| 【発明の名称】 |
車両用電池の配置構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】植田 寿 【住所又は居所】埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地1 ホンダエンジニアリング株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】
【解決手段】車両10の上面に複数の太陽電池(第1〜第3の太陽電池41〜43)を搭載し、これらの太陽電池41〜43に電気的に接続する蓄電池(第1〜第3バッテリ44〜46)を車両10内に複数個設け、これらのバッテリ44〜46から車両の電動モータ(モータ)16に又は車両10の電気機器14にそれぞれ独立して給電するようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 車両の上面に複数の太陽電池を搭載し、これらの太陽電池に電気的に接続する蓄電池を車両内に複数個設け、これらの蓄電池から前記車両の電動モータに又は前記車両の電気機器にそれぞれ独立して給電することを特徴とする車両用電池の配置構造。 【請求項2】 前記太陽電池を、前記車両のボンネット、ルーフ及びとリヤトランクの上面に設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用電池の配置構造。 【請求項3】 前記太陽電池を、前記車両のボンネット、ルーフ及びとリヤトランクの上面にそれぞれ個別に設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用電池の配置構造。 【請求項4】 前記蓄電池を、前記車両のフロア上に、ボンネット内に又はリヤトランク内に各々設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用電池の配置構造。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車両に複数の太陽電池を搭載し、これらの太陽電池に接続する蓄電池を備えた車両用電池の配置構造に関する。 【0002】 【従来の技術】車両用電池の配置構造として、例えば特開平8−280071号公報「自動車のリモートコントロール用受信装置及びリモートエンジンスタート装置」が知られている。上記技術は、同公報の図1によれば、定電圧回路6、電源制御回路3、第1の短時間駆動回路4、MCU6及び検出回路53〜55等から構成する受信器2と、イグニションスイッチやドアコントローラ等を駆動する駆動回路65とに一つのバッテリ電源+Bから駆動電圧Vccを供給する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記の自動車のリモートコントロール用受信装置及びリモートエンジンスタート装置は、車両に搭載した単一のバッテリで車両の電気機器に給電するシステムであると言える。しかし、受信器2、イグニションスイッチやドアコントローラにそれぞれ独立した専用電源を備えたほうが、供給電源の電圧の違いに対応し易い、又はハーネスの引回しが短くできる等の利便性が増すことがある。すなわち、複数のバッテリをそれぞれの電気機器に接続するようにしたシステム、さらには、バッテリに備えた個別の太陽電池からの充電をするようにしたシステムを構築したいものである。 【0004】そこで、本発明の目的は、複数のバッテリをそれぞれの電気機器に接続するとともに複数の蓄電池に応じた個別の太陽電池からの充電をする車両用電池の配置構造を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために請求項1の車両用電池の配置構造は、車両の上面に複数の太陽電池を搭載し、これらの太陽電池に電気的に接続する蓄電池を車両内に複数個設け、これらの蓄電池から車両の電動モータに又は車両の電気機器にそれぞれ独立して給電することを特徴とする。 【0006】車両の上面に複数の太陽電池を搭載し、これらの太陽電池に電気的に接続する蓄電池を車両内に複数個設けることで、蓄電池を必要な大きさの容量に小型分割する。これにより、小さなスペースにも蓄電池を搭載でき、蓄電池の配置の自由度が増大する。蓄電池から車両の電動モータに又は車両の電気機器にそれぞれ独立して給電することで、例えば、配線を短くする。これにより、配線の引回しの簡素化を図ることができる。 