| 【発明の名称】 |
電動車両の監視システム |
| 【発明者】 |
【氏名】時實 貴美子 【住所又は居所】広島県福山市曙町6丁目9番16号 株式会社制電社内
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| 【要約】 |
【課題】老人や身体障害者等が乗車した電動車両の走行現在位置又は車両状態をリアルタイムに検出できる電動車両の監視システムを提供する。
【解決手段】GPSに基づき軌道衛星からの当該電動車両Aの位置情報や該電動車両Aの車速や傾斜度合等車両の状態情報を検出しかつ記憶するようにした前記制御装置4を搭載した当該電動車両Aからの発信、つまりデータ通信や音声通信により、基地局や交換網である総合ディジタル通信網(ISDN)等のネットワーク8を介して監視センタBに通報できるようにしている。さらに監視センタBは前記ネットワーク8を介して上記諸情報を契約者等クライアントCに伝送し、当該クライアントCはパソコンや固定電話その他携帯電話等の端末情報機器により当該諸情報を認識し、例えば電動車両Aの事故等が惹起された場合、これに対処することができるようにした電動車両の監視システムである。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】軌道衛星から電動車両の現在位置情報信号を受信するGPS受信手段と、電動車両の状態を検出する電動車両状態検出センサと、車両ID等電動車両固有情報を記憶する記憶手段と、電動車両各部に電源を供給する電源スイッチ手段と、監視センタに無線で通信する無線通信手段と、前記GPS受信手段、前記電動車両状態検出センサ、前記記憶手段、前記電源スイッチ手段及び前記無線通信手段からの各信号を制御処理する中央制御手段(CPU)と、前記無線通信手段からの電動車両の状態又は現在位置情報を受信しかつクライアントに送信する監視センタとからなることを特徴とする電動車両の監視システム。 【請求項2】軌道衛星からの電動車両の現在位置情報信号を受信するGPS受信手段と、電動車両の状態によって動作する電動車両状態検出センサと、車両ID等電動車両固有情報を記憶する記憶手段と、電動車両各部に電源を供給する電源スイッチ手段と、監視センタに無線で通信する無線通信手段と、前記GPS受信手段、前記電動車両状態検出センサ、前記記憶手段、前記電源スイッチ手段及び前記無線通信手段からの各信号を制御処理する中央制御手段(CPU)とで前記電動車両に搭載した制御装置を構成し、前記無線通信手段からの電動車両の状態又は現在位置情報を受信しかつクライアントに送信する監視センタとからなることを特徴とする電動車両の監視システム。 【請求項3】前記電動車両状態検出センサが着座センサ、加速度センサ、車速度センサ及び/又は傾斜センサでなることを特徴とする請求項1又は2記載の電動車両の監視システム。 【請求項4】前記無線通信手段が携帯電話又はPHSでなることを特徴とする請求項1又は2記載の電動車両の監視システム。 【請求項5】前記監視センタが前記無線通信手段からの電動車両の状態又は現在位置情報を受信しデータ交信する通信手段及び表示/伝送手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の電動車両の監視システム。 【請求項6】前記監視センタの通信手段及び表示/伝送手段がホームページの情報として前記クライアントに伝送することを特徴とする請求項5記載の電動車両の監視システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、電動三輪車又は電動四輪車等電動車両の走行現在位置又は当該電動車両が傾斜した場合や当該電動車両の乗員有無等電動車両の状態を検出し、これを監視し、クライアントへその旨の情報を伝送すべくした電動車両の監視システムに関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来から電動三輪車や電動四輪車等、電動車両は公知の車両として存在しており、当該車両には、歩行の困難な人や老人、介護が必要とされる人等が乗員となり、これの運転を行っていた。而して、これらの乗員は身体的に不自由な人達であり、車両運転の正常な判断力や正常な運転能力が不足する者もあり、走行車両が行方不明になる場合があり、常時これを監視しないが故に事故に発展する惧れもあった。このように、従来の技術では、電動車両の走行位置やその車両の状態をリアルタイムに監視することができなかった。