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【発明の名称】 軸受装置の製造方法
【発明者】 【氏名】▲吉▼村 元伸
【住所又は居所】大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内

【氏名】柏木 信一郎
【住所又は居所】大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内

【氏名】奥本 正典
【住所又は居所】大阪市中央区南船場三丁目5番8号 光洋精工株式会社内

【要約】 【課題】軸受装置に備えるハブ軸のフランジの平面度を高める製造方法を提供する。

【解決手段】ハブ軸2のフランジ21の貫通孔24に対してボルト9を取り付ける前に、貫通孔24に対してボルト9のダミーとなるダミープラグ10を圧入嵌合させて塑性変形させることにより、従来例と同等の隆起を発生させてから、この隆起が発生したフランジ21の外側面を削り加工により平滑に仕上げるようにしている。これにより、フランジ21の貫通孔24に対してボルト9を挿入しても、フランジ21の外側面の平面度を向上できるので、フランジ21の外側面に対してディスクロータ6を傾きなく当接させることが可能になる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】軸方向途中に径方向外向きに延びかつ一側面にディスクブレーキ装置のディスクロータが当接されるフランジを有するハブ軸と、ハブ軸の外周面に外装される転がり軸受と、前記フランジの円周数ヶ所に設けられる貫通孔に対して軸方向ならびに周方向に引っ掛かりを持つ状態で挿入されて前記ディスクロータの円周数ヶ所に設けられる貫通孔から突出される軸部を有するボルトとを備える軸受装置の製造方法であって、前記ハブ軸のフランジを加工する工程を含み、この工程が、前記ボルトの軸部において前記フランジの貫通孔に挿入される部分の諸元と同一あるいは僅かに小さく設定された軸部を有するダミープラグを前記フランジの貫通孔に対して圧入嵌合する第1ステップと、前記フランジにおいてディスクロータが当接される面を削り加工する第2ステップとを含む、軸受装置の製造方法。
【請求項2】前記ダミープラグの軸部が、前記フランジの貫通孔に対して圧入嵌合された状態で当該貫通孔の開口から突出しない軸長に設定されており、前記第2ステップが、前記貫通孔に前記ダミープラグの軸部を嵌合させたままの状態で行われる、請求項1の軸受装置の製造方法。
【請求項3】前記ボルトの軸部において、前記フランジの貫通孔に挿入される領域の外周にセレーションが、また、前記ディスクロータの貫通孔から突出する領域の外周にねじ溝がそれぞれ設けられており、前記ダミープラグの軸部に、前記ボルトのセレーションの諸元と同一あるいは僅かに小さく設定されたセレーションが設けられている、請求項1から3のいずれかの軸受装置の製造方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸受装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車などの車軸を支持する軸受装置がある。この軸受装置の基本構成は、例えば本発明の実施形態で引用した図1に示すようになっている。図中、1は軸受装置、2はハブ軸、3は複列外向きアンギュラ玉軸受、6はディスクブレーキ装置のディスクロータである。
【0003】なお、ハブ軸2のフランジ21の円周数ヶ所に設けられている貫通孔24に対し、ボルト9が軸方向ならびに周方向に引っ掛かりを持つ状態でかつ突出する状態で挿入されている。
