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【発明の名称】 搭乗券処理装置、ゲート装置、発券装置、搭乗券、搭乗システム、本人照合装置、および搭乗券処理方法
【発明者】 【氏名】壱岐 天彦

【氏名】ラルフ・エイチ・エック

【要約】 【課題】搭乗予定者の身元の確認を短時間で簡単に行えるようにすることで、搭乗予定者に対するサービスを向上させ、且つセキュリティを確保することができる搭乗券処理装置を提供する。

【解決手段】搭乗券処理装置2は、搭乗券10に搭乗予定者の顔画像を印刷する。したがって、搭乗予定者に搭乗券10を提示させることにより、搭乗券10を所持している者が、該搭乗券10の正当な所持者であるかどうかを簡単に判断できる。これにより、空港内で搭乗予定者に対して身分証明証等の提示を要求することなく、搭乗予定者のセキュリティチェックが行えるので、搭乗予定者に煩わしさを感じさせることがなく、搭乗予定者に対するサービスの向上が図れる。さらに、搭乗券10に顔画像が印刷されている搭乗予定者は、身元の確認が行われているので、セキュリティも十分に確保できる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 搭乗券を受け付ける搭乗券受付部と、上記搭乗券受付部が受け付けた搭乗券の所有者である搭乗予定者の身元を確認し、該搭乗予定者に対して搭乗を許可するかどうかを判別する制御部と、上記搭乗券受付部が受け付けた搭乗券の所有者である搭乗予定者の顔画像を取得する顔画像取得部と、上記制御部が上記搭乗予定者に対して搭乗を許可すると判別した場合に、上記顔画像取得部が取得した該搭乗予定者の顔画像を上記搭乗券受付部が受け付けた搭乗券に印刷する顔画像印刷部と、上記顔画像印刷部が顔画像を印刷した搭乗券を放出する搭乗券放出部と、を備えた搭乗券処理装置。
【請求項2】 上記顔画像印刷部が搭乗券に印刷した顔画像をコード化した顔画像データを該搭乗券に記録する顔画像データ記録部を備えた請求項1に記載の搭乗券処理装置。
【請求項3】 身分証明証を読み取る身分証明証読取部を備え、上記制御部は、上記身分証明証読取部が読み取った身分証明証の記載事項に基づいて、上記搭乗予定者の身元を確認し、該搭乗予定者に対して搭乗を許可するかどうかを判別する請求項1に記載の搭乗券処理装置。
【請求項4】 搭乗予定者の顔画像が印刷された搭乗券を受け付け、該搭乗券に記録されている搭乗データを読み取る搭乗券処理部と、上記搭乗券処理部が上記搭乗データを読み取った搭乗券の所有者である搭乗予定者の顔画像をコード化した顔画像データを入手する顔画像データ入手部と、通路を通行する者を撮影する撮影部と、上記顔画像データ入手部が入手した搭乗予定者の顔画像データと上記撮影部が撮影した顔画像とを照合して同一人物であるかどうかを判別し、同一人物でないと判別した場合に上記通路の通行を禁止する制御部と、を備えたゲート装置。
【請求項5】 上記搭乗券処理部は、上記制御部が同一人物であると判別したときに、受け付けた搭乗券における搭乗予定者の顔画像が印刷された部分を切断し回収するとともに、残りの部分を放出する請求項4に記載のゲート装置。
【請求項6】 上記搭乗券処理部は、上記制御部が同一人物であると判別したときに、受け付けた搭乗券における搭乗予定者の顔画像が印刷された部分を切断し放出するとともに、残りの部分を回収する請求項4に記載のゲート装置。
【請求項7】 請求項1に記載の搭乗券処理装置により、顔画像が印刷される顔画像印刷領域を備えた搭乗券。
【請求項8】 請求項1に記載の搭乗券処理装置と、請求項4に記載のゲート装置と、を備えた搭乗システム。
【請求項9】 所有者の顔画像をコード化した顔画像データを記録した記録媒体の投入を受け付ける媒体受付部と、上記媒体受付部が受け付けた上記記録媒体を投入した者を撮影する撮影部と、上記媒体受付部で受け付けた上記記録媒体に記録されている顔画像データと上記撮影部が撮影した上記記録媒体を投入した者の顔画像とを照合して同一人物であるかどうかを判別する制御部と、上記制御部が同一人物であると判別したときに指定された搭乗券を発行する発券部と、を備えた発券装置。
【請求項10】 所有者の顔画像をコード化した顔画像データが印刷された搭乗券を受け付ける搭乗券受付部と、上記搭乗券受付部が受け付けた上記搭乗券を投入した者を撮影する撮影部と、上記搭乗券受付部で受け付けた上記搭乗券に記録されている顔画像データと上記撮影部が撮影した上記搭乗券を投入した者の顔画像とを照合して同一人物であるかどうかを判別する制御部と、上記制御部における判別結果を表示する表示部と、を備えた本人照合装置。
