| 【発明の名称】 |
車両用計器装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】大久保 修 【住所又は居所】新潟県長岡市東蔵王2丁目2番34号 日本精機株式会社内
【氏名】五十嵐 秀樹 【住所又は居所】新潟県長岡市東蔵王2丁目2番34号 日本精機株式会社内
【氏名】佐藤 清人 【住所又は居所】新潟県長岡市東蔵王2丁目2番34号 日本精機株式会社内
【氏名】小幡 雅人 【住所又は居所】新潟県長岡市東蔵王2丁目2番34号 日本精機株式会社内
【氏名】小黒 裕子 【住所又は居所】新潟県長岡市東蔵王2丁目2番34号 日本精機株式会社内
【氏名】大野 亜純 【住所又は居所】新潟県長岡市東蔵王2丁目2番34号 日本精機株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、例えばオートバイや自動車をはじめとする各種車両に搭載され、様々な計測値や情報を表示する車両用計器装置に関するもので、スイッチオン時またはスイッチオフ時の視覚変化を工夫し、商品性を高め得る車両用計器装置を提供する。
【解決手段】異なる種類の計測値を表示する複数の計測値表示部D1〜D4と、これら計測値表示部D1〜D4毎に配置され各計測値表示部D1〜D4を発光させる複数の光源3,4(第1〜第4の指針用光源群31〜34及び第1〜第4の表示板用光源41〜44)と、これら光源3,4を各計測値表示部D1〜D4毎に点灯動作させる制御部10とを備えており、制御部10はキースイッチ(所定のスイッチ)をオン操作すると、各計測値表示部D1〜D4が所定の順序で発光するように光源3,4を点灯動作させる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 異なる種類の計測値を表示する複数の計測値表示部と、これら計測値表示部毎に配置され前記各計測値表示部を発光させる複数の光源と、これら光源を点灯動作させる制御部とを備え、前記制御部は所定のスイッチを操作すると前記各計測値表示部が所定の順序で発光するように前記光源を点灯動作させることを特徴とする車両用計器装置。 【請求項2】 異なる種類の計測値を表示する複数の計測値表示部と、これら計測値表示部毎に配置され前記各計測値表示部を発光させる複数の光源と、これら光源を点灯動作させる制御部とを備え、前記制御部は所定のスイッチを操作すると前記各計測値表示部が所定の順序で非発光状態となるように前記光源を消灯動作させることを特徴とする車両用計器装置。 【請求項3】 前記計測値表示部が計測量に応じて回転する指針と、この指針に対応する指標部が形成された表示体とを有し、前記制御部は少なくとも前記表示体を発光もしくは非発光状態となすことを特徴とする請求項1または請求項2記載の車両用計器装置。 【請求項4】 前記計測値表示部は中央に位置する少なくとも一つの第1の計測値表示部と、この第1の計測値表示部の両側に位置する少なくとも二つの第2,第3の計測値表示部とを備え、前記制御部は前記第1の計測値表示部の次に前記第2,第3の計測値表示部を発光させることを特徴とする請求項1記載の車両用計器装置。 【請求項5】 前記第1の計測値表示部内に所定の車両情報を表示する表示パネルが配置され、この表示パネルの背後にこれを発光させるパネル用光源を備えており、前記制御部は前記第1の計測値表示部を発光させる前に前記表示パネルに前記所定情報を発光表示させることを特徴とする請求項4記載の車両用計器装置。 【請求項6】 前記計測値表示部は中央に位置する少なくとも一つの第1の計測値表示部と、この第1の計測値表示部の両側に位置する少なくとも二つの第2,第3の計測値表示部とを備え、前記制御部は前記第2,第3の計測値表示部の次に第1の計測値表示部を非発光状態となすことを特徴とする請求項2記載の車両用計器装置。 【請求項7】 前記第1の計測値表示部内に所定の車両情報を表示する表示パネルが配置され、この表示パネルの背後にこれを発光させるパネル用光源を備えており、前記制御部は前記第1の計測値表示部の次に前記表示パネルを非発光状態となすことを特徴とする請求項3記載の車両用計器装置。 【請求項8】 異なる種類の計測値を発光表示する複数の計測値表示部と、所定のスイッチを操作すると前記各計測値表示部を所定の順序で発光動作させる制御部とを備えることを特徴とする車両用計器装置。 