| 【発明の名称】 |
ブレーキロータ付軸受装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】石田 博英 【住所又は居所】神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】車輪軸受装置においてはそのフランジ部にブレーキロータを固定するか、或いは一体的にブレーキロータを形成しているので、このブレーキロータ付車輪軸受装置をナックルに固定する際には、車体の外側からナックルに支持させ、車両の内側から軸受固定ボルトをねじ込むこととなり、作業が面倒であった。
【解決手段】車輪軸受装置2のフランジ3に突設したハブボルト5のセレーション部9に、ブレーキロータ6のフランジ7に形成したボルト圧入穴8を圧入して一体化し、ブレーキロータ付軸受装置1とする。両フランジ部には軸受固定ボルト13が挿通可能でナックルの軸受固定ボルトのねじ孔14に対向する位置に貫通孔16を形成し、ブレーキロータ付軸受装置1をナックル10に組み付ける際には、軸受固定ボルト13をソケットレンチに保持して貫通孔16から挿通し、図示するようにナックル10のねじ孔14にねじ込むことにより固定する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 外周に懸架装置に取り付けるフランジを、内周面に複列の軸受外軌道を有する外輪と、外端にブレーキロータに一体または別体で接続するフランジを、軸方向中央の外周に直接または間接に軸受の内軌道を、内端の外周に内輪を外嵌するための円筒部を有するハブと、外周に軸受の内軌道を、内周に円筒部を有する内輪と、軸受の外軌道と内軌道との間に転動自在に介在し、回転部材を支持する複数の転動体とを備えたブレーキロータ付軸受装置において、前記ブレーキロータに、前記外輪のフランジのボルト孔に対向して、少なくとも前記ボルト孔用のボルトを挿通可能な貫通孔を形成したことを特徴とするブレーキロータ付軸受装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の駆動輪、或いは従動輪を支持する車輪軸受装置に関し、特にブレーキロータを一体的に取り付けてユニット化したブレーキロータ付軸受装置に関する。 【0002】 【従来の技術】自動車の車輪はナックル等の懸架装置に回転自在に支持するため、例えば図3の従来例1として示している車輪軸受装置30のように、車輪を固定するフランジ31に内方に突出して設けた筒状の内方部材32と外輪部材35間に複列のラジアル軸受34を設けている。その際に部品点数の減少のため、ラジアル軸受34の外輪部材35に固定用フランジ36を設ける等により外輪部材35をナックル33に固定することができるようにし、外輪部材35の内周面に直接転動体37の軌道面38を形成している。 【0003】そのラジアル軸受34の内軌道は図示実施例においては内輪部材39に形成し、この内輪部材39を筒状の内方部材32の外周に圧入して固定している。この内側軌道については、その他、前記筒状部32の外周に直接軌道面を形成し、内輪部材39の一部または全部を用いないようにし、更に部品点数の減少を図ったものも存在する。 【0004】このようなに車輪軸受装置を車両の組立工程でナックル33等の懸架装置に固定する際には、自動車製造工場の組立工程に軸受装置製造工場から前記のような軸受装置30を、またブレーキ製造工場からブレーキ装置セットの一部としての図3に示すようなブレーキロータ40を各々搬送する。この車両用軸受装置30をナックル33に固定する前に、最初ブレーキロータ40のフランジ部41に形成したブレーキロータ固定用ハブボルト穴47にハブボルト46を挿通し、1つのハブボルトにのみナットを螺合し、ブレーキロータ40と車両用軸受装置30を一体化して仮止めとしている。 【0005】この時、車輪軸受装置30のフランジ31から外側に突出するように圧入固定したハブボルト46は、ブレーキロータ40のフランジ部41に形成した通孔47を貫通して更に外側に突出し、仮止めのために螺合したナットを外せばこの部分に車輪を固定することができるようにしている。 【0006】このようにして組み立てられたブレーキロータ付軸受装置においては、組立後においてブレーキロータのブレーキパッド接触面に振れがあると、自動車走行時にブレーキをかけたとき振動を発生する原因となったり、ブレーキの偏摩耗の原因となる。