【請求項11】 搭乗券受付部で受け付けた搭乗券の所有者である搭乗予定者の顔画像を取得するとともに、該搭乗予定者の身元を確認して該搭乗予定者に対して搭乗を許可するかどうかを判別し、該搭乗予定者に対して搭乗を許可すると判別した場合に、取得した該搭乗予定者の顔画像を上記搭乗券受付部が受け付けた搭乗券に印刷する搭乗券処理方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空港内におけるセキュリティを向上させる搭乗券処理装置、ゲート装置、発券装置、搭乗券、本人照合装置、搭乗券処理方法に関し、さらにはこの搭乗券処理装置とこのゲート装置とを備えた搭乗システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、搭乗予定者は以下のように空港内を移動し、飛行機に搭乗していた。
【0003】搭乗予定者は、チェックインカウンタでチェックインの登録を行うとともに、必要に応じて荷物を預ける。チェックインできる前提条件は、■飛行機に空席があること、または、■既に予約している者であること、である。
【0004】チェックインを完了した搭乗予定者は、次に危険物を機内に持ち込ませないために行われる、身体の磁気検査や手荷物のX線検査を受ける。その後、搭乗予定者は搭乗ゲートを通って、飛行機に搭乗する。
【0005】また、空港(航空会社)ではセキュリティを確保するために、出発前にチェックインを完了した搭乗予定者の中に、飛行機に搭乗していない者(以下、未搭乗者と言う。)がいないかどうかをチェックしている。チェックインした搭乗予定者の確認や、搭乗ゲートを通って搭乗した者(搭乗者)の確認には、搭乗予定者が所持している搭乗券(航空券)が利用されている。航空会社は、未搭乗者がいる場合、空港内での該未搭乗者の呼出や捜索を行う。この場合、飛行機の出発を遅らせることもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、航空券には搭乗予定者の氏名、搭乗予定日、便名、行先、出発空港名、料金等の契約内容が記載されているだけであった。このため、搭乗券の記載事項を確認するだけでは、搭乗予定者の身元を正確に確認することができなかった。
【0007】一方、空港ではハイジャック検知、搭乗手続き(チェックイン、飛行機への搭乗等)搭乗券のキャンセル、搭乗予定便の変更等、搭乗予定者の身元の確認が必要な場面がある。このような場面では、搭乗券を所持している搭乗予定者が該搭乗券の正当な所持者であるかどうかも含めて確認する必要があった。そこで、従来は係員が搭乗予定者に対して、搭乗券だけでなく、身分証明証(特に、顔写真付きの身分証明証)や本人のみが知っている予約番号、暗証番号、本人の誕生日等のキーワード、名前入りクレジットカード等の提示も要求し、そのときの必要性に応じた手段により身元確認を実施している。
【0008】しかし、搭乗券そのものに身元を正確に確認する情報が記録されていないため、係員は身元の確認が必要な場合ごとに、搭乗予定者から身分証明証等が提示されるのを待って搭乗予定者の身元を確認するので、身元の確認に時間がかかり、身元確認作業が効率的に行われていないという問題があった。
【0009】また、搭乗予定者は、随時、身分証明証等を携行し身元の確認が必要な場面ごとに提示する必要があったため、煩わしさを感じる搭乗予定者が多く、搭乗予定者に対するサービスが良くないという問題があった。
【0010】また、搭乗作業で使用されている、自動搭乗判定ゲート装置には身元確認を行う機能はついていないため、搭乗予定者が搭乗券を別の人に渡し、搭乗予定者以外の人が他人になりすまして飛行機に搭乗することができるという問題があった。
【0011】この発明の目的は、搭乗予定者の身元の確認を簡単に行えるようにすることで、搭乗予定者に対するサービスを向上させ、且つセキュリティを確保することができる搭乗券処理装置、搭乗券処理方法、ゲート装置、搭乗券、発券装置、本人照合装置、および搭乗システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の搭乗券処理装置は、上記課題を解決するために以下の構成を備えている。
【0013】(1)搭乗券を受け付ける搭乗券受付部と、上記搭乗券受付部が受け付けた搭乗券の所有者である搭乗予定者の身元を確認し、該搭乗予定者に対して搭乗を許可するかどうかを判別する制御部と、上記搭乗券受付部が受け付けた搭乗券の所有者である搭乗予定者の顔画像を取得する顔画像取得部と、上記制御部が上記搭乗予定者に対して搭乗を許可すると判別した場合に、上記顔画像取得部が取得した該搭乗予定者の顔画像を上記搭乗券受付部が受け付けた搭乗券に印刷する顔画像印刷部と、上記顔画像印刷部が顔画像を印刷した搭乗券を放出する搭乗券放出部と、を備えている。
【0014】この構成では、搭乗券受付部で受け付けた搭乗券に搭乗予定者の顔画像が印刷される。搭乗券に印刷される搭乗予定者の顔画像は、顔画像取得部により取得される。顔画像取得部は、例えば装置本体近傍に配置したカメラで搭乗予定者の顔を撮影し該搭乗予定者の顔画像を取得する構成であってもよいし、また顔写真付きの身分証明証からスキャナ等で顔写真を読み取ることで、搭乗予定者の顔画像を取得する構成であってもよい。
