| 【発明の名称】 |
習熟度別シート教材 |
| 【発明者】 |
【氏名】山口 治 【住所又は居所】東京都目黒区鷹番2−14−2 株式会社創育内
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、基礎クラス用の教材と応用クラス用の教材を一枚のシートの表面側及び裏面側の夫々に掲載することで同一教材として構成し、従来の同一教材方式とクラス別教材方式との夫々の利点を踏襲しつつ、学習者自身の習熟度の変化に適用できる教材を提供する。
【解決手段】1枚のシートの表裏両面に、夫々組、席番、氏名等の記載欄と採点欄を設け、シートの表面側にはレベル表示「BL」及びこの面で扱う問題のタイトルが記載され、区画線の上下に複数の問題及びこの問題に対応する設問が記載され、シートの裏面側にはレベル表示「AL」及びこの面で扱う問題のタイトルが記載されると共に、区画線の上下に複数の問題及びこの問題に対応する設問が記載され、表面側レベルの問題と裏面側レベルの問題との間は一般的な意味で上位概念・下位概念の関係に構成されており、問題を解くためのヒントを記載した確認コーナーが設けられている習熟度別シート教材。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 1枚のシートの表裏両面に、夫々組、席番、氏名等の記載欄と採点欄が設けられており、そのシートの表面側にはレベル表示である例えば「BL」及びこの面で扱う問題のタイトルが記載されると共に、この面の中央部の区画線の上下に複数の問題及びこの問題に対応する設問が記載され、そのシートの裏面側にはレベル表示である例えば「AL」及びこの面で扱う問題のタイトルが記載されると共に、この面の中央部の区画線の上下に複数の問題及びこの問題に対応する設問が記載され、これら表面側レベルの問題と裏面側レベルの問題との間は一般的な意味で上位概念・下位概念の関係に構成されており、少なくとも表面側であるレベル表示「BL」側の後部には、問題を解くためのヒントを記載した確認コーナーが設けられていることを特徴とする習熟度別シート教材。 【請求項2】 1枚のシートの表裏両面に、夫々組、席番、氏名等の記載欄と採点欄が設けられており、そのシートの表面側にはレベル表示である例えば「BL」及びこの面で扱う問題のタイトルが記載されると共に、この面の中央部の区画線の左右に複数の問題及びこの問題に対応する設問が記載され、そのシートの裏面側にはレベル表示である例えば「AL」及びこの面で扱う問題のタイトルが記載されると共に、この裏面の中央部の区画線の左右に複数の問題及びこの問題に対応する設問が記載され、これら表面側レベルの問題と裏面側レベルの問題との間は一般的な意味で上位概念・下位概念の関係に構成されており、上記表面側レベルの必要な問題部分にはその問題を解くためのヒントを記載した確認コーナーが設けられ、上記表面側レベルと裏面側レベルとの夫々の問題間に上位概念と下位概念の関係がある問題部分には、それぞれの問題が関係する相手側の問題を示す関連指示欄が設けられていることを特徴とする習熟度別シート教材。 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の習熟度別シート教材と、該習熟度別シート教材を複数枚用いた一連の学習による習熟度をテストする習熟度確認シートとの組み合わせであるシート別教材であって、該習熟度確認シートはその表裏両面に、夫々組、席番、氏名等の記載欄と採点欄と確認の範囲を示す欄とレベル表示欄が設けられ、中央の区分線の両側に複数の問題とこの問題に対応する複数の設問が設けられており、これらの表裏両面のいずれの最後部にも確認対象の学習領域を示す欄が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかの習熟度別シート教材と習熟度確認シートとの組み合わせであるシート別教材。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明が属する技術分野】本願発明は、各種教科に渡る学習教材とこれを利用して習熟度に応じた学習内容の選択と、指導者の個別学習者ごとの学習内容の指示を便利にした習熟度別シート式教材(いわゆるバラテスト)に関する。 