| 【発明の名称】 |
アルバム用台紙 |
| 【発明者】 |
【氏名】高橋 泉 【住所又は居所】兵庫県神戸市中央区北野町1丁目5番14号 株式会社レック内
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| 【要約】 |
【課題】シンプルな構成でありながら、台紙に貼られる全部の写真回りに共通して取り巻き状にマスク掛けしたように見せ、見た目に斬新で装飾性に優れ、特に、貴重な写真を集めて作る高級感溢れるアルバム作りに好適するアルバム用台紙を提供する。
【解決手段】台紙基板3と、該基板3の定位置に貼られる中枠用紙4からなり、中枠用紙4に、台紙基板3に位置決めして貼られる写真7に合わせて写真より一回り大きな開口窓8を設ける。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 台紙基板と、該基板の定位置に貼られる中枠用紙からなり、中枠用紙に、台紙基板に位置決めして貼られる写真に合わせて写真より一回り大きな開口窓を設けたことを特徴とするアルバム用台紙。 【請求項2】 台紙基板を中枠用紙に比べて濃色にしたことを特徴とする請求項1記載のアルバム用台紙。 【請求項3】 中枠用紙を写真の印画紙より分厚い厚紙製とし、開口窓回りに外向きに傾斜する切り口面を形成して設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のアルバム用台紙。 【請求項4】 開口窓の傾斜切り口面に、該切り口面を取り巻き状に色違いラインを形成したことを特徴とする請求項3記載のアルバム用台紙。 【請求項5】 中枠用紙面に、額縁をデザインした模様又は図柄を描出したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のアルバム用台紙。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、写真が直接に貼られるアルバム用の台紙に関するものであり、特に、冠婚葬祭等の重要な行事を記録する貴重な写真を集めて作るアルバムに好適するアルバム用台紙に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来より、一般的なアルバム作りには、複数枚の台紙が綴られたアルバムを用い、撮影された写真の中から必要な写真を選び出し、これらの写真を台紙に位置決めして直接に貼る手法が、古くから広く行われている。 【0003】また、大勢の人に配るような記念アルバム等を作る際は、多数の写真の中から選び出した写真を、特定の台紙に貼り付けるか仮止めし、これを原版にして丸ごと印刷した台紙をまとめて一冊の記念アルバムに仕上げたものもある。 【0004】また、最近では、写真を台紙に貼る必要のないアルバムとして、台紙基板の表面を透明フイルムによって被覆して複数のポケット部を形成した台紙を用い、各ポケットに写真を一枚ごと収納するようにしたポケットアルバムも多く使用されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記するように、台紙に写真を直接に貼るアルバムの場合、台紙には、普通、その表裏両面に写真が貼られるので、アルバムを閉じた状態で、隣り合う台紙に貼られた写真面が合掌状に重ね合わさることがあり、この状態が長期間に亘って続くと、写真面同士がくっついてしまい、アルバムを開いた時にこれが無理に剥がされて写真を傷めることがある。 【0006】このために、隣り合う台紙の間に、台紙とほぼ同じ大きさの保護用の薄紙が綴じ込んであってアルバムを閉じた時に、写真面同士が直接にくっつき合わないようにした構成のアルバムも提案されている。しかし、この種のアルバムでは、アルバムを開いて写真を見る時に、保護用の薄紙の存在が何かと邪魔になる。 【0007】また、写真を印刷した台紙で作られるアルバムは、同じアルバムを大量に作ることは可能であるが、全ての写真が一括して印刷物に替えらてしまうので、印画紙に焼き付けた写真を台紙に貼って作るアルバムに比べ、どうしても写真の価値感が薄いものとなる。 【0008】また、台紙基板を透明フイルムで被覆して写真を一枚ごと収納するポケットを形成したポケットアルバムは、ポケットに収納した写真は、アルバムを閉じても写真面同士が直接的に合わさることはないが、ボケットの大きさが決まっているので、収納できる写真サイズに制限がある。また、ポケットに収納した写真は、ボケットからの出し入れが自由にできるので、持ち主の知らぬまに写真が入れ替わっていたり、無くなったりすることがある。従って、ポケットアルバムは、撮影された写真を未整理のままに一括して保管したりするのには適するが、貴重な写真を集めて作るアルバム等には不向きとされる。 