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【発明の名称】 電子黒板装置
【発明者】 【氏名】亀山 憲二
【住所又は居所】愛知県名古屋市中区錦二丁目2番13号 リコーエレメックス株式会社内

【要約】 【課題】投影画像を筆記シートの任意の位置に任意の大きさで映すことができる電子黒板装置を提供する。

【解決手段】電子黒板装置は、CPU24、プリンタ6、画像読取部14、画像合成部20、メモリ21、筆記シート1、LCDプロジェクタ3、画像変位変倍部22、I/F制御部23、操作部5をそなえ、不図示のMOから読み出した投影画像のデータをLCDプロジェクタ3から筆記シート1に投影する。そして、投影画像の大きさと位置を変更するには、操作部5にて所定の操作を行うことにより、画像変位変倍部22にて投影画像を任意の大きさに変倍し、かつ、任意の位置を設定して、LCDプロジェクタ3から筆記シート1に投影する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 筆記シート上に画像を投影する画像投影手段をそなえる電子黒板装置において、前記画像投影手段で投影する投影画像の位置を、前記筆記シート上でその投影画像の大きさとともに変更する画像変位変倍手段をそなえることを特徴とする、電子黒板装置。
【請求項2】 画像読取手段で読み取った前記筆記シート上の読取画像と、前記画像投影手段で前記筆記シート上に投影した投影画像とを合成する画像合成手段をそなえることを特徴とする、請求項1に記載の電子黒板装置。
【請求項3】 前記画像合成手段で合成した合成画像を、前記画像投影手段で前記筆記シート上に投影可能に記憶する画像記憶手段にそなえることを特徴とする、請求項2に記載の電子黒板装置。
【請求項4】 前記画像変位変倍手段で投影画像の大きさを自在に変更可能とすることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の電子黒板装置。
【請求項5】 前記画像投影手段で前記筆記シート上に投影画像を投影するとき、その投影画像の輪郭を視覚的に区切る判別線を投影画像に付加することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の電子黒板装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、筆記具を用いて筆記シートに手書きして書込みを行うとともに、必要に応じて筆記シートを搬送しながら書込み内容を画像読取手段で読み取り、その読取り内容をプリンタでプリントシートに印刷出力する電子黒板装置に関する。特にそのうち、筆記シート上に画像を投影する画像投影手段をそなえる電子黒板装置に関する。
【0002】
【従来の技術】会議などにおいて、予めパーソナルコンピュータなどで作成された画像を、プロジェクタによって電子黒板装置にそなえた筆記シートに投影して発表を行い、この画像を投影した筆記シートに手書きで絵や文字を書き込むことができる、電子黒板装置として、例えば、特開2000−332930号公報が開示されている。
【0003】この公報による電子黒板装置は、図11に示すように、画像読取手段61をそなえた筆記シート62に、画像投影手段64によって画像作成手段63で予め作成した画像を投影する。そして、ユーザーが筆記シート62に手書きで絵や文字を書き込んだ後、画像読取手段61がその書込み内容を読取画像として読み取り、画像合成手段65に送るとともに、画像作成手段63は、画像表示手段62に投影された投影画像を画像合成手段65に送り、画像合成手段65にて読取画像と合成して、合成画像としてプリンタ66より出力する。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】しかし、このような従来の電子黒板装置では、投影画像が筆記シート62の表示可能な領域全体に映されるため、筆記シート62に絵や文字を書き込む際には、投影画像の映されていないわずかな余白を利用しなければならず、書き込む絵や文字を小さくしたり、文章を省略して書き込んでいた。このため、合成された合成画像をプリンタ66で印刷すると、文字が小さくて読み難かったり、文章が不完全で判り難いという問題があった。
