| 【発明の名称】 |
ハイブリッド車両用駆動装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】本池 一利 【住所又は居所】愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動車 株式会社内
【氏名】多賀 豊 【住所又は居所】愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動車 株式会社内
【氏名】小嶋 昌洋 【住所又は居所】愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動車 株式会社内
【氏名】足立 昌俊 【住所又は居所】愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動車 株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】カバーの取付けにともない駆動ケースの外径が大きくなるのを抑制して車両への搭載性を向上させる。
【解決手段】ハイブリッド車両用の駆動装置14では、第1モータジェネレータ(MG1)及び第2モータジェネレータが、エンジンから遠ざかるにつれて細くなる外形形状を有する駆動ケース21内に組込まれる。駆動ケース21の第1ケース23は、エンジンに固定される第1本体部23aと、その内部に形成されてMG1を収容する第1収容部23bとを備える。第2ケース24は、第2モータジェネレータを収容した状態で第1本体部23aに接合される。第1本体部23a内のMG1よりもエンジン側には、MG1を覆う第1カバー29が配置される。第1カバー29は、その外縁部に設けられた第1フランジ29aにおいて、第1ボルト30によって第1収容部23bに締結される。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】エンジンを動力源の一部とするとともに、電動機あるいは発電機として機能するモータジェネレータを前記動力源の一部とするハイブリッド車両に用いられ、前記エンジンから遠ざかるにつれて細くなる外形形状を有する駆動ケース内に前記モータジェネレータを組込んだハイブリッド車両用駆動装置であり、前記駆動ケースの一部を構成するものであり、前記エンジンに固定される第1本体部を備えるとともに、前記第1本体部内に形成されて前記モータジェネレータを収容する第1収容部を備える第1ケースと、前記駆動ケースの一部を構成し、かつ前記第1本体部に接合される第2ケースと、前記第1本体部内の前記モータジェネレータよりも前記エンジン側に配置されて前記モータジェネレータを覆うカバーと、前記カバーの外縁部に設けられたフランジを前記第1収容部に取付ける取付け手段とを備えることを特徴とするハイブリッド車両用駆動装置。 【請求項2】前記第2ケースは、前記第1本体部に接合される第2本体部と、前記第2本体部内に形成され、かつ電動機あるいは発電機として機能する第2モータジェネレータを収容する第2収容部とを備えており、さらに、前記第2本体部内の前記第2モータジェネレータよりも前記エンジン側には、前記第2モータジェネレータを覆う第2カバーが配置され、前記第2カバーの外縁部に設けられた第2フランジが第2取付け手段により前記第2収容部に取付けられている請求項1に記載のハイブリッド車両用駆動装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンと電動機という特性の異なる2種類の動力源を備え、状況に応じ駆動力を最適に組合わせて走行するようにしたハイブリッド車両に採用して好適なハイブリッド車両用駆動装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、エンジンと電動機という特性の異なる2種類の動力源を備えたハイブリッド車両が開発・実用化されている。このハイブリッド車両では、前述した2種類の動力源の駆動力を状況に応じて最適に組合わせることで、各動力源の長所を活かし短所を補うようにしている。このため、車両の動力性能を十分に確保しつつ、燃料消費率やエミッション性能の大幅な改善を図ることができる。 【0003】このようなハイブリッド車両に採用される駆動装置としては、従来から種々提案されている。その1つに、第1モータジェネレータ(MG1)、動力分割機構及び第2モータジェネレータ(MG2)を備えたものがある。MG1は主に発電機として機能する。動力分割機構は、エンジンで発生する動力をMG1及び駆動輪に分割する。MG2は主に電動機として機能し、エンジンの動力とは別に駆動輪を駆動するための補助動力を発生する。 【0004】この駆動装置では、動力分割機構によって分割された動力の一方が機械的に駆動輪に伝達されて、その駆動輪が回転される。また、分割された動力の他方がMG1に伝達される。この伝達に応じてMG1が発電機として機能し、発電された電力がMG2に供給される。この供給に応じてMG2が電動機として機能すると、そのMG2で発生した動力が、前述した動力分割機構によって分割された一方の動力に加わり、エンジンの出力がアシストされる。 