| 【発明の名称】 |
取付システムおよびそれを含む車両用シートアセンブリ |
| 【発明者】 |
【氏名】フィリップ・デンプトス
【氏名】ドナルド・シャーノウスキ
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| 【要約】 |
【課題】シングルハンドルリリース機能を持ち、安価、軽量であり、且つ動作が信頼できる車両用前倒れシートを提供する。
【解決手段】マウント38は車両に取り付けられ、横軸を画定し、物体の第1部分36は、物体の第2部分50に接続されたラッチ42が前記車両に取り付けられた係合部材44と選択的に係合する設計位置まで物体が軸Aを中心に枢動できるように、マウント38に取り付けられる。ストライカプレート48にはスロットがあり、スロットの長手方向の両側には1対の連続ソケットがある。ストライカピン46は第2部分50に接続され、物体がその設計位置まで移動する間にスロット内にスロットの閉端まで移動する。ソケットは、物体の変形により、ピンがその内部にそれぞれ後方限界位置および前方限界位置まで長手方向に移動することを可能にする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 車両および前記車両に取り付けられる物体に使用するための取付システムであって、前記物体は第1部分および第2部分を有しており、前記車両は前端、後端、前記前端と前記後端との間に伸長する長手軸、および前記長手軸に対して実質的に直角に配置される横軸を有しており、前記取付システムは、前記車両に近接する側方第1枢軸を画定し、かつ前記第1枢軸を中心として前記物体を設計位置まで枢動できるように前記物体の第1部分を前記車両に取り付けるための取付手段と、使用中に前記物体の第2部分に取り付けられるラッチ部材と、使用中に前記車両に取り付けられ、前記物体がその設計位置にあるときに前記ラッチ部材と選択的に確実に係合するようになっているラッチ係合部材と、使用中に前記物体の第2部分に前記ラッチ部材と横方向に間隔をおいた関係に取り付けられるストライカピンと、開端および閉端を有するスロットを提供し、且つ、前記スロットの片側にそれと接して配置されたソケットをさらに提供するストライカプレートであって、前記ソケットが前記スロットに対して前方に配置されると共に、前記物体のその設計位置への前記枢動中に、前記ストライカピンが前記スロットの開端内に移動し且つ前記スロットに沿って、前記スロットの閉端に隣接し前記ソケットに長手方向に後方に隣接する設計位置まで移動するように構成された作動位置で前記車両に使用中に取り付けられるストライカプレートとを備えており、前記ソケットが、使用中に、車両の前方破壊条件下で、前記物体の変形の作用によって、ソケット内への前記ストライカピンの前方限界位置までの長手方向の移動が可能になり、そこで前記ストライカプレートが前記ストライカピンに接触して前記ストライカピンのさらなる長手方向の前方移動が阻止されるような形状および寸法に形成されている取付システム。 【請求項2】 車両および前記車両に取り付けられる物体に使用するための取付システムであって、前記物体は第1部分および第2部分を有しており、前記車両は前端、後端、前記前端と前記後端との間に伸長する長手軸、および前記長手軸に対して実質的に直角に配置される横軸を有しており、前記取付システムは、前記車両に近接する側方第1枢軸を画定し、かつ前記第1枢軸を中心として前記物体を設計位置まで枢動できるように前記物体の第1部分を前記車両に取り付けるための取付手段と、使用中に前記物体の第2部分に取り付けられるラッチ部材と、使用中に前記車両に取り付けられ、前記物体がその設計位置にあるときに前記ラッチ部材と選択的に確実に係合するようになっているラッチ係合部材と、使用中に前記物体の第2部分に前記ラッチ部材と横方向に間隔をおいた関係に取り付けられるストライカピンと、開端および閉端を有するスロットを提供し、且つ、前記スロットの両側にそれと接して実質的に対向関係に配置された1対のソケットをさらに提供するストライカプレートと、を備えており、前記ストライカプレートは、前記ソケットが前記スロットの長手方向両側に配置されると共に、前記物体のその設計位置への前記枢動中に、前記ストライカピンが前記スロットの開端内に移動し且つ前記スロットに沿って、前記スロットの閉端に隣接し前記ソケットの間にある設計位置まで移動するように構成された作動位置で前記車両に使用中に取り付けられ、前記ソケットは各々、使用中に、車両の後方および前方破壊条件下で、前記物体の変形の作用によって、ソケット内への前記ストライカピンのそれぞれ後方限界位置および前方限界位置までの長手方向の移動が可能になり、そこで前記ストライカプレートが前記ストライカピンに接触して前記ストライカピンのさらなる長手方向の前方移動が阻止されるような形状および寸法に形成されている取付システム。 【請求項3】 前記ストライカピンが後方限界位置にあるときに、前記ストライカプレートが前記ストライカピンと接触して前記ストライカピンの垂直方向の移動を阻止し、前記ストライカピンが前方限界位置にあるときに、前記ストライカプレートが前記ストライカピンと接触して前記ストライカピンの垂直方向の移動を阻止するように構成された請求項2に記載の取付システム。 【請求項4】 前記ストライカピンの設計位置が前記スロットの閉端によって画定される請求項1に記載の取付システム。 【請求項5】 前記ラッチ部材が、係合位置と解放位置との間で選択的に移動できるように前記物体の第2部分に枢着された第1ラッチフックを備えており、前記ラッチ係合部材が、前記第1ラッチフックの解放位置から係合位置への移動により前記第1ラッチフックによって選択的に確実に係合されるようになっている突耳部材である請求項1に記載の取付システム。 【請求項6】 前記スロットが前記第1枢軸を中心に弧状に伸長する請求項1に記載の取付システム。 【請求項7】 前端、後端、前記前端と前記後端との間に伸長する長手軸、および前記長手軸に対して実質的に直角に配置される横軸を有する車両に取り付けられるシートアセンブリであって、第1部分および第2部分を有する支持部材を含むシート部材と、前記支持部材の第1部分が前記物体の第1部分を画定し、前記支持部材の第2部分が前記物体の第2部分を画定するように構成された、前記シート部材用の請求項3に記載の取付システムと、を備えており、前記シート部材の設計位置が占有可能位置であるシートアセンブリ。 【請求項8】 前記第1ラッチフックは、前記シートアセンブリが変形形状に前部変形した状態で、その係合位置からその解放位置の方向に移動するようになっており、第2ラッチフックが設けられ、前記第2ラッチフックは、前記シートアセンブリがその変形形状状態のときにそれが前記突耳部材と確実に係合する係合可能位置と、それが前記突耳部材との係合を外される解放位置との間で選択的に移動できるように、前記支持部材の第2部分に枢着されている請求項7に記載のシートアセンブリ。 【請求項9】 前記第2ラッチフックの前記選択的移動が、前記第1ラッチフックに形成された長尺スロットと前記第3ラッチフックから不動に伸長するピン部材との制御下で行われ、前記ピン部材が前記長尺スロットと空動摺動関係に係合して、第1ラッチフックがその解放位置に移動すると第2ラッチフックがその解放位置に移動し、前記第1ラッチフックがその係合位置に移動すると前記第2ラッチフックがその係合可能位置に移動するように構成された請求項8に記載のシートアセンブリ。 【請求項10】 前記シート部材がシートクッション部およびシートバック部を含み、前記支持部材、シートクッション部、およびシートバック部の各々が前記シート部材の設計位置によって画定されるそれぞれの設計位置を有している請求項7に記載のシートアセンブリ。 