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【発明の名称】 薄物挟持具
【発明者】 【氏名】山口 進

【要約】 【課題】伝票、メモ、図面、布などの薄物の位置を上下や左右に調整することのできる薄物挟持具を提供することを目的とする。

【解決手段】平板部1と、平板部1に対して上下の二面がそれぞれ45度を保ち上下両端と平板部1との間に隙間をあけて固定されたL型板部2と、L型板部2の中間を塞いでと平板部1とを固定している支持部3と、L型板部2の両端を塞いで平板部1との隙間を残している左右の横板部5と、L型板部2と支持部3と左右の横板部5が形成する屋根型の覆いと平板部1とに挟まれた内側に横一列で前後左右に遊びを有して入れられた複数のボール4とから成り、ボール4の2点が平板部1とL型板部2の二面で支えられて隙間から落ちない構造であることを特徴とすることを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 平板部(1)と、平板部(1)に対して上下の二面がそれぞれ45度を保ち上下両端と平板部(1)との間に隙間をあけて固定されたL型板部(2)と、L型板部(2)の両端を塞いでと平板部(1)とを固定している左右の支持部(3)と、L型板部(2)と左右の支持部(3)とが形成する屋根型の覆いと平板部(1)とに挟まれた内側に横一列で前後左右に遊びを有して入れられた複数のボール(4)とから成り、ボール(4)の2点が平板部(1)とL型板部(2)の二面で支えられて隙間から落ちない構造であることを特徴とする薄物挟持具。
【請求項2】 平板部(1)と、平板部(1)に対して上下の二面がそれぞれ45度を保ち上下両端と平板部(1)との間に隙間をあけて固定されたL型板部(2)と、L型板部(2)の両端の一方を塞いでと平板部(1)とを固定している支持部(3)と、L型板部(2)の両端の他方を塞いで平板部(1)との隙間を残している横板部(5)と、L型板部(2)と支持部(3)と横板部(5)が形成する屋根型の覆いと平板部(1)とに挟まれた内側に横一列で前後左右に遊びを有して入れられた複数のボール(4)とから成り、ボール(4)の2点が平板部(1)とL型板部(2)の二面で支えられて隙間から落ちない構造であることを特徴とする薄物挟持具。
【請求項3】 平板部(1)と、平板部(1)に対して上下の二面がそれぞれ45度を保ち上下両端と平板部(1)との間に隙間をあけて固定されたL型板部(2)と、L型板部(2)の中間を塞いでと平板部(1)とを固定している支持部(3)と、L型板部(2)の両端を塞いで平板部(1)との隙間を残している左右の横板部(5)と、L型板部(2)と支持部(3)と左右の横板部(5)が形成する屋根型の覆いと平板部(1)とに挟まれた内側に横一列で前後左右に遊びを有して入れられた複数のボール(4)とから成り、ボール(4)の2点が平板部(1)とL型板部(2)の二面で支えられて隙間から落ちない構造であることを特徴とする薄物挟持具。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、挟持の対象である伝票、メモ、図面、布などの薄物を挟持することのできる薄物挟持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、垂直の背板と、背板の上端から前方に形成された上板と、上板の前端から下方に形成された前板と、前板の下端から背板に向かって斜め下に隙間を保って形成された斜板と、背板と上板と前板と斜板とで形成された筒の内側に前後左右に遊びを有して横一列に入れられたボールと、背板と上板と前板と斜板とで形成された筒の両端を隙間なしに塞ぐ横板とで構成された、伝票やメモなどに用いられる薄物挟持具がみられる。斜板を下にしてボールの重量を利用してボールと背板との間に挟持力を発生させる構造である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のボールの重量を用いた薄物挟持具は、斜板を下に向けた状態では使用できるが、上下を逆にすると使用できなかった。また、下方からの押し入れと引き出しはできるが、側方や上方からはできなかった。下方からの出し入れに限定されていると、薄物挟持具の正面までいって丁寧に下から薄物の出し入れ作業をしなければならず、その動作をするのに時間がかかる。薄物挟持具の側方が塞がっていると、はみ出す程に横幅のある薄物は挟持することができない。また、挟持した薄物の左右の位置は横板までしか調整できなかった。また、挟持した薄物の上下の位置はまったく調整できなかった。また、非常に柔かい紙や柔軟な布などはボールと背板の間に押し入れることができず挟持できなかった。