【0005】また、例えば特開平9−226393号公報には、ハイブリッド車両用駆動装置における各構成部品の配置(レイアウト)に関する技術が記載されている。この技術では、駆動装置の外側(外殻)部分を占める駆動ケースが、第1ケース、第2ケース及び第3ケースに分割されている。第1ケースは、エンジンに固定される第1本体部と、その内側に形成されてMG1を収容する第1収容部とを備えている。第2ケースは第1ケースに接合される第2本体部と、その内側に形成されて動力分割機構を収容する第2収容部とを備えている。第3ケースは、MG2を収容した状態で第2ケースに接合されている。 【0006】さらに、第1収容部の第2ケース側端部には、MG1を覆うカバーが取付けられている。詳しくは、カバーの外縁部にはフランジが形成され、このフランジが第1収容部の第2ケース側端部に重ねられる。そして、フランジに挿通されたボルトが第1収容部にねじ込まれることによって、カバーが第1ケースに締結されている。 【0007】ところで、車両の一形態として、フロントエンジンリヤドライブ(FR)式の駆動方式を有し、かつトルクコンバータ及び変速機構を備えた自動変速機を搭載したものがある。この車両では、床に設けられた自動変速機搭載用スペースが、フロントエンジンフロントドライブ(FF)式の駆動方式の車両における搭載用スペースに比べて狭い。このような制約の下で、一般にエンジンから遠ざかるにつれて細くなる外形形状を有する自動変速機が、この外形形状と同様の形状のフロアトンネル内に配置される。 【0008】ここで、前記フロアトンネルを利用して、自動変速機に代えて前述した駆動装置を配置することができれば、共通のフロアトンネルに、自動変速機もハイブリッド車両用駆動装置も搭載することが可能となる。この場合、駆動装置をフロアトンネルに搭載するには、駆動ケースの外形形状を自動変速機の外形形状と同様にすることが要求される。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】ところが、前述したように、第1ケースにカバーを取付けると、取付けない場合に比べ、以下のようにして第1ケースが径方向に大きくなる。カバーを用いない場合、第1ケースのうち径方向の大きさ(外径)に実質的に関与するのは、(a)第1本体部の厚みのみである。これに対し、第1収容部の端部にカバーを取付けると、前記(a)に加え、(b)カバーのフランジの幅と、(c)フランジ及び第1本体部内面の隙間、が径方向の大きさに関与する。従って、カバーを用い、これを第1ケースに確実に取付けようとすると、前記(b),(c)よりも広い空間が必要となる。 【0010】この点、前記公報に記載されている駆動装置におけるカバーの配置箇所は、第1収容部の第2ケース側端部である。この部分は、第1ケースの中でも第1本体部の外径が最も小さな箇所であり、第1収容部内面と第1本体部内面との間隔が小さい。そのため、前述した(b),(c)よりも広い空間を確保しようとすると、その箇所での第1本体部の外径を拡大せざるを得ない。その結果、第1ケースの外径が大きくなり、それにともなって駆動ケース全体が大型となり、車両への搭載性が低下する。場合によっては、前記自動変速機用のフロアトンネルに駆動装置を搭載することが困難になるケースも起り得る。 【0011】本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、カバーの取付けにともない駆動ケースの外径が大きくなるのを抑制して車両への搭載性を向上させることのできるハイブリッド車両用駆動装置を提供することにある。 【0012】 【課題を解決するための手段】以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。請求項1に記載の発明では、エンジンを動力源の一部とするとともに、電動機あるいは発電機として機能するモータジェネレータを前記動力源の一部とするハイブリッド車両に用いられ、前記エンジンから遠ざかるにつれて細くなる外形形状を有する駆動ケース内に前記モータジェネレータを組込んだハイブリッド車両用駆動装置であり、前記駆動ケースの一部を構成するものであり、前記エンジンに固定される第1本体部を備えるとともに、前記第1本体部内に形成されて前記モータジェネレータを収容する第1収容部を備える第1ケースと、前記駆動ケースの一部を構成し、かつ前記第1本体部に接合される第2ケースと、前記第1本体部内の前記モータジェネレータよりも前記エンジン側に配置されて前記モータジェネレータを覆うカバーと、前記カバーの外縁部に設けられたフランジを前記第1収容部に取付ける取付け手段とを備えている。 【0013】上記の構成によれば、駆動装置では、モータジェネレータが組込まれる駆動ケースが、エンジンから遠ざかるにつれて細くなる外形形状を有している。駆動ケースの一部を構成する第1ケースは、その外側部分(外殻)を占める第1本体部においてエンジンに固定される。モータジェネレータは、第1本体部内に形成された第1収容部に収容される。