【請求項11】 前記シート部材は、前記シートクッション部がその設計位置に配置されたときに、前記シートクッション部の後端に実質的に側方に整列し且つそれに隣接して配置される第2枢軸を画定し、前記シート部材は、前記シートクッション部がその設計位置に配置されているときに前記シートバック部が前記シートクッション部上に載置する畳み込み位置から、前記シートバック部が前記シートクッション部に対して前記第2枢軸を中心にして行なう選択的な可逆的前方枢動に備えるようになっている請求項10に記載のシートアセンブリ。 【請求項12】 前記シート部材は、前記シートバック部がその畳み込み位置に配置されているときに、前記シートクッション部が実質的に垂直方向に方向付けられ且つ前記シートバック部が前記シートクッション部から実質的に前方に配置されるそれぞれの折り重ね位置への前記第1枢軸を中心とする前記支持部材、シートバック部、およびシートクッション部の同時選択的可逆的前方枢動に備えるようになっている請求項11に記載のシートアセンブリ。 【請求項13】 前記支持部材が前記シートクッション部および前記シートバック部から区別され、前記シートクッション部および前記シートバック部が、前記支持部材、シートバック部、およびシートクッション部の前記第1枢軸を中心とする前記同時選択的可逆的前方枢動に備えるように前記支持部材に作動的に接続されている請求項12に記載のシートアセンブリ。 【請求項14】 前記第2枢軸を中心とする前記シートバック部の前記選択的可逆的前方枢動に備えるように前記シートバック部が前記支持部材の第2部分に枢着されている請求項13に記載のシートアセンブリ。 【請求項15】 前記シートクッション部が前記支持部材に着脱自在に接続され、且つ、前記シートバック部および前記支持部材とは独立して、その設計位置と収納位置との間で移動できるようになっており、前記収納位置は前記シートクッション部の設計位置から比較的前方に配置され、前記収納位置で前記シートクッション部は実質的に垂直方向に方向付けられる請求項14に記載のシートアセンブリ。 【請求項16】 前記シートクッション部がその収納位置にあるときに、前記シート部材は、前記支持部材の第2部分に隣接して配置された側方第4枢軸を中心として設計位置から、前記シートバック部が前記シートクッションに対して後方にネスティングされ且つ実質的に水平方向に配置される偏平折り畳み位置までの前記シートバック部の選択的可逆的前方折り畳み移動に備えるようになっている請求項15に記載のシートアセンブリ。 【請求項17】 前記シート部材が支持管をさらに備えており、前記支持管は使用中に、第1枢軸を中心に枢動できるように前記車両に取り付けられた第1端と、前記第1枢軸に平行な第3枢軸を中心に前記シートクッションが枢動し、それによって前記シートクッション部のその設計位置とその収納位置との間の前記移動に備えるように前記シートクッション部に取り付けられた第2端とを有している請求項16に記載のシートアセンブリ。 【請求項18】 前記支持部材が前記第1部分および前記第2部分を接続する中間部分を有する管状支持部材であり、前記中間部分が実質的に前記第1枢軸と前記第4枢軸との間に伸長し、前記第1部分および前記第2部分が、それぞれ前記第1枢軸および第4枢軸と実質的に整列して前記中間部分からそれぞれの終端まで同一方向に伸長している請求項16に記載のシートアセンブリ。 【請求項19】 前記シート部材が第1シートバック取付アセンブリおよび第2シートバック取付アセンブリを含む1対のシートバック取付アセンブリをさらに備えており、前記対のシートバック取付アセンブリの各々が前記シートバック部に堅固に取り付けられた遠位部と、前記第4枢軸を中心とする前記シートバック部の前記選択的枢動に備えるために前記第4枢軸を中心に枢動できるように前記支持部材に取り付けられた近位部とを含んでいる請求項18に記載のシートアセンブリ。 【請求項20】 前記第1シートバック取付アセンブリは、前記中間部分と前記第2部分との連接部に隣接して前記支持部材に枢着されており、前記第2シートバック取付アセンブリは前記第2部分の終端に隣接して前記支持部材に枢着されている請求項19に記載のシートアセンブリ。 【請求項21】 各シートバック取付アセンブリの近位部が回転子アームであり、遠位部がシートバック取付ブラケットであり、前記回転子アームおよび前記シートバック取付ブラケットが第2枢軸を中心に選択的相対枢動ができるように相互に取り付けられ、それによって前記シートバック部の前記第2枢軸を中心とする前記選択的可逆的前方枢動に備えるようにした請求項20に記載のシートアセンブリ。 【請求項22】 前記第1シートバック取付アセンブリの回転子アームにガイドスロットを形成し、前記支持部材から前記ガイドスロット内にリミットピンが不動に伸長し、前記ガイドスロットは前記第4枢軸を中心に弧状に伸長して、前記シートバック部の偏平折り畳み位置によって画定される前記回転子アームの偏平折り畳み位置と、前記シートバック部の設計位置によって画定される前記回転子アームの設計位置との間の前記回転子アームの移動を限定するように構成された請求項21に記載のシートアセンブリ。 【請求項23】 前記第4枢軸を中心とする前記シートバック部の前記選択的可逆的前方折り畳み移動がラッチ爪の制御下で行なわれ、前記ラッチ爪は、それが前記第1シートバック取付アセンブリの前記回転子アームの対応する爪受容面とラッチ係合して前記回転子アームがその設計位置から離れる移動を阻止する係合位置と、それが前記爪受容面との接触を外されて前記回転子アームがその設計位置からその偏平折り畳み位置に向かって移動することが可能になる解放位置との間で枢動できるように、前記支持部材に取り付けられている請求項22に記載のシートアセンブリ。 【請求項24】 それぞれのシートバック取付ブラケットから各々突出している1対の後方リミットピンであって、前記シートバック取付ブラケットが前記シート部材の設計位置によって画定されるその設計位置まで前記第2枢軸を中心に枢動したときに、前記シートバック取付ブラケットが取り付けられた回転子アームに突き当たって、前記シートバック取付ブラケットのそれ以上の後方枢動を阻止するように配設された1対の後方リミットピンを備えている請求項21に記載のシートアセンブリ。 【請求項25】 前記第2枢軸を中心とする前記シートバック部の前記選択的可逆的前方枢動は1対の回転自在の止め爪の制御下で行なわれ、前記止め爪の各々は、それが各回転子アームに枢着された前記シートバック取付ブラケットの対応する止め爪受容面と係合して前記シートバック取付ブラケットのその設計位置から離れる前方移動を阻止する係合位置と、それが前記止め爪受容面との接触を外されて前記シートバック取付ブラケットが前記シートバック部の畳み込み位置によって画定されるその畳み込み位置に向かって移動することが可能になる解放位置との間で移動できるように、それぞれの回転子に枢着されている請求項24に記載のシートアセンブリ。 【請求項26】 前記ラッチ部材が前記支持部材の前記第2部分に、前記第2部分と前記中間部分との連接部に隣接して取り付けられ、前記ストライカピンが前記支持部材の前記第2部分にその終端に隣接して取り付けられている請求項21に記載のシートアセンブリ。 【請求項27】 前記ストライカピンが、前記ストライカピンの両端に不動に接続された1対の間隔配置された保持板によって前記支持部材の前記第2部分の終端に取り付けられており、前記保持板のそれぞれが前記支持部材の前記第2部分にその終端に隣接して取り付けられている請求項26に記載のシートアセンブリ。 【請求項28】 前記第2シートバック取付アセンブリの前記回転子アームは、前記保持板の対の間に挿置され且つ前記第4枢軸と整列して前記保持板間に不動に伸長する枢軸を中心に回転できるように軸支されることによって、上述の通り枢動できるように前記支持部材に取り付けられている請求項27に記載のシートアセンブリ。 