| 【発明の名称】 |
ファイル装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】宇埜 正敏 【住所又は居所】東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目3番2号 株式会社ナガオカトレーディング内
|
| 【要約】 |
【課題】ディスク保持体の取り外しおよび取り付けを容易にできるファイル装置を提供する。
【解決手段】ディスク保持体5の基端側に、面ファスナのループである係合部9を設ける。カバー体11内の取付部材21の内側面に、面ファスナのフックである被係合部24を設ける。取付部材21からディスク保持体5を引くと、ディスク保持体5を取付部材21から取り外すことができる。取付部材21の被係合部24にディスク保持体5の係合部9を押し付けると、ディスク保持体5を取付部材21に取り付けることができる。取付部材21に対するディスク保持体5の取り外しおよび取り付けを容易にできる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 面ファスナの互いに係脱可能なフックおよびループのいずれか一方である係合部が一側縁に形成された平板状の複数の被ファイル体と、前記面ファスナのフックおよびループのいずれか他方である被係合部を有したファイル体とを具備したことを特徴としたファイル装置。 【請求項2】 被ファイル体の係合部は、この被ファイル体における一側縁の両側に亘って設けられていることを特徴とした請求項1記載のファイル装置。 【請求項3】 面ファスナの互いに係脱可能なフックおよびループのいずれかである第1の係合部が一側縁の一側面に形成され、前記面ファスナのフックおよびループのいずれかである第1の被係合部が前記一側縁の他側面に形成された平板状の被ファイル体を複数具備したことを特徴としたファイル装置。 【請求項4】 面ファスナのフックおよびループのいずれかであり被ファイル体の第1の係合部に係脱可能な第2の被係合部と、前記面ファスナのフックおよびループのいずれかであり被ファイル体の第1の被係合部に係脱可能な第2の係合部との少なくともいずれか一方を有したファイル体を具備したことを特徴とした請求項3記載のファイル装置。 【請求項5】 ファイル体は、第2の係合部および第2の被係合部のそれぞれを有していることを特徴とした請求項4記載のファイル装置。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンパクトディスクなど収容する平板状の被ファイル体をファイルするファイル装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、この種のファイル装置としては、複数枚のコンパクトディスク(CompactDisk:CD)をファイルするものが知られている。そして、このファイル装置は、複数枚のコンパクトディスクをファイルするとともに、出先の音響機器やポータブルプレーヤ、自動車に搭載された車載形プレーヤなどへの複数枚のコンパクトディスクの携帯を容易にする。 【0003】また、このファイル装置は、一枚のコンパクトディスクが取り外し可能に収容されるディスク収容部が一側面に形成された矩形平板状の複数の被ファイル体を備えている。そして、これら複数の被ファイル体それぞれの一側縁は、これら複数の被ファイル体を重ねた際に、これら複数の被ファイル体の両側面を覆うファイル体の中間部にリベットなどにより連結固定されている。 【0004】さらに、この種のファイル装置の被ファイル体としては、これら各被ファイル体それぞれの一側縁にL字状の切欠凹部が形成されている。これら各被フィルタ体の各切欠凹部は、これら複数の被ファイル体の両側面を覆うファイル体の中間部に取り外し可能に係合されて、いわゆるバインダのように、これら各被フィルタ体をフィルタ体に取り外し可能に固定させる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上述したように、複数の被ファイル体それぞれの一側縁がファイル体の中間部に連結固定されているファイル装置の場合には、このファイル装置のファイル体からいずれかの被ファイル体を取り外すことができない。