また、第1ケースとともに駆動ケースの一部を構成する第2ケースは第1本体部に接合される。 【0014】ところで、第1本体部内にはカバーが配置されており、このカバーによってモータジェネレータが覆われる。カバーは、その外縁部に設けられたフランジにおいて、取付け手段によって第1収容部に取付けられる。ここで、カバーが用いられない場合の第1ケースの径方向の大きさ(外径)を基準とする。この場合、第1ケースの外径に実質的に関与するのは、(a)第1本体部の厚みのみである。これに対し、カバーを用いた場合には、前記の(a)に加え、(b)カバーのフランジの幅、(c)フランジと第1本体部内面との隙間、が第1ケースの外径に関与する。 【0015】この点、請求項1に記載の発明では、カバーが、第1本体部内のモータジェネレータよりもエンジン側に配置されている。この箇所での第1本体部の外径は、第1本体部の全外径の中でも比較的大きい。特に、第1収容部のエンジン側端部に対応する箇所での第1本体部の外径は、反エンジン側端部に対応する箇所での第1本体部の外径よりも確実に大きい。第1収容部内面と第1本体部内面との間隔の大小関係についても前記と同様である。そのため、前記間隔が、前述した(b),(c)の和よりも大きくなりやすく、この場合には、第1本体部を径方向外方へ拡げなくても、カバーを第1本体部内に配置して、取付け手段によって第1収容部に取付けることが可能となる。 【0016】このように、カバーの取付けにともない第1ケースの外径が大きくなるのを抑制し、エンジンから遠ざかるにつれて細くなるという駆動ケースの外形形状を維持することが可能となる。この外形形状は、フロントエンジンリヤドライブ(FR)式の駆動方式を有する車両に搭載され、かつトルクコンバータ及び変速機構を備えた自動変速機の外形形状と同様である。このため、自動変速機が配置されるフロアトンネルに、この自動変速機に代えて駆動装置を配置することが可能となり、駆動装置の車両への搭載性が向上する。 【0017】請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明において、前記第2ケースは、前記第1本体部に接合される第2本体部と、前記第2本体部内に形成され、かつ電動機あるいは発電機として機能する第2モータジェネレータを収容する第2収容部とを備えており、さらに、前記第2本体部内の前記第2モータジェネレータよりも前記エンジン側には、前記第2モータジェネレータを覆う第2カバーが配置され、前記第2カバーの外縁部に設けられた第2フランジが第2取付け手段により前記第2収容部に取付けられているとする。 【0018】上記の構成によれば、駆動装置では、第1ケースとともに駆動ケースの一部を構成する第2ケースが、その外側部分(外殻)を占める第2本体部において第1本体部に接合される。第2モータジェネレータは第2本体部内に形成された第2収容部に収容される。 【0019】ところで、第2本体部内には第2モータジェネレータを覆う第2カバーが配置される。第2カバーは、その外縁部に設けられた第2フランジにおいて、第2取付け手段によって第2収容部に取付けられる。ここで、第2カバーが用いられない場合の第2ケースの径方向の大きさ(外径)を基準とする。この場合、第2ケースの外径に実質的に関与するのは、(d)第2本体部の厚みのみである。これに対し、第2カバーを用いた場合には、前記の(d)に加え、(e)第2カバーの第2フランジの幅、(f)第2フランジと第2本体部内面との隙間、が第2ケースの外径に関与する。 【0020】この点、請求項2に記載の発明では、第2カバーが、第2本体部内の第2モータジェネレータよりもエンジン側に配置されている。この箇所での第2本体部の外径は、第2本体部の全外径の中でも比較的大きい。特に、第2収容部のエンジン側端部に対応する箇所での第2本体部の外径は、反エンジン側端部に対応する箇所での第2本体部の外径よりも確実に大きい。第2収容部内面と第2本体部内面との間隔の大小関係についても前記と同様である。そのため、前記間隔が前述した(e),(f)の和よりも大きくなりやすく、この場合には、第2本体部を径方向外方に拡げなくても、第2カバーを第2本体部内に配置して、第2取付け手段によって第2収容部に取付けることが可能となる。このように、第2カバーの取付けにともない第2ケースの外径が大きくなるのを抑制することができ、駆動装置の車両への搭載性が一層向上する。 【0021】 【発明の実施の形態】以下、本発明を、フロントエンジンリヤドライブ(FR)式の駆動方式を有するハイブリッド車両に具体化した一実施形態について、図面に従って説明する。図1は、ハイブリッド車両11を下方から見た概略構成を示している。ここでのハイブリッド車両11は、エンジン12及び電動機という特性の異なる2種類の動力源を備え、状況に応じ駆動力を最適に組合わせて駆動輪13に伝達して走行するタイプの車両である。なお、図1においては左方がハイブリッド車両11の進行方向前方であり、右方が進行方向後方である。 【0022】エンジン12と駆動輪13との間には、駆動装置14、プロペラシャフト15、ディファレンシャル16、一対のアクスルシャフト17等が設けられている。