【請求項9】 異なる種類の計測値を発光表示する複数の計測値表示部と、所定のスイッチを操作すると前記計測値表示部を所定の順序で非発光状態となす制御部とを備えることを特徴とする車両用計器装置。 【請求項10】 前記計測値表示部が自発光型表示パネルによって構成されることを特徴とする請求項8または請求項9記載の車両用計器装置。 【請求項11】 前記スイッチが車両のキースイッチまたは車両のライトスイッチのうち何れか一方であることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項8、請求項9のうち何れか一つに記載の車両用計器装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えばオートバイや自動車をはじめとする各種車両に搭載され、様々な計測値や情報を表示する車両用計器装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】各種車両には例えばコンビネーションメータと称される車両用計器装置が搭載されている。このコンビネーションメータには、車速やエンジン回転数、燃料、水温、電圧等の互いに異なる計測値を表示する計測値表示部が設けられている。このような計測値表示部は、例えば計測量に応じて回転する指針、この指針に応じた目盛や文字,記号,マーク等の指標部を有する表示板(表示体)、各種車両情報を表示する液晶パネル(表示パネル)を備えている。このような計測値表示部の構成要素や表示パネルは、その背後または前方に配置された光源を通じて照明表示されるようになっている。 【0003】ところで、例えば特開平6−201410号公報には、車両のキースイッチをオンすることで、指針を照明する光源と表示板を照明する光源とを所定の時間差を持たせて点灯させることにより、指針と表示板とを時差発光させ、これによりスイッチオン時の見せ方に変化を与えるようにしたものが示されている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公報に記載の車両用計器装置は、各計測値表示部共通の構成要素である複数の指針(第1の組)と、同じく各計測値表示部共通の構成要素である複数の表示板(第2の組)とが予め決められた順番で一斉に発光するだけであるため、スイッチオン時の視覚変化が単調なものとなり、乗員に与える斬新性や面白さ、インパクトの点で物足りなさがあり、改良の余地が残されていた。またスイッチオフ時はそれまで発光していた全ての計測値表示部が一斉に非発光状態となるため、スイッチオフ時の視覚変化が単調なものとなり、乗員に与える斬新性や面白さ、インパクトの点で物足りなさがあり、この点で改良の余地が残されていた。また特に夜間等の周囲が暗い状況下でスイッチオンした場合、表示板が一斉に発光するため、暗順応した乗員の目を幻惑させて生理的な不快感を与えることも懸念される。 【0005】本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、その主な目的は、スイッチオン時またはスイッチオフ時の視覚変化を工夫し、商品性を高め得る車両用計器装置を提供せんとするものである。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成するため、異なる種類の計測値を表示する複数の計測値表示部と、これら計測値表示部毎に配置され前記各計測値表示部を発光させる複数の光源と、これら光源を点灯動作させる制御部とを備え、前記制御部は所定のスイッチを操作すると前記各計測値表示部が所定の順序で発光するように前記光源を点灯動作させることを特徴とする。 【0007】また本発明は前記目的を達成するため、異なる種類の計測値を表示する複数の計測値表示部と、これら計測値表示部毎に配置され前記各計測値表示部を発光させる複数の光源と、これら光源を点灯動作させる制御部とを備え、前記制御部は所定のスイッチを操作すると前記各計測値表示部が所定の順序で非発光状態となるように前記光源を消灯動作させることを特徴とする。 