【請求項29】 前記保持板間に不動に伸長し、前記第2シートバック取付アセンブリの前記回転子アームが前記シートバック部の設計位置によって画定されるその設計位置を超えて後方に枢動するのを阻止するように配設された止めピンをさらに備えている請求項28に記載のシートアセンブリ。 【請求項30】 前記シートクッション部がその設計位置にあり且つ前記支持部材がその設計位置にあるときに、前記シートバック部に対する前記シートクッション部の長手方向の移動を阻止するためのラッチ手段をさらに備えている請求項18に記載のシートアセンブリ。 【請求項31】 前記ラッチ手段は前記シートクッション部に取り付けられた第1協働部および前記支持部材に取り付けられた第2協働部を備えており、前記シートクッション部のその設計位置への前記移動により、前記第1協働部および前記第2協働部が長手方向に抑止する関係に相互に係合するようになっている請求項30に記載のシートアセンブリ。 【請求項32】 前記ラッチ手段は前記シートクッション部に取り付けられた第3協働部および使用中に前記車両に取り付けられた第4協働部を備えており、前記シートクッション部のその設計位置への前記移動により、前記第3協働部および前記第4協働部が長手方向に抑止する関係に相互に係合するようになっている請求項30に記載のシートアセンブリ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車両および車両に取り付けられる物体に使用するための取付システムに関し、さらに詳しくは、車両用シートの取付システムに関する。本発明はまた、取付システムを含む車両用シートアセンブリをも含む。 【0002】 【従来の技術】乗用車は一般的に「前倒れ」シートを有する。そうしたシートは、車両のシート後部の室内空間への出入りを容易にするために、シートを転倒した状態に動かすことができるように構成される。この目的のために、シートフレームは、シート前端に隣接する車両床に枢着され、且つシート後端に隣接する車両床に解放自在に取り付けられる。これに関する好例が、2001年4月24日に発行された米国特許第6,220,665号(ディンゲル(Dingel)ら)である。 【0003】前倒れシートはしばしば、シートバックがシートクッション上に載置する畳み込み位置までシートバックを前方に折り曲げることを可能にする、折り畳み機能を備えている。この機能を備えたシート(「フォールドアンドタンブルシート(fold and tumble seat)」)は、シートバックがその畳み込み位置にあるときに、シート後端の解放により、シートバックが車両室内の前部に突出することなく、シートクッションが実質的に垂直に方向付けられる折り重ね位置までシートを前方に枢動することが可能になるので、有利である。1996年3月12日に発行された米国特許第5,498,051号(スポンスラ(Sponsler)等)は、これに関する好例である。 【0004】一般的な前倒れシート(フォールドアンドタンブル亜種であるか否かに関わらず)の後端は、車両床によってもたらされる対応する突耳と係合するためにそれぞれの係合位置に枢動可能な1対の横方向に間隔配置されたラッチフックによって車両床に取り付けられる。これに関する好例が、1996年3月12日に発行された米国特許第5,498,051号(スポンスラ等)である。当業界で周知の通り、前記対を形成するラッチフックは一般的に、「シングルハンドルリリース」機能を促進するためにスレーブロッド、スレーブケーブルまたは類似物のシステムによって、同時に作動するように相互に接続され、これはとりわけ設計の人間工学を改善し、その結果として消費者に受け入れられる。スポンスラらの引例では、例えばタイロッドが1対のカムと作動的に結合し、カムの各々がそれぞれのラッチフックに形成されたローブに作用してその係合位置と解放位置との間の移動を引き起こす。 【0005】単一ラッチフックだけを利用してシートの後端を車両に取り付ける装置は、先行技術で知られている。これは、スレーブロッドまたは類似物の複雑なシステムに関連付けられるコスト、重量、および信頼性の問題を回避し、所望のシングルハンドルリリース機能を達成する。しかし、特に前部破壊状態中に、負荷が極端になり得るときに、シートが解放されないことを保証するために、そうした装置のラッチおよびシートフレームの両方の構造は、対になったラッチを組み込んだ装置(対ラッチシートアセンブリ)に特徴的な構造より一般的に頑健であり、先端的材料および製造技術をそこに組み込むことによってシートフレームをより頑健にする場合、それはコストに悪影響を与えるおそれがあり、より大きくより頑健な構成部品を装備することによってシートフレームをより頑健にする場合には、重量に悪影響を与えるおそれがある。例えば2002年5月28日に発行された米国特許第6,394,525号(シーボルド(Siebold))では、比較的大きい枢支管を使用している。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、シングルハンドルリリース機能を持ち、且つ製造が比較的経済的であり、比較的軽量であり、且つ動作が比較的信頼できる前倒れシートアセンブリをもたらすために、シート部材に使用することのできる取付システムを提供することである。 【0007】 【課題を解決するための手段】中でも特に、この目的は、本発明によって達成される。 【0008】一態様では、本発明は、車両用の取付システムおよび車両に取り付けられる物体を含み、該物体は第1部分および第2部分を有し、該車両は前端、後端、前端と後端との間に伸長する長手軸、および長手軸に対して実質的に直角な横軸を有する。 【0009】取付システムは、車両に近接する横方向の第1枢軸を画定し、且つ第1枢軸を中心にして設計位置まで物体を枢動するように物体の第1部分を車両に取り付けるための取付手段を含む。 【0010】取付システムは、ラッチ部材、ラッチ係合部材、ストライカピン、およびストライカプレートをさらに含む。 【0011】ラッチ部材は使用中に物体の第2部分に取り付けられる。 【0012】ラッチ係合部材は使用中に前記車両に取り付けられ、物体がその設計位置にあるときにラッチ部材と選択的に確実に係合するようになっている。 【0013】ストライカピンは使用中に物体の第2部分に、ラッチ部材に対して横方向に間隔をおいた関係に不動に取り付けられる。 【0014】ストライカプレートは開端および閉端を有するスロットをもたらし、且つ該スロットの片側にそれに隣接して配設されたソケットをさらにもたらす。ストライカプレートは使用中、ソケットがスロットに対して前方に配設される動作位置で前記車両に取り付けられ、その位置でストライカピンは、物体のその設計位置への前記枢動中に、スロットの開端内へ移動し、且つスロットの閉端に隣接すると共に長手方向に後方でソケットに隣接する設計位置まで前記スロットに沿って移動する。 【0015】ソケットは、使用中に、車両の前部破壊条件下で、前記物体の変形の作用によって、ストライカピンが前方限界位置まで長手方向に前方に移動することができ、そこでストライカプレートがストライカピンに接触してストライカピンのさらなる長手方向の前方移動が阻止されるような形状および寸法に形成する。 【0016】本発明の別の態様では、好ましくは、ストライカプレートは、スロットの両側にそれと隣接して実質的に対向する関係に配設された1対のソケットをもたらし、ソケットの対は使用中、スロットの長手方向の両側に配設され、各々が、使用中に車両の後部および前部破壊条件下で前記物体の変形の作用によって、ストライカピンが後方限界位置および前方限界位置までそれぞれ長手方向に移動することができ、そこでストライカプレートがストライカピンに接触してストライカピンのさらなる長手方向の移動が阻止されるような形状および寸法に形成する。 