【0007】請求項2は、太陽電池を、車両のボンネット、ルーフ及びとリヤトランクの上面に設けたことを特徴とする。太陽電池を、車両のボンネット、ルーフ及びとリヤトランクの上面に設ることで、発電容量を増大させる。この結果、それぞれの蓄電池を充電するに十分な発電容量を確保できる。 【0008】請求項3は、太陽電池を、車両のボンネット、ルーフ及びとリヤトランクの上面にそれぞれ個別に設けたことを特徴とする。太陽電池を、車両のボンネット、ルーフ及びとリヤトランクの上面にそれぞれ個別に設けることで、太陽電池の発電容量を必要な大きさの容量に設定する。これにより、太陽電池の経済性の向上を図ることができる。 【0009】請求項4は、蓄電池を、車両のフロア上に、ボンネット内に又はリヤトランク内に各々設けたことを特徴とする。蓄電池を、車両のフロア上に、ボンネット内に又はリヤトランク内に各々設けることで、蓄電池の収納性の向上を図る。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。図1は本発明に係る車両用電池の配置構造を採用した車両の側面図である。車両用電池の配置構造30は、ボンネット11の上面に搭載した第1の太陽電池41と、ルーフ12の上面に搭載した第2の太陽電池42と、リヤトランク13の上面に搭載した第3の太陽電池43と、エアコン、カーナビ又は電力表示装置などの電気機器14に電力を供給するためにボンネット11内に配置した蓄電池としての第1のバッテリ44と、空気中の酸素と発生させた水素を反応させることで電気を発生させるために車両10のフロア15に配置した燃料電池51と、この燃料電池51に冷却水を供給するために燃料電池51の上部に配置した水貯蔵装置53と、燃料電池51に水素を供給するためにフロア15に配置したの水分解システム54と、燃料電池51で発電した電力を蓄え、且つ電動モータ16(以下、「モータ16」と略記する)に電力を供給するために車両10のフロア15に配置した蓄電池としての第2のバッテリ45と、水分解システム54に電力を供給するために車両10後部に配置した蓄電池としての第3のバッテリ46とからなる。 【0011】第1の太陽電池41は第1のバッテリ43に電力を供給し、第2・第3の太陽電池42,43は第3のバッテリ43に電力を供給する。なお、17は前輪、18は後輪、21は前側シート、22は後側シートを示す。 【0012】図2は本発明に係る車両用電池の配置構造を採用した車両の発電システムを示すブロック図である。水分解システム54は、キャリアガスを貯溜するキャリヤタンク55と、このタンク55からキャリアガスを供給するとともに加熱することで水蒸気を発生する水蒸気発生装置56と、この水蒸気発生装置56から水蒸気を供給することで水素を発生させるためにゼオライト(シリカ・アルミナ系複合化合物)を充填した反応容器57と、この反応容器57を加熱するために反応容器57に配置したヒータ58,59と、から構成するものであり、62は水蒸気発生装置56と反応容器57の間に設けた流量計、63は反応容器57の入口に設けた入口弁、64は反応容器57の出口に設けた出口弁、65は反応容器57と燃料電池51の間に設けたリリース弁、66は圧力計である。 【0013】車両用電池の配置構造30は、第1の太陽電池41で発電した電力を第1のバッテリ44に蓄え、この第1のバッテリ44から電力を電気機器14に供給し、燃料電池51で発生させた電力を第2のバッテリ45に蓄え、この第2のバッテリ45からモータ16に電力を供給し、第2・第3の太陽電池42,43で発電した電力を第3のバッテリ46に供給し、この第3のバッテリ46から水分解システム54(ヒータ58,59及び水蒸気発生装置56等)に電力を供給するようにした。また、水貯蔵装置53から燃料電池51に冷却水を供給し、この冷却水が燃料電池51を冷却することで温められ温水を水蒸気発生装置56の加熱用として用い、燃料電池51で発生する水を水貯蔵装置53に戻す。 【0014】すなわち、車両用電池の配置構造30は、車両10の上面に複数の太陽電池(第1〜第3の太陽電池41〜43)を搭載し、これらの太陽電池41〜43に電気的に接続する蓄電池(第1〜第3バッテリ44〜46)を車両10(図1参照)内に複数個設け、これらのバッテリ44〜46から車両の電動モータ(モータ)16に又は車両10の電気機器14にそれぞれ独立して給電するようにしたものであると言える。 【0015】車両の上面に複数の太陽電池(第1〜第3の太陽電池41〜43)を搭載し、この太陽電池41〜43に電気的に接続する蓄電池(第1〜第3のバッテリ44〜46)を車両10内に複数個設けることで、蓄電池を必要な大きさの容量に小型分割することができる。