【0008】また本発明は、前記計測値表示部が計測量に応じて回転する指針と、この指針に対応する指標部を有する表示体とを有し、前記制御部は少なくとも前記表示体を発光もしくは非発光状態となすことを特徴とする。 【0009】また本発明は、前記計測値表示部は中央に位置する少なくとも一つの第1の計測値表示部と、この第1の計測値表示部の両側に位置する少なくとも二つの第2,第3の計測値表示部とを備え、前記制御部は前記第1の計測値表示部の次に前記第2,第3の計測値表示部を発光させることを特徴とする。 【0010】また本発明は、前記第1の計測値表示部内に所定の車両情報を表示する表示パネルが配置され、この表示パネルの背後にこれを発光させるパネル用光源を備えており、前記制御部は前記第1の計測値表示部を発光させる前に前記表示パネルに前記所定情報を発光表示させることを特徴とする。 【0011】また本発明は、前記計測値表示部は中央に位置する少なくとも一つの第1の計測値表示部と、この第1の計測値表示部の両側に位置する少なくとも二つの第2,第3の計測値表示部とを備え、前記制御部は前記第2,第3の計測値表示部の次に第1の計測値表示部を非発光状態となすことを特徴とする。 【0012】また本発明は、前記第1の計測値表示部内に所定の車両情報を表示する表示パネルが配置され、この表示パネルの背後にこれを発光させるパネル用光源を備えており、前記制御部は前記第1の計測値表示部の次に前記表示パネルを非発光状態となすことを特徴とする請求項3記載の車両用計器装置。 【0013】また本発明は、異なる種類の計測値を発光表示する複数の計測値表示部と、所定のスイッチを操作すると前記各計測値表示部を所定の順序で発光動作させる制御部とを備えることを特徴とする。 【0014】また本発明は、異なる種類の計測値を発光表示する複数の計測値表示部と、所定のスイッチを操作すると前記計測値表示部を所定の順序で非発光状態となす制御部とを備えることを特徴とする。 【0015】また本発明は、前記計測値表示部が自発光型表示パネルによって構成されることを特徴とする。 【0016】また本発明は、前記スイッチが車両のキースイッチまたは車両のライトスイッチのうち何れか一方であることを特徴とする。 【0017】 【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明による車両用計器装置の実施形態を説明するが、図1から図7は本発明の第1の実施形態として本発明を車両用コンビネーションメータからなる車両用計器装置に適用した場合を示し、図1は車両用計器装置の正面図、図2は図1のA−A断面図、図3は図1のB−B断面図、図4は本実施形態による車両用計器装置のシステム構成を示すブロック図、図5は本実施形態における制御部の処理手順を示すフローチャート、図6は本実施形態による光源の発光特性(動作)を示すタイミング図、図7(a)〜(c)は図5に示した処理手順に応じた各計測値表示部の発光状態を示す正面図である。 【0018】図1において、本実施形態による車両用コンビネーションメータは、例えば車速を表示するスピードメータからなる第1の計測値表示部D1と、エンジン回転数を表示するタコメータからなる第2の計測値表示部D2と、タンク内の残燃料を表示するフューエルメータからなる第3の計測値表示部D3と、エンジン冷却水の温度を表示するテンプメータからなる第4の計測値表示部D4とを有している。 【0019】これら各計測値表示部D1〜D4は、車両用コンビネーションメータにおいて第1の計測値表示部D1が中央に位置し、その左右両側に第2の計測値表示部D2と第3,第4の計測値表示部D3,D4がそれぞれ位置するように配置されている。 【0020】第1の計測値表示部D1内には、電気信号に応じて所定の車両情報を表示する例えば液晶パネルからなる表示パネルDPが配置され、この表示パネルDPによって例えば車両の走行距離や各種警報、報知情報、時刻、外気温を表示するようになっている(図7参照)。 【0021】図2,図3に示すように、各計測値表示部D1〜D4は、計器ムーブメントMに設けられた回転軸M1に装着され、後述する速度センサの出力に応じて回転動作する指針1と、この指針1の指示対象となる目盛,文字,マーク,記号等の指標部D11〜D41(図7(c)参照)が形成された表示板(表示体)2とで構成される。