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】本発明に係る電動車両の監視システムは叙上の問題点を解決すべくしたことを目的としたものであって、電動車両の走行や停車時等の現在位置や当該電動車両が横転状態なのか、当該電動車両に乗員が着座しているのかどうか等、電動車両の諸状態を検出し、この情報を監視センタに伝送すると共に該監視センタは、例えば、契約をした当該電動車両のクライアントに当該情報を伝送すべくしたシステムを提供し、乗員や電動車両の迅速な保護を図らんとするものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明に係る電動車両の監視システムは、上記目的を達成するために、次の構成、手段を採用した。請求項1記載の発明によれば、軌道衛星から電動車両の現在位置情報信号を受信するGPS受信手段と、電動車両の状態を検出する電動車両状態検出センサと、車両ID等電動車両固有情報を記憶する記憶手段と、電動車両各部に電源を供給する電源スイッチ手段と、監視センタに無線で通信する無線通信手段と、前記GPS受信手段、前記電動車両状態検出センサ、前記記憶手段、前記電源スイッチ手段及び前記無線通信手段からの各信号を制御処理する中央制御手段(CPU)と、前記無線通信手段からの電動車両の状態又は現在位置情報を受信しかつクライアントに送信する監視センタとからなることを特徴とする電動車両の監視システムである。 【0005】請求項2記載の発明によれば、軌道衛星からの電動車両の現在位置情報信号を受信するGPS受信手段と、電動車両の状態によって動作する電動車両状態検出センサと、車両ID等電動車両固有情報を記憶する記憶手段と、電動車両各部に電源を供給する電源スイッチ手段と、監視センタに無線で通信する無線通信手段と、前記GPS受信手段、前記電動車両状態検出センサ、前記記憶手段、前記電源スイッチ手段及び前記無線通信手段からの各信号を制御処理する中央制御手段(CPU)とで前記電動車両に搭載した制御装置を構成し、前記無線通信手段からの電動車両の状態又は現在位置情報を受信しかつクライアントに送信する監視センタとからなることを特徴とする電動車両の監視システムである。 【0006】請求項3記載の発明によれば、前記電動車両状態検出センサが着座センサ、加速度センサ、速度センサ及び/又は傾斜センサでなることを特徴とする請求項1又は2記載の電動車両の監視システムである。 【0007】請求項4記載の発明によれば、前記無線通信手段が携帯電話又はPHSでなることを特徴とする請求項1又は2記載の電動車両の監視システムである。 【0008】請求項5記載の発明によれば、前記監視センターが前記無線通信手段からの電動車両の状態又は現在位置情報を受信しデータ交信する通信手段及び表示/伝送手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の電動車両の監視システムである。 【0009】請求項6記載の発明によれば、前記監視センタの通信手段及び表示/伝送手段がホームページの情報として前記クライアントに伝送することを特徴とする請求項5記載の電動車両の監視システムである。 【0010】 【発明の実施の形態】本発明に係る電動車両の監視システムの実施の形態について、添付図面に基づき詳細に説明する。 【0011】図1は本発明に係る電動車両の一種である電動三輪車の構成の一例を示す斜視図である。これについて説明すれば、Aは電動車両であって、大概すれば該電動三輪車は操舵部1、座席部2、前輪部3a、2つの後輪部3b(一つの後輪部は図示せず)で構成されている。また、後述する制御装置4は電動車両Aの車体内部又は外表部に搭載している。さらに、電動車両Aには電動車両Aが事故等に際し、その旨を外部に報知するための警報手段としての回転灯5や全地球測位システム(GPS)による受信手段としてのGPS受信器6及び後述する監視センタに無線で通信する無線通信手段としての携帯電話7等を装備している。これら回転灯5、GPS受信器6及び携帯電話7の全部又は一部を前記制御装置4に内蔵した構成とすることができる。尚、上記電動車両Aは電動三輪車の例であるが、本発明は電動四輪車、その他介護用車両等であってもよい。 【0012】図2は、本発明に係る電動車両の監視システムの実施の形態の一例を示すシステムの概略構成図である。 【0013】図2に於いて、本発明に係る電動車両の監視システムは、GPSに基づき軌道衛星からの当該電動車両Aの位置情報や該電動車両Aの車速や傾斜度合等車両の状態情報を検出しかつ記憶するようにした前記制御装置4を搭載した当該電動車両Aからの発信、つまりデータ通信や音声通信により、基地局や交換網である総合ディジタル通信網(ISDN)等のネットワーク8を介して監視センタBに通報できるようにしている。