| 【発明の名称】 |
ハイブリッド車両の制御装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】若城 輝男 【住所又は居所】埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会社本田技術研究所内
【氏名】松原 篤 【住所又は居所】埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会社本田技術研究所内
【氏名】中本 康雄 【住所又は居所】埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会社本田技術研究所内
【氏名】渋谷 篤志 【住所又は居所】埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会社本田技術研究所内
【氏名】茅野 守男 【住所又は居所】埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会社本田技術研究所内
【氏名】大園 一也 【住所又は居所】埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会社本田技術研究所内
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| 【要約】 |
【課題】蓄電装置にて使用可能な容量に基づいて所望の制御を適正に行う。
【解決手段】ステップS357にて、エネルギーストレージソーンBフラグF_ESZONEBのフラグ値が「1」か否かを判定し、「YES」の場合にステップS358に進む。ステップS358にて、バッテリ残容量SOCに対する使用可能領域PECAPFIBの増加に伴い、増加傾向に変化するWOTアシスト量係数下限テーブル値KQBWOASTLをテーブル検索する。ステップS359にて、WOTアシスト量係数下限テーブル値KQBWOASTLと所定の上限値との間で、バッテリ残容量SOCの増加に伴い増加傾向に変化するWOTアシスト量係数テーブル値KQBWOASTをテーブル検索し、WOTアシスト指令値WOTASTにWOTアシスト量係数テーブル値KQBWOASTを乗算して得た値を、新たにWOTアシスト指令値WOTASTとして設定する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 車両の駆動源としてのエンジンおよびモータと、前記エンジンの出力または前記車両の運動エネルギーの一部を前記モータにより電気エネルギーに変換して蓄電する蓄電装置とを備えたハイブリッド車両の制御装置であって、前記蓄電装置の残容量に対して所定の領域区分を設け、該領域区分により形成された複数の領域毎に異なる制御形態を設定する制御形態設定手段と、前記蓄電装置の残容量および残容量に関する使用可能領域を算出する残容量算出手段と、車両の運転状態に応じて前記モータにより前記エンジンの出力を補助する際のアシスト量を、前記制御形態設定手段にて設定された前記制御形態に応じて設定するアシスト量設定手段と、前記残容量算出手段にて算出した前記使用可能領域に応じて前記アシスト量を補正するアシスト量補正手段とを備えたことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 【請求項2】 前記制御形態設定手段は、前記領域として、少なくとも充放電を許可する充放電許可領域と充電を許可し放電を抑制する放電抑制領域との間に所定の暫定使用領域を設けており、前記アシスト量設定手段は、前記暫定使用領域において、前記残容量算出手段にて算出される前記残容量に応じて前記アシスト量を可変とすることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置。 【請求項3】 前記アシスト量補正手段は、前記アシスト量設定手段にて前記残容量に応じて可変とされた前記アシスト量の下限値を、前記残容量算出手段にて算出した前記使用可能領域に応じて変更することを特徴とする請求項2に記載のハイブリッド車両の制御装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、エンジン及びモータ駆動によるハイブリッド車両の制御装置に係るものであり、特に蓄電装置の適正な残容量に基づいて車両の制御を行う技術に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、車両走行用の動力源としてエンジンの他にモータを備えたハイブリッド車両が知られている。このハイブリッド車両の一種に、モータをエンジンの出力を補助する補助駆動源として使用するパラレルハイブリッド車がある。このパラレルハイブリッド車は、例えば、加速時においてはモータによってエンジンを駆動補助し、減速時においては減速回生によってバッテリ等への充電を行なう等様々な制御を行い、バッテリの電気エネルギー(以下、残容量という)を確保して運転者の要求に対応できるようになっている(例えば、特開平7−123509号公報に示されている)。 【0003】このようなハイブリッド車両に備えられたバッテリの残容量を検出する場合、残容量はバッテリ内に貯留されている電荷の総量に対応することから、例えば、バッテリの充電電流及び放電電流を所定期間毎に積算して積算充電量及び積算放電量を算出し、これらの積算充電量及び積算放電量を初期状態或いは充放電開始直前の残容量に加算又は減算することでバッテリの残容量を算出する方法が知られている。ところで、バッテリを構成する例えばNiMH電池等のように、高温度環境での充電及び放電において、充電効率及び放電効率が低下するような電池に対しては、予め、バッテリ温度に応じた充電効率及び放電効率の変化を示す充放電効率マップや所定の関係式等が設定されており、検出された充電電流及び放電電流を充電効率及び放電効率で補正した後に積算して積算充電量及び積算放電量を算出する方法が知られている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したような従来技術の一例に係るハイブリッド車両においては、バッテリの残容量を検出する際に利用される充放電効率マップや所定の関係式等は、劣化のないバッテリの定常状態での電圧特性に基づいて作成されている。このため、バッテリの劣化や充電及び放電の履歴に応じたメモリー効果等が発生した場合には、充電効率及び放電効率が低下するため、検出された充電電流及び放電電流を充放電効率マップや所定の関係式等により補正して積算充電量及び積算放電量を算出すると、真の値に対して、算出された積算充電量及び積算放電量のずれが増大してしまい、積算充電量及び積算放電量の算出に対する精度が低下して、正確な残容量を得ることができなくなるという問題が生じる。このようにバッテリの残容量の精度が低下すると、例えばバッテリに対する使用可能な残容量範囲を逸脱する等によってバッテリの寿命が短命化してしまったり、或いは、例えばバッテリに対する使用可能な残容量範囲を誤認識することによって所望の制御を行うことが困難となる等の問題が生じる虞がある。 【0005】また、このような問題に対して、例えば、予めバッテリの劣化等の経年変化を考慮して、充放電効率マップや所定の関係式等を作成した場合には、充電効率及び放電効率が低下する以前の状態において、バッテリに蓄電されている使用可能なエネルギーを有効に利用することができず、車両の燃費を向上させることができないという問題が生じる。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、蓄電装置にて使用可能な容量に基づいて所望の制御を適正に行うことが可能なハイブリッド車両の制御装置を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のハイブリッド車両の制御装置は、車両の駆動源としてのエンジン(例えば、後述する実施の形態におけるエンジンE)およびモータ(例えば、後述する実施の形態におけるモータM)と、前記エンジンの出力または前記車両の運動エネルギーの一部を前記モータにより電気エネルギーに変換して蓄電する蓄電装置(例えば、後述する実施の形態におけるバッテリ3)とを備えたハイブリッド車両の制御装置であって、前記蓄電装置の残容量に対して所定の領域区分を設け、該領域区分により形成された複数の領域(例えば、後述する実施の形態におけるゾーンA、ゾーンB、ゾーンC、ゾーンD)毎に異なる制御形態を設定する制御形態設定手段(例えば、後述する実施の形態におけるバッテリCPU1B)と、前記蓄電装置の残容量(例えば、後述する実施の形態における制御用残容量GWPECONSOC)および残容量に関する使用可能領域(例えば、後述する実施の形態における使用可能領域PECAPFIBあるいはFI送信用使用可能量GBPECAPFIB)を算出する残容量算出手段(例えば、後述する実施の形態におけるFIECU11)と、車両の運転状態に応じて前記モータにより前記エンジンの出力を補助する際のアシスト量(例えば、後述する実施の形態におけるWOTアシスト指令値WOTAST、ECOアシスト指令値ECOAST)を、前記制御形態設定手段にて設定された前記制御形態に応じて設定するアシスト量設定手段(例えば、後述する実施の形態におけるステップS359、ステップS413)と、前記残容量算出手段にて算出した前記使用可能領域に応じて前記アシスト量を補正するアシスト量補正手段(例えば、後述する実施の形態におけるステップS358、ステップS412)とを備えたことを特徴としている。 【0007】上記構成のハイブリッド車両の制御装置によれば、制御形態設定手段は蓄電装置の残容量に応じて蓄電装置の使用状態を変更するようにして、残容量のゾーン分けを行い、各ゾーンに対して異なる制御形態を設定する。そして、アシスト量設定手段は制御形態設定手段にて設定された各ゾーン毎に異なるアシスト量を設定する。ここで、アシスト量補正手段は、残容量算出手段にて算出した使用可能領域、つまり、この時点での蓄電装置の残容量に対して実際に使用可能な領域に応じて、アシスト量の補正を行う。このため、例えばバッテリの充放電効率が変化している状態であっても、残容量に対する使用可能領域を適正に把握してアシスト量を算出しているため、バッテリに蓄電されている使用可能なエネルギーを有効に利用することができる。 【0008】さらに、請求項2に記載の本発明のハイブリッド車両の制御装置では、前記制御形態設定手段は、前記領域として、少なくとも充放電を許可する充放電許可領域(例えば、後述する実施の形態におけるゾーンA)と充電を許可し放電を抑制する放電抑制領域(例えば、後述する実施の形態におけるゾーンC)との間に所定の暫定使用領域(例えば、後述する実施の形態におけるゾーンB)を設けており、前記アシスト量設定手段は、前記暫定使用領域において、前記残容量算出手段にて算出される前記残容量に応じて前記アシスト量を可変とすることを特徴としている。 【0009】上記構成のハイブリッド車両の制御装置によれば、例えば、充放電許可領域から放電抑制領域へ向かい蓄電装置の残容量が低下する場合には、この暫定使用領域において、蓄電装置の放電つまりアシスト量が徐々に低減するように設定する。これにより、少なくとも充放電を許可する充放電許可領域から、充電を許可し放電を抑制する放電抑制領域へと移行する際に、滑らかにアシスト量を変化させることができ、バッテリに蓄電されている使用可能なエネルギーを有効に利用することができると共に、車両の滑らかな走行性を確保することができる。 【0010】さらに、請求項3に記載の本発明のハイブリッド車両の制御装置では、前記アシスト量補正手段は、前記アシスト量設定手段にて前記残容量に応じて可変とされた前記アシスト量の下限値(例えば、後述する実施の形態におけるWOTアシスト量係数下限テーブル値KQBWOASTL、ECOアシスト量係数下限テーブル値KQBECASTL)を、前記残容量算出手段にて算出した前記使用可能領域に応じて変更することを特徴としている。 【0011】上記構成のハイブリッド車両の制御装置によれば、例えば、残容量算出手段にて算出した使用可能領域が大きいほど、アシスト量の下限値を増大させることで、充放電許可領域から放電抑制領域へと移行する過程において出力されるアシスト量の総量が増大する。これにより、バッテリに蓄電されている使用可能なエネルギーを有効に利用して、車両の燃費向上に資することができる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面と共に説明する。図1はこの発明の実施形態のパラレルハイブリッド車両を示し、エンジンE、モータM、トランスミッションTを直列に直結した構造のものである。エンジンE及びモータMの両方の駆動力は、CVTなどのトランスミッションT(マニュアルトランスミッションでもよい)を介して駆動輪たる前輪Wfに伝達される。また、ハイブリッド車両の減速時に前輪Wf側からモータM側に駆動力が伝達されると、モータMは発電機として機能していわゆる回生制動力を発生し、車体の運動エネルギーを電気エネルギーとして回収する。尚、図1においては、説明の都合上マニュアルミッション車及びCVT車の双方について関連する部品を合わせて記載する。 【0013】モータMの駆動及び回生作動は、モータECU1のモータCPU1Mからの制御指令を受けてパワードライブユニット(PDU)2により行われる。パワードライブユニット2にはモータMと電気エネルギーの授受を行う高圧系のニッケル−水素(Ni−MH)バッテリ3が接続され、バッテリ3は、例えば、複数のセルを直列に接続したモジュールを1単位として更に複数個のモジュールを直列に接続したものである。