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【発明の名称】 応募用紙付き雑誌および懸賞やプレゼント提供への一括応募方法
【発明者】 【氏名】岡本 文孝
【住所又は居所】東京都新宿区左門町11 Y’Sおかもとビル 有限会社ワイズテクノサービス内

【氏名】齋藤 美知子
【住所又は居所】東京都渋谷区神宮前一丁目6番1号 有限会社えびす丸内

【要約】 【課題】雑誌、特に懸賞雑誌において、読者が容易にかつ低コストにて懸賞等に応募できるようにすること。また、雑誌発行元としては、雑誌の売れ行きを増大させること。

【解決手段】所定の返送先の宛名31が印刷された封筒1と、雑誌本体3と、その雑誌本体3内で紹介しているプレゼント提供用および/または懸賞への応募用の複数の応募用紙2であってそれぞれ異なる宛先が印刷され封筒1に入れられるための応募用紙2と、を有し、封筒1および応募用紙2を雑誌本体3に一体化させている。なお、封筒1の宛名31をその雑誌の発行元または発行元に関連する宛名とし、封筒1を受取人が料金を負担する切手不要の封筒1としたり、複数の応募用紙2を雑誌本体3に切り取り可能にとじ込んだり、応募用紙2を切手必要な葉書とするのが好ましい。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 所定の返送先の宛名が印刷された封筒と、雑誌本体と、その雑誌本体内で紹介しているプレゼント提供用および/または懸賞への応募用の複数の応募用紙であってそれぞれ異なる宛先が印刷され上記封筒に入れられるための応募用紙と、を有し、上記封筒および上記応募用紙を上記雑誌本体に一体化させたことを特徴とする応募用紙付き雑誌。
【請求項2】 前記封筒の宛名をその雑誌の発行元または発行元に関連する宛名とし、前記封筒を受取人が料金を負担する切手不要の封筒としたことを特徴とする請求項1記載の応募用紙付き雑誌。
【請求項3】 前記複数の応募用紙を前記雑誌本体に切り取り可能にとじ込んだことを特徴とする請求項2記載の応募用紙付き雑誌。
【請求項4】 雑誌発行元の宛名が印刷された封筒と、その雑誌内で紹介しているプレゼント提供および/または懸賞への応募のための複数の応募用紙となる葉書であってそれぞれ異なる宛先が印刷された切手が必要な葉書と、雑誌本体とを有し、上記封筒および上記葉書を上記雑誌本体にとじ込んだことを特徴とする応募用紙付き雑誌。
【請求項5】 前記雑誌本体を、プレゼントや懸賞を紹介する雑誌とし、各種プレゼントや各種懸賞の紹介に併せて少なくともそれらの募集方法、締切日を紹介するものであり、前記封筒を受取人が料金負担する切手不要な封筒としたことを特徴とする請求項4記載の応募用紙付き雑誌。
【請求項6】 前記雑誌本体を、プレゼントや懸賞を紹介する雑誌とし、各種プレゼントや各種懸賞の紹介に併せて少なくともそれらの募集方法、締切日を紹介するものであり、前記応募用紙を切手必要な葉書としたことを特徴とする請求項3記載の応募用紙付き雑誌。
【請求項7】 前記複数の応募用紙と前記封筒を前記雑誌本体の同一位置にはさみ込むと共に前記雑誌本体から抜け落ちないようにとじ込んだことを特徴とする請求項6記載の応募用紙付き雑誌。
【請求項8】 前記複数の応募用紙を、一端にとじ部が設けられたマガジン形式にまとめ、そのとじ部またはその近傍を前記雑誌本体にとじ込んだことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の応募用紙付き雑誌。
【請求項9】 重ねて配置される前記複数の応募用紙の少なくとも2端にとじ部を設け、一方のとじ部またはその近傍を前記雑誌本体にとじ込み、そのとじ込み部から応募用紙を切り離したとき、他方のとじ部によって前記複数の応募用紙が一体化されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の応募用紙付き雑誌。
【請求項10】 前記応募用紙を前記雑誌本体内の1ページ分に複数枚掲載したことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の応募用紙付き雑誌。
【請求項11】 前記封筒を完成状態の袋状のものとしたことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載の応募用紙付き雑誌。
【請求項12】 前記封筒を、前記雑誌本体にとじ込まれたページの一部を折り曲げることで袋状の封筒に形成可能な構成としたことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載の応募用紙付き雑誌。
【請求項13】 前記複数の応募用紙と、前記封筒の表紙および裏表紙とを前記雑誌本体内の同一場所に配置し、前記複数の応募用紙を両表紙のいずれか一方の内側部分に貼付等によって一体化し、一体化されていない他方の表紙と一体化した表紙とによって前記複数の応募用紙をはさみ込みかつ封止できるように構成したことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項記載の応募用紙付き雑誌。
【請求項14】 雑誌発行元の住所、名称等が宛名として雑誌本体の表紙または裏表紙の一部に印刷された雑誌であってその雑誌内で紹介しているプレゼント提供および/または懸賞への応募のための複数の応募用紙であってそれぞれ異なる宛先が印刷された応募用紙を内部に有し、上記宛名部分を表面に配置することで上記応募用紙を有する状態で上記宛名先へ郵送可能に構成したことを特徴とする応募用紙付き雑誌。
【請求項15】 前記表紙の一部であってその雑誌のとじ部となる側と反対側部分を長くし、上記長くなった部分を折り返して雑誌内部のページをはさみ込んだ状態で郵送可能としたことを特徴とする請求項14記載の応募用紙付き雑誌。
