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【発明の名称】 装飾袋体及び装飾帯体
【発明者】 【氏名】雑賀 清治郎
【住所又は居所】大阪市平野区加美北3−13−14 有限会社サイガ内

【要約】 【課題】袋体外表面に凹み形状の模様が付設されてなる意匠性に優れる装飾袋体を提供する。さらに、その凹み形状の模様内に金箔層等の着色層が敷設されてなる意匠性に優れる装飾袋体を提供する。

【解決手段】袋体外表面に凹み形状の模様3が付設し、さらに凹み形状の模様3内に金箔層等の着色層4が敷設されてなり、それらが、超音波振動加工により行なわれるもの。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 袋体外表面に凹み形状の模様が付設されてなる装飾袋体。
【請求項2】 前記凹み形状の模様内に金箔層等の着色層が敷設されてなる請求項1記載の装飾袋体。
【請求項3】 袋体開口縁の裁断形成及び袋体外表面の凹み形状の模様作成が超音波振動加工により同時に行なわれて形成される装飾袋体。
【請求項4】 袋体開口縁の裁断形成、袋体外表面の凹み形状の模様作成及び前記模様内への着色層の敷設が超音波振動加工により同時に行なわれて形成される装飾袋体。
【請求項5】 帯体表面に凹み形状の模様が長手方向に沿って付設されるとともに、その凹み模様内に金箔層等の着色層が敷設されてなる装飾帯体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、小物を入れる袋体やケーキの周囲に付設する帯体の装飾構成に関する。
【0002】
【従来の技術】最近携帯電話等のストラップが広く出回っているが、そのストラップは例えば店頭において透明フィルム袋に納められて展示販売される。このような小物商品がよく売れるためには商品自身のデザインに加え、商品の販売時の形態、すなわち、袋に入れられて売られる際の見栄えも売れ行きにおおいに関係する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで従来においては透明フィルム袋に模様を印刷したものを使用したりしているが模様が平面的で意匠性に満足できるものはない。また、袋内に装飾用シートを入れる場合もあるが、その場合はそれを入れるのに手間がかかるとともにコストも高くなった。
【0004】この発明は上記の事情に鑑みて行なったもので、小物の販売に適する装飾性の高い袋体を提供する。さらには、ケーキの見栄えをよくする装飾性に優れる帯体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明では、袋体外表面に凹み形状の模様が付設されてなる装飾袋体を提供する。さらに、その凹み形状の模様内に金箔層等の着色層が敷設されてなる装飾袋体を提供する。
【0006】また、袋体開口縁の裁断形成及び袋体外表面の凹み形状の模様作成が超音波振動加工により同時に行なわれて形成される装飾袋体を提供する。さらに、袋体開口縁の裁断形成、袋体外表面の凹み形状の模様作成及び前記模様内への着色層の敷設が超音波振動加工により同時に行なわれて形成される装飾袋体を提供する。
【0007】上記それぞれの発明において、装飾袋体の材料としては適宜のものを使用してもよく、超音波振動加工よって製造する場合は超音波振動の摩擦により溶解、溶着、溶断可能な材料を用いる。樹脂材料以外としては不織布等も使用できる。また、着色層も適宜色の層とすればよい。
【0008】また、帯体表面に凹み形状の模様が長手方向に沿って付設されるとともに、その凹み模様内に金箔層等の着色層が敷設されてなる装飾帯体を提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の装飾袋体の外観正面図、図2はその要部断面図である。装飾袋体1は全体がポリプロピレンよりなり上縁部2が開口している。そして、その上縁部2部分に沿って模様3が付設されている。模様3は図2に示すように凹み状に形成され、その底部には着色層としての金箔層4が敷設されている。また、半円形が連続するように形成される上縁部2にも連続して凹み状に段部6が形成され、その段部6上にも金箔層4が敷設されている。装飾袋体1はこのような構成とされることで立体的な模様3を持つとともに、その模様3、さらには上縁部2が金箔層4で輝くことできわめて意匠性に優れるものとなっている。
【0010】図3、図4により上記装飾袋体1の製造方法を説明する。図3は製造ラインの簡略平面構成を示し、図4は超音波加工機部分の側面構成を示す。装飾袋体1の深さのほぼ2倍の幅のポリプロピレンシート12が矢印方向に製造ラインを移送され、一対の超音波加工機10それぞれによりその両側に沿って連続的に模様3が付設されるとともに縁部が所定の形状に裁断されていく。超音波加工機10は裁断部と模様形成部が周方向に沿って突設され押圧ローラー型13とその押圧ローラー型13に下方から金箔テープ14とポリプロピレンシート12を介して当接される超音波振動を発生するホーン15とから構成される。超音波加工機10それぞれの前段と後段とには金箔テープ14の送り出し機17と巻き取り機18とが設けられている。
【0011】超音波加工機10では押圧ローラー型13が回転しながら上面の金箔テープ14とともポリプロピレンシート12をホーン15上に押し付ける。その際ホーン15が発生する超音波振動による摩擦熱によりポリプロピレンシート12を溶解して押圧ローラー型13の裁断部では裁断を行なって所定形状の上縁部2を形成するととともに模様形成部では凹み模様3を形成し、かつ、模様3の底部と上縁部2の段部6上に金箔層4に敷設固定する。
【0012】上記のように超音波加工機10を用いれば、ポリプロピレンシート12における上縁部2の裁断と凹み模様3の形成、さらに模様3と上縁部2の段部6への金箔層4に敷設が1工程で容易に行なえる利点がある。
【0013】次に、超音波加工機10から送り出されたポリプロピレンシート12はねじり状態とされて半折機20に入りここで両側の模様3それぞれを外側とするように半折され、さらに、ヒートカッター21により溶断され所定幅の装飾袋体1とされる。
【0014】装飾袋体1の材料としては適宜のものを使用してもよく、とくに上記のように超音波加工機10よって製造する場合は、超音波振動の摩擦により溶解、溶着、溶断可能な材料を用いる。ポリプロピレン等の樹脂材料以外としては不織布等も使用できる。また、上記金箔シート14に代えて適宜の色のフィルムシートを用いることで適宜色の着色層4を形成できる。
【0015】上記の製造ラインにおいてポリプロピレンシートとして幅の狭いものを用い片側の超音波加工機のみを使用することで、帯体表面に凹み形状の模様が長手方向に沿って付設されるとともに、その凹み内に金箔層が敷設されてなる装飾帯体が得られる。この場合、半折機20とヒートカッター21とは使用しない。
【発明の効果】この発明によれば、小物の販売に適する装飾性の高い袋体を製造容易に提供できるようになる。また、ケーキの見栄え等を良くする装飾性に優れる帯体を製造容易に提供できるようになる。
【出願人】 【識別番号】502031094
【氏名又は名称】有限会社サイガ
【住所又は居所】大阪市平野区加美北3―13―14
【出願日】 平成13年12月13日(2001.12.13)
【代理人】 【識別番号】100080746
【弁理士】
【氏名又は名称】中谷 武嗣
【公開番号】 特開2003−182298(P2003−182298A)
【公開日】 平成15年7月3日(2003.7.3)
【出願番号】 特願2001−402747(P2001−402747)