ハイブリッド車両には各種補機類を駆動するための12ボルトの補助バッテリ4が搭載され、この補助バッテリ4はバッテリ3にDC−DCコンバータであるダウンバータ5を介して接続される。FIECU11により制御されるダウンバータ5は、バッテリ3の電圧を降圧して補助バッテリ4を充電する。尚、モータECU1は、バッテリ3を保護すると共にそのバッテリ残容量SOCを算出するバッテリCPU1Bを備えている。また、前記CVTであるトランスミッションTにはこれを制御するCVTECU21が接続されている。 【0014】FIECU11は、前記モータECU1及び前記ダウンバータ5に加えて、エンジンEへの燃料供給量を調整する図示しない燃料噴射弁、スタータモータの作動の他、点火時期等の制御を行う。そのためFIECU11には、車速VPを検出する車速センサS1からの信号と、エンジン回転数NEを検出するエンジン回転数センサS2からの信号と、トランスミッションTのシフトポジションを検出するシフトポジションセンサS3からの信号と、ブレーキペダル8の操作を検出するブレーキスイッチS4からの信号と、クラッチペダル9の操作を検出するクラッチスイッチS5からの信号と、スロットル弁32のスロットル開度THを検出するスロットル開度センサS6からの信号と、吸気管負圧を検出する吸気管負圧センサS7からの信号と、ノックセンサS8からの信号等が入力される。 【0015】BSはブレーキペダルに連係された倍力装置を示し、この倍力装置BSにはブレーキマスターパワー内負圧(以下マスターパワー内負圧という)を検出するマスターパワー内負圧センサS9が設けられている。尚、このマスターパワー内負圧センサS9はFIECU11に接続されている。尚、吸気管負圧センサS7とスロットル開度センサS6は吸気通路30に設けられ、マスターパワー内負圧センサS9は吸気通路30に接続された連通路31に設けられている。 【0016】ここで、吸気通路30には、スロットル弁32の上流側と下流側とを結ぶ2次エアー通路33が設けられ、この2次エアー通路33にはこれを開閉する制御バルブ34が設けられている。2次エアー通路33はスロットル弁32の全閉時においても少量の空気をシリンダ内に供給するためのものである。そして、制御バルブ34は吸気管負圧センサS7により検出された吸気管負圧に応じてFIECU11からの信号により開閉作動されるものである。また、POILセンサS10、スプールバルブ71のソレノイド、TOILセンサS11もFIECU11に接続されている。 【0017】エンジンEは吸気側と排気側とに気筒休止運転のための可変バルブタイミング機構VTを備えた3つの気筒と、気筒休止運転を行わない通常の動弁機構NTを備えた1つの気筒を有している。つまり、上記エンジンEは、休止可能な3つの気筒を含む4つの気筒を稼働する通常運転と、前記3つの気筒を休止する気筒休止運転とに切替自在な休筒エンジンであり、休止可能な気筒の吸気弁IVと排気弁EVが、可変バルブタイミング機構VTにより運転の休止をできる構造となっている。 【0018】「バッテリ残容量SOCのゾーニング」次に、前記バッテリ残容量SOCのゾーンニング(いわゆる残容量のゾーン分け)について説明する。バッテリの残容量の算出はバッテリCPU1Bにておこなわれ、例えば、電圧、放電電流、温度等により算出される。この一例を説明すると通常使用領域であるゾーンA(SOC40%からSOC75%)を基本として、その下に暫定使用領域であるゾーンB(SOC25%からSOC40%)、更にその下に、過放電領域であるゾーンC(SOC0%からSOC25%)が区画されている。ゾーンAの上には過充電領域であるゾーンD(SOC75%以上)が設けられている。ここで、主として通常使用領域であるゾーンAに対応するエネルギーマネージメントのモードが、少なくとも充放電を許可する充放電許可モードを構成し、過放電領域であるゾーンCに対応するエネルギーマネージメントのモードが、充電を許可し放電を抑制する放電抑制モードとして構成されている。また、前記バッテリCPU1Bが充電状態検出手段を構成している。 【0019】「MA(モータ)基本モード」次に、前記モータMをどのようなモードで運転するのかを決定するMA(モーsタ)基本モードを、図2、図3に示すフローチャートに基づいて説明する。尚、この処理は所定周期で繰り返される。 【0020】MA(モータ)基本モードには、「アイドルモード」、「アイドル停止モード」、「減速モード」、「クルーズモード」及び「加速モード」の各モードがある。アイドルモードでは、燃料カットに続く燃料供給が再開されてエンジンEがアイドル状態に維持され、アイドル停止モードでは、例えば車両の停止時等に一定の条件でエンジンが停止される。また、減速モードでは、モータMによる回生制動が実行され、加速モードでは、エンジンEがモータMにより駆動補助され、クルーズモードでは、モータMが駆動せず車両がエンジンEの駆動力で走行する。尚、この実施形態におけるハイブリッド車両はCVT車であるが、仕様上の理由から以下に示す各フローチャートは、マニュアルトランスミション(MT)車の場合についても併記したものとなっている。 【0021】図2のステップS051においてMT/CVT判定フラグF_ATが「1」か否かを判定する。判定結果が「YES」(CVT車)である場合はステップS060に進み、判定結果が「NO」(MT車)である場合はステップS052に進む。ステップS060において、CVT用インギア判定フラグF_ATNPが「1」か否かを判定する。判定結果が「YES」(N,Pレンジ)である場合はステップS083に進み、判定結果が「NO」(インギア)である場合はステップS060Aに進む。 【0022】ステップS060Aでは、スイッチバック中(シフトレバー操作中でシフト位置が特定できない)か否かをスイッチバックフラグF_VSWBが「1」か否かで判定する。判定結果が「YES」(スイッチバック中)である場合はステップS085に進み、「アイドルモード」に移行して制御を終了する。アイドルモードでは、エンジンEがアイドル状態に維持される。ステップS060Aにおける判定結果が「NO」(スイッチバック中でない)である場合はステップS054に進む。 【0023】ステップS083において、エンジン停止制御実施フラグF_FCMGが「1」か否かを判定する。ステップS083における判定結果が「NO」である場合はステップS085の「アイドルモード」に移行して制御を終了する。ステップS083における判定結果が「YES」である場合はステップS084に進み、「アイドル停止モード」に移行して制御を終了する。アイドル停止モードでは、例えば車両の停止時等に一定の条件でエンジンが停止される。 【0024】ステップS052において、ニュートラルポジション判定フラグF_NSWが「1」か否かを判定する。判定結果が「YES」(ニュートラルポジション)である場合はステップS083に進み、判定結果が「NO」(インギア)である場合はステップS053に進む。ステップS053では、クラッチ接続判定フラグF_CLSWが「1」か否かを判定する。判定結果が「YES」(クラッチ断)である場合はステップS083に進み、判定結果が「NO」(クラッチ接)である場合はステップS054に進む。 【0025】ステップS054において、IDLE判定フラグF_THIDLMGが「1」か否かを判定する。判定結果が「NO」である場合(全閉)はステップS061に進み、判定結果が「YES」である場合(全閉でない)はステップS054Aに進む。ステップS054Aでは、半クラッチ判断時のエンジン回転数引き上げフラグF_NERGNUPに「0」をセットし、ステップS055に進む。 【0026】ステップS055において、モータアシスト判定フラグF_MASTが「1」か否かを判定する。このフラグはモータMによりエンジンEをアシストするか否かを判定するフラグであり、「1」である場合はアシスト要求があり、「0」である場合はアシスト要求がないことを意味する。尚、このモータアシスト判定フラグはアシストトリガ判定処理により設定される。ステップS055における判定結果が「NO」である場合はステップS061に進む。ステップS055における判定結果が「YES」である場合はステップS056に進む。 【0027】ステップS056において、MT/CVT判定フラグF_ATが「1」か否かを判定する。判定結果が「YES」(CVT車)である場合はステップS057に進み、判定結果が「NO」(MT車)である場合はステップS058に進む。ステップS057において、ブレーキON判定フラグF_BKSWが「1」か否かを判定する。判定結果が「YES」(ブレーキON)である場合はステップS063に進み、判定結果が「NO」(ブレーキOFF)である場合はステップS058に進む。 【0028】ステップS058において、最終充電指令値REGENFが「0」以下か否かを判定する。判定結果が「YES」である場合はステップS059の「加速モード」に進む。加速モードでは、エンジンEがモータMにより駆動補助され、ステップS059Aに進む。ステップS058における判定結果が「NO」である場合は制御を終了する。ステップS059Aにおいて、何れかのアシストの実行を許可するアシスト実行許可フラグF_ANYASTが「1」か否かを判定する。判定結果が「YES」である場合、つまり何れかのアシストの実行が許可されている場合には制御を終了し、判定結果が「NO」である場合はステップS063に進む。 【0029】ステップS061において、MT/CVT判定フラグF_ATが「1」か否かを判定する。判定結果が「NO」(MT車)である場合はステップS063に進み、判定結果が「YES」(CVT車)である場合はステップS062に進む。ステップS062において、リバースポジション判定フラグF_ATPRが「1」か否かを判定する。判定結果が「YES」(リバースポジション)である場合はステップS085に進み、判定結果が「NO」(リバースポジション以外)である場合はステップS063に進む。 【0030】ステップS063において、車速VPが「0」か否かを判定する。判定結果が「YES」である場合はステップS083に進み、判定結果が「NO」である場合はステップS064に進む。ステップS064において、エンジン停止制御実施フラグF_FCMGが「1」か否かを判定する。判定結果が「NO」である場合はステップS065に進み、判定結果が「YES」である場合はステップS084に進む。 【0031】ステップS065において、シフトチェンジ強制REGEN解除判定処理ディレータイマTNERGNが「0」か否かを判定する。判定結果が「YES」である場合はステップS066に進み、判定結果が「NO」である場合はステップS068に進む。ステップS066において、エンジン回転数の変化率DNEが、DNEによるREGEN抜き判定エンジン回転数#DNRGNCUTのマイナス値より小さいか否かを判定する。ここでDNEによるREGEN抜き判定エンジン回転数#DNRGNCUTは、エンジン回転数の変化率DNEに応じて発電量の減算を行うか否かの判定の基準となるエンジン回転数NEの変化率DNEである。 【0032】ステップS066における判定の結果、エンジン回転数NEのダウン(低下率)が大きいと判定された場合(YES)はステップS082に進む。ステップS082において、半クラッチ判断時のエンジン回転数引き上げフラグF_NERGNUPに「1」をセットしてステップS085に進む。 【0033】ステップS066における判定の結果、エンジン回転数NEがアップ(上昇)したり、エンジン回転数NEのダウン(低下率)が小さい場合(NO)はステップS067に進む。ステップS067において、MT/CVT判定フラグF_ATが「1」か否かを判定する。判定結果が「NO」(MT車)である場合はステップS079に進み、判定結果が「YES」(CVT車)である場合はステップS068に進む。ステップS079において、半クラッチ判断フラグF_NGRHCLが「1」か否かを判定する。判定の結果、半クラッチ判断がされた場合(YES)はステップS082に進む。また、半クラッチ判断がされない場合(NO)はステップS080に進む。 【0034】ステップS080において、前回ギア位置NGRと今回ギア位置NGR1とを比較し、今回と前回とのギアポジションを比較してシフトアップがあったか否かを判定する。ステップS080における判定の結果、ギアポジションがシフトアップした場合は(NO)ステップS082に進む。ステップS080における判定の結果、今回と前回でギアポジションがシフトアップしていない場合(YES)はステップS068に進む。 【0035】ステップS068において、半クラッチ判断時のエンジン回転数引き上げフラグF_NERGNUPが「1」か否かを判定する。判定の結果、半クラッチ判断時のエンジン回転数引き上げの必要がありフラグがセット(=1)されている場合(YES)はステップS081に進み、ギア毎に設定された充電用エンジン回転数下限値#NERGNLxにハンチング防止のための引き上げ回転数#DNERGNUPを加算し、この加算値を充電用エンジン回転数下限値NERGNLにセットしステップS070に進む。ステップS068における判定の結果、半クラッチ判断時のエンジン回転数引き上げの必要がなくフラグがリセット(=0)されている場合(NO)は、ステップS069に進み、ギア毎に設定された充電用エンジン回転数下限値#NERGNLxを充電用エンジン回転数下限値NERGNLにセットしステップS070に進む。 