| 【発明の名称】 |
車両用空調装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】尾関 幸夫 【住所又は居所】東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソニックカンセイ株式会社内
【氏名】久我 範夫 【住所又は居所】東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソニックカンセイ株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】ユニットケース内の通風抵抗を低減し、風量を増加させることができる車両用空調装置を提供する。
【解決手段】ユニットケース11に車幅方向に沿って一列に配設されたベント吹出口32およびデフロスタ吹出口33と、複数のバタフライドアを支持軸上に一列に且つ一体に形成した切替ドア20と、切替ドア20を回動自在に支承し、且つ各吹出口32、33のそれぞれに連通する各連通路42、43が設けられ、各連通路42、43の対向する側壁35a、35bのそれぞれに円弧状の内周面37a、37bが形成され、切替ドア20の先端部22a、23aが、内周面37a、37bを摺動しながら回転し、各連通路42、43の開閉を行う車両用空調装置10に、円弧状の内周面37aに回動自在に支承された円弧状の片持ちドア25、25を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 空調ユニットのユニットケース(11)に車幅方向に沿って一列に配設された複数の空調風吹出口(32、33)と、これら空調風吹出口(32、32)のそれぞれに連通される連通路(42、43)と、これら各連通路(42、43)に回動自在に支承され、且つこれら連通路(42、43)の開閉を個別に行う複数のバタフライドア(22、23)が支持軸(21)上に一列に、且つ共動可能に連結された切替ドア(20)と、これら各連通路(42、43)の対向する側壁(35a、35b)のそれぞれに円弧状の内周面(37a、37b)が形成され、前記切替ドア(20)の先端部(22a、22a、23a)が、該内周面(37a、37b)を摺動しながら回転し、各連通路(42、43)の開閉を行う車両用空調装置(10)において、少なくとも一方の円弧状の前記内周面(37a)に回動自在に支承された円弧状の片持ちドア(25)を設けたことを特徴とする車両用空調装置【請求項2】 請求項1に記載の車両用空調装置において、ユニットケース(11)の上部に前記空調風吹出口として2つのベント吹出口(32、32)とデフロスタ吹出口(33)とが、デフロスタ吹出口(33)がベント吹出口(32、32)に挟まれるように一列に配設され、該ベント吹出口(32、32)のそれぞれに連通されるベント連通路(42、42)と、該デフロスタ吹出口(33)に連通されるデフロスタ連通路(43)と、該ベント連通路(42、42)に回動自在に支承され、且つこのベント連通路(42、42)の開閉を行う前記バタフライドアからなるベントドア(22、22)、および該デフロスタ連通路(43)に回動自在に支承され、且つこのデフロスタ連通路(33)の開閉を行う前記バタフライドアからなるデフロスタドア(23)とが支持軸(21)上に一列に、且つ共動可能に連結された切替ドア(20)と、該ベント連通路(42、42)に前記円弧状の片持ちドアからなる円弧ドア(25)とが設けられたことを特徴とする車両用空調装置 |
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、車両室内温度を調節する車両用空調装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の車両用空調装置としては、車室内前方から乗員上半身に向けて空気を吹き出すベント吹出口や、乗員の足下に向けて空気を吹き出すフット吹出口、さらに、フロントガラス内面に向けて空気を吹き出すデフロスタ吹出口が設けられている。 【0003】これら空気の吹出口を乗員の要求に応じて切替えるために車両用空調装置のユニットケース内部には、各吹出口の開閉を行うモード切替ドアが配設されている。そして、これらのモード切替ドアはリンク構造によってモード切替操作部と連結され、乗員がモード切替操作部を操作することで空気の吹出口が切替えられる構造になっている。 【0004】また、空調ユニットが組付けられるインストルメントパネル裏面側には、車両強度部材、計器類、オーディオ機器などが配設されているため、これらを回避するために、図10に示されるような、車両組付け状態でベント吹出口2a、2aとデフロスタ吹出口2bを車幅方向に一列に配設された空調ユニット1が使用されている。 