【0009】そこで、本発明は、写真を直接に貼って作るアルバムにおいて、台紙の表裏両面に写真が貼られてあっても、アルバムを閉じた状態で写真面同士が合わさることがなく、写真の保護機能を発揮し、また、台紙に貼られる全ての写真は、それぞれに写真回りに共通してマスク掛けしたように見せ、見た目に斬新で装飾性に優れ、特に、冠婚葬祭等の重要な行事等を記録する貴重な写真を集めて作る高級感溢れるアルバムに好適するアルバム用台紙を提供することを目的としたものである。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するための本発明のアルバム用台紙は、台紙基板と、該基板の定位置に貼られる中枠用紙からなり、中枠用紙に、台紙基板に位置決めして貼られる写真に合わせて写真より一回り大きな開口窓を設けいたことを特徴とする。 【0011】ここで、台紙基板としては、一般的なアルバムの台紙同様に厚紙製のものを用い、複数枚の台紙基板の綴り辺部を、適宜の綴じ部材を使用して綴じ、表紙を装丁したアルバムの基本構成は周知のアルバムと同じである。また、中枠用紙は、少なくとも台紙基板の綴り辺部側に台紙基板の一部を残す位置を定位置として台紙基板に貼られる。 【0012】また、中枠用紙に設ける開口窓は、中枠用紙を台紙基板に貼る前準備として、台紙基板に貼られる写真の位置が決まったところで、この写真の位置に合わせて設けられる。 【0013】こうして、台紙基板に対し、写真と開口窓を設けた中枠用紙を、それぞれ所定の位置に貼り付けると、写真は丁度、中枠用紙に設けた開口窓の中に収まり、写真回りには台紙基板面が取り巻き状に露出し、これが写真にマスク掛けしたように見られて写真を引き立て、斬新な装飾性を発揮するので、貴重な写真を集めて作る高級感溢れるアルバムを作るのに好適する。 【0014】また、ここで、台紙基板を中枠用紙に比べて濃色にしてあると、明色の中枠用紙の開口窓の中にあって写真回りに取り巻き状に露出して装飾性を発揮する濃色の台紙基板面は、写真とのコントラストもはっきりして一層目立つものとなり、写真を引き立てるようになる。 【0015】また、中枠用紙を写真の印画紙より分厚い厚紙製とし、開口窓回りに外向きに傾斜する切り口面を形成してあると、アルバムを閉じた状態では、隣り合う台紙基板に貼られた中枠用紙面同士だけが合掌状に合わさり、写真は開口窓の中にあって写真面が中枠用紙面や他の写真面と触れ合うことがなく保護される。また、開口窓回りの傾斜切り口面は、写真回りに露出する台紙基板面から緩やかに外向きに傾斜して中枠用紙上面に達するので、アルバムを開いた時に、面取り状になった傾斜切り口面は手触り感がよく、しかも、この傾斜切り口面の存在は、開口窓容積を拡げて見た目に圧迫感もなく、開口窓の中にある写真を引き立てる。 【0016】また、中枠用紙には、色違いの複数枚の紙を重ね合わせた厚紙や、同色の複数枚の紙の中に色違いの薄紙をサンドイッチ状に挟み込んだ厚紙類を用い、これに上記の開口窓を傾斜切り口面を形成して設けると、傾斜切り口面には、この切り口面を取り巻き状に色違いラインを形成することができる。 【0017】この場合の傾斜切り口面に表れる色違いラインは、開口窓の中にある写真回りに露出する台紙基板面の外側にあって、台紙基板面と一緒に写真回りを取り巻いてマスク掛けしたように見せ、写真をより豪華に飾って見せるようになる。 【0018】さらに、中枠用紙面に、額縁をデザインした模様又は図柄を描出してあってこれに合わせて開口窓が設けてあると、たとえ、共通の台紙基板に複数枚の写真が貼られている場合にも、開口窓の中にある各写真は、あたかも額縁付きの独立した写真に見られるようにもなり、アルバム写真とは思えない装飾性を発揮する。 【0019】 【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。 【0020】図1は本発明の実施の形態を示すアルバムを開いた状態の斜視図、図2(a)は開口窓部の拡大平面図、(b)は同開口窓部の断面図である。 【0021】図において、アルバム1に用いる台紙2は、台紙基板3と、この台紙基板3の定位置に貼られる中枠用紙4からなる。 【0022】台紙基板3は、一般的なアルバムの台紙同様に厚紙製のもので、図1に示すように、複数枚の台紙基板3の綴り辺部を、適宜の綴じ部材5を使用して綴じて表紙6を装丁してアルバム1を構成するもので、その基本構成は周知のアルバムと同じである。実施の形態では、台紙基板3には、中枠用紙4に比べて濃色紙を使用している。 【0023】中枠用紙4は、台紙基板3に貼られる写真の印画紙よりは分厚い厚紙製とされる。実施の形態では、中枠用紙4は、台紙基板3のほぼ全域をカバーする大きさにし、台紙基板3に貼られる定位置としては、台紙基板3の綴り辺部側に一部の台紙基板面3aを残し、台紙基板3の残る三辺側にも僅かに台紙基板面3bを残す(露出させる)ようにしている。 