| 【発明の名称】 |
乗り物用サンバイザ |
| 【発明者】 |
【氏名】田口 清高 【住所又は居所】神奈川県高座郡寒川町宮山3316番地 河西工業株式会社寒川本社工場内
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| 【要約】 |
【課題】表皮材に皺や弛みが発生せず、亀裂も発生せず、製造原価の低減を図ることのできるサンバイザを提供する。
【解決手段】コア2を覆う表皮材3に平坦部4と落ち込み部5とが形成されてなるバイザ6と、該落ち0込み部5内に収納支持されてなるミラーユニット7とより構成されてなる乗り物用サンバイザ1において、表皮材3は、平坦部4と落ち込み部5の開口端8との間に張設されてなり、ミラーユニット7の周辺部材11には、前記張設されてなる表皮材3を押さえ込む突起12が形成されてなる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 コアを覆う表皮材に平坦部と落ち込み部とが形成されてなるバイザと、該落ち込み部内に収納支持されてなるユニット部材とより構成されてなる乗り物用サンバイザにおいて、前記表皮材は、前記平坦部と前記落ち込み部の開口端との間に張設されてなり、前記ユニット部材の周辺部材には、前記張設されてなる表皮材を押さえ込む突起が形成されてなることを特徴とする乗り物用サンバイザ。 【請求項2】 請求項1に記載の乗り物用サンバイザであって、前記突起の先端部は、円状に形成されてなることを特徴とする乗り物用サンバイザ。 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の乗り物用サンバイザであって、前記平坦部と前記落ち込み部とのコーナー部には、前記表皮材が撓み得る凹部が形成されてなることを特徴とする乗り物用サンバイザ。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、乗り物用サンバイザに関する。 【0002】 【従来の技術】従来の乗り物用サンバイザ30は、例えば、図7乃至図10に示すように、ポリプロピレンビーズの発泡体であるパッド31を覆うポリ塩化ビニル或いはクロスよりなる表皮材32に平坦部33と落ち込み部34とが形成されてなるバイザ35と、該落ち込み部34内に収納支持されてなるミラーユニット36とより構成されてなる。符号37は、車体、例えばフロントルーフレールに支持されてなる取付け部、同38は、前記サンバイザ30の一端部に保持され且つ前記取付け部37に回転自在に軸支されてなるロッド、同39は、サンバイザ30の他端部を車体、例えばフロントルーフレールに保持する保持部である(類似技術として、特開平8−337117号公報参照)。表皮材32は、図9に示すように、切り込み40を入れて、落ち込み部34内に入れ込んでいる。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従来のサンバイザ30にあっては、表皮材32の落ち込み部34でずれるおそれがあり、ずれた場合は、表皮材32が浮き上がり、皺・弛み41の原因となる。表皮材32のずれを防止するためには、切り込み40によるスリットを繋げなければならず、繋げると成形型が複雑になり、製造原価が高騰するばかりか、表皮材32の繋がっている部分にのみ張力が加わり、表皮材32がこじれてミラーユニット36の裏面と表皮材32との間に隙間42が生じてしまうおそれがある。 【0004】また、ミラーユニット36の周囲と、表皮材32の落ち込み部34とが、エッジで接触した状態で取り付けられていると、ミラーユニット36の周囲の端末部によって表皮材32が擦れて切れてしまうおそれがある。 【0005】本発明は、このような従来技術の問題点を改善するべくなされたもので、表皮材に皺や弛みが発生せず、亀裂も発生せず、製造原価の低減を図ることのできるサンバイザを提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、コアを覆う表皮材に平坦部と落ち込み部とが形成されてなるバイザと、該落ち込み部内に収納支持されてなるユニット部材とより構成されてなる乗り物用サンバイザにおいて、前記表皮材は、前記平坦部と前記落ち込み部の開口端との間に張設されてなり、前記ユニット部材の周辺部材には、前記張設されてなる表皮材を押さえ込む突起が形成されてなる。 【0007】請求項1記載の発明によれば、平坦部と落ち込み部の開口端との間に張設されてなる表皮材をユニット部材の周辺部材の突起によって押さえ込むことで、表皮材に皺や弛みが発生せず、製造原価の低減を図ることができる。 【0008】請求項2記載の発明は、請求項1項記載のサンバイザであって、前記突起の先端部は、円状に形成されてなる。 