| 【発明の名称】 |
写真を複写した転写シ−トの転写方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】波多野 一男
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| 【要約】 |
【課題】上絵付用の写真を複写した転写シ−トは高温で焼成した陶磁器等の被転写体に直接焼成すると鮮明度が落ちる。また被転写体の色が白色以外の場合には焼成後の画像は被転写体の色が影響してイメ−ジが変化する欠点がある。
【解決手段】陶磁器等被転写体の写真を複写した転写シ−トを転写する部分に白色及び白色系の顔料により製作した転写シ−ト等を予め焼成してその上から写真を複写した転写シ−トを転写して焼成する。これにより鮮明度が改善され光沢のある画像が提供できるとともに被転写体の色が白色以外の場合には被転写体の色の影響を最小限に防ぐことができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 所定の温度で焼成した陶器、磁器に写真を複写した転写シ−トを少なくとも転写する部分に白色及び白色系の顔料により製作した転写シ−トを予め焼成し、その上から写真を複写したことを特徴とする写真を複写した転写シ−トの転写方法。 【請求項2】 所定の温度で焼成した陶器、磁器に写真を複写した転写シ−トを少なくとも転写する部分に白色及び白色系の顔料を使用した絵具を付着して予め焼成し、その上から写真を複写したことを特徴とする写真を複写した転写シ−トの転写方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は陶器、磁器の所定の温度で焼成された被転写体の表面に写真を複写した転写シ−トから転写する方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】所定の温度で焼成された陶器、磁器の被転写体に直接転写シ−トを転写し、また絵具で絵付け等を行って焼成する方法は従来から行われている。写真を複写した転写シートを被転写体に直接転写して焼成すること等もこの方法で行われているが被転写体に直接転写することは上絵付そのものであり、他の目的のために被転写体にできる受容層としての機能を活用するものではない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の方法で写真を複写した転写シートを焼成するのみでは鮮明に撮影された写真の鮮明さが落ちる問題点がある。さらに被転写体の色が白色以外の場合は被転写体の色が影響して写真のイメ−ジが変化する問題点もある。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は所定の温度で焼成した陶器、磁器に写真を複写した転写シ−トを転写する部分に白色及び白色系の顔料により製作した転写シ−トを予め焼成し、その上から写真を複写した転写シ−トを転写することを行ったものである。 【0005】 【実施例】次に本発明の実施例を説明する。以下に述べる実施例はあくまで一例であって本発明の技術的範囲を限定するものではない。 【0006】 【実施例1】被転写体として高温釉を施して高温度焼成された高さ80mmの白色のマグカップを用意した。あらかじめ上絵付用の白色用の顔料を使用した白色の転写シ−トを製作しておき、この転写シ−トを白色マグカップの写真を複写した転写シ−トを転写する部分に転写して810度の温度にて焼成して白色顔料による受容層を形成した。この受容層の上に上絵付用の顔料を使用した写真を転写した転写シ−トを転写して810度の温度にて焼成した。これにより光沢に富んだより鮮明な画像が得られた。 【0007】 【実施例2】被転写体として高温釉を施して高温度焼成された高さ80mmの黒色のマグカップを用意した。あらかじめ上絵付用の白色用の顔料を使用した白色の転写シ−トを製作しておき、この転写シ−トを黒色マグカップの写真を複写した転写シ−トを転写する部分に転写して810度の温度にて焼成して白色顔料による受容層を形成した。この受容層の上に上絵付用の顔料を使用した写真を複写した転写シ−トを転写して810度の温度にて焼成した。これによりマグカップの黒色の影響の少ない光沢に富んだより鮮明な画像が得られた。 【0008】 【実施例3】製造プロセスについて説明する。 1.被転写体として高温釉を施して高温度焼成された高さ80mmの白色のマグカップを用意した。 2.上絵付用の顔料を使用した写真を複写した転写シ−トを用意した。 3.上絵付用の白色用の顔料を使用した2項の転写シ−トと同じ大きさの白色の転写シ−トを用意した。 4.3項で用意した白色の転写シ−トを1項で用意したマグカップに転写した。 5.4項のマグカップを810度に設定した炉で5時間かけて焼成した。 6.5項で焼成したマグカップの白色の転写シ−トを転写した部分に2項で用意した写真を複写した転写シ−トを転写した。 7.6項のマグカップを810度に設定した炉で5時間かけて焼成した。 【0009】なお、上記実施例では写真を複写した場合について説明したが複写に限定したものではなくシルクスクリ−ン印刷等によって転写シ−トを作成してもよく、上記実施例と同様の効果が得られる。 【0010】 【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば所定の温度で焼成した陶器、磁器に写真を複写した転写シ−トを転写する部分に白色及び白色系の顔料により製作した転写シ−トを予め焼成し、その上から写真を複写した転写シ−トを転写することで光沢のあるより鮮明な画像を得ることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】302026195 【氏名又は名称】波多野 一男
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| 【出願日】 |
平成14年5月17日(2002.5.17) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−326894(P2003−326894A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月19日(2003.11.19) |
| 【出願番号】 |
特願2002−142268(P2002−142268) |
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