【0004】上記ボルト9は、その軸部92において頭部91側の領域にのみセレーション93が形成されており、このボルト9を貫通孔24に対して圧入により嵌合させるようにしている。この圧入により、ボルト9のセレーション93が貫通孔24の円形の内周面に対して食い込むことになって、ボルト9が貫通孔24に対して抜け止めされるとともに回り止めされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、圧入によりボルト9のセレーション93を貫通孔24に対して食い込ませているために、圧入過程で貫通孔24の内径の肉部が貫通孔24の車両アウター側開口へ流動させられてフランジ21の外側面で貫通孔24の開口周辺が隆起することになる。このような隆起が発生すると、フランジ21の外側面の平面度が低下するので、このフランジ21に対して当接されるディスクロータ6が傾いた状態となって回転中に振れやすくなる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸方向途中に径方向外向きに延びかつ一側面にディスクブレーキ装置のディスクロータが当接されるフランジを有するハブ軸と、ハブ軸の外周面に外装される転がり軸受と、前記フランジの円周数ヶ所に設けられる貫通孔に対して軸方向ならびに周方向に引っ掛かりを持つ状態で挿入されて前記ディスクロータの円周数ヶ所に設けられる貫通孔から突出される軸部を有するボルトとを備える軸受装置の製造方法に関する。
【0007】本発明の軸受装置の製造方法は、前記ハブ軸のフランジを加工する工程を含み、この工程が、前記ボルトの軸部において前記フランジの貫通孔に挿入される部分の諸元と同一あるいは僅かに小さく設定された軸部を有するダミープラグを前記フランジの貫通孔に対して圧入嵌合する第1ステップと、前記フランジにおいてディスクロータが当接される面を削り加工する第2ステップとを含む。
【0008】この場合、第1ステップでフランジの貫通孔にダミープラグの軸部を圧入嵌合することによって、貫通孔の内径の肉部が流動して、フランジの一側面で貫通孔の開口付近が隆起することになる。この隆起部は、ダミープラグを用いない従来例において発生する隆起とほぼ同一となる。なお、「ほぼ同一」としたのは、ダミープラグの軸部をボルトの軸部の諸元よりも小さくする場合があることを考慮しているとともに、貫通孔やダミープラグが機械加工の製造公差を持つことを考慮しているからである。このような隆起部を発生させておいてから、上記第2ステップでフランジの一側面を削り加工するので、前記隆起部が除去されて、フランジの一側面が所定の平面度に設定されることになる。このような処理を施していれば、後で前記フランジの貫通孔に対してボルトを挿入するときに、フランジの一側面で貫通孔の開口付近が隆起することを抑制または防止できるようになる。
【0009】ところで、上記ダミープラグの軸部は、前記フランジの貫通孔に対して圧入嵌合された状態で当該貫通孔の開口から突出しない軸長に設定されたものとすることができ、上記第2ステップは、前記貫通孔にダミープラグの軸部を嵌合させたままの状態で行うことができる。この場合、上記第1ステップで発生する隆起部を、そのまま残存させることができるので、第2ステップで前記フランジの一側面を削り加工することにより、前記隆起部を確実に除去できるようになる。
【0010】さらに、上記ボルトの軸部において、前記フランジの貫通孔に挿入される領域の外周にはセレーションを、また、前記ディスクロータの貫通孔から突出する領域の外周にはねじ溝をそれぞれ設けたものとし、さらに、上記ダミープラグの軸部には、前記ボルトのセレーションの諸元と同一あるいは僅かに小さく設定されたセレーションを設けることができる。この場合、フランジの貫通孔に対するボルトの回り止めが確実に行える。
【0011】
【発明の実施の形態】図1から図4に本発明の一実施形態を示している。ここでは、自動車の駆動輪側に用いられる軸受装置を例に挙げる。図例の軸受装置1は、ハブ軸2と、複列外向きアンギュラ玉軸受3とを有している。
【0012】ハブ軸2は、中空に形成されており、その一方軸端寄りに径方向外向きに延びるフランジ21が設けられている。このハブ軸2においてフランジ21よりも車両インナー側の領域に複列外向きアンギュラ玉軸受3が外装されている。