【0005】これに対して、図12に示すように、画像投影手段64を操作して投影画像67をズームアウトし、筆記シート62に投影する投影画像67の大きさを縮小して余白68を設ける方法がある。
【0006】しかし、このような方法では、投影画像67は常に筆記シート62の中央に映されるので、ユーザーが余白68を任意の位置に確保することができず、必要な位置に絵や文字を十分に書き込むことができないという問題があった。
【0007】そこで、この発明の目的は、投影画像を筆記シートの任意の位置に任意の大きさで映すことができる電子黒板装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記載の発明は、筆記シート上に画像を投影する画像投影手段をそなえる電子黒板装置において、前記画像投影手段で投影する投影画像の位置を、前記筆記シート上でその投影画像の大きさとともに変更する画像変位変倍手段をそなえることを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電子黒板装置において、画像読取手段で読み取った前記筆記シート上の読取画像と、前記画像投影手段で前記筆記シート上に投影した投影画像とを合成する画像合成手段をそなえることを特徴とする。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の電子黒板装置において、前記画像合成手段で合成した合成画像を、前記画像投影手段で前記筆記シート上に投影可能に記憶する画像記憶手段にそなえることを特徴とする。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の電子黒板装置において、前記画像変位変倍手段で投影画像の大きさを自在に変更可能とすることを特徴とする。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載の電子黒板装置において、前記画像投影手段で前記筆記シート上に投影画像を投影するとき、その投影画像の輪郭を視覚的に区切る判別線を投影画像に付加することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。
【0014】図1は、本発明の実施の形態としての電子黒板装置の一例である。電子黒板装置は、筆記シート1を有する電子黒板本体2の上部に画像投影手段であるLCDプロジェクタ3をフレーム4によって支持する。また、電子黒板本体2の下部には、操作部5とプリンタ6をそなえる。そして、電子黒板本体2は、下部にキャスタ7のついたスタンド8によって支持されて直立してなる。
【0015】電子黒板本体2は、図2に示すように、ケース9の内部にシート搬送部10、画像読取部(画像読取手段)14、不図示のクリーニング手段と制御手段などをそなえる。シート搬送部10は、駆動ローラ11と従動ローラ12をそなえ、筆記シート1は、駆動ローラ11と従動ローラ12との間に掛け回されている。
【0016】また、駆動ローラ11には、図示しないモータが接続され、従動ローラ12には、図示しないシートテンション機構が配置され、筆記シート1に張力を施している。さらに、筆記シート1の裏面側には、スクリーンボード13が設けられている。
【0017】また、筆記シート1の奥には、筆記シート1に書込まれた絵や文字などを、読取位置Pにおいて読み取る画像読取部14をそなえ、画像読取部14は、光源15、ミラー16、レンズ17、光―電気変換器であるCCD18をそなえる。
【0018】図3は、この例の電子黒板装置がそなえる電気ブロック図である。電子黒板装置は、CPU24、プリンタ6、画像読取部14、画像合成部(画像合成手段)20、メモリ(画像記憶手段)21、筆記シート1、LCDプロジェクタ(画像投影手段)3、画像変位変倍部(画像変位変倍手段)22、I/F制御部23、操作部5をそなえる。そして、メモリ21は、投影画像記憶部21a、合成画像記憶部21b、読取画像記憶部21cをそなえる。
【0019】さらに、電子黒板装置には、不図示のMOドライブが接続可能とされる。このMOドライブに代えて、CDドライブ、フレキシブルディスクドライブなどを接続してもよいし、また、DVDプレーヤー、ビデオデッキ、あるいは、パーソナルコンピュータを接続してもよい。
