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【発明の名称】 自動列車運転装置
【発明者】 【氏名】大場 義和
【住所又は居所】東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝府中事業所内

【氏名】鎌田 恵一
【住所又は居所】東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝府中事業所内

【氏名】南 陽太朗
【住所又は居所】東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝府中事業所内

【要約】 【課題】そこで本発明は、自動列車運転装置を運行するために必要なデータ収集作業を、走行予定の路線に列車が往復走行するだけで収集可能とする装置を提供することを目的とする。

【解決手段】列車走行中に列車抵抗と路線抵抗の情報を収集する列車特性学習手段と、前記列車特性学習手段により採取された列車に関する情報基づき列車の最適な運転パターンを算出しこのパターンに基づき列車を自動運転する自動列車運転手段と、を備えることを特徴とする自動列車運転装置。
【特許請求の範囲】
【請求項1】列車走行中に列車特性と路線特性の情報を採取する列車特性学習手段と、前記列車特性学習手段により採取された列車に関する情報に基づき列車の最適な運転パターンを算出しこのパターンに基づき列車を自動運転する自動列車運転手段とを備えることを特徴とする自動列車運転装置。
【請求項2】請求項1記載の自動列車運転装置において、前記列車特性学習手段が列車重量算出手段であること、を特徴とする自動列車運転装置。
【請求項3】請求項1記載の自動列車運転装置において、前記列車特性学習手段が列車抵抗算出手段であること、を特徴とする自動列車運転装置。
【請求項4】請求項1記載の自動列車運転装置において、前記列車特性学習手段がブレーキ力算出手段であること、を特徴とする自動列車運転装置。
【請求項5】請求項1記載の自動列車運転装置において、前記列車特性学習手段が無駄時間算出手段であることを特徴とする自動列車運転装置。
【請求項6】請求項1記載の自動列車運転装置において、前記列車特性学習手段が乗車率算出手段であること、を特徴とする自動列車運転装置。
【請求項7】請求項1記載の自動列車運転装置において、前記列車特性学習手段が路線形状算出手段であることを特徴とする自動列車運転装置。
【請求項8】請求項1記載の自動列車運転装置において、前記列車特性学習手段が勾配抵抗算出手段であることを特徴とする自動列車運転装置自動列車運転装置。
【請求項9】請求項1記載の自動列車運転装置において前記列車特性学習手段が力行牽引力指令値と力行牽引力の偏差を検出する力行牽引力偏差検出手段であることを特徴とする自動列車運転装置。
【請求項10】請求項1記載の自動列車運転装置において、前記列車特性学習手段がブレーキ力指令値とブレーキ力の偏差を検出するブレーキ力偏差検出手段であることを特徴とする自動列車運転装置。
【請求項11】請求項1記載の自動列車運転装置において、前記自動列車運転制御部が、前記列車特性学習手段により無駄時間が算出された際に、無駄時間の補正を行う無駄時間補正手段であることを特徴とする自動列車運転装置。
【請求項12】請求項1記載の自動列車運転装置において、前記自動列車運転制御部が、前記列車特性学習手段により力行牽引力指令値と力行牽引力の偏差が検出された際に、力行牽引力指令値と力行牽引力の偏差を補正する力行牽引力偏差補正手段であることを特徴とする自動列車運転装置。
【請求項13】請求項1記載の自動列車運転装置において、前記自動列車運転制御部が、前記列車特性学習手段によりブレーキ力指令値とブレーキ力の偏差が検出された際に、ブレーキ力指令値とブレーキ力の偏差を補正するブレーキ力偏差補正手段であることを特徴とする自動列車運転装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動列車運転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より列車は、時間通りに正確に目的地に到達出来るという特徴を持っているため、多くの人々が、通勤や通学などの移動の手段としての利用されてきた。現在の列車は、運転士が運転している。しかし、一人前の運転士を育成するためには多くのコストと時間がかかる。そこで、無人化の一環として自動列車運転装置について研究がなされることとなった。列車及び運転装置について図を参照して説明する。図2は列車の構成図である。図3は自動列車運転パターンである。データ保存部1の出力は自動列車運転装置2に入力される。地上子検出器3の出力は自動列車運転装置2に入力される。速度検出器4の出力は、自動列車運転装置2に入力される。自動列車運転装置2の出力は、駆動装置5と制動装置6に入力される。このように構成された列車において、自動列車運転装置2は、データ保存部1から自動列車運転装置2に入力された路線条件,車両条件,ダイヤについてのデータと、地上子検出器3から自動列車運転装置2に入力された位置についてのデータと、速度検出器4から自動列車運転装置2に入力された列車の速度についてのデータと、列車外より信号として自動列車運転装置2に入力される制限速度,ATC信号,運行条件についてのデータを使用して自動列車運転パターン(図3参照)を作成する。自動列車運転パターン(図3参照)は、列車の現時点での位置を基準として、列車の運行速度を決定する方式の運転計画である。駆動装置5と制動装置6は、自動列車運転装置2から駆動装置5と制動装置6に入力された加減速指令に従って、加減速を行う。
【0003】運転装置は、予め入力しておいたデータに従い、自動列車運転パターンを作成し、この自動列車運転パターンに、従い運転するものとして実用化されている。運転装置を利用することにより、無駄な加減速が抑えられ少ない消費エネルギーで運行することが出来るようになった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、運転装置を使用する前には、運行予定の列車のデータ(走行抵抗,列車重量)を全て各車両ごとに測定し入力しなければならなかった。各車両毎に列車のデータ(走行抵抗,列車重量)を入力するために、各車両ごとに運行予定である路線を数往復走らなければならないため、路線を走れるようになるまで、3ヶ月〜6ヶ月という時間がかかっている。路線の経路を1km変更しただけでも、運転装置を使用するために、車両毎に何度も運行予定の路線走行させる必要があった。そこで本発明は、運転装置を運行するために必要なデータ収集作業を、走行予定の路線に列車が往復走行するだけで収集可能とする装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自動列車運転装置は、列車走行中に列車特性と路線特性の情報を収集する列車特性学習手段と、前記列車特性学習手段により採取された列車に関する情報に基づき列車の最適な運転パターンを算出しこのパターンに基づき列車を自動運転する自動列車運転手段とを備えることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)本発明に基づく第1の実施形態について図を参照し詳細に説明する。図1は、自動列車運転装置とデータ保存部の構成図である。自動列車運転装置2は、列車特性学習手段である列車特性学習装置7と自動列車運転手段である自動運転制御部8より構成されている。列車特性学習装置7は、列車の特性データ(列車抵抗,無駄時間など(後述))や路線データを列車が走行中に取得する。列車特性学習装置7により取得されたデータは、データ保存部1に保存される。列車特性学習装置7により取得され、データ保存部1に保存されたデータは、自動運転制御部8に出力される。自動運転制御部8では、列車特性学習装置7により取得されデータ保存部1に保存されたデータに基づき、走行計画を立案する。この走行計画に基づき、列車は自動運転される。列車特性学習装置7は、データ保存手段であるデータ保存部1,列車重量算出手段,力行牽引力偏差検出手段である列車重量算出部9,列車抵抗算出手段である列車抵抗算出部10,ブレーキ力算出手段,ブレーキ力偏差検出手段であるブレーキ力算出部11,無駄時間算出手段である無駄時間算出部12,乗車率算出手段である乗車率算出部13,列車の速度を検出するにより構成されている。
【0007】データ保存部1の出力は、列車重量算出部9,列車抵抗算出部10,ブレーキ力算出部11,乗車率算出部13,自動運転制御部8に入力される。列車重量算出部9の出力は、データ保存部1に入力される。列車抵抗算出部10の出力は、データ保存部1に入力される。ブレーキ力算出部11の出力は、データ保存部1に入力される。無駄時間算出部12の出力は、データ保存部1に入力される。乗車率算出部13の出力は、データ保存部1に入力される。運転制御部8の出力は、列車重量算出部9,ブレーキ力算出部11,無駄時間算出部12,乗車率算出部13に入力される。Fr列車重量算出部9は、列車が加速を行っている力行時にデータ保存部1より列車抵抗値,自動運転制御部8より力行牽引力値F,現時点での列車の速度Vを入力される。列車重量算出部9は、列車抵抗値Frと力行牽引力値Fと列車の速度Vより、数式1を用いて演算し列車重量Mを算出する。列車重量算出部9により求められた列車重量Mは、データ保存部により保存される。数式1において、Mは列車重量,Fは力行牽引力値,Frは列車抵抗値,αは列車加速度である。列車加速度αは列車速度Vより求めることが出来る。
【0008】
【数1】