【0004】本発明は、上記した課題を解決することのできる薄物挟持具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1記載の薄物挟持具は、平板部と、平板部に対して上下の二面がそれぞれ45度を保ち上下両端と平板部との間に隙間をあけて固定されたL型板部と、L型板部の両端を塞いでと平板部とを固定している左右の支持部と、L型板部と左右の支持部とが形成する屋根型の覆いと平板部とに挟まれた内側に横一列で前後左右に遊びを有して入れられた複数のボールとから成り、ボールの2点が平板部とL型板部の二面で支えられて隙間から落ちない構造であることを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の薄物挟持具は、平板部と、平板部に対して上下の二面がそれぞれ45度を保ち上下両端と平板部との間に隙間をあけて固定されたL型板部と、L型板部の両端の一方を塞いでと平板部とを固定している支持部と、L型板部の両端の他方を塞いで平板部との隙間を残している横板部と、L型板部と支持部と横板部が形成する屋根型の覆いと平板部とに挟まれた内側に横一列で前後左右に遊びを有して入れられた複数のボールとから成り、ボールの2点が平板部とL型板部の二面で支えられて隙間から落ちない構造であることを特徴とする。
【0007】また、請求項3記載の薄物挟持具は、平板部と、平板部に対して上下の二面がそれぞれ45度を保ち上下両端と平板部との間に隙間をあけて固定されたL型板部と、L型板部の中間を塞いでと平板部とを固定している支持部と、L型板部の両端を塞いで平板部との隙間を残している左右の横板部と、L型板部と支持部と左右の横板部が形成する屋根型の覆いと平板部とに挟まれた内側に横一列で前後左右に遊びを有して入れられた複数のボールとから成り、ボールの2点が平板部とL型板部の二面で支えられて隙間から落ちない構造であることを特徴とする。
【0008】上記した請求項1記載の発明によれば、斜めに形成されたL型板部の上下の二面があり、ボールは重力により自動的に下になったL型板部の斜面に移動するので、上下を逆にしても使用することができる。また、下方からの押し入れと引き出しができるだけでなく、上方からの押し入れと引き出しもできる。これにより、薄物の押し入れや引き出しの作業が非常に楽になり、時間も短縮できる。また、L型板部の上下に隙間があり一方の隙間から押し入れた薄物は反対側の隙間から出てくるため、挟持した薄物の上下の位置は自由に調整できる。これは入力原稿を挟持する場合などに便利である。
【0009】上記した請求項2記載の発明によれば、斜めに形成されたL型板部の上下の二面があり、ボールは重力により自動的に下になったL型板部の斜面に移動するので、上下を逆にしても使用することができる。また、下方からの押し入れと引き出しができるだけでなく、上方や横板部のある側方からの押し入れと引き出しもできる。これにより、薄物の押し入れや引き出しの作業が非常に楽になり、時間も短縮できる。また、挟持した薄物の左右の位置は横板部側はフリーであるため、横方向の位置調整が自由にできる。これにより、薄物挟持具からはみ出す程に横幅のある薄物でも挟持することができる。また、L型板部の上下に隙間があり一方の隙間から押し入れた薄物は反対側の隙間から出てくるため、挟持した薄物の上下の位置は自由に調整できる。これは入力原稿を挟持する場合などに便利である。また、非常に柔かい紙や柔軟な布などは、その上下を引っ張った状態で横板部の側の隙間から横方向にスライドさせることにより、簡単に挟持することができる。
