| 【発明の名称】 |
車両用空調装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】尾関 幸夫 【住所又は居所】東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソニックカンセイ株式会社内
【氏名】恩田 正治 【住所又は居所】東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソニックカンセイ株式会社内
【氏名】黒川 充博 【住所又は居所】東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソニックカンセイ株式会社内
【氏名】山上 通夫 【住所又は居所】東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソニックカンセイ株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】ユニットケース内の通風抵抗を低減して風量を増加させ、且つ送風漏れを防止する車両用空調装置を提供する。
【解決手段】空調ユニットのユニットケース11に車幅方向に沿って一列にベント吹出口31、31およびデフロスタ吹出口32が配設された車両用空調装置に、ベント吹出口31、31に通じるベント連通路41、41の開閉を行うベントドア21、21と、デフロスタ吹出口32に通じるデフロスタ連通路42の開閉を行うデフロスタドア22とを車両前後方向に別々に設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 空調ユニットのユニットケース(11)に車幅方向に沿って一列にベント吹出口(31、31)およびデフロスタ吹出口(32)が配設された車両用空調装置において、ベント吹出口(31、31)に通じるベント連通路(41、41)の開閉を行うベントドア(21、21)と、デフロスタ吹出口(32)に通じるデフロスタ連通路(42)の開閉を行うデフロスタドア(22)とを車両前後方向に別々に設けたことを特徴とする車両用空調装置。 【請求項2】 請求項1に記載の車両用空調装置において、前記デフロスタ吹出口(32)に配設され、デフロスタ送風出口(62a)に連通するデフロスタダクト(52a)とアッパベント送風出口(62b)に連通するアッパダクト(52b)とを具備したデフロスタダクト(52a)に、該デフロスタダクト(52a)と該アッパダクト(52b)との分岐部にダクトドア(53)を設けたことを特徴とする車両用空調装置。 【請求項3】 請求項2に記載の車両用空調装置において、前記ダクトドア(53)が前記ベントドア(21)と連動して前記デフロスタ送風出口(62a)と前記アッパベント送風出口(62b)の開閉を行うことを特徴とする車両用空調装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車両室内温度を調節する車両用空調装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の車両用空調装置としては、車室内前方から乗員上半身に向けて空気を吹き出すベント吹出口や、乗員の足下に向けて空気を吹き出すフット吹出口、さらに、フロントガラス内面に向けて空気を吹き出すデフロスタ吹出口が設けられている。 【0003】これら空気の吹出口を乗員の要求に応じて切替えるために車両用空調装置のユニットケース内部には、各吹出口の開閉を行うモード切替ドアが配設されている。そして、これらのモード切替ドアはリンク構造によってモード切替操作部と連結され、乗員がモード切替操作部を操作することで空気の吹出口が切替えられる構造になっている。 【0004】また、空調ユニットが組付けられるインストルメントパネル裏面側には、車両強度部材、計器類、オーディオ機器などが配設されているため、これらを回避するために、図10に示されるような、車両組付け状態でベント吹出口2a、2aとデフロスタ吹出口2bを車幅方向に一列に配設された空調ユニット1が使用されている。 【0005】このような空調ユニット1の各吹出口2a、2a、2bを切替えるモード切替ドア3には、ベント吹出口2a、2aに通じるベント連通路4a、4aを開閉するベントドア3a、3aとデフロスタ吹出口2bに通じるデフロスタ連通路4bを開閉するデフロスタドア3bが一体に形成された回転式のドアが使用されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のモード切替ドア3は、モード切替ドア3の先端部が円周壁内面5を摺動しながら送風通路を閉じる構造のため、モード切替ドア3を操作するために必要となる通路断面積よりも狭い絞り部6を設けなければならなかった。 【0007】これにより、大きな風量が必要とされるベントモード時にユニットケース1内の通風抵抗が増大し、十分な風量を確保することができないため、送風機の大型化、および騒音の増大化を招いていた。 