そのため、上記のように組み立てられたブレーキロータ付軸受装置に対して車輪軸受装置30のフランジ31の振れとブレーキロータ40の振れを総合的に位相合わせする調整作業を前記仮止めの前に行っている。 【0007】その後このブレーキロータ付軸受装置を車両の組立ラインに搬送し、ナックルの段部48に外輪部材35の段部49を嵌合して位置決めを行い、この状態でナックル33のボルト挿通孔50に車体の内側から外側方向に軸受装置固定ボルト51を貫通させ、車両用軸受装置30における固定用フランジ36のねじ穴52に内側から螺合して固定している。その後、ブレーキロータの周囲にブレーキ装置を取付けると共に、仮止めした1つのナットをハブボルト46から外して、車輪を取付けられる状態にし、最後にハブボルト46に車輪を外側から組み付けるようにしている。 【0008】上記のような図3に示す従来例1の装置においては、前記のように自動車製造工場における組立工程において、軸受装置製造工場から搬送された車両用軸受装置30と、ブレーキ製造工場から搬送されたブレーキロータ40とを一体化して仮止めする前に、ブレーキロータ40のブレーキパッド接触面に振れがないように、車輪軸受装置30のフランジ31の振れとブレーキロータ40の振れを総合的に位相合わせする調整作業を行う必要がある。この調整作業はフランジ31が上になるように車輪軸受装置30の軸心を上下方向になるようにセットし、フランジ31にブレーキロータ40のフランジ部41が重なるように乗せ、内方部材32を固定したまま、ブレーキロータ40を回転させて、ブレーキパッド接触面の振れを測定する。振れが規格内に入らない時には、ハブボルト46とハブボルト穴47の位相を1ピッチずらして組立て、前記と同様に振れを測定して規格内に入るまでこの作業を繰返す。ハブボルト46は円周上に等ピッチで配置されているので車輪軸受装置30とブレーキロータ40の位相の組合わせの数はハブボルト46の本数分だけある。このように自動車組立工程において面倒な作業を行わなければならず、作業性も悪いという問題があった。 【0009】その対策として、例えば図4(a)に従来例2として示している車輪軸受装置30のように、予め軸受装置の製造工場等においてブレーキロータ40をブレーキロータ固定ボルト43により車輪軸受装置30に組み付け、この状態で前記のような振れ調整を行い、調整後のブレーキロータ付軸受装置45を自動車製造工場の車両組立工程に搬送する。 【0010】それにより車両組立工程においては、振れ調整を行うことなくそのまま前記と同様にナックル33の段部48に外輪部材35の段部49を嵌合して位置決めを行い、この状態でナックル33のボルト挿通孔50に対して内側から外側方向に軸受装置固定ボルト51を貫通させ、車両用軸受装置30における固定用フランジ36のねじ穴52に対して内側から螺合して固定する。 【0011】また、前記のような車輪軸受装置にブレーキロータを予め固定するに際して、前記図4(a)に示す装置においてはブレーキロータ固定ボルト43を用いて固定し、ブレーキロータ付軸受装置45としたものであるが、その他、例えば図4(b)の従来例3に示すようにハブボルト46を一部変形し、ハブボルト46の圧入用セレーション部53をブレーキロータ40のフランジ41における通孔47部分に位置させ、この部分でブレーキロータ40をハブボルト46に固定し、車両用軸受装置30に支持させることによりブレーキロータ付軸受装置45としてもよい。 【0012】即ち、前記図4(a)に示す従来例2においては、ハブボルト46の圧入用セレーション部53が車輪軸受装置30のフランジ31における通孔部分に位置し、この通孔部分に前記圧入用セレーション部53が圧入することにより、ハブボルト46がフランジ31に固定されていたものであるが、同図(b)に示す従来例3においては、ハブボルト46の圧入用セレーション部53をブレーキロータ40のフランジ41における通孔47部分に位置させ、この部分でブレーキロータ40をハブボルト46に固定し、同時にブレーキロータ40の側面とハブボルト46の頭部間でフランジ31を挟み込み、これらを一体化したものである。 