【0013】複列外向きアンギュラ玉軸受3は、二列の軌道溝を有する単一の外輪31と、ハブ軸2の小径外周面22に外嵌される一列の軌道を有する単一の内輪32と、二列で配設される複数の玉33と、二つの冠形保持器34,35とを備えており、前述のハブ軸2の大径外周面23を一方内輪とする構成になっている。外輪31の外周には、径方向外向きに延びるフランジ36が設けられている。
【0014】そして、上記複列外向きアンギュラ玉軸受3の外輪31のフランジ36が、車体の一部となるキャリア7に対してボルト8で非回転に取り付けられ、上記ハブ軸2の内周にドライブシャフト4がスプライン嵌合されてナット5により一体的に結合される。また、ハブ軸2のフランジ21の外側面(車両アウター側の面)には、ディスクブレーキ装置のディスクロータ6および図示しない車輪が取り付けられる。さらに、ハブ軸2のフランジ21の円周数ヶ所には、貫通孔24が設けられており、この貫通孔24に対しボルト9が軸方向ならびに周方向に引っ掛かりを持つ状態でかつ突出する状態で挿入されている。このボルト9に対してディスクブレーキ装置のディスクロータ6に設けられる貫通孔61および、図示しない車輪に備える貫通孔が挿通されたうえで、図示しないナットが螺合される。
【0015】なお、上記ボルト9は、図1に示すように、例えば六角形状の頭部91と、軸部92とを有している。軸部92において、頭部91寄りの領域の外周にはセレーション93が、また、先端寄りの領域の外周にはねじ溝94がそれぞれ設けられている。セレーション93の歯先外径は、ねじ溝94の歯先外径よりも大きく設定されている。
【0016】このような構成の軸受装置1において、ハブ軸2のフランジ21を加工する工程を工夫しているので、以下で詳細に説明する。
【0017】ちなみに、ハブ軸2の製造手順としては、まず、例えばJIS規格S55Cなどの鋼材を母材とし、鍛造加工や旋削加工を施すことにより、完成品に近い外形とする。この後、ハブ軸1において複列外向きアンギュラ玉軸受3の軌道面とする大径外周面23に対してのみ高周波熱処理による焼入れ、焼き戻しを施す。次いで、前記高周波熱処理を施した領域に対して仕上げ旋削を行う。このようにしてから、ハブ軸2のフランジ21を加工する工程に移る。
【0018】そもそも、従来では、ハブ軸2のフランジ21の外側面を削り加工するなどして仕上げてから、このフランジ21の貫通孔24に対してボルト9を圧入により嵌合するようにしていた。この場合、従来例の項目でも説明したが、ボルト9をハブ軸2のフランジ21の貫通孔24に対して圧入嵌合するときに、フランジ21の外側面で貫通孔24の開口周辺が隆起する。
【0019】そこで、ハブ軸2のフランジ21の外側面を加工する工程について、まず、図4(a)に示すように、前記ボルト9のダミープラグ10を貫通孔24に対して取り付けるようにし、この後、フランジ21の外側面を旋削具15で削り加工するようにしている。
【0020】ここで、上記ダミープラグ10は、図4(a)〜(c)に示すように、六角形状の頭部11と、軸部12とを有しており、軸部12には、ボルト9の軸部92においてねじ溝94を形成している領域を無くした形状である。このダミープラグ10の軸部12の長さは、フランジ21の貫通孔24の軸長と同じか、所定量短く設定されており、この軸部12の外周には上記ボルト9のセレーション93の諸元と同一のセレーション13が設けられている。
【0021】具体的に、まず、第1のステップとして、図4(a)に示すハブ軸2のフランジ21における貫通孔24の円形内周面に対して、上述したようなダミープラグ10を、図4(b)に示すように、圧入嵌合する。これに伴い、ダミープラグ10のセレーション13が貫通孔24の内周面に対して食い込み、貫通孔24の内周面にセレーション25が形成されるとともに、前記食い込みにより貫通孔24の内径の肉部が貫通孔24の車両アウター側の開口周辺へ流動し、フランジ21の外側面で貫通孔24の開口付近が隆起することになる。この隆起部26は、ダミープラグ10を用いない従来例において発生する隆起とほぼ同一となる。