さらに監視センタBは前記ネットワーク8を介して上記諸情報を契約者等クライアントCに伝送し、当該クライアントCはパソコンや固定電話その他携帯電話等の端末情報機器により当該諸情報を認識し、例えば電動車両Aの事故等が惹起された場合、これに対処することができるようにしたシステムである。 【0014】図3は本発明に係る電動車両の監視システムに於いて、電動車両Aに搭載される制御装置4や各構成要素の配置を示した制御装置関連ブロック図である。これについて説明する。 【0015】前記制御装置4は、各外部から導入した信号を演算又は処理制御する機能を有しており、中央制御手段としてのCPU装置9、前記GPS受信器6、方位計としてのジャイロ10、アナログディジタル信号変換器としてのモデム11、記憶手段としてのフラッシュROM121及びRAM122で構成されるメモリ装置12等を備えている。そして、前記GPS受信器6、ジャイロ10、モデム11、メモリ装置12はいずれも前記CPU装置9に接続され、動作信号を該CPU装置9に入力している。 【0016】13は電動車両Aの状態を検出する電動車両状態検出センサである。該電動車両状態検出センサは、電動車両Aを運転する老人や体の不自由な人等(図1に示す)乗員Mが着座することにより動作しかつ座席部2に配備された着座センサ131、電動車両Aの急ブレーキ時の減速や急発進時の加速等により動作する加速度センサ132、電動車両Aの走行又は停止により動作する車速度センサ133、電動車両Aが横転したときや急傾斜走行したとき等に動作する傾斜センサ134で構成される。これらの各センサ131〜134は電動車両Aや制御装置4に搭載されており、各センサ131〜134からの信号は前記CPU装置9に導入され処理制御されて、後述する無線通信手段としての携帯電話7を介して監視センタBに電動車両Aの状態情報としてデータ通信として伝送される。 【0017】尚、上記電動車両状態検出センサ13は、車両のあらゆる状態を検出する必要があり、前記した各センサ131〜134のいずれか一つの機能を有するものでもよく、これらに代え、又は更に例えば、電動車両Aの衝撃時に動作する衝撃センサ、ブレーキ圧力センサ、音声センサ、操舵角センサ等事故表示をするセンサを追加してもよい。而して、前記電動車両状態検出センサ13は前記CPU装置9に接続され各種動作信号を導入している。 【0018】14は監視センタBに無線で通信する無線通信手段としての携帯電話であり、モデム11を介して前記CPU装置9に接続されている。そして、該携帯電話7等は前記GPS受信器6又はジャイロ10からの電動車両Aの位置情報、電動車両状態検出センサ13からの車両状態情報及び予め記憶させている車両ID、乗員ID等電動車両固有情報を前記監視センタBに無線で通信する。尚、前記携帯電話7は個人携帯電話システム(PHS)、その他情報端末器等で代用してもよく、電動車両Aの位置情報や状態諸情報を通信できる機器であればよい。 【0019】上記メモリ装置12はデータの読出し専用のフラッシュROM121及びデータの書込みと読出しが可能なRAM122を構成し、上記電動車両AのIDや乗員ID等の固有情報を予め記憶している。また、無線通信手段としての前記携帯電話7はアンテナ71と本体部でなる電話ユニット72を備えており、前記モデム11を介してCPU装置9に接続している。そして、本実施の形態では、当該携帯電話7はハンドセット型であるが、例えば、切換えスイッチ(図示せず)を介してハンドセット型及びハンドフリ型共用とすることもできる。 【0020】15は電源スイッチ手段であって、前記制御装置4や電動車両Aの各部に電源を供給するための装置である。該電源スイッチ手段15はスイッチ151、直流電源としての電源供給部152、及び補助バッテリ153で構成される。 【0021】次に図4に基づき、本発明に係る監視センタBについて説明する。該監視センタBは前述したように電動車両Aに搭載した無線通信手段としての携帯電話7からのデータ信号又は音声信号が送信され、これを受信する。そして、監視センタBでは当該電動車両Aからの位置情報や車両の状態を検出した各種諸情報を導入し、パソコン等で表示し情報受信確認を行なう。16は、通信手段であって、コンピュータ装置161、通信制御装置162及びデータベースユニット163から成る。該デ―タベースユニット163は契約したクライアント名、住所等のクライアントデータベース163a及び電動車両Aが走行する範囲の地図や町名、番地等の地図データベース163bを備えている。14は監視センタBのオペレータが操作することにより、電動車両Aの位置情報や電動車両Aの状態を表示し又はクライアントCにその旨の情報を伝送するための表示/伝送手段である。