駆動装置14の詳細については後述する。プロペラシャフト15は、駆動装置14の出力をディファレンシャル16に伝える軸である。ディファレンシャル16は、プロペラシャフト15からの動力を両アクスルシャフト17に分けて伝える差動装置である。各アクスルシャフト17は、ディファレンシャル16によって分けられた動力を駆動輪13に伝える軸である。 【0023】これらの各構成部品のうち、駆動装置14及びプロペラシャフト15は、ハイブリッド車両11のフロア(床部)18に設けられたフロアトンネル19内に配置されている。フロアトンネル19において駆動装置14が配置される部分では、エンジン12に近い箇所で最も幅が広く、エンジン12から遠ざかるにつれて幅が狭くなっている。このようにFR式の駆動方式を有する車両では、フロアトンネル19の内部空間が駆動装置14及びプロペラシャフト15の搭載のためのスペースとなっている。このスペースは、フロントエンジンフロントドライブ(FF)式等の他の駆動方式を有する車両における搭載スペースよりも狭い。 【0024】図2に示すように、駆動装置14の駆動ケース21は、第1ケース23及び第2ケース24からなるコアケース22と、第3ケース25とによって構成されている。これらのケース23〜25は、エンジン12の出力軸であるクランク軸47の軸線Lに沿って、エンジン12に近い側(図2の左側)から遠ざかる側(図2の右側)に向けて、上記の順に配置されている。 【0025】図3に示すように第1ケース23は、その外側(外殻)部分を占める第1本体部23aと、第1本体部23aの内部に一体に形成された第1収容部23bとを備えている。第1本体部23aは略筒状の外形形状を有しており、そのエンジン12側の端部において、ボルト等の締結部品(図示略)によってエンジン12に締結されている。第1本体部23aの径(外径及び内径)はエンジン12側の端部において最も大きく、その端部から軸方向中央部分にかけては、エンジン12から離れるに従い徐々に小さくなっている。なお、第1本体部23aの駆動輪側端部での径は、軸方向中央部分の径よりも若干大きくなっている。これは、後述する第1ケーブル63の取付けスペースを確保したためである。 【0026】第1収容部23bは有底の略円筒状をなしており、その内径はどの箇所でも略同じである。第1収容部23bのエンジン側端部は、第1本体部23aのエンジン側端部よりも内方(駆動輪13側)へ入り込んでいる。また、第1収容部23bの駆動輪側端部は、第1本体部23aの駆動輪側端部よりも内方(エンジン12側)へ若干入り込んでいる。第1収容部23bの底部は、その第1収容部23bの駆動輪側端部において、軸線Lに対し略直交するように形成された第1支持壁31によって構成されている。 【0027】図4及び図5に示すように、第2ケース24は、その外側(外殻)部分を占める第2本体部24aと、第2本体部24aの内部に一体に形成された第2収容部24bとを備えている。第2本体部24aは略筒状の外形形状を有しており、そのエンジン側端部において、ボルト等の締結部品(図示略)によって第1本体部23aに締結されている。第2本体部24aの径(外径及び内径)は、エンジン側端部において最も大きい。この径は、第2本体部24aにおいてエンジン側端部から軸方向中央部分にかけては、エンジン12から離れるに従い徐々に小さくなっている。 【0028】第2収容部24bは、前述した第1収容部23bよりも若干小径で有底の略円筒状に形成されている。第2収容部24bの内径はどの箇所でも略同じである。第2収容部24bのエンジン側端部は、第2本体部24aのエンジン側端部よりも内方(駆動輪13側)へ入り込んでいる。また、第2収容部24bの駆動輪側端部は、軸線Lについて第2本体部24aの駆動輪側端部と略同じ箇所に位置している。第2収容部24bの底部は、その第2収容部24bの駆動輪側端部において、前記軸線Lに対し略直交するように形成された第2支持壁38によって構成されている。 【0029】図5に示すように、第3ケース25は、エンジン12から遠ざかるにつれて径(外径及び内径)が小さくなる先細り形状を呈している。第3ケース25は、そのエンジン側端部において、ボルト等の締結部品26によって第2ケース24に締結されている。 【0030】このように第1〜第3ケース23〜25によって構成された駆動ケース21は、エンジン12から遠ざかるにつれて細くなる外形形状を有している。この外形形状は、FR式の駆動方式を有する車両に搭載され、かつ流体式のトルクコンバータ及び変速機構を備えた一般的な自動変速機の外形形状と同様である。 【0031】図2に示すように、駆動ケース21内には第1モータジェネレータ(以下「MG1」という)、動力分割機構27、第2モータジェネレータ(以下「MG2」という)及び減速機構28が組込まれている。これら各部MG1,27,MG2,28は、前記軸線L上において、エンジン12に近い側から遠ざかる側へ向けて、この順に配置されている。MG1,MG2は、電動機あるいは発電機として機能し、かつそれらの機能が状況に応じて切替え可能な電動機、例えば交流同期電動機によって構成されている。