なお指標部D11〜D41のうち、指標部D11は計測値表示部D1の指標部であり、指標部D21は計測値表示部D2の指標部であり、指標部D31は計測値表示部D3の指標部であり、指標部D41は計測値表示部D4の指標部である。 【0022】指針1は、後述する光源の点灯によりその照射光を受けて発光可能な透光性合成樹脂により形成されている。なお指針1はこれを発光させる前記光源の非点灯時であっても、その存在が乗員から確認できるようになっている。 【0023】表示板2は、透光性の基板21の背面に例えば黒色の遮光層22と、例えば白色の半透過層23とを備えており、半透過層23は、指標部D11〜D41の形状に対応して遮光層22を形成しない抜き領域を覆うように設けられている。また基板21の表面には、遮光層22と、半透過層23を連続的に覆うように暗色のスモーク層24が形成されている。そして前記光源の消灯時には、スモーク層24を通じて外光が反射することで表示板2全体が黒っぽく視認され、指標部D11〜D41が殆ど視認できない。前記光源の点灯時には、その光が半透過層23及びスモーク層24を通過し、これにより指標部D11〜D41が明るく発光表示される。 【0024】なお本実施形態では、一枚の基板21に各計測値表示部D1〜D4の指標部D11〜41を形成したが、基板21は複数に分割形成することもできる。またスモーク層24の替わりに図示しないスモークカバーを配置し、このスモークカバーによって表示板2及び指針1の前方を覆うことで、前記光源の点灯時に指針1及び表示板2の指標部D11〜D41が明るく発光表示されるように構成してもよい。なおこのようなスモークカバーやスモーク層24の採用は任意である。 【0025】指針1、表示板2、表示パネルDPの背後には、指針1を照明する指針用光源3と、表示板2(指標部D11〜D41)を照明する表示板用光源(光源)4と、表示パネルDPを照明するパネル用光源(光源)5が配置されている。 【0026】指針用光源3は、計測値表示部D1の指針1に対応して複数個配置される第1の指針用光源群31と、計測値表示部D2の指針1に対応して複数個配置される第2の指針用光源群32と、計測値表示部D3の指針1に対応して複数個配置される第3の指針用光源群33と、計測値表示部D4の指針1に対応して複数個配置される第1の指針用光源群34とで構成されている。 【0027】表示板用光源4は、計測値表示部D1の表示板2に対応して複数個配置される第1の表示板用光源群41と、計測値表示部D2の表示板2に対応して複数個配置される第2の表示板用光源群42と、計測値表示部D3の表示板2に対応して複数個配置される第3の表示板用光源群43と、計測値表示部D4の表示板2に対応して複数個配置される第4の表示板用光源群44とで構成されている。 【0028】パネル用光源5は、表示パネルDPの背後に位置して複数個配置され、パネル用光源群51を形成している。なおパネル用光源5の非点灯時には、表示パネルDPは車両情報を発光表示しないようになっている。 【0029】なお本実施形態では光源3,4,5として、発光ダイオードを適用したが、光源の形式は任意である。 【0030】これら光源3,4,5は、表示板2の背後に配置される回路基板6表面に装着され、図示しない回路パターンを通じて点灯用電力が供給されるようになっている。 【0031】回路基板6の背面側には、計器ムーブメントMが装着され、回路基板6の前記回路パターンを通じて駆動用電力が供給されるようになっている。 【0032】さらに回路基板6の前方側には、例えば白色系の遮光性合成樹脂からなる反射体兼フレーム体機能を有するケース体7が設けられている。このケース体7には、指針1の回転中央部に対応して形成され指針用光源群31〜34を取り巻く筒状部71と、指針用光源群31〜34に対向しそれらからの光を回転軸M1を中央とした放射方向に反射する第1の反射壁72と、表示板2とは所定空間をあけて放射方向に延び第1の反射壁72からの反射光を表示板2側に反射する第2の反射壁73とを有し、表示板用光源4及び指針用光源3の光を効率よく表示板2及び指針1側に反射または導光できるように構成されている。 