前記コンピュータ装置161は交換機を含んだ構成であり、前記通信制御装置162を接続し、かつ接続制御されるようになっている。前記データベースユニット163は電動車両Aの所有者や電動車両自体のIDや乗員ID等の車両固有情報データ、顧客管理データ、地図データ、その他緊急呼出に関するデータ等を蓄積、保有しているものである。また、これらの諸データは随時新規登録や契約に基づき書込み、消去できる構成としている。前記通信制御装置162はLANを介して前記データベースユニット163及び表示/伝送手段14を接続している。 【0022】前記コンピュータ装置161は総合ディジタル通信網(ISDN)やその他公衆無線回線等でなるネットワーク8を経由して前記電動車両Aに接続され、当該電動車両Aからの走行現在位置情報や車両状態情報等の受信ができるようになっている。通信制御装置162は電動車両Aからの各諸情報の受信時に、当該走行現在位置情報や車両状態情報等の受信時に当該諸情報を解読して時刻データ、位置データ、車両状態検出データ等、さらには予め記憶している電動車両AのID情報、乗員ID情報などを取出して、前記表示/伝送手段17に通知すると共に、地図データベース163bから取出した地図データとマッチングを行い、表示/伝送手段14に表示する。監視センタBのオペレータは表示された諸情報の内容をみて、後述するクライアントCに設置した携帯電話や固定電話、その他パソコンを含む情報端末器に音声やデータ信号等で伝送する。前記表示/伝送手段14はパソコン等で構成されるものであって、多種、多量の電動車両Aの所有者と管理契約した場合にも情報伝送が機能できるようにiモード対応のホームページを作成することもできる。そして、クライアントCが情報端末器で操作することにより当該ホームページから契約電動車両Aの走行現在位置や車両状態情報が直ちに検索できることとなる。また、本発明は監視センタBが把えた諸情報は単にクライアントCに伝送するばかりではなく、例えば電動車両Aから事故情報を受信した場合、緊急自動車の出動や救急病院への手配を依頼すべく消防署等の緊急救援センタへ情報を発信する構成としてもよい。 【0023】図5はクライアントCに備えた固定型情報端末器17であって、家庭用の電話器17及び携帯電話17aの例を示す。当該クライアントCは監視センタBと管理契約をした電動車両Aについてその走行位置や現在位置情報、その他電動車両状態情報等を該監視センタBから音声やデータ信号として受信することができ、又当該諸情報を積極的に該監視センタBに設置したホームページ等からiモードやLモードに対応させて受信することもできる。そして、上記情報端末器17が固定型電話器である場合、Lモードによりリアルタイムに上記電動車両Aの諸情報を得ることができる。当該Lモードによれば、パソコンのような立上げ時間が不要であるばかりか、操作ボタンが大きく設計した機器故にパソコン操作に不馴れな人でも操作可能で情報が得易い特徴がある。また、クライアントCは、例えば携帯電話によるiモードやパソコンの操作で上記諸情報を得ることもできる。 【0024】本発明に係る電動車両の監視システムに於ける電動車両Aの位置情報を検出しこれを伝送する動作について説明する。電動三輪車、電動四輪車又は介護車両等の電動車両Aのクライアントや該電動車両Aの所有者の自宅等から、乗員Mが該電動車両Aを走行開始すれば、電源スイッチ手段15がオンとなり、電源供給部152からスイッチ151を介して及び、電動車両Aの各部や制御装置4等に電源が供給されると共にGPSに基づき軌道衛星から信号が発信されているので、該電動車両Aに搭載しているGPS受信器6は定期的に該電動車両Aに走行現在位置情報や時刻情報を受信する。そして、制御装置4内のメモリ装置12のフラッシュROM121又はRAM122に記憶する。ここで、予めRAM122に記憶された電動車両AのIDや乗員ID情報を該フラッシュROM121により読出し、CPU装置9で制御処理され所定の伝送フォーマットにされ、モデム11を介して、携帯電話7及びアンテナ71からネットワーク8を経由して監視センタBにデータ通信により前記電動車両Aの走行現在位置等の情報が伝送される。監視センタBでは、コンピュータ装置161等の通信手段16が当該電動車両Aの現在位置情報を受信すると共に、データベースユニット163の動作により、オペレータでもって、表示/伝送手段14により電動車両Aの現在位置情報、例えば「広島県福山市曙町5丁目4番7号」の如く、市名、町名、番地等や、電動車両Aの走行地点の地図データと併せて表示されこれを確認する。