| 【発明の名称】 |
カップホルダー |
| 【発明者】 |
【氏名】山口 孝弘 【住所又は居所】兵庫県神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ星ベルト株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】一箇所に設けられた光源からホルダーに光を導くことによりホルダー自体を光らせ、また任意に光を点けたり消したりすることができるカップホルダーを提供する。
【解決手段】カップ等のドリンク容器を支持するホルダー2を備えたカップホルダー1であって、前記ホルダー2は、導光樹脂及び光拡散部材3bで形成され、前記容器の周囲に位置する区画部分3を有し、前記区画部分3に連結して形成され、前記区画部分3に光を入射する導入部分4と、前記導入部分4に光を照射する発光体5と、が設けられているカップホルダー1とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 カップ等のドリンク容器を支持するホルダーを備えたカップホルダーであって、前記ホルダーは、導光樹脂および光拡散部材で形成され、前記容器の周囲に位置する区画部分を有し、前記区画部分に連結して形成され、前記区画部分に光を入射する導入部分と、前記導入部分に光を照射する発光体と、が設けられているカップホルダー。 【請求項2】 前記導入部分が、前記区画部分と連続するように前記導光樹脂および光拡散部材により形成される請求項1に記載のカップホルダー。 【請求項3】 前記区画部分が、前記導光樹脂および光拡散部材と組み合わされる非導光樹脂を有して形成されることを特徴とする請求項1または2に記載のカップホルダー。 【請求項4】 前記発光体が、複数の色を発光することができる発光体であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のカップホルダー。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車内部において、夜間にカップ等のドリンク容器の場所をわかりやすくするようにしたカップホルダーに関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、自動車内部には、ホルダーアームと支持皿によりカップを保持するタイプのカップホルダーや凹ボックスによりカップを保持するタイプのカップホルダー等の自動車用カップホルダーが搭載されている。 【0003】しかし、夜間はカップホルダーの位置がわかりづらく、走行中にカップホルダーの場所を探そうと前方より視線を外す時間が長くなり、安全上非常に危険であるという問題点を有していた。また、カップホルダーの位置がわかりにくいため、カップホルダーの場所を探す際に、手をカップに引っ掛けて内容物をこぼしやすいという問題点も有していた。 【0004】そこで、従来はこのような課題に対応するため、特開平10−287169号公報では、カップホルダー本体に夜光顔料を練り込んで、夜間光るようしたカップホルダーが開示されている。また、実開平05−93973号公報では、ホルダーに光透過可能な樹脂を用いて各ホルダー及び底部の裏に電球を設置して夜間に光るようにしたカップホルダーが開示されている。 【0005】しかしながら、実開平05−93973号公報の場合は、光を透過させる透過樹脂を使用しているため、光らせる各部位に電球を置くことが必要であった。したがって、例えばホルダーが湾曲している場合等は、一箇所の光源からホルダー全体に光を導くことができなかった。また、特開平10−287169号公報の場合は、夜光顔料を使用しているため、任意に光を点けたり消したりすることができないという問題があった。 【0006】 【発明の解決しようとする課題】本発明は、上記問題を鑑みてなされたものであり、一箇所に設けられた光源からホルダーに光を導くことによりホルダー自体を光らせ、また任意に光を点けたり消したりすることができるカップホルダーを提供するものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために本発明の請求項1に記載のカップホルダーは、カップ等のドリンク容器を支持するホルダーを備えたカップホルダーであって、前記ホルダーは、導光樹脂および光拡散部材で形成され、前記容器の周囲に位置する区画部分を有し、前記区画部分に連結して形成され、前記区画部分に光を入射する導入部分と、前記導入部分に光を照射する発光体と、が設けられていることを特徴としている。 