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【発明の名称】 偽造防止用IDチップ付きパスポート
【発明者】 【氏名】山岸 令和
【住所又は居所】神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内

【氏名】武貞 睦治
【住所又は居所】神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内

【氏名】羽原 貴明
【住所又は居所】神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内

【氏名】今井 美奈
【住所又は居所】神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2 日立電子サービス株式会社内

【要約】 【課題】偽造防止用のパスポート申請者の顔写真情報を登録したIDチップを埋め込んだ偽造防止用IDチップ付きパスポートの提供【解決手段】 偽造防止用IDチップ付きパスポート1は、外国へ出入国する出入国者の身分・国籍を証明すると共に、本人確認のための証明用顔写真2を印刷された旅券手帳3からなる。旅券手帳3に少なくとも印刷された証明用顔写真2と対比可能なパスポート申請者の顔写真情報を登録した粉末状のIDチップ4を埋め込んで設ける。旅券手帳3に印刷されている本人確認のための証明用顔写真2と表示装置に表示されたIDチップ4から読み出したパスポート申請者の顔写真情報とを比較して偽造パスポートの判定を行う。

【解決手段】偽造防止用IDチップ付きパスポート1は、外国へ出入国する出入国者の身分・国籍を証明すると共に、本人確認のための証明用顔写真2を印刷された旅券手帳3からなる。旅券手帳3に少なくとも印刷された証明用顔写真2と対比可能なパスポート申請者の顔写真情報を登録した粉末状のIDチップ4を埋め込んで設ける。旅券手帳3に印刷されている本人確認のための証明用顔写真2と表示装置に表示されたIDチップ4から読み出したパスポート申請者の顔写真情報とを比較して偽造パスポートの判定を行う。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 外国へ出入国する出入国者の身分・国籍を証明すると共に、本人確認のための証明用顔写真を印刷された旅券手帳からなるパスポートにおいて、旅券手帳に少なくとも印刷された証明用顔写真と対比可能なパスポート申請者の顔写真情報を登録した粉末状のIDチップを埋め込んで設けたことを特徴とする偽造防止用IDチップ付きパスポート。
【請求項2】 IDチップは旅券手帳のパスポート申請者の証明用顔写真が印刷されているページの紙に埋め込まれている請求項1に記載の偽造防止用IDチップ付きパスポート。
【請求項3】 IDチップは旅券手帳のパスポート申請者の証明用顔写真が印刷されているページの紙の適当な位置に埋め込まれている請求項1または2に記載の偽造防止用IDチップ付きパスポート。
【請求項4】 IDチップの埋め込まれている場所は旅券手帳のパスポート申請者の証明用顔写真が印刷されているページの紙の写真面である請求項1乃至3に記載の偽造防止用IDチップ付きパスポート。
【請求項5】 IDチップの埋め込まれている場所は旅券手帳のパスポート申請者の証明用顔写真が印刷されているページの紙以外の表表紙または裏表紙或いは適当なページの紙である請求項1乃至4に記載の偽造防止用IDチップ付きパスポート。
【請求項6】 旅券手帳に埋め込まれているIDチップの数は1個または複数個である請求項1乃至5に記載の偽造防止用IDチップ付きパスポート。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、偽造防止用のパスポート申請者の顔写真情報を登録したIDチップを埋め込んだ偽造防止用IDチップ付きパスポートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、パスポートは外国へ出入国或いは仕事で出入国する出入国者の身分・国籍を証明し、その便宜供与と保護を依頼する文書である。そして、外務大臣または領事が発行するパスポートを所持しない者は出入国を禁止される。
【0003】通常のパスポートは、出入国者の個人情報,旅券情報,本人確認のための証明用顔写真等が印刷されているのみのものであった。
【0004】従来、特開平11−198573号公報には、パスポートや身分証明書等に於ける盗用、偽造を防止できる顔写真検証システムが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、パスポートの偽造が巧妙になってきており、近年日本においても、精巧に偽造した偽造パスポートを使用して不法に入国をしようとする外国人が急増しており、日本国内では不法入国した外国人による犯罪も多発している。
【0006】また、現状では、出入国者が外国へ出入国する際に、パスポートを国際空港の出入国チェックゲートで提示しても、国際空港の出入国チェックゲートの出入国係官がパスポートに印刷された個人情報,旅券情報,本人確認のための証明用顔写真等の情報を目視により確認して偽造パスポートの判定を行うのみのため、偽造パスポートの国際空港の出入国チェックゲートの出入国係官によるチェックを厳重に行えず、不法出入国者を国際空港の出入国チェックゲートで未然に取り締まることが困難であった。