【0024】そして、中枠用紙4には、これを台紙基板3に貼る前準備として、台紙基板3に貼られる写真7の位置が決まったところで、この写真7の位置に合わせて写真7より一回り大きな開口窓8を設けている。実施の形態では、この開口窓8を、開口窓8回りに外向きに傾斜する切り口面9を形成して切り抜いている。なお、写真より一回り大きな開口窓8とは、特に、寸法的な制約はないが、実用面からして、例えば、写真7の大きさが、通常のL判サイズ(127mm×89mm)程度のプリント写真であれば、開口窓8の各辺は、対応する写真7の各辺より3〜5mmを大きくした程度のものである。 【0025】上記構成において、台紙基板3に対して貼られる写真7の位置が決まり、この写真の位置に合わせて中枠用紙4に開口窓8を設けた後、台紙基板3に写真7と中枠用紙4をそれぞれ所定の位置に貼り付けると、図2に示すように、写真7は中枠用紙4に設けた開口窓8の中に収まり、写真7回りを取り巻き状に濃色の台紙基板面3cが露出する。 【0026】こうして、アルバム1を閉じた状態では、写真7は開口窓8の中にあって写真面が中枠用紙4や他の写真と触れ合うことがなく保護される。また、アルバム1を開いた時は、明色の中枠用紙4の開口窓8の中にあって写真7回りを濃色の台紙基板面3cが取り巻き状に露出し、この台紙基板面3cが写真とのコントラストもはっきりして写真を引き立てるマスク掛け効果を発揮し、斬新な装飾性を発揮する。また、開口窓8回りに形成した傾斜切り口面9は、面取り状になった手触り感がよく、しかも、これが開口窓容積を拡げて見た目に圧迫感もなく、開口窓8の中にある写真7を引き立てる。 【0027】図3(a)は他の実施の形態を示す開口窓部の拡大平面図、(b)は同開口窓部の断面図である。 【0028】ところで、上記の中枠用紙4として、単純な厚紙を使用すれば、開口窓8回りの傾斜切り口面9は単一色でしか表れないが、中枠用紙4に、色違いの複数枚の紙を重ね合わせた厚紙や、同色の複数枚の紙の中に色違いの薄紙をサンドイッチ状に挟み込んだ厚紙類を用いてもよい。例えば、図3(a)に示すように、同色の2枚の厚紙4a,4bの中に色違いの薄紙4cをサンドイッチ状に挟み込んだ厚紙を中枠用紙4に用い、これに開口窓8を傾斜切り口面9を形成して設けると、この傾斜切り口面9には、図3(b)に示すように、傾斜切り口面9を取り巻き状に薄紙4cの切り口が色違いラインとして表れ、これが写真7回りに露出する台紙基板面3cとともに写真7より豪華に飾って見せるマスク掛け効果を発揮する。 【0029】また、図示はしていないが、中枠用紙4面に、額縁をデザインしたような模様又は図柄を印刷等によって描出してあってこれに合わせて開口窓8が設けてあると、たとえ、共通の台紙基板3に対して複数枚の写真が貼られている場合でも、開口窓8の中にある各写真7は、あたかも額縁付きで独立した写真に見られるような装飾性が発揮される。 【0030】 【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実施され、本発明によれば、写真を直接に貼って作るアルバムにおいて、写真は、台紙基板に貼られる中枠用紙に設けかれた開口窓の中にあって台紙基板に貼られるので、写真は中枠用紙に保護される。また、台紙基板に貼られた全部の写真回りには共通して取り巻き状に台紙基板面を露出させてマスク掛けしたように見せるので、シンプルな構成でありながら、見た目に斬新で装飾性に優れたものとなり、特に、冠婚葬祭等の重要な行事等を記録する貴重な写真を集めて作る高級感溢れるアルバム作りに好適する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】300071650 【氏名又は名称】株式会社レック 【住所又は居所】兵庫県神戸市中央区北野町1−5−14
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| 【出願日】 |
平成14年1月21日(2002.1.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100065868 【弁理士】 【氏名又は名称】角田 嘉宏 (外5名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−211883(P2003−211883A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月30日(2003.7.30) |
| 【出願番号】 |
特願2002−11214(P2002−11214) |
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