【0015】また、制御部が搭乗券の所有者である搭乗予定者の身元を確認し、該搭乗予定者に対して搭乗を許可するかどうかを判別する。この判別は、例えば搭乗予定者の身分証明証を読み取り、該身分証明証の記載事項から利用者の身元を確認してもよいし、またオペレータに搭乗予定者に対する聞き取り調査を行わせ、ここで聞き取った内容を入力させて、入力内容から身元を確認するようにしてもよい。さらには、搭乗予定者の過去の犯罪履歴等を、警察や、警備会社等に問い合わせて確認するようにしてもよい。
【0016】顔画像印刷部は、制御部が搭乗予定者に対して搭乗を許可すると判別したときに、顔画像取得部で取得した搭乗予定者の顔画像を搭乗券に印刷する。
【0017】したがって、身元が確認され、搭乗が許可された搭乗予定者は、自分の顔画像が印刷された搭乗券を所持している。このため、この自分の顔画像が印刷された搭乗券を係員に提示するだけで、該搭乗券の正当な所持者であることを係員に確認させることができる。
【0018】また、搭乗券に顔画像が印刷されている場合、この搭乗券を所持している搭乗予定者については、すでに身元の確認を行っているので、再度身元を確認する必要はない。
【0019】(2)上記顔画像印刷部が搭乗券に印刷した顔画像をコード化した顔画像データを該搭乗券に記録する顔画像データ記録部を備えている。
【0020】この構成では、搭乗券に印刷した顔画像をコード化した顔画像デートも記録するようにしたので、搭乗ゲート等において、搭乗券から顔画像データを読み取るとともに、搭乗券を所持している利用者の顔を撮影し、これらを照合することで、搭乗予定者が該搭乗券の正当な所持者であるかどうかを、人手をかけることなく簡単に確認できる。したがって、搭乗予定者の確認にかかる手間、コストを抑えることができ、さらにはセキュリティの向上も図れる。
【0021】(3)また、この発明のゲート装置は、搭乗予定者の顔画像が印刷された搭乗券を受け付け、該搭乗券に記録されている搭乗データを読み取る搭乗券処理部と、上記搭乗券処理部が上記搭乗データを読み取った搭乗券の所有者である搭乗予定者の顔画像をコード化した顔画像データを入手する顔画像データ入手部と、通路を通行する者を撮影する撮影部と、上記顔画像データ入手部が入手した搭乗予定者の顔画像データと上記撮影部が撮影した顔画像とを照合して同一人物であるかどうかを判別し、同一人物でないと判別した場合に、上記通路の通行を禁止する制御部と、を備えている。
【0022】この構成では、顔画像データ処理部が搭乗予定者の顔画像を印刷した搭乗券を受け付け、この搭乗券に印刷されている顔画像をコード化した顔像データを入手する。顔画像データは、搭乗券に記録されていてもよいし、また搭乗券に記録されている搭乗データに対応付けてセンタ等で管理しておき、該センタから入手する構成であってもよい。ゲート装置は入手した顔画像データと、撮影装置で撮影した搭乗予定者の顔画像とを照合し、同一人物であるかどうかを判別し、同一人物でなければ通路の通行を禁止する。
【0023】ゲート装置には、通路に設けたゲート扉を閉じて通行を禁止する方式のもの、ゲート扉に替えてターンバーの回転を制限することにより通行を禁止する方式のもの、本体に挿入された搭乗券を放出せずに警報を出力して係員に通知することにより通行を禁止する方式のもの、搭乗券を放出口ではなく挿入口から放出することにより通行を禁止する方式のもの等がある。
【0024】したがって、人手をかけることなく、他人の搭乗券で搭乗ゲートを通行して搭乗する者を制限することができる。
【0025】(4)上記搭乗券処理部は、上記制御部が同一人物であると判別したときに、受け付けた搭乗券における搭乗予定者の顔画像が印刷された部分を切断し回収するとともに、残りの部分を放出する。
【0026】この構成では、顔写真が印刷されている部分を回収するようにしたので、飛行機の出発後等において搭乗者の顔写真が必要になった場合に、すぐに搭乗者の顔写真が入手できる。
【0027】また、反対に受け付けた搭乗券における搭乗予定者の顔画像が印刷された部分を切断し放出するとともに、残りの部分を回収するようにしてもよい。
【0028】この場合には、搭乗予定者がこれ以後の係員による身元の確認時にも、この顔画像が印刷されている側を活用できる。例えば、搭乗予定者が到着空港で飛行機の乗り継ぎを予定している場合、到着空港で手荷物を受け取る場合に利用できる。
【0029】(5)また、上記搭乗券処理装置、および上記ゲート装置をともに備えることで、空港内の警備にかかる人手が十分に抑えられ、且つセキュリティを向上させた搭乗システムが構築できる。