【0008】また、モード切替ドアは、円周壁内面を摺動しながら回転するために十分な密閉を得ることができず、モード切替ドアの先端と円周壁内面の間から風が漏れていた。 【0009】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みてなされたもので、ユニットケース内の通風抵抗を低減して風量を増加させ、且つ送風漏れを防止する車両用空調装置を提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明にあっては、空調ユニットのユニットケースに車幅方向に沿って一列にベント吹出口およびデフロスタ吹出口が配設された車両用空調装置において、ベント吹出口に通じるベント連通路の開閉を行うベントドアと、デフロスタ吹出口に通じるデフロスタ連通路の開閉を行うデフロスタドアとを車両前後方向に別々に設けたことを特徴とする。 【0011】これにより、ベントドアとデフロスタドアを操作するためにベント連通路とデフロスタ連通路に絞り部を設ける必要が無くなるため、ユニットケース内部の通気抵抗を低減し、送風量を増加させることができる。 【0012】また、ベントドアとデフロスタドアが送風通路を隙間なく塞ぐことができるので、送風漏れをなくすことができる。 【0013】請求項2に記載の発明にあっては、請求項1に記載の車両用空調装置において、前記デフロスタ吹出口に配設され、デフロスタ送風出口に連通するデフロスタダクトとアッパベント送風出口に連通するアッパダクトとを具備したデフロスタダクトに、該デフロスタダクトと該アッパダクトとの分岐部にダクトドアを設けたことを特徴とする。 【0014】これにより、ベントモード時には、ベント吹出口とデフロスタ吹出口から車室内に送風することができるので、空調ユニット内の通路断面積が増加し、通気抵抗を低減することができる。 【0015】請求項3に記載の発明にあっては、請求項2に記載の車両用空調装置において、前記ダクトドアが前記ベントドアと連動して前記デフロスタ送風出口と前記アッパベント送風出口の開閉を行うことを特徴とする。 【0016】これにより、ベントモード時に、ベント送風出口から車室内に送風される空調風と、アッパベント送風出口から車室内に送風される空調風との温度特性を同一にすることができる。 【0017】 【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、ベントドアとデフロスタドアを操作するためにベント連通路とデフロスタ連通路に絞り部を設ける必要が無くなるため、通気抵抗を低減し、送風量を増加させることができる。 【0018】また、ベントドアとデフロスタドアが送風通路を隙間なく塞ぐことができるので、送風漏れをなくすことができる。 【0019】請求項2に記載の発明によれば、ベントモード時には、ベント吹出口とデフロスタ吹出口から車室内に送風することができるので、空調ユニット内の通路断面積が増加し、通気抵抗を低減することができる。 【0020】請求項3に記載の発明によれば、ベントモード時に、ベント送風出口から車室内に送風される空調風と、アッパベント送風出口から車室内に送風される空調風との温度特性を同一にすることができる。 【0021】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。図1、図2は本発明の車両用空調装置の第1実施形態を示している。 【0022】図1(a)は車両用空調装置10の空調ユニットの全体断面図、図1(b)は空調ユニットのベント吹出口31、31、およびデフロスタ吹出口32を示す要部斜視図である。図2(a)〜(d)は各送風モードにおける切替ドアの位置を示した図である。 【0023】本実施形態の車両用空調装置10のユニットケース11内には空気を冷却する冷却器14と空気を加熱する加熱器16が収納されている。 【0024】また、ユニットケース11には、ユニットケース11内に空気を導入する空気導入部12と、導入された空気を冷却器14に送風する送風空気導入路と、冷却器14を通過した空気を2つに分配するエアミックスドア15と、エアミックスドア15で分配されて加熱器16を通過する一方の空気が送風される加熱通路17と、この加熱された一方の空気とエアミックスドア15で加熱器16をバイパスした他方の空気とを混合する混合路18とが配設されている。 【0025】なお、空気導入部12からユニットケース11内に導入された空気は、フィルタ13でゴミが取除かれてから冷却器14に送風される。 【0026】混合路18の下流には、フット吹出口33を開閉するフットドア23の他に、図1(b)に示されるように、ベント連通路41、41と、デフロスタ連通路42が配設されている。なお、ベント連通路41、41とデフロスタ連通路42は、それぞれベント吹出口31、31と、デフロスタ吹出口32に通じている。 【0027】なお、ベント連通路41、41と、デフロスタ連通路42は、それぞれ空調ユニットケース幅Wと略同一の幅を有している。 【0028】デフロスタ吹出口32は、2つのベント吹出口31、31の間に挟まれた状態で車幅方向に一列に設けられている。 