【請求項16】 所定の返送先の宛名がその一部に印刷された雑誌であってその雑誌内で紹介しているプレゼント提供および/または懸賞への応募のための複数の葉書であってそれぞれ異なる宛先が印刷され、かつ切手が必要な葉書を雑誌本体に有し、上記返送先の宛名部分をその雑誌内の所定のページに配置し、上記複数の葉書を切手を貼らずにかつ内部に有する状態でしかも上記宛名部分を表面に配置させることで上記返送先へ郵送可能に構成したことを特徴とする応募用紙付き雑誌。
【請求項17】 前記雑誌本体内に、応募者に関する情報を記載するためのアンケート部を組み入れたことを特徴とする請求項1から16のいずれか1項記載の応募用紙付き雑誌。
【請求項18】 所定の返送先の宛名が印刷された封筒を作成する行程と、雑誌本体内で紹介しているプレゼント提供用および/または懸賞への応募用の複数の応募用紙であってそれぞれ異なる宛先が印刷され上記封筒に入れられるための応募用紙を作成する行程と、上記封筒および上記応募用紙を上記雑誌本体に一体化させる行程と、販売された上記雑誌本体から取り外され返送されてきた上記封筒中の上記応募用紙を取り出す行程と、取り出した上記応募用紙を宛先別に区分けする行程と、区分けされた上記応募用紙を各宛先へ配送する行程と、を有することを特徴とする懸賞やプレゼント提供への一括応募方法。
【請求項19】 前記封筒から取り出された前記応募用紙であって所定事項が記入されていない等による不良の応募用紙を探し出し取り除く行程を前記区分け行程後にさらに設けたことを特徴とする請求項18記載の懸賞やプレゼント提供への一括応募方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、懸賞やプレゼント提供に応募するのに好適な応募用紙付き雑誌および懸賞やプレゼント提供への一括応募方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、日本では、プレゼント提供や懸賞を紹介するいわゆる懸賞雑誌が数種類販売されている。懸賞雑誌は、その中で、各種プレゼントの提供の紹介、各種懸賞の紹介、それらの募集方法や締切日などの紹介等を行っている。
【0003】また、通常の雑誌内に懸賞やアンケートの応募用紙として料金別納(受取人払い)の葉書がとじ込まれているものも知られている。さらに返信用紙と封筒とを一体に連設して雑誌にとじ込む提案もなされている(特開平7−251846号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の雑誌、特に懸賞雑誌は、プレゼント提供や懸賞の紹介にとどまっており、懸賞雑誌購入者は、葉書や切手を購入して各懸賞等に応募する必要があり、手間と時間がかかるものとなっている。また、懸賞応募やアンケートに対してのプレゼント提供のために葉書がとじられている雑誌の場合、切手代が不要となるメリットはあるものの限られた懸賞やプレゼント提供のみとなっている。また、多数の懸賞等を行う場合には、従来方式では多数の料金別納の承諾を所定官庁から受ける必要が生ずる。
【0005】また、特開平7−251846号で示される返信用紙付き封筒がとじられた雑誌では、葉書とは異なる返信用紙を利用でき、しかも秘密保持のメリットはあるものの、返信用紙が雑誌発行元に商品を申し込む際に利用するものであるため、単なる商品購入の申し込みに使用されるにすぎない。すなわち、懸賞雑誌を購入し多数の懸賞へ応募しようとする者にとっては利用できないシステムとなっている。
【0006】本発明は、雑誌、特に懸賞雑誌において、読者が容易にかつ低コストにて懸賞等に応募できるようにした応募用紙付き雑誌を提供することを目的とする。さらに、他の発明は、読者としては、懸賞やプレゼント提供への応募がしやすくなる一方、雑誌発行元としては、雑誌の売れ行きを増大させることができる懸賞やプレゼント提供への一括応募方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するため、本発明の応募用紙付き雑誌は、所定の返送先の宛名が印刷された封筒と、雑誌本体と、その雑誌本体内で紹介しているプレゼント提供用および/または懸賞への応募用の複数の応募用紙であってそれぞれ異なる宛先が印刷され封筒に入れられるための応募用紙と、を有し、封筒および応募用紙を雑誌本体に一体化させている。
【0008】このような構成によって、読者は異なる宛先の応募用紙であっても封筒中に入れてしまえば、その封筒の宛先へその応募用紙が届き応募が可能となる。このため、読者としては、容易にかつ低コストにて懸賞等に応募できることとなる。なお、応募用紙を封筒中にいれて郵送すれば、返送先の会社等が責任をもって懸賞元やプレゼント提供元へその応募用紙を送付することを、雑誌内のいずれか、好ましくは封筒や応募用紙に記載するのが良い。
【0009】また、他の発明は、上述の発明に加えて、封筒の宛名をその雑誌の発行元または発行元に関連する宛名とし、封筒を受取人が料金を負担する切手不要の封筒としている。なお、発行元に関連する宛名としては、発行元の関連企業の宛名、発行元から委託された企業の宛名等が挙げられる。
【0010】この構成を採用すると、封筒への切手貼付が不要となり、郵送作業が簡単化される。しかも、読者としては一層コストがかからずに懸賞先へ応募することができる。さらに、封筒は、雑誌の発行元やその関連する企業等へ届くため、読者としても安心感が出てくる。すなわち、応募したものが確実に懸賞元等へ届くことの期待感、安心感が増し、このシステムを利用する者が増加する。
【0011】さらに他の発明は、上述の発明に加え、複数の応募用紙を雑誌本体に切り取り可能にとじ込んでいる。