【0008】この請求項1の構成によると、ホルダーの区画部分が導光樹脂および光拡散部材により構成されているため、発光体により照射され、導入部分から入射された光は、導光樹脂により透過され、光拡散部材により拡散されることによって、区画部分全体に導かれる。したがって、一箇所に設けられた発光体により、ホルダーの区画部分全体を光らせることができる。また、発光体の電源をON/OFFすることにより、任意にカップホルダーの光をつけたり消したりすることができる。 【0009】請求項2に記載のカップホルダーは、請求項1に記載のカップホルダーであって、前記導入部分が、前記区画部分と連続するように前記導光樹脂および光拡散部材により形成されることを特徴としている。 【0010】この請求項2の構成によると、導入部分も導光樹脂および光拡散部材により形成されていることから、発光体から照射された光を効率的に区画部分に導入することができる。 【0011】請求項3に記載のカップホルダーは、請求項1または2に記載のカップホルダーであって、前記区画部分が、前記導光樹脂および光拡散部材と組み合わされる非導光樹脂を有して形成されることを特徴としている。 【0012】この請求項3の構成によると、非導光樹脂は光を導入することができないため、区画部分に模様を付すことにより特定の形状を光らせることができる。 【0013】請求項4に記載のカップホルダーは、請求項1から3のいずれかに記載のカップホルダーであって、前記発光体が、複数の色を発光することができる発光体であることを特徴としている。 【0014】この請求項4の構成によると、ホルダーの区画部分を任意の色で光らせることができる。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明に係るカップホルダーの実施例について説明する。 【0016】[ 実施形態1]本発明の第1の実施形態を図1、図2に基づいて以下に説明する。図1は、カップホルダーの斜視図である。図2は、図1のA−A断面図である。 【0017】本実施形態に係るカップホルダー1は、自動車内装部品であるアーム式カップホルダーの一例である。図1および図2に示すように、カップホルダー1は、ホルダー2と、支持皿7とから構成されている。ホルダー2は、区画部分3と、導入部分4と、発光体5とを有している。 【0018】支持皿7は、側面部7aと底面部7bとを有している。また、支持皿7は、非透過性の非導光樹脂であるポリプロビレン樹脂等で形成されている。側面部7aは、ホルダー2と連結して構成され、ホルダー2を支持している。側面部7aは、ホルダー2に図示されないドリンク容器がはめ込まれた際、ドリンク容器の側面部をホルダー2を介して支持する。底面部7bは、側面部7aと直交している。底面部7bは、ホルダー2に図示されないドリンク容器がはめ込まれた際、ドリンク容器の底面部を支持する。 【0019】区画部分3は、ドリンク容器をはめ込む穴3aを有しており、図示されないカップなどのドリンク容器を保持する。区画部分3は、光透過性を有する導光樹脂により形成されている。導光樹脂とは、例えば、アクリル樹脂あるいはポリカーボネート樹脂等である。また、図1または図2に示すように、区画部分3の両側面(二点鎖線の部分)は、光拡散部材である反射シート3bで覆われている。なお、区画部分3は、支持皿7の側面部7aから前方に構成されている。 【0020】導入部分4は、区画部分3に一体に形成されている。導入部分4は、光透過性を有する導光樹脂により形成されている。また、導入部分4は、光を外部に逃がさないため、コーナー部等を反射シートで覆うことが望ましい。なお、導入部分4は、支持皿7の側面部7aの孔7cに嵌合して構成されている。 【0021】発光体5は、導入部分4の端部に対向して構成され、導入部分4に向かって光を照射する。発光体5は、一つの光源で構成されている。光源には、電球や発光LEDなどが用いられる。また、発光体5は、制御部6を有している。制御部6は、外部からの信号に従い、発光体5の電源のON/OFFを制御する。なお、発光体5および制御部6は、支持皿7の側面部7aから後方に構成されている。 【0022】次に、上記の構成において、カップホルダー1の動作について説明する。 【0023】制御部6により発光体5の電源がONになると、図1または図2に示すように、発光体5の光が導入部分4に照射される。導入部分4に照射された光は、導入部分4を透過し、区画部分3に入射される。