【0020】操作部5は、後述するように、電子黒板装置をユーザーの意向に合わせて作動させるための基本的な設定を入力する複数の操作キーをそなえる。また、I/F制御部23は、MOドライブと電子黒板装置とのインタフェースを行うものである。
【0021】さらに、画像変位変倍部22は、筆記シート1に投影した投影画像の位置を筆記シート1上でその投影画像の大きさとともに変更するものであり、画像をユーザーの指定した倍率に自在に変更し、変倍した画像を筆記シート1の表示可能領域のユーザーが指定した位置に投影するように制御するものである。
【0022】そして、LCDプロジェクタ3は、筆記シート1上に画像を投影するものである。また、筆記シート1は、LCDプロジェクタ3からの投影画像を映したり、ユーザーが絵や文字を書き込むものである。
【0023】また、画像読取部14は、筆記シート1に書き込んだ絵や文字を読取画像として読み取るためのものである。さらに、画像合成部20は、読取画像と投影画像とを合成して、合成画像を作成するものである。
【0024】さらに、メモリ21は、筆記シート1に映した投影画像を記憶する投影画像記憶部21a、合成画像を記憶する合成画像記憶部21b、追記画像を記憶する読取画像記憶部21cをそなえる。
【0025】そして、プリンタ6は、投影画像、読取画像、合成画像をコピーするものである。また、CPU24は、中央演算処理装置であり、この電子黒板装置のあらゆる電気的な動作を司るものである。
【0026】操作部5は、詳しくは、図4のようになっている。すなわち、操作部5は、電源のON、OFFを行う電源キー25、各種の選択を行う選択キー26、選択した内容を決定する決定キー27、筆記シート1を先送りする送りキー46、筆記シート1を後戻しする戻しキー47、筆記シート1に書き込まれた絵や文字などを消去するクリーニングキー48、画像を筆記シート1に投影する投影キー28、各種の操作を選択するメニューキー29、コピー濃度を変更する濃度キー30、コピーを停止するコピーストップキー31、コピー枚数を設定する枚数キー32、コピーを開始するコピーキー33をそなえる。
【0027】また、電源がONのときに点灯する電源LED34、エラーが発生したときに点灯するエラーLED35をそなえる。さらに、メニューキー29によって、投影画像の拡大や縮小の設定が選択されたときに点灯する拡大/縮小LED36、投影画像の表示位置の設定が選択されたときに点灯する表示位置LED37、投影画像に後述する判別線を付与することが選択されたときに点灯する判別線LED38、投影画像と追記内容の合成を行うことが選択されたときに点灯する合成LED39、コピーが選択されたときに点灯するコピーLED40、投影画像あるいは読取画像を保存することが選択されたときに点灯する保存LED41、保存された合成画像を再表示することが選択されたときに点灯する再表示LED45をそなえる。加えて、濃度キー30によって、コピー濃度が「濃い」に選択されたときに点灯する濃いLED42、コピー濃度が「薄い」に選択されたときに点灯する薄いLED43、コピー枚数を表示する7セグメントLED44をそなえる。
【0028】このように構成された電子黒板装置に絵や文字を書き込むときは、図4の操作部5の電源キー25を押下し、電源をONにして、電源LED34を点灯させる。次に、図1の筆記シート1にペンで絵や文字などを書き込む。
【0029】筆記シート1に書込み内容がいっぱいになったら、送りキー46を押し、筆記シート1を送り、書込みがなされていない面を表に臨ませ、続けて絵や文字などを書き込む。そして、先送りした面の内容を見たいときは、戻しキー24を押し、筆記シート1を戻す。
【0030】また、筆記シート1の書込み内容を消去するときは、クリーニングキー48を押す。すると、駆動ローラ11が筆記シート1を搬送しながら、不図示のクリーニング手段を作動して書込み内容を消去する。
【0031】一方、エラーが生じたときには、エラーLED35が点灯し、ユーザーに警告する。
【0032】そして、筆記シート1の書込み内容をコピーするには、図4の操作部5において、コピーキー33を押下する。なお、電源キー25をONにすると、読取濃度は標準に設定され、コピー枚数は1枚に設定されるので、読取濃度を変更するときは濃度キー30を、コピー枚数を変更するときは枚数キー32を必要に応じてそれぞれ押下して変更した後、コピーキー33を押下する。