【0009】請求項2記載の発明によれば、突起の先端部と表皮材とが擦れても、突起の先端部が円状なので、表皮材に亀裂が生じるおそれがない。 【0010】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の乗り物用サンバイザであって、前記平坦部と前記落ち込み部とのコーナー部には、前記表皮材が撓み得る凹部が形成されてなる。 【0011】請求項3記載の発明によれば、突起によって押さえ込まれた時に、凹部で表皮材が撓むことができる。 【0012】 【発明の実施の形態】図1乃至図5に基づいて、本発明の一実施形態を説明する。 【0013】符号1は、乗り物用サンバイザで、該乗り物用サンバイザ1は、ポリプロピレンビーズの発泡体である「コア」としてのパッド2を覆うポリ塩化ビニル或いはクロスよりなる表皮材3に平坦部4と落ち込み部5とが形成されてなるバイザ6と、該落ち込み部5内に収納支持されてなる「ユニット部材」としてのミラーユニット7とより構成されてなる。符号37は、車体、例えばフロントルーフレールに支持されてなる取付け部、同38は、前記サンバイザ30の一端部に保持され且つ前記取付け部37に回転自在に軸支されてなるロッド、同39は、サンバイザ30の他端部を車体、例えばフロントルーフレールに保持する保持部である。表皮材3は、図1に示すように、切り込み40を入れて、落ち込み部5内に入れ込んでいる。 【0014】前記表皮材3は、前記平坦部4と前記落ち込み部5の開口端8との間の張設部9で張設されてなり、前記ミラーユニット7のケース10の周辺部材11には、前記表皮材3の張設部9を押さえ込む突起12が複数形成されてなるが、周辺部材11の全周に閉ループ状に形成されていても良い。符号13は、該ケース10内に配設されてなるミラー本体である。符号16は、該ミラー本体13を覆う位置(図2参照)と開成する位置とに開閉自在なるカバーである。 【0015】前記平坦部4と前記落ち込み部5とのコーナー部14には、前記表皮材3が撓み得る凹部15が形成されてなる。 【0016】次に、かかる実施形態の作用について説明する。 【0017】サンバイザ1の平坦部4と落ち込み部5の開口端8との間に張設されてなる表皮材3をミラーユニット7のケース10の周辺部材11の突起12によって押さえ込むことで、表皮材3に皺や弛みが発生せず、製造原価の低減を図ることができる。 【0018】また、突起12によって押さえ込まれた時に、凹部15で表皮材3が撓むことができる。 【0019】図6は、前記突起12の他の実施形態で、前記突起20の先端部は、円状に形成されてなるもので、かかる構成によれば、突起20の先端部と表皮材3とが擦れても、突起20の先端部が円状なので、表皮材3に亀裂が生じるおそれがない。 【0020】前記パッド2は、発泡体として説明したが、これに限定されるものではなく、合成樹脂による二枚貝(シェル)状のものであっても良い。また、ミラーユニット7として説明したが、これに限定されるものではなく、ナビゲーションシステムやコンピュータシステム、テッシュ入れなどのユニットでも良い。 【0021】 【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、平坦部と落ち込み部の開口端との間に張設されてなる表皮材をミラーユニットの周辺部材の突起によって押さえ込むことで、表皮材に皺や弛みが発生せず、製造原価の低減を図ることができる。 【0022】請求項2記載の発明によれば、突起の先端部と表皮材とが擦れても、突起の先端部が円状なので、表皮材に亀裂が生じるおそれがない。 【0023】請求項3記載の発明によれば、突起によって押さえ込まれた時に、凹部で表皮材が撓むことができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000124454 【氏名又は名称】河西工業株式会社 【住所又は居所】神奈川県高座郡寒川町宮山3316番地
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| 【出願日】 |
平成13年11月14日(2001.11.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083806 【弁理士】 【氏名又は名称】三好 秀和 (外7名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−146075(P2003−146075A) |
| 【公開日】 |
平成15年5月21日(2003.5.21) |
| 【出願番号】 |
特願2001−349241(P2001−349241) |
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