【0022】このような隆起部26を発生させておいてから、第2のステップとして、図4(c)に示すように、貫通孔24にダミープラグ10の軸部12を嵌合させたままの状態でフランジ21の外側面を削り加工することにより、前述した隆起部26を除去したうえで、フランジ21の外側面を所定の平面度に設定する。このように貫通孔24にダミープラグ10の軸部12を嵌合させたままの状態で削り加工を行えば、前述した隆起部26をそのまま残存させることができるので、この隆起部26を確実に除去できるようになる。
【0023】この後、ダミープラグ10を貫通孔24から取り外してから、フランジ21の貫通孔24に対してボルト9を挿入する。このとき、貫通孔24に形成されたセレーション25の凹凸の位相に対してボルト9のセレーション93の位相を合わせた状態で、ボルト9を挿入する。このボルト9の挿入は、僅かに加圧する必要がある。というのは、上記貫通孔24に形成したセレーション25がスプリングバック現象により内径側に僅かに膨出するために、貫通孔24の内周面のセレーション25に対してボルト9のセレーション93が密接して嵌合する状態になるからである。このことから、貫通孔24に対してボルト9が軸方向に引っ掛かりを持つ状態になり、ボルト9が簡単に抜け出ずに保持されるようになる。しかも、ボルト9の挿入に伴う肉部の流動量をほとんど無くすことができるので、フランジ21の外側面で貫通孔24の開口付近が隆起することを防止できるようになる。また、ボルト9のセレーション93が貫通孔24のセレーション25に対して周方向でかみ合っているので、ボルト9が強固に回り止めされる。
【0024】以上のように加工したフランジ21の外側面に対してディスクロータ6を取り付けると、ディスクロータ6の傾きを無くすことができて、ディスクロータ6の回転振れを従来例よりも大幅に軽減できるようになり、ブレーキ性能の向上ならびにブレーキ鳴きの防止に大きく貢献できる。
【0025】なお、本発明は上記実施形態のみに限定されるものではなく、種々な応用や変形が考えられる。
【0026】(1)上記実施形態において、ボルト9のセレーション93と貫通孔24のセレーション25とのうち、一方を他方に対して積極的に僅かな食い込み代を持つ状態で嵌合させるようにしてもよい。例えば図5に示すように、ボルト9のセレーション93の歯元円径r1に対して貫通孔24のセレーション25(破線)の歯先円径R1を僅か(Δ1)に小さく設定して、ボルト9のセレーション93の歯先円径r2に対して貫通孔24のセレーションの歯元円径R2を同じに設定する。また、例えば図6に示すように、ボルト9のセレーション93の歯先円径r2に対して貫通孔24のセレーション25(破線)の歯元円径R2を僅か(Δ2)に小さく設定して、ボルト9のセレーション93の歯元円径r1に対して貫通孔24のセレーション25の歯先円径R1を同じに設定する。いずれも、ボルト9のセレーション93の諸元を既製品とし、貫通孔24のセレーション25の寸法を調整する形態にしているが、ボルト9のセレーション93の諸元を調整する形態にしてもよい。この他、図示しないが、両方のセレーション93,25を互いに僅かに食い込み代を持つ状態で嵌合させるようにしてもよい。いずれの場合も、貫通孔24のセレーション25がボルト9のセレーション93に沿う状態に潰されるので、ボルト9の回り止め効果と抜け止め効果が増すことになる。また、当然ながら、前記塑性変形が起こるものの、塑性変形量を微量に管理することによって、フランジ21の外側面で貫通孔24の開口付近が隆起することを抑制できる。ちなみに、上記Δ1やΔ2は、0.3mm以下に設定するのが好ましい。
【0027】(2)上記実施形態において、貫通孔24のセレーション25の歯数をボルト9のセレーション93の歯数に対して整数倍にすることができる。この場合、貫通孔24にボルト9を取り付けるときに、両セレーション25,93の歯の位相を合致させやすくなるので、貫通孔24のセレーション25に対してボルト9のセレーション93を位相合わせした状態で装着する煩わしさから解放されることになり、ボルト9の装着をオートメーション化するうえで有利となる。