この結果、小さなスペースにも蓄電池(第1〜第3のバッテリ44〜46)を搭載でき、蓄電池の配置の自由度を増大させることができる。蓄電池(第1〜第3蓄のバッテリ)から車両10の電動モータ(モータ)16に又は車両10の電気機器14にそれぞれ独立して給電することで、配線(不図示)を短くすることができる。この結果、配線の引回しの簡素化を図ることができる。 【0016】車両用電池の配置構造30は、太陽電池(第1〜第3の太陽電池41〜43)を、車両10のボンネット11、ルーフ12及びとリヤトランク13の上面に設けたものであるとも言える。太陽電池(第1〜第3の太陽電池41〜43)を、車両10のボンネット11、ルーフ12及びとリヤトランク13の上面に設ることで、発電容量を増大させることができる。この結果、それぞれの蓄電池(第1〜第3のバッテリ44〜46)を充電するに十分な発電容量を確保できる。 【0017】また、車両用電池の配置構造30は、太陽電池(第1〜第3の太陽電池41〜43)を、車両10のボンネット11、ルーフ12及びとリヤトランク13の上面にそれぞれ個別に設けたものであるとも言える。太陽電池(第1〜第3の太陽電池41〜43)を、車両10のボンネット11、ルーフ12及びとリヤトランク13の上面にそれぞれ個別に設けることで、太陽電池(第1〜第3の太陽電池41〜43)の発電容量を必要な大きさの容量に設定することができる。この結果、太陽電池(第1〜第3の太陽電池41〜43)の経済性の向上を図ることができる。 【0018】さらに、車両用電池の配置構造30は、蓄電池(第1〜第3のバッテリ44〜46)を、車両10のフロア15上に、ボンネット12内に又はリヤトランク13内に各々設けたものであると言える。蓄電池(第1〜第3のバッテリ44〜46)を、車両10のフロア15上に、ボンネット12内に又はリヤトランク13内に各々設けることで、蓄電池の収納性の向上を図ることができる。 【0019】以下、図3〜図9で第1〜第3の太陽電池41〜43の各々のモジュール構成例を説明する。図3(a),(b)は本発明に係る車両用電池の配置構造に搭載する太陽電池のレイアウト図(その1)である。(a)において、第1〜第3の太陽電池41〜43を、それぞれ1枚のモジュールで構成したものである。(b)において、太陽電池の第2レイアウトは、第1の太陽電池41を前モジュル41a及び後モジュール41bに前後分割して配置する構造である。 【0020】図4(a),(b)は本発明に係る車両用電池の配置構造に搭載する太陽電池のレイアウト図(その2)である。(a)において、太陽電池の第3レイアウトは、第1の太陽電池41を左モジュル41c及び右モジュール41dに左右分割した。(b)において、太陽電池の第4レイアウトは、第1の太陽電池41を前モジュル41a、後左モジュール41e及び後右モジュール41fに3分割した。 【0021】図5(a),(b)は本発明に係る車両用電池の配置構造に搭載する太陽電池のレイアウト図(その3)である。(a)において、太陽電池の第5レイアウトは、第3の太陽電池44を前モジュル44a及び後モジュール44bに前後分割した。(b)において、太陽電池の第6レイアウトは、第3の太陽電池44を左モジュール44c及び右モジュール44dに左右分割した。 【0022】図6(a),(b)は本発明に係る車両用電池の配置構造に搭載する太陽電池のレイアウト図(その4)である。(a)において、太陽電池の第7レイアウトは、第1の太陽電池41を前モジュル41a、後左モジュール41e及び後右モジュール41fに3分割し、第3の太陽電池44を前モジュル44c及び後モジュール44dに前後分割した。(b)において、太陽電池の第8レイアウトは、第1の太陽電池41を前モジュル41a、後左モジュール41e及び後右モジュール41fに3分割し、第3の太陽電池44を左モジュール44a及び右モジュールに左右分割した。 【0023】図7(a),(b)は本発明に係る車両用電池の配置構造に搭載する太陽電池のレイアウト図(その5)である。(a)において、太陽電池の第9レイアウトは、第2の太陽電池42を前モジュル42a及び後モジュール42bに前後分割した。(b)において、太陽電池の第10レイアウトは、第2の太陽電池42を左モジュール42c及び右モジュール42dに左右分割した。 【0024】図8(a),(b)は本発明に係る車両用電池の配置構造に搭載する太陽電池のレイアウト図(その6)である。