ただし、ハイブリッド車両11の通常の走行時には、MG1はエンジン12の動力により発電を行う発電機としての役割を主に担う。また、MG2はエンジン12の補助動力を発生する電動機としての役割を主に担う。別の表現をすると、MG2は電動機として機能する場合、エンジン12の補助動力源としてエンジン12の動力を必要に応じてアシスト(補助)し、駆動力を高める。 【0032】次に、これらMG1,MG2について説明する。図3に示すように、第1ケース23内において第1収容部23bよりもエンジン12側には、軸線Lに略直交した状態で第1カバー29が配置されている。第1カバー29は、第1収容部23bのエンジン側開放端を塞ぎ得る大きさを有している。第1カバー29の外縁部には第1フランジ29aが形成されている。第1カバー29は、第1フランジ29aにおいて、第1収容部23bのエンジン側端部に重ねられている。そして、複数本(図3では1本のみ図示)の第1ボルト30が第1取付け手段として、エンジン12側から第1フランジ29aに挿通され、第1収容部23bにねじ込まれている。このようにして、第1カバー29が第1ケース23に締結された状態では、第1収容部23b及び第1カバー29によって、MG1等を収容するための密閉空間が形成される。 【0033】ここで、第1ボルト30の挿通孔を形成したり、所定の強度を確保したりするうえでは、第1フランジ29aにはある程度の幅(径方向の厚み)w1が必要となる。また、第1ボルト30を締付けたり緩めたりするうえでは、第1フランジ29aと第1本体部23aの内面との間にある程度の隙間が必要となる。説明の便宜上、この隙間を以下「隙間g1」という。この点に関し、本実施形態では、駆動輪側端部における第1収容部23bの内面と、その箇所に対応する第1本体部23aの内面との間隔D1が、前記幅w1と前記隙間g1の和よりも小さい。しかし、エンジン側端部における第1収容部23bの内面と、その箇所に対応する第1本体部23aの内面との間隔D1は、前記幅w1と前記隙間g1の和よりも大きくなっている。これは、第1収容部23bの内径がどの箇所でも略一定であるのに対し、第1本体部23aの径がエンジン12から遠ざかるにつれて小さくなるからである。そして、第1カバー29が第1ケース23に締結された状態では、第1フランジ29aと第1本体部23aの内面との間に隙間が生じている。 【0034】MG1は、第1ステータ(固定子)32及び第1ロータ(回転子)33を備えている。第1ステータ32は、第1収容部23bの内面近傍に配置され、ボルト等の締結部品34によって第1支持壁31に締結されている。また、第1ロータ33は、第1カバー29の中心部分及び第1支持壁31の中心部分に対し、それぞれ軸受35によって回転可能に支持されている。そして、前記のように第1ケース23内に組込まれたMG1では、第1ステータ32のステータコイル36への通電により第1ロータ33が回転する。 【0035】図4及び図5に示すように、第2ケース24内において第2収容部24bよりもエンジン12側には、軸線Lに略直交した状態で第2カバー37が配置されている。第2カバー37は、第2収容部24bのエンジン側開放端を塞ぎ得る大きさを有している。第2カバー37の外縁部には第2フランジ37aが形成されている。第2カバー37は、第2フランジ37aにおいて、第2収容部24bのエンジン側端部に重ねられている。そして、複数本(図4では1本のみ図示)の第2ボルト40が、第2取付け手段として、エンジン12側から第2フランジ37aに挿通され、第2収容部24bにねじ込まれている。このようにして、第2カバー37が第2ケース24に締結された状態では、第2収容部24b及び第2カバー37によって、MG2等を収容するための密閉空間が形成される。 【0036】ここで、第2ボルト40の挿通孔を形成したり、所定の強度を確保したりするうえでは、第2フランジ37aにはある程度の幅(径方向の厚み)w2が必要となる。また、第2ボルト40を締付けたり緩めたりするうえでは、第2フランジ37aと第2本体部24aの内面との間にある程度の隙間が必要となる。説明の便宜上、この隙間を以下「隙間g2」という。この点に関し、本実施形態では、駆動輪側端部における第2収容部24bの内面と、その箇所に対応する第2本体部24aの内面との間隔D2は、前記幅w2と前記隙間g2の和よりも小さい。しかし、エンジン側端部における第2収容部24bの内面と、その箇所に対応する第2本体部24aの内面との間隔D2は、前記和よりも大きくなっている。これは、前述した第1ケース23と同様に、第2収容部24bの内径がどの箇所でも略一定であるのに対し、第2本体部24aの径はエンジン12から遠ざかるにつれて小さくなるからである。そして、第2カバー37が前記のように第2ケース24に締結された状態では、第2フランジ37aと第2本体部24aの内面との間に隙間が生じている。 【0037】MG2は、第2ステータ(固定子)39及び第2ロータ(回転子)41を備えている。第2ステータ39は、MG1の第1ステータ32に比べ若干外径が小さく、かつ長さが長い。