【0036】そして、ステップS070において、エンジン回転数NEが充電用エンジン回転数下限値NERGNL以下か否かを判定する。判定の結果、低回転である場合(NE≦NERGNL、YES)はステップS082に進む。判定の結果、高回転である場合(NE>NERGNL、NO)はステップS071に進む。 【0037】ステップS071において、車速VPが減速モードブレーキ判断下限車速#VRGNBK以下か否かを判定する。尚、この減速モードブレーキ判断下限車速#VRGNBKはヒステリシスを持つ値である。判定の結果、車速VP≦減速モードブレーキ判断下限車速#VRGNBK、である場合(YES)はステップS074に進む。ステップS071における判定の結果、車速VP>減速モードブレーキ判断下限車速#VRGNBK、である場合(NO)はステップS072に進む。ステップS072において、ブレーキON判定フラグF_BKSWが「1」か否かを判定する。判定結果が「YES」である場合はステップS073に進み、判定結果が「NO」である場合はステップS074に進む。 【0038】ステップS073において、IDLE判定フラグF_THIDLMGが「1」か否かを判定する。判定の結果が「NO」(スロットルが全閉)である場合は、ステップS078の「減速モード」に進み制御を終了する。尚、「減速モード」ではモータMによる回生制動が実行される。 【0039】ステップS074において、燃料カットフラグF_FCが「1」か否かを判定する。このフラグはステップS078の「減速モード」でモータMによる回生が行われている時に「1」となり燃料カットを行う燃料カット判断フラグである。ステップS074における判定の結果、減速燃料カット中である場合(YES)はステップS078に進む。ステップS074における判定の結果、燃料カット中でない場合(NO)は、ステップS075に進む。ステップS075では最終アシスト指令値ASTPWRFの減算処理を行い、ステップS076に進む。 【0040】ステップS076において、最終アシスト指令値ASTPWRFが「0」以下か否かを判定する。判定結果が「YES」である場合は、ステップS077の「クルーズモード」に移行して制御を終了する。クルーズモードではモータMは駆動せずに車両はエンジンEの駆動力で走行する。また、車両の運転状態に応じてモータMを回生作動させたり発電機として使用してバッテリ3への充電を行う場合もある。ステップS076における判定結果が「NO」である場合は制御を終了する。 【0041】「アシストトリガ判定」以下に、上述したステップS055にて参照したモータアシスト判定フラグF_MASTのフラグ値を設定するアシストトリガ判定処理、具体的にはアシスト/クルーズのモードを領域により判定する処理について図4から図11を参照しながら説明する。図4及び図5はアシストトリガ判定処理のフローチャート図でありあり、図6及び図7はWOTアシストトリガ判定の処理を示すフローチャートであり、図8及び図9はTHアシストトリガ判定の処理を示すフローチャートであり、図10及び図11はPBアシストトリガ判定の処理を示すフローチャートである。 【0042】先ず、図4に示すステップS101においては、車速VPが所定のアシストトリガ検索上限車速#VMASTHG以下か否かを判定する。なお、このアシストトリガ検索上限車速#VMASTHGはヒステリシスを持った値である。この判定結果が「NO」であると判定された場合には、ステップS102に進み、所定の下限値および上限値の間で車速VPの増大に伴って増加する高車速時クルーズ充電量補正係数#KVTRGRNをテーブル検索して、クルーズ発電量減算係数KTRGRGNを求める。そしてステップS103に進み、モータアシスト判定フラグF_MASTに「0」を代入することでアシスト禁止を設定して、一連の処理を終了する。 【0043】一方、ステップS101における判定結果が「YES」であると判定された場合には、ステップS104に進み、エネルギーストレージソーンCフラグF_ESZONECのフラグ値が「1」か否かを判定する。この判定結果が「YES」、つまりバッテリ残容量SOCがゾーンCにあると判定された場合には、ステップS105に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS108に進む。 【0044】ステップS105においては、車両の発進時にエンジンEをアシストするか否かを判定するための発進アシスト判定フラグF_MASTSTRのフラグ値が「1」か否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合、つまり発進アシストトリガが成立した場合には、後述するステップS108に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS106に進む。ステップS106においては、最終アシスト指令値ASTPWRFが0以下であるか否かを判定する。この判定結果が「YES」、つまり最終アシスト指令値ASTPWRFが0以下であると判定された場合は、ステップS107に進み、クルーズ発電量減算係数KTRGRGNに1.0を代入して、上述したステップS103に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS108に進む。 【0045】ステップS108においては、クルーズモードにおいて気筒休止運転と気筒休止を行わない全気筒運転(通常運転)とを切り替えるためのクルーズ気筒休止実施フラグF_CRSCSのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合、つまり気筒休止運転を行う場合には、後述するステップS117に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS109に進む。 【0046】なお、気筒休止運転とは、一定の条件で可変バルブタイミング機構VTにより吸気弁、排気弁を閉鎖する運転を意味し、エンジンフリクションを低減させ回生量を増加させるために行われる。ステップS109においては、後述するWOTアシストトリガ判定の処理を行い、エンジンEに供給される燃料が全開増量係数KWOTで設定される量だけ増量されて、エンジンEの出力が増大させられるWOT(全開増量)制御時においてエンジンEをアシストするか否かを判定するためのWOTモータアシスト判定フラグF_MASTWOTのフラグ値を設定する。 【0047】次に、ステップS110においては、MT/CVT判定フラグF_ATのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。この判定結果が「YES」、つまりCVT車であると判定された場合はステップS111に進み、後述するTHアシストトリガ判定の処理を行い、スロットル開度THに応じてエンジンEをアシストするか否かを判定するためのスロットルモータアシスト判定フラグF_MASTTHのフラグ値を設定して、ステップS113に進む。一方、この判定結果が「NO」、つまりMT車であると判定された場合はステップS112に進み、後述するPBアシストトリガ判定の処理を行い、吸気管負圧PBに応じてエンジンEをアシストするか否かを判定するための吸気管負圧モータアシスト判定フラグF_MASTPBのフラグ値を設定して、ステップS113に進む。 【0048】ステップS113においては、クルーズ気筒休止実施時においてエンジンEをアシストするか否かを判定するためのクルーズ休筒モータアシスト判定フラグF_MASTRCSのフラグ値に「0」を設定する。そして、ステップS114においては、発進アシスト判定フラグF_MASTSTR、または、WOTモータアシスト判定フラグF_MASTWOT、または、吸気管負圧モータアシスト判定フラグF_MASTPB、または、スロットルモータアシスト判定フラグF_MASTTHの何れかのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS119に進む。一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS115に進む。 【0049】ステップS115においては、クルーズ発電量減算係数KTRGRGNに0を代入して、ステップS116に進み、モータアシスト判定フラグF_MASTに「0」を代入することでアシスト許可を設定して、一連の処理を終了する。 【0050】また、ステップS117においては、発進アシスト判定フラグF_MASTSTR、および、WOTモータアシスト判定フラグF_MASTWOT、および、吸気管負圧モータアシスト判定フラグF_MASTPB、および、スロットルモータアシスト判定フラグF_MASTTHの各フラグ値に「0」を設定する。そして、ステップS118においては、クルーズ休筒モータアシスト判定フラグF_MASTRCSのフラグ値に「1」が設定されているか否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、上述したステップS115に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS119に進む。 【0051】ステップS119においては、MT/CVT判定フラグF_ATのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。この判定結果が「NO」、つまりMT車であると判定された場合は、後述するステップS123に進む。一方、この判定結果が「YES」、つまりCVT車であると判定された場合はステップS120に進み、スロットルアシストトリガ閾値THASTから所定のスロットル開度のデルタ値#DCRSTHを減算することで、スロットルアシストトリガ下限閾値THASTFLを算出する。 【0052】そして、ステップS121においては、エンジン回転数NEの増加に伴って増加傾向に変化するスロットルアシストトリガ閾値THASTとスロットルアシストトリガ下限閾値THASTFLとを、スロットル開度THの現在値THEMで補間算出する。そして、スロットルアシストトリガ下限閾値THASTFLとスロットルアシストトリガ閾値THASTとの間で減少傾向に変化するようにスロットル用クルーズ発電量減算係数テーブル値KTHRGNを設定する。そして、ステップS122においては、スロットル用クルーズ発電量減算係数テーブル値KTHRGNをクルーズ発電量減算係数KTRGRGNに代入して、上述したステップS103に進む。 【0053】また、ステップS123においては、吸気管負圧アシストトリガ閾値PBASTから所定の吸気管負圧のデルタ値#DCRSPBを減算することで、吸気管負圧アシストトリガ下限閾値PBASTFLを算出する。そして、ステップS124においては、エンジン回転数NEの増加に伴って増加傾向に変化する吸気管負圧アシストトリガ閾値PBASTと吸気管負圧アシストトリガ下限閾値PBASTFLとを、吸気管負圧PBの現在値PBAで補間算出する。そして、吸気管負圧アシストトリガ下限閾値PBASTFLとスロットルアシストトリガ閾値PBASTとの間で減少傾向に変化するように吸気管負圧用クルーズ発電量減算係数テーブル値KPBRGNを設定する。そして、ステップS125においては、吸気管負圧用クルーズ発電量減算係数テーブル値KPBRGNをクルーズ発電量減算係数KTRGRGNに代入して、上述したステップS103に進む。 【0054】「WOTアシストトリガ判定」以下に、上述したステップS109におけるWOTアシストトリガ判定の処理、つまりスロットル開度THによるアシスト実行判定を行いアシスト/クルーズ充電の判別を行う処理について説明する。先ず、図6に示すステップS151においては、エアコンクラッチONフラグF_HMASTが「1」か否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合、つまりエアコンクラッチがONとなっている場合には、ステップS152に進み、WOT用エアコン補正値DTHWAACに所定値#DTHWAACを代入して、ステップS154に進む。一方、この判定結果が「NO」、つまりエアコンクラッチがOFFとなっている場合には、ステップS153に進み、WOT用エアコン補正値DTHWAACに「0」を代入して、ステップS154に進む。これによりモータアシストの閾値の持ち上げがなされる。 【0055】次に、ステップS154においては、大気圧(PA)に応じて高地から低地に変化するのに伴い減少傾向に設定されたWOT用大気圧補正値DTHWAPAをテーブル検索する。次に、ステップS155においては、大電流フラグF_ELMAHが「1」か否かを判定する。この判定結果が「YES」、つまり大電流が流れている場合には、ステップS156に進み、エンジン回転数NEの増加に伴って減少するように設定されたWOT用大電流補正値DTHWAELをテーブル検索して、ステップS158に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS157に進み、WOT用大電流補正値DTHWAELに「0」をセットしてステップS158に進む。 【0056】ステップS158においては、バッテリの放電深度DODに対する制限処理がなされているかをDODリミット判定フラグF_DODLMTが「1」であるか否かにより判定する。なお、この放電深度制限制御モードでは、バッテリ残容量SOCが減少傾向にあり所定の下限閾値SOCLMTLになった場合に、バッテリ残容量SOCを増加傾向にするための制御である。したがって、加速を行うか否かを判定するアシストトリガ閾値を持ち上げることで、加速頻度を低下させてクルーズモードにおける充電頻度を増加させバッテリを充電傾向にしている。