【0033】すると、操作部5から送信された信号が、図2において、図示しないモータが駆動して、駆動ローラ11を回転させ、筆記シート1を矢印のa方向に搬送する。そして、画像読取部14が読取位置Pにて筆記シート1上に書き込まれた絵や文字を順次読み取り、プリンタ6に送信して用紙に印刷される。
【0034】次に、筆記シート1に投影画像を映して、そこに絵や文字を書き込む場合の動作について説明する。まず、図4において、電源キー25をONにし、電源LED34を点灯させ、投影キー28を押下する。すると、図示しないパーソナルコンピュータであらかじめ作成され、MOドライブに装填されたMOに格納されている複数の画像データが、I/F制御部19を介してLCDプロジェクタ3より筆記シート1にサムネイル表示で投影される。
【0035】この複数の画像の中から使用したい画像を選択キー26により選択し、決定キー27を押下すると、例えば図5に示すように、投影画像51が標準サイズとして筆記シート1の表示可能領域52を最大に占有して投影される。
【0036】そして、投影画像51に手書きで絵や文字などを書き込むときは、メニューキー29により「拡大/縮小」を選択して拡大/縮小LED36を点灯させ、決定キー27を押下すると、投影画像51の映されている筆記シート1上にLCDプロジェクタ3を介して、現在の倍率が「100%」である旨が表示される。ユーザーは、選択キー26により、たとえば投影画像51の倍率を50%に設定して、決定キー27を押下する。すると、図6(a)に示すように、筆記シート1の中央に、50%に縮小された投影画像51aが投影され、その周囲に余白53aが形成される。
【0037】さらに、メニューキー29により「表示位置」を選択して表示位置LED37を点灯させ、決定キー27を押下すると、投影画像51aが筆記シート1上で移動可能状態となる。そして、選択キー26により投影画像51aを表示したい位置に移動させる。この例では、図6(b)に示すように、筆記シート1上の左上に投影画像51bを移動させ、余白53bを形成する。なお、投影画像51の倍率、表示位置は、ユーザーの任意に自在に設定することができる。
【0038】そして、ユーザーは、ペンで余白53bに絵や文字を書き込む。余白53bに書き込まれた絵や文字と、投影画像51bを合成するには、メニューキー29により「合成」を選択して合成LED39を点灯させ、決定キー27を押下する。
【0039】すると、投影画像51bの標準サイズの投影画像51のデータを一旦、メモリ21の投影画像記憶部21aに格納した後、再び、読み出して、CPU24において間引き処理する。なお、この間引き処理は、画像変位変倍部22で処理するように設定してもよい。
【0040】一方、図7(a)において、余白53bに書き込まれた絵や文字58は、駆動ローラ11が筆記シート1を搬送し、読取位置Pにて順次、画像読取部14で読取画像として読み取られ、メモリ21の読取画像記憶部21cに格納した後、再び読み出して画像合成部20に送信する。そして、前述の画像合成部20において間引き処理した投影画像51と合成して、合成画像59を作成するとともに、作成した合成画像59をメモリ21の合成画像記憶部21bに格納する。
【0041】この合成画像59を印刷するには、操作部5のメニューキー29により「コピー」を選択してコピーLED40を点灯させ、決定キー27を押下する。そしてコピーキー33を押下すると、合成画像59のデータが画像記憶部21bからプリンタ6に送信され、合成画像59が印刷される。
【0042】また、保存されている合成画像59を再度、筆記シート1に映すには、メニューキー29により「再表示」を選択して再表示LED45を点灯させ、決定キー27を押下する。すると、メモリ21の合成画像記憶部21bに格納されている複数の合成画像が、筆記シート1上にサムネイル表示され、選択キー26により所望の合成画像を選択して、決定キー27を押下すると、所望の合成画像が筆記シート1に再び映される。
【0043】ところで、画像51bの領域と余白53bとを視覚的に区切るための判別線を表示したいときは、メニューキー29により「判別線」を選択して判別線LED38を点灯させ、決定キー27を押下する。すると、画像合成部14にて所定の処理が行われ、図7(b)に示すように、画像51bと余白53bとを区切るための判別線Dが表示される。すなわち、LCDプロジェクタ3が投影した画像51bの縁に沿って画像51bの領域を視覚的に区切るための判別線Dを表示する。