【0028】(3)上記ダミープラグ10について、図7から図9に示すように、軸部12にセレーション13を形成せずに、円柱形にすることができる。このようなダミープラグ10を用いる場合、その軸部12の外径を、ボルト9のセレーション93の歯先円径と同一に設定してもよいが、軸部12の外径を、ボルト9のセレーション93の歯先円径よりも小さく設定するのが後でボルト9の食い込み代を確保してスリップトルクを確保するうえで有利となる。なお、軸部12の外径を、ボルト9のセレーション93の歯先円径よりも小さくする場合でも、その差の上限は例えば0.3mmとするのが好ましい。そして、このダミープラグ10をフランジ21の貫通孔24に対して圧入嵌合させると、貫通孔24の内周面が拡径されることになって、それに伴い貫通孔24の内周面の肉部が貫通孔24の車両アウター側の開口周辺へ流動し、フランジ21の外側面で貫通孔24の開口付近が隆起することになる。この場合も、上記実施形態と同様に、ダミープラグ10を貫通孔24に嵌合したままで、フランジ21の外側面を旋削具15で削り加工することにより、隆起部26を除去したうえで所定の平面度に設定する。この場合、後で貫通孔24に対してボルト9を挿入すると、貫通孔24の内周面にボルト9のセレーション93が僅かに食い込むことになり、塑性変形による肉部の流動が発生するものの、その流動量を僅かにできるので、フランジ21の外側面で貫通孔24の開口付近が隆起することが抑制される。当然ながら、前記ボルト9のセレーション93が貫通孔24の内周面に食い込むので、ボルト9を回り止めできる。
【0029】(4)上記実施形態に示したダミープラグ10は、その頭部11を無くした形状のものであってもよい。
【0030】(5)上記実施形態において、第2ステップの削り加工は、ダミープラグ10を貫通孔24から取り外した状態で行うようにしてもよい。この場合、ダミープラグ10については、その軸部12の長さをフランジ21の貫通孔24よりも長くすることができるなど、ダミープラグ10の形状に自由度が増す。但し、この場合、上記第1ステップで発生させた隆起部26がスプリングバック現象により貫通孔24の内部に若干ながら戻ることがあり、後でボルト9を貫通孔24に取り付けるときに、貫通孔24の内径の肉部が貫通孔24の車両アウター側の開口へ流動して隆起するおそれがある。しかし、このときの隆起量は従来例に比べると僅かであるから、フランジ21の外側面の平面度は従来例よりも向上する。
【0031】(6)上記実施形態では、駆動輪用の軸受装置1を例に挙げたが、例えば図10に示すような従動輪用の軸受装置1としたり、あるいは図示しないが自動車などのスライドドアのガイドローラやその他の軸受装置全般としたりすることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明では、フランジの貫通孔に対してボルトを取り付ける前に、前記貫通孔に対して前記ボルトのダミーとなるダミープラグを圧入嵌合させて塑性変形させることにより、従来例と同等の隆起を発生させてから、この隆起が発生したフランジの一側面を削り加工により平滑に仕上げるようにしている。これにより、フランジの貫通孔に対してボルトを挿入しても、フランジの一側面の平面度を向上できるので、フランジの一側面に対してディスクロータを傾きなく当接させることが可能になる。したがって、ディスクロータの回転振れを従来例よりも大幅に軽減できるようになり、ブレーキ性能の向上ならびにブレーキ鳴きの防止に大きく貢献できる。
【出願人】 【識別番号】000001247
【氏名又は名称】光洋精工株式会社
【住所又は居所】大阪府大阪市中央区南船場3丁目5番8号
【出願日】 平成14年5月10日(2002.5.10)
【代理人】 【識別番号】100086737
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 和秀
【公開番号】 特開2003−326908(P2003−326908A)
【公開日】 平成15年11月19日(2003.11.19)
【出願番号】 特願2002−135057(P2002−135057)