【0017】本発明の別の態様では、ラッチ部材は好ましくは、係合位置と解放位置との間を選択的に移動できるように物体の第2部分に枢着された第1ラッチフックを備え、ラッチ係合部材は突耳部材を備え、突耳部材は、第1ラッチフックが解放位置から係合位置に移動したときに第1ラッチフックによって選択的に確実に係合されるようになっている。 【0018】別の態様では、本発明はまた、前端、後端、前端と後端との間に伸長する長手軸、および長手軸に対して実質的に直角に配置された横軸を有する、車両に取り付けられるシートアセンブリをも含む。 【0019】シートアセンブリは、第1部分および第2部分を有する支持部材を含むシート部材を備えている。シートアセンブリは、支持部材の第1部分が物体の第1部分を画定し、支持部材の第2部分が物体の第2部分を画定し、且つシート部材の設計位置が占有可能位置となるように、シート部材に使用される前記取付システムをさらに備えている。 【0020】他の態様として、第1ラッチフックは、シートアセンブリが変形形状に前部変形した状態で、その係合位置からその解放位置に向かって移動するようにさせることが好ましく、シートアセンブリがその変形形状のときに突耳部材に確実に係合する係合位置と、突耳部材との係合を外される解放位置との間を選択的に移動できるように、支持部材の第2部分に枢着された第2ラッチフックを設ける。 【0021】本発明の他の態様では、シート部材はシートクッション部およびシートバック部を含むことが好ましく、支持部材、シートクッション部、およびシートバック部の各々がシート部材の設計位置によって画定されるそれぞれの設計位置を有する。 【0022】別の態様では、シート部材は、シートクッション部がその設計位置に配置されたときに、シートクッション部と実質的に横方向に並ぶと共にシートクッション部の後端に隣接して配置される第2枢軸を画定することが好ましい。 【0023】別の態様では、シート部材は、シートクッション部がその設計位置に配置されているときに、シートバック部が第2枢軸を中心にしてその設計位置から、それがシートクッション部に載置する畳み込み位置まで、シートクッション部に対して選択的に可逆的に前方に枢動することができるようにするのが好ましい。 【0024】本発明の別の態様では、シート部材は、シートバック部がその畳み込み位置にあるときに、支持部材、シートバック部、およびシートクッション部が第1枢軸を中心にして、シートクッション部が実質的に垂直に方向付けられ且つシートバック部が前記シートクッション部から実質的に前方に配置されるそれぞれの折り重ね位置まで、同時に選択的に可逆的に前方に枢動することができるようにするのが好ましい。 【0025】本発明の別の態様では、シートクッション部は支持部材に着脱自在に接続することが好ましく、且つ、シートバック部および支持部材とは独立に、その設計位置と、シートクッション部の設計位置より相対的に前方に位置すると共にシートクッション部が実質的に垂直に方向付けられる収納位置との間で移動できるようにすることが好ましい。 【0026】本発明の別の態様では、シートクッション部がその収納位置にあるときに、シートバック部が、支持部材の第2部分に隣接して配置された横方向第4枢軸を中心として、その設計位置から、シートバック部がシートクッション部に対して後方にネスティングされると共に実質的に水平に方向付けられる偏平折り畳み位置まで、選択的に可逆的に前方に折り畳み移動することができるように、シート部材を適応させることが好ましい。 【0027】本発明の別の態様では、シート部材は、第1シートバック取付アセンブリおよび第2シートバック取付アセンブリを含む1対のシートバック取付アセンブリをさらに備えることが好ましく、前記対のシートバック取付アセンブリの各々が、シートバック部に確実に取り付けられた遠位部と、第4枢軸を中心に枢動するように支持部材に取り付けられた近位部とを含み、第4枢軸を中心とするシートバック部の前記選択的枢動に備える。 【0028】本発明のさらに別の態様では、好ましくは、各シートバック取付アセンブリの近位部は回転子アームであり、遠位部はシートバック取付ブラケットであり、回転子アームおよびシートバック取付ブラケットは第2枢軸を中心に選択的に相対枢動ができるように相互に取り付けられ、それによって第2枢軸を中心とするシートバック部の前記選択的な可逆的前方枢動に備える。 【0029】本発明の別の態様では、第1シートバック取付アセンブリの回転子アームにガイドスロットを形成することが好ましく、支持部材から前記ガイドスロット内に制限ピンが不動に伸長することが好ましい。 【0030】ガイドスロットは、第4枢軸を中心に弧状に伸長し、シートバック部の偏平折り畳み位置によって画定されるその偏平折り畳み位置と、シートバック部の設計位置によって画定されるその設計位置との間の回転子アームの移動を制限する。 【0031】本発明のさらに別の態様では、第4枢軸を中心とするシートバック部の前記選択的な可逆的前方折り畳み移動はラッチ爪の制御下で行なわれることが好ましく、前記ラッチ爪は、それが前記第1シートバック取付アセンブリの回転子アームの対応する爪受容面とラッチ係合して前記回転子アームがその設計位置から離れる動きを阻止する係合位置と、それが爪受容面との接触を外れて前記回転子アームがその設計位置からその偏平折り畳み位置に向かって移動できる解放位置との間で枢動できるように、支持部材に取り付けられる。 【0032】さらに別の態様では、第2枢軸を中心とするシートバック部の前記選択的な可逆的前方枢動は1対の回転自在の止め爪の制御下で行なわれ、回転自在の止め爪は各々、前記各回転子アームに枢着されたシートバック取付ブラケット上の対応する止め爪受容面にそれが係合して前記シートバック取付ブラケットがその設計位置から離れて前方に移動するのを阻止する係合位置と、それが止め爪受容面との接触を外れて前記シートバック取付ブラケットがシートバック部の畳み込み位置によって画定されるその畳み込み位置に向かって移動できる解放位置との間で移動できるように、それぞれの回転子アームに枢着される。 【0033】本発明の他の利点、特徴、および性質のみならず、構造の関連要素の操作方法および機能、ならびに部品の組合せおよび製造の経済性は、添付の図面に関連する以下の詳細な説明および特許請求の範囲を考慮することにより、一層明確になるものである。添付の図面では、同様の部品を表すために共通の参照符号を用いている。 【0034】 【発明の実施の形態】図1は、前端24、後端26、前端24と後端26との間を伸長する長手軸X−X、および長手軸X−Xに対して実質的に直角に配置される横軸Y−Yを有する型の車両22で使用する、本発明の好適な実施形態に係るシートアセンブリ29を示す。 【0035】シートアセンブリ29は、図2で一般参照符号28で表され、支持部材32を含むシート部材を備えており、シート部材28は一般参照符号20で示される本発明の取付システムの好適な実施形態で使用される。 【0036】取付システム20は、図2で一般参照符号34で表された、車両22に近接した横方向第1枢軸A−Aを画定すると共に、シート部材28が占有可能である図2に示す設計位置まで第1枢軸A−Aを中心にシート部材28を枢動できるように、支持部材32の第1部分36を車両22に取り付けるための取付手段を備えている。図示する通り、好適な取付手段34は、横管39を中心に円を描く関係に車両22の床面40に不動に取り付けられらた前部締着ブラケット38を備えていることが分かり、該横管39はその両端に1つづつ取り付けられた1対の相対する取付ブラケット41A、41Bを有する。 【0037】加えて、以下で説明するように、取付システム20はラッチ部材42、ラッチ係合部材44、ストライカピン46、およびストライカプレート48を備えている。 