【0044】また、筆記シート1に絵や文字のみを書いた場合に、その内容を保存するには、メニューキー29により「保存」を選択して、保存LED41を点灯させ、決定キー27を押下すると、筆記シート1が搬送されながら、読取位置Pにおいて画像読取部14が読み取り、読取画像として、読取画像記憶部21cに格納される。一方、筆記シート1上に投影された投影画像のみを保存するには、投影画像が筆記シート1に投影された状態でメニューキー29により「保存」を選択して、保存LED41を点灯させ、決定キー27を押下すると、投影画像が投影画像記憶部21aに格納される。
【0045】なお、上述の例では、画像の倍率を任意に設定できるようにしたが、これに限定されるものではなく、たとえば、縮小率70%の一定倍率に縮小して画像を筆記シート1に投影するように設定してもよい。
【0046】また、上述の例では、LCDプロジェクタ3をフレーム4によって電子黒板本体2の上部に設置したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図8に示すように、電子黒板本体2の背面にカバー10を設け、その内部にLCDプロジェクタ3aを収納して、矢印のように筆記シート1の背面から投影画像を投影し、投影画像の位置を、筆記シート1上でその投影画像の大きさとともに変更してもよい。
【0047】さらに、図9に示すように、プリンタ55、LCDプロジェクタ56を電子黒板本体2から分離して、パーソナルコンピュータ57に接続し、このパーソナルコンピュータ57を電子黒板本体2に接続してもよい。この場合、図10に示すように、パーソナルコンピュータ57は、I/F制御部23と接続し、画像合成部20と画像変位変倍部22を、パーソナルコンピュータ57に設け、LCDプロジェクタ56で投影画像の位置を、筆記シート1上でその投影画像の大きさとともに変更してもよい。
【0048】また、上述の例では、操作部5は、電子黒板本体2に設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、有線、無線各種のリモートコントローラに操作部5を設け、電子黒板から遠隔操作を行うようにしてもよい。
【0049】
【発明の効果】したがって、請求項1に係る発明によれば、電子黒板装置が、画像投影手段で投影する投影画像の位置を、筆記シート上でその投影画像の大きさとともに変更する画像変位変倍手段をそなえているので、投影画像を任意の位置に映すことができ、これにより生じる余白に絵や文字を十分、書き込むことができる。
【0050】請求項2に係る発明によれば、上記効果に加えて、電子黒板装置が、画像読取手段で読み取った筆記シート上の読取画像と、画像投影手段で筆記シート上に投影した投影画像とを合成する画像合成手段をそなえるので、読取画像と投影画像ということなる2つの画像を同一の画像とすることができる。
【0051】請求項3に係る発明によれば、上記効果に加えて、前記画像合成手段で合成した合成画像を、前記画像投影手段で前記筆記シート上に投影可能に記憶する画像記憶手段にそなえるので、他の画像に切換えた後でも必要に応じて、合成画像を筆記シートに再び投影することができる。
【0052】請求項4に係る発明によれば、画像変位変倍手段で投影画像の大きさを自在に変更可能とするので、投影画像を任意の大きさで映すことができる。
【0053】請求項5に係る発明によれば、画像投影手段で筆記シート上に投影画像を投影するとき、その投影画像の輪郭を視覚的に区切る判別線を投影画像に付加するので、投影画像と読取画像の識別が容易にできる。
【出願人】 【識別番号】000006932
【氏名又は名称】リコーエレメックス株式会社
【住所又は居所】愛知県名古屋市千種区内山二丁目14番29号
【出願日】 平成14年5月29日(2002.5.29)
【代理人】 【識別番号】100074310
【弁理士】
【氏名又は名称】中尾 俊介
【公開番号】 特開2003−341289(P2003−341289A)
【公開日】 平成15年12月3日(2003.12.3)
【出願番号】 特願2002−155046(P2002−155046)