ここで、放電深度DODは、バッテリ残容量SOCの現在値が走行開始時のバッテリ残容量初期値SOCINTからどれだけ放電しているかを示す。 【0057】ステップS158での判定結果が「YES」の場合には、ステップS159に進み、バッテリの放電深度DODの増大に伴って増加するWOT用DOD制限制御モード補正値DTHWADODをテーブル検索して、ステップS160に進む。ステップS160においては、バッテリ残容量初期値SOCINTの増大に伴って減少するWOT用DOD制限制御モード初期値補正値KTHWADODをテーブル検索して、ステップS163に進む。一方、ステップS158での判定結果が「NO」の場合には、ステップS161に進み、WOT用DOD制限制御モード補正値DTHWADODに「0」を設定して、ステップS162に進む。ステップS162においては、WOT用DOD制限制御モード初期値補正値KTHWADODに「1.0」を設定して、ステップS163に進む。 【0058】ステップS163においては、車速VPの増加に伴って増加するように設定されたWOTアシストトリガ負荷補正量車速補正係数KVDTHWAをテーブル検索により求める。これにより高車速時になるほどアシストトリガ閾値の持ち上げ量が増加する。次に、ステップS164においては、車速VPの増加に伴って増加するように設定されたWOTアシストトリガDOD補正量車速補正係数KVDTHWADをテーブル検索により求める。 【0059】そして、ステップS165においては、WOT用大気圧補正値DTHWAPAと、WOT用DOD制限制御モード補正値DTHWADODと、WOTアシストトリガDOD補正量車速補正係数KVDTHWADと、WOT用DOD制限制御モード初期値補正値KTHWADODと、WOT用大電流補正値DTHWAELと、WOT用エアコン補正値DTHWAACと、WOTアシストトリガ負荷補正量車速補正係数KVDTHWAとに基づいてWOTアシストトリガ補正値DTHWASTを算出する。 【0060】次に、ステップS166においては、WOTアシストトリガテーブルから、エンジン回転数NEに応じて変化し、WOTアシストトリガの基準となる閾値THWOASTNをテーブル検索して、この閾値THWOASTNにWOTアシストトリガ補正値DTHWASTを加算して得た値を高WOTアシストトリガ閾値THWOASTHとして設定する。次に、ステップS167においては、WOTアシストトリガ上限リミットテーブルから、エンジン回転数NEに応じて変化するWOTアシストトリガ上限値THWOASTGをテーブル検索する。 【0061】そして、ステップS168においては、高WOTアシストトリガ閾値THWOASTHがWOTアシストトリガ上限値THWOASTG以上か否かを判定する。この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS170に進む。一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS169に進み、高WOTアシストトリガ閾値THWOASTHにWOTアシストトリガ上限値THWOASTGを設定して、ステップS170に進む。 【0062】ステップS170においては、高WOTアシストトリガ閾値THWOASTHからヒステリシスを設定するための所定の差分#DTHWOASTを減算して低WOTアシストトリガ閾値THWOASTLを算出する。そして、ステップS171においては、スロットル開度THの現在値THEMが、WOTアシストトリガ閾値THWOAST以上であるか否かを判定する。ここで、WOTアシストトリガ閾値THWOASTはヒステリシスを持った値であり、スロットル開度THが大きくなる方向にある場合は高WOTアシストトリガ閾値THWOASTHが参照され、スロットル開度THが小さくなる方向にある場合は低WOTアシストトリガ閾値THWOASTLが参照される。この判定結果が「YES」の場合には、ステップS172に進み、WOTモータアシスト判定フラグF_MASTWOTのフラグ値に「1」を設定して、一連の処理を終了する。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS173に進み、WOTモータアシスト判定フラグF_MASTWOTのフラグ値に「0」を設定して、一連の処理を終了する。 【0063】「TH(スロットル)アシストトリガ判定」以下に、上述したステップS111におけるTHアシストトリガ判定の処理、つまりスロットル開度THによるアシスト実行判定を行いアシスト/クルーズ充電の判別を行う処理について説明する。 【0064】先ず、図8に示すステップS201においては、例えば燃料噴射弁(図示略)の制御等に利用される目標空燃比係数KCMDに基づいて設定されるリーンバーン判定フラグF_KCMLBのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。なお、目標空燃比係数KCMDは、空燃比(A/F)の逆数すなわち燃空比(F/A)に比例し、理論空燃比に対応する値は1.0である。この判定結果が「YES」であると判定された場合、すなわちエンジンEに供給される混合気の空燃比が理論空燃比よりリーン側に設定されてリーンバーン制御が行われている場合には、ステップS202に進む。 【0065】そして、ステップS202においては、スロットルアシストトリガテーブルから、車速VPに応じて変化するハイ側THアシストトリガテーブル値(リーンバーン)#THASTLHをテーブル検索して、スロットルアシストトリガの高閾値THASTHを求める。次に、ステップS203においては、スロットルアシストトリガテーブルから、車速VPに応じて変化するロー側PBアシストトリガテーブル値(リーンバーン)#THASTLLをテーブル検索して、スロットルアシストトリガの低閾値THASTLを算出して、後述するステップS209に進む。 【0066】なお、スロットルアシストトリガテーブルは、車速VPに対して、モータアシストするか否かの判定のための高スロットルアシストトリガ閾値THASTLHと、低スロットルアシストトリガ閾値THASTLLとを定めたものである。ここで、スロットル開度THの増加に応じて、或いは、車速VPの減少に応じて、高スロットルアシストトリガ閾値THASTLHを下から上に通過すると、スロットルモータアシスト判定フラグF_MASTTHのフラグ値を「0」から「1」にセットし、逆にスロットル開度THの減少に応じて、或いは、車速VPの増加に応じて低スロットルアシストトリガ閾値THASTLLを上から下に通過すると、スロットルモータアシスト判定フラグF_MASTTHのフラグ値を「1」から「0」にセットするようになっている。さらに、このスロットルアシストトリガテーブルは、各ギア毎に、また、リーンバーン制御が行われているか否かによって持ち替えられる。 【0067】一方、ステップS201における判定結果が「NO」であると判定された場合、すなわちエンジンEに供給される混合気の空燃比が理論空燃比、或いは理論空燃比よりもリッチ側に設定されている場合には、ステップS204に進む。ステップS204においては、リッチスパイクの実施中であるか否かの判定フラグF_RSPOKのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。この判定結果が「YES」であると判定された場合、すなわちリッチスパイクの実施中であると判定された場合には、ステップS205に進む。 【0068】ステップS205においては、リッチスパイク判定タイマTRSPDMAに、所定のリッチスパイク判定遅延時間#TMRSPDMAを代入して、上述したステップS202に進む。一方、ステップS204における判定結果が「NO」であると判定された場合、すなわちリッチスパイクの実施中ではないと判定された場合には、ステップS206に進む。ステップS206においては、リッチスパイク判定タイマTRSPDMAのタイマ値がゼロか否かを判定する。この判定結果が「NO」であると判定された場合には、ステップS202に進む。一方、判定結果が「YES」であると判定された場合には、ステップS207に進む。 【0069】ステップS207においては、スロットルアシストトリガテーブルから、車速VPに応じて変化するハイ側THアシストトリガテーブル値(ストイキ)#THASTSHをテーブル検索して、スロットルアシストトリガの高閾値THASTHを求める。次に、ステップS208においては、スロットルアシストトリガテーブルから、車速VPに応じて変化するロー側THアシストトリガテーブル値(ストイキ)#THASTSLをテーブル検索して、スロットルアシストトリガの低閾値THASTLを算出して、ステップS209に進む。 【0070】ステップS209においては、エアコンクラッチONフラグF_HMASTが「1」か否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合、つまりエアコンクラッチがONとなっている場合には、ステップS210に進み、TH用エアコン補正値DTHASTACに所定値#DTHASTACを代入して、ステップS212に進む。一方、この判定結果が「NO」、つまりエアコンクラッチがOFFとなっている場合には、ステップS211に進み、TH用エアコン補正値DTHASTACに「0」を代入して、ステップS212に進む。これによりモータアシストの閾値の持ち上げがなされる。 【0071】次に、ステップS212においては、大気圧(PA)に応じて高地から低地に変化するのに伴い減少傾向に設定されたTH用大気圧補正値DTHASTPAをテーブル検索する。そして、ステップS213においては、DODリミット判定フラグF_DODLMTが「1」であるか否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、ステップS214に進み、バッテリの放電深度DODの増大に伴って増加するTH用DOD制限制御モード補正値DTHASDODをテーブル検索して、ステップS215に進む。ステップS215においては、バッテリ残容量初期値SOCINTの増大に伴って減少するTH用DOD制限制御モード初期値補正値KTHASDODをテーブル検索して、ステップS216に進む。ステップS216においては、車速VPの増加に伴って減少するように設定されたTH用大電流補正値DTHASTELをテーブル検索して、ステップS221に進む。 【0072】一方、ステップS213における判定結果が「NO」の場合には、ステップS217に進み、TH用DOD制限制御モード補正値DTHASDODに「0」を設定して、ステップS218に進む。ステップS218においては、TH用DOD制限制御モード初期値補正値KTHASDODに「1.0」を設定して、ステップS219に進む。次に、ステップS219においては、大電流フラグF_ELMAHが「1」か否かを判定する。この判定結果が「YES」、つまり大電流が流れている場合には、上述したステップS216に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS220に進み、TH用大電流補正値DTHASTELに「0」をセットして、ステップS221に進む。 【0073】ステップS221においては、車速VPの増加に伴って増加するように設定されたスロットルアシストトリガ負荷補正量車速補正係数KVTHASTをテーブル検索により求める。これにより高車速時になるほどアシストトリガ閾値の持ち上げ量が増加する。次に、ステップS222においては、車速VPの増加に伴って増加するように設定されたスロットルアシストトリガDOD補正量車速補正係数KVTHADODをテーブル検索により求める。 【0074】そして、ステップS223においては、TH用大気圧補正値DTHASTPAと、TH用DOD制限制御モード補正値DTHASDODと、スロットルアシストトリガDOD補正量車速補正係数KVTHADODと、TH用DOD制限制御モード初期値補正値KTHASDODと、TH用大電流補正値DTHASTELと、TH用エアコン補正値DTHASTACと、スロットルアシストトリガ負荷補正量車速補正係数KVTHASTとに基づいてスロットルアシストトリガ補正値DTHASTを算出する。 【0075】次に、ステップS224においては、スロットルモータアシスト判定フラグF_MASTTHのフラグ値が「1」か否かを判定する。この判定結果が「NO」の場合には、ステップS225に進み、高スロットルアシストトリガ閾値THASTHにスロットルアシストトリガ補正値DTHASTを加算して得た値を、スロットルアシストトリガ閾値THASTとして設定して、ステップS227に進む。一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS226に進み、低スロットルアシストトリガ閾値THASTLにスロットルアシストトリガ補正値DTHASTを加算して得た値を、スロットルアシストトリガ閾値THASTとして設定して、ステップS227に進む。 【0076】そして、ステップS227においては、スロットル開度THの現在値THEMが、スロットルアシストトリガ閾値THAST以上であるか否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、ステップS228に進み、スロットルモータアシスト判定フラグF_MASTTHのフラグ値に「1」を設定して、一連の処理を終了する。