【0010】上記した請求項3記載の発明によれば、斜めに形成されたL型板部の上下の二面があり、ボールは重力により自動的に下になったL型板部の斜面に移動するので、上下を逆にしても使用することができる。また、支持部の上下を除き、下方からの押し入れと引き出しができるだけでなく、上方や左右の側方からの押し入れと引き出しもできる。これにより、薄物の押し入れや引き出しの作業が非常に楽になり、時間も短縮できる。また、挟持した薄物の左右の位置は横板部側はフリーであるため、横方向の位置調整が自由にできる。これにより、薄物挟持具からはみ出す程に横幅のある薄物でも挟持することができる。また、L型板部の上下に隙間があり一方の隙間から押し入れた薄物は反対側の隙間から出てくるため、挟持した薄物の上下の位置は自由に調整できる。これは入力原稿を挟持する場合などに便利である。また、非常に柔かい紙や柔軟な布などは、その上下を引っ張った状態で横板部の側の隙間から横方向にスライドさせることにより、簡単に挟持することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる薄物挟持具について説明するが、本発明は以下の実施の形態にのみ限定されるべきものではないことはいうまでもない。
【0012】請求項1記載の発明に係わる薄物6挟持具の実施の形態を、図1〜図3に基づいて説明する。、図中1は、平板状の平板部である。図中2は、上下両端と平板部1との間に隙間をあけて固定されたL型板部であり、平板部1に対してL型板部2の上下の二面がそれぞれ45度を保っている。図中3は、L型板部2の両端を塞いだ状態で固定されている左右の支持部である。この支持部3は、L型板部2と平板部1の間に隙間を設けて平板部1に固定されている。図中4は、L型板部2と左右の支持部3とが形成する屋根型の覆いと平板部1とに挟まれた内側の空間に入れられている複数のボールである。ボール4は、横一列で前後左右に遊びを有した状態で入れられている。ボール4は球面上の2点が平板部1とL型板部2の二面で支えられる形となり、隙間からは落ちない構造である。薄物6を出し入れできる隙間は、薄物挟持具の上方と下方に形成される。
【0013】請求項2記載の発明に係わる薄物挟持具の実施の形態を、図4〜図6に基づいて説明する。図中1は、平板状の平板部1である。図中2は、上下両端と平板部1との間に隙間をあけて固定されたL型板部2であり、平板部1に対してL型板部2の上下の二面がそれぞれ45度を保っている。図中3は、L型板部2の両端の一方を塞いだ状態で固定されている支持部3である。この支持部3は、L型板部2と平板部1の間に隙間を設けて平板部1に固定されている。図中5は、L型板部2の両端の他方を塞いで平板部1との隙間を残している横板部である。図中4は、L型板部2と左右の支持部3とが形成する屋根型の覆いと平板部1とに挟まれた内側の空間に入れられている複数のボール4である。ボール4は、横一列で前後左右に遊びを有した状態で入れられている。ボール4は球面上の2点が平板部1とL型板部2の二面で支えられる形となり、隙間からは落ちない構造である。薄物6を出し入れできる隙間は、薄物挟持具の上方と横板部5側の側方と薄物挟持具の下方に連続して形成される。
【0014】請求項3記載の発明に係わる薄物挟持具の実施の形態を、図7〜図9に基づいて説明する。図中1は、平板状の平板部1である。図中2は、上下両端と平板部1との間に隙間をあけて固定されたL型板部2であり、平板部1に対してL型板部2の上下の二面がそれぞれ45度を保っている。図中3は、L型板部2の中間を塞いだ状態で固定されている支持部3である。この支持部3は、L型板部2と平板部1の間に隙間を設けて平板部1に固定されている。図中5は、L型板部2の両端を塞いで平板部1との隙間を残している左右の横板部5である。図中4は、L型板部2と左右の横板部5が形成し中間の支持部3によって内部が二分されている屋根型の覆いと平板部1とに挟まれた内側の空間に入れられている複数のボール4である。ボール4は、左右の内側にそれぞれ横一列で前後左右に遊びを有した状態で入れられている。ボール4は球面上の2点が平板部1とL型板部2の二面で支えられる形となり、隙間からは落ちない構造である。薄物6を出し入れできる隙間は、支持部3の上下を除く、薄物挟持具の上方と左右の側方と薄物挟持具の下方に連続して形成される。