【0007】さらに、特開平11−198573号公報に開示された顔写真検証システムは、顔写真等の入った身分証明書、パスポート類に於いて、顔写真データを2次元バーコード情報として表示し、顔写真データをリーダを通して再現し、身分証明書やパスポート類に貼り付け、印刷された顔写真と照合検証するようにしたものであった。
【0008】本発明の目的は、上述する問題点に対処して、少なくとも印刷された証明用顔写真と対比可能なパスポート申請者の顔写真情報を旅券手帳に埋め込まれている粉末状のIDチップに登録させ、IDチップに登録されているパスポート申請者の顔写真情報を専用のIDチップリーダにより読み出して表示装置に表示させ、国際空港の出入国チェックゲートの出入国係官が旅券手帳に印刷されている本人確認のための証明用顔写真と表示装置に表示されたIDチップから読み出したパスポート申請者の顔写真情報とを目視により比較し、パスポート申請者とパスポート所持者とが同一人物であるか否かの確認が行え、旅券手帳に印刷されている本人確認のための証明用顔写真と表示装置に表示されたIDチップから読み出したパスポート申請者の顔写真情報とによって偽造パスポートの判定を行い、国際空港の出入国チェックゲートでの出入国係官によるセキュリティ確保のための偽造パスポートのチェックを厳重に行え、不法出入国者を国際空港の出入国チェックゲートで確実に取り締まることが可能な偽造防止用IDチップ付きパスポートを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポートは、外国へ出入国する出入国者の身分・国籍を証明すると共に、本人確認のための証明用顔写真を印刷された旅券手帳からなるパスポートにおいて、旅券手帳に少なくとも印刷された証明用顔写真と対比可能なパスポート申請者の顔写真情報を登録した粉末状のIDチップを埋め込んで設けたことを特徴とするものである【0010】本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポートは、IDチップが旅券手帳のパスポート申請者の証明用顔写真を印刷されているページの紙に埋め込まれている。
【0011】本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポートは、IDチップが旅券手帳のパスポート申請者の証明用顔写真を印刷されているページの紙の適当な位置に埋め込まれている。
【0012】本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポートは、IDチップの埋め込まれている場所が旅券手帳のパスポート申請者の証明用顔写真を印刷されているページの紙の写真面である。
【0013】本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポートは、IDチップの埋め込まれている場所が旅券手帳のパスポート申請者の証明用顔写真を印刷されているページの紙以外の表表紙または裏表紙或いは適当なページの紙である。
【0014】本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポートは、旅券手帳に埋め込まれているIDチップの数が1個または複数個である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する図1は本発明の実施例1に係わる偽造防止用IDチップ付きパスポートを開いた状態を示す正面図、図2は本発明の実施例1に係わる偽造防止用IDチップ付きパスポートを示す斜視図である。本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポート1は、図1に示すように、外国へ出入国する出入国者の身分・国籍を証明すると共に、本人確認のための証明用顔写真2を印刷された旅券手帳3からなり、旅券手帳3には少なくとも印刷された証明用顔写真2と対比可能なパスポート申請者の顔写真情報を登録した粉末状のIDチップ4が埋め込んで設けられている。
【0016】偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3は、図2に示すように、複数枚の同型の紙5を綴じ合わせて表表紙6と裏表紙7を付けて1冊に仕上げられている。
【0017】偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の本人確認のための証明用顔写真2を印刷されたページの紙5には、図1に示すように、上縁50aと一側縁50bとのコーナー部51に1個のIDチップ4が埋設されている。
【0018】偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3に埋め込んで設けたIDチップ4には、パスポート申請者の顔写真情報とは別に旅券ID情報として出入国者の国籍,氏名,性別,本籍地,生年月日,身長,現住所,連絡先,毛髪の色,目色,付帯情報,旅券の発行年月日,旅券の有効期限年月日,旅券登録番号等の情報が記録されている。
【0019】偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の表表紙6と裏表紙7との間の証明用顔写真2を印刷されたページの紙5の一面52には、図1に示すように、IDチップ4を埋め込まれていることを示す表示53が印刷により施されている。