【0038】ラッチ部材42は、図3および図4に示す通り、以下の段落でより詳しく論じる支持板79の作用により、図4および図5に示す係合位置と図6に示す解放位置との間で選択的に移動できるように、支持部材32の第2部分50に作動的に枢着された第1ラッチフック43を備えている。 【0039】第1ラッチフック43のそうした移動を行なうために、枢動自在の解除ハンドルに作動的に取り付けられたボーデンケーブルなど、従来の加動手段(どちらも図示せず)を使用することができる。同様に、ばね(図示せず)を使用して第1ラッチフック43をその係合位置に偏倚させることもできる。 【0040】シート部材28がその設計位置にあるときに、ラッチ係合部材44すなわち車両床40に確実に固定された突耳部材は、第1ラッチフック43がその係合位置に移動した後、第1ラッチフック43によって選択的に確実に係合されるようになっている。 【0041】ストライカピン46は、図2に最もよく示すように、ラッチ部材42に対して横方向に間隔をおいて配置された関係に、支持部材32の第2部分50に取り付けられる。 【0042】ストライカプレート48は車両22の床40に取り付けられ、図20に示すように開端54および閉端56を有する一般的に弧状のスロット52をもたらし、前記車両床40の作動位置に取り付けられ、その位置で、図7、8、5の移動の順序によって示されるようにシート部材28がその設計位置まで前記枢動する間に、ストライカピン46が開端54内へ移動し、且つ前記スロット52に沿って、ストライカピン46とスロット52の閉端56との接触によって画定されるストライカピン設計位置まで移動することができるように、スロット52は第1枢軸A−Aを中心に円弧状に伸長する。ストライカピン46のスロット52内およびそれに沿ってその設計位置までの移動は、図20で矢印Jの方向によって示される。 【0043】ストライカプレート48は、各々ストライカピン46をその中に交互に密嵌関係に受容するような形状および寸法に作られた1対のソケット58、58’をさらにもたらす。ソケット58、58’はスロット52の長手方向に両側に実質的に対向関係に配置され、それらに隣接しており、車両22の後部または前部いずれかの破壊の条件下で、そのような破壊条件下でのシート部材28の変形の作用によって、ストライカピン46がその中へそれぞれ後方限界位置または前方限界位置まで上方長手方向に移動することが可能となる。 【0044】後部限界位置では、ストライカピン46の垂直方向の移動は、さらなる後方長手方向の移動と同様に、ストライカピン46とソケット58’の接触によって阻止される。前方限界位置では、ストライカピン46の垂直方向の移動は、さらなる前方長手方向の移動と同様に、ストライカピン46とソケット58との接触によって阻止される。ストライカピン46のその後方限界位置への移動は、図9、10、11に示される移動の順序によって示される。ストライカピン46のその前方限界位置への移動は、図9、12、13に示す移動の順序によって示される。 【0045】上記の組合せは、それがとりわけ対型ラッチシートアセンブリによって提示されるものと同様のラッチ特性を前部破壊状態で(そうした特性が最も望まれるときに)示す前倒れシートを提供し、対型ラッチシートアセンブリで達成できるシート部材を比較的軽量で経済的に構成しながら、同時にシングルハンドルリリース機能を、この機能性を達成するために対型ラッチシートアセンブリで一般的に利用されるスレーブシステムに関連付けることのできる付随コスト、重量、および信頼性の問題を生じることなく組み込むことができるという点で、それ自体、それだけで実質的な有用性を持つことは明白である。 【0046】しかし、好適な実施形態では、さらなる特徴が追加的に提供される。 【0047】1つのそうした特徴は図4に示す第2ラッチフック53を含み、この第2ラッチフック53は、係合位置(図5に示す通り)と解放位置(図6に示す通り)との間で移動できるように第2部分50に(再び、以下の段落で説明する支持板79の作用により)作動的に枢着される。 【0048】図26に最もよく示すように、長尺ガイドスロット55が第1ラッチフック43に形成され、第2ラッチフック53に不動に固定されたピン部材57が第2ラッチフック53からガイドスロット55内に伸長して前記ガイドスロット55と空動摺動関係に係合し、それによって、第1ラッチフック43がその係合位置とその解放位置との間で移動したときに、第2ラッチフック53がその係合可能位置とその解放位置との間で移動を行なうようにする。この構成により、車両22の前部破壊条件下で、シート部材28に掛かる負荷力は、図14Aに示すようにそれを前方に圧迫して形状を変形させるのに充分な大きさになることができるので、第1ラッチフック43はその係合位置から部分的にその解放位置に向かって移動し、それにより、その係合可能位置を維持している第2ラッチフック53は突耳部材44に確実に係合する。この構成は、第1ラッチフック43がシートアセンブリ29の不快な「チャック(chuck)」を除去する機能を引き受け(すなわち、普通の日常的な使用条件下でシート部材28と車両22との間の実質的にがたつきの無い接続を提供することによって)、第2ラッチフック53が前端破壊中に経験する極端な負荷に耐える充分に頑健な接続を確実にすることで、機能を一般的に分担することができるという点で有利である。次に、この機能の分担は比較的安価な構成になじみやすい。第1ラッチフック43は比較的穏当な負荷にさらされるだけであるので、比較的薄肉の材料から構成することができ、それは比較的低いコストで高精度の製作(すなわち比較的厳密な公差)になじみやすいので比較的がたつきの無い完成品が生産される。第2ラッチフック53は高負荷に耐える必要があるので、比較的厚肉の材料から構成しなければならないが、それは破壊状態中に係合するだけであるので、車両の乗員の安全性に有害な影響を一切及ぼすことなく、かなり低い公差で安価に形成することができる。 【0049】この構成はまた、それがとりわけ前部破壊状態中のシートアセンブリ29の移動の増大に備えており、それによってかなり深いソケット58、58’を利用することが可能であり、且つ、それによって前方限界位置におけるストライカピン46とストライカプレート48との間の接続の強度が増大するという点でも有利である。図示した好適な実施形態にこの構成が無ければ、前部破壊状態中にストライカピン46の同様の移動を達成するために、シート部材をあまり堅固にならないように(図示せず)構成する必要があり、それはとりわけ消費者承認に影響を及ぼすおそれがある。 【0050】本発明の希望されるが任意選択的なさらなる特徴によると、シート部材28はシートクッション部60およびシートバック部62を含み、支持部材32、シートクッション部60、およびシートバック部62の各々は、図2に代表的に図示するように、シート部材28の設計位置によって画定されるそれぞれの設計位置を有する。 【0051】希望するさらなる特徴として、シート部材28は、シートクッション部60がその設計位置に配置されたときに、実質的に横方向に調整され、シートクッション部60の後端に隣接して配置される第2枢軸B−Bを画定する。 【0052】希望するさらなる特徴として、シート部材28は、シートクッション部に対するシートバック部62の第2枢軸B−Bを中心とする図15に示すその設計位置から図17に示す畳み込み位置までの選択的な可逆的前方枢動(図16に矢印Eによって示す)に備えるようになっている。 【0053】図17に示すようにシートクッション部60がその設計位置に配置されているときに、シートバック部62はその畳み込み位置でシートクッション部60上に載置する。図17では、仮想輪郭線で示されるシートバック部62およびシートクッション部60の室内内張りが接触していることが分かる。 