【0012】このように、複数の応募用紙が雑誌本体にとじ込まれているため、雑誌を購入せずに応募用紙のみを抜き取るという不法行為が防止される。なお、封筒もとじ込むことが好ましいが、封筒の場合、それが抜き取られても封筒はそこに書かれた宛名へ送られて初めて受取人が料金を負担するものであり、他へ流用されることがあっても特別な不利益が生じないため、問題は発生しない。
【0013】また、他の発明の応募用紙付き雑誌は、雑誌発行元の宛名が印刷された封筒と、その雑誌内で紹介しているプレゼント提供および/または懸賞への応募のための複数の応募用紙となる葉書であってそれぞれ異なる宛先が印刷された切手が必要な葉書と、雑誌本体とを有し、封筒および葉書を雑誌本体にとじ込んでいる。
【0014】この構成によって、読者は異なる宛先の葉書であっても封筒中に入れてしまえばその封筒の宛名先へその葉書が届くこととなり、複数の懸賞等への応募が容易かつ低コストにて行える。さらに、封筒は、雑誌の発行元へ届くため、読者としても安心感が出てくる。すなわち、応募したものが確実に懸賞元等へ届くことの期待感、安心感が増し、このシステムを利用する者が増加する。また、封筒と葉書が共に雑誌本体にとじ込まれているので、それらが抜き取られてしまう危険性が無くなる。加えて、応募用紙が葉書形式なので、必要によってはその葉書に切手を貼って個別に応募することもできる。
【0015】また、雑誌本体を、プレゼントや懸賞を紹介する雑誌とし、各種プレゼントや各種懸賞の紹介に併せて少なくともそれらの募集方法、締切日を紹介するものであり、封筒を受取人が料金を負担する切手不要な封筒とするのが好ましい。
【0016】この構成では、いわゆる懸賞雑誌中に多数の懸賞葉書やプレゼント提供葉書を入れることができる。このため懸賞雑誌の付加価値が高まる。加えて、封筒は受取人負担のため、読者としてはコストが一切かからず懸賞への応募が一層容易となる。
【0017】また、雑誌本体を、プレゼントや懸賞を紹介する雑誌とし、各種プレゼントや各種懸賞の紹介に併せて少なくともそれらの募集方法、締切日を紹介するものであり、応募用紙を切手必要な葉書とするのが好ましい。
【0018】この構成では、いわゆる懸賞雑誌中に多数の懸賞葉書やプレゼント提供葉書を入れることができる。このため懸賞雑誌の付加価値が高まる。しかも、葉書は切手が必要なタイプであり料金後納のための承認を所定官庁から得る必要がない。加えて、葉書が切手必要なタイプのため、切手代を負担したくない者が多い現状にあっては、封筒を利用しての一括申し込みを行おうとする者、すなわちこのシステムを利用しようとする者が増加する。
【0019】また、複数の応募用紙と封筒を雑誌本体の同一位置にはさみ込むと共に雑誌本体から抜け落ちないようにとじ込むのが好ましい。
【0020】このようにすると、複数の応募用紙となる葉書を封筒にいれて送付すれば良いことをイメージ的に捉えやすくなり、懸賞等への応募数が増加する。また、雑誌購入者にとっては応募しやすいものとなる。
【0021】また、複数の応募用紙を、一端にとじ部が設けられたマガジン形式にまとめ、そのとじ部またはその近傍を雑誌本体にとじ込むようにするのが好ましい。
【0022】この構成とすると、多数の応募用紙がまとめられているので、そのマガジン形式の部分のみを確認することで、応募したい懸賞等を特定することが可能となる。このため、プレゼント提供や懸賞への応募が容易となり、応募数が増加する。
【0023】さらに、重ねて配置される複数の応募用紙の少なくとも2端にとじ部を設け、一方のとじ部またはその近傍を雑誌本体にとじ込み、そのとじ込み部から応募用紙を切り離したとき、他方のとじ部によって複数の応募用紙が一体化されているようにするのが好ましい。
【0024】この構成では、応募用紙の内容を簡単には見ることができないので、雑誌を購入しようとする者が、購入する前に懸賞等の内容を簡単に把握することができない。また、応募用紙が多数重ねて配置されているため、雑誌自体が厚くなり、高級感を増すと共に懸賞等が多数掲載されていることを雑誌購入予定者に感じさせ、購入意欲をより一層かきたてることとなる。このため、雑誌購入者が増加する。
【0025】また、応募用紙を雑誌本体内の1ページ分に複数枚掲載するのが好ましい。
【0026】このようにすると、応募用紙の部分を他のページと同様に扱うことができ、雑誌制作が容易となる。また、1ページ中に複数枚の応募用紙が掲載されるので、多数の懸賞等があっても雑誌自体はそれ程厚くはならず、雑誌の取り次ぎ店や運送業者、ひいては雑誌購入者による雑誌の取り扱いが容易となる。
【0027】また、封筒を完成状態の袋状のものとするのが好ましい。
【0028】この構成では、雑誌購入者としては応募用紙を完成状態の封筒の中にいれて、その封筒に封をして出すだけの作業となり、懸賞等への応募がきわめて簡単となる。また、未完成な封筒であると、封筒にする際に切り取りミス等が生じることで雑誌内の封筒を利用できなくなり、新たに封筒を購入したりする手間やコストが生じてしまうが、この発明では、そのような問題は生じなくなる。
【0029】さらに、封筒を、雑誌本体にとじ込まれたページの一部を折り曲げることで袋状の封筒に形成可能な構成とするのが好ましい。
【0030】この発明では、未完成状態の封筒が雑誌本体にとじ込まれていることとなるので、雑誌購入者は封筒を作る手間がかかるが、完成状態の封筒をとじ込むことに比較すると、雑誌としては低コストでかつとじ込みの作業性が良いものとなる。
【0031】また、複数の応募用紙と、封筒の表紙および裏表紙とを雑誌本体内の同一場所に配置し、複数の応募用紙を両表紙のいずれか一方の内側部分に貼付等によって一体化し、一体化されていない他方の表紙と一体化した表紙とによって複数の応募用紙をはさみ込みかつ封止できるように構成するのが好ましい。