【0033】また表示板2の前方には、見返しパネル8が配置され、この見返しパネル8には、サークル状の第1〜第3の開口窓81〜83が形成され、第1の開口窓81から第1の計測値表示部D1が露出し、第2の開口窓82から第2の計測値表示部D2が露出し、第3の開口窓83から第3,第4の計測値表示部D3が露出するようになっている。 【0034】このような構成において、指針用光源3(第1〜第4の指針用光源群31〜34)が点灯すると、その光はケース体7の筒状部71を介して各計測値表示部D1〜D4の指針1に導かれ、指針1を所定色で発光させる。一方、表示板用光源4(第1〜第4の表示板用光源群41〜44)が点灯すると、その光はケース体7の第1,第2の反射壁72,73によって表示板2側に導かれ半透過層23を通過することにより指標部D11からD41が所定色で発光表示される。 【0035】次に本実施形態による車両用計器装置のシステム構成を説明する。図4において、制御部10は、車両に搭載されるキースイッチ(スイッチ)SWや速度センサや回転センサ、燃料センサ、温度センサをはじめとする各種センサSからの入力信号を受信すると、それを予め定められた処理プログラムに従って演算処理し、その処理結果に応じてメータムーブメントM,表示パネルDP,各指針用光源群31〜34,表示板用光源群41〜44,パネル用光源群51を制御するための制御信号を出力するCPU11と、このCPU11からの制御信号を受信し、その制御信号に応じてメータムーブメントM,表示パネルDP,各指針用光源群31〜34,表示板用光源群41〜44,パネル用光源群51を作動させる駆動信号を出力するゲージドライバ(群)12,パネル用表示ドライバ13,指針用光源ドライバ(群)14,表示板用光源ドライバ(群)15,パネル光源用ドライバ16とを有する他、前記処理プログラムを記憶する図示しないROMやデータを一時記憶する図示しないRAMを含むワンチップ形のマイクロコンピュータからなり、回路基板6上に搭載されている。 【0036】またCPU11には、車両のバッテリBから電力供給がなされており、キースイッチSWの操作に応じて前記処理プログラムを実行する。以下、図5〜図7に基づいてキースイッチSWの操作に応じて実行される各指針用光源群31〜34,表示板用光源群41〜44,パネル用光源群51の点消灯処理手順(プログラム)について説明する。 【0037】図5においてCPU11は、ステップ100でキースイッチSWからの信号入力に基づいてキースイッチSWのオン・オフ状態を判定し、キースイッチSWがオン状態であると判定(YES)すると、ステップ101でパネル用光源群51を一斉に点灯処理する制御信号を出力し、この制御信号を受信したパネル用光源ドライバ16がパネル用光源群51を点灯動作させる駆動信号を出力し、これによりパネル用光源群51が一斉に点灯する(図6中、時刻t1参照)。この処理により表示パネルDPがパネル用光源群51で照らされ、表示パネルDPに表示されている情報が発光表示される(図7(a)参照)。 【0038】次にCPU11は、ステップ102で内部タイマーによりステップ101の処理から所定時間(図5中、時刻t2−時刻t1)経過したか否かを判定し、所定時間経過したと判断(YES)すると、ステップ103で第1の指針用光源群31及び第1の表示板用光源群41を一斉に点灯処理する制御信号を出力し、この制御信号を受信した指針用光源ドライバ14及び表示板用光源ドライバ15が第1の指針用光源群31及び第1の表示板用光源群41を点灯動作させる駆動信号を出力し、これにより第1の指針用光源群31及び第1の表示板用光源群41が一斉に点灯する(図6中、時刻t2参照)。この処理により第1の計測値表示部D1を構成する指針1及び第1の指標部D11が第1の指針用光源群31及び第1の表示板用光源群41で照らされ、それらが発光表示される(図7(b)参照)。 【0039】次にCPU11は、ステップ104でステップ103の処理から所定時間(図5中、時刻t3−時刻t2)経過したか否かを判定し、所定時間経過したと判断(YES)すると、ステップ105で第2〜第4の指針用光源群32〜34及び第2〜第4の表示板用光源群42〜44を一斉に点灯処理する制御信号を出力し、この制御信号を受信した指針用光源ドライバ14及び表示板用光源ドライバ15が第2〜第4の指針用光源群32〜34及び第2〜第4の表示板用光源群42〜44を点灯動作させる駆動信号を出力し、これにより第2〜第4の指針用光源群32〜34及び第2〜第4の表示板用光源群42〜44が一斉に点灯する(図6中、時刻t3参照)。