(a)において、太陽電池の第11レイアウトは、第1の太陽電池41を前モジュル41a、後左モジュール41e及び後右モジュール41fに3分割し、第2の太陽電池42を前モジュル42a及び後モジュール42bに前後分割し、第3の太陽電池43を左モジュール43c及び右モジュール43dに左右分割して配置した。(b)において、太陽電池の第11レイアウトは、第1の太陽電池41を前モジュル41a、後左モジュール41e及び後右モジュール41fに3分割し、第2の太陽電池42を左モジュル42c及び右モジュール42dに前後分割し、第3の太陽電池43を左モジュール43c及び右モジュール43dに左右分割して配置した。 【0025】図9(a),(b)は本発明に係る車両用電池の配置構造に搭載する太陽電池のレイアウト図(その7)である。(a)において、太陽電池の第13レイアウトは、第1の太陽電池41を前モジュル41a、後左モジュール41e及び後右モジュール41fに3分割し、第2の太陽電池42を前モジュル42a及び後モジュール42bに前後分割し、第3の太陽電池43を前モジュール43a及び後モジュール43bに前後分割して配置した。(b)において、太陽電池の第14レイアウトは、第1の太陽電池41を前モジュル41a、後左モジュール41e及び後右モジュール41fに3分割し、第2の太陽電池42を左モジュル42c及び右モジュール42dに前後分割し、第3の太陽電池43を前モジュール43a及び後モジュール43bに前後分割して配置した。 【0026】図10は本発明に係る第2実施の形態の車両用電池の配置構造を採用した車両の側面図である。なお、車両用電池の配置構造30(図1参照)に使用した部品と同一部品は同一符号を用い詳細な説明は省略する。10は車両、11はボンネット、12はルーフ、13はリヤトランク、14は電気機器、15は車両のフロア、16はモータ、17は前輪、21は前側シート、22は後側シート、41は第1の太陽電池、42は第2の太陽電池、43は第3の太陽電池、44は第1のバッテリ、45は第2のバッテリ、46は第3のバッテリ、51は燃料電池、53は水貯蔵装置、54は水分解システムであり、車両用電池の配置構造32は、新たに蓄電池としての第4のバッテリ47を設けることで、第2の太陽電池42から第3のバッテリ46に電力を供給し、第3の太陽電池43から第4のバッテリ47に電力を供給し、水分解システム54に2つのバッテリ46,47を用いて電力を供給するようにした。 【0027】図11は本発明に係る第2実施の形態の車両用電池の配置構造を採用した車両の発電システムを示すブロック図であり、水分解システム54のヒータ58に第3のバッテリ46から電力を供給し、ヒータ59に第4のバッテリ46から電力を供給するようにしたことを示す。すなわち、車両用電池の配置構造32は、ヒータ58,59に専用のバッテリ46,47を設けたので、バッテリの容量の小さいものを2つにすることができ、バッテリ46、47の配置の自由度の拡大を図ることができる。 【0028】図12は本発明に係る第3実施の形態の車両用電池の配置構造を採用した車両の側面図である。なお、車両用電池の配置構造30(図1参照)に使用した部品と同一部品は同一符号を用い詳細な説明は省略する。車両用電池の配置構造33は、ボンネット11の上面に搭載した第1の太陽電池41と、ルーフ12の上面に搭載した第2の太陽電池42と、リヤトランク13の上面に搭載した第3の太陽電池43と、エアコン、カーナビ又は電気機器14等に電力を供給するためにボンネット11内に配置した第1のバッテリ44と、車両10を駆動するために車両10のフロア15に配置した水素エンジン52と、この水素エンジン52を冷却するために水素エンジン52の上部に配置した水貯蔵装置53と、水素エンジン52に水素を供給するためのフロア15に配置したの水分解システム54と、水分解システム54に電力を供給するために車両10後部に配置した第3のバッテリ46とからなる。第1の太陽電池41は第1のバッテリ43に電力を供給し、第2・第3の太陽電池42,43は第3のバッテリ43に電力を供給する。 【0029】図13は本発明に係る第3実施の形態の車両用電池の配置構造を採用した車両の発電システムを示すブロック図である。なお、車両用電池の配置構造30(図1参照)に使用した部品と同一部品は同一符号を用い詳細な説明は省略する。55はキャリヤタンク、56は水蒸気発生気、57は反応容器、58,59はヒータ、62は流量計、63は入口弁、64は出口弁、65はリリース弁、66は圧力計であり、車両用電池の配置構造33は、水分解システム54から水素エンジン52に水素を供給する。 