第2ステータ39は第2収容部24bの内面近傍に配置され、ボルト等の締結部品42によって第2支持壁38に締結されている。また、第2ロータ41は、MG1の第1ロータ33に比べ若干外径が小さく、かつ長さが長い。第2ロータ41は、第2カバー37の中心部分及び第2支持壁38の中心部分に対しそれぞれ軸受43によって回転可能に支持されている。そして、前記のように第2ケース24内に組込まれたMG2では、第2ステータ39のステータコイル44への通電により第2ロータ41が回転する。 【0038】図3に示すように、第1カバー29、第1ロータ33及び第1支持壁31の各中心部分には入力軸45が相対回転可能に挿通されている。入力軸45は、トランスアクスルダンパ46を介して、エンジン12のクランク軸47に連結されている。同様に、図4及び図5に示すように、第2カバー37、第2ロータ41及び第2支持壁38の各中心部分には中間軸48が相対回転可能に挿通されている。一方、第3ケース25には、前記入力軸45及び中間軸48よりも太い出力軸49が挿通されており、この出力軸49が軸受51等によって第3ケース25に回転可能に支持されている。出力軸49は、前述したプロペラシャフト15、ディファレンシャル16、アクスルシャフト17等を介して駆動輪13に連結されている。中間軸48は、減速機構28を介して出力軸49に連結されている。 【0039】動力分割機構27は、エンジン12の動力を、駆動輪13を直接駆動するための車両駆動力と、MG1を作動させて発電を行わせるための発電駆動力とに適切に分割するための機構である。動力分割機構27は、コアケース22内において、MG1及びMG2間に配置されている。図4に示すように動力分割機構27は、互いに同一の軸心を有するサンギヤ52、リングギヤ53及びプラネタリキャリヤ54が回転可能に連結された遊星歯車機構によって構成されている。サンギヤ52は、入力軸45上においてMG1の第1ロータ33に一体回転可能に連結されている。リングギヤ53は、中間軸48のエンジン12側の端部に設けられている。プラネタリキャリヤ54は、入力軸45に一体回転可能に取付けられている。プラネタリキャリヤ54にはピニオンギヤ55が回転可能に軸支されている。ピニオンギヤ55はサンギヤ52及びリングギヤ53間に位置し、両ギヤ52,53に回転可能に噛み合わされている。 【0040】そして、このように構成された動力分割機構27では、エンジン12で発生して入力軸45に伝達された動力が、プラネタリキャリヤ54、ピニオンギヤ55及びサンギヤ52を介して第1ロータ33に伝達される。また、入力軸45に伝達された前記動力は、プラネタリキャリヤ54及びピニオンギヤ55を介してリングギヤ53(中間軸48)に伝達される。 【0041】図5に示すように減速機構28は、前述した動力分割機構27と同様に、サンギヤ56、リングギヤ57及びプラネタリキャリヤ58が回転可能に連結された遊星歯車機構によって構成されており、その全体が第3ケース25内に配置されている。サンギヤ56はMG2の第2ロータ41に一体回転可能に連結され、リングギヤ57は中間軸48及び出力軸49に一体回転可能に連結されている。プラネタリキャリヤ58は、第2ケース24の第2支持壁38に固定されている。プラネタリキャリヤ58にはピニオンギヤ59が回転可能に軸支されている。ピニオンギヤ59はサンギヤ56及びリングギヤ57間に位置し、両ギヤ56,57に回転(自転)可能に噛み合わされている。そして、このように構成された減速機構28では、第2ロータ41の回転がサンギヤ56、ピニオンギヤ59及びリングギヤ57を介して出力軸49に伝達される。この伝達の過程で減速が行われる。減速によりトルクの増した回転が出力軸49に加わり、エンジン12の駆動力が補助される。 【0042】図2に示すように、MG1及びMG2はともにインバータ61を介して高電圧バッテリ62に接続されている。インバータ61は高電圧バッテリ62の高電圧直流電流と、MG1,MG2の交流電流とを変換しながら電流を制御する装置である。MG1をインバータ61に電気的に接続するために第1ケーブル63が用いられている。また、MG2をインバータ61に電気的に接続するために第2ケーブル64が用いられている。詳しくは、図4に示すように、前記第1支持壁31には第1接続部65が設けられており、この第1接続部65において、MG1のステータコイル36と第1ケーブル63の第1接続端子68とが電気的に接続されている。同様に、第2カバー37には第2接続部66が設けられており、この第2接続部66において、MG2のステータコイル44と第2ケーブル64の第2接続端子71とが電気的に接続されている。 【0043】さらに、図2に示すように、第2カバー37の下部にはオイルポンプ72が取付けられている。オイルポンプ72は、駆動ケース21内における可動部分、例えば、入力軸45及び第1ロータ33間、中間軸48及び第2ロータ41間等、にオイルを供給する。また、第2ケース24の下部にはオイル溜め73が設けられており、オイルポンプ72に吸入されるオイルをろ過するオイルストレーナ74が、このオイル溜め73内に配置されている。 