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS229に進み、スロットルモータアシスト判定フラグF_MASTTHのフラグ値に「0」を設定して、一連の処理を終了する。 【0077】「PB(吸気管負圧)アシストトリガ判定」以下に、上述したステップS112におけるTHアシストトリガ判定の処理、つまり吸気管負圧PBによるアシスト実行判定を行いアシスト/クルーズ充電の判別を行う処理について説明する。 【0078】先ず、図10に示すステップS251においては、リーンバーン判定フラグF_KCMLBのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。この判定結果が「YES」であると判定された場合、すなわちエンジンEに供給される混合気の空燃比が理論空燃比よりリーン側に設定されてリーンバーン制御が行われている場合には、ステップS252に進む。そして、ステップS252においては、吸気管負圧アシストトリガテーブルから、エンジン回転数NEに応じて変化するハイ側PBアシストトリガテーブル値(リーンバーン)#PBASTLHをテーブル検索して、吸気管負圧アシストトリガの高閾値PBASTHを求める。次に、ステップS253においては、吸気管負圧アシストトリガテーブルから、エンジン回転数NEに応じて変化するロー側PBアシストトリガテーブル値(リーンバーン)#PBASTLLをテーブル検索して、吸気管負圧アシストトリガの低閾値PBASTLを算出して、後述するステップS259に進む。 【0079】なお、吸気管負圧アシストトリガテーブルは、エンジン回転数NEに対して、モータアシストするか否かの判定のための高吸気管負圧アシストトリガ閾値PBASTLHと、低吸気管負圧アシストトリガ閾値PBASTLLとを定めたものである。ここで、吸気管負圧PBの絶対値の増加に応じて、或いは、エンジン回転数NEの減少に応じて、高吸気管負圧アシストトリガ閾値PBASTLHを下から上に通過すると、吸気管負圧モータアシスト判定フラグF_MASTPBのフラグ値を「0」から「1」にセットし、逆に吸気管負圧PBの絶対値の減少に応じて、或いは、エンジン回転数NEの増加に応じて低吸気管負圧アシストトリガ閾値PBASTLLを上から下に通過すると、吸気管負圧モータアシスト判定フラグF_MASTPBのフラグ値を「1」から「0」にセットするようになっている。さらに、この吸気管負圧アシストトリガテーブルは、各ギア毎に、また、リーンバーン制御が行われているか否かによって持ち替えられる。 【0080】一方、ステップS251における判定結果が「NO」であると判定された場合、すなわちエンジンEに供給される混合気の空燃比が理論空燃比、或いは理論空燃比よりもリッチ側に設定されている場合には、ステップS254に進む。ステップS204においては、リッチスパイクの実施中であるか否かの判定フラグF_RSPOKのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。この判定結果が「YES」であると判定された場合、すなわちリッチスパイクの実施中であると判定された場合には、ステップS255に進む。 【0081】ステップS255においては、リッチスパイク判定タイマTRSPDMAに、所定のリッチスパイク判定遅延時間#TMRSPDMAを代入して、上述したステップS252に進む。一方、ステップS204における判定結果が「NO」であると判定された場合、すなわちリッチスパイクの実施中ではないと判定された場合には、ステップS256に進む。ステップS256においては、リッチスパイク判定タイマTRSPDMAのタイマ値がゼロか否かを判定する。この判定結果が「NO」であると判定された場合には、ステップS252に進む。一方、判定結果が「YES」であると判定された場合には、ステップS257に進む。 【0082】ステップS257においては、吸気管負圧アシストトリガテーブルから、エンジン回転数NEに応じて変化するハイ側PBアシストトリガテーブル値(ストイキ)#PBASTSHをテーブル検索して、吸気管負圧アシストトリガの高閾値PBASTHを求める。次に、ステップS258においては、吸気管負圧アシストトリガテーブルから、エンジン回転数NEに応じて変化するロー側PBアシストトリガテーブル値(ストイキ)#PBASTSLをテーブル検索して、吸気管負圧アシストトリガの低閾値PBASTLを算出して、ステップS259に進む。 【0083】ステップS259においては、エアコンクラッチONフラグF_HMASTが「1」か否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合、つまりエアコンクラッチがONとなっている場合には、ステップS260に進み、PB用エアコン補正値DPBASTACに所定値#DPBASTACを代入して、ステップS262に進む。一方、この判定結果が「NO」、つまりエアコンクラッチがOFFとなっている場合には、ステップS261に進み、PB用エアコン補正値DPBASTACに「0」を代入して、ステップS262に進む。これによりモータアシストの閾値の持ち上げがなされる。 【0084】次に、ステップS262においては、大気圧(PA)に応じて高地から低地に変化するのに伴い減少傾向に設定されたPB用大気圧補正値DPBASTPAをテーブル検索する。そして、ステップS263においては、DODリミット判定フラグF_DODLMTが「1」であるか否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、ステップS264に進み、バッテリの放電深度DODの増大に伴って増加するPB用DOD制限制御モード補正値DPBASDODをテーブル検索して、ステップS265に進む。ステップS265においては、バッテリ残容量初期値SOCINTの増大に伴って減少するPB用DOD制限制御モード初期値補正値KPBASDODをテーブル検索して、ステップS266に進む。ステップS266においては、エンジン回転数NEの増加に伴って減少するように設定されたPB用大電流補正値DPBASTELをテーブル検索して、ステップS271に進む。 【0085】一方、ステップS263における判定結果が「NO」の場合には、ステップS267に進み、PB用DOD制限制御モード補正値DPBASDODに「0」を設定して、ステップS268に進む。ステップS268においては、PB用DOD制限制御モード初期値補正値KPBASDODに「1.0」を設定して、ステップS269に進む。次に、ステップS269においては、大電流フラグF_ELMAHが「1」か否かを判定する。この判定結果が「YES」、つまり大電流が流れている場合には、上述したステップS266に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS270に進み、PB用大電流補正値DPBASTELに「0」をセットして、ステップS271に進む。 【0086】ステップS271においては、車速VPの増加に伴って増加するように設定された吸気管負圧アシストトリガ負荷補正量車速補正係数KVPBASTをテーブル検索により求める。これにより高車速時になるほどアシストトリガ閾値の持ち上げ量が増加する。次に、ステップS272においては、車速VPの増加に伴って増加するように設定された吸気管負圧アシストトリガDOD補正量車速補正係数KVPBADODをテーブル検索により求める。 【0087】そして、ステップS223においては、PB用大気圧補正値DPBASTPAと、PB用DOD制限制御モード補正値DPBASDODと、吸気管負圧アシストトリガDOD補正量車速補正係数KVPBADODと、PB用DOD制限制御モード初期値補正値KPBASDODと、PB用大電流補正値DPBASTELと、PB用エアコン補正値DPBASTACと、吸気管負圧アシストトリガ負荷補正量車速補正係数KVPBASTとに基づいて吸気管負圧アシストトリガ補正値DPBASTを算出する。 【0088】次に、ステップS274においては、吸気管負圧モータアシスト判定フラグF_MASTPBのフラグ値が「1」か否かを判定する。この判定結果が「NO」の場合には、ステップS275に進み、高吸気管負圧アシストトリガ閾値PBASTHに吸気管負圧アシストトリガ補正値DPBASTを加算して得た値を、吸気管負圧アシストトリガ閾値PBASTとして設定して、ステップS277に進む。一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS276に進み、低吸気管負圧アシストトリガ閾値PBASTLに吸気管負圧アシストトリガ補正値DPBASTを加算して得た値を、吸気管負圧アシストトリガ閾値PBASTとして設定して、ステップS277に進む。 【0089】そして、ステップS277においては、吸気管負圧PBの絶対値PBAが、吸気管負圧アシストトリガ閾値PBAST以上であるか否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、ステップS278に進み、吸気管負圧モータアシスト判定フラグF_MASTPBのフラグ値に「1」を設定して、一連の処理を終了する。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS279に進み、吸気管負圧モータアシスト判定フラグF_MASTPBのフラグ値に「0」を設定して、一連の処理を終了する。 【0090】「加速モード」以下に、上述したステップS059における加速モードの処理、つまり各種アシスト量を比較し、最適なモードを選択/出力する処理について添付図面を参照して説明する。図12及び図13は加速モードの処理を示すフローチャートである。 【0091】先ず、図12に示すステップS301においては、エンジンEのアシストを行う加速モードか否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合、つまりアシストを行うアシストモードの場合にはステップS302に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合、つまりアシストを行わないアシストモード以外の場合には、後述するステップS304に進む。 【0092】ステップS302においては、ストイキからリーンバーンへの切替時によるアシスト成立時に、運転者が感じる出力感が急変することを防止するための空燃比切替時アシスト成立認識フラグF_DACCPCHGのフラグ値が「1」か否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、後述するステップS308に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS303に進み、空燃比切替時アシスト成立認識フラグF_DACCPCHGのフラグ値に「0」を設定して、ステップS308に進む。 【0093】また、ステップS304においては、最終アシスト指令値ASTPWRF、および、最終発進アシスト指令値STRASTF、および、最終ECOアシスト指令値ECOASTF、および、最終WOTアシスト指令値WOTASTFに「0」を設定する。そして、ステップS305においては、前回の処理におけるリーンバーン判定フラグF_KCMLBのフラグ値が「1」であったか否かを判定する。この判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS303に進む。一方、この判定結果が「YES」の場合、つまりリーンバーン中である場合には、ステップS306に進む。 【0094】ステップS306においては、リーンバーン判定フラグF_KCMLBのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合、つまりリーンバーンを継続中である場合には、上述したステップS303に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合、つまりリーンバーンからストイキに切り替わった場合には、ステップS307に進み、空燃比切替時アシスト成立認識フラグF_DACCPCHGのフラグ値に「1」を設定して、ステップS308に進む。 【0095】ステップS308においては、MT/CVT判定フラグF_ATが「1」か否かを判定する。この判定結果が「YES」(CVT車)である場合には、ステップS309に進み、アイドル停止から発進時におけるアシスト待機状態を要求するフラグF_ISASTWTのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。ステップS309での判定結果が「YES」の場合には、ステップS310に進み、最終アシスト指令値ASTPWRFに「0」を設定して、ステップS311に進み、最終充電指令値REGENFに「0」を設定して、一連の処理を終了する。一方、ステップS309での判定結果が「NO」(MT車)である場合、および、ステップS309での判定結果が「NO」の場合には、ステップS312に進む。 【0096】ステップS312においては、発進アシスト算出処理を実行して、最終発進アシスト指令値STRASTFを算出する。次に、ステップS313においては、WOTアシスト算出処理を実行して、最終WOTアシスト指令値WOTASTFを算出する次に、ステップS314においては、ECOアシスト算出処理を実行して、ECOアシスト指令値ECOASTおよび最終ECOアシスト指令値ECOASTFを算出する。 