【0054】さらに、図17に示す畳み込み位置では、シートバック部62の後部表面64が、例えば積荷、隣接シートの乗員によって消費される食品または飲料、またはそうした乗員(図示せず)によって操作されるラップトップコンピュータを受容するために、実質的に水平方向に方向付けられることは明白である。 【0055】シートアセンブリ29はさらに、シートバック部62がその畳み込み位置に配置されているときに、図19に矢印Gで示すように第1枢軸A−Aを中心として、とりわけシートクッション部60が実質的に垂直に方向付けられ、且つ、シートバック部62が図20に示すシートクッション部60から実質的に前方に配置されるそれぞれの折り重ね位置までの支持部材32、シートバック部62、およびシートクッション部60の同時選択的な可逆的前方枢動に備える。 【0056】したがって、好適な実施形態のシート部材は、前述した米国特許第6,220,665号の構造によって例示される、フォールドアンドタンブル級のものである。 【0057】しかし、シートクッションおよびフレームが実質的に一体的に構成されているこの引用した先行技術の構造とは対照的に、シートアセンブリ29の支持部材32は、そのシートクッション部60およびシートバック部62から区別される。 【0058】したがって、支持部材32、シートバック部62、およびシートクッション部60の第1枢軸A−Aを中心とする前記同時選択的な可逆前方枢動に備えるために、支持部材32は、シートクッション部60およびシートバック部62を作動的にそれに接続させる(シートバック部62が実際に支持部材32の第2部分50に枢接されて、第2枢軸B−Bを中心とするシートバック部62の前記選択的な可逆的前方枢動に備えている)。 【0059】好適な実施形態のさらなる特徴は、シートクッション部60と支持部材32との間の上記の区別によって助長される。特に、シートクッション部60は支持部材32に着脱自在に接続され、シートバック部62および支持部材32とは独立して、その設計位置(図21に示す)と収納位置(図22に示す)との間で運動するようになっている。収納位置はシートクッション60の設計位置から比較的前方に位置し、その位置でシートクッション部60は実質的に垂直に方向付けられる。シートクッション部60のその設計位置とその収納位置との間の前記移動に備えるために、好適なシート部材28は1対の支持管66を含み、各支持管66は、第1枢軸A−Aを中心とする枢動ができるように(好ましくは図示した取付手段34の働きにより)車両22に取り付けられた第1端68と、図2、21および22に最もよく示すように第1枢軸A−Aに実質的に平行な第3枢軸C−Cを中心とするその枢動ができるようにシートクッション部60に取り付けられた第2端70とを有する。 【0060】シートクッション部60の上述の機能性、すなわちシートバック部62および支持部材32とは独立したその移動性は、とりわけ、ジャッキ装置(図示せず)などの物品をシートクッション部60の下に収納するために有利に使用することができるが、好適な実施形態では、シートクッション部60の独立移動性をより完全に利用するさらなる機能性が提供される。 【0061】さらに詳しくは、シート部材28は、シートクッション部60がその収納位置にあるときに、支持部材32の第2部分50に隣接して配置された横方向第4枢軸D−Dを中心として図23の矢印Mの方向に、その設計位置(図23に示す)から、図24に示すようにシートバック部62がシートクッション部60に対して後方にネスティングされ且つ実質的に水平に方向付けられて配置された偏平折り畳み位置へのシートバック部62の選択的な可逆的前方折り畳み移動に備える。図24に示す偏平折り畳み位置では、シートバック部62の後部表面64が車両床40と実質的に整列して、例えば大きな積荷(図示せず)を受容することが明白である。 【0062】したがって、好適な実施形態の支部28はまた、ジープチェロキー(JEEP CHEROKEE)の商標の下でクライスラー社により1995型式年に米国で販売されたスポーツユーティリティカー(図示せず)に具現されたものと同様の「フリップアンドチップ(flip and tip)」機能をも有する。 【0063】好適なシートアセンブリ29が上述の様々な機能性を達成する方法をさらに明瞭に確かめるために、その様々な主要構造要素を以下でより詳細に説明する。 【0064】これに関して、好適な支持部材32はとりわけ図2および図3では、第1部分36および第2部分50を相互接続する中間部分72を有し、管状として示される。管状支持部材32は一般的にC形であり、中間部分72は実質的に第1枢軸A−Aと第4枢軸D−Dとの間に伸長し、第1部分36および第2部分50は同じ方向に中間部分72から、第1枢軸A−Aおよび第4枢軸D−Dとそれぞれ実質的に整列して、それぞれの終端74、76まで不動に伸長する。 【0065】また、上述の支持板79のみならず、図3および図4に最もよく示す控え板78をも備えている。支持板79は、溶接などによって、支持部材の第2部分50と中間部分72の連接箇所に隣接して支持部材32に不動に接続されており、支持板と控え板との間に不動に伸長し且つ以下の段落でさらに詳述する枢軸ピン92およびリミットピン94によって、間隔配置関係に、それに不動に接続された控え板78を有する。第1ラッチフック43および第2ラッチフック53を備えたラッチ部材42は、ピン打ちなどによって控え板78に接続されたラッチ取付ピン91によって控え板78に枢着され、ラッチ取付ピン91を中心にして、第1ラッチフック43および第2ラッチフック53は、図3に最もよく示すように軸支される。控え板78はまた、従来の雌型シートベルト端80をもそこに取り付けている。 【0066】二次ブラケット部材82もまた設けられる。図25に最もよく示すように、二次ブラケット部材82は、ストライカピン46の両側に配置され、ピン打ちなどによってそこに不動に接続された1対の間隔配置された保持板84、84’を備えることが好ましく、前記保持板84、84’のうちの内側の1つ84は、支持部材32の第2部分50にその終端76に隣接して不動に取り付けられる。 【0067】第4枢軸D−Dを中心とする前記選択的枢動に備えるために、シート部材28はさらに、第1シートバック取付アセンブリ85および第2シートバック取付アセンブリ87を含む1対のシートバック取付アセンブリ85、87を備えている。図2に示す通り、各シートバック取付アセンブリ85、87は、シートバック部62に確実に取り付けられた遠位部100、100’と、第4枢軸D−Dを中心に制御された枢動ができるように以下の段落でさらに詳述する方法で支持部材32に取り付けられた近位部86、86’とを含む。 【0068】第2枢軸B−Bを中心とするシートバック部62の前記選択的な可逆的前方枢動に備えるために、各シートバック取付アセンブリ85、87の近位部86、86’は回転子アームとして構成され、遠位部100、100’はシートバック取付ブラケットとして構成され、各シートバック取付アセンブリ85、87の回転子アーム86、86’およびシートバック取付ブラケット100、100’は、第2枢軸B−Bを中心とする選択的な相対枢動ができるように相互に取り付けられる。そうした取付は、図2、図3、および図4に最もよく示されるように、回転子アーム86、86’から、シートバック取付ブラケット100、100’に形成された対応する穴112、112’内に不動に伸長する取付ピン115、115’によって成し遂げられる。 【0069】第1シートバック取付アセンブリ85は控え板78と支持板79との間に挿置され、図3および図4に示すように第4枢軸D−Dと整列している上記枢軸ピン92を中心に回転できるように軸支することによって、支持部材32に枢着される。枢軸ピン92は控え板78および支持板79の各々にピン打ち等により固定される。 