このとき、導入部分4が反射シートで覆われている場合は、導入部分4から外部に逃れる光が反射シートにより反射され、導入部分4に戻る。区画部分3に入射された光は、区画部分3の側面(図1または図2における二点鎖線の部分)に覆われている反射シート3bにより拡散され、導光樹脂により透過されて区画部分3の全体に導かれる。同時に、区画部分3の側面(図1または図2における二点鎖線の部分)以外の部分は反射シート3bで覆われていないため、光が外部に出ることにより区画部分3が光る。 【0024】一方、制御部6により発光体5の電源がOFFになると、発光体5の光が導入部分4に照射されなくなる。したがって、区画部分3は光らない。 【0025】このように、本実施例に係るカップホルダー1によれば、ホルダー2の区画部分3が導光樹脂および光拡散部材である反射シート3bにより構成されているため、発光体5により照射され、導入部分4から入射された光は、導光樹脂により透過され、光拡散部材である反射シート3bにより拡散されることによって、区画部分3全体に導かれる。したがって、一箇所に設けられた発光体5により、ホルダー2の区画部分3全体を光らせることができ、走行中にカップなどのドリンク容器の出し入れが容易となる。また、発光体5は、制御部6により制御される。従って、制御部6により発光体5の電源をON/OFFすることにより、任意に、または自動的にカップホルダー1の光を点けたり消したりすることができる。 【0026】なお、本発明にかかるカップホルダーの実施例は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいてさまざまな設計変更が可能である。 【0027】例えば、前記実施例では、区画部分3は導光樹脂のみにより構成されているが、導光樹脂と非導光樹脂を組み合わせてもよい。また、導光樹脂のみにより構成された区画部分に、部分的に塗料や非透過性樹脂フィルム等の非透過性の材料で覆うことにより、区画部分に光の模様を付すこともできる。さらに、区画部分自体を、導光樹脂を非導光樹脂に組み付けたり、二色成形で導光樹脂と非導光樹脂を一体成形することにより、光を細いライン状にしたり、光で図柄などを光らせてもよい。 【0028】また、前記実施例では、区画部分3の両側面(図1または図2における二点鎖線の部分)全体を反射シート3bにより覆うことにより光を拡散させているが、区画部分3全体に光を導けるように構成されていればよく、区画部分3の側面の内、湾曲した部分にのみ反射シート3bを覆うものであっていてもよい。尚、湾曲した部分にのみ反射シート3bで覆うことにより、コストを安くすることができる。 【0029】また、前記実施例では、光拡散部材として、反射シート3bを用いているが、それに限らない。例えば、導光樹脂に乱反射材を混合したものを用いることにより、区画部分3を形成しても良い。尚、この場合は、区画部分3に入射された光は光透過性を有する導光樹脂により透過され、乱反射材により拡散されて区画部分3全体に光が導かれる。 【0030】なお、発光体5は、前記実施例では一色の光源から構成されているが、複数の色の光源から構成されていてもよい。例えば、発光LEDの白、赤、緑、黄の4色を配置してもよい。 【0031】[ 実施形態2]本発明の第2の実施形態を図3、図4に基づいて以下に説明する。図3は、カップホルダーの斜視図であり、(a)はカップホルダーの表面の斜視図、(b)はカップホルダーの裏面の斜視図である。図4は、図3のB−B断面図である。 【0032】本実施形態に係るカップホルダー11は、自動車内装部品であるリング式カップホルダーの一例である。図3および図4に示すように、カップホルダー11は、ホルダー12と、支持皿17とから構成されている。ホルダー12は、区画部分13と、導入部分14と、発光体15とを有している。 【0033】図3(a)に示すように、支持皿17は、上面部17aと側面部17bとを有している。また、支持皿17は、非透過性の非導光樹脂であるポリプロビレン樹脂などで形成されている。上面部17aは、ホルダー12と連結して構成され、ホルダー12を支持している。上面部17aは、ホルダー12に図示されないドリンク容器がはめ込まれた際、ドリンク容器の側面部をホルダー12を介して支持する。側面部17bは、上面部17aと直交して、上面部17aの周囲に構成されている。側面部17bは、穴17cを有している。穴17cには導入部分14の端部が嵌合されている。 【0034】区画部分13は、略リング状に構成され、ドリンク容器をはめ込む穴13aを有しており、図示されないカップなどのドリンク容器を保持する。