【0002】 【従来の技術】従来一般に用いられる学習用教材において、個別学習者の習熟度に応じた教材を選択して学習することは重要であるが、その教材選択の方法としては次の二通りの方法が行われている。その一は全ての学習者に同一の教材を利用する方法で、学習者の習熟度に合わせてその最適習熟度に合致した問題を該教材内より選択して学習する方法であり、他の一は、習熟度の異なる学習者に各別の教材を用意し、夫々習熟程度に合致した別々の教材内容に基づいて学習する方法である。 【0003】しかしながら、同一教材を使用する場合には、確かに教材自体の管理が容易である反面、例えば同一単元の範囲で学習内容の難易度に差をつける構成であるために、問題自体に難易度を持たせることが困難であったり、単元配列において習熟状況の実態に対応させることが困難である。また、この様な同一教材を用いて習熟度に対応した学習をさせることは、授業運営の観点からすると相当に困難なことである。 【0004】これに対して、習熟度に応じて別々の教材を使用する場合には、各教材のもつ難易度の範囲内で学習するために、学習者自身の習熟度が変化した場合には、これに適応した難易度の教材内容を適用することが困難であった。また、対応する教材の種別、部数等が学習者自身の習熟度の変化に適用させるために変化するので、これらの種別、部数の管理が煩雑となる欠点があった。 【0005】例えば、ある学年で基礎クラスと応用クラスの2クラスを編成する場合について見ると、実際の学習者の習熟度は単純に2段階ではないので、従来の同一教材を学習者の習熟度に応じた対応部分で使い分ける方法や、2クラスの夫々にクラス別教材を別個に用意する上述の方法では、習熟状況への対応と授業運営のいずれかにおいて、困難性又は煩雑性の問題が生じていた。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は例えば上記基礎クラス用の教材と応用クラス用の教材を、一枚のシートの表面側及び裏面側の夫々に掲載することで同一教材として構成し、従来の同一教材方式とクラス別教材方式との夫々の利点を踏襲しつつ、上記の欠点を解消できる教材を提供するものである。なお、この明細書において「同一教材」とは、物理的な同一物の意味であり、例えば同じ一枚のシートや、このシートを多数組み合わせてセットとした教材を意味し、以後通常はこのような意味で同一教材の用語を用いるものとする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は1枚のシートの表裏両面に、夫々組、席番、氏名等の記載欄と採点欄が設けられており、そのシートの表面側にはレベル表示である例えば「BL」及びこの面で扱う問題のタイトルが記載されると共に、この面の中央部の区画線の上下に複数の問題及びこの問題に対応する設問が記載され、そのシートの裏面側にはレベル表示である例えば「AL」及びこの面で扱う問題のタイトルが記載されると共に、この面の中央部の区画線の上下に複数の問題及びこの問題に対応する設問が記載され、これら表面側レベルの問題と裏面側レベルの問題との間は一般的な意味で上位概念・下位概念の関係に構成されており、少なくとも表面側であるレベル表示「BL」側の後部には、問題を解くためのヒントを記載した確認コーナーが設けられていることを特徴とする習熟度別シート教材である。 【0008】また本発明は、1枚のシートの表裏両面に、夫々組、席番、氏名等の記載欄と採点欄が設けられており、そのシートの表面側にはレベル表示である例えば「BL」及びこの面で扱う問題のタイトルが記載されると共に、この面の中央部の区画線の左右に複数の問題及びこの問題に対応する設問が記載され、そのシートの裏面側にはレベル表示である例えば「AL」及びこの面で扱う問題のタイトルが記載されると共に、この裏面の中央部の区画線の左右に複数の問題及びこの問題に対応する設問が記載され、これら表面側レベルの問題と裏面側レベルの問題との間は一般的な意味で上位概念・下位概念の関係に構成されており、上記表面側レベルの必要な問題部分にはその問題を解くためのヒントを記載した確認コーナーが設けられ、上記表面側レベルと裏面側レベルとの夫々の問題間に上位概念と下位概念の関係がある問題部分には、それぞれの問題が関係する相手側の問題を示す関連指示欄が設けられていることを特徴とする習熟度別シート教材である。