【0029】また、ユニットケース11を車両に搭載した状態で、デフロスタ連通路42入口は、ベント連通路41、41入口よりも前方に位置するよう設けられている。 【0030】さらに、デフロスタ連通路42入口にはデフロスタドア22が設けられ、ベント連通路41、41入口にはベントドア21、21が設けられ、フット吹出口33にはフットドア23が設けられており、混合路18に送風されて温度が均一になった空気を乗員の要求の応じて各吹出口に配風する。なお、デフロスタドア22とベントドア21、21は別体に、且つそれぞれの支承軸が平行になるよう設けられている。 【0031】デフロスタドア22とフットドア23は回動式の片持ちドアからなり、ベントドア21、21は回動式のバタフライドアからなっている。デフロスタドア22は、デフロスタ吹出口32よりも大きく設定され、ドア回動半径方向の寸法を小さくおさえている。好ましくは、デフロスタ連通路42と略同一幅を持たせることで、デフロスタドア22のドア回動半径を最小におさえることができるためユニットL寸法の小型化が可能である。 【0032】なお、ベント連通路41、41入口と、デフロスタ連通路42入口と、フット吹出口33と、各ドアの当接部には、シール材が設けられ、各ドア21、22、23が各連通路41、41、42の入口、およびフット吹出口33を閉じた際に空気が漏れないようになっている。 【0033】次に、各送風モードでの運転状態について説明する。 【0034】図2(a)には、ベントモードでの各ドア位置が示されている。 【0035】ベントモードでは、ベントドア21、21がベント連通路41、41入口を全開にし、デフロスタドア22がデフロスタ連通路42入口を全閉にし、フットドア23がフット吹出口33を全閉にするよう支持されている。 【0036】空気導入部12からユニットケース11内に導入され、混合路18に送風された空気は、ベント連通路41、41を通じてベント吹出口31、31から車室内に送風される。 【0037】図2(b)には、デフロスタモードでの各ドア位置が示されている。 【0038】デフロスタモードでは、デフロスタドア22がデフロスタ連通路42入口を全開にし、ベントドア21、21がベント連通路41、41入口を全閉にし、フットドア23がフット吹出口33を全閉にするよう支持されている。 【0039】空気導入部12からユニットケース11内に導入され、混合路18に送風された空気は、デフロスタ連通路42を通じてデフロスタ吹出口32から車室内に送風される。 【0040】図2(c)には、フットモードでの各ドア位置が示されている。 【0041】フットモードでは、フットドア23がフット吹出口33を全開にし、ベントドア21、21がベント連通路41、41入口を全閉にし、デフロスタドア22がデフロスタ連通路42入口を全閉にするよう支持されている。 【0042】空気導入部12からユニットケース11内に導入され、混合路18に送風された空気は、フット吹出口33から車室内に送風される。 【0043】図2(d)には、バイレベルモードでの各ドア位置が示されている。 【0044】バイレベルモードでは、ベントドア21、21がベント連通路41、41入口を半開にし、フットドア23がフット吹出口33を半開にし、デフロスタドア22がデフロスタ連通路42入口を全閉にするよう支持されている。 【0045】空気導入部12からユニットケース11内に導入され、混合路18に送風された空気は、ベント吹出口31、31とフット吹出口33から車室内に送風される。 【0046】これにより、ベントドア21、21とデフロスタドア22を操作するためにベント連通路41、41とデフロスタ連通路42に絞り部を設ける必要が無くなるため、ユニットケース11内部の通気抵抗を低減し、送風量を増加させることができる。 【0047】また、ベントドア21、21とデフロスタドア22が各連通路41、41、42を隙間なく塞ぐので、送風漏れをなくすことができる。 【0048】さらに、ベントドア21、21とデフロスタドア22を操作するために必要な空間を小さくすることができるので、ユニットケース11を小型化することができる。 【0049】図3、図4は、本発明の車両用空調装置の第2実施形態を示している。 【0050】図3(a)は車両用空調装置10′の空調ユニットの全体断面図、図3(b)は空調ユニットのベント吹出口31′、31′、およびデフロスタ吹出口32′を示す要部斜視図である。図4(a)〜(d)は各送風モードにおける切替ドアの位置を示した図である。 【0051】図1に示した第1実施形態と図3に示した第2実施形態との相違点は、第1実施形態ではユニットケース11を車両に搭載した状態で、デフロスタ連通路42入口は、ベント連通路41、41入口の前方になるよう配置されているが、第2実施形態ではベント連通路41′、41′入口が、デフロスタ連通路42′入口の前方になるよう配置されている点である。 【0052】なお、デフロスタ吹出口32′とベント吹出口31′、31′は、図3(b)に示されるように、ユニットケース11′を車両に搭載した状態で、車幅方向に一列に設けられ、ベント吹出口31′、31′の間にデフロスタ吹出口32′が配置されている。 