このため、これら被フィルタ体のいずれかに収容した一枚のコンパクトディスクのみを携帯などする場合には、この一枚のコンパクトディスクを被ファイル体のディスク収容部から取り出した後、この一枚のコンパクトディスクを一枚用のファイル装置やディスクカバーなどに収容させ直さなければならない。 【0006】また、各被ファイル体の一側縁にL字状の切欠凹部を形成したフィルタ装置の場合には、いずれかの被ファイル体をファイル体から取り外す際に、この被ファイル体の切欠凹部への係合を解除させなければならないとともに、一旦取り外した被ファイル体を再びファイル体に取り付ける際には、この被ファイル体の切欠凹部をフィルタ体に係合させなければならないから、フィルタ体への被フィルタ体の取り外しおよび取り付けが容易ではないという問題を有している。 【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたもので、被ファイル体の取り外しおよび取り付けが容易なファイル装置を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明のファイル装置は、面ファスナの互いに係脱可能なフックおよびループのいずれか一方である係合部が一側縁に形成された平板状の複数の被ファイル体と、面ファスナのフックおよびループのいずれか他方である被係合部を有したファイル体とを具備したものである。 【0009】そして、被ファイル体の係合部を面ファスナの互いに係合するフックおよびループのいずれか一方とし、ファイル体の被係合部を面ファスナのフックおよびループのいずれか他方としたので、ファイル体の被係合部に対して被ファイル体を引くことにより、これら被フィルタ体をファイル体から取り外せ、このファイル体の被係合部に対して各被ファイル体の係合部を押し付けることにより、これら各被ファイル体がフィルタ体に取り付けられるので、このフィルタ体に対する被ファイル体の取り外しおよび取り付けが容易になる。 【0010】また、本発明のファイル装置は、面ファスナの互いに係脱可能なフックおよびループのいずれかである第1の係合部が一側縁の一側面に形成され、面ファスナのフックおよびループのいずれかである第1の被係合部が一側縁の他側面に形成された平板状の被ファイル体を複数具備したものである。 【0011】そして、いずれかの被ファイル体の第1の係合部および第1の被係合部に、いずれか他の被ファイル体の第1の被係合部および第1の係合部を係合させた状態で、いずれかの被ファイル体の第1の係合部および第1の被係合部による係合を解除させた後、この被ファイル体の第1の係合部に係合していた第1の被係合部を、この被ファイル体の第1の被係合部に係合していた第1の係合部に係合させることにより、この被ファイル体が取り外せるので、この被ファイル体の取り外しおよび取り付けが容易になる。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、本発明のファイル装置の第1の実施の形態の構成を図1および図2を参照して説明する。 【0013】図1および図2において、1はファイル装置で、このファイル装置1は、被収容体としての円板状のディスク体であるコンパクトディスク(Compact Disk:CD)2などを複数枚ファイルするものである。ここで、これら複数枚の各コンパクトディスク2のそれぞれの中心には、円形の取付溝部3が軸方向に向けて開口されている。また、ファイル装置1は、出先の音響機器やポータブルプレーヤ、自動車に搭載された車載形プレーヤなどへの複数枚のコンパクトディスク2の携帯を容易にする。 【0014】さらに、このファイル装置1は、一枚のコンパクトディスク2が取り外し可能に収容されるディスク収容部4が両側面のそれぞれに形成された略矩形平板状の複数、例えば6枚の被ファイル体としてのディスク保持体5を備えている。これら複数のディスク保持体5のそれぞれは、ある程度硬質な合成樹脂などにより成形されている。ここで、これら複数のディスク保持体5それぞれのディスク収容部4の中心部には、これら各ディスク収容部4にコンパクトディスク2の底面部を面接触させて収容させた際に、このコンパクトディスク2の取付溝部3の開口縁に係脱可能に保持する略円筒状の係合保持部6が設けられている。 【0015】また、各ディスク保持体5の幅方向における一側縁には、これらディスク保持体5の高さ寸法より小さい長手寸法を有する細長略矩形平板状の取付片部7が一体的に形成されている。