【0032】この構成とすると、応募用紙がまとめられているので、懸賞等への応募数が増加する。また、完成状態の封筒をとじ込ませることに比べ、比較的低いコストでこの雑誌を製作することができる。
【0033】また、他の発明の応募用紙付き雑誌は、雑誌発行元の住所、名称等が宛名として雑誌本体の表紙または裏表紙の一部に印刷された雑誌であってその雑誌内で紹介しているプレゼント提供および/または懸賞への応募のための複数の応募用紙であってそれぞれ異なる宛先が印刷された応募用紙を内部に有し、宛名部分を表面に配置することで応募用紙を有する状態で宛名先へ郵送可能に構成している。
【0034】この発明では、雑誌自体が懸賞等への一種の応募帳となり、多数の懸賞等への応募がきわめて簡単となる。しかも、応募用紙を返送する際、宛名部分の形成がほとんど手間いらずとなる。また、返送先が雑誌発行元であるため、購入者としては安心感が増し、雑誌社側としては責任をもって懸賞等への応募を仲介することができる。
【0035】さらに、表紙の一部であってその雑誌のとじ部となる側と反対側部分を長くし、長くなった部分を折り返して雑誌内部のページをはさみ込んだ状態で郵送可能とするのが好ましい。
【0036】このようにすると、応募に当たって応募用紙の中身を他人に知られづらくなり秘密保持の面で好ましいものとなる。また、応募用紙の少なくとも両側でとじられているため、この返送される一種の封筒を扱う者、たとえば郵便局員にとって扱いやすいものとなる。
【0037】また、他の発明の応募用紙付き雑誌は、所定の返送先の宛名がその一部に印刷された雑誌であってその雑誌内で紹介しているプレゼント提供および/または懸賞への応募のための複数の葉書であってそれぞれ異なる宛先が印刷され、かつ切手が必要な葉書を雑誌本体に有し、返送先の宛名部分をその雑誌内の所定のページに配置し、複数の葉書を切手を貼らずにかつ内部に有する状態でしかも宛名部分を表面に配置させることで返送先へ郵送可能に構成している。
【0038】この発明では、雑誌自体が懸賞等への一種の応募帳となり、多数の懸賞等への応募がきわめて簡単となる。また、雑誌購入者が応募用紙を返送する際、宛名部分の形成がほとんど手間いらずとなる。しかも、雑誌購入者は、必要によっては葉書に切手を貼って個別に応募することができ、雑誌購入者にとって応募の際の選択の幅が広まると共に、葉書の使用によって容易に懸賞等への独自の応募が可能となる。
【0039】さらに、雑誌本体内に応募者に関する情報を記載するためのアンケート部を組み入れるのが好ましい。
【0040】この構成を採用すると、アンケートの回収率が極めて高くなる。このためアンケートの出し方によっては重要な情報が効率よく得られることとなる。
【0041】本発明の懸賞やプレゼント提供への一括応募方法は、所定の返送先の宛名が印刷された封筒を作成する行程と、雑誌本体内で紹介しているプレゼント提供用および/または懸賞への応募用の複数の応募用紙であってそれぞれ異なる宛先が印刷され封筒に入れられるための応募用紙を作成する行程と、封筒および応募用紙を雑誌本体に一体化させる行程と、販売された雑誌本体から取り外され返送されてきた封筒中の応募用紙を取り出す行程と、取り出した応募用紙を宛先別に区分けする行程と、区分けされた応募用紙を各宛先へ配送する行程とを有している。
【0042】この発明の方法を採用すると、読者にとっては懸賞やプレゼント提供への応募が容易になる一方、雑誌発行元としては、雑誌の売れ行きが増大する。しかも、応募用紙は一括して所定の返送先に届くので、個別の処理に比べ大量の応募を効率よく処理することが可能となる。
【0043】また、他の発明は、上述の懸賞やプレゼント提供への一括応募方法に加え、封筒から取り出された応募用紙であって所定事項が記入されていない等による不良の応募用紙を探し出し取り除く行程を区分け行程後にさらに設けている。
【0044】この方法では、不良応募用紙を宛先別に取り出すことが容易となり、正しく記載された応募用紙と不良の応募用紙との比率のデータを宛先別に容易に取得可能となる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。なお、最初に第1の実施の形態の応募用紙付き雑誌10を図1から図5に基づいて説明する。
【0046】この賞品応募用紙付き雑誌10は、図1および図2に示すように、封筒1と、応募用紙となる葉書2と、雑誌本体3とを有し、封筒1および葉書2が雑誌本体3の同一位置にとじ込んである構成となっている。雑誌本体3の各ページには、各社が行っているプレゼント提供や懸賞(クイズ)の紹介がなされている。すなわち、この第1の実施の形態の応募用紙付き雑誌10は、いわゆる懸賞雑誌となっている。
【0047】封筒1と葉書2とは、同一の用紙となるとじ込み台紙4に取り付けられている。とじ込み台紙4は、図3に示すように、略L字状に形成されている。図3に示すように、略中央に雑誌本体3へのとじ込み線部11があり、その図3で右方に封筒1の表となる封筒表面部12と、封筒3の裏となる封筒裏面部13と、封筒1を袋状として形成するための側方のり代部14および下方のり代部15とが形成されている。
【0048】封筒1は、この第1の実施の形態では、このとじ込み台紙4が雑誌本体3にとじ込まれる前に形成される。まず、一点鎖線で示す表裏折り込み線16の部分で封筒裏面部13を図3で裏側(紙面奥側)へ折る。そして、側方のり代部14を一点鎖線で示す側方のり代線17の部分でさらに内側に折り曲げる。その後、その側方のり代部14を封筒表面部12の裏側に貼りつける。その後、下方のり代部15を一点鎖線で示す下方のり代線18の部分で図3で裏側に折り曲げ、封筒裏面部13の上に貼りつける。