【0053】次に、各送風モードでの運転状態について説明する。 【0054】図4(a)には、ベントモードでの各ドア位置が示されている。 【0055】ベントモードでは、ベントドア21′、21′がベント連通路41′、41′入口を全開にし、デフロスタドア22′がデフロスタ連通路42′入口を全閉にし、フットドア23′がフット吹出口33′を全閉にするよう支持されている。 【0056】空気導入部12′からユニットケース11′内に導入され、混合路18′に送風された空気は、ベント連通路41′、41′を通じてベント吹出口31′、31′から車室内に送風される。 【0057】図4(b)には、デフロスタモードでの各ドア位置が示されている。 【0058】デフロスタモードでは、デフロスタドア22′がデフロスタ連通路42′入口を全開にし、ベントドア21′、21′がベント連通路41′、41′入口を全閉にし、フットドア23′がフット吹出口33′を全閉にするよう支持されている。 【0059】空気導入部12′からユニットケース11′内に導入され、混合路18′に送風された空気は、デフロスタ連通路42′を通じてデフロスタ吹出口32′から車室内に送風される。 【0060】図4(c)には、フットモードでの各ドア位置が示されている。 【0061】フットモードでは、フットドア23′がフット吹出口33′を全開にし、ベントドア21′、21′がベント連通路41′、41′入口を全閉にし、デフロスタドア22′がデフロスタ連通路42′入口を全閉にするよう支持されている。 【0062】空気導入部12′からユニットケース11′内に導入され、混合路18′に送風された空気は、フット吹出口33′から車室内に送風される。 【0063】図4(d)には、バイレベルモードでの各ドア位置が示されている。 【0064】バイレベルモードでは、ベントドア21′、21′がベント連通路41′、41′入口を半開にし、フットドア23′がフット吹出口33′を半開にし、デフロスタドア22′がデフロスタ連通路42′入口を全閉にするよう支持されている。 【0065】空気導入部12′からユニットケース11′内に導入され、混合路18′に送風された空気は、ベント吹出口31′、31′とフット吹出口33′から車室内に送風される。 【0066】これにより、ベントドア21′、21′とデフロスタドア22′を操作するためにベント連通路41′、41′とデフロスタ連通路42′に絞り部を設ける必要が無くなるため、ユニットケース11′内部の通気抵抗を低減し、送風量を増加させることができる。 【0067】また、ベントドア21′、21′とデフロスタドア22′が各連通路41′、41′、42′を隙間なく塞ぐので、送風漏れをなくすことができる。 【0068】さらに、ベントドア21′、21′とデフロスタドア22′を操作するために必要な空間を小さくすることができるので、ユニットケース11′を小型化することができる。 【0069】図5〜図9は、本発明の車両用空調装置の第3実施形態を示している。 【0070】図5は、図1(a)に示される第1実施形態の空調ユニットを車両に搭載し、図6に示されるベントダクト51、51とデフロスタダクト52をベント吹出口31、31とデフロスタ吹出口32に組付けた状態を示している。 【0071】ベントダクト51、51は、ベント吹出口連結部51c、51cからサイドベント連通路41、41とセンタベント連通路41、41に分岐して、インストルメントパネル60に設けられたサイドベント送風出口61b、61bとセンタベント送風出口61a、61aに連結される。 【0072】また、デフロスタダクト52は、デフロスタ吹出口連結部52cからアッパベント連通路52b、52bとデフロスタ送風出口連通路52aに分岐して、インストルメントパネル60に設けられたアッパベント送風出口62bとデフロスタ送風出口62aに連結される。 【0073】アッパベント連通路52b、52bとデフロスタ送風出口連通路52aの分岐部にはダクトドア53が設けられ、ダクトドア53を操作することでデフロスタ送風出口62aとアッパベント送風出口62bからの送風を切替える。 【0074】なお、ダクトドア53とベントドア21、21はリンク機構(不図示)によって連係されており、ベントドア21、21が全開の状態では、ダクトドア53はアッパベント連通路52b、52bを全開にしつつデフロスタ送風出口連通路52aを全閉にするように支持されている。 【0075】また、ベントドア21、21が全閉の状態では、ダクトドア53はアッパベント連通路52b、52bを全閉にしつつデフロスタ送風出口連通路52aを全開にするように支持されている。 【0076】なお、ベント吹出口31、31とデフロスタ吹出口32、およびベントダクト51、51とデフロスタダクト52は、インストルメントパネル60裏面側に配設される様々な機器(不図示)を避けるように形成され、配設されている。 【0077】次に、各送風モードでの運転状態について説明する。 【0078】空気導入部12から混合路18までの経路は第1実施形態と同一なので説明を省略する。 