列車重量算出部9は力行牽引力偏差検出手段として、力行牽引力値Fについても、列車重量算出部9が算出した列車重量Mを使用し、速度Vの値が列車重量Mを算出した時点で使用した値Vと異なる時には、数式1に代入し正確な力行牽引力値Fを求めることが出来る。この力行牽引力値Fと自動運転制御部8から指令されている力行牽引指令力指令値Fkとの偏差も列車重量算出部9が、測定することが出来る。力行牽引力指令値Fkと力行牽引力値Fとの偏差は、データ保存部1に出力され保存される。力行牽引力指令値Fkと力行牽引力値Fとの偏差を測定できるため、測定時の力行牽引指令値Fkに、力行牽引力指令値Fkと力行牽引力値Fとの偏差分だけ加算してその値を、新たな力行牽引値指令力Fkとして算出するといった処理を行うとより正確な列車自動運転が可能となる。列車抵抗算出部10は、列車惰行時にデータ保存部1より列車重量M,速度Vを入力される。データ保存部1により入力された列車重量M,速度Vより、数式2を用いて列車抵抗値Frを算出する。列車惰行時には、力行牽引力は働いていないため力行牽引力値Fは0となる。力行牽引力値Fが0となるため、数式1を変形して数式2が導かれる。数式2より算出された列車抵抗値Frは、データ保存部に出力され保存される。数式2において、Mは列車重量,Fは力行牽引力値,Frは列車抵抗値,αは列車加速度である。列車加速度αは列車速度Vより求めることが出来る。
【0009】
【数2】

