン・オイルの粘性抵抗で制動力を発生するところのディスク・ダンパである。勿論、その左右のロータリ・ダンパ18、18はワンウエー・ロータリ・ダンパであってもかまわない。そのワンウエー・ロータリ・ダンパが用いられると、そのシート・バック12は制動力を利かさずに操作が軽くなって起立可能になる。 【0017】その左右のロック・ユニット53、53では、その左右のロック・ピン54、54が、その段付きリンク受け面48、48に隣接されてその左右のリア・リンク46、46の外側リンク面に突き出され、また、その左右のキャッチ55、55が、その段付きリンク当り面47、47に隣接されてその左右のフロント・リンク45、45の外側リンク面に突き出される段付きピン58、58に回転可能に支持され、さらに、その左右のロック・スプリング56、56が、その段付きピン58、58に支持されて一端をそのキャッチ55、55に他端をそのキャッチ55、55の連結ピン59、59にそれぞれ引っ掛け、さらには、その左右のリリース・レバー57、57が、その連結パイプ50に通されてその連結パイプ50の左右端に突き出された連結ロッド62の左右端に回り止めされて固定的に取り付けられてそのフロント・リンク45、45に揺動可能に支持され、そして、先端のばか穴63、63をそのキャッチ55、55のその連結ピン59、59にはめ合わせてそのキャッチ55、55に連結される。勿論、そのキャッチ55、55はワッシャ61を介在させてプッシュ・ナット60、60でその段付きピン58、58に揺動可能に止められ、また、そのリリース・レバー57、57は操作端にグリップ64、64を備える。 【0018】したがって、ゆったり休息する場合、最初に、そのシート・バック12が前方に反転されてその着座位置Aからその折りたたみ位置Bに回転される。次に、その左右のリリース・レバー57、57の一方が解除方向に操作され、その左右のキャッチ55、55がその左右のロック・ピン54、54から外される。引き続いて、その左右のヘッド・レストレイント13、13が、そのシート・バック12から取り外され、そして、そのシート・バック12が前倒しされる。その際、そのシート・バック12は、支えながら操作されずにその左右のディスク・ダンパ18、18によって適正な速度でその着座位置Cからその折りたたみ位置Dに回転される。そのようにして、そのサード・シート40は円滑にフラット状態に変えられて利用可能になる。 【0019】このサード・シート40では、そのフロント・リンク45、45の回転中心の高さがそのリア・リンク46、46のそれまでに下げられてそのシート・バック・ブラケット44、44が小型化され、それに伴ってそのサード・シート40は折りたたみ高さが全体的に下げられて荷室スペースを広げる。また、このサード・シート40では、そのロック・ユニット53、53がそのワゴンのホイール・ハウスに関係なく配置される。そのロック・ユニット53、53は、そのキャッチ55、55をそのロック・ピン54、54に引っ掛け、そのフロント・リンク45、45のその段付きリンク当り面47、47をそのリア・リンク46、46のその段付きリンク受け面48、48にかみ合わせ、そのフロント・リンク45、45およびリア・リンク46、46を互に突き合わせて回り止めし、そのリア・リンク46、46にそのフロント・リンク45、45を保持させ、そして、そのシート・バック12をその着座位置Cに固定する。そのシート・バック12の着座状態では、前方荷重は、そのロック・ピン54、54およびキャッチ55、55で受けてそのフロント・リンク45、45の回転中心に伝達され、また、後方荷重は、そのフロント・リンク45、45のその段付きリンク当り面、47、47およびそのリア・リンク46、46のその段付きリンク受け面48、48で受けてそのリア・リンク46、46の回転中心に伝達される。 【0020】先に図面を参照して説明されたところのこの発明の特定された具体例から明らかであるように、この発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(nature)および本質(substance)に由来し、そして、それらを内在させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容は、その発明の課題に相応し(be commensurate with)、そして、その発明の成立に必須である。 【0021】 【発明の便益】上述から理解されるように、この発明の折りたたみシートは、フロア側に支持され、そして、着座位置および折りたたみ位置に回転可能にされるシート・クッションと、そのシート・クッションの後側に配置され、そして、そのフロアに据え付けられる左右のシート・バック・ブラケット、一端がその対応するシート・バック・ブラケットの前側に、他端がその対応するシート・バック・サイドの下端側にそれぞれヒンジ結合される左右のフロント・リンク、および一端がその対応するフロント・リンクのブラケット側ヒンジ結合箇所から適宜に後方に離れてそのフロント・リンクのそのブラケット側ヒンジ結合箇所の高さでその対応するシート・バック・ブラケットの後側に、他端がその対応するシート・バック・サイドの下端にそれぞれヒンジ結合される左右のリア・リンクによって着座位置および折りたたみ位置に回転可能にされるシート・バックとを含むので、この発明の折りたたみシートでは、そのフロント・リンクの回転中心の高さが、そのリア・リンクのそれまでに下げられてそのシート・バック・ブラケットが、小型化され、そして、シート全体の折りたたみ高さが、下げられて荷室スペースが、広げられ、その結果、ワゴン、バン、レクリエーショナル・ビークルなどにとって非常に有用で実用的である。 【0022】また、この発明の折りたたみシートは、フロア側に支持され、そして、着座位置および折りたたみ位置に回転可能にされるシート・クッションと、そのシート・クッションの後側に配置され、そして、そのフロアに据え付けられる左右のシート・バック・ブラケット、一端がその対応するシート・バック・ブラケットの前側に、他端がその対応するシート・バック・サイドの下端側にそれぞれヒンジ結合される左右のフロント・リンク、および一端がその対応するフロント・リンクのブラケット側ヒンジ結合箇所から適宜に後方に離れてそのフロント・リンクのそのブラケット側ヒンジ結合箇所の高さでその対応するシート・バック・ブラケットの後側に、他端がその対応するシート・バック・サイドの下端にそれぞれヒンジ結合される左右のリア・リンクによって着座位置および折りたたみ位置に回転可能にされるシート・バックと、その左右のリア・リンクの一方に適宜に配置されるロック・ピン、そのシート・バックの着座位置でそのロック・ピンに掛け外し可能にされてその左右のフロント・リンクの一方に揺動可能に支持されるキャッチ、そのロック・ピンにそのキャッチを掛け止めするロック・スプリング、およびその左右のフロント・リンクの一方に揺動可能に支持されてそのロック・スプリングに抗してそのキャッチをそのロック・ピンに掛け外しするリリース・レバーで構成されるロック・ユニットとを含むので、この発明の折りたたみシートでは、そのフロント・リンクの回転中心の高さが、そのリア・リンクのそれまでに下げられてそのシート・バック・ブラケットが、小型化され、そして、シート全体の折りたたみ高さが、下げられて荷室スペースが、広げられ、また、そのロック・ユニットが、ホイール・ハウスに関係なく配置でき、そのフロント・リンクおよびリア・リンクがそのロック・ユニットで互に回り止めされてそのシート・バックがその着座位置に固定可能になり、その結果、ワゴン、バン、レクリエーショナル・ビークルなどにとって非常に有用で実用的である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000133098 【氏名又は名称】株式会社タチエス 【住所又は居所】東京都昭島市松原町3丁目3番7号
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| 【出願日】 |
平成14年1月24日(2002.1.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074321 【弁理士】 【氏名又は名称】山田 治彌
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| 【公開番号】 |
特開2003−212010(P2003−212010A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月30日(2003.7.30) |
| 【出願番号】 |
特願2002−15289(P2002−15289) |
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