【0005】このような空調ユニット1の各吹出口2a、2a、2bを切替えるモード切替ドア3には、ベント吹出口2a、2aに通じるベント連通路4a、4aを開閉するベントドア3a、3aとデフロスタ吹出口2bに通じるデフロスタ連通路4bを開閉するデフロスタドア3bが一体に形成された回転式のドアが使用されている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のモード切替ドア3は、モード切替ドア3の先端部が円周壁内面5を摺動しながら送風通路を閉じる構造のため、モード切替ドア3を操作するために必要となる通路断面積よりも狭い絞り部6を設けなければならなかった。 【0007】これにより、大きな風量が必要とされるベントモード時にユニットケース1内の通風抵抗が増大し、十分な風量を確保することができないため、送風機の大型化、および騒音の増大化を招いていた。 【0008】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みてなされたもので、ユニットケース内の通風抵抗を低減し、風量を増加させることができる車両用空調装置を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明にあっては、空調ユニットのユニットケースに車幅方向に沿って一列に配設された複数の空調風吹出口と、これら空調風吹出口のそれぞれに連通される連通路と、これら各連通路に回動自在に支承され、且つこれら連通路の開閉を個別に行う複数のバタフライドアが支持軸上に一列に、且つ共動可能に連結された切替ドアと、これら各連通路の対向する側壁のそれぞれに円弧状の内周面が形成され、前記切替ドアの先端部が、該内周面を摺動しながら回転し、各連通路の開閉を行う車両用空調装置において、少なくとも一方の円弧状の前記内周面に回動自在に支承された円弧状の片持ちドアを設けたことを特徴とする。 【0010】これにより、円弧状の片持ちドアによって連通路の通路断面積を拡げることができるので、大きな送風量が要求される送風モード時に、連通路の通路断面積が拡大され、ユニットケース内部の通風抵抗が低減されるので、送風機を小型化することができる。 【0011】また、ユニットケース内部の通風抵抗が低減されることで、送風時の騒音を小さくすることができる。 【0012】請求項2に記載の発明にあっては、請求項1に記載の車両用空調装置において、ユニットケースの上部に前記空調風吹出口として2つのベント吹出口とデフロスタ吹出口とが、デフロスタ吹出口がベント吹出口に挟まれるように一列に配設され、該ベント吹出口のそれぞれに連通されるベント連通路と、該デフロスタ吹出口に連通されるデフロスタ連通路と、該ベント連通路に回動自在に支承され、且つこのベント連通路の開閉を行う前記バタフライドアからなるベントドア、および該デフロスタ連通路に回動自在に支承され、且つこのデフロスタ連通路の開閉を行う前記バタフライドアからなるデフロスタドアとが支持軸上に一列に、且つ共動可能に連結された切替ドアと、該ベント連通路に前記円弧状の片持ちドアからなる円弧ドアとが設けられたことを特徴とする。 【0013】これにより、請求項1の効果に加えて、特に大きな送風量が要求されるベントモード時に、ベント連通路の通路断面積が拡大されるので、ユニットケース内部の通風抵抗を低減することができる。 【0014】 【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、円弧状の片持ちドアによって連通路の通路断面積を拡げることができるので、大きな送風量が要求される送風モード時に、連通路の通路断面積が拡大され、ユニットケース内部の通風抵抗が低減されるので、送風機を小型化することができる。 【0015】また、ユニットケース内部の通風抵抗が低減されることで、送風時の騒音を小さくすることができる。 【0016】請求項2に記載の本発明によれば、請求項1の効果に加えて、特に大きな送風量が要求されるベントモード時に、ベント連通路の通路断面積が拡大されるので、ユニットケース内部の通風抵抗を低減することができる。 【0017】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図面を参照して詳細に説明する。図1から図5は本発明の車両用空調装置の第1実施形態を示している。 【0018】図1(a)は車両用空調装置10の空調ユニットの全体図で、図1(b)は、切替ドア20の周辺部を示す透視図である。図2〜図4は図1中の切替ドア20を各モードについて示した図である。 【0019】図1(a)に示されるように、本実施形態の車両用空調装置10のユニットケース11内には空気を冷却する冷却器14と空気を加熱する加熱器16が収納されている。 【0020】また、ユニットケース11には、ユニットケース11内に空気を導入する空気導入部12と、導入された空気を冷却器14に送風する送風空気導入路12と、冷却器14を通過した空気を2つに分配するエアミックスドア15と、エアミックスドア15で分配されて加熱器16を通過する一方の空気が送風される加熱通路17と、この加熱された一方の空気とエアミックスドア15で加熱器16をバイパスした他方の空気とを混合する混合路18とが配設されている。 