【0044】上記のように構成された駆動装置14は、ハイブリッド車両11の走行状況に応じて例えば次のように動作する。 <発進時、低速走行時>発進時、低速走行時等、駆動輪13の回転が低速かつ高負荷となってエンジン効率が低くなる領域では、エンジン12の作動が停止され、高電圧バッテリ62からMG2に電力が供給される。MG2の第2ロータ41が回転し、その回転が減速機構28のサンギヤ56、ピニオンギヤ59及びリングギヤ57を介して出力軸49に伝達される。出力軸49の回転はプロペラシャフト15等を通じて駆動輪13に伝達される。このようにMG2の動力のみによって駆動輪13が駆動される。このときMG1では第1ロータ33が空転する。 【0045】<通常走行時>通常走行時には、エンジン12が作動され、その動力が動力分割機構27によって2つの経路に分割された後、駆動輪13に伝達される。1つの経路は、入力軸45に入力された動力をピニオンギヤ55及びリングギヤ53に伝達する経路である。この経路に分割された動力は、中間軸48及びリングギヤ57を介して出力軸49に伝達される。もう1つの経路は、発電機を駆動して発電する経路である。詳しくは、入力軸45に入力された動力を、ピニオンギヤ55及びサンギヤ56を介してMG1の第1ロータ33に伝達する経路である。この動力伝達によって、MG1では第1ロータ33が回転して発電が行われる。発電された電力はMG2に供給され、同MG2がエンジン12の補助動力源として使用される。すなわち、MG2の第2ロータ41が回転し、その回転が減速機構28によって減速された後に出力軸49に伝達される。そして、両経路を通じて伝達されて、最終的に出力軸49から出力される動力によって駆動輪13が駆動されることとなる。 【0046】<高負荷時>高負荷時には、前述した通常走行時に加え、MG2に対し高電圧バッテリ62からも電力が供給される。このため、MG2による補助動力がさらに増大する。 【0047】<減速時、制動時>減速時や制動時には、駆動輪13の回転によってMG2が駆動される。MG2が発電機として機能し、回生発電が行われ、車両減速時の運動エネルギが電気エネルギに変換されて高電圧バッテリ62に回収(蓄電)される。 【0048】以上詳述した本実施形態によれば、以下の効果が得られる。 (1)第1ケース23の第1支持壁31及び第1カバー29は、第1ロータ33を回転可能に支持するほか、MG1等を収容するための密閉空間を形成する。また、第2ケース24の第2支持壁38及び第2カバー37は、第2ロータ41を回転可能に支持するほか、MG2等を収容するための密閉空間を形成する。このため、異物が第1収容部23b内や第2収容部24b内に侵入して、第1ロータ33や第2ロータ41の回転等についての作動不良を引起すのを抑制することができる。その結果、MG1,MG2は電動機あるいは発電機としての機能を良好に維持して、高い信頼性を得ることができる。 【0049】(2)第1カバー29を、第1本体部23a内のMG1よりもエンジン12側(第1収容部23bのエンジン側端部)に配置している。この箇所での第1本体部23aの径は、第1本体部23aの全箇所における径の中でも比較的大きく、特に、第1収容部23bの駆動輪側端部に対応する箇所での第1本体部23aの径に比べて確実に大きい。第1収容部23bの内面と第1本体部23aの内面との間隔D1の大小関係についても前記と同様である。そのため、間隔D1が、第1フランジ29aの幅w1と、第1フランジ29a及び第1本体部23a間の隙間g1との和よりも大きいことから、第1本体部23aを径方向外方に拡げなくても、第1カバー29を第1本体部23a内に配置し、第1ボルト30によって第1収容部23bに締結することができる。 【0050】このように、第1カバー29の取付けにともない第1ケース23の外径が大きくなるのを抑制することができ、エンジン12から遠ざかるにつれて細くなるという駆動ケース21の元々の外形形状を維持することが可能となる。この外形形状は、FR式の駆動方式を有する車両に搭載され、かつトルクコンバータ及び変速機構を備えた自動変速機の外形形状と同様である。このため、自動変速機が配置されるフロアトンネル19に、自動変速機に代えて駆動装置14を配置することが可能となり、駆動装置14の車両への搭載性が向上する。 【0051】(3)第1本体部23aの径はエンジン12に近づくにつれて大きくなる。これにともない、第1本体部23aの中でもエンジン12寄りの箇所に配置された第1カバー29、特に第1フランジ29aの周りには十分広いスペースが存在する。このため、第1カバー29の脱着に際し、第1ボルト30を緩めたりする締付けたり作業を容易に行うことができる。 【0052】(4)第2カバー37を、第2本体部24a内のMG2よりもエンジン12側(第2収容部24bのエンジン側端部)に配置している。この箇所での第2本体部24aの径は、第2本体部24aの全箇所における径の中でも比較的大きく、特に、第2収容部24bの駆動輪側端部に対応する箇所での第2本体部24aの径に比べて確実に大きい。