【0020】また、偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の表表紙6と裏表紙7との間の証明用顔写真2を印刷されたページの紙5の一面52には、図1に示すように、IDチップ4の埋め込まれている場所を示す表示54が印刷により施されている。
【0021】偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3に埋め込まれるIDチップ4は粉末状IC(集積回路)チップからなり、この粉末状ICチップは最大38桁の数字を記録することが可能である。
【0022】IDチップ4は、縦×横0.4mm角,厚さ0.06mmで、偽造防止用IDチップ付きパスポート1に埋め込んで折り曲げても壊れることがなく、128ビットのROM(Read Only Memory;読み出し専用メモリ)を備えている。
【0023】本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポート1は、IDチップ4が旅券手帳3のパスポート申請者の証明用顔写真2を印刷されているページの紙5に埋め込まれている。
【0024】本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポート1は、IDチップ4が旅券手帳3のパスポート申請者の証明用顔写真2を印刷されているページの紙5の適当な位置に埋め込まれている。
【0025】本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポート1は、IDチップ4の埋め込まれている場所が旅券手帳3のパスポート申請者の証明用顔写真2を印刷されているページの紙5の写真面55である。
【0026】本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポート1は、IDチップ4の埋め込まれている場所が旅券手帳3のパスポート申請者の証明用顔写真2を印刷されているページの紙5以外の表表紙6または裏表紙7或いは適当なページの紙5である。
【0027】本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポート1は、旅券手帳3に埋め込まれているIDチップ4の数が1個または複数個である。
【0028】次に、本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポート1の使用方法について説明する。まず、パスポート申請者は住民登録のある都道府県機関の旅券課に出頭してパスポート発給申請の手続きを行い、都道府県機関の旅券課の職員が旅券発給申請書に貼り付けられたパスポート申請者の証明用顔写真を画像入力装置であるスキャナで読み込み、偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3に埋め込まれているIDチップ4にスキャナで読み込んだパスポート申請者の顔写真情報を書き込み、本人確認のための証明用顔写真2を印刷された偽造防止用IDチップ付きパスポート1をパスポート申請者に発給する。
【0029】外国へ出入国する出入国者は偽造防止用IDチップ付きパスポート1を持参して飛行機の離着陸する国際空港に行き、偽造防止用IDチップ付きパスポート1を国際空港の出入国チェックゲートで提示し、国際空港の出入国チェックゲートの出入国係官が偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の本人確認のための証明用顔写真2を印刷されているページの紙5に埋め込んで設けたIDチップ4からパスポート申請者の顔写真情報を専用のIDチップリーダにより読み出し、IDチップ4から読み出したパスポート申請者の顔写真情報を表示装置であるディスプレイに表示し、出入国係官は偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3に印刷されている本人確認のための証明用顔写真2とディスプレイに表示されたIDチップ4から読み出したパスポート申請者の顔写真情報とを目視により比較し、パスポート申請者とパスポート所持者とが同一人物であるか否かの確認を行い、旅券手帳3に印刷されている本人確認のための証明用顔写真2とディスプレイに表示されたIDチップ4から読み出したパスポート申請者の顔写真情報とによって偽造パスポートの判定を行うことができ、国際空港の出入国チェックゲートでの出入国係官によるセキュリティ確保のための偽造パスポートのチェックを厳重に行え、不法出入国者を国際空港の出入国チェックゲートで確実に取り締まることができる。
【0030】また、国際空港の出入国チェックゲートの出入国係官は偽造防止用IDチップ付きパスポート1に印刷された個人情報,旅券情報,本人確認のための証明用顔写真等の情報からパスポート所持者であるかを目視により照合して確認する。
【0031】また、国際空港の出入国チェックゲートの出入国係官は偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の本人確認のための証明用顔写真2を印刷されているページの紙5に埋め込んで設けたIDチップ4に記録された旅券ID情報を専用のIDチップ読取り装置であるIDチップリーダを使用して電波で読取り、IDチップ4から専用のIDチップリーダで読取った旅券ID情報である出入国者の国籍,氏名,性別,本籍地,生年月日,身長,現住所,連絡先,毛髪の色,目色,付帯情報,渡航目的,旅券の発行年月日,旅券の有効期限年月日,旅券登録番号等の情報を表示装置であるディスプレイに表示させることができる。
