| 【発明の名称】 |
電動車両のバッテリ交換装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】木島 博之 【住所又は居所】栃木県小山市横倉新田110小松フォークリフト株式会社栃木工場内
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| 【要約】 |
【課題】使用済のバッテリを引き出してから、充電済のバッテリを押し込んで格納するという手順を踏むために、手間と時間が掛かるほか、可動部分が多くコスト高についていた。この発明はこうした不具合を解決することを課題とした。
【解決手段】引き出し用と押し込み用のコンベア1を2列、車両が通るだけの間隔Bを空けて直列に並べ、その空けた間隔に車両のバッテリ室2の左右側面を合わせて停車させ、左右方向の何れかへ車両のバッテリ11の引き出しと充電済バッテリ12の押し込みの、積み下ろし作業を同時に可能とすると共に、車両のバッテリ室2下部に横方向に搬送可能な転動搬送具6を設けたり、転動搬送具6付きの上下動可能なテーブル5を設けバッテリ11を積載するほか、コンベア1と車両の上下動可能なテーブル5及び転動搬送具6を連動させて、バッテリ交換作業を自動化するようにしたことを特徴とする電動車両のバッテリ交換装置としている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】引き出し用と押し込み用の2列のコンベア(1)の配列を、車両が通るだけの間隔(B)を空けて直列に並べ、その空けた間隔に車両のバッテリ室(2)の左右側面を合わせて停車させ、左右方向の何れかへ車両のバッテリ(11)の引き出しと充電済バッテリ(12)の押し込みの、2つの作業を同時に可能としたことを特徴とする電動車両のバッテリ交換装置。 【請求項2】車両のバッテリ室(2)下部に横方向に搬送可能な転動搬送具(6)を設けバッテリ(11)を積載した請求項1記載の電動車両のバッテリ交換装置。 【請求項3】車両のバッテリ室(2)下部に横方向に搬送可能な転動搬送具(6)付きの上下動可能なテーブル(5)を設けてバッテリ(11)を積載した請求項1記載の電動車両のバッテリ交換装置。 【請求項4】コンベア(1)と車両の上下動可能なテーブル(5)及び転動搬送具(6)を連動させて、バッテリ交換作業を自動化した請求項1、請求項2、請求項3記載の電動車両のバッテリ交換装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】電動車両のバッテリ交換装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】ローラコンベアを用いたバッテリ交換装置では、図5に示すようにスライドレールの上に少なくとも2列のコンベアが載っており、スライド方向と直交する方向に搬送可能とし、車両のバッテリ室のローラと空のコンベアとを一列に揃えて並べ、車両に搭載されていた使用済のバッテリ11を引き出して載せ(図6)、次の充電済のバッテリ12の載ったコンベアをスライドさせて揃えて(図7)から、押し込んで(図8)車両へ搭載していた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術のものは、使用済のバッテリを引き出してから、充電済のバッテリを格納するという手順を踏むために、手間と時間が掛かるほか、可動部分が多くコスト高についていた。この発明はこうした不具合を解決することを課題とした。 【0004】 【課題を解決するための手段及び作用効果】この発明は上記の課題に対処するためになされたもので、請求項1記載の発明はコンベア2列の配列を、車両が通るだけの幅寸法の間隔を空けて直列に並べ、その空けた間隔に車両のバッテリ室の左右側面を合わせて停車させ、左右方向の何れかへ車両のバッテリの引き出しと充電済バッテリの押し込みの2つの作業を同時に可能としたことを特徴とする電動車両のバッテリ交換装置としている。 【0005】この構成により、車両を二つのコンベアの間に入れて、バッテリが横出しできる位置へ移動して停め、バッテリを固定しているストッパ類を外すか、上下動可能なテーブルで持ち上げてバッテリ下面とコンベア高さを同一にして、充電済バッテリを車両の積載位置へ押し込むと同時に、車両のバッテリを反対側のコンベアへ押し出せばバッテリ交換が完了する。またスライドレールなどの可動部分が少ないので、コスト低減と自動化が容易となる。 【0006】請求項2記載の発明は、車両のバッテリ室下部に横方向に搬送可能な転動搬送具を設けバッテリを積載した請求項1記載の電動車両のバッテリ交換装置としている。 