【0049】封筒1ができ上がり、雑誌本体3にとじ込まれた状態が図1および図2に示す状態である。封筒1は、点線で示すミシン目からなる封筒切り取り線19を利用して容易にとじ込み台紙4から切り離されることができる。なお、この封筒1は、とじ込み後に雑誌購入者が作成可能に、雑誌本体3には図3に示す状態でとじ込むようにしても良い。
【0050】とじ込み線部11の左方には、複数の葉書2であって、それぞれ異なる宛先が印刷された葉書2の束である葉書群21が配置される裏表紙をかねる葉書設置部22と、その葉書群21の上端をのり付けする斜線で示した葉書貼着部23と、葉書群21の全体を覆う表紙となる表紙形成部24とが設けられている。
【0051】各葉書2は、その上端がのり付けされると共に、葉書貼着部23にのり付けされることで、とじ込み台紙4に固定される。こののり付けの際、表紙形成部24は、一点鎖線で示す表紙第1折れ線25によって図3で表面側(紙面手前側)に向かって折られると共に、全体が一点鎖線で示す表紙第2折れ線26によって手前側に折られる。
【0052】葉書群21の前面を表紙形成部24が覆った状態、すなわち図1および図2に示す状態としてから、雑誌本体3へのとじ込みがなされる。雑誌購入者は、この表紙付きの葉書群21を点線で示すミシン目からなる葉書群切り取り線27によってとじ込み台紙4から容易に切り離すことができる。
【0053】封筒1の表面には、雑誌発行元の郵便番号、住所、名称等からなる宛名31と、雑誌発行元および雑誌名ならびに雑誌の刊行番号をバーコードで現すバーコード部32と、この封筒1が切手不要であることを示す着払い表示部33とが、あらかじめ掲載され、設置されている。
【0054】葉書群21は、図4に示すように、複数の懸賞葉書紙片41によって構成される。懸賞葉書紙片41は、切り取ることで葉書2となる葉書部42と、応募の控えとなる控部43とからなる。この実施の形態では、葉書群切り取り線27から切り取ることで、表紙形成部24が表紙となるマガジン形式の懸賞応募帳スタイルとなる。なお、懸賞への応募以外にプレゼント提供への応募のための懸賞葉書部41も存在するようにしても良い。すなわち、懸賞のみ、プレゼント提供のみ、懸賞とプレゼント提供の混在の3種類のいずれかとすることができる。
【0055】懸賞葉書紙片41は、それぞれ上部にミシン目からなる切り取り線51が設けられている。切り取り線51の上方には、クイズの名称、クイズの発表方法、クイズの発表日等が掲載された控部43が配置されている。切り取り線51の下方に配置されている葉書部42には、各クイズや懸賞等の住所や名称等からなる応募先(宛先)であって各懸賞葉書紙片41毎に異なる宛先が印刷された宛先欄52と、クイズなどの答えを書く答え記載欄53と、応募者の住所、氏名、職業、電話番号などを書く応募者情報欄54と、懸賞の種類(オープン、クローズド、その他)を明示する懸賞種類明示欄55と、締切日が印刷されている締切明示欄56と、どの雑誌の何月号にとじ込みされたかやどこのクイズであるかや締切日等をバーコードで現すバーコード部57が設けられる。
【0056】宛先欄52中には、左上に切手貼付部58が設けられ、その下方に切手を貼って出すことが明示されると共に切手貼付部58内には封筒1を使用すれば切手不要であることが明示される。答え記載欄53の4隅には黒く三角状に塗った隅部53aがそれぞれ形成されており、OCR処理する際の答えの位置確認に利用されている。
【0057】懸賞種類明示欄55は、その懸賞がオープン懸賞(賞品の購入を前提としない懸賞)であるか、クローズド懸賞(賞品の購入を前提とする懸賞)であるか、またはそれら以外のものであるかを区別する欄で該当する部分の背景が黒くされ、文字を白くすることでどのような種類の懸賞かが区別される。
【0058】締切明示欄56に記載される締切は、封筒1の使用とその後の仕分けを考慮して他の手段による応募の締切に比べ所定期間、たとえば1週間程度早めている。しかし、封筒1の使用による締切を他の応募に比べ若干遅くなることが許される場合は、他の手段による応募と同じ締切日とするのが好ましい。
【0059】バーコード部57の左方には、バーコード部57が始まることを示すバーコード始まり目安部59が設けられている。バーコード部57は、バーコードリーダによって自動的に次から次へと読み取られる部分である。バーコード部57のバーコードには、締切日も現されているが、締切日等は表示せず、クイズ(懸賞)やプレゼントの種類のみを現すようにしても良い。
【0060】以上のような構成の雑誌、すなわち封筒1と葉書2とがとじ込まれた雑誌本体3を発行した後の処理について図5を参照しながら以下に説明する。
【0061】応募用紙付き雑誌10が発行されると(ステップS1)、ユーザは書店等でその雑誌10を購入する(ステップS2)。応募用紙付き雑誌10を購入したお客は、雑誌10内で紹介されているプレゼント提供や懸賞の内容を把握し、応募したい対象を決める。その後、封筒切り取り線19を利用して封筒1を雑誌本体3から切り離すと共に葉書群切り取り線27を利用して懸賞応募帳スタイルの葉書群21を雑誌本体3から切り離す(ステップS3)。
【0062】雑誌購入者は、その後、所定の懸賞葉書紙片41の葉書部42に所定事項を書き込む(ステップS4)。次に、記入した葉書部42を切り取り線51から切り取り封筒1に入れる(ステップS5)。封筒1の封を行い、そのまま郵送する(ステップS6)。この際、封筒1や葉書部42への切手の貼付は不要である。
【0063】この実施の形態では、封筒の宛名として雑誌発行元が記載されているため、封筒1は、応募用紙付き雑誌10の発行元へ郵送されてくる。このとき、宛名31を雑誌社そのものではなく、私書箱としたり、関連会社の名前としたり、葉書仕分けサービス会社の名前としても良く、そのような場合はそれぞれ当該私書箱や関連会社や葉書仕分けサービス会社に届くこととなる。