更に、本発明は上記各発明に係る構成からなる習熟度別シート教材と、該習熟度別シート教材を複数枚用いた一連の学習による習熟度をテストする習熟度確認シートとの組み合わせであるシート別教材であって、該習熟度確認シートはその表裏両面に、夫々組、席番、氏名等の記載欄と採点欄と確認の範囲を示す欄とレベル表示欄が設けられ、中央の区分線の両側に複数の問題とこの問題に対応する複数の設問が設けられており、これらの表裏両面のいずれの最後部にも確認対象の学習領域を示す欄が設けられていることを特徴とする習熟度別シート教材と習熟度確認シートとの組み合わせであるシート別教材である。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明に係る実施の形態を、図1〜図9によって実施例として「国語」及び「数学」の教科についてのみ説明するけれども、「英語」その他の教科のための教材も略同一の形式で構成できるものである。図1及び図2は、同一の個別シートの表面側及び裏面側に夫々記載された、「国語」に関するシート式学習教材の一例を示している。先ず、図1に示すように一枚のシート(以下、個別シートと呼ぶ。)10の表面側には、その右端欄にレベル表示「BL」の表示(以下、AL、BLをレベル表示と呼ぶ。)がなされ、「1.これについて話したい(話題をつかむ)」のタイトル11が記載され、更に該右端欄の下方には組、席番及び氏名を記載する欄12と採点欄13が設けられている。これらの記載中「BL」(BL/Basic Learningの頭文字)の表示は、基礎的なレベルの教材であることを示すものであって、後に説明する「AL」(AL/Advanced Learningの頭文字で発展的なレベルの意味に用いる。)の表示と対応するものである。 【0010】横長形式の当該個別シート10の中段には区画線14が描かれて、同一紙面が上下2段に構成されると共に、この単元においては上下に各1題づつの合計2つの問題15が掲載されている。そして、この例にあっては各問題に対して夫々4個の「設問」16が設けられている。しかし、このような問題及び設問の形式自体は格別新規なものではない。なお、上記タイトル11の側方には「25分間シート」の表示があるが、これは本願発明における全シート教材又はテストシートに表示されており、いずれのシートについても通常25分間で解答することを基本としている。 【0011】ここで重要な点は、該レベル表示「BL」の問題として示された文章自体が、後に説明するレベル表示「AL」の対応する文章と対比して、■より短い文章であり、■内容が簡素であり、■難しい言葉や漢字が少なく、■言いたいことを理解するのに、可成り前の文章にも戻って考える必要がない等の特色を持った問題すなわち文章とされていることである。そして、後述するレベル表示「AL」側の問題又は文章及び設問の下位概念を表わす文章及び設問とされている。 【0012】符号19で示す「確認コーナー」の部分には、上記問題15を解くためのヒントが記載されている。このヒントは、上記レベル表示「BL」の問題である文章の上記■〜■の特色を踏まえた攻略法を記述しており、学習者は上記問題の内容と確認コーナー19の記述内容とを互いに検討しながら正解を得ることができるようになっている。そしてまた、上記レベル表示「AL」における関連する問題からも、この確認コーナー19のヒントが利用できるように作成されている。従って、各レベル表示「BL」側の問題の最後に表示された上記確認コーナー19は、対応する(同一シートの反対面に記載された)レベル表示「AL」の関連問題との連結役を果たすことによって、これら両レベルの問題を一つの関連問題として構成するのに役立っているものである。 【0013】図2は、上記図1に示す個別シート10の裏面側の記載内容を示しており、様式的には図1のレベル表示「BL」の場合と同様に、その右端にレベル表示「AL」の表示がなされ、「1.説明的文章の読解■話題」のタイトル11が記載され、その下方に組、席番及び氏名を記載する欄12と採点欄13が、同一個別シート10の表面側と同様に設けられている。この発展的なレベルの教材を示すレベル表示「AL」面、すなわち上記レベル表示「BL」と同一の個別シート10の裏面であるこのレベル表示「AL」面には、レベル表示「BL」面と同様に中段の区画線14の上下に渡って問題15と文章及び設問16が記載されている。 