この処理により第2〜第4の計測値表示部D2〜D4を構成する指針1及び第2〜第4の指標部D21〜D41が第2〜第4の指針用光源群32〜34及び第2〜第4の表示板用光源群42〜44で照らされ、それらが発光表示される(図7(c)参照)。 【0040】以上が各指針用光源群31〜34,表示板用光源群41〜44,パネル用光源群51の点灯処理手順であるが、この処理手順により、図7(a)〜(c)に示すように表示パネルDP→第1の計測値表示部D1→第2〜第4の計測値表示部D2〜D4の順で発光表示が行われる。 【0041】次にCPU11は、ステップ106でキースイッチSWのオン・オフ状態(オン状態が継続しているか否か)を判定し、キースイッチSWがオン状態であると判定(YES)すると、ステップ107で第1〜第4の指針用光源群31〜34及び第1〜第4の表示板用光源群41〜44及びパネル用光源群51の点灯状態を維持する(図7(a)〜(c)参照)。 【0042】ステップ106でキースイッチSWがオフ状態であると判定(NO)すると、ステップ108で第2〜第4の指針用光源群32〜34及び第2〜第4の表示板用光源群42〜44を点灯させる制御信号の出力を停止し、この出力停止に応じて指針用光源ドライバ14及び表示板用光源ドライバ15が第2〜第4の指針用光源群32〜34及び第2〜第4の表示板用光源群42〜44を点灯動作させる駆動信号の出力を停止し、これにより第2〜第4の指針用光源群32〜34及び第2〜第4の表示板用光源群42〜44が一斉に消灯する(図6中、時刻t4参照)。この処理により第2〜第4の計測値表示部D2〜D4を構成する指針1及び第2〜第4の指標部D21〜D41の発光表示が停止する(図7(b)参照)。 【0043】次にCPU11は、ステップ109でステップ108の処理から所定時間(時刻t5−時刻t4)経過した否かを判定し、所定時間経過した判断(YES)すると、ステップ110で第1の指針用光源群31及び第1の表示板用光源群41を点灯させる制御信号の出力を停止し、この出力停止に応じて指針用光源ドライバ14及び表示板用光源ドライバ15が第2〜第4の指針用光源群32〜34及び第2〜第4の表示板用光源群42〜44を点灯動作させる駆動信号の出力を停止し、これにより第1の指針用光源群31及び第1の表示板用光源群41が一斉に消灯する(図6中、時刻t5参照)。この処理により第1の計測値表示部D1を構成する指針1及び第1の指標部D11の発光表示が停止する(図7(a)参照)。 【0044】次にCPU11は、ステップ111でステップ110の処理から所定時間(時刻t6−時刻t5)経過した否かを判定し、所定時間経過した判断(YES)すると、ステップ112でパネル用光源群51を点灯させる制御信号の出力を停止し、この出力停止に応じてパネル用光源ドライバ16がパネル用光源群51を点灯動作させる駆動信号の出力を停止し、これによりパネル用光源群51が一斉に消灯する(図6中、時刻t6参照)。この処理により表示パネルDPに表示されている情報の発光表示が停止される(図1参照)。 【0045】以上が各指針用光源群31〜34,表示板用光源群41〜44,パネル用光源群51の消灯処理手順であるが、この処理手順により、第2〜第4の計測値表示部D2〜D4→第1の計測値表示部D1→表示パネルDPの順で発光表示が停止される。 【0046】以上のように本実施形態では、異なる種類の計測値を表示する複数の計測値表示部D1〜D4と、これら計測値表示部D1〜D4毎に配置され各計測値表示部D1〜D4を発光させる複数の光源3,4(第1〜第4の指針用光源群31〜34及び第1〜第4の表示板用光源41〜44)と、これら光源3,4を各計測値表示部D1〜D4毎に点灯動作させる制御部10とを備えており、制御部10はキースイッチ(所定のスイッチ)SWをオン操作すると、各計測値表示部D1〜D4が所定の順序で発光するように光源3,4を点灯動作させることにより、キースイッチSWオン時の視覚変化に斬新性または面白さまたはインパクトまたは躍動感を与え、商品性を向上させることができる。