列車抵抗値Frは、「運転理論(直流交流電気機関車)交友社編」などに示されるように通常の列車(高速車両の場合は多少異なる)では、勾配抵抗値Frgと曲線抵抗値Frcと走行抵抗値Fraの和として数式3のように表される。また、勾配抵抗値Frg,走行抵抗値Fra,曲線抵抗値Frcも数式4,数式5,数式6のように表されることが知られている。惰行時に列車抵抗値Frが、列車重量Mと速度Vにより算出されるため、列車抵抗算出部10では、勾配抵抗値Frg,走行抵抗値Fraも算出する。走行抵抗値Fraは、速度Vより算出する。また曲線抵抗値Frcは、あらかじめデータ保存部1に保存されたデータを使用する。列車抵抗値Fr、走行抵抗値Fr,曲線抵抗値Frcが数値データとして使用できるため、列車抵抗算出部10が勾配抵抗値Frgを、数式3の変形により算出する。列車抵抗10により算出された勾配抵抗値Frgは、データ保存部1に出力され保存される。数式4において、sは勾配[%](上がりの場合は正、下りの場合は負)を表す。数式5において、A,B,Cは係数、Vは速度[km/h]を表す。数式6において、rは曲線半径[m]を表す。列車抵抗算出部が、列車走行時に、勾配抵抗値や列車抵抗値を測定できるため、正確なデータを測定できる。また、走行予定である路線を一往復すればデータを測定できるため、時間短縮といった効果も大きい。数式3,数式4,数式5,数式6において、列車抵抗はFr,列車抵抗値はFr、走行抵抗値はFr,曲線抵抗値はFrcを表す。A,B,Cは係数 rは曲線半径を表す。
【0010】
【数3】

【数4】

【数5】

【数6】

ブレーキ力算出部11は、自動運転制御部8より列車速度V,ブレーキ指令値Fs,データ保存部1より、列車重量M,列車抵抗値Frを入力される。ブレーキ力算出部11は、列車速度V,列車重量M,列車抵抗値Frより数式7を用いて演算しブレーキ力値Fbを算出する。ブレーキ力算出部11により算出されたブレーキ力値Fbはデータ保存部1に出力され保存される。数式7においてはブレーキ力値はFb,重量はM,加速度はα,列車抵抗値はFrとして表示する。
【0011】
【数7】

ブレーキ力算出部11はブレーキ力偏差検出手段として、ブレーキ力算出部11が算出したブレーキ力値Fbとブレーキ指令値Fsとの偏差Fhを算出(数式8参照)される。ブレーキ算出部11が算出したブレーキ力値Fbとブレーキ指令値Fsとの偏差Fhは、保存部1に出力され、保存部1に保存される。偏差Fh測定時のブレーキ指令値Fsに、ブレーキ力算出部11が算出したブレーキ力値Fbとブレーキ指令値Fsとの偏差Fhを加算し新たなブレーキ力指令値Fsを算出するという方法を使用すれば、より正確にブレーキ力値Fbを列車に対して働かせることが出来る。数式8において、ブレーキ力値はFb,ブレーキ指令値はFs,偏差はFhとして表示する。
【0012】
【数8】

無駄時間算出部には、ブレーキ時において、自動運転制御部8よりブレーキ指令値Fsが出力された時刻Tのデータと列車速度が減速した時刻Tのデータが入力される。無駄時間算出部11は、ブレーキ指令値Fsが出力された時刻Tのデータと列車速度が減速した時刻Tのデータの偏差Thを算出する(数式9参照)。無駄時間算出部11により算出された偏差Thは、データ保存部1に出力され保存される。無駄時間Thは、実際のブレーキ指令が自動運転制御部8から指令されてから、ブレーキ指令が駆動装置5や制動装置6に到達し作動するまでの時間を表す。無駄時間Thを測定することにより、無駄時間Thを考慮した上で走行計画を立案することにより、正確かつ安全な走行計画を立てることが出来る。数式9において、自動運転制御部8よりブレーキ指令値Fが出力された時刻はT,列車速度が減速した時刻はT,無駄時間はThとして表示する。
【0013】
【数9】