【0015】上記した本発明に係わるすべての実施の形態に共通の事項について述べる。横一列に並べられた複数のボール4の左右の遊びは、ボール4一個分ほどあけておくとスムーズな動きを確保することができる。ボール4の重量は、普通のメモ程度の重さの薄物6を挟持する場合は4〜6グラム位で十分だが、大きな図面や封筒や布など、重い薄物6を挟持する場合は、たとえば60グラム位の重いボール4を使用することで挟持力を高めることができる。また、平板部1に透明材を用いれば、平板部1の側を見る正面にすることで、平板部1の後ろに隠れた部分の薄物6(原稿など)を見ることができるようになる。また、L型板部2に透明材を用いれば、ボール4や平板部1を透視することができ、この場合、ボール4をカラーのビー玉にすることで装飾性が高まり、また平板部1に装飾や広告などを施すことで美観をアップさせることができる。また、平板部1の平板を壁や黒板などに固定するには、接着や両面テープなどどんな方法でもよい。また、平板部1の平板の上端にU字型やL字型のフックを形成すれば、何かの上に引っ掛けたうえで固定することができる。また、スタンドに挟持具を固定すれば、原稿などを読む見台になる。また、平板部1を、単なる平板ではなく、たとえば壁に支持部3を直に固定することもできるし、たとえば黒板やコルクボードなどに支持部3を固定させることもできる。
【0016】
【発明の効果】上記した請求項1記載の発明によれば、斜めに形成されたL型板部の上下の二面があり、ボールは重力により自動的に下になったL型板部の斜面に移動するので、上下を逆にしても使用することができる。また、下方からの押し入れと引き出しができるだけでなく、上方からの押し入れと引き出しもできる。これにより、薄物の押し入れや引き出しの作業が非常に楽になり、時間も短縮できる。また、L型板部の上下に隙間があり一方の隙間から押し入れた薄物は反対側の隙間から出てくるため、挟持した薄物の上下の位置は自由に調整できる。これは入力原稿を挟持する場合などに便利である。
【0017】上記した請求項2記載の発明によれば、斜めに形成されたL型板部の上下の二面があり、ボールは重力により自動的に下になったL型板部の斜面に移動するので、上下を逆にしても使用することができる。また、下方からの押し入れと引き出しができるだけでなく、上方や横板部のある側方からの押し入れと引き出しもできる。これにより、薄物の押し入れや引き出しの作業が非常に楽になり、時間も短縮できる。また、挟持した薄物の左右の位置は横板部側はフリーであるため、横方向の位置調整が自由にできる。これにより、薄物挟持具からはみ出す程に横幅のある薄物でも挟持することができる。また、L型板部の上下に隙間があり一方の隙間から押し入れた薄物は反対側の隙間から出てくるため、挟持した薄物の上下の位置は自由に調整できる。これは入力原稿を挟持する場合などに便利である。また、非常に柔かい紙や柔軟な布などは、その上下を引っ張った状態で横板部の側の隙間から横方向にスライドさせることにより、簡単に挟持することができる。
【0018】上記した請求項3記載の発明によれば、斜めに形成されたL型板部の上下の二面があり、ボールは重力により自動的に下になったL型板部の斜面に移動するので、上下を逆にしても使用することができる。また、支持部の上下を除きを除き、下方からの押し入れと引き出しができるだけでなく、上方や左右の側方からの押し入れと引き出しもできる。これにより、薄物の押し入れや引き出しの作業が非常に楽になり、時間も短縮できる。また、挟持した薄物の左右の位置は横板部側はフリーであるため、横方向の位置調整が自由にできる。これにより、薄物挟持具からはみ出す程に横幅のある薄物でも挟持することができる。また、L型板部の上下に隙間があり一方の隙間から押し入れた薄物は反対側の隙間から出てくるため、挟持した薄物の上下の位置は自由に調整できる。これは入力原稿を挟持する場合などに便利である。また、非常に柔かい紙や柔軟な布などは、その上下を引っ張った状態で横板部の側の隙間から横方向にスライドさせることにより、簡単に挟持することができる。
【出願人】 【識別番号】502038439
【氏名又は名称】山口 進
【出願日】 平成13年12月21日(2001.12.21)
【代理人】 【識別番号】100102266
【弁理士】
【氏名又は名称】舩坂 俊昭
【公開番号】 特開2003−182275(P2003−182275A)
【公開日】 平成15年7月3日(2003.7.3)
【出願番号】 特願2001−402890(P2001−402890)