【0030】(6)さらに、この発明の発券装置は、所有者の顔画像をコード化した顔画像データを記録した記録媒体の投入を受け付ける媒体受付部と、上記媒体受付部が受け付けた上記記録媒体を投入した者を撮影する撮影部と、上記媒体受付部で受け付けた上記記録媒体に記録されている顔画像データと上記撮影部が撮影した上記記録媒体を投入した者の顔画像とを照合して同一人物であるかどうかを判別する制御部と、上記制御部が同一人物であると判別したときに指定された搭乗券を発行する発券部と、を備えている。
【0031】この構成では、媒体受付部において所有者の顔画像をコード化した顔画像データを記録した記録媒体を受け付けたときに、撮影部により該記録媒体を投入した者の顔画像が撮影される。通常、航空会社特典顧客メンバ(FrequentFlyer)には、予めIDおよび顔画像データを記録したICカード、例えばSmart Card、が発行されている。制御部は撮影部が撮影した顔画像と、受け付けた記録媒体に記録されている顔画像とを照合し、同一人物であるかどうかを判別する。発券部は、制御部が同一人物であると判別すると、指定された搭乗券を発券する。
【0032】ここで、発券される搭乗券に撮影部が撮影した顔画像を印刷してもよい。また、発券部が搭乗券を発券するときに、この者(記録媒体の所有者)についてチェックイン処理を行うようにしてもよい。
【0033】(7)さらに、この発明の本人照合装置は、所有者の顔画像をコード化した顔画像データが印刷された搭乗券を受け付ける搭乗券受付部と、上記搭乗券受付部が受け付けた上記搭乗券を投入した者を撮影する撮影部と、上記搭乗券受付部で受け付けた上記搭乗券に記録されている顔画像データと上記撮影部が撮影した上記搭乗券を投入した者の顔画像とを照合して同一人物であるかどうかを判別する制御部と、上記制御部における判別結果を表示する表示部と、を備えている。
【0034】この構成では、所有者の顔画像をコード化した顔画像データが印刷された搭乗券を受け付けたときに、該搭乗券に記録されている顔画像データと、この搭乗券を投入した者とが同一人物であるかどうかが判別され、その結果が表示される。したがって、X線検査場、手荷物預かり場等に本装置を設置しておくことにより、これらの場所における搭乗予定者の身元確認を適正に行うことができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態である搭乗システムについて詳細に説明する。
【0036】図1は、この発明の実施形態である搭乗システムの構成を示す概略図である。この実施形態の搭乗システムは、チェックインカウンタに設置され搭乗予定者のチェックインを処理するチェックイン端末1と、搭乗券10に搭乗予定者の顔画像を印刷する搭乗券処理装置2と、受け付けた搭乗券10に記録されている情報を用いて、搭乗予定者について搭乗ゲートの通行可否を判断するゲート装置3と、搭乗ゲートを通行した搭乗予定者を管理するコントロール端末4と、チェックイン端末1でチェックインした搭乗予定者を登録するチェックインリスト5と、搭乗ゲートを通過して搭乗した搭乗予定者(搭乗者)を登録する搭乗者リスト6と、X線検査場、手荷物預かり場等に設置され搭乗予定者の身元確認を行う本人照合装置7と、を備えている。
【0037】チェックイン端末1がチェックイン処理した搭乗予定者をチェックインリスト5に登録する。また、コントロール端末4が搭乗ゲートを通過して搭乗した搭乗予定者を、搭乗者として搭乗者リスト6に登録する。
【0038】チェックイン端末1、搭乗券処理装置2、コントロール端末4、本人照合装置7は、図示していないシステムサーバに接続されている。ゲート装置3は、搭乗ゲートを通過し、搭乗した搭乗予定者をコントロール端末4に通知する。また、図示していないシステムサーバは、チェックインリスト5に登録されている搭乗予定者(チェックインを完了した搭乗予定者)と、搭乗者リスト6に登録されている搭乗予定者(搭乗ゲートを通行し搭乗した搭乗者)とを照合し、チェックインを完了した搭乗予定者の中に、まだ搭乗ゲートを通行し、搭乗していない搭乗予定者の有無を確認する。
【0039】図2は、チェックイン端末1の構成を示すブロック図である。チェックイン端末1は、本体の動作を制御する制御部11と、受け付けた搭乗券10に記録されている情報を読み取る搭乗券処理部12と、他の装置とのデータ通信を制御する通信部13と、チェックインカウンタでチェックイン処理を行っている搭乗予定者の顔を撮影する撮影部14とを備えている。
【0040】図3は、搭乗券処理装置の構成を示すブロック図である。搭乗券処理装置2は、本体の動作を制御する制御部21と、受け付けた搭乗券10に記録されている情報を読み取る搭乗券処理部22と、搭乗券処理部22が受け付けた搭乗券10に搭乗予定者の顔画像を印刷する顔画像印刷部23と、搭乗予定者から提示された身分証明証の記載事項を読み取る身分証明証読取部24と、搭乗予定者の顔画像を撮影する撮影部25と、他の装置とのデータ通信を制御する通信部26とを備えている。身分証明証読取部24は、スキャナを有している。