【0014】このレベル表示「AL」面では、この単元に対応する1つの問題15とこれに関連する7つの設問16が記載されている。そして、内容的にはこの文章及び設問と上述のレベル表示「BL」面における第一番目の問題の文章及び設問との間で、レベル表示「BL」側の文章及び設問に対して上位概念に相当する問題又は文章及び設問が記載されている。 【0015】すなわち、上記レベル表示「BL」の問題一の文章と比較して、■文章は長文であり、■内容が可成り複雑であり、■漢字も多く使用されており、■文章の理解には全体的な文章の流れを把握する必要がある問題とされている。従って、レベル表示「BL」面における問題一とレベル表示「AL」面における問題一とは、その問題又は文章と設問がいわゆる上位概念と下位概念との関係に構成されている。そして、上記レベル表示「BL」の部分で説明した確認コーナー19の記載内容は、これら上位概念及び下位概念の問題をその内容理解において連結する役目を果たしている。従って、図1及び図2に示す同一シートにおける問題は単純に難易度の相違にとどまらず、両面の教材が一つの教材として構成されていることに留意すべきである。なお、この明細書における「上位概念」、「下位概念」の用語は、厳密な意味でのカテゴリー上の関係に限定されず、問題の難易度の差又は適切な学習上の順序等、学習上密接に関連する問題同志をより概念的に把握した場合の相対関係を示す用語として用いている。 【0016】図3は、上記図1、2に示した形式の個別シート10である教材を多数枚組み合わせて、「国語」の教科全体の教材とする場合の、各個別シート10に掲載される内容を示すタイトルと、これらの個別シートによる学習の結果を判定する「達成度確認シート」20との組み合わせ状況を示す頁17を示している。従って、この頁17は「国語」の教材における学習内容全体を示すものであって、通常は上記多数の個別シート10及び後述する「達成度確認シート」20との組み合わせてセットとされ、その教科全体の個別シート教材の第1頁目に配置される。 【0017】同図の左端の回数欄18に示すように、この実施例にあっては全体として16枚の上記個別シート10から構成され、例えば第1回〜第4回の個別シート10による学習の終了後に、第1回の達成度確認シート20(詳細は後述する)による効果確認が行われる。そして、このような学習及び達成度確認が4回繰り返されることによって、学習者である生徒が一学年中に学習するための教材が構成されている。 【0018】上記図1、図2に対応する個別シート10である教材は、その内容が図3に示す頁17の学習内容における回数1の記載と対応している。そして、上述のごとく当該シートを含む各個別シート10は、夫々その表面側にレベル表示「BL」に対応する内容の問題及び設問が記載され、同様にその裏面側にはレベル表示「AL」に対応する内容の問題及び設問が記載されている。そしてまた、これら各個別シート10の表裏に記載された「BL」面と「AL」面との学習内容は、なるべく何らかの関係で、両面における問題間に関連性が持たされていて、しかも「BL」と「AL」との間に上位概念と下位概念との関係になるように問題自体が構成されている。 【0019】次に図4乃至図6によって「数学」に関する学習教材の一例を説明する。図4は、後に図6に示す「数学」の学習教材における学習の内容の、回数2に対応する個別シート10の表面側であって、[2.文字式・式の計算]のタイトル11と組、席番及び氏名を記載する欄12と採点欄13がシート面の上部に記載されたレベル表示「BL」面の記載内容を示している。この個別シート10を含む「数学」に関する全個別シートは縦長に構成され、この図の場合はその中央部の区画線14の左右に渡って5個の問題15及び多数の設問16が記載されている。 【0020】例えば、全体で見て第2枚目の個別シート10に対応する表面側の、すなわちレベル表示「BL」面における「3」の問題は、「次の式を計算しなさい。」と言う問題指示文であり、(1)〜(4)の4個の設問(計算式)16が掲載されている。また、該問題指示文の最後尾には関連指示欄30が設けられており、その欄内に〔応用→AL1〕の記載がなされている。