【0013】このように構成することにより、前記図4(a)に示す装置のようなブレーキロータ固定ボルト43を用いる必要が無くなり、部品点数が減少すると共に、ブレーキロータのフランジに対するボルトの挿通孔の形成が不要となり、またボルトを回転する作業もなくなるため工数が減少し、作業も容易になる。なお、このように構成することにより、後述するようなブレーキロータと車輪軸受装置を一体成型したものと比較して、部品点数は増加するものの各部材の構造が簡素化され製造が容易となり、また各部材において独立して任意に設計変更が可能となる点で優れている。 【0014】一方、前記図4に示す各従来例においては、ブレーキロータと車輪軸受装置とを別体に成型し、ボルト等により一体化したものであるが、その他例えば図5に示すように、従来のブレーキロータと車輪軸受装置を一体成型することによって上記のようなブレーキロータを車輪軸受装置に取り付けた後の振れ調整を不要とし、更に部品点数を減少するようにしたブレーキロータ付車輪軸受装置が提案されている(特開平13−80308号公報)。 【0015】この装置においては、特に内方部材32と内輪部材39を別体にすることにより、ブレーキロータと一体化しているこの内方部材32については耐焼き付き性の優れたFC鋳鉄を用いて高いブレーキ性能を維持すると共に、内輪部材39については強靱な軸受用鋼を用い、高い軸受機能を維持することができるようにしている。なお、このような効果は前記図4に示す装置においても同様に達成することができる。 【0016】このブレーキロータ付車輪軸受装置においては、前記各実施例に従動輪用車輪軸受装置を示しているのに対して、図5に示す装置は等速自在継手56を備えた駆動輪用車輪軸受装置を示しており、また前記各実施例においてはドラムブレーキ用のブレーキロータを示しているにのに対して、図5に示す装置はディスクブレーキ用ブレーキロータを示している。同図に示す装置も図3に示す装置の前記問題点、及びそれを解決するためにブレーキロータと車輪軸受装置を一体化して必要に応じて振れの検査を行っておき、それを自動車工場の組立工程に搬送する点は同様である。 【0017】 【発明が解決しようとする課題】図3に示すようなブレーキロータと車輪軸受装置が別体である装置において生じる、自動車製造工場における組立工程に入る前の両部材の結合作業と面ぶれ調整作業を行わなければならない問題点は、前記図4及び図5に示す種々の手段により解決することができるものであるが、例えば軸受製造工場で予めブレーキロータと車輪軸受装置を一体にして組み立てて自動車製造工場における組立工程に搬送したとき、これをナックルに固定するに際しては、作業者は次のような作業を行う必要がある。 【0018】即ち、例えば図4に示す例において作業者は、ナックル等の懸架装置の外側、即ち車体の外側からブレーキロータ付軸受装置45をナックル33側に近づけ、外輪部材35の段部49とナックル33の段部48を係合させる。その後懸架装置の内側、即ち車体の内側に回って軸受固定ボルト51をナックル33のボルト挿通孔50に対して内側から挿通し、ボルト挿通孔50に対向して配置されている外輪部材35のねじ穴52にねじ込み、締め付けることにより固定する。 【0019】そのため、作業者は懸架装置の外側でブレーキロータ付軸受装置のナックルに対する係止作業を行い、その後に懸架装置の内側に回り込んで両者をボルト締めするという複雑な作業を行わなければならず、面倒な作業のため作業性が悪いという問題が生じる。このことは前記図3に示す従来例1の装置も含めて、全ての従来の軸受装置において共通して生じる問題である。 【0020】したがって、本発明は、ブレーキロータを組み付けて一体化したブレーキロータ付軸受装置、またはブレーキロータと車輪軸受装置を一体成型したブレーキロータ付軸受装置をナックル等の懸架装置に固定する際、この懸架装置の外側から全ての作業を行うことができるようにし、ブレーキ付ロータ軸受装置を容易に懸架装置に固定することができるようにしたブレーキロータ付軸受装置を提供することを主たる目的としている。 