【0041】また、搭乗券処理装置2に、身分証明証読取部24で読み取った身分証明証のID番号やその他の記載事項を個人の犯罪履歴等を管理しているサーバ装置(不図示)に送信し、この搭乗予定者についての過去の犯罪履歴を問い合わせる機能を設けてもよい。
【0042】図4は、ゲート装置の構成を示すブロック図である。ゲート装置3は、本体の動作を制御する制御部31と、受け付けた搭乗券10に記録されている情報を読み取る搭乗券処理部32と、搭乗ゲートである通路を通行している搭乗予定者の顔を撮影する撮影部33と、通路における搭乗予定者の通行を制限する扉の開閉を制御するゲート開閉部34と、他の装置とのデータ通信を制御する通信部35とを備えている。
【0043】図5は、本人照合装置の構成を示すブロック図である。本人照合装置7は、本体の動作を制御する制御部71と、受け付けた搭乗券10に記録されている搭乗予定者の顔画像、および顔画像データを読み取る搭乗券処理部72と、搭乗予定者の顔画像を撮影する撮影部73と、動作状態を表示する表示部74と、他の装置とのデータ通信を制御する通信部75とを備えている。
【0044】この実施形態の搭乗システムを構成する上記各装置はオンラインで接続されている。
【0045】次に、この発明の実施形態である搭乗システムの動作について説明する。
【0046】搭乗予定者は、事前に旅行代理店、航空会社のカウンタ等で搭乗券10を購入し、所持している。また、搭乗予定者がインタネット等を利用して航空会社に搭乗を予約している場合もある。
【0047】搭乗予定者は、搭乗券10を持ってチェックインカウンタ、または搭乗券処理装置2が設置されているセキュリティチェックカウンタのどちらかに行く。このとき、搭乗予定者が所持している搭乗券10は、図6(A)に示すように、券面に搭乗予定者の氏名、搭乗予定日、便名、行先、出発空港等の情報が2箇所に印刷されている。また、搭乗券10には磁気記録部10aが設けられており、上記券面に印刷されている情報が磁気データで記録されている。
【0048】なお、搭乗予定者がインタネット等を利用して航空会社から電子航空券を購入し、それを証明する媒体を空港に持参してくる場合もある。例えば、自宅の普通紙プリンタで電子航空券を購入している旨と各種情報を記載した普通紙をプリントアウトしている場合、搭乗券10は普通紙である。このように、搭乗予定者がチェックインカウンタに持ってくる搭乗券10は、搭乗する権利を有することを証明する媒体である。
【0049】先ず、搭乗予定者が先にチェックインカウンタに行って、チェックインの手続をする場合について説明する。この場合、チェックインカウンタでは係員が搭乗予定者から搭乗券を預かり、券面に印刷されている情報に基づいて搭乗予定者についてチェックインの登録を行う。チェックイン端末2は、チェックインの登録にかかる入力が行われると、ここで入力された情報に基づいてチェックインリスト5に搭乗予定者を登録する。
【0050】次に、搭乗予定者がチェックインカウンタに行く前にセキュリティチェックカウンタに行って、セキュリティチェックを行った後に、チェックインカウンタに行って、チェックインの手続をする場合について説明する。
【0051】なお、以下に記載するチェックインカウンタでの処理は、搭乗予定者がチェックインカウンタに行った後に、セキュリティチェックカウンタに行った場合に行われる処理と同じである。
【0052】図7は、搭乗券処理装置の動作を示すフローチャートである。搭乗券処理装置2は、搭乗券処理部22において搭乗予定者が所持している搭乗券10を受け付け、この搭乗券10の磁気記録部10aに記録されている情報を読み取る(s1)。また、搭乗券10に印刷されている内容を光学的に読み取ってもよい。搭乗券処理装置2は、身分証明証読取部4において、搭乗予定者の顔写真付き身分証明証を読み取る(s2)。さらに、撮影部25において搭乗予定者の顔を撮影する(s3)。
【0053】なお、s2、s3の処理は前後してもよい。また、s2では顔写真付き身分証明証から本人照合を行うことができるバイオメトリクス情報(アイリスパターン、指紋等)を読み取るように構成してもよい。
【0054】搭乗券処理装置2は、身分証明証読取部24で読み取った身分証明証のID番号や、その他の記載事項を個人の犯罪履歴等を管理しているサーバ装置に送信し、この搭乗予定者について過去の犯罪履歴を問い合わせ(s4)、この問い合わせに対するサーバ装置からの返信に基づいて搭乗予定者の搭乗を許可するかどうかを判別する(s5)。
【0055】なお、s5では、身分証明証読取部24で読み取った身分証明証の記載事項と、搭乗券10の磁気記録部10aに記録されている情報と、を照合し、搭乗予定者がこの搭乗券の正当な所持者であるかどうかの判断も含めて、この搭乗予定者の搭乗を許可するかどうかを判別している。