そして、これら4個の設問である計算式は、後に示す対応するレベル表示「AL」面の問題1の設問である計算式と比較して、より簡単でより基礎的な問題であることが判る。 【0021】更に、同図の問題4には、「次の式を計算しなさい。」の問題指示文に対して(1)〜(3)の3個の設問(計算式)16が掲載されており、上記問題3の場合と同様に関連指示欄30内に〔応用→AL1〕の記載がなされている。そして、当該問題4の各設問も上記問題3の場合と同様に、裏面側であるレベル表示「AL」面における問題1の設問に比較して、より簡単でより基礎的な問題である。なお、符号19で示す「確認」の欄は、前述の国語の教材と同様である。 【0022】これに対して図5に示す、上記図4の個別シート10の裏面側に対応するレベル表示「AL」面の記載内容は、上記図4と同様に[2.文字式・式の計算]のタイトル11と組、席番及び氏名を記載する欄12と採点欄13がシート面の上部に記載され、中央の区画線14の左右に合計5個の問題が記載されている。また、上記レベル表示「BL」面において各問題の問題指示文の末尾の関連指示欄30内に指示された〔応用→AL1〕に対応する問題1に、上記レベル表示「BL」面の場合と同様の計算式からなる(1)〜(4)の設問(計算式)16が掲載されている。そして、これら(1)〜(4)の設問(計算式)は、いずれも上記レベル表示「BL」面における問題3、問題4の夫々の計算式よりも複雑であり、かつ難度の高い計算式とされていることが特徴である。 【0023】そして、該レベル表示「AL」面の問題1の問題指示文の最後尾には、上記と同様の関連指示欄30内に〔リターン BL3・4〕の記載がなされている。これは、当該問題1の各設問(計算式)の学習に当って、より基礎的な問題を完全に習得した上で当該問題を学習することが必要な場合には、上記レベル表示「BL」面の問題3、問題4に該当する各設問(計算式)を先ず学習するように指示したものである。そして、この様に例えばレベル表示「BL」の問題3、問題4との関連が指示されている問題は、その内容が複合された問題であると共に、これらの対応するレベル表示「BL」面の問題3、問題4の各設問(計算式)とレベル表示「AL」面の問題1の各設問(計算式)は、互いに上述のごとき上位概念と下位概念との関係にあることが判る。 【0024】図6は、前記図3と同様の頁であり、図4、5に示した形式の各個別シート10である教材を多数組み合わせて「数学」に関する教科全体とする場合の、各個別シート10に掲載される内容を示すタイトルと、これらの個別シートによる学習の結果を判定するための「達成度確認シート」20との組み合わせを表示する頁17を示している。従って、この頁17は「数学」の教材における学習内容全体を示すものであり、「国語」の場合と同様に上記多数の個別シート10とこれらの例えば4枚分の学習終了毎に実施される達成度確認シートとをセットにする場合には、該「国語」の各個別シート教材の第1頁目に配置される。 【0025】この様な「数学」の学習内容を示す頁17の記載形式は、図3の「国語」における頁17の記載形式と略同一であって、同図の左端の回数欄18には全体で例えば16枚の個別シート10により構成される教材において、第1回〜第4回の個別シート10による学習の終了後に、第1回の達成度確認シート20による効果確認が行われる。そして、これら個別シート10による学習と達成度確認シート20による確認が4回繰り返されて、学習者である生徒の一学年中に学習する「数学」の教材が構成される。 【0026】図6における回数を示す欄の「2」の段には、上記図4、5において説明した[2.文字式・式の計算]のタイトルがテーマの欄に記載されており、これらの各テーマに含まれる内容は該回数「2」の個別シート10のレベル表示「BL」及びレベル表示「AL」に記載された内容と一致すると共に、該図6の各BLシート、ALシートの内容の欄に記載された数個の「見出し」を含んでいる。そして、ここに記載された数個の「見出し」は、後述する図7(図8も同じ)における「領域」に対応している。 【0027】図7及び図8は、上述した各教科における例えば個別シート10の4回分の学習が終了した後に行われる達成度確認シート20の、「数学」の場合の例を示している。これら達成度確認シート20の表面側(図7)及び裏面側(図8)は、いずれも例えば「数学」の個別シート10表裏の様式と概略同様であり、この確認シートによる確認範囲21も記載される。