【0070】図3に示すように、第4枢軸D−Dを中心に弧状に伸長するガイドスロット96が、第1シートバック取付アセンブリ85の回転子アーム86に形成され、ピン打ち等によって控え板78および支持板79の各々に不動に接続された上述のリミットピン94は前記ガイドスロット96内に伸長して、シートバック部62の偏平折り畳み位置によって画定される図24に示したその偏平折り畳み位置と、シートバック部62の設計位置によって画定される図23に示すその設計位置との間の前記回転子アームの移動を制限する。 【0071】第4枢軸D−Dを中心とするシートバック部62の前記選択的な可逆的前方折り畳み移動を制御するために、ラッチ爪107も設けられる。ラッチ爪107は控え板78に枢着され、それによって、それが前記第1シートバック取付ブラケット85の回転子アーム86上の対応する爪受容面109と確実にラッチ係合して前記回転子アーム86がその設計位置から離れて移動するのを阻止する図22に示す係合位置と、それが爪受容面109との接触を外されて回転子アーム86がその設計位置から図24に示すその偏平折り畳み位置に向かって矢印Mの方向に移動できるようになる図23に示す解放位置との間で、枢動ができるように支持部材32に取り付けられる。ラッチ爪107のそうした枢着は、両端を控え板78および支持板79にピン打ちされ且つそれを中心にラッチ爪107が軸支される爪取付ピン95によって達成される。 【0072】図25に最もよく示す通り、第2シートバック取付アセンブリ87は、第4枢軸D−Dと整列して保持板84、84’の間に不動に伸長する枢軸90によって、支持部材32にその第2部分50の終端76に隣接して枢着される。さらに詳しくは、第2シートバック取付アセンブリ87の回転子アーム86’は保持板84、84’の間に挿置され、前記枢軸90を受容するために、図3に最もよく示す取付穴89を備えており、それによって前記枢軸90を中心に回転できるように回転子アーム86’を軸支する。 【0073】とりわけ後部破壊状態でシート部材28を不必要なねじり力にさらすことを防止するために、好適な実施形態では止めピン98を設ける。保持板84、84’間に不動に伸長し、ピン打ち等によってそれらに接続される止めピン98は、回転子アーム86’と止めピン98が接触している図25に示すように、第2シートバック取付アセンブリ87の回転子アーム86’がその設計位置を超えて後方に枢動するのを阻止するように配置される。 【0074】第2枢軸B−Bを中心とするシートバック部62の上述の選択的な可逆的前方枢動を制御するために、1対の後方リミットピン111、111’および1対の懸架ブラケット113、113’と同様に、1対の回転自在の止め爪106、106’が設けられる。 【0075】図2および図4に最もよく示す通り、後方リミットピン111、111’は各々それぞれのシートバック取付ブラケット100、100’から突出し、前記それぞれのシートバック取付ブラケット100、100’が枢着されている回転子アーム86、86’の頂縁に突き当たるように配置され、それによって前記それぞれのシートバック取付ブラケット100、100’がその設計位置を超えて後方に枢動するのを阻止する。 【0076】各懸架ブラケット113、113’はピン打ち等によってそれぞれの取付ピン115、115’に不動に取り付けられており、前記それぞれの取付ピン115、115’を中心に軸支されたシートバック取付ブラケット100、100’上の対応する止め爪受容面にそれが係合しそれによって前記シートバック取付ブラケット100、100’がその設計位置から離れて前方に移動するのを阻止する図15に示す係合位置と、前記それぞれの止め爪106、106’が対応する止め爪受容面108、108’との接触を外されそれによってシートバック取付ブラケット100、100’が第2枢軸B−Bを中心としてその畳み込み位置の方向に移動することが可能になる図16に示す解放位置との間で枢動できるように、それに接続されたそれぞれの回転自在の止め爪106、106’を有する。 【0077】図2および図17に示す突出リップ93は、回転自在の止め爪106、106’との係合により、過剰回転を防止するために各シートバック取付ブラケット100、100’に設けられる。 【0078】図2乃至図4を参照すると、回転自在の止め爪106、106’の対は、例えばそれらのそれぞれに不動に接続された手動操作可能なリリースハンドル(図示せず)の操作によって達成することのできる同時作動のために、タイロッド110によって相互に不動に接続される。図示する通り、タイロッド110は、懸架ブラケット113、113’に設けられた穴117、117’内のみならず、回転子アーム86、86’に設けられた穴99、99’内でも回転できるように取り付けられる。回転自在の止め爪106、106’にも穴119、119’が設けられ、その中にタイロッド110が伸長するが、これらの止め爪は、上述したようにタイロッド110の回転が回転自在の止め爪106、106’に回転を伝えてそれらの前記同時ラッチおよびアンラッチ作動ができるように、キーまたは類似物(図示せず)によってタイロッド110に不動に接続される。 【0079】また、シートクッション部60および支持部材32がそれらの設計位置にあるときに、シートバック部62に対するシートクッション部60の長手方向の移動を阻止するために、図2に一般参照符号114で示されるラッチ手段も設けられる。好適なラッチ手段114は第1協働部116、すなわち、シートクッション部60にその内側後隅に隣接して取り付けられた剛性ワイヤループと、第2協働部118、すなわち支持部材32にそれと隣接関係に取り付けられたフックとを備えており、第1協働部116および第2協働部118は、シートクッション部60がその設計位置にあるときに、長手方向の抑止関係に相互に係合されるようになっている。好適なラッチ手段114はまた第3協働部120、すなわち、シートクッション部60にその外側後隅に隣接して取り付けられた三角形の剛性ワイヤループと、第4協働部122、すなわち使用中に車両22に隣接して取り付けられたフックとを備えており、第3協働部120および第4協働部122は、シートクッション部60がその設計位置にあるときに、長手方向の抑止関係に相互に係合される。 【0080】図示した好適な実施形態では、第2協働部分118および控え板78と同様に、第4協働部分122およびストライカプレート48が一体的に形成される。 【0081】動作時に、シート部材28は最初、とりわけ図5に示すその設計位置に一般的に配置され、それは占有可能位置である。 【0082】支持部材32、シートクッション部60、およびシートバック部62を図20に示すそれらのそれぞれの折り重ね位置に移動させるためには、シートバック部62を最初に図17に示すようにその畳み込み位置に移動させなければならない。そうするためには、ユーザが、ハンドルまたは装備される他の加動機構を介してタイロッド110を操作することによって、図16に示すように、回転自在の止め爪106、106’をそれらの係合位置からそれらのそれぞれの解放位置へ操作することが必要なだけであり、それにより止め爪106、106’は止め爪受容面108、108’との接触から外されるので、シートバック部62は、図16に矢印Eの方向によって示されるように、その設計位置からその前方折り曲げ畳み込み位置へ手動で操作することができる。 【0083】シートバック部62が図17の畳み込み位置にある状態で、ユーザは次いで、既知の方法でボーデンケーブルまたは類似物によって第1ラッチフック43に動作的に接続された適切な制御ハンドル(図示せず)の操作により、図18に矢印Fで示すように第1ラッチフック43をその解放位置に動かすことができる。この動作は結果的に、ガイドスロット55およびピン部材57の作用によって、第2ラッチフック53をその解放位置へ同時移動させ、それにより支持部材32の第2部分50は車両床40とのラッチ係合から解放され、第1枢軸A−Aを中心にして支持部材32およびそれに枢着されたシートバック部62は、図19に矢印Gで示すように回転することができる。 