【0056】また、s4でサーバ装置に問い合わせることなく、s2で取得した種々の情報を用いてs5で搭乗予定者の搭乗を許可するかどうかを判別するように構成してもよい。
【0057】搭乗券処理装置2は、s5で搭乗予定者の搭乗を許可しないと判別すると、s6でエラー処理を行って本処理を終了する。
【0058】反対に搭乗券処理装置2は、s5で搭乗予定者の搭乗を許可すると判別すると、s2で読み取った身分証明証の顔写真と、s3で撮影した搭乗予定者の顔と、を照合し、同一人物であるかどうかを判別する(s7)。s7で同一人物でないと判別すると、s6でエラー処理を行うとともに該搭乗予定者に対する搭乗許可を取り消す。
【0059】また、s7では搭乗予定者のバイオメトリクス情報をs2で取得している場合、このバイオメトリクス情報を用いて同一人物であるかどうかを判別するように構成してもよい。
【0060】s5、s7の処理は逆でもかまわない。
【0061】s7における照合は、s2で読み取った身分証明証の顔写真と、s3で撮影した搭乗予定者の顔全体を照合するのではなく、目元、口元、鼻等、複数箇所の特徴部分を照合し、これらの特徴分の類似度がそれぞれ所定量以上であれば同一人物であると判別する。
【0062】搭乗券処理装置2は、s7で同一人物であると判別すると、顔画像印刷部23において、s1で受け付けた搭乗券に搭乗予定者の顔画像、およびs7の判別に用いた特徴部分毎にコード化したデータをバーコードで印刷する(s8)。
【0063】図6(B)は、s8で搭乗予定者の顔画像、および特徴部分をコード化したデータを印刷した搭乗券を示す図である。s8で搭乗券10に印刷する搭乗予定者の顔画像は、身分証明証読取部24で読み取った顔写真に基づくものであってもよいし、また撮影部25で撮影した搭乗予定者の顔画像であってもよい。また、ここではs7の判別に用いた特徴部分をコード化したデータをバーコードで搭乗券10に印刷するとしたが、磁気データで記録する構成としてもよい。また、搭乗券10をICカード(接触式、または非接触式のどちらでも良い。)で構成し、電子データで記録する構成としてもよい。さらに、s7の判別に用いた特徴部分をコード化したデータについては、搭乗券10に記録するのではなく、システムサーバ等に登録するようにしてもよいし、またフロッピィディスク等の記録媒体に別途記録してもよい。この場合、この記録媒体を搭乗予定者に渡し、後述する搭乗ゲートで搭乗予定者から回収すればよい。
【0064】搭乗券処理装置2は、上記s8で搭乗予定者の顔画像を印刷した搭乗券10を放出し(s9)、本処理を終了する。s9で放出された搭乗券10は、搭乗予定者に返却される。
【0065】なお、搭乗券処理装置2は、空港内だけでなく空港外に設置されていてもよい。例えば、空港外の旅行代理店等に設置し、搭乗予定者が空港に入る前に該搭乗予定者の身元確認を行うようにしてもよい。
【0066】図6(B)に示す搭乗券10が返却された搭乗予定者が、この時点でチェックインを完了していない場合について説明する。具体的には、搭乗予定者がチェックインカウンタに行く前に、セキュリティチェックカウンタに行き、上記図7に示した処理を行った場合について説明する。この場合、チェックインカウンタに行った搭乗予定者が所持している搭乗券10には、すでに搭乗予定者の顔画像と、特徴部分についてコード化したデータが印刷されている。図8は、搭乗予定者の顔画像と、特徴部分についてコード化したデータが印刷されている搭乗券10を取り込んだチェックイン端末1の動作を示すフローチャートである。
【0067】チェックイン端末1は、搭乗券処理部12で搭乗券10を受け付けると(s11)、磁気記録部10aに記録されている磁気データを読み取るとともに(s12)、券面に印刷されている特徴部分をコード化したデータを読み取る(s13)。
【0068】なお、チェックイン端末1は、特徴部分をコード化したデータが搭乗券10に記録されていない場合には、該コード化したデータを記録しているシステムサーバや記録媒体から獲得する。
【0069】チェックイン端末1は、撮影部14で搭乗予定者の顔画像を撮影し(s14)、s13で獲得した搭乗予定者の顔の特徴部分をコード化したデータと、ここで撮影した顔画像とを照合し、同一人物であるかどうかを判別する(s15)。s15で同一人物でないと判別すると、エラー処理を行って、この搭乗予定者のチェックインを禁止する。反対に、s15で同一であると判別すると、チェックインリスト5に搭乗予定者を登録するチェックイン処理を行い(s17)、本処理を終了する。
【0070】このように、搭乗予定者がチェックインカウンタに行く前に、セキュリティチェックカウンタに行った場合、セキュリティチェックカウンタだけでなく、チェックインカウンタでも搭乗券10を所持している搭乗予定者の確認が行われるので、セキュリティの一層の向上が図れる。
