| 【発明の名称】 |
識別可能な機能を有するカードの成形方法及びそのカード |
| 【発明者】 |
【氏名】黄 志 暘
【氏名】李 崇 超
【氏名】葉 文 良
|
| 【要約】 |
【課題】特殊な製造方法を採用し、従来の複数の欠点を有するカードと異なるカードを製造し、且つ当該方法によって色彩の向上の効果を得られるほか、異なる色彩のカードの数量の限定発行により簡単にカードの真偽を識別できる効果を達成する。
【解決手段】射出する時に射出用の原料とそれぞれ異なる添加剤とそれぞれ異なる色彩母材とを均衡に混合し、異なる色彩を有すると共に、明らかな識別可能な色彩のカード本体を射出成形する射出成形ステップ(1)と、同時に両面を印刷可能な単一カード印刷機によって一回に一枚のカード製品を印刷する単一カード印刷ステップ(2)とを実行する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 射出する時に射出用の原料とそれぞれ異なる添加剤とそれぞれ異なる色彩母材とを均衡に混合し、異なる色彩を有すると共に、明らかな識別可能な色彩のカード本体を射出成形する射出成形ステップ(1)と、同時に両面を印刷可能な単一カード印刷機によって一回に一枚のカード製品を印刷する単一カード印刷ステップ(2)とを含み、特定のカード発行業者に対し特定の色彩を設定し、且つ所定の数量だけのカードを発行させることを特徴とする識別可能な機能を有するカードの成形方法。 【請求項2】 前記射出カードの原料としてABS原料を採用することを特徴とする請求項1に記載の識別可能な機能を有するカードの成形方法。 【請求項3】 特定の色彩を有するように設定し、特定のカード発行業者に対し特定の色彩を設定すると共に、所定の数量だけのカードを提供し、見られるカードが該当する発行業者の所属する色彩を有さない場合、偽造カードと判断するが、反対の場合では本物のカードとして認識することを特徴とする識別可能な機能を有するカード。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は識別可能な機能を有するカードの成形方法及びそのカードに係わり、特に銀行金融カードやクレジットカードや特殊な記念カードに応用されるカードの成形方法及びそのカード自体に関するものであり、それは主にカードに容易に見られる色彩を付与し当該色彩によって識別効果を提供し、当該特殊な色彩を有するカードを製造するには多大な費用を要すると共に、技術レベルがかなり高いので、数量にも限定発行をし、そのため、マーケットで見られるカードが前記発行業者の該当する色彩ではないと認識する場合、偽造カードであると容易に識別でき、反対の場合では絶対本物のカードであると確認でき、明らかで容易に納得できる手段であるので、識別使用に充分な効果を得られる。 【0002】 【従来の技術】カードの使用が既に普及しており、例えば、銀行の金融カードやクレジットカードや特殊な記念カードなどはすべて消費者に便利さをもたらし、それらのことに対して、偽造カードの件数もかなり多くなり、消費者と銀行に多大な損失を招くことが多くある。 【0003】現在のマーケットでのカードがすべて白色カードを主流とし、すべてのカードが白色カードであり、消費者はこの類のカードを識別しようとする場合では、現行の偽造防止設備に頼らなければならず、しかしながら、現行の偽造防止設備が大体他の設備や装置などによって補助識別を行うので、消費者は一目でカードの真偽を識別できず、また明らかで容易に認識できる効果を達成できず、且つ前記設備や装置などを運用する際にもしっかりと身に付けて携帯しなければならないので、面倒さと不便さを招くことがある。 【0004】図1に示すように、現今に通用されるカードは、大体カード業者がプラスチック材料サプライヤーの製造するPVC(Polyvinyl Chloride)板材を基材とし、大版面の印刷を経過後、異なる版面の模様を付与され、それから圧着結合加工とカット加工をし、且つパンチ加工を実施した後、現在のマーケットで使用されるカード製品(白色カード)を入手する。 【0005】しかしながら、このような従来のカードの生産方式の場合では、下記のような複数の欠点を有する。 (1)生産時の製造プロセスが多すぎて、人力と金銭と時間に多大な浪費を招くようになる。 (2)カードの位置合わせが正確ではない。圧着結合の方式によってカードを製造する場合では、容易に圧着結合の過程中に人員による粗忽により正面と背面の版面の変位を生じるようになる。 (3)カード自体には明らかで容易に納得できる識別機能を有さず、現今のマーケットでよく見られるカードがそのカード自体の色彩は白色であるので、カード本体を見るだけでは真偽を識別しにくい。 (4)安全にコントロールできない。印刷と製造はすべて他のメーカに依頼するので、自分の監視制御範囲内にないため、安全性のコントロールの面では容易に掌握できなくなっている。 (5)環境保護の要求を満たすことができない。従来のカードの製造の場合では大体PVC材料を使用するが、当該PVC材料が熱分解する場合に人体に毒性を有する有毒気体を生じるようになり、環境保護の要求を満たすことができなくなっている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、射出時、プラスチック原料と色彩母材とを均衡に混合することによってカード自体に明らかで容易に識別できる色彩を付与し、カード本体の色彩の多様化の目的を図り、特定のカード発行業者に対し特殊な色彩のカードを供給し、且つ所定の数量のカードだけ提供し、マーケットで見られるカードがカード発行業者の発行するカードの色に該当しない場合に直ちに偽造カードであると判断でき、明らかで容易に識別できる効果性を有し、色彩が該当する場合にも直ちに本物のカードであると認識できる識別可能な機能を有するカードの成形方法及びそのカードを提供することをその第一の目的とする。 