【0097】そして、ステップS315においては、発進アシストの実行を指示する発進アシストフラグF_STRAST、または、WOT(全開増量)制御時のアシストの実行を指示するWOTアシストフラグF_WOTAST、または、低負荷状態でのアシストの実行を指示するECOアシストフラグF_ECOASTの何れかのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS316に進み、何れかのアシストの実行を許可するアシスト実行許可フラグF_ANYASTのフラグ値に「0」を設定して、上述したステップS310に進む。一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS317に進み、何れかのアシストの実行を許可するアシスト実行許可フラグF_ANYASTのフラグ値に「1」を設定して、ステップS318に進む。 【0098】ステップS318においては、ECOアシスト指令値ECOASTが最終WOTアシスト指令値WOTASTF以上か否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、ステップS319に進み、加速モードにおける通常アシスト指令値ACCASTにECOアシスト指令値ECOASTを設定して、ステップS320に進み、低負荷状態においてエンジンEをアシストするECOアシスト状態であるとして、後述するステップS323に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS321に進み、通常アシスト指令値ACCASTに最終WOTアシスト指令値WOTASTFを設定して、ステップS322に進み、WOT(全開増量)制御時においてエンジンEをアシストするWOTアシスト状態であるとして、後述するステップS323に進む。 【0099】ステップS323においては、システムの状態をアシストモードに設定する。そして、ステップS324においては、最終アシスト指令値ASTPWRFに通常アシスト指令値ACCASTを設定する。次に、ステップS325においては、車速VPに応じて変化するアシスト量上限値ASTVHGをテーブル検索する。そして、ステップS326においては、最終アシスト指令値ASTPWRFがアシスト量上限値ASTVHG以上か否かを判定する。この判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS311に進む。一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS327に進み、最終アシスト指令値ASTPWRFにアシスト量上限値ASTVHGを設定して、ステップS311に進む。 【0100】「WOTアシスト算出処理」以下に、上述したステップS313におけるWOTアシスト算出処理、つまり吸気管負圧PBの臨界点以上の領域におけるアシスト量を算出する処理について添付図面を参照しながら説明する。図14及び図15はWOTアシスト算出処理を示すフローチャートである。先ず、図14に示すステップS351においてはWOTモータアシスト判定フラグF_MASTWOTのフラグ値が「1」か否かを判定する。この判定結果が「NO」の場合には、ステップS352に進み、最終WOTアシスト指令値WOTASTFに「0」を設定して、ステップS353に進む。そして、ステップS353においては、WOTアシストフラグF_WOTASTのフラグ値に「0」を設定して、一連の処理を終了する。一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS354に進む。 【0101】ステップS354においては、MT/CVT判定フラグF_ATが「1」か否かを判定する。この判定結果が「YES」(CVT車)である場合には、ステップS355に進み、ステップS355において、リバースポジション判定フラグF_ATPRが「1」か否かを判定する。ステップS355での判定結果が「YES」(リバースポジション)である場合は、上述したステップS352に進む。一方、ステップS354での判定結果が「NO」(MT車)である場合、または、ステップS345での判定結果が「NO」(リバースポジション以外)である場合には、ステップS356に進む。 【0102】ステップS356においては、エンジン回転数NEおよびスロットル開度THの現在値THEMに応じて変化する、ヒステリシスを有するWOTアシストトリガ閾値THWOAST、および、WOTアシスト量TH補間ハイ側格子点THWOASTTを算出する。そして、WOTアシストトリガ閾値THWOASTとWOTアシスト量TH補間ハイ側格子点THWOASTTとの間で、スロットル開度THの現在値THEMの増加に伴い、WOTアシスト量低側テーブル値WOTASTLからWOTアシスト量高側テーブル値WOTASTHまで増加するように設定されたWOTアシスト指令値WOTASTをテーブル検索する。 【0103】ステップS357においては、エネルギーストレージソーンBフラグF_ESZONEBのフラグ値が「1」か否かを判定する。この判定結果が「YES」、つまりバッテリ残容量SOCがゾーンBにあると判定された場合には、ステップS358に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS360に進む。ステップS358においては、図16に示すようにバッテリ残容量SOCに対する使用可能領域PECAPFIBの増加に伴い、増加傾向に変化するWOTアシスト量係数下限テーブル値KQBWOASTLをテーブル検索する。 【0104】そして、ステップS359においては、図17に示すようにWOTアシスト量係数下限テーブル値KQBWOASTLと所定の上限値との間で、バッテリ残容量SOCの増加に伴い増加傾向に変化するWOTアシスト量係数テーブル値KQBWOASTをテーブル検索し、WOTアシスト指令値WOTASTにWOTアシスト量係数テーブル値KQBWOASTを乗算して得た値を、新たにWOTアシスト指令値WOTASTとして設定する。そして、ステップS360に進む。 【0105】すなわち、暫定使用領域であるゾーンB(SOC25%からSOC40%)では、例えば通常使用領域であるゾーンAから過放電領域であるゾーンCへと向かいバッテリ残容量SOCが低下するのに伴い、WOTアシスト指令値WOTASTを小さくして、アシスト出力を低減させるためのWOTアシスト量係数テーブル値KQBWOASTが設定されている。そして、このWOTアシスト量係数テーブル値KQBWOASTは、バッテリ残容量SOCに加えて、バッテリ残容量SOCに対する使用可能領域PECAPFIBに応じて変化するように設定されている。 【0106】つまり、バッテリ残容量SOCの変化に応じたWOTアシスト量係数テーブル値KQBWOASTの増減率が、バッテリ残容量SOCに対する使用可能領域PECAPFIBに応じて可変とされている。例えば劣化のないバッテリ等のように使用可能領域PECAPFIBが大きいときには、通常使用領域であるゾーンAから過放電領域であるゾーンCへと向かいバッテリ残容量SOCが低下する際のWOTアシスト量係数テーブル値KQBWOASTの減少率を低減させて、暫定使用領域であるゾーンBにて出力可能なアシスト出力の総量を増大させる。ここでは、例えばWOTアシスト量係数テーブル値KQBWOASTの所定の上限値(例えば、ゾーンBの上限バッテリ残容量SOC40%に対応する値)は固定値として、WOTアシスト量係数下限テーブル値KQBWOASTL(例えば、ゾーンBの下限バッテリ残容量SOC25%に対応する値)を、いわば底上げすることによって、WOTアシスト量係数テーブル値KQBWOASTの減少率を低減させる。 【0107】ステップS360においては、エネルギーストレージソーンCフラグF_ESZONECのフラグ値が「1」か否かを判定する。この判定結果が「YES」、つまりバッテリ残容量SOCがゾーンCにあると判定された場合には、ステップS361に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS368に進む。 【0108】ステップS361においては、WOTアシストフラグF_WOTASTのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。この判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS352に進む。一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS362に進み、前回の処理においてエンジンEのアシストを行う加速モードであったか否かを判定する。ステップS362での判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS352に進む。一方、ステップS362での判定結果が「YES」つまり前回の処理にて、アシストを行う加速モードであった場合には、ステップS363に進む。 【0109】ステップS363においては、減算タイマTWOASTCが「0」であるか否かを判定する。この判定結果が「NO」の場合には、ステップS364に進み、WOTアシストフラグF_WOTASTのフラグ値に「1」を設定して、一連の処理を終了する。一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS365に進み、減算タイマTWOASTCに所定の徐々減算更新タイマ#TMWOASTCをセットして、ステップS366に進む。 【0110】ステップS366においては、最終WOTアシスト指令値WOTASTFから所定の徐々減算項#DWOASTCを減算して得た値を、新たに最終WOTアシスト指令値WOTASTFとして設定する。そして、ステップS367においては、最終WOTアシスト指令値WOTASTFがゼロ以下か否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、上述したステップS352に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS364に進む。 【0111】また、ステップS368においては、WOTアシスト指令減算タイマTWOTASTが「0」であるか否かを判定する。この判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS364に進む。一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS369に進み、空燃比切替時アシスト成立認識フラグF_DACCPCHGのフラグ値が「1」か否かを判定する。ステップS369での判定結果が「YES」の場合には、ステップS370に進み、減算タイマTMWOTASTに、所定の徐々加算更新タイマ#TMWOASTGを設定して、ステップS371に進み、最終WOTアシスト指令値徐々加算項DWOTASTPに所定の徐々加算項#DWOASTPGを設定して、ステップS374に進む。一方、ステップS369での判定結果が「NO」の場合には、ステップS372に進み、減算タイマTMWOTASTに、所定の徐々加算更新タイマ#TMWOASTNを設定して、ステップS373に進み、最終WOTアシスト指令値徐々加算項DWOTASTPに所定の徐々加算項#DWOASTPNを設定して、ステップS374に進む。 【0112】ステップS374においては、WOTアシスト指令減算タイマTWOTASTに減算タイマTMWOTASTを設定して、ステップS375に進み、WOTアシスト指令値WOTASTが最終WOTアシスト指令値WOTASTF以上か否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、後述するステップS380に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS376に進み、最終WOTアシスト指令値WOTASTFから所定の徐々減算項#DWOTASTMを減算して得た値を、新たに最終WOTアシスト指令値WOTASTFとして設定する。 【0113】次に、ステップS377においては、最終WOTアシスト指令値WOTASTFがWOTアシスト指令値WOTAST以上か否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、ステップS378に進み、空燃比切替時アシスト成立認識フラグF_DACCPCHGのフラグ値に「0」を設定して、上述したステップS364に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS379に進み、最終WOTアシスト指令値WOTASTFにWOTアシスト指令値WOTASTを設定して、上述したステップS378に進む。 【0114】また、ステップS380においては、最終WOTアシスト指令値WOTASTFに最終WOTアシスト指令値徐々加算項DWOTASTPを加算して得た値を、新たに最終WOTアシスト指令値WOTASTFとして設定する。そして、ステップS381においては、最終WOTアシスト指令値WOTASTFがWOTアシスト指令値WOTAST以上か否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、上述したステップS379に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS364に進む。 【0115】「ECOアシスト算出処理」以下に、上述したステップS314におけるECOアシスト算出処理、つまり相対的に低負荷状態におけるアシスト量を算出する処理について添付図面を参照しながら説明する。