また、区画部分13は、光透過性を有する導光樹脂により形成されている。光透過性を有する導光樹脂とは、例えば、アクリル樹脂あるいはポリカーボネート樹脂等である。また、図3(b)または図4に示すように、区画部分13の側面(二点鎖線の部分)は、光拡散部材である反射シート13bで覆われている。なお図3(a)に示すように、区画部分13は、支持皿17の表面、即ち上面部17aに表れるように構成されている。 【0035】導入部分14は、図3(b)または図4に示すように、区画部分13に連結して形成されている。導入部分14は、光透過性を有する導光樹脂により形成されている。この導入部分14は、手前の区画部分に至る第1L字部分と、奥の区画部分に至る第2L字部分とを直列させたものである。第1L字部分の長辺の幅は、第2L字部分の長辺の幅より太くなっている。また、導入部分14のコーナー部(二点鎖線の部分)、即ちL字部分の短辺部分は反射シート14bにより覆われている。なお、導入部分14は、支持皿17の上面部17aの裏面に構成され、その端部を側面部17bの穴17cに嵌合している。 【0036】図3に示すように、発光体15は、側面部17bの穴17cに嵌合されている導入部分14の端部に対向して構成され、導入部分14に向かって光を照射する。発光体15は、図3(b)に示すように、複数の光源(図示では2つ)で構成されている。光源には、複数の色の電球や発光LEDなどが用いられる。また、発光体15は、制御部16を有している。制御部16は、外部からの信号に従い、発光体15である複数の光源の電源のON/OFFを制御する。なお、発光体15および制御部16は、支持皿17の上面部17aの裏面に構成されている。 【0037】次に、上記の構成において、カップホルダー11の動作について説明する。 【0038】発光体15の複数の光源のうち、制御部16により選択された光源の電源がONになると、図3(b)に示すように、発光体15の光が導入部分14に照射される。導入部分14に照射された光は、光透過性を有する導光樹脂により導入部分14を透過し、コーナー部(図3(b)または図4における二点鎖線部分)に覆われた反射シート14bにより拡散されて区画部分13に入射される。区画部分13に入射された光は、光透過性を有する導光樹脂により区画部分13内を透過し、区画部分の側面(図3(b)または図4における二点鎖線部分)に覆われた反射シート13bより拡散され、区画部分13の全体に導かれる。同時に、区画部分13の側面(図3(b)または図4における二点鎖線の部分)以外の部分は反射シート13bで覆われていないため、光が外部に出る。従って、支持皿17の表面上に現れた区画部分13が光る。 【0039】一方、発光体15の複数の光源のうち、制御部16により選択された光源の電源がOFFになると、発光体15の光が導入部分14に照射されなくなる。従って、区画部分13は光らない。 【0040】このように、本実施例に係るカップホルダー11によれば、ホルダー12の区画部分13が導光樹脂および光拡散部材である反射シート13bにより構成されているため、発光体15により照射され、導入部分14から入射された光は、導光樹脂により透過され、光拡散部材である反射シート13bにより拡散されることによって、区画部分13全体に導かれる。したがって、一箇所に設けられた発光体15により、ホルダー12の区画部分13全体を光らせることができ、走行中にカップなどのドリンク容器の出し入れが容易となる。また、発光体15は、制御部16により制御される。従って、制御部16により発光体15の電源をON/OFFすることにより、任意に、または自動的にカップホルダー11の光を点けたり消したりすることができる。 【0041】また、導入部分14も導光樹脂および光拡散部材である反射シート14bにより形成されていることから、一箇所に設けられた発光体15から照射された光を効率的に区画部分13に導入することができる。 【0042】さらに、発光体15は複数の光源により構成されていることから、ホルダー12の区画部分13を任意の色で光らせることができる。 【0043】なお、本発明にかかるカップホルダーの実施例は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいてさまざまな設計変更が可能である。 【0044】例えば、前記実施例では、区画部分13は導光樹脂のみにより構成されているが、導光樹脂と非導光樹脂を組み合わせてもよい。