【0071】搭乗予定者は、図6(B)に示す顔画像が印刷された搭乗券10を持って、搭乗ゲートに移動する。顔画像が印刷された搭乗券を所持している搭乗予定者に対してセキュリティチェックを行う場合、係員は搭乗予定者に対して搭乗券の提示を要求する。この要求に対して、搭乗予定者が顔画像が印刷された搭乗券を提示する。係員は、搭乗予定者が提示した搭乗券10に印刷されている顔画像と、この搭乗予定者の顔と、を見比べるだけで、該搭乗予定者がセキュリティチェックカウンタで身元を確認した当人であるかどうかを簡単に判断できる。
【0072】したがって、係員は搭乗ゲートに向かって移動している搭乗予定者に対するセキュリティチェックが簡単に行える。また、係員は搭乗予定者に対して搭乗券10以外に身分証明証等の提示を要求することもないので、搭乗予定者に煩わしさを感じさせることがなく、搭乗予定者に対するサービスの向上が図れる。
【0073】また、空港内のX線検査場、手荷物預かり場等には本人照合装置7が設置されており、これらの場所でも搭乗予定者の身元確認を適正に行うことができる。図9は、本人照合装置の動作を示すフローチャートである。
【0074】本人照合装置7は、搭乗券処理部72で搭乗券10を受け付けると(s21)、券面に印刷されている顔画像、および特徴部分をコード化したデータを読み取る(s22)。
【0075】なお、本人照合装置7は、特徴部分をコード化したデータが搭乗券10に記録されていない場合には、該コード化したデータを記録しているシステムサーバや記録媒体から獲得する。
【0076】本人照合装置7は、撮影部73で搭乗予定者の顔画像を撮影し(s23)、s22で獲得した搭乗予定者の顔画像および特徴部分をコード化したデータと、ここで撮影した顔画像とを照合し、同一人物であるかどうかを判別する(s24)。
【0077】s24では、同一人物であるかどうかを判別できないときには、一旦同一人物でないと判別し、センタに問い合わせる(s25)。この問い合わせに対するセンタからの返信が同一人物であるとするものであれば、その旨を表示部74に表示する(s26、s27)。また、s24で同一人物であると判別した場合も、s27で表示部74に同一人物である旨を表示する。
【0078】反対に、センタからの返信が同一人物でないとするものであれば、警報を鳴らすとともに、その旨を表示部74に表示して係員に通知する(s26、s28、s29)。
【0079】したがって、この本人照合装置7画設置されている場所でも搭乗予定者の身元確認を適正に行うことができ、セキュリティの一層の向上が図れる。
【0080】なお、本人照合装置7は、X線検査場、手荷物預かり場だけでなく、他の場所に設置してもよい。
【0081】次に、搭乗ゲートにおける搭乗予定者に対する搭乗判定について説明する。図10は、搭乗ゲートの動作を示すフローチャートである。搭乗予定者は、搭乗ゲートに設置されているゲート装置3に所持している搭乗券10を挿入する。ゲート装置3は、搭乗予定者が搭乗する際に通行する通路を形成している。ゲート装置3は、この通路の通行を制限する扉を備えている。扉を閉じることにより、搭乗予定者が通路を通行するのを禁止し、該搭乗予定者の搭乗を禁止する。
【0082】ゲート装置3は、搭乗券10が挿入されると(s31)、挿入された搭乗券10の磁気記録部10aに記録されている磁気データを読み取るとともに(s32)、券面に印刷されている特徴部分をコード化したデータを読み取る(s33)。
【0083】なお、ゲート装置3は、特徴部分をコード化したデータが搭乗券10に記録されていない場合には、該コード化したデータを記録しているシステムサーバや記録媒体から獲得する。
【0084】また、ゲート装置3は撮影部33において本体に搭乗券10を挿入した搭乗予定者の顔を撮影する(s34)。ゲート装置3は、s32で読み取った磁気データに基づいて該搭乗予定者の搭乗可否を判定する(s35)。ゲート装置3は、s35で搭乗可と判定すると、撮影部33で撮影した搭乗予定者の顔と搭乗券10から読み取った特徴部分をコード化したデータとを照合し、同一人物であるかどうかを判別する(s36)。
【0085】ゲート装置3は、s36で同一人物であると判別すると、扉を開放して搭乗予定者の搭乗を許可する(s37)。反対に、s35で搭乗否と判定した場合、およびs36で同一人物でないと判別した場合、扉を閉じて搭乗予定者の搭乗を禁止する(s40)。ゲート装置3は、コントロール端末4に対して、s37で搭乗を許可した搭乗予定者の搭乗完了を通知するとともに(s38)、本体に挿入された搭乗券10を図11に示すように切断し、一方(右側)を搭乗予定者に戻し、他方(左側)を回収する(s39)。
【0086】コントロール端末4は、ゲート装置3から通知された搭乗予定者を搭乗者リスト6に登録する。
【0087】このように、ゲート装置3は搭乗券10において搭乗予定者の顔画像が印刷されている側を回収するので、飛行機の出発後であっても、搭乗した乗客の顔画像が必要になった場合、すぐに乗客の顔画像を得ることができる。