【0007】また、本発明は、カードを射出成形するためのプラスチック原料としてABS原料(Acrylonitrile−butadiene−styrene)を採用し、それがリサイクルできると共に、人体に有害な有毒気体を生じることがなく、環境保護の要求を満たすことができる識別可能な機能を有するカードの成形方法及びそのカードを提供することをその第二の目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】前記の目的を図るために、本発明のカードの成形ステップは下記のステップを有する。 【0009】射出する時に射出用の原料とそれぞれ異なる添加剤とそれぞれ異なる色彩母材とを均衡に混合し、異なる色彩を有すると共に、明らかな識別可能な色彩のカード本体を射出成形する射出成形ステップ(1)と、同時に両面を印刷可能な単一カード印刷機によって一回に一枚のカード製品を印刷する単一カード印刷ステップ(2)とを含み、特定のカード発行業者に対し特定の色彩を設定し、且つ所定の数量だけのカードを発行させるようにする。 【0010】また、本発明の成形方法によって製造される識別可能な機能を有するカードによる場合、特定の色彩が配分されるので、特定のカード発行業者に対し特定の色彩を配分でき、且つ所定の数量のみ限定発行させ、そのため、見られるカードが該当するカード発行業者の特定の色彩にならない場合では直ちに偽造のカードであると識別でき、反対の場合では直ちに本物のカードであると認識でき、明らかで容易に判断できる機能性を有する。 【0011】 【発明の実施の形態】図2に示すように、本発明は識別可能な機能を有するカードの成形方法及びそのカードに関する発明であり、銀行の金融カードやクレジットカードや特殊な記念カードに利用でき、当該カード成形方法には下記のようなステップを有する。まず、原料を選定し、その原料としてリサイクル可能で人体に有害なガスを生じない環境保護の要求を満たすことができるABS材料を採用する。次に、射出する時に射出用の原料とそれぞれ異なる添加剤とそれぞれ異なる色彩母材とを均衡に混合し、異なる色彩を有すると共に、明らかな識別可能な色彩のカード本体を射出成形する射出成形ステップ(1)と、同時に両面を印刷可能な単一カード印刷機によって一回に一枚のカード製品を印刷する、単一カード印刷ステップ(2)とを実行する。 【0012】単一カード印刷ステップを実施することによって成形されるカードは基本的には完成品であるが、それぞれ異なるニーズに従って磁気テープや保護膜をつけてもよい。こうすると、識別可能な機能を有するカードを完成する。 【0013】 【発明の効果】本発明による場合、少なくとも下記のような機能性を有する。 1.生産の過程とステップが減少され、単に射出加工と単一カード印刷加工を実行すれば本発明のカードの製造成形を実行できるので、カード本体の製造は他人に依頼する必要がなく、自分の工場内で完成できるようになり、カード本体が絶対に外部へこっそりと持ち出されることがなくなる。 2.単一カード印刷技術を利用することによってそれぞれのカードの生産時のカードの位置合わせのずれがなくなり、正確な位置合わせ効果を達成できる。 3.カードを射出加工する時に、添加剤及び色彩母材をそれぞれ異なるようにコントロール使用することにより異なる色彩と色彩多様化されるカード本体を製造でき、このことは従来の圧着結合式のカードの達成できない技術レベルである。 4.カードの生産及び印刷処理はすべて1軒の工場で実施でき、他人に依頼する必要がなく、安全に控えられ、カード本体の製品が絶対に外部へ闇流通しなくなり、不法集団が本発明のカード本体を取得することができず、偽造カードの使用時点でそれを止めることができ、また、その後の偽造手段を実施することができない。 5.異なる版面とカード本体の色彩の合わせ効果により一般の従来の白色カードの印刷の達成できない優れた効果を有する。 6.異なる色彩に合わせて限定発行を実行する場合、消費者は容易にカードの真偽を識別でき、そのため、特定のカード発行業者に特定の色彩を配分合わせられ、且つ所定の数量だけ提供し、マーケットにおいて見られるカードが該当する業者の所属する色彩でないと発見する場合、絶対に偽造カードであると判別でき、効果が明らかで実施しやすい。反対の場合では絶対本物のカードであると認識でき、カード本体が該当する工場で製造され、絶対に闇流通しないと共に、偽造集団が多大な製造費用を負担できないため(数百万にも至る)、偽造することが殆ど不可能である。 7.カードの射出成形がABS原料を採用するため、この種の原料がリサイクル使用可能であるので、絶対に人体に有害するガスを生じず、環境保護の要求を満たすことができる。 【0014】本発明のカードが製造成形後にカード自体の備える明らかに識別可能な色彩の特性によって明らかで使用しやすい効果を実現でき、且つすべての加工が同一の工場で実施できるので、途中の加工を他社に依頼する必要がなく、また、工場内での限定生産のことによりカード本体が絶対に闇流通しなくなり、また、本発明のこの種の射出成形方法によるカード製造方式による場合では、その要する機械設備のコストがかなり高い(射出機と成形型と単一カード印刷機械との費用の総数が数百万にも達する)ので、一般のカード偽造集団の負担できる金額ではなく、大幅に本発明のカードの製造の困難さを向上し、そのため、本発明の方法によって製造されるカードが確実的な偽造防止効果を有する。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】502024487 【氏名又は名称】博▲らい▼科技股▲ふん▼有限公司
|
| 【出願日】 |
平成14年1月22日(2002.1.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100070150 【弁理士】 【氏名又は名称】伊東 忠彦
|
| 【公開番号】 |
特開2003−211876(P2003−211876A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月30日(2003.7.30) |
| 【出願番号】 |
特願2002−12478(P2002−12478) |
|