【0064】届いた封筒1は、その表面のバーコード部32がバーコードリーダによって読みとられる(ステップS7)。この読み取りによって、どの名称の雑誌からの応募であるか、いつ発行した雑誌からの応募であるかのデータがバーコードリーダに接続されているサーバに保存される(ステップS21)と共に、雑誌名と発行番号毎に封筒1が仕分けされる(ステップS8)。なお、封筒1へのバーコード部32の印刷を行わず、データ取りや封筒1の自動仕分けを行わないようにしても良い。この場合、ステップS8の封筒の仕分けそのものが省略されることもあり得る。
【0065】仕分けされた封筒1は、開封され、内部の記入済みの葉書部42が取り出される。葉書部42の表面に印刷されているバーコード部57がバーコードリーダによって読みとられ(ステップS9)、自動的に葉書部42が仕分けられる(ステップS10)。バーコード部57の読み取りによって各雑誌毎、各発行ナンバー毎、各クイズ毎の応募数のデータがバーコードリーダが接続されているサーバに自動的に保存される(ステップS22)。なお、バーコード部57を葉書部42に設けないようにしても良い。この場合、葉書部42の仕分けは全く人間の眼による作業となる。
【0066】仕分けられた葉書部42は、各クイズ元(各懸賞元)毎にまとめられ、そのクイズ元の会社等に送付される(ステップS11)。この送付は、郵送または直接届けられることで行われる。その後、各応募者の抽選が行われ(ステップS12)、当選者は、その後発行される応募用紙付き雑誌10に掲載される(ステップS13)。この当選者の掲載は、この応募用紙付き雑誌10を利用して応募した者のみの氏名等が開示され、他の手段によって応募し当選した者は、単に当選者数のみを掲載するようにするのが好ましい。
【0067】バーコードリーダに接続されたサーバに保存されたデータは、必要により分析がなされ、各懸賞元(クイズ元)やプレゼント提供元へ送付される(ステップS23)。なお、データ分析に当たって、各葉書部42の応募者情報欄54の事項をサーバへ入力し、バーコードリーダ部32,57の情報と関連付けて分析するようにしても良い。
【0068】次に、本発明の第2の実施の形態に係る応募用紙付き雑誌60について図6および図7に基づいて説明する。この応募用紙付き雑誌60も、第1の実施の形態と同様に懸賞雑誌となっている。なお、第1の実施の形態の応募用紙付き雑誌10と同一部分や同一機能には同一の符号を付すこととし、その説明を省略または簡略化する。
【0069】この応募用紙付き雑誌60が、第1の実施の形態の応募用紙付き雑誌10と異なる主な点は次の5点である。第1は、この応募用紙付き雑誌60の場合、葉書群21が封筒の上に重ねて配置されている点である。図6および図7に示すように、葉書群21は、封筒1ののり代部61(封筒1へ葉書部42を入れるための開口部62を塞ぐ部分)にミシン目からなる切り取り線63を介して封筒1と一体化されている。
【0070】異なる第2点は、応募用紙付き雑誌10の場合、とじ込み台紙4が雑誌10の中央に配置され見開きの両側の一方に封筒1が、他方に葉書2が形成されていたのに対し、この応募用紙付き雑誌60では、とじ込み台紙4が雑誌60の中央ではなく、途中に挟み込まれ、見開きの一方のぺージのみに封筒1と葉書2が配置されている点である。
【0071】第3の異なる点は、封筒1が2つ配置され、葉書群21がやはり2組配置されている点である。すなわち、とじ込み台紙4の右方と左方に封筒1と葉書群21とからなる組が1つずつ配置されている。第4の異なる点は、懸賞葉書紙片41の長さが長くなり、控部43の面積が拡大している点である。控部43の拡大によって、クイズの内容、応募要領、クイズのヒント、賞品の詳細、締切日等も追加記載が可能となる。第5の異なる点は、封筒1のバーコード部32および葉書部42のバーコード部57の各バーコード部32,57を省略している点である。
【0072】この応募用紙付き雑誌60の購入者は、控部43に記載された事項のみでプレゼントや懸賞の内容を確認できる。しかし、必要により詳細な説明を得たいときは、応募用紙付き雑誌60内の各ページにて確認する。また、購入者は、切り取り線63からマガジンスタイルの葉書群21を切り離す。そして応募したい懸賞葉書紙片41の葉書部42に所定事項を記入し、切り取り線51を利用して、葉書部42を葉書群21から切り離す。そして、切り取り線19から切り離しておいた封筒1へ葉書部42を入れる。この際、封筒1の開口部62から葉書部42を入れ、のり代部61を折り曲げて封をする。その後の処理、流れについては第1の実施の形態と同様である。
【0073】なお、第1および第2の実施の形態の応募用紙付き雑誌10,60において、懸賞葉書紙片41に控部43や切り取り線51を設けず、葉書部42のみで懸賞葉書紙片41を構成するようにしても良い。また、記入された葉書部42のみを封筒1内に入れるのではなく、記入されていない葉書部42を含めてすべての葉書(=葉書部42)を封筒1内に入れて応募するのを可能としても良い。
【0074】次に、第3の実施の形態に係る応募用紙付き雑誌70を図8に基づいて説明する。この応募用紙付き雑誌70も、第1および第2の実施の形態と同様に懸賞雑誌となっている。なお、第1の実施の形態の応募用紙付き雑誌10と同一部分や同一機能には同一の符号を付すこととし、その説明を省略または簡略化することとする。
【0075】この応募用紙付き雑誌70は、袋とじされたページとなる袋とじ部71に完成した封筒1とマガジンスタイルにまとめられた葉書群21(第2の実施の形態のものと同様の構成の懸賞葉書紙片41を有するもの)とを入れ、覆い部72によって開口部73を塞ぐ形で雑誌本体3内に封筒1と葉書2とをとじ込むものである。この応募用紙付き雑誌70の購入者が行う応募方法とその後の処理は、第1や第2の実施の形態と同様である。