また各計測値表示部D1〜D4が順番に発光表示されるため、乗員の目に与える刺激を緩和でき、違和感、不快感を抑制でき、特に夜間等の周囲が暗い状況下でスイッチオンした場合には、乗員の目の明順応に合わせて光量が増すため目への刺激が抑えられ、これによっても商品性を向上させることができる。 【0047】また本実施形態では、異なる種類の計測値を表示する複数の計測値表示部D1〜D4と、これら計測値表示部D1〜D4毎に配置され各計測値表示部D1〜D4を発光させる複数の光源3,4(第1〜第4の指針用光源群31〜34及び第1〜第4の表示板用光源41〜44)と、これら光源3,4を各計測値表示部D1〜D4毎に点灯動作させる制御部10とを備えており、制御部10はキースイッチSWをオフ操作すると、各計測値表示部D1〜D4が所定の順序で非発光状態となるように光源3,4を消灯動作させることにより、キースイッチSWオフ時の視覚変化に斬新性や面白さ、インパクトを与え、商品性を向上させることができる。 【0048】また本実施形態では、計測値表示部D1〜D4が計測量に応じて回転する指針1と、この指針1に対応する指標部D11〜D41を有する表示板2とを有し、制御部10が計測値表示部D1〜D4を構成する指針1とこれに対応する指標部D11〜D41をセットで発光もしくは非発光状態となす例を示したが、少なくとも表示板2を所定の順序で発光状態もしくは非発光状態となすものであれば、必ずしも指針1の発光と組み合わせなくともよく、例えば指標部D11〜D41だけを所定の順序で発光もしくは非発光となした後、各指針1を発光もしくは非発光となしてもよい。 【0049】また本実施形態では、第1の計測値表示部D1が中央に配置され、この第1の計測値表示部D1の図1中、左側に第2の計測値表示部D2が配置され、この第2の計測値表示部D2に対し第1の計測値表示部D1を挟んで反対側(すなわち図1中、第1の計測値表示部D1の右側)に第3,第4の計測値表示部D3,D4を配置し、第1の計測値表示部D1を発光表示させた後、第2〜第4の計測値表示部D2〜D4を同時に発光表示させることにより、中央に位置する第1の計測値表示部D1が発光表示した後、その両側に位置する第2〜第4の計測値表示部D2〜D4が発光表示されるため、中央から外側に光が広がるように各計測値表示部D1〜D4を発光させることができ、これにより例えば走行準備に係わる躍動感を強調でき、商品性をより向上させることができる。この場合、中央に位置する計測値表示部D1と外側(両側)に位置する計測値表示部D2〜D4の数は任意であり、中央から外へ光が広がるように発光表示させることができれば、計測値表示部D1〜D4の配置レイアウト(縦、横、斜め方向及び奥行き方向)も任意である。 【0050】また本実施形態のように、第1の計測値表示部D1内に所定の車両情報を表示する表示パネルDPが配置され、この表示パネルDPを発光させるパネル用光源5を有する場合、第1の計測値表示部D1を発光表示させる前に表示パネルDPに所定情報を発光表示させてもよく、このように構成することにより、キースイッチSWオン時の視覚変化に斬新性や面白さまたはインパクトを与え、商品性を向上させることができる。 【0051】また本実施形態では、第2〜第4の計測値表示部D2〜D4を発光表示を停止した後、第1の計測値表示部D1の発光表示を停止することにより、外側から中央に向けて順番に発光表示が停止される(消灯する)ため、キースイッチSWオフ時の視覚変化に斬新性や面白さまたはインパクトを与え、商品性を向上させることができる。この場合も中央に位置する計測値表示部D1と外側(両側)に位置する計測値表示部D2〜D4の数は任意であり、外から中央へ向かうに従って発光表示が停止することができれば、計測値表示部D1〜D4の配置レイアウト(縦、横、斜め方向及び奥行き方向)も任意である。 【0052】また本実施形態では、第1の計測値表示部D1内に表示パネルDPが配置され、この表示パネルDPの背後にパネル用光源5を備える場合、第1の計測値表示部D1の次に表示パネルDPの発光表示を停止することにより、キースイッチSWオフ時の視覚変化に斬新性や面白さ、インパクトを与え、商品性を向上させることができる。 