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【発明の名称】 芳名録
【発明者】 【氏名】多田 健一郎

【要約】 【課題】煩雑な葬儀その他の式後の整理作業を簡潔にし、整理が簡便な芳名録を提供する。

【解決手段】表面2aに記名者に関係する関係事項の記入欄4を印刷した芳名シート2からなり、該芳名シート2の周縁部に係止孔2cを設け、前記記入欄4には、記名者の住所及び郵便番号欄4aと氏名欄4bと電話番号欄4c及び記名者の関係する組織体の表示欄4dと個人の表示欄4eとにより形成され、前記係止孔2cにバインダー3の係止リング3aを挿通係止して複数の芳名シート2と綴じ込んで一冊の芳名録1に形成した。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 表面に記名者に関係する関係事項の記入欄を印刷した芳名シートからなり、該芳名シート周縁部に係止孔を設けた芳名録。
【請求項2】 前記関係事項の記入欄は、記名者の住所及び郵便番号欄と、氏名欄と、電話番号欄及び記名者の関係する会社、業界、学校、商店会、官公庁、町会等の組織体の表示欄により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の芳名録。
【請求項3】 前記関係事項の記入欄は、記名者と故人との関係の親戚、友人或いは一般の表示欄により形成されている請求項1又は請求項2に記載の芳名録。
【請求項4】 前記芳名シートの表面又は裏面に金額記入のための欄を設けた請求項1乃至請求項3のいずれか1に記載の芳名録。
【請求項5】 前記芳名シートの表面の余白部に通夜或いは告別式の参列区分欄を設けた請求項1乃至請求項4のいずれか1に記載の芳名録。
【請求項6】 前記芳名シートの裏面に法要などの連絡のための確認記録欄を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1に記載の芳名録。
【請求項7】 前記芳名シートの係止孔にバインダーの係止リングを挿通係止して複数の該芳名シートを綴じ込んで1冊の芳名録に形成した請求項1乃至請求項6のいずれか1に記載の芳名録。
【請求項8】 前記芳名シート表面に通し番号などを記入するための番号欄を設けた請求項7に記載の芳名録。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通夜、告別式などの葬儀の式又は結婚式等のために使用する整理が簡便な芳名録に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の例えば葬儀用の芳名録は、和紙などを綴じて、縦の罫線で区切られて一頁で数名の人が記名する連書式のものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の芳名録は、記名者にとって単に罫線で区切られた縦欄が設けられているだけであるので住所と氏名を何とか欄内に納めなくてはならず、又、同じ頁に他の人が記名しているので、達筆なら未だしも日頃毛筆を持たない大多数の人は少々困惑しながら記名することになる。
【0004】そして一番の問題点は、この記名済の芳名録の整理である。
【0005】即ち、受付では、故人の関連の会社の業界関係と、友人や町会などの一般関係と、親戚とに大別しているだけであるので、故人との関連が必ずしも明確でないことがあり、又、通常葬儀は数百人単位の人が参列し、多ければ千人を超える人が参列するので、この芳名録も数十冊となる。
【0006】この膨大な芳名録から、香典の額を記入したり、合計したり、故人との関連を調べたり、又、住所や郵便番号を確認してお礼状を作成したり、香典の額により香典返しを考えたりするのに、チェックもれのない様に別の名簿やリストを作成したりして親族や幹事役の人は芳名録の整理に苦労していた。
【0007】本発明はかかる煩雑な葬儀その他の式後の整理作業を簡潔にし、整理が簡便な芳名録を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達成すべく、表面に記名者に関係する関係事項の記入欄を印刷した芳名シートからなり、該芳名シート周縁部に係止孔を設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の1実施の形態を図1乃至図3により説明する。