図18及び図19はECOアシスト算出処理を示すフローチャートである。先ず、図18に示すステップS401においては、MT/CVT判定フラグF_ATが「1」か否かを判定する。この判定結果が「YES」(CVT車)である場合には、後述するステップS405に進む。一方、この判定結果が「NO」(MT車)である場合には、ステップS402に進み、吸気管負圧モータアシスト判定フラグF_MASTPBのフラグ値が「1」か否かを判定する。 【0116】ステップS402での判定結果が「YES」の場合には、後述するステップS408に進む。一方、ステップS402での判定結果が「NO」の場合には、ステップS403に進み、最終ECOアシスト指令値ECOASTFに「0」を設定して、ステップS404に進む。そして、ステップS404においては、ECOアシストフラグF_ECOASTのフラグ値に「0」を設定して、一連の処理を終了する。 【0117】また、ステップS405においては、スロットルモータアシスト判定フラグF_MASTTHのフラグ値が「1」か否かを判定する。この判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS403に進む。一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS406に進み、リバースポジション判定フラグF_ATPRが「1」か否かを判定する。ステップS406での判定結果が「YES」(リバースポジション)である場合は、後述するステップS414に進む。一方、ステップS406での判定結果が「NO」(リバースポジション以外)である場合には、ステップS407に進む。 【0118】ステップS407においては、Rレンジ時アシスト許可ディレータイマTECATDLYに所定のRレンジ時アシスト許可ディレー#TMECATRDを設定する。次に、ステップS408においては、減算タイマTMECOASTに所定の徐々加算更新タイマ#TMECASTNを設定して、ステップS409に進み、最終ECOアシスト指令値徐々加算項DECOASTPに所定の徐々加算項#DECASTPNを設定して、ステップS410に進む。次に、ステップS410においては、エンジン回転数NEおよび吸気管負圧PBの絶対値に応じて設定された所定のアシスト指令値#ASTPWRをマップ検索して、ECOアシスト指令値ECOASTに設定する。 【0119】次に、ステップS411においては、エネルギーストレージソーンBフラグF_ESZONEBのフラグ値が「1」か否かを判定する。この判定結果が「YES」、つまりバッテリ残容量SOCがゾーンBにあると判定された場合には、ステップS412に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS418に進む。ステップS412においては、図20に示すようにバッテリ残容量SOCに対する使用可能領域PECAPFIBの増加に伴い、増加傾向に変化するECOアシスト量係数下限テーブル値KQBECASTLをテーブル検索する。 【0120】そして、ステップS413においては、図21に示すようにECOアシスト量係数下限テーブル値KQBECASTLと所定の上限値との間で、バッテリ残容量SOCの増加に伴い増加傾向に変化するECOアシスト量係数テーブル値KQBECASTをテーブル検索し、ECOアシスト指令値ECOASTにECOアシスト量係数テーブル値KQBECASTを乗算して得た値を、新たにECOアシスト指令値ECOASTとして設定する。そして、後述するステップS418に進む。 【0121】すなわち、暫定使用領域であるゾーンB(SOC25%からSOC40%)では、例えば通常使用領域であるゾーンAから過放電領域であるゾーンCへと向かいバッテリ残容量SOCが低下するのに伴い、ECOアシスト指令値ECOASTを小さくして、アシスト出力を低減させるためのECOアシスト量係数テーブル値KQBECASTが設定されている。そして、このECOアシスト量係数テーブル値KQBECASTは、バッテリ残容量SOCに加えて、バッテリ残容量SOCに対する使用可能領域PECAPFIBに応じて変化するように設定されている。 【0122】つまり、バッテリ残容量SOCの変化に応じたECOアシスト量係数テーブル値KQBECASTの増減率が、バッテリ残容量SOCに対する使用可能領域PECAPFIBに応じて可変とされている。例えば劣化のないバッテリ等のように使用可能領域PECAPFIBが大きいときには、通常使用領域であるゾーンAから過放電領域であるゾーンCへと向かいバッテリ残容量SOCが低下する際のECOアシスト量係数テーブル値KQBECASTの減少率を低減させて、暫定使用領域であるゾーンBにて出力可能なアシスト出力の総量を増大させる。ここでは、例えばECOアシスト量係数テーブル値KQBECASTの所定の上限値(例えば、ゾーンBの上限バッテリ残容量SOC40%に対応する値)は固定値として、ECOアシスト量係数下限テーブル値KQBECASTL(例えば、ゾーンBの下限バッテリ残容量SOC25%に対応する値)を、いわば底上げすることによって、ECOアシスト量係数テーブル値KQBECASTの減少率を低減させる。 【0123】また、ステップS414においては、減算タイマTMECOASTに所定の徐々加算更新タイマ#TMECASTRを設定して、ステップS415に進み、最終ECOアシスト指令値徐々加算項DECOASTPに所定の徐々加算項#DECASTPRを設定して、ステップS416に進む。ステップS416においては、Rレンジ時アシスト許可ディレータイマTECATDLYが「0」か否かを判定する。この判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS403に進む。一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS417に進み、ECOアシスト指令値ECOASTに、所定のRレンジ時アシスト量#ECOASTRを設定して、ステップS418に進む。 【0124】ステップS418においては、エネルギーストレージソーンCフラグF_ESZONECのフラグ値が「1」か否かを判定する。この判定結果が「YES」、つまりバッテリ残容量SOCがゾーンCにあると判定された場合には、ステップS419に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS426に進む。 【0125】ステップS419においては、ECOアシストフラグF_ECOASTのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。この判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS403に進む。一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS420に進み、前回の処理においてエンジンEのアシストを行う加速モードであったか否かを判定する。ステップS420での判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS403に進む。一方、ステップS420での判定結果が「YES」つまり前回の処理にて、アシストを行う加速モードであった場合には、ステップS421に進む。 【0126】ステップS421においては、減算タイマTECASTCが「0」であるか否かを判定する。この判定結果が「NO」の場合には、ステップS422に進み、ECOアシストフラグF_ECOASTのフラグ値に「1」を設定して、一連の処理を終了する。一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS423に進み、減算タイマTECASTCに所定の徐々減算更新タイマ#TMECASTCをセットして、ステップS424に進む。 【0127】ステップS424においては、最終ECOアシスト指令値ECOASTFから所定の徐々減算項#DECASTCを減算して得た値を、新たに最終ECOアシスト指令値ECOASTFとして設定する。そして、ステップS425においては、最終ECOアシスト指令値ECOASTFがゼロ以下か否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、上述したステップS403に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS422に進む。 【0128】また、ステップS426においては、ECOアシスト指令減算タイマTECOASTが「0」であるか否かを判定する。この判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS422に進む。一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS427に進み、空燃比切替時アシスト成立認識フラグF_DACCPCHGのフラグ値が「1」か否かを判定する。ステップS427での判定結果が「YES」の場合には、ステップS428に進み、減算タイマTMECOASTに、所定の徐々加算更新タイマ#TMECASTGを設定して、最終ECOアシスト指令値徐々加算項DECOASTPに所定の徐々加算項#DECASTPGを設定して、ステップS429に進む。一方、ステップS427での判定結果が「NO」の場合には、ステップS429に進む。 【0129】ステップS429においては、ECOアシスト指令減算タイマTECOASTに減算タイマTMECOASTを設定して、ステップS430に進み、ECOアシスト指令値ECOASTが最終ECOアシスト指令値ECOASTF以上か否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、後述するステップS435に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS431に進み、最終ECOアシスト指令値ECOASTFから所定の徐々減算項#DECOASTMを減算して得た値を、新たに最終ECOアシスト指令値ECOASTFとして設定する。 【0130】次に、ステップS432においては、最終ECOアシスト指令値ECOASTFがECOアシスト指令値ECOAST以上か否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、ステップS433に進み、空燃比切替時アシスト成立認識フラグF_DACCPCHGのフラグ値に「0」を設定して、上述したステップS422に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS434に進み、最終ECOアシスト指令値ECOASTFにECOアシスト指令値ECOASTを設定して、上述したステップS433に進む。 【0131】また、ステップS435においては、最終ECOアシスト指令値ECOASTFに最終ECOアシスト指令値徐々加算項DECOASTPを加算して得た値を、新たに最終ECOアシスト指令値ECOASTFとして設定する。そして、ステップS436においては、最終ECOアシスト指令値ECOASTFがECOアシスト指令値ECOAST以上か否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、上述したステップS433に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS422に進む。 【0132】「使用可能領域PECAPFIBの算出処理」以下に、上述したステップS358およびS412にて参照したバッテリ残容量SOCに対する使用可能領域PECAPFIBを算出する処理について添付図面を参照して説明する。図22及び図23は使用可能領域PECAPFIBを算出する処理を示すフローチャートであり、図24はバッテリ残容量SOCおよび使用可能領域PECAPFIBの各時間変化を示すグラフ図であり、図25は暫定使用領域であるゾーンBにおけるアシスト出力の変化を示すグラフ図である。なお、以下においては、使用可能領域PECAPFIBを、FIECU11からモータECU1へと送信されるFI送信用使用可能量GBPECAPFIBとして説明する。 【0133】先ず、図22に示すステップS451においては、使用可能量暫定値GWPECAPPZAが、所定の規定上限使用可能量XWPECAPMEH(例えば50%等)よりも大きいか否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、ステップS452に進み、メーター表示残容量GWPEMESOCBに、制御用残容量GWPECONSOCを設定して、後述するステップS461に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS453に進み、例えばバッテリ3の端子電圧Vが所定の上限電圧VU以上となる等の上限検知後であるか否かを判定する上限検知判定フラグF_HISOCBのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。この判定結果が「NO」の場合、つまり下限検知後である場合には、上述したステップS452に進む。一方、この判定結果が「YES」の場合、つまり上限検知後である場合には、ステップS454に進む。 