【0032】さらに、国際空港の出入国チェックゲートの出入国係官はディスプレイに表示されたIDチップ4に記録した旅券ID情報である出入国者の国籍,氏名,性別,本籍地,生年月日,身長,現住所,連絡先,毛髪の色,目色,付帯情報,旅券の発行年月日,旅券の有効期限年月日,旅券登録番号等の情報を目視により確認して偽造パスポートの判定を行うことができ、国際空港の出入国チェックゲートでの出入国係官によるセキュリティ確保のための偽造パスポートのチェックを厳重に行え、不法出入国者を国際空港の出入国チェックゲートで確実に取り締まることができる。
【0033】図3は本発明の実施例2に係わる偽造防止用IDチップ付きパスポートを開いた状態を示す正面図である。偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の本人確認のための証明用顔写真2を印刷されたページの紙5には、図3に示すように、中央部56にパスポート申請者の顔写真情報を登録されたIDチップ4が埋め込んで設けられている。
【0034】図4は本発明の実施例3に係わる偽造防止用IDチップ付きパスポートを開いた状態を示す正面図である。偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の本人確認のための証明用顔写真2を印刷されたページの紙5には、図4に示すように、上縁50aと一側縁50bとのコーナー部51及び中央部56にパスポート申請者の顔写真情報を登録された粉末状のIDチップ4a及びIDチップ4bが埋め込んで設けられている。
【0035】図5は本発明の実施例4に係わる偽造防止用IDチップ付きパスポートを示す正面図である。偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の表表紙6には、図5に示すように、上縁60aと一側縁60bとのコーナー部61にパスポート申請者の顔写真情報を登録された粉末状のIDチップ4が埋め込んで設けられている。
【0036】偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の表表紙6の表側面62には、図5に示すように、IDチップ4を埋め込まれていることを示す表示63が印刷により施されている。
【0037】また、偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の表表紙6の表側面62には、図5に示すように、IDチップ4の埋め込まれている場所を示す表示64が印刷により施されている。
【0038】図6は本発明の実施例5に係わる偽造防止用IDチップ付きパスポートを示す正面図である。偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の表表紙6には、図6に示すように、上縁60aと一側縁60bとのコーナー部61及び中央部65にパスポート申請者の顔写真情報を登録された粉末状のIDチップ4a及びIDチップ4bが埋め込んで設けられている。
【0039】図7は本発明の実施例6に係わる偽造防止用IDチップ付きパスポートを示す背面図である。偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の裏表紙7には、図7に示すように、上縁70aと一側縁70bとのコーナー部71にパスポート申請者の顔写真情報を登録された1個の粉末状のIDチップ4が埋め込んで設けられている。
【0040】偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の裏表紙7の裏側面72には、図7に示すように、IDチップ4を埋め込まれていることを示す表示73が印刷により施されている。
【0041】また、偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の裏表紙7の裏側面72には、図7に示すように、IDチップ4の埋め込まれている場所を示す表示74が印刷により施されている。
【0042】図8は本発明の実施例7に係わる偽造防止用IDチップ付きパスポートを示す背面図である。偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の裏表紙7には、図8に示すように、上縁70aと一側縁70bとのコーナー部71及び中央部75にパスポート申請者の顔写真情報を登録された粉末状のIDチップ4a及びIDチップ4bが埋め込んで設けられている。
【0043】図9は本発明の実施例8に係わる偽造防止用IDチップ付きパスポートを開いた状態を示す正面図である。偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の表表紙6と裏表紙7との間の適当な紙5には、図9に示すように、上縁50aと一側縁50bとのコーナー部51にパスポート申請者の顔写真情報を登録された粉末状のIDチップ4が埋め込んで設けられている。
【0044】偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の表表紙6と裏表紙7との間の適当な紙5の一面52には、図9に示すように、IDチップ4を埋め込まれていることを示す表示53が印刷により施されている。