【0021】なお、空気導入部12からユニットケース11内に導入された空気は、フィルタ13でゴミが取除かれてから冷却器14に送風される。 【0022】混合路18の下流には、フット吹出口36を開閉するフットドア26の他に、図1(b)に示されるように、ベント連通路42、42と、デフロスタ連通路43が配設されている。なお、ベント連通路42、42とデフロスタ連通路43は、それぞれベント吹出口32、32と、デフロスタ吹出口33に通じている。 【0023】デフロスタ吹出口33は、2つのベント吹出口32、32の間に挟まれた状態で車幅方向に一列に設けられている。 【0024】各吹出口32、32、33に連通する2つのベント連通路42、42とデフロスタ連通路43は、仕切板34、34とユニットケース側壁38a、38bでそれぞれに分割され、車両前後方向の側壁35a、35bは、対向する円弧状の内周面37a、37bによって形成されている。 【0025】また、車両前方の側壁35aに設けられた内周面37aには、内周面37aに沿った円弧状の片持ちドアである円弧ドア25が回動自在に支承されている。 【0026】ベント連通路42、42とデフロスタ連通路43には、切替ドア20が回動自在に支承されている。 【0027】切替ドア20には、バタフライドアからなるベントドア22、22とデフロスタドア23が支持軸21上に一列に、且つ一体に形成され、ベントドア22、22とデフロスタドア23の間には円盤状の仕切板24、24が具備されている。 【0028】切替ドア20はユニットケース側壁38a、38bに支承され、切替ドア20の先端部22a、22a、23aが、内周面37a、37bを摺動しながら回転し、ベント連通路42、42、およびデフロスタ連通路43の開閉が行われる。 【0029】切替ドア20は、ベントモードで、ベントドア22、22がベント連通路42、42を全開にし、デフロスタドア23がデフロスタ連通路43を全閉にするように形成されている。 【0030】また、切替ドア20は、デフロスタモードで、ベントドア22、22がベント連通路42、42を全閉にし、デフロスタドア23がデフロスタ連通路43を全開にするように形成されている。 【0031】さらに、切替ドア20は、フットモードで、ベントドア22、22とデフロスタドア23がともにベント連通路42、42とデフロスタ連通路43を全閉にするように形成されている。 【0032】なお、切替ドア20は、円弧ドア25、25とリンク機構(不図示)によって連係され、円弧ドア25、25と連動して操作される。 【0033】次に、各送風モードでの運転状態について説明する。 【0034】図2(a)は、図1(b)に示されるA−A線に沿った要部断面図で、ベントモードにおけるベントドア22、22の動作が示され、図2(b)は、図1(b)に示されるB−B線に沿った要部断面図でベントモードにおけるデフロスタドア23の動作が示されている。 【0035】ベントモードでは、ベント連通路42、42は、円弧ドア25、25を開くことで十分な通路断面積が確保されるとともに、ベントドア22、22によって全開にされる。また、デフロスタ連通路43は、デフロスタドア23の先端部23aが内周面37a、37b上に配設されることで全閉にされる。さらに、フット吹出口36は、フットドア26によって全閉にされる。 【0036】空気導入部12からユニットケース11内に導入され、混合路18に送風された空気は、ベント連通路42、42を通じてベント吹出口32、32から車室内に送風される。 【0037】図3(a)は、図1(b)に示されるA−A線に沿った要部断面図で、デフロスタモードにおけるベントドア22、22の動作が示され、図3(b)は、図1(b)に示されるB−B線に沿った要部断面図でデフロスタモードにおけるデフロスタドア23の動作が示されている。 【0038】デフロスタモードでは、ベント連通路42、42は、円弧ドア25、25を閉じることで円弧状の内周面37aが形成されるとともに、ベントドア22、22の先端部22aが内周面37a、37b上に配置されることで全閉にされる。また、デフロスタ連通路43は、デフロスタドア23によって全開にされる。さらに、フット吹出口36は、フットドア26によって全閉にされる。 【0039】空気導入部12からユニットケース11内に導入され、混合路18に送風された空気は、デフロスタ連通路43を通じてデフロスタ吹出口33から車室内に送風される。 【0040】図4(a)は、図1(b)に示されるA−A線に沿った要部断面図で、フットモードにおけるベントドア22、22の動作が示され、図4(b)は、図1(b)に示されるB−B線に沿った要部断面図でフットモードにおけるデフロスタドア23の動作が示されている。 