また地図データは、図3に示すジャイロ10により、この信号を得る他、前記地図データベース163bによって得られる。そして、監視センタBは、データ通信等によりネットワーク8を経由して、クライアントCに設置したパソコンや固定電話その他情報端末器18に当該電動車両Aの現在位置情報を伝送する。クライアントCはリアルタイムに自己所有の電動車両Aや乗員Mが居る場所を常に監視し、認識することができる。従って、当該電動車両Aや乗員Mが行方不明になることはない。また、電動車両Aの乗員Mは携帯電話7又はPHS等により、音声信号で前記監視センタBに交信することができ、電動車両Aの走行状態等を報告することができるものである。この場合、ハンドフリ型携帯電話7とすることにより、手の不自由な乗員Mにも容易に監視センタB等に車両の現在位置を報知することもできる。 【0025】次に、走行中や停車中の電動車両Aの状態が変化した場合についての電動車両の監視システムの動作について説明する。電動車両Aが急傾斜面道路を走行したときや横転したとき、前方に児童等の飛出し等による急ブレーキを掛けたとき、又は電動車両Aの横転等により乗員Mが座席部2から投出されたときや、座席部2から離れたときに於いては、電動車両状態センサ13の傾斜センサ134、加速度センサ132及び車速度センサ133、又は着座センサ131が動作し、この信号がCPU装置9に導入される。また、乗員Mは電源スイッチ手段15又は携帯電話7でもって、回転灯5を動作させ、外部に異常事態等が発生したことを報知することができる。而して、該CPU装置9は、導入された各電動車両Aの状態検出信号を制御処理し、所定の伝送フォーマットにされ、モデム11を介して、携帯電話7及びアンテナ71からネットワーク8を経由して、監視センタBに電動車両Aが横転した状態や、例えば乗員Mが道路に投げ飛ばされている状態等をオペレータでもって、監視センタBの表示/伝送手段14で確認することができる。この際、電動三輪車、電動四輪車又は介護車両等の電源スイッチ手段15がオンとなっており、GPSに基づき軌道衛星から信号が発信されているので、該電動車両Aに搭載しているGPS受信機6は定期的に該電動車両Aに走行現在位置情報や時刻情報を受信する。そして、制御装置4内のメモリ装置12のフラッシュROM121又はRAM122に記憶する。ここで、予めRAM122に記憶された電動車両AのIDや乗員ID情報を該フラッシュROM121により読出し、CPU装置9で制御処理され所定の伝送フォーマットにされ、モデム11を介して、携帯電話7及びアンテナ71からネットワーク8を経由して監視センタBにデータ通信により前記電動車両Aの現在地点に於けるネットワーク8を経由して電動車両Aの状態がリアルタイムに判明する。例えば、当該電動車両Aが単に傾斜したのみであるのか、横転した状態であるのか、事故に遭遇したのかどうかの情報が明確化する。そして、監視センタBは、データ通信等によりネットワーク8を経由して、クライアントCに設置したパソコンや固定電話、その他情報端末器17に当該電動車両Aの事故や状態情報を伝送する。クライアントCはリアルタイムに電動車両Aの事故や状態を把握し、現地に出動することができる。一方、監視センタBも緊急救援センタに電動車両Aの事故や状態等を報知し、救急車両の出動を促すことができると共に監視センタB自体が緊急救援センタとしての機能を備えることができる。 【0026】尚、前記電動車両Aに備えた非常用スイッチや前記携帯電話7を該非常用スイッチのオン信号に基づいてデータ信号を発呼する構成とすれば、電動車両Aが事故に際して、電源回路が破壊されたときにも、本発明に係るシステムを機能させ又電源供給部152の消耗や破損に対しては補助バッテリ153により電源供給を行なうことができ、また前記回転灯5を自動的に動作させることができる。また、監視センタBの通信手段16等を自動受信伝送システムとすれば無人化による構成を構築でき省力化を実現できる。 【0027】 【発明の効果】本発明に係る電動車両の監視システムは、上述した構成、動作を有するので次の効果がある。 【0028】請求項1記載の発明によれば、軌道衛星から電動車両の現在位置情報信号を受信するGPS受信手段と、電動車両の状態を検出する電動車両状態検出センサと、車両ID等電動車両固有情報を記憶する記憶手段と、電動車両各部に電源を供給する電源スイッチ手段と、監視センタに無線で通信する無線通信手段と、前記GPS受信手段、前記電動車両状態検出センサ、前記記憶手段、前記電源スイッチ手段及び前記無線通信手段からの各信号を制御処理する中央制御手段(CPU)と、前記無線通信手段からの電動車両の状態又は現在位置情報を受信しかつクライアントに送信する監視センタとからなることを特徴とする電動車両の監視システムを提供する。