【0084】支持部材32の前記移動中に、シートクッション部60は、支持部材32によって、特に第2協働部118および第1協働部116の係合によって、回転できるように支持されるので、支持部材32がその折り重ね位置に回転すると、シートバック部62およびシートクッション部60も図20に示すようにそれらのそれぞれの折り重ね位置まで同時に回転する。 【0085】支持部材32、シートバック部62、およびシートクッション部60をそれぞれの折り重ね位置に移動し、それらそこに保持するのを助け、それによって設計位置への意図しない戻りを防止するために、解放自在の接続手段またはバイアス装置(図示せず)を車両22内に配設することができる。 【0086】シート部材28を設計位置に戻したい時は、図20に矢印Jの方向によって示すように、支持部材32およびシートクッション部60を手動でそれらのそれぞれの設計位置へ操作することができ、シートバック部62はその畳み込み位置まで手動で操作することができる。そうした操作中に、第1ラッチフック43および第2ラッチフック53に設けられたカム面121、123は、突耳部材44と接触するようになる。この接触は、支持部材32がその設計位置に達した後でラッチフック43、53をそれらのそれぞれの係合および係合可能位置に戻しそれによって支持部材32を車両床40に確実に固定すために設けられたバイアス手段(図示せず)の力に抗して、ラッチフック43、53をそれらのそれぞれの解放位置に押しやる。 【0087】その後、シートバック部62は手動でその設計位置の方向に操作することができ、それにより回転自在の止め爪106、106’は適切なバイアス手段(図示せず)によってそれらの係合位置に戻すことができ、それによってシート部材28は設計位置にロックされる。 【0088】図21に示したシート部材28の設計位置から、シートクッション部60を図22に示したその収納位置に移動する予備ステップの後、シートバック部62を、図24に示したその偏平折り畳み位置に移動することができる。これは、剛性ワイヤループ116、120がフック118、122から外れることができるように、ユーザが単にシートクッション部60を図21に矢印Kで示すように上方および前方に傾けるだけで成し遂げられる。 【0089】その後、ユーザは、ラッチ爪107をハンドルおよびボーデンケーブル構成または類似物(図示せず)によって図23に示すその解放位置へ操作して、シートバック部62を軸D−Dを中心に枢動できるように解放することができる。ラッチ爪107の操作の方向は、図22に矢印Lによって示される。ひとたびそのようにアンロックされると、シートバック部62は、図23に矢印Mで示すように、図24に示したその偏平折り畳み位置へ手動で操作することができる。 【0090】シート部材28を設計位置に戻したいときには、ユーザがシートバック部62を図23に示すその設計位置に戻すように操作する。そうした操作の後、適切なバイアス手段(図示せず)によってラッチ爪107をその係合位置に戻し、それによってシートバック部62を図22に示すように適所にロックすることができ、その後、シートクッション部60は図21に示すようにその設計位置まで手動で操作することができる。 【0091】本発明に係る取付システムの設計および製造において、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、様々な変形例および変化例を使用することができる。 【0092】例えば、図では、シート部材に使用される取付システムを示したが、本発明の範囲は取付システムの使用に限定されず、とりわけ取付システム自体にも敷衍する。 【0093】さらに、図示した好適な実施形態では、シート部材の変形がシート部材の屈曲によってもたらされるが、場合次第で物体またはシート部材の必要な変形は、破壊条件下を除いて物体を非変形形状に維持する適切な手段と組み合わせて、そこに設けられた機械的連結装置により同等に導き出すことができよう。これに関して、「破壊」状態は、極端な負荷が外部の力によって、または車両の急速な減速または加速によって生じるかどうか、且つ、そうした急速な減速または加速が車両の衝突の結果であるかどうかに関係なく、シートにそうした極端な負荷が掛かるいかなる場合をも含むと理解されたい。 【0094】さらになお、好適な実施形態のストライカピンの設計位置はスロットの閉端によって画定されて、シート部材をその設計位置に支持するが、必ずしもそうする必要はない。実際、スロットは開端を持つ必要はなく、所望の移動範囲の物体の枢動を可能にするのに充分な長さに構成できることに気付かれるものである。同様に、スロットは閉端を持つ必要はなく、相互に間隔をおいて配置された2つの部品から形成することができる。 【0095】同様に、「枢」着に備えた取付手段に関連して本発明を説明したが、スロットの形状をストライカピンが移動する形に適切に調整することによって、偏心などの非円形取付または線形取付にも備えた取付手段を同等に有用に使用することができる。 【0096】加えて、好適な実施形態では、取付システムはシートアセンブリの構成要素となるが、取付システムは他の用途にも有用である。中でも特に、例えばピックアップトラックにテールゲートを取り付けるために有効に使用できることが予想される。 【0097】さらに、図では自動車に使用するシートアセンブリを示したが、シートアセンブリはとりわけ長手軸を有するどんな車両でも同等に有用に利用することができることは理解されるものである。また、車両は本発明の一部を形成しないことも理解されるものである。 【0098】同様に、図示しここで説明した好適なシートアセンブリは、車両の左側に展開するように意図されているが、シートアセンブリが車両の右側に展開するために鏡像状態(図示せず)に構成することができることを、当業界の通常の熟練者は容易に理解されるものである。 【0099】さらに、図示した好適な実施形態では、ストライカピンの後方限界位置および前方限界位置までの移動は垂直方向の移動の態様を含むが、これは必要とは思われず、図示した好適なシートアセンブリで一般的に遭遇する負荷のために好適であるにすぎない。 【0100】さらになお、本発明の多数の構造要素をここで「プレート/板」として説明したが、そうした構造物は本発明を実施するために一様に平坦である必要はないことは理解されるものである。 【0101】したがって、本発明の範囲は、目的に適うように解釈される特許請求の範囲によってのみ限定されることを理解されたい。
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| 【出願人】 |
【識別番号】502166905 【氏名又は名称】フォーリシア・オートモーティヴ・シーティング・カナダ・リミテッド
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| 【出願日】 |
平成14年12月9日(2002.12.9) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100097021 【弁理士】 【氏名又は名称】藤井 紘一 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−191776(P2003−191776A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月9日(2003.7.9) |
| 【出願番号】 |
特願2002−357291(P2002−357291) |
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