【0041】フットモードでは、ベント連通路42、42は、円弧ドア25、25を閉じることで円弧状の内周面37aが形成されるとともに、ベントドア22、22の先端部22a、22aが内周面37a、37b上に配置されることで全閉にされる。また、デフロスタ連通路43は、デフロスタドア23の先端部23a、23aが内周面37a、37b上に配設されることで全閉にされる。さらに、フット吹出口36は、フットドア26によって全開にされる。 【0042】空気導入部12からユニットケース11内に導入され、混合路18に送風された空気は、デフロスタ連通路43を通じてデフロスタ吹出口33から車室内に送風される。 【0043】本実施形態の車両用空調装置10は、乗員によって、車室内のインストルメントパネル(不図示)に設けられた空調操作部(不図示)が操作されることで、図5に示されるような操作パターンに従って5つの送風モードが実現される。 【0044】これにより、大きな送風量が要求されるベントモード時に、ベント連通路42、42の通路断面積が拡大され、ユニットケース11内部の通風抵抗が低減されるので、送風機を小型化することができる。 【0045】また、ユニットケース11内部の通風抵抗が低減されることで、送風時の騒音を小さくすることができる。 【0046】次に、本発明の車両用空調装置の第2実施形態を詳細に説明する。 【0047】図6(a)は車両用空調装置10′の空調ユニットの全体図で、図6(b)は、切替ドア20′の周辺部を示す透視図である。図7〜図9は図6中の切替ドア20′を各モードについて示した図である。 【0048】図6(a)に示されるように、本実施形態のユニットケース11′内には空気を冷却する冷却器14′と空気を加熱する加熱器16′が収納されている。 【0049】また、ユニットケース11′には、ユニットケース11′内に空気を導入する空気導入部12′と、導入された空気を冷却器14′に送風する送風空気導入路12′と、冷却器14′を通過した空気を2つに分配するエアミックスドア15′と、エアミックスドア15′で分配されて加熱器16′を通過する一方の空気が送風される加熱通路17′と、この加熱された一方の空気とエアミックスドア15′で加熱器16′をバイパスした他方の空気とを混合する混合路18′とが配設されている。 【0050】なお、空気導入部12′からユニットケース11′内に導入された空気は、フィルタ13′でゴミが取除かれてから冷却器14′に送風される。 【0051】混合路18′の下流には、フット吹出口36′を開閉するフットドア26′の他に、図6(b)に示されるように、ベント連通路42′、42′と、デフロスタ連通路43′が配設されている。なお、ベント連通路42′、42′とデフロスタ連通路43′は、それぞれベント吹出口32′、32′と、デフロスタ吹出口33′に通じている。 【0052】デフロスタ吹出口33′は、2つのベント吹出口32′、32′の間に挟まれた状態で車幅方向に一列に設けられている。 【0053】各吹出口32′、32′、33′に連通する2つのベント連通路42′、42′とデフロスタ連通路43′は、仕切板34′、34′とユニットケース側壁38a′、38b′でそれぞれに分割され、車両前後方向の側壁35a′、35b′は、対向する円弧状の内周面37a′、37b′によって形成されている。 【0054】また、車両前方の側壁35a′、および後方の側壁35b′に設けられた内周面37a′、37b′には、内周面37a′、37b′に沿った円弧ドア25a′、25b′がそれぞれ回動自在に支承されている。 【0055】ベント連通路42′、42′とデフロスタ連通路43′には、切替ドア20′が回動自在に支承されている。 【0056】切替ドア20′には、バタフライドアからなるベントドア22′、22′とデフロスタドア23′が支持軸21′上に一列に、且つ一体に形成され、ベントドア22′、22′とデフロスタドア23′の間には円盤状の仕切板24′、24′が具備されている。 【0057】切替ドア20′はユニットケース側壁38a′、38b′に支承され、切替ドア20′の先端部22a′、22a′、23a′が、内周面37a′、37b′を摺動しながら回転し、ベント連通路42′、42′、およびデフロスタ連通路43′の開閉が行われる。 【0058】切替ドア20′は、ベントモードで、ベントドア22′、22′がベント連通路42′、42′を全開にし、デフロスタドア23′がデフロスタ連通路43′を全閉にするように形成されている。 【0059】また、切替ドア20′は、デフロスタモードで、ベントドア22′、22′がベント連通路42′、42′を全閉にし、デフロスタドア23′がデフロスタ連通路43′を全開にするように形成されている。 【0060】さらに、切替ドア20′は、フットモードで、ベントドア22′、22′とデフロスタドア23′がともにベント連通路42′、42′とデフロスタ連通路43′を全閉にするように形成されている。 