【0076】なお、袋とじ部71を設けずに、封筒1とマガジンスタイルの葉書群21とを雑誌本体3内に差し込み、輪ゴム等を応募用紙付き雑誌70の周りを囲むように雑誌70に取り付け、封筒1等がこの応募用紙付き雑誌70から抜け落ちないように一体化させても良い。
【0077】次に、第4の実施の形態に係る応募用紙付き雑誌80を図9に基づいて説明する。この応募用紙付き雑誌80も、第1から第3の実施の形態と同様に懸賞雑誌となっている。なお、第1の実施の形態の応募用紙付き雑誌10と同一部分や同一機能には同一の符号を付すこととし、その説明を省略または簡略化する。
【0078】この応募用紙付き雑誌80は、封筒1が形成される封筒用ページ81と、複数の懸賞葉書紙片41が切り取り可能に形成された葉書用ページ82とを有するものとなっている。この実施の形態は、封筒用ページ81と葉書用ページ82とは一体化された一枚の紙となっているが、それぞれのページを雑誌本体3の異なる位置にとじ込むようにしても良い。
【0079】封筒用ページ81に設けられた点線で示すミシン目からなる第1切り取り線83を利用して封筒用ページ81を雑誌本体3から切り離す。その後、切り離された封筒用ページ81中に形成されているミシン目からなる点線で示す第2の切り取り線84を利用して切り離すことで封筒1の展開形状を得る。次に、図9の一点鎖線で示す部分で折り曲げ、斜線で示す側方のり代部14,下方のり代部15を利用してのり付けし、袋状の封筒1を形成する。第1の実施の形態で示した封筒裏面部13は、端部が重ねられて全体として封筒裏面部13を構成する2つの裏面構成片13a,13bから形成される。
【0080】懸賞雑誌となる応募用紙付き雑誌80中に掲載されているプレゼントや懸賞の内容を確認して応募したい懸賞に記載された懸賞葉書紙片41(図9では3枚示されている)の葉書部42に所定の事項を記載する。その後、応募用紙付き雑誌80にとじ込まれた葉書用ページ82中のミシン目からなる点線で示す切り取り線85(図9の例では、1本の縦線と2本の横線)を利用して記載した葉書部42を切り離す。なお、葉書部42を切り離してから、必要事項を記入するようにしても良い。
【0081】切り離され所定事項が記入された葉書となる葉書部42は、切手が貼られない状態で、封筒用ページ81から形成された封筒1に入れられ、切手不要で郵送される。これ以後の処理については、第1から第3の実施の形態と同様である。なお、封筒用ページ81を設けず、既にでき上がっている封筒1を葉書用ページ82と同じ位置で見開き上反対側となる位置にとじ込んだり、他のページにとじ込んだりしても良い。また、既にでき上がっている封筒1をとじ込み形式ではなく、雑誌本体3への挟み込み形式や図8に示すような袋とじ部71に挿入するようにしても良い。
【0082】次に、第5の実施の形態に係る応募用紙付き雑誌90を図10を参照しながら説明する。この応募用紙付き雑誌90も、第1から第4の実施の形態と同様に懸賞雑誌となっている。なお、第1の実施の形態の応募用紙付き雑誌10と同一部分や同一機能には同一の符号を付すこととし、その説明を省略または簡略化する。
【0083】この応募用紙付き雑誌90が、他の応募用紙付き雑誌10,60,70,80と異なる点は、図10に示すように、封筒1と各葉書2がじゃばら状につなぎ合わされている点である。封筒1は、第1折り込み線91の部分から葉書2側とは切り離されて使用される。切り離された時点で、通常の封筒1と同様な形状となる。懸賞葉書紙片41は、各折り込み線92でつなぎ合わされると共に、その部分で切り離される。第1折り込み線91、各折り込み線92は、それぞれミシン目で形成されるのが好ましい。
【0084】各葉書部42は、所定事項が記入されると共に切り離され、切手不要でそのまま封筒1に入れられる。その後の処理は、第1から第4の実施の形態と同様である。なお、封筒1を懸賞葉書紙片41に結合させず、封筒1のみを別に第1の実施の形態のようにとじ込み台紙4に設けたり、第3の実施の形態のように袋とじ部71を設けその中に入れたり、輪ゴムの利用によって雑誌本体3の中に差し込むようにしても良い。
【0085】次に、第6の実施の形態に係る応募用紙付き雑誌100を図11を参照しながら説明する。この応募用紙付き雑誌100も、第1から第5の実施の形態と同様に懸賞雑誌となっている。なお、第1の実施の形態の応募用紙付き雑誌10と同一部分や同一機能には同一の符号を付すこととし、その説明を省略または簡略化する。
【0086】この応募用紙付き雑誌100は、封筒1自体が雑誌本体3中にとじ込みされると共に、その封筒1中に、マガジンスタイルで表紙101と裏表紙102との間に葉書群21が挟み込まれた懸賞マガジン部103が挿入された状態で販売される。雑誌購入者は、切り取り線104から封筒1を切り取る。そして、内部の懸賞マガジン部103(第1の実施の形態における葉書設置部22および表紙形成部24付きの葉書群21に相当)を取り出し、その中から所定の懸賞葉書紙片41の葉書部42に必要事項を書き込み、切り取り線51から切り離し、封筒1中に入れる。その後の処理は、他の実施の形態と同様である。
【0087】次に、本発明の第7の実施の形態に係る応募用紙付き雑誌110を図12に基づいて説明する。この応募用紙付き雑誌110も、第1から第6の実施の形態と同様に懸賞雑誌となっている。なお、第1の実施の形態の応募用紙付き雑誌10と同一部分や同一機能には同一の符号を付すこととし、その説明を省略または簡略化する。