【0053】なお本実施形態では、見返しパネル8の開口窓81〜83単位で点灯時には表示パネルDP→第1の計測値表示部D1→第2〜第4の計測値表示部D2〜D4の順で発光表示させ、消灯時にはこれとは逆に第2〜第4の計測値表示部D2〜D4→第1の計測値表示部D1→表示パネルDPの順で発光表示を停止する例を示したが、表示パネルDPも含めた各計測値表示部D1〜D4の発光表示順序は任意であり、少なくとも2つの計測値表示部D1〜D4(ブロック単位でもよい)が所定の順序で発光もしくは非発光状となればよく、例えば図1中最も左側の計測値表示部D2から発光表示を開始し、その次に第1の計測値表示部D1を発光表示させ、その次に第3の計測値表示部D3を発光表示させ、その次に第4の計測値表示部D4を発光表示させ、最後に表示パネルDPを発光表示させてもよく、これとは逆の順序で発光表示させてもよい。また前記順序で発光表示の停止を行うこともできる。さらに各計測値表示部D1〜D4の発光開始・停止順序は、上記のように各計測値表示部D1〜D4の配置に基づく順序の他、それらの種別に応じて順序づけを行ってもよく、例えば計測値変化の激しいスピードメータからなる計測値表示部D1とタコメータからなる計測値表示部D2の発光開始または発光停止後に、これら計器表示部D1,D2ほど計測値変化が激しくないフューエルメータからなる第3の計測値表示部D3とテンプメータからなる第4の計測値表示部D4の発光開始または発光停止を行ってもよく、その逆の順序で発光開始または発光停止を行ってもよい。 【0054】また本実施形態では、第1〜第4の表示板用光源群41〜44が計測値表示部D1〜D4毎または計測値表示部D1〜D4のブロック毎に一斉に点灯する例を示したが、第1〜第4の表示板用光源群41〜44の中で個々の光源を順序付けて点灯または消灯させてもよいし、個々の光源をブロック分けし、各ブロック毎に順序付けして点灯または消灯してもよい。 【0055】なお本発明の第2の実施形態として図示しないが、前記第1の実施形態の表示パネル2に替えて、例えば電気信号に応じて駆動される液晶パネルからなる受光型表示パネルを採用し、この受光型表示パネルにて指標部D11〜D41を表示するようにし、またこれを光源にて照明するようにしてもよい。なおこのような受光型表示パネルを採用する場合、指針1の採用は任意であり、受光型表示パネルだけで異なる種類の計測値(例えば車速、エンジン回転数、残燃料、水温)を表示するよう構成してもよい。 【0056】また本発明の第3の実施形態として図示しないが、前記第2の実施形態の受光型表示パネルに替えて、例えば蛍光表示管(VFD)や有機ELパネル(OELD)からなる自発光型表示パネルを採用してもよい。この場合、計測値表示部D1〜D4を照明する光源は不要である。 【0057】なお前記のように受光型表示パネルや自発光型表示パネルを採用する場合、それに形成される計測値表示部D1〜D4は、単一もしくは複数の受光型表示パネルまたは自発光型表示パネルで構成できる。 【0058】また本発明の第4の実施形態として図示しないが、キースイッチSWに替えて車両の前照灯をオン・オフするライトスイッチを採用してもよい。 【0059】 【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、所期の目的を達成することができ、スイッチオン時またはスイッチオフ時の視覚変化を工夫し、商品性を高め得る車両用計器装置を提供することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000231512 【氏名又は名称】日本精機株式会社 【住所又は居所】新潟県長岡市東蔵王2丁目2番34号
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| 【出願日】 |
平成13年12月27日(2001.12.27) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−191771(P2003−191771A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月9日(2003.7.9) |
| 【出願番号】 |
特願2001−395598(P2001−395598) |
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