【0134】ステップS454においては、メモリー補正中であるか否かを判定するメモリー判定フラグF_MEMHOのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、上述したステップS452に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS455に進み、制御用残容量GWPECONSOCが、所定の上限バッテリ残容量XWPEHISOC(例えば、75%)以上であるか否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、上述したステップS452に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS456に進む。 【0135】ステップS456においては、使用可能量暫定値GWPECAPPZAが、所定の規定下限使用可能量XWPECAPMEL(例えば30%等)よりも大きいか否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、ステップS457に進み、上限バッテリ残容量XWPEHISOCおよび下限バッテリ残容量XWPELOSOCおよび制御用残容量GWPECONSOCおよび使用可能量暫定値GWPECAPPZAに基づいて、メーター表示残容量GWPEMESOCBを算出し、ステップS459に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS458に進み、上限バッテリ残容量XWPEHISOCおよび下限バッテリ残容量XWPELOSOCおよび制御用残容量GWPECONSOCおよび規定下限使用可能量XWPECAPMELに基づいて、メーター表示残容量GWPEMESOCBを算出し、ステップS459に進む。 【0136】ステップS459においては、メーター表示残容量GWPEMESOCBが、所定の下限バッテリ残容量XWPELOSOC4よりも大きいか否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、ステップS461に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS460に進み、メーター表示残容量GWPEMESOCBに所定の下限バッテリ残容量XWPELOSOC4を設定して、ステップS461に進む。 【0137】ステップS461においては、使用可能量暫定値算出完了判定フラグのフラグ値が「1」か否かを判定する。この判定結果が「NO」の場合には、ステップS462に進み、FI送信用使用可能量GBPECAPFIBに、上限バッテリ残容量XWPEHISOCから下限バッテリ残容量XWPELOSOCを減算して得た値を設定して、一連の処理を終了する。一方、この判定結果が「YES」の場合には、ステップS463に進み、上限検知判定フラグF_HISOCBのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。ステップS463での判定結果が「NO」の場合には、上述したステップS462に進む。一方、ステップS463での判定結果が「YES」の場合には、ステップS464に進む。 【0138】ステップS464においては、メモリー判定フラグF_MEMHOのフラグ値が「1」であるか否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、ステップS462に進む。一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS465に進み、制御用残容量GWPECONSOCから、例えばバッテリ3の充放電電流を積算して得た積算充放電量等に基づいて算出された残容量GWPESOCを減算して得た値を、さらに、使用可能量暫定値GWPECAPPZAから減算して値を、FI送信用使用可能量GBPECAPFIBに設定する。なお、残容量GWPESOCは、例えば、予めバッテリ3の劣化等の経年変化を考慮して作成された充放電効率マップや所定の関係式等に基づいて算出されている。 【0139】次に、ステップS466においては、FI送信用使用可能量GBPECAPFIBがゼロよりも大きいか否かを判定する。この判定結果が「YES」の場合には、一連の処理を終了する。一方、この判定結果が「NO」の場合には、FI送信用使用可能量GBPECAPFIBにゼロを設定して、一連の処理を終了する。 【0140】例えば図24に示す第1領域αのように、バッテリ3の端子電圧Vが所定の下限電圧VL以下等となる下限検知後において、バッテリ3が徐々に充電されて時刻t1に到達すると、制御用残容量GWPECONSOC(図24に示す実線)として設定されている残容量GWPESOCは、所定の上限バッテリ残容量XWPEHISOCに到達する。ここで、制御用残容量GWPECONSOCの値は所定の上限バッテリ残容量XWPEHISOCによってデータ置換されると共に、残容量GWPESOC(図24に示す破線)の算出は継続される。そして、例えばバッテリ3の端子電圧Vが所定の上限電圧VU以上等となる上限検知時刻t2に到達すると、算出処理が継続されてきた残容量GWPESOCの値は所定の上限バッテリ残容量XWPEHISOCによってデータ置換されることで、再度、残容量GWPESOCは制御用残容量GWPECONSOCとして設定され、残容量GWPESOCが較正される。 【0141】なお、このデータ置換では、例えばNi−MH電池のように、バッテリ3の端子電圧Vがバッテリ残容量SOCの上限および下限近傍において相対的に大きく変化する残容量特性を利用している。すなわち、バッテリ残容量SOCの上限から下限までの間のように電圧変動が相対的に小さい範囲では、例えばバッテリ3の充放電電流の積算等に基づいてバッテリ残容量SOCを算出する。そして、端子電圧Vの変化を検出して、バッテリ残容量SOCの上限および下限近傍においては、算出されたバッテリ残容量SOCを所定の上限値および下限値によって較正することで、算出値の精度を向上させている。 【0142】このとき、例えば制御用残容量GWPECONSOCの値が所定の上限バッテリ残容量XWPEHISOCとされた継続時間(t2−t1)や、例えば上限検知時刻t2での残容量GWPESOCのデータ置換量A1(つまり、残容量GWPESOC−上限バッテリ残容量XWPEHISOC)等に基づいて、いわば下限バッテリ残容量XWPELOSOCを引き下げるようにして、制御用下限バッテリ残容量LOSOCを設定する。そして、所定の上限バッテリ残容量XWPEHISOCから制御用下限バッテリ残容量LOSOCを減算して使用可能量暫定値GWPECAPPZAを算出する。 【0143】これにより、FI送信用使用可能量GBPECAPFIB(図24に示す2点鎖線)は、所定の規定上限使用可能量XWPECAPMEH(例えば50%等)よりも大きな値である使用可能量暫定値GWPECAPPZAとされる。 【0144】そして、例えば図24に示す上限検知時刻t2以後における第2領域βのように、バッテリ3が徐々に放電されて時刻t3に到達すると、制御用残容量GWPECONSOCとして設定されている残容量GWPESOCは、所定の下限バッテリ残容量XWPELOSOCに到達する。ここで、制御用残容量GWPECONSOCの値は所定の下限バッテリ残容量XWPELOSOCによってデータ置換されると共に、残容量GWPESOCの算出は継続される。なお、この時点において、既に使用可能量暫定値GWPECAPPZAが算出済みであるため、上述したステップS465に示すように、FI送信用使用可能量GBPECAPFIBは、制御用残容量GWPECONSOCおよび残容量GWPESOCおよび使用可能量暫定値GWPECAPPZAに基づいて算出される。すなわち、例えば図24に示す時刻t3から時刻t4の期間のように、算出処理が継続される残容量GWPESOCと、下限バッテリ残容量XWPELOSOCが設定された制御用残容量GWPECONSOCとの差が増大するのに伴って、FI送信用使用可能量GBPECAPFIBは徐々に減少させられる。 【0145】そして、例えば図24に示す時刻t4のように、バッテリ3が放電状態から充電状態へと転じると、制御用残容量GWPECONSOCは下限バッテリ残容量XWPELOSOCから徐々に増大させられ、これとは独立して、残容量GWPESOCも徐々に増大させられる。さらに、例えば図24に示す時刻t5のように、バッテリ3が充電状態から放電状態へと転じると、制御用残容量GWPECONSOCおよび残容量GWPESOCは、互いに独立に徐々に減少させられる。そして、例えば図24に示す時刻t6のように、制御用残容量GWPECONSOCが所定の下限バッテリ残容量XWPELOSOCに到達すると、制御用残容量GWPECONSOCの値は所定の下限バッテリ残容量XWPELOSOCによってデータ置換されると共に、残容量GWPESOCの算出は継続される。なお、この時刻t4から時刻t6までの期間においては、残容量GWPESOCと制御用残容量GWPECONSOCとの差に変化はないことから、FI送信用使用可能量GBPECAPFIBは所定の一定値となる。 【0146】そして、例えばバッテリ3の端子電圧Vが所定の下限電圧VL以下等となる下限検知時刻t7に到達すると、算出処理が継続されてきた残容量GWPESOCの値は所定の下限バッテリ残容量XWPELOSOCによってデータ置換されることで、再度、残容量GWPESOCは制御用残容量GWPECONSOCとして設定され、残容量GWPESOCが較正される。なお、この時刻t6から下限検知時刻t7までの期間においては、算出処理が継続される残容量GWPESOCと、下限バッテリ残容量XWPELOSOCが設定された制御用残容量GWPECONSOCとの差が増大するのに伴って、FI送信用使用可能量GBPECAPFIBは徐々に減少させられ、下限検知時刻t7において所定の規定上限使用可能量XWPECAPMEH(例えば50%等)に到達する。そして、例えば図24に示す下限検知時刻t7以後における第3領域γのように、バッテリ3が徐々に充電される。 【0147】すなわち、例えば図25に示すように、例えば通常使用領域であるゾーンAから過放電領域であるゾーンCへと向かいバッテリ残容量SOCが低下するのに伴い、暫定使用領域であるゾーンB(例えば、SOC25%からSOC40%)では、下限検知後またはバッテリ3のリセット時または上限検知後で使用可能量が50%以下の場合には、下限バッテリ残容量XWPELOSOC(例えば、SOC25%)に向かい収束するように、アシスト出力(例えば、上述したWOTアシスト指令値WOTASTやECOアシスト指令値ECOASTに相当)を低減させる。一方、上限検知後で使用可能量が50%よりも大きい場合には、この増分ψを下限バッテリ残容量XWPELOSOC(例えば、SOC25%)から減算して得た値(例えば、(25−ψ)%)に向かい収束するように、暫定使用領域であるゾーンBでのアシスト出力(例えば、上述したWOTアシスト指令値WOTASTやECOアシスト指令値ECOASTに相当)を低減させる。これにより、ゾーンBでの出力可能なアシスト出力の総量は増大することになる。 【0148】本実施の形態によるハイブリッド車両の制御装置によれば、バッテリ残容量SOCに対する使用可能領域を適正に把握してアシスト量(WOTアシスト指令値WOTAST、ECOアシスト指令値ECOAST)を算出しているため、バッテリ3に蓄電されている使用可能なエネルギーを有効に利用して、モータMによるエンジンEに対する所望の出力補助を効率よく行うことができる。 【0149】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の本発明のハイブリッド車両の制御装置によれば、蓄電装置の残容量に対する使用可能領域を適正に把握してアシスト量を算出しているため、バッテリに蓄電されている使用可能なエネルギーを有効に利用して、モータによるエンジンに対する所望の出力補助を効率よく行うことができる。 【0150】さらに、請求項2に記載の本発明のハイブリッド車両の制御装置によれば、少なくとも充放電を許可する充放電許可領域から、充電を許可し放電を抑制する放電抑制領域へと移行する際に、滑らかにアシスト量を変化させることができ、バッテリに蓄電されている使用可能なエネルギーを有効に利用することができると共に、車両の滑らかな走行性を確保することができる。さらに、請求項3に記載の本発明のハイブリッド車両の制御装置によれば、バッテリに蓄電されている使用可能なエネルギーを有効に利用して、車両の燃費向上に資することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005326 【氏名又は名称】本田技研工業株式会社 【住所又は居所】東京都港区南青山二丁目1番1号
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| 【出願日】 |
平成13年9月21日(2001.9.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100064908 【弁理士】 【氏名又は名称】志賀 正武 (外5名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−102109(P2003−102109A) |
| 【公開日】 |
平成15年4月4日(2003.4.4) |
| 【出願番号】 |
特願2001−289816(P2001−289816) |
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