また、導光樹脂のみにより構成された区画部分に、部分的に塗料や非透過性樹脂フィルム等の非透過性の材料で覆うことにより、区画部分に光の模様を付すこともできる。さらに、区画部分自体を、導光樹脂を非導光樹脂に組み付けたり、二色成形で導光樹脂と非導光樹脂を一体成形することにより、光を細いライン状にしたり、光で図柄などを光らせてもよい。 【0045】また、前記実施例では、光拡散部材として、反射シート13bを用いているが、それに限らない。例えば、導光樹脂に乱反射材を混合したものを用いることにより、区画部分13を形成しても良い。尚、この場合は、区画部分13に入射された光は光透過性を有する導光樹脂により透過され、乱反射材により拡散されて区画部分13全体に光が導かれる。 【0046】なお、発光体15は、前記実施例では複数の色の光源から構成されているが、一色の光源から構成されていてもよい。 【0047】[ 実施形態3]本発明の第3の実施形態を図5、図6に基づいて以下に説明する。図5は、カップホルダーの斜視図である。図6は、図5のC−C断面図である。 【0048】本実施形態に係るカップホルダー21は、自動車内装部品であるボックス式カップホルダーの一例である。図5および図6に示すように、カップホルダー21は、ホルダー22と、ボックス27とから構成されている。ホルダー22は、区画部分23と、導入部分24と、発光体25とを有している。 【0049】ボックス27は、上面部27a、側面部27b、底面部27cとから構成されている。また、非透過性の非導光樹脂であるポリプロビレン樹脂などで形成されている。上面部27aの外周は、ホルダー22と連結して構成され、ホルダー22を支持している。側面部27bは、ホルダー22に図示されないドリンク容器が挿入された際、ドリンク容器の側面部を支持する。底面部27cは、側面部27bと直交して構成されている。底面部27cは、ホルダー22に図示されないドリンク容器が挿入された際、ドリンク容器の底面部を支持する。 【0050】区画部分23は、略長方形状に構成されており、ドリンク容器をボックス27に挿入する穴23aを有している。また、区画部分23は、アクリル樹脂あるいはポリカーボネート樹脂等の光透過性を有する導光樹脂により形成されている外周部分23bと、非導光樹脂により形成されている内周部分23cから構成されている。また、図6に示すように、外周部分23bの両側面(二点鎖線部分)は光拡散性部材である反射シート23dにより覆われている。なお、区画部分23は、ボックス27の上面部27aの周囲上方であって、ボックス27の表面に構成されている。 【0051】導入部分24は、区画部分23に一体に形成されている。導入部分24は、光透過性を有する導光樹脂により形成されている。また、図6に示すように、導入部分24の周囲(二点鎖線部分)は反射シート24bで覆われている。なお、導入部分24は、ボックス27の上面部27aの裏面に下向きに突出するように構成されている。 【0052】発光体25は、導入部分24の端部に対向して構成され、導入部分24に向かって光を照射する。発光体25は、一つの光源で構成されている。光源には、電球や発光LEDなどが用いられる。また、発光体25は、制御部26を有している。制御部26は、外部からの信号に従い、発光体25の電源のON/OFFを制御する。なお、発光体25および制御部26は、支持皿27の上面部27aの裏面に構成されている。 【0053】次に、上記の構成において、カップホルダー21の動作について説明する。 【0054】制御部26により発光体25の電源がONになると、図6に示すように、発光体25の光が導入部分24に照射される。導入部分24に照射された光は、光拡散性を有する導光樹脂により導入部分24を透過し、導入部分24の周囲(図6における二点鎖線部分)に覆われた反射シート24bにより拡散されて区画部分23に入射される。区画部分23に入射された光は、導光樹脂により外周部分23b内を透過し、光拡散部材である反射シート23dにより拡散され、外周部分23bの全体に導かれる。同時に、区画部分23の側面(図6における二点鎖線の部分)以外の部分は反射シート23dで覆われていないため、光が外部に出る。従って、ボックス17の表面上に表れた区画部分23の内、外周部分23bが光り、内周部分23cは光らない。 【0055】一方、制御部26により発光体25の電源がOFFになると、発光体25の光が導入部分24に照射されなくなる。したがって、区画部分23の外周部分23bは光らない。 