表示レベル「BL」、「AL」の夫々に対応する内容は、表示レベル「BL」が中央部区画線24の左右に渡って5個の問題25と夫々7個、2個、3個、2個及び2個の設問26が記載され、表示レベル「AL」も同様に区画線24の左右に渡って、3個の問題25と夫々6個、2個及び3個の設問26が記載されている。 【0028】図7及び図8の最下部には領域1〜領域5を示す5個の欄が記載されている。そして、これらの図における各設問に対応する回答枠の後部に付された数学は、上記領域1〜5に該当する問題であることを示している。 【0029】ここで言う領域とは、例えば図6において説明した「見出し」と概略対応している。従って、図7及び図8に示す達成度確認シート20によるテスト内容は、上記図6に示す回数1〜4の夫々の領域又は見出しを総合しており、しかもこれら多数の領域に関連した学習内容の達成度合をレベル表示「BL」、「AL」の全体で見て適正に評価できる構成となっている。 【0030】図9は、学習者各人の学習領域毎の達成度を表示する達成度結果票を示している。例えば一枚のシートに3名の学習者の評価を記載した達成度結果票シート40には、該当学習者の学年、組、席番を表示する欄41、氏名欄42の他に、今回のテストに係る各学習領域を表示する欄43が設けられている。そして、該各学習領域別に配点される点数と該当学習者の得点とを表わす得点/配点表示欄44及びその得点及び配点の割合から見た達成度を%で表わす数値欄45及びグラフ欄46が設けられている。また、今回のテストによる総得点数は欄47に記載される。 【0031】このため、例えば図示の1年3学期に対応する今回のテストにおいて、表記3名の学習者の対象学習領域別の達成度が、特に%による数値及びグラフによって極めて明瞭に表示され、総得点欄47の数値と合わせて、今後の学習方法又は指針として役立つと共に、例えばクラス編成のための資料として有効に利用することができる。 【0032】 【発明の効果】本発明の習熟度別シート教材によれば、習熟度別のクラス編成にかかわらず同一教材が利用でき、教材管理上の煩雑さがない。また、例えば基礎クラス用と応用クラス用の教材内容は、それぞれの習得状況を想定した単元構成とされているため、学習者の実態に適した学習を行うことができると共に、該基礎クラス用及び応用クラス用の学習内容が同一教材の表裏で構成されているため、中間的なレベルへの対応も可能となり、学習者の進歩の状況に対応しやすいものとなっている。 【0033】同一シート教材の表裏の関係は、同一単元又は上位、下位の関係となっているため、表裏の問題内容の間に関連付けが可能となり、特に基礎クラスの学習者は発展クラスの学習内容も確認できることによって向上心を持たせることができる。更に、個別シート形式のために授業数に応じて分量を調整できる。そして、習熟度別クラス編成は通常のクラス編成と異なることや、学習者によって取り組む問題内容に若干の差異があることなどから、習熟度別シート教材と習熟度確認シートを組み合わせて利用することによって、授業運営を効果的にすることができる等の顕著な効果を奏するものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】594014188 【氏名又は名称】株式会社創育 【住所又は居所】東京都目黒区鷹番2丁目14番2号
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| 【出願日】 |
平成14年5月27日(2002.5.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100105625 【弁理士】 【氏名又は名称】土井 清暢
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| 【公開番号】 |
特開2003−341259(P2003−341259A) |
| 【公開日】 |
平成15年12月3日(2003.12.3) |
| 【出願番号】 |
特願2002−152292(P2002−152292) |
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