この取付片部7は、ディスク保持体5の高さ方向における中間部に位置し、このディスク保持体5の厚さ寸法より小さい厚さ寸法を有する肉薄状に形成されている。さらに、この取付片部7の幅方向における基端側には、この取付片部7の先端側の厚さより肉薄に形成され、この取付片部7をディスク保持体5の一側縁に対して屈曲可能にする肉薄部8が長手方向に沿って形成されている。 【0016】そして、この肉薄部8より先端側である取付片部7の一側縁には、面ファスナの互いに係合するフックおよびループの一方であるループにより構成された細長矩形シート状の係合部9が取り付けられている。この係合部9は、取付片部7の一側縁から両側に亘って長手方向に沿って取り付けられてU字状に形成されている。 【0017】一方、各ディスク保持体5それぞれは、これら各ディスク保持体5を互いに重ねた状態で、これら複数のディスク保持体5の両側面を覆って保持するファイル体としてのカバー体11に収容される。このカバー体11は、ディスク保持体5の幅寸法より大きい幅寸法を有するとともに、このディスク保持体5の高さ寸法より大きい高さ寸法を有した矩形平板状の一対のカバー片12を備えている。そして、これらカバー片12の幅方向における間には、これらカバー片12を一体的に連結させる細長矩形状の背渡部13が形成されている。この背渡部13は、各ディスク保持体5を重ね合わせた際の厚さ寸法より若干大きい幅寸法を有している。さらに、この背渡部13の内側面における高さ方向の一端部である上端部には、カバー体11を持ち運ぶ際の把持部となる環状に形成された取手部14の両端部が取り付けられている。 【0018】そして、カバー体11の各カバー片12の内側面の高さ方向における両端縁および幅方向における一側縁である外側縁のそれぞれから内側に向けて離間した位置には、互いに係脱可能なファスナ15の一方の係合片16の外側縁部17が、これら各カバー片12の内側面の高さ方向における両端縁および幅方向における外側縁に沿ってコ字状に取り付けられている。よって、このファスナ15に取り付けられた摘み体18を移動させることにより、各カバー片12の内側面が互いに向かい合った状態で、これらカバー片12間が等間隔に離間されて閉塞される。 【0019】さらに、これらカバー片12それぞれの内側面には、これらカバー片12の高さ方向に亘った袋状の収容部19が、これらカバー片12の幅方向における基端側に向けて開口されている。これら収容部19は、互いに向い合う方向に向けて開口している。また、これら収容部19には、各ディスク保持体5をカバー体11内に取り外し可能に取り付けるためのシート状の取付部材21の両側部に設けられた矩形シート状の一対の収容片部22がそれぞれ取り外し可能に挿入されて収容されている。これら収容片部22は、可撓性を有する合成樹脂などにて成形されている。 【0020】そして、これら収容片部22の間には、これら収容片部22より高さ寸法が小さい細長矩形状の連結片部23が一体的に取り付けられている。この連結片部23は、カバー体11の背渡部13の幅寸法に略等しい幅寸法を有しているとともに、この背渡部13の高さ寸法および各ディスク保持体5の取付片部7の高さ寸法に略等しい高さ寸法を有している。さらに、この連結片部23の内側面には、面ファスナの互いに係脱可能なフックおよびループのいずれか他方であるフックにより構成された細長矩形シート状の被係合部24が形成されている。この被係合部24は、各ディスク保持体5の係合部9に係脱可能、すなわち取り外し可能に係合される。また、この被係合部24の幅方向における両側縁は、連結片部23の両側に位置する収容片部22の内側面に取り付けられている。 【0021】次に、上記第1の実施の形態の作用を説明する。 【0022】まず、ファイル装置1を組み立てる場合には、取付部材21の各収容片部22をカバー体11の各カバー片12の収容部19にそれぞれ挿入させて収容させる。 【0023】この後、各ディスク保持体5を互いに重ね合わせた状態で、これら各ディスク保持体5それぞれの係合部9を取付部材21の被係合部24に高さ方向に沿わせて係合させる。 【0024】そして、カバー体11のファスナ15の摘み体18を移動させて、このファスナ15にてカバー体11のカバー片12間を閉塞する。 【0025】次いで、ファイル装置1のいずれかのディスク保持体5のディスク収容部4にコンパクトディスク2を収容させる場合には、まず、カバー体11のファスナ15の摘み体18を移動させて、このカバー体11のカバー片12間の閉塞を開放させた後、これらカバー片12間を回動させて開く。 