【0061】なお、切替ドア20′は、円弧ドア25a′、25b′とリンク機構(不図示)によって連係され、円弧ドア25a′、25b′と連動して操作される。 【0062】次に、各送風モードでの運転状態について説明する。 【0063】図7(a)は、図6(b)に示されるC−C線に沿った要部断面図で、ベントモードにおけるベントドア22′、22′の動作が示され、図7(b)は、図6(b)に示されるD−D線に沿った要部断面図でベントモードにおけるデフロスタドア23′の動作が示されている。 【0064】ベントモードでは、ベント連通路42′、42′は、円弧ドア25a′、25b′を開くことで十分な通路断面積が確保されるとともに、ベントドア22′、22′によって全開にされる。また、デフロスタ連通路43′は、デフロスタドア23′の先端部23a′、23a′が内周面37a′、37b′上に配設されることで全閉にされる。さらに、フット吹出口36′は、フットドア26′によって全閉にされる。 【0065】空気導入部12からユニットケース11′内に導入され、混合路18′に送風された空気は、ベント連通路42′、42′を通じてベント吹出口32′、32′から車室内に送風される。 【0066】図8(a)は、図6(b)に示されるC−C線に沿った要部断面図で、デフロスタモードにおけるベントドア22′、22′の動作が示され、図8(b)は、図6(b)に示されるD−D線に沿った要部断面図でデフロスタモードにおけるデフロスタドア23′の動作が示されている。 【0067】デフロスタモードでは、ベント連通路42′、42′は、円弧ドア25a′、25b′を閉じることで円弧状の内周面37a′、37b′が形成されるとともに、ベントドア22′、22′の先端部22a′、23a′が内周面37a′、37b′上に配置されることで全閉にされる。また、デフロスタ連通路43′は、デフロスタドア23′によって全開にされる。さらに、フット吹出口36′は、フットドア26′によって全閉にされる。 【0068】空気導入部12からユニットケース11′内に導入され、混合路18′に送風された空気は、デフロスタ連通路43′を通じてデフロスタ吹出口33′から車室内に送風される。 【0069】図9(a)は、図6(b)に示されるC−C線に沿った要部断面図で、フットモードにおけるベントドア22′、22′の動作が示され、図9(b)は、図6(b)に示されるD−D線に沿った要部断面図でフットモードにおけるデフロスタドア23′の動作が示されている。 【0070】フットモードでは、ベント連通路42′、42′は、円弧ドア25a′、25b′を閉じることで円弧状の内周面37a′、37b′が形成されるとともに、ベントドア22′、22′の先端部22a′、22a′が内周面37a′、37b′上に配置されることで全閉にされる。また、デフロスタ連通路43′は、デフロスタドア23′の先端部23a′、23a′が内周面37a′、37b′上に配設されることで全閉にされる。さらに、フット吹出口36′は、フットドア26′によって全開にされる。 【0071】空気導入部12からユニットケース11′内に導入され、混合路18′に送風された空気は、デフロスタ連通路43′を通じてデフロスタ吹出口33′から車室内に送風される。 【0072】本実施形態の車両用空調装置10′は、乗員によって、車室内のインストルメントパネル(不図示)に設けられた空調操作部(不図示)が操作されることで、図5に示されるような操作パターンに従って5つの送風モードが実現される。 【0073】これにより、大きな送風量が要求されるベントモード時に、ベント連通路42′、42′の通路断面積が拡大され、ユニットケース11′内部の通風抵抗が低減されるので、送風機を小型化することができる。 【0074】また、ユニットケース11′内部の通風抵抗が低減されることで、送風時の騒音を小さくすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004765 【氏名又は名称】カルソニックカンセイ株式会社 【住所又は居所】東京都中野区南台5丁目24番15号
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| 【出願日】 |
平成14年3月15日(2002.3.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083806 【弁理士】 【氏名又は名称】三好 秀和 (外7名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−267028(P2003−267028A) |
| 【公開日】 |
平成15年9月25日(2003.9.25) |
| 【出願番号】 |
特願2002−72180(P2002−72180) |
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