【0079】図7〜図10は、図6に示されるA−A線に沿った空調ユニットの要部断面図である。 【0080】図7には、ベントモードでの各ドアの位置が示されている。 【0081】ベントモードでは、ベントドア21、21がベント連通路41、41入口を全開にし、デフロスタドア22がデフロスタ連通路42を全閉にするよう支持されている。なお、図外のフットドア23は、フット吹出口33を全閉にするよう支持されている。 【0082】混合路18に送風された空気は、ベント連通路41、41とベント吹出口31、31を通じてセンタベント連通路41、41とサイドベント連通路41、41に送風され、さらにセンタベント送風出口61a、61aとサイドベント送風出口61b、61bから車室内の乗員の上半身に送風される。なお、デフロスタ連通路42がデフロスタドア22によって閉じられているので、アッパベント連通路52b、52bには送風されない。 【0083】図8には、ベント・アッパベントモードでの各ドアの位置が示されている。 【0084】ベント・アッパベントモードでは、ベントドア21、21がベント連通路41、41入口を全開にし、デフロスタドア22がデフロスタ連通路42を全開にするよう支持されている。 【0085】また、ダクトドア53は、ベントドア21、21がベント連通路41、41の入口を全開にしているので、リンク機構によってアッパベント連通路52b、52bを全開にしつつ、デフロスタ送風出口連通路52aを全閉にするように支持されているなお、図外のフットドア23は、フット吹出口33を全閉にするよう支持されている。 【0086】混合路18に送風された空気の一部は、ベント連通路41、41とベント吹出口31、31を通じてセンタベント連通路41、41とサイドベント連通路41、41に送風され、さらにセンタベント送風出口61a、61aとサイドベント送風出口61b、61bから車室内の乗員の上半身に送風される。 【0087】また、混合路18に送風された残りの空気は、デフロスタ連通路42とデフロスタ吹出口32を通じてデフロスタダクト52に送風され、さらにベントドア21、21によってアッパベント連通路52b、52bに分岐されてアッパベント送風出口62bから車室内に送風される。 【0088】図9には、デフロスタモードでの各ドアの位置が示され、デフロスタ送風出口62aからフロントガラス内面に向けて空気が送風される。 【0089】デフロスタモードでは、ベントドア21、21がベント連通路41、41入口を全閉にし、デフロスタドア22がデフロスタ連通路42を全開にするよう支持されている。 【0090】また、ダクトドア53は、ベントドア21、21がベント連通路41、41入口を全閉にしているので、リンク機構によってアッパベント連通路52b、52bを全閉にしつつ、デフロスタ送風出口連通路52aを全開にするように支持されているなお、図外のフットドア23は、フット吹出口33を全閉にするよう支持されている。 【0091】これにより、ベントドア21、21とデフロスタドア22を操作するためにベント連通路41、41とデフロスタ連通路42に絞り部を設ける必要が無くなるため、ユニットケース11内部の通気抵抗を低減し、送風量を増加させることができる。 【0092】また、ベントドア21、21とデフロスタドア22が各連通路41、41、42を隙間なく塞ぐので、送風漏れをなくすことができる。 【0093】さらに、ベントドア21、21とデフロスタドア22を操作するために必要な空間を小さくすることができるので、ユニットケース11を小型化することができる。 【0094】ベント・アッパベントモード時には、ベント吹出口31、31とデフロスタ吹出口32から車室内に送風されるので、空調ユニット内の通路断面積が増加し、通気抵抗を低減することができる。 【0095】ベント・アッパベントモード時に、ベント送風出口61a、61bから車室内に送風される空調風と、アッパベント送風出口62bから車室内に送風される空調風との温度特性を同一にすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004765 【氏名又は名称】カルソニックカンセイ株式会社 【住所又は居所】東京都中野区南台5丁目24番15号
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| 【出願日】 |
平成14年3月15日(2002.3.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083806 【弁理士】 【氏名又は名称】三好 秀和 (外7名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−267031(P2003−267031A) |
| 【公開日】 |
平成15年9月25日(2003.9.25) |
| 【出願番号】 |
特願2002−72188(P2002−72188) |
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