【0056】このように、本実施例に係るカップホルダー21によれば、ホルダー22の区画部分23の内、外周部分23bが導光樹脂および光拡散部材である反射シート23dにより構成されているため、発光体25により照射され、導入部分24から入射された光は、導光樹脂により透過され、光拡散部材である反射シート23dにより拡散されることによって、外周部分23b全体に導かれる。したがって、一箇所に設けられた発光体25により、ホルダー22の区画部分23の内、外周部分23b全体を光らせることができ、走行中にカップなどのドリンク容器の出し入れが容易となる。また、発光体25は、制御部26により制御される。従って、制御部26により発光体25の電源をON/OFFすることにより、任意に、または自動的にカップホルダー21の光を点けたり消したりすることができる。 【0057】また、導入部分24も導光樹脂および光拡散部材である反射シート24bにより形成されていることから、一箇所に設けられた発光体25から照射された光を効率的に区画部分23に導入することができる。 【0058】さらに、区画部分が導光樹脂により形成された外周部分23bと、非導光樹脂により形成された内周部分23cと、から構成されている。したがって、内周部分23cは光を導入することができないため、外周部分23bのみの特定の形状を光らせることができる。 【0059】なお、本発明にかかるカップホルダーの実施例は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいてさまざまな設計変更が可能である。 【0060】例えば、前記実施例では、区画部分23は導光樹脂と非導光樹脂を組み合わせて構成されているが、導光樹脂のみにより構成されてもよい。また、部分的に塗料や非透過性樹脂フィルム等の非透過性の材料で覆うことにより、区画部分に光の模様を付すこともできる。 【0061】また、前記実施例では、区画部分23の外周部分23bの両側面(図6における二点鎖線の部分)全体を反射シート23dにより覆うことにより光を拡散させているが、区画部分23の外周部分23b全体に光を導けるように構成されていればよく、区画部分23の外周部分23bの側面の内、湾曲した部分にのみ反射シート23dを覆うものであっていてもよい。尚、湾曲した部分にのみ反射シート23dで覆うことにより、コストを安くすることができる。 【0062】また、前記実施例では、光拡散部材として、反射シート23dを用いているが、それに限らない。例えば、導光樹脂に乱反射材を混合したものを用いることにより、区画部分23の外周部分23bを形成しても良い。尚、この場合は、区画部分23の外周部分23bに入射された光は光透過性を有する導光樹脂により透過され、乱反射材により拡散されて区画部分23の外周部分23b全体に光が導かれる。 【0063】なお、発光体25は、前記実施例では一色の光源から構成されているが、複数の色の光源から構成されていてもよい。例えば、発光LEDの白、赤、緑、黄の4色を配置してもよい。 【0064】 【発明の効果】本発明のカップホルダーによると、区画部分が光を透過させる導光樹脂と、光を拡散させる光拡散部材とにより形成されている。したがって、一箇所に設けられた発光体から区画部分全体を光らせることができる。また、発光体の光源は、電球または発光LEDである。したがって、任意に、区画部分に光を点けたり、消したりすることが可能である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006068 【氏名又は名称】三ツ星ベルト株式会社 【住所又は居所】兵庫県神戸市長田区浜添通4丁目1番21号
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| 【出願日】 |
平成13年12月26日(2001.12.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100089196 【弁理士】 【氏名又は名称】梶 良之 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−191782(P2003−191782A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月9日(2003.7.9) |
| 【出願番号】 |
特願2001−393879(P2001−393879) |
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