【0021】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解決するため、外周に懸架装置に取り付けるフランジを、内周面に複列の軸受外軌道を有する外輪と、外端にブレーキロータに一体または別体で接続するフランジを、軸方向中央の外周に直接または間接に軸受の内軌道を、内端の外周に内輪を外嵌するための円筒部を有するハブと、外周に軸受の内軌道を、内周に円筒部を有する内輪と、軸受の外軌道と内軌道との間に転動自在に介在し、回転部材を支持する複数の転動体とを備えたブレーキロータ付軸受装置において、前記ブレーキロータに、前記外輪のフランジのボルト孔に対向して、少なくとも前記ボルト孔用のボルトを挿通可能な貫通孔を形成したことを特徴とするブレーキロータ付軸受装置としたものである。 【0022】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に沿って説明する。図1に示す実施例においては、前記図4(b)に示す装置とほぼ同様の構成をなすブレーキロータ付軸受装置1の例を示しており、車輪軸受装置2のハブを構成するフランジ3の通孔4に対して内側からハブボルト5を挿通し、このハブボルト5は車輪軸受装置2のフランジ3に対して当接するブレーキロータ6のフランジ7に形成したボルト圧入孔8に対して、そのセレーション部9において圧入し喰い込ませ、それによりブレーキロータ6は車輪軸受装置2に対して固定されている。 【0023】このブレーキロータ付軸受装置1は、例えば軸受装置製造工場において上記のようにブレーキロータ6と車輪軸受装置2とが組み立てられ一体化し、この状態でブレーキドラムの振れの検査と調整を行い、その後自動車製造工場の組立工程に搬送されることとなる。 【0024】図1に示す実施例においては同図に示されるようなナックル10にこのブレーキロータ付軸受装置1を固定するに際して、外輪部材11に形成したボルト挿通孔12に対して懸架装置としてのナックル10の外側、即ち車体の外側から内側に向けて軸受固定ボルト13を挿通し、それをナックル10に形成したねじ孔14に螺合し、締め付けることにより固定する構成を採用している。 【0025】この軸受固定ボルト13をブレーキロータ付軸受装置1の外側から前記ねじ穴14に螺合して締め付けるため、軸受固定ボルト13の頭部15に対向する車輪軸受装置2のフランジ3に貫通孔を、またブレーキロータ6のフランジ7に対して同じ位置に貫通孔を各々形成しており、これらの貫通孔が連通することにより一連の貫通孔16を形成している。この貫通孔16は図1(b)に示すように、等間隔に配置したハブボルト5の間に位置するように円周上に等間隔で配置し、互いに干渉しないようにしている。 【0026】この貫通孔16の直径は、少なくとも前記軸受固定ボルト13を挿通することができる大きさとする。また、この貫通孔16の大きさは、この軸受固定ボルト13を回転し締め付けるソケットレンチ等の工具が軸受固定ボルト13の頭部を保持した状態でこの貫通孔から挿通することができる大きさとすることが好ましい。但し、ボルトを回転する工具は例えばボルト頭部に「+」状の溝が形成されている場合には、ボルトの頭部より細いドライバーによって回転し締め付けることが可能であるので、前記貫通孔は少なくともボルトの頭部等、そのボルトにおいて最も径の大きな部分が貫通できる大きさであれば足りる。 【0027】なお、図1に示すブレーキロータ付軸受装置1においては、車輪軸受装置2の軸部18外周面の内、軸方向外側の面に直接軌道を形成し、複列の転動体のうち軸方向外側の転動体がこの軌道面上を転動するようにしており、軸部18の外周面における軸方向内側の面には、外周面に軸方向内側の転動体が転動する軌道面を形成した内輪部材20を圧入する構成を採用している。但し、前記軸方向外側の転動体に対しても、前記軸方向内側の転動体と同様に、軸部18に圧入する内輪部材を用いても良い。このような内輪部材を用いることにより、特に荷重がかかる部分の転動面を強靱な軸受鋼を用い、耐久性のある軸受装置とすることができる。 【0028】図2に示す実施例においては、前記図5に示す装置とほぼ同様の構成をなすディスクブレーキ式のブレーキロータ付軸受装置21の例を示しており、また等速自在継ぎ手22を備えた動輪用軸受装置の例を示している。このブレーキロータ付軸受装置21においては、従来のブレーキロータと車輪軸受装置を一体成型することによって部品点数を減少させ、かつ上記のようなブレーキロータを車輪軸受装置に取り付けた後の振れ調整を不要とし、更に部品点数を減少するようにしたブレーキロータ付軸受装置としている。 