【0045】また、偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の表表紙6と裏表紙7との間の適当な紙5の一面52には、図9に示すように、IDチップ4の埋め込まれている場所を示す表示54が印刷により施されている。
【0046】図10は本発明の実施例9に係わる偽造防止用IDチップ付きパスポートを開いた状態を示す正面図である。偽造防止用IDチップ付きパスポート1の旅券手帳3の表表紙6と裏表紙7との間の適当な紙5には、図10に示すように、上縁50aと一側縁50bとのコーナー部51及び中央部56にパスポート申請者の顔写真情報を登録された粉末状のIDチップ4a及びIDチップ4bが埋め込んで設けられている。
【0047】
【発明の効果】以上に述べたように本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポートによれば粉末状のIDチップを旅券手帳に埋め込んだので、少なくとも印刷された証明用顔写真と対比可能なパスポート申請者の顔写真情報をIDチップに登録させることができ、IDチップを旅券手帳に埋め込んで折り曲げてもIDチップが壊れることがなく、IDチップの記憶容量が大きいので、パスポート申請者の顔写真情報とは別のより多くの各種の旅券ID情報をIDチップに記録させることも可能であり、旅券手帳にIDチップを埋め込むのみで、パスポートの偽造をIDチップにより防止することができ、偽造防止用IDチップ付きパスポートの製造を容易に行え、偽造防止用IDチップ付きパスポートの量産が図れ、IDチップが米粒よりも小さいので、旅券手帳にIDチップを埋め込むための特別なスペースを必要とせず、IDチップに登録されているパスポート申請者の顔写真情報を専用のIDチップリーダにより読み出して表示装置に表示させれば、国際空港の出入国チェックゲートの出入国係官が旅券手帳に印刷されている本人確認のための証明用顔写真と表示装置に表示されたIDチップから読み出したパスポート申請者の顔写真情報とを目視により比較し、パスポート申請者とパスポート所持者とが同一人物であるか否かの確認が行え、旅券手帳に印刷されている本人確認のための証明用顔写真と表示装置に表示されたIDチップから読み出したパスポート申請者の顔写真情報とによって偽造パスポートの判定を行うことができ、国際空港の出入国チェックゲートでの出入国係官によるセキュリティ確保のための偽造パスポートのチェックを厳重に行え、不法出入国者を国際空港の出入国チェックゲートで確実に取り締まることができる。
【0048】本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポートによればIDチップが旅券手帳のパスポート申請者の証明用顔写真を印刷されているページの紙に埋め込まれているので、旅券手帳のパスポート申請者の証明用顔写真を印刷されているページを開くのみで、旅券手帳に印刷された本人確認のための証明用顔写真と表示装置に表示されたIDチップから読み出したパスポート申請者の顔写真情報との出入国係官の目視による比較を迅速に行うことができる。
【0049】本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポートによればIDチップが旅券手帳のパスポート申請者の証明用顔写真を印刷されているページの紙の適当な位置に埋め込まれているので、IDチップの旅券手帳のパスポート申請者の証明用顔写真を印刷されているページの紙に対する埋め込み位置を最適な箇所に選定することができる。
【0050】本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポートによればIDチップの埋め込まれている場所が旅券手帳のパスポート申請者の証明用顔写真を印刷されているページの紙の写真面であるので、IDチップを旅券手帳のパスポート申請者の証明用顔写真を印刷されているページの紙の写真面に対して埋め込む場所を自由に選ぶことができる。
【0051】本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポートによればIDチップの埋め込まれている場所が旅券手帳のパスポート申請者の証明用顔写真を印刷されているページの紙以外の表表紙または裏表紙或いは適当なページの紙であるので、IDチップを旅券手帳のパスポート申請者の証明用顔写真を印刷されているページの紙以外の表表紙または裏表紙或いは適当なページの紙に対して埋め込む場所を自由に選ぶことができる。
【0052】本発明の偽造防止用IDチップ付きパスポートによれば旅券手帳に埋め込まれているIDチップの数が1個または複数個であるので、IDチップを旅券手帳に埋め込む個数を任意に選択することができる。
【出願人】 【識別番号】000233491
【氏名又は名称】日立電子サービス株式会社
【住所又は居所】神奈川県横浜市戸塚区品濃町504番地2
【出願日】 平成14年1月21日(2002.1.21)
【代理人】 【識別番号】110000062
【氏名又は名称】特許業務法人第一国際特許事務所
【公開番号】 特開2003−211878(P2003−211878A)
【公開日】 平成15年7月30日(2003.7.30)
【出願番号】 特願2002−11216(P2002−11216)