【0026】この後、このカバー体11内の取付部材21の被係合部24に係合部9が係合されたディスク保持体5を順次捲って、所望するディスク保持体5のいずれかのディスク収容部4を開く。 【0027】この状態で、このディスク保持体5のディスク収容部4にコンパクトディスク2の裏面を面接触させるとともに、このコンパクトディスク2の取付溝部3にディスク収容部4の係合保持部6を取り外し可能に係合させる。 【0028】上述したように、上記第1の実施の形態によれば、コンパクトディスク2を収容するディスク収容部4が両側面に形成された各ディスク保持体5の一側縁に設けた取付片部7に係合部9を設け、この係合部9を面ファスナの一方であるループとした。さらに、カバー体11に取り付けられる取付部材21の連結片部23の内側面に各ディスク保持体5の係合部9が係脱可能な被係合部24を設け、この被係合部24を面ファスナの他方であるフックとした。 【0029】このため、カバー体11に取り付けられた取付部材21の被係合部24に対してディスク保持体5を引っ張ることにより、このディスク保持体5の係合部9による取付部材21の被係合部24への係合を取り付け可能に取り外すことができる。また、一旦取り外したこのディスク保持体5の係合部9を取付部材21の被係合部24に押し付けることにより、この被係合部24にディスク保持体5の係合部9を取り外し可能に係合させることができる。 【0030】よって、各ディスク保持体5の係合部9が取付部材21の被係合部24に対して容易に係脱できるので、この取付部材21が取り付けられたカバー体11に体する各ディスク保持体5の取り外しおよび取り付けを容易にできる。 【0031】さらに、各ディスク保持体5の取付片部7の両側に亘って係合部9を取り付けたので、図2に示すように、取付部材21の被係合部24に対して各ディスク保持体5を捲った際に、これら各ディスク保持体5の取付片部7の端部に位置する係合部9による取付部材21の被係合部24への係合が外れながら、これら各ディスク保持体5の取付片部7の側面に位置する係合部9が取付部材21の被係合部24に順次係合していく。 【0032】このため、これら各ディスク保持体5の係合部9による取付部材21の被係合部24への係合が完全に外れてしまうことなく、これら各ディスク保持体5を捲ってこれらディスク保持体5間を順次開くことができるとともに、互いに対向したディスク収容部4が完全に水平になるまでこれら各ディスク保持体5を開くことができるので、利用者の使い勝手をより向上できる。 【0033】なお、上記第1の実施の形態では、各ディスク保持体5の係合部9を面ファスナのループとし、取付部材21の被係合部24を面ファスナのフックとしたが、取付部材21の被係合部24をループとし、各ディスク保持体5の係合部9をフックとしても、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。 【0034】次に、本発明の第2の実施の形態の構成を図3を参照して説明する。 【0035】この図3に示すファイル装置1は、基本的には図1および図2に示すファイル装置1と同様であるが、各ディスク保持体5をシート状にしたものである。 【0036】そして、これら各ディスク保持体5それぞれは、例えば透視可能な透明あるいは半透明で可撓性を有する軟質な樹脂などの材料によって略矩形シート状に形成された本体部31を備えている。そして、この本体部31の両側面には、例えば可撓性を有する不織布などにて矩形シート状に形成された布状部32がそれぞれ取り付けられている。これら布状部32は、本体部31の高さ寸法に等しい高さ寸法を有しているとともに、この本体部31の幅寸法より小さい幅寸法を有している。 【0037】さらに、これら布状部32は、本体部31の幅方向における先端縁に、幅方向における先端縁を一致させた状態でそれぞれ取り付けられている。また、これら布状部32は、本体部31の幅方向における先端縁およびこの本体部31の高さ方向における上端縁および下端縁のそれぞれに対して、幅方向における先端縁および高さ方向における上端縁および下端縁のそれぞれが熱作用や機械的作用による溶着あるいは接着などにより固着されている。