【0030】図14は本発明に係る第4実施の形態の車両用電池の配置構造を採用した車両の側面図である。なお、車両用電池の配置構造33(図1参照)に使用した部品と同一部品は同一符号を用い詳細な説明は省略する。10は車両、11はボンネット、12はルーフ、13はリヤトランク、14は電気機器、15は車両のフロア、41は第1の太陽電池、42は第2の太陽電池、43は第3の太陽電池、44は第1のバッテリ、46は第3のバッテリ、52は水素エンジン、54は水分解システムであり、車両用電池の配置構造34は、水素エンジン52及び53は水貯蔵装置を車両10の前方に配置し、ボンネット11内に収納するようにしたものである。 【0031】図15は本発明に係る第5実施の形態の車両用電池の配置構造を採用した車両の側面図である。なお、車両用電池の配置構造33(図1参照)に使用した部品と同一部品は同一符号を用い詳細な説明は省略する。10は車両、11はボンネット、12はルーフ、13はリヤトランク、14は電気機器、15は車両のフロア、41は第1の太陽電池、42は第2の太陽電池、43は第3の太陽電池、44は第1のバッテリ、46は第3のバッテリ、52は水素エンジン、53は水貯蔵装置、54は水分解システムであり、車両用電池の配置構造35は、新たに第4のバッテリ47を設けることで、第2の太陽電池42から第3のバッテリ46に電力を供給し、第3の太陽電池43から第4のバッテリ47に電力を供給し、水分解システム54に2つのバッテリ46,47を用いて電力を供給するようにした。 【0032】図16は本発明に係る第5実施の形態の車両用電池の配置構造を採用した車両の発電システムを示すブロック図であり、水分解システム54のヒータ58に第3のバッテリ46から電力を供給し、ヒータ59に第4のバッテリ46から電力を供給するようにしたことを示す。すなわち、車両用電池の配置構造32は、ヒータ58,59に専用のバッテリ46,47を設けたので、バッテリの容量の小さいものを2つにすることができ、バッテリ46、47の配置の自由度の拡大を図ることができる。 【0033】図17は本発明に係る第6実施の形態の車両用電池の配置構造を採用した車両の側面図である。なお、車両用電池の配置構造33(図1参照)に使用した部品と同一部品は同一符号を用い詳細な説明は省略する。車両用電池の配置構造36は、新たに第4のバッテリ47を設けることで、第2の太陽電池42から第3のバッテリ46に電力を供給し、第3の太陽電池43から第4のバッテリ47に電力を供給し、車両のフロア15に配置した2つのバッテリ46,47を用いて水分解システム54に電力を供給するようにするとともに、水素エンジン52及び53は水貯蔵装置を車両10の前方に配置し、ボンネット11内に収納するようにしたものである。 【0034】以下、車両用電池の配置構造30(図1参照)の電気機器14の一例である温風供給装置70を次に説明する。図18は本発明に係る車両用電池の配置構造を採用する車両であって電気機器の一例である温風供給装置を備えた車両の側面図である。車両70は、駆動源であるエンジン72と、このエンジン72の電装部品(不図示)に電力を供給するバッテリ73と、フロントガラス74周りに設けた温風供給装置80を備えた車両である。 【0035】温風供給装置80は、車室75内に設けた温風機81と、ボンネット76のフロントガラス74側にスイング自在に設けたルーバ82と、ルーフ77の上部に設けた受信アンテナ83と、この受信アンテナ83に向けて発信を行なうことで温風機81やルーバ82を遠隔操作するリモコン85とから構成する。車両70は、温風供給装置80を遠隔操作を行ない霜取りを行なうことができるので、運転者の利便性の向上を図ることができる。 【0036】図19は本発明に係る車両用電池の配置構造を採用する車両の温風供給装置のルーバの正面図であり、ルーバ82は、ボンネット76に対してスイングさせるための軸86を備え、ルーバ82を矢印a1,a2の如くスイングさせることで、温風を矢印b1〜b5の如く吹出させることで、フロントガラス74の霜取りをすることができる。 【0037】図20は本発明に係る車両用電池の配置構造を採用する車両の温風供給装置のルーバ(別実施例)の正面図であり、ルーバ87は、内部に風向き変換機88を備え、風向き変換機88を矢印c1,c2の如くスイングさせることで、温風を矢印d1〜d5の如く吹出させることで、フロントガラス74の霜取りをすることができる。 【0038】図21は本発明に係る車両用電池の配置構造を採用する車両であって電気機器の一例である温風供給装置を備えた別車両の側面図である。