第2収容部24bの内面と第2本体部24aの内面との間隔D2の大小関係についても前記と同様である。そのため、間隔D2が第2フランジ37aの幅w2と、第2フランジ37a及び第2本体部24a間の隙間g2との和よりも大きいことから、第2本体部24aを径方向外方に拡げなくても、第2カバー37を第2本体部24a内に配置し、第2ボルト40によって第2収容部24bに締結することができる。このように、第2カバー37の取付けにともない第2ケース24の外径が大きくなるのを抑制することができ、エンジン12から遠ざかるにつれて細くなるという駆動ケース21の外形形状を維持することが可能となる。従って、上記(2)の効果と相まって駆動装置14の車両への搭載性が一層向上する。 【0053】(5)第2本体部24aの径はエンジン12に近づくにつれて大きくなる。これにともない、第2本体部24aの中でもエンジン12寄りの箇所に配置された第2カバー37、特に第2フランジ37aの周りには広いスペースが存在する。このため、第2カバー37の脱着に際し、第2ボルト40を緩めたりする締付けたり作業を容易に行うことができる。 【0054】なお、本発明は次に示す別の実施形態に具体化することができる。 ・MG1,MG2は回生動作及び力行動作の双方が可能なものでもよく、またいずれか一方の動作が可能なものであってもよい。従って、前記実施形態で用いたタイプの交流同期電動機以外にも、VR型(可変リラクタンス型)同期電動機、バーニアモータ、直流電動機、誘導電動機、超電動モータ、ステップモータ等を用いることができる。 【0055】・本発明の駆動装置は、FR式に限らず、他の駆動方式、例えばFF式等の駆動方式を有するハイブリッド車両にも適用できる。 ・前記実施形態では、減速機構28のプラネタリキャリヤ58を固定したが、これに代えてリングギヤ57を第3ケース25等に固定してもよい。 【0056】・第1フランジ29aは第1カバー29の外縁部の全周にわたって形成されてもよいし、部分的に形成されてもよい。同様に、第2フランジ37aは第2カバー37の外縁部の全周にわたって形成されてもよいし、部分的に形成されてもよい。 【0057】その他、前記各実施形態から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに記載する。 (A)請求項1又は請求項2に記載のハイブリッド車両用駆動装置において、前記取付け手段は、前記フランジに挿通されて前記第1収容部にねじ込まれるボルトにより構成されている。 【0058】上記の構成によれば、第1カバーを第1ボルトにより第1収容部のエンジン側端部に確実に締結することができる。 (B)請求項2に記載のハイブリッド車両用駆動装置において、前記第2取付け手段は、前記第2フランジに挿通されて前記第2収容部にねじ込まれる第2ボルトにより構成されている。 【0059】上記の構成によれば、第2カバーを第2ボルトにより第2収容部のエンジン側端部に確実に締結することができる。 (C)請求項1、請求項2、上記(A)又は(B)に記載のハイブリッド車両用駆動装置において、前記第1収容部は筒状をなし、前記モータジェネレータを挟んでエンジンとは反対側の端部に、同端部を塞ぐ支持壁を備えている。 【0060】上記構成によれば、支持壁及びカバーによって第1収容部の両端部を塞ぎ、同第1収容部内に異物が侵入して、モータジェネレータの作動不良を引起すのを抑制することができる。 【0061】(D)請求項2又は上記(B)に記載のハイブリッド車両用駆動装置において、前記第2収容部は筒状をなし、前記第2モータジェネレータを挟んでエンジンとは反対側の端部に、同端部を塞ぐ第2支持壁を備えている。 【0062】上記構成によれば、第2支持壁及び第2カバーによって第2収容部の両端部を塞ぎ、同第2収容部内に異物が侵入して、第2モータジェネレータの作動不良を引起すのを抑制することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000003207 【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社 【住所又は居所】愛知県豊田市トヨタ町1番地
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| 【出願日】 |
平成13年12月26日(2001.12.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100068755 【弁理士】 【氏名又は名称】恩田 博宣 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−191759(P2003−191759A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月9日(2003.7.9) |
| 【出願番号】 |
特願2001−394460(P2001−394460) |
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