【0010】図1において、1は本発明の1実施の形態である芳名録を示し、該芳名録1は通夜や告別式などの葬儀式において参列する人が記帳するための芳名シート2と複数の該芳名シート2を綴じるためのバインダー3とからなる。
【0011】図2は該芳名シート2の表面側を示し、該表面2aには記名する人に関係する関係事項の記入欄4が印刷されていると共に、図の左側の周縁部に係止孔2c、2cが設けられている。
【0012】前記関係事項の記入欄4は、記名者の住所及び郵便番号欄4aと氏名欄4bと電話番号欄4cとこれらの下方位置に設けられている故人との関連を示すための会社、業界、学校、商店会、官公庁、町会の組織体の表面欄4dと友人、親戚及び一般の個人の表示欄4eと更にこの下方位置に設けられている団体名欄4fとからなる。
【0013】又、該芳名シート2の表面2aの余白部分に通夜か告別式のどちらに参列したかを示す参列区分欄5と香典などの金額を記入するための罫線で囲った空白欄6とを設けている。尚、空白欄6は後述の裏面2bに設けてもよい。
【0014】更に、該表面2aの上方の右側に通し番号などを記入するための番号欄7を設けている。
【0015】図3は該芳名シート2の裏面側を示し、該裏面2bには法要などの連絡確認のための確認記録事項欄8が印刷されており、該確認記録事項欄8は、四十九日忌法要、百ヶ日法要、一周忌法要、三回忌法要及び年賀欠礼に区分した分類欄8aとこれらの法要の連絡通知や出欠確認に使用する年月日確認欄8bと備考欄8cとからなる。尚、分類欄8aの内容は宗教などにより異なる。
【0016】前記バインダー3は一体化した表紙3aと背3cと裏表紙3bとからなり、該背3cの内側に係止リング3d、3dが設けられており、前記芳名シート2の係止孔2cに該係止リング3dを挿通係止して複数の該芳名シート2を一冊の芳名録1として綴じることができる。
【0017】次に本発明の1実施の形態の芳名録1の使用方法を説明する。
【0018】本発明の芳名録1は通夜や告別式の葬儀式で使用され、先ずバインダー3から芳名シート2を外しておくか、或いは予め1冊分ずつに芳名シート2が束ねられているので一枚づつにばらしておき、該芳名シート2を図2に示す表面側を上に向けて葬儀場の入口近くの受付場所に適宜積み上げておくと共に、筆記具として複数のボールペンを用意しておく。
【0019】尚、受付では芳名シート2単独で使用し、バインダー3は使用しない。
【0020】葬儀式に参列する人は前記ボールペンで自分の住所や郵便番号と氏名を欄4a、4bに記入し、故人との関連を示す表示欄4d、4eに会社や友人とか町会とかに丸をし、勤務する会社名などを団体名欄4fに記入する。
【0021】記名する筆記具が主としてボールペンであるので普段毛筆に馴れていない人も困惑せずに記名することができる。
【0022】次に、葬儀式が終了したら直ちに記名済の芳名シート2と香典とを照合して前記空白欄6に金額を記入し、前記表示欄4d、4eの記入により会社や親戚などに分類し、前記バインダー3により一冊づつの芳名録1として綴じておく。
【0023】該表示欄4d、4eは細く分類されていることにより、故人との関連が明確となり、年賀欠礼などチェックもれをなくすことができる。
【0024】又、住所に加えて郵便番号が記入されることにより、お礼状や香典返しを確実に送付することができ、更に香典返しも金額毎にまとめることができる。
【0025】葬儀後の法要も芳名シート2の裏面の確認記録事項8によりチェックもれなく行うことができる。
【0026】尚、本発明の芳名シート2は表面2aの参列区分欄5を結婚式、披露宴に変え、裏面2bの分類欄8aを引出物の選択欄などに変えることにより、結婚式に使用することができ、又、芳名シート2の参列区分欄5を除外した表面2aの記入欄4だけにすると落成式などの式典や集会の記名に広く使用することができる。
【0027】
【発明の効果】この様に本発明によると、芳名シートに記名者の関係事項の記入欄と係止孔を設けたことにより、煩雑な葬儀後の整理作業をチェックもれなく行い、整理の簡便性を高める効果を有する。
【出願人】 【識別番号】502090677
【氏名又は名称】多田 健一郎
【出願日】 平成14年5月14日(2002.5.14)
【代理人】 【識別番号】100081787
【弁理士】
【氏名又は名称】小山 輝晃
【公開番号】 特開2003−326874(P2003−326874A)
【公開日】 平成15年11月19日(2003.11.19)
【出願番号】 特願2002−138095(P2002−138095)