このため、この布状部32の幅方向における基端縁と本体部31の両側面との間には、コンパクトディスク2が収容可能なディスク収容凹部33が形成される。 【0038】さらに、各ディスク保持体5の本体部31の幅方向における基端縁には、面ファスナの互いに係合するフックおよびループの一方であるループにより構成された細長矩形シート状の係合部9が取り付けられている。この係合部9は、本体部31の幅方向における基端縁からこの本体部31の両側に亘って長手方向に沿って取り付けられてU字状に形成されている。 【0039】したがって、取付部材21の被係合部24に対してディスク保持体5を引っ張ることにより、このディスク保持体5を取り外すことができ、一旦取り外したディスク保持体5の係合部9を取付部材21の被係合部24に押し付けることにより、このディスク保持体5の係合部9を取付部材21の被係合部24に係合させることができるので、図1および図2に示すファイル装置1と同様の作用効果を奏することができる。 【0040】さらに、各ディスク保持体5自体が可撓性を有するので、これら各ディスク保持体5自体を湾曲あるいは屈曲させることができるから、これら各ディスク保持体5を取付部材21の被係合部24に対して順次捲る作業がより容易になるので、利用者の使い勝手をより向上できる。 【0041】なお、上記第2の実施の形態では、各ディスク保持体5の係合部9を面ファスナのループとしたが、取付部材21の被係合部24をループとし、各ディスク保持体5の係合部9を面ファスナのフックとしても、上記第2の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。 【0042】次に、本発明の第3の実施の形態の構成を図4および図5を参照して説明する。 【0043】この図4および図5に示すファイル装置1は、基本的には図3に示すファイル装置1と同様であるが、各ディスク保持体5の本体部31の厚さ方向における一主面側の係合部9を第1の係合部としての面ファスナのフック41とし、この本体部31の厚さ方向における他主面側の係合部9を第1の被係合部としての面ファスナのループ42としたものである。 【0044】さらに、取付部材21の被係合部24は、この被係合部24の幅方向における中心部より一側である左側が第2の被係合部としての面フィルタのループ43であり、この被係合部24の幅方向における中心部より他側である右側が第2の係合部としての面フィルタのフック44である。これらループ43およびフック44は、被係合部24の高さ方向に沿って形成されている。 【0045】したがって、互いの係合部9のフック41とループ42とを係合させて重ねた各ディスク保持体5の両側に位置するフック41およびループ42を取付部材21の被係合部24のループ43およびフック44のそれぞれに係合させた状態で、これら各ディスク保持体5におけるいずれか一つのディスク保持体5を引っ張って、このディスク保持体5の係合部9のフック41およびループ42による係合を剥がして解除させることにより、このディスク保持体5を取り外すことができる。 【0046】また、いずれかのディスク保持体5の係合部9のループ42とこのループ42に係合したディスク保持体5の係合部9のフック41とによる係合を剥がして解除させた後、これらディスク保持体5間に一旦取り外したディスク保持体5を挿入し、このディスク保持体5の係合部のフック41およびループ42を互いに向うディスク保持体5の係合部9のループ42およびフック41のそれぞれに押し付けて係合させることにより、一旦取り外したディスク保持体5をディスク保持体5間に取り付けることができるので、上記第2の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。 【0047】さらに、各ディスク保持体5の係合部9のフック41およびループ42を互いに押し付けて係合させることにより、これら各ディスク保持体5の係合部9を取付部材21の被係合部24に係合させることなく、これら各ディスク保持体5のディスク収容凹部33に収容させたコンパクトディスク2をファイルできる。 【0048】次に、本発明の第4の実施の形態の構成を図6および図7を参照して説明する。 【0049】この図6および図7に示すファイル装置1は、基本的には図4および図5に示すファイル装置1と同様であるが、各ディスク保持体5の本体部31の幅方向における基端縁近傍の両側面の一部のみに、この本体部31の高さ寸法より小さい高さ寸法を有する矩形シート状の係合部9を設けたものである。 