乗車率算出部13は、データ保存部1より空車時の列車重量Mkと現時点での列車重量M,満車の際の乗客の人数N,人間の平均体重Mcを入力される。乗車率算出部13は、空車時の列車重量Mkと現時点での列車重量M,満車の際の乗客の人数N,人間の平均体重Mcより数式10を用いて演算し乗車率推定値Mrateを算出する。乗車率算出部13が算出した、乗車率推定値Mrateは、データ保存部1に入力され、データ保存部1に保存される。数式10において、空車時の列車重量はMk,現時点での列車重量はM,満車の際の乗客の人数はN,人間の平均体重はMc,乗車率推定値はMrateとして表示している。
【0014】
【数10】

このように構成された列車特性学習装置2において、列車重量算出部9は列車重量M列車力行時に算出することが出来、データ保存部1を介して乗車率算出部に現時点での列車重量Mを出力することが出来る。そのため、駅間毎の乗車率Mrateを推定することが出来る。駅間に乗車率Mrateを推定することが出来るため、駅毎の乗車率の推移や時間による乗車率の推移の解析をすることが出来る。また、列車重量算出部9が、現時点での列車重量Mを算出できるので、列車抵抗値Frや勾配抵抗値Frgについても正確なデータを算出する事が出来る。自動運転制御部8については、例えば特開平5−193502や特開平6−284519に開示されるもののように、列車の現在の位置を地上子と列車速度と経過時間から検出し、自動列車運転パターン(図3参照(縦軸は速度 横軸は距離(位置)))に基づき目標速度を決定する。この目標速度に追従するように列車を自動運転制御をするといったものなどがある。この他にも、走行距離と地上子から位置を検出するといった方法もあるため、自動運転制御部の制御方式については、限定しない。
【0015】本実施形態の運転制御部8は、従来の自動運転制御部8にはない無駄時間補正手段,力行牽引力偏差補正手段,ブレーキ力偏差補正手段を持っている。無駄時間補正手段である無駄時間補正部(図示しない)は、無駄時間算出部12より無駄時間を入力される。無駄時間補正部(図示しない)は、無駄時間を加味した上でブレーキ力または力行牽引力開始時間を算出し、力行牽引力開始時間を制御する。力行牽引力偏差補正手段(図示しない)は、力行牽引力偏差検出手段である列車重量算出部9より力行牽引力偏差を入力される。力行牽引力偏差補正手段(図示しない)は、力行牽引力偏差を加味した上で新たに力行牽引力指令値を算出し、力行牽引力を制御する。ブレーキ力偏差補正手段(図示しない)は、ブレーキ力算出部よりブレーキ力偏差補正値を入力される。ブレーキ力偏差補正手段(図示しない)は、ブレーキ力偏差補正値を加味した上で、新たにブレーキ力指令値を算出し、ブレーキ力を制御する。本発明に基づく第1の実施形態の自動列車運転装置では、列車特性学習装置7が、乗車率,列車重量,列車抵抗,ブレーキ力などのデータを走行中に採取できるため、安全な自動運転を行う前のデータ収集といった場合だけでなく、実際に乗客を乗せて運行する際にも、運行時に採取されたデータにより走行計画を練り直すといった車両にも適用できる。本実施形態では、列車特性学習装置7にて、列車走行中にデータを処理する方式を取っているが、データ処理自体は、列車走行後に処理しても問題はない。また、本実施形態では、ブレーキ力と記述しているが、ブレーキノッチも含まれることはいうまでもなく、ブレーキの方法については限定はしない。また、本実施形態の列車特性学習装置で、雨の日のデータ,季節ごとのデータ,路線ごとのデータ,駅毎のデータなどを採取するということも考えられるため、路線のデータを一回だけ取るといったことには限定しない。
【0016】
【発明の効果】運転装置を運行するために必要なデータ収集作業を、走行予定の路線に列車が往復走行するだけで収集可能とする装置を提供することができる。
【出願人】 【識別番号】000003078
【氏名又は名称】株式会社東芝
【住所又は居所】東京都港区芝浦一丁目1番1号
【出願日】 平成14年1月31日(2002.1.31)
【代理人】 【識別番号】100083161
【弁理士】
【氏名又は名称】外川 英明
【公開番号】 特開2003−230206(P2003−230206A)
【公開日】 平成15年8月15日(2003.8.15)
【出願番号】 特願2002−22788(P2002−22788)