このような構成としたので、多数の各種電動車両の走行現在位置や車両状態を一括して検出することができ、該電動車両や乗員の監視をリアルタイムに行なうと共に事故等が発生した場合にも、クライアントや救援センタ等に直ちに報知できる効果がある。 【0029】請求項2記載の発明によれば、軌道衛星からの電動車両の現在位置情報信号を受信するGPS受信手段と、電動車両の状態によって動作する電動車両状態検出センサと、車両ID等電動車両固有情報を記憶する記憶手段と、電動車両各部に電源を供給する電源スイッチ手段と、監視センタに無線で通信する無線通信手段と、前記GPS受信手段、前記電動車両状態検出センサ、前記記憶手段、前記電源スイッチ手段及び前記無線通信手段からの各信号を制御処理する中央制御手段(CPU)とで前記電動車両に搭載した制御装置を構成し、前記無線通信手段からの電動車両の状態又は現在位置情報を受信しかつクライアントに送信する監視センタとからなることを特徴とする電動車両の監視システムを提供する。このような構成としたので、前記GPS受信手段、電動車両状態検出センサ、車両ID等電動車両固有情報を記憶する記憶手段、電源スイッチ手段、無線通信手段及び中央制御手段(CPU)を車両に搭載した制御装置に組込んだので、システム装置の小規模化を実現し、電動車両の小型化を図ることができる効果がある。 【0030】請求項3記載の発明によれば、前記電動車両状態検出センサが着座センサ、加速度センサ、速度センサ及び/又は傾斜センサでなることを特徴とする請求項1又は2記載の電動車両の監視システムを提供する。このような構成としたので、乗員の有無等、電動車両の状態を正確に把握すると共に事故の有無をリアルタイムに検出し、それらの諸情報を監視センタ及びクライアントに迅速に伝送することができる効果がある。 【0031】請求項4記載の発明によれば、前記無線通信手段が携帯電話又はPHSでなることを特徴とする請求項1又は2記載の電動車両の監視システムを提供する。このような構成としたので、乗員が携帯電話又はPHS等をiモード対応等で操作し、又は非常用スイッチの動作等で自動的に監視センタに電動車両の現在位置や車両状態等諸情報をデータや音声等で伝送することができ監視センタ及びクライアントに当該諸情報をリアルタイムに認識させることができる効果がある。 【0032】請求項5記載の発明によれば、前記監視センターが前記無線通信手段からの電動車両の状態又は現在位置情報を受信しデータ交信する通信手段及び表示/伝送手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の電動車両の監視システムを提供する。このような構成としたので、新規のクライアントの各種電動車両の登録や抹消を即時に行なうと共に自動情報伝送システムとすることにより、無人化による電動車両の監視システムを構築することができる効果がある。 【0033】請求項6記載の発明によれば、前記監視センタの通信手段及び表示/伝送手段がホームページの情報として前記クライアントに伝送することを特徴とする請求項5記載の電動車両の監視システムを提供する。このような構成としたので、監視センタの表示/伝送手段を汎用のパソコンで実施すればクライアントの膨大な管理要約にも対処でき、ホームページを作成し、これに対応して交信できる携帯電話等の端末機器を電動車両の乗員又はクライアントに備えるのみでリアルタイムに電動車両の各状態を検出できるシステムとする効果がある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】501326665 【氏名又は名称】株式会社制電社 【住所又は居所】広島県福山市曙町6丁目9番16号
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| 【出願日】 |
平成13年8月17日(2001.8.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080207 【弁理士】 【氏名又は名称】松田 克治
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| 【公開番号】 |
特開2003−61201(P2003−61201A) |
| 【公開日】 |
平成15年2月28日(2003.2.28) |
| 【出願番号】 |
特願2001−247584(P2001−247584) |
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