【0007】この構成は、重量のあるバッテリが搬送容易となり、コンベアと車両のバッテリ室との間のバッテリの搬送移動が円滑に行える。 【0008】請求項3記載の発明は、車両のバッテリ室下部に横方向に搬送可能な転動搬送具付きの上下動可能なテーブルを設けてバッテリを積載した請求項1記載の電動車両のバッテリ交換装置としている。 【0009】この構成は、車両に積載されているバッテリを、上下動可能なテーブルで持ち上げてバッテリ下面とコンベア高さを同一にすることが容易に実行できるので、前述の構成で必要としていたバッテリを車両に固定するストッパ類が無くて済み一層バッテリの交換が迅速に実行できるようになる。 【0010】請求項4記載の発明は、コンベアと車両の上下動可能なテーブル及び転動搬送具を連動させて、バッテリ交換作業を自動化した請求項1、請求項2、請求項3記載の電動車両のバッテリ交換装置としている。 【0011】上述の各技術を連動させることで、バッテリ交換作業の自動化に役立ち、少数の作業者で効率よく時間を短縮して、安全にバッテリ交換作業を実行できることになり、バッテリの充電作業も含めた設備全体に対してその効果は大きいものとなる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下この発明の実施例について、図面により説明する。図1はこの発明によるバッテリ交換装置の断面図、図2は充電済のバッテリを車両へ押し込む前の状態を示す上面図、図3は充電済のバッテリを押し込み中の状態を示す上面図、図4は充電済のバッテリを押し込み完了し車両へ積載した状態を示す上面図である。 【0013】図1では左側のコンベア1に充電済のバッテリ12が、車両のすぐ横まで搬送されてきている。車両のバッテリ室2の底部に備えられた上下動可能なテーブル5は上昇していて、バッテリ11が転動搬送具6の上に積載されているので、反対側の右側のコンベア1は、これから押し出されてくるバッテリ11を受けるために空の状態となっている。 【0014】この実施例では、車両に積載されているバッテリ11を、上下動可能なテーブル5で持ち上げてバッテリ下面とコンベア1の高さを同一にすることが容易であり、バッテリ11が下降して格納されるために、車両に固定するストッパ類が無くて済み一層バッテリの交換が迅速に実行できる【0015】図2は丁度図1の状態を上面図として示したもので、これからバッテリ12が車両のバッテリ室2へ矢印の方向へ押し込まれて行くことになる。 【0016】図3の上面図は、バッテリ12が車両のバッテリ室2へ半分ほど押し込まれると同時に、車両に積載されていたバッテリ11を、半分ほど反対方向のコンベア1の上へ押し出した状態を示している。 【0017】図4の上面図では、充電済のバッテリ12が車両に積載されて、今まで積載されていたバッテリ11と入れ替わった状態をしめすもので、バッテリ11は右側のコンベア1の上に押し出され、充電装置の方へ送られていくことになる。 【0018】使用済のバッテリ11を車両から引き出す作業と、充電済バッテリ12を車両に格納する作業をほぼ同時に行えることや、バッテリ交換装置の搬送レール上の2列のコンベア1をスライドさせる作業はなくなり、手間と時間の短縮に大いに役立つものとなる。また可動部分が少なくなっているので、コスト低減になると同時にバッテリ交換作業の自動化が容易となるものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000184643 【氏名又は名称】小松フォークリフト株式会社 【住所又は居所】東京都港区赤坂2丁目3番4号
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| 【出願日】 |
平成13年11月2日(2001.11.2) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100073863 【弁理士】 【氏名又は名称】松澤 統
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| 【公開番号】 |
特開2003−143714(P2003−143714A) |
| 【公開日】 |
平成15年5月16日(2003.5.16) |
| 【出願番号】 |
特願2001−337356(P2001−337356) |
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