なお、車両70(図18参照)に使用した部品と同一部品は同一符号を用い詳細な説明は省略する。車両71は、駆動源である電動モータ(モータ)91と、車室75内のエアコンディションを整えるエアコン92と、これらのモータ91及びエアコン92に電力を供給するバッテリ93と、フロントガラス74周りに設けた温風供給装置80を備えた車両である。また、温風供給装置80は、リモコン85の替わりに携帯電話やPHSを用いて操作するようにしたものであってもよい。 【0039】図22は本発明に係る第7実施の形態の車両用電池の配置構造を採用した車両の側面図である。なお、車両用電池の配置構造30(図1参照)に使用した部品と同一部品は同一符号を用い詳細な説明は省略する。10は車両、11はボンネット、12はルーフ、13はリヤトランク、14は電気機器、15は車両のフロア、16は電動モータ(モータ)、17は前輪、21は前側シート、22は後側シート、41は第1の太陽電池、42は第2の太陽電池、43は第3の太陽電池、44は第1のバッテリ、45は第2のバッテリ、46は第3のバッテリ、51は燃料電池、53は水貯蔵装置であり、車両用電池の配置構造37は、上記部材を車両用電池の配置構造30(図1参照)に同一配置したものであって、燃料電池51で発生する水を水分解システム54に供給するようにしたものである。 【0040】図23は本発明に係る第7実施の形態の車両用電池の配置構造を採用した車両の発電システムを示すブロック図であり、すなわち、車両用電池の配置構造37は、燃料電池51で発生する水を水分解システム54の水蒸気発生装置56に供給するようにしたことを示す。 【0041】尚、第2の形態では図10及び図11に示すように、燃料電池51で発生する水を水貯蔵装置53に供給したが、これに限るものではなく、燃料電池で発生する水を水蒸気発生装置に供給してもよい。また、第3〜第6実施の形態では図12〜図17に示すように、水素エンジン52で発生する水を水貯蔵装置53に供給したが、これに限るものではなく、水素エンジンで発生する水を水蒸気発生装置に供給してもよい。 【0042】 【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮する。請求項1では、車両の上面に複数の太陽電池を搭載し、これらの太陽電池に電気的に接続する蓄電池を車両内に複数個設けたので、蓄電池を必要な大きさの容量に小型分割することができる。この結果、小さなスペースにも蓄電池を搭載でき、蓄電池の配置の自由度を増大させることができる。また、蓄電池から車両の電動モータに又は車両の電気機器にそれぞれ独立して給電するので、例えば、配線を短くすることができる。この結果、配線の引回しの簡素化を図ることができる。 【0043】請求項2では、太陽電池を、車両のボンネット、ルーフ及びとリヤトランクの上面に設たので、発電容量を増大させることができる。この結果、それぞれの蓄電池を充電するに十分な発電容量を確保できる。 【0044】請求項3では、太陽電池を、車両のボンネット、ルーフ及びとリヤトランクの上面にそれぞれ個別に設けたので、太陽電池の発電容量を必要な大きさの容量に設定することができる。この結果、太陽電池の経済性の向上を図ることができる。 【0045】請求項4では、蓄電池を、車両のフロア上に、ボンネット内に又はリヤトランク内に各々設けたので、蓄電池の収納性の向上を図ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005326 【氏名又は名称】本田技研工業株式会社 【住所又は居所】東京都港区南青山二丁目1番1号
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| 【出願日】 |
平成13年10月31日(2001.10.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100067356 【弁理士】 【氏名又は名称】下田 容一郎 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−143705(P2003−143705A) |
| 【公開日】 |
平成15年5月16日(2003.5.16) |
| 【出願番号】 |
特願2001−334406(P2001−334406) |
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