【0088】また、反対に受け付けた搭乗券10における搭乗予定者の顔画像が印刷された部分を切断し放出するとともに、残りの部分を回収するようにしてもよい。
【0089】この場合には、搭乗予定者がこれ以後の係員による身元の確認時にも、この顔画像が印刷されている側を活用できる。例えば、搭乗予定者が到着空港で飛行機の乗り継ぎを予定している場合、到着空港で手荷物を受け取る場合に利用できる。
【0090】さらに、搭乗予定者に返却される側にも、該搭乗予定者の顔画像を印刷するように構成してもよい。このようにすれば、旅行の記念として自分の顔画像が印刷された搭乗券(半券)を搭乗予定者に渡すことができ、搭乗予定者である顧客に対するサービスの一層の向上が図れる。
【0091】また、指名手配犯等の顔画像データをサスペクト(容疑者)データとしてデータベースに登録しておき、セキュリティチェックやゲート装置3の通過の際に、撮影した顔画像とデータベースに登録されている顔画像とを照合するようにしてもよい。このようにすれば、身分証明証等を偽造し、名前やID等を偽っていた指名手配犯等の搭乗を防止することができ、セキュリティの一層の向上が図れる。
【0092】また、上記チェックイン端末1に搭乗券を発券する機能を設けても良い。図12は、この発券機能を設けたチェックイン端末1の構成を示す図である。図2と同じ構成については同じ符号を付している。この実施形態のチェックイン端末1は、図2に示す構成に、さらにIDカードを受け付けるカード処理部15と、搭乗券10を発券する発券部16とを備えている。
【0093】一般的な航空会社では信頼性の高い顧客を、航空会社特典顧客メンバ(Frequent Flyer)とし、予めIDおよび顔画像データを記録したICカード、例えばSmart Card、を発行している。
【0094】図13は、この実施形態のチェックイン端末の動作を示すフローチャートである。チェックイン端末1は、カード処理部15でICカードを受け付けると(s41)、該ICカードに記録されているIDおよび所有者の顔画像をコード化した顔画像データを読み出す(s42)。チェックイン端末1は、撮影部14でICカードを本体に投入した者の顔画像を撮影する(s43)。
【0095】チェックイン端末1は、s42で受け付けたICカードから読み取った顔画像データと、s43で撮影した顔画像とを照合し、同一人物であるかどうかを判別する(s44)。s44で同一人物であると、判別すると航空便、座席等の指定を受け付け(s45)、この者についてチェックイン処理を行うとともに(s46)、s43で撮影した顔画像を印刷した図6(B)に示す搭乗券10を発券する(s47)。
【0096】チェックイン端末1は、s44で同一人物でないと判別すると、s48でエラー処理を行って本処理を終了する。
【0097】したがって、航空会社特典顧客メンバである信頼性の高い顧客については、チェックイン端末1で搭乗券10を発券できるとともに、同時にチェックイン処理も完了できる。また、発券された搭乗券10にはすでに顔画像が印刷されているので、該顧客はチェックイン端末2に行かなくてよい。したがって、航空会社特典顧客メンバである信頼性の高い顧客に煩わしさを感じさせることがなく、サービスの一層の向上が図れる。
【0098】なお、上記説明ではチェックイン端末1に搭乗券10を発券する機能を追加したが、上記搭乗券10を発券する機能を備えた発券装置をチェックイン端末1とは別に設けてもよい。この場合、顧客は発券された搭乗券10を持ってチェックイン端末に行き、チェックイン処理を行う。
【0099】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、身元の確認が行われた搭乗予定者については、搭乗券に顔画像が印刷されているので、空港内で係員が搭乗券の所持者を正当な所持者であるかどうかを簡単に確認できる。また、空港内で搭乗予定者に対して身分証明証等の提示を要求することなく、搭乗予定者のセキュリティチェックが行えるので、搭乗予定者に煩わしさを感じさせることがなく、搭乗予定者に対するサービスの向上が図れる。さらに、搭乗券に顔画像が印刷されている搭乗予定者は、身元の確認が行われているので、セキュリティも十分に確保できる。
【出願人】 【識別番号】000002945
【氏名又は名称】オムロン株式会社
【識別番号】500475100
【氏名又は名称】アイマティック・インターフェイシズ・インコーポレイテッド
【出願日】 平成14年12月11日(2002.12.11)
【代理人】 【識別番号】100084548
【弁理士】
【氏名又は名称】小森 久夫
【公開番号】 特開2003−182273(P2003−182273A)
【公開日】 平成15年7月3日(2003.7.3)
【出願番号】 特願2002−359393(P2002−359393)