【0050】そして、各ディスク保持体5の本体部31の厚さ方向における一主面側の係合部9は、この本体部31の高さ方向における中心部から等間隔離間した位置にそれぞれ取り付けられており、面ファスナのフック41にて構成されている。また、各ディスク保持体5の本体部31の厚さ方向における他主面側の係合部9は、一主面側に取り付けた係合部9に対応した位置にそれぞれ取り付けられており、面フックのループ42にて構成されている。 【0051】したがって、各ディスク保持体5を重ね合わせることにより、互いに面接触するディスク保持体5の係合部9におけるフック41とループ42とが取り外し可能に係合するので、上記第3の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。 【0052】さらに、各ディスク保持体5の本体部31の幅方向における基端側の高さ方向における一部のみに係合部9を設けたため、この係合部9を本体部31の高さ方向に亘って設ける場合に比べ、係合部9自体の面積が小さくなる。このため、この係合部9を構成するフック41およびループ42を有する面ファスナの使用量が少なくなるので、ディスク保持体5の製造性を材料面から向上させることができる。 【0053】なお、上記第3および第4の実施の形態では、各ディスク保持体5の本体部31における一主面側の係合部9をフック41とし、他主面側の係合部9をループ42としたが、各ディスク保持体5の係合部9を互いに重ね合わせて係合させることができれば、係合部9の一主面側および他主面側のそれぞれをループとしたディスク保持体5と、係合部9の一主面側および他主面側のそれぞれをループとしたディスク保持体5と構成し、これら各ディスク保持体5の係合部9を互いに係合させてもよい。また、取付部材21の被係合部24の左側をループ43とし、この被係合部24の右側をフック44としたが、この被係合部24のいずれかの位置に、重ねた複数のディスク保持体5の両側に位置する係合部9を係合できれば、いずれの構成であってもよい。 【0054】そして、上記各実施の形態では、コンパクトディスク2を収容するディスク保持体5について説明したが、このコンパクトディスク以外のレーザディスク(Laser Disc Read Memory:LD)、ミニディスク(Mini Disc:MD)、フレキシブルディスク(Flexible Disk:FD)あるいは光磁気ディスク(Magneto-Optical Disc:MO)などをディスク保持体5にて収容させてもよい。 【0055】また、このディスク保持体5を、基端側に係合部9が形成されたノートなどとしても、ファイル装置1をシステム手帳などとして利用することができる。 【0056】 【発明の効果】本発明によれば、ファイル体の被係合部からの被ファイル体の引きで、この被フィルタ体をファイル体から取り外せ、このファイル体の被係合部への被ファイル体の係合部の押しで、この被ファイル体がフィルタ体に取り付けられるので、このフィルタ体への被ファイル体の取り外しおよび取り付けを容易にできる。 【0057】また、本発明によれば、いずれかの被ファイル体の第1の係合部および第1の被係合部による係合を解除させた後、この被ファイル体の第1の係合部に係合していた第1の被係合部を、この被ファイル体の第1の被係合部に係合していた第1の係合部に係合させれば、この被ファイル体が取り外せるので、この被ファイル体の取り外しおよび取り付けを容易にできる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】591260616 【氏名又は名称】株式会社ナガオカトレーディング 【住所又は居所】東京都渋谷区千駄ケ谷四丁目3番2号
|
| 【出願日】 |
平成14年1月28日(2002.1.28) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100062764 【弁理士】 【氏名又は名称】樺澤 襄 (外2名)
|
| 【公開番号】 |
特開2003−211882(P2003−211882A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月30日(2003.7.30) |
| 【出願番号】 |
特願2002−19104(P2002−19104) |
|