【0029】このブレーキロータ付軸受装置21においても、前記図1に示す実施例と同様に、ナックル10にこのブレーキロータ付軸受装置21を固定するに際して、外輪部材11に形成したボルト挿通孔12に対して懸架装置としてのナックル10の外側、即ち車体の外側から内側に向けて軸受固定ボルト13を挿通し、それをナックル10に形成したねじ孔14に螺合し、締め付けることにより固定している。 【0030】この軸受固定ボルト13をブレーキロータ付軸受装置21の外側から前記ねじ穴14に螺合して締め付けるため、軸受固定ボルト13の頭部15に対向するフランジ23に貫通孔24を形成している。この貫通孔24は図2(b)に示すように、等間隔に配置したハブボルト25の間に位置するように円周上に等間隔で配置し、互いに干渉しないようにしている点も前記実施例と同様である。 【0031】更にこの貫通孔24の直径についても、少なくとも前記軸受固定ボルト13を挿通することができる大きさとし、またこの軸受固定ボルト13を回転し締め付けるソケットレンチ等の工具が軸受固定ボルト13の頭部を保持した状態でこの間通孔から挿通することができる大きさに設定することが好ましい点も前記実施例と同様である。なお、図2に示すブレーキロータ付軸受装置21においては、軸受部分において複列の転動体の各々に対して内輪部材26を別体で用いており、軸受部分の耐久性を向上させている。 【0032】本発明は上記実施例の他に更に種々の態様で実施することができ、例えば前記図3に示す従来の装置のように、ブレーキロータと車輪軸受装置とを各々自動車製造工場の組立工程に搬送し、そこで両者を一体化してブレーキロータ付軸受装置とするものにおいても、前記図1に示す実施例と同様の貫通孔を各フランジに形成しておくことにより、軸受固定ボルトをこの貫通孔から挿通してナックルにねじ込み、締め付けて固定することができ、それによっても従来のように車体の外側での作業の次に内側での作業を行うような面倒な作業を行う必要をなくすことができる。 【0033】更に本発明は、前記のようなドラムブレーキとディスクブレーキの態様、従動輪用軸受装置と駆動輪用軸受装置の態様、内輪部材を複列の転動体の片側にのみ用いるか両方に用いるかの態様、ブレーキロータと車輪軸受装置の固定に際して図4(a)のようなブレーキドラム固定ボルトを用いて固定するか、図4(b)のようなハブボルトのセレーションに対する圧入により固定するか、更には両者を一体成型するかの態様、転動体として玉を用いるか円錐ころを用いるかの態様等、種々の態様をそれぞれ必要に応じて自由に組み合わせて用いることが可能である。 【0034】 【発明の効果】本発明は、上記のように構成したので、ブレーキロータを組み付けて一体化したブレーキロータ付軸受装置、またはブレーキロータと車輪軸受装置を一体成型したブレーキロータ付軸受装置をナックル等の懸架装置に固定する際、従来のように車体の外側の作業と内側の作業とを行う必要が無くなり、この懸架装置の外側からの作業のみで容易に固定することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000004204 【氏名又は名称】日本精工株式会社 【住所又は居所】東京都品川区大崎1丁目6番3号
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| 【出願日】 |
平成14年1月17日(2002.1.17) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100111947 【弁理士】 【氏名又は名称】木村 良雄
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| 【公開番号】 |
特開2003−211907(P2003−211907A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月30日(2003.7.30) |
| 【出願番号】 |
特願2002−9302(P2002−9302) |
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