【0088】この応募用紙付き雑誌110は、各懸賞葉書紙片41の上端がのり付けされた葉書群21が台紙ページ111に固定され、その全面を覆うように封筒1の表面が印刷された封筒表面ページ112が折れ曲げ線113から図12の矢示Aのように折り曲げられて構成されている。
【0089】雑誌購入者は、この応募用紙付き雑誌110の他のページに記載されているプレゼントや懸賞の内容を読み、応募したいプレゼント等を決定する。その後、封筒表面ページ112を図12に示すように展開し、葉書群21をばらす。ばらされた葉書群21の中から応募したい懸賞葉書紙片41のみを抜き出し、葉書部42に所定事項を記入し、図12で示す葉書群21が配置されている場所と略同一場所に葉書となる葉書部42を置く。その後、封筒表面ページ112を矢示A方向に曲げて戻し葉書部42を覆う。
【0090】このとき、三方に形成されたのり代部113に貼ってあるシールをはがし、糊部を表面に露出させ、台紙ページ111に載置し押圧するのみで、台紙ページ111と封筒表面ページ112とが糊づけされる。この後、台紙ページ111を切り取り線114を利用して雑誌本体3から切り離すことで、封筒1が完成する。この葉書部42入りの封筒1を郵送した後の処理は、他の実施の形態と同様である。なお、封筒形状を作成する以前に、切り取り線114から台紙ページ111等を雑誌本体3から切り離すようにしても良い。
【0091】次に、第8の実施の形態に係る応募用紙付き雑誌120を図13および図14に基づいて説明する。この応募用紙付き雑誌120も、第1から第7の実施の形態と同様に懸賞雑誌となっている。なお、第1の実施の形態の応募用紙付き雑誌10と同一部分や同一機能には同一の符号を付すこととし、その説明を省略または簡略化する。
【0092】この応募用紙付き雑誌120は、懸賞葉書紙片41を複数とじ込んだマガジンスタイルの懸賞マガジン部103の表紙101を封筒1の宛名面として使用するものである。各懸賞葉書紙片41は、図14に示すように、左端側がのり付けされ、図13に示す状態の雑誌本体3から切り取り線121を利用して切り取ると、図14に示すようにブックスタイルとなる。すなわち、図13に示すように雑誌本体3にとじ込みされている状態では、左側と右側が共にとじ込まれた状態で、図13の上下方向から懸賞葉書紙片41をわずかにのぞくことができる状態とされている。
【0093】雑誌購入者は、懸賞マガジン部103を切り取り線121を利用して雑誌本体3から切り離す。そして、応募したいクイズ等が掲載されている葉書部42に所定事項を記入する。その後、貼代部122に貼付してあるシートを剥がし、表紙101と裏表紙102とをその右端側で接着する。これによって、第三者は懸賞葉書紙片41をほとんどのぞくことができなくなる。この状態で切手を貼らずそのまま郵送する。
【0094】この応募用紙付き雑誌120には、裏表紙102の内側にアンケート部が設けられている。このアンケート部には車購入希望の有無、保険加入希望の有無、住宅取得希望の有無、住宅転居希望の有無、海外旅行希望の有無等のいずれか1つまたは複数が記入される欄が設けられている。なお、応募用紙付き雑誌120では、記入されていない懸賞葉書紙片41も、記入済みのものと一緒に郵送される。しかし、記入されていない葉書部42を逆に切り取ることで、記入済みのもののみ宛名先(この実施の形態では、他の形態と同様にA雑誌社)へ返送されるようにしても良い。
【0095】次に、本発明の第9の実施の形態に係る応募用紙付き雑誌130を図15から図18を参照しながら説明する。この応募用紙付き雑誌130も、第1から第8の実施の形態と同様に懸賞雑誌となっている。なお、第1の実施の形態の応募用紙付き雑誌10と同一部分や同一機能には同一の符号を付すこととし、省略または簡略化する。
【0096】この応募用紙付き雑誌130は、雑誌自体が封筒を兼ねるものであり、所定事項を記入後、切手不要でそのまま宛名31へ郵送することができるものである。葉書群21は、雑誌の表紙131,とじ部132,裏表紙133の三要部を一体的に形成された表紙体134の中にとじられている。
【0097】表紙131の表面には、この応募用紙付き雑誌130の商品名(商標名)等が表示される。裏表紙133の外表面には所定の宛名31と、バーコード部32と、着払い表示部33とが印刷されている。裏表紙133の先端には三方の端部にのり代部135が形成された折り返し部136が設けられている。
【0098】この応募用紙付き雑誌130は、図15および図16の状態で店頭に並べられる。雑誌購入者は、各懸賞葉書紙片41の控部43やその裏面部に記載されている応募要領や問題等を読み、応募したいものの葉書部42に所定事項を記入する。その後、折り返し部136を展開し(拡げ)、葉書群21の下端をふさぐようにしてのり代部135を表紙131の上に貼り付ける。この状態を図18に示す。完成した状態では封筒1の中に複数の葉書となる葉書部42が配置された構成となる。
【0099】なお、のり代部136は、通常状態では貼着しないように、シールが貼ってあり、封筒状にする際に、そのシールをはがして表紙131へ貼り付けることとなる。また、この第9の実施の形態では、記入されていない懸賞葉書紙片41が存在しても良いことを前提としたスタイルとなっている。また、第8の実施の形態の応募用紙付き雑誌120と同様なアンケート部がその内部に組み込まれている。アンケート部は、表紙131の内面、裏表紙133の内面のいずれかが好ましいが、各表紙131,133以外の部分に設けても良い。
【0100】応募用紙付き雑誌130は、上方と下方をとじる形式となっているが、左右の一方をとじた状態で販売し、記入後、他方の側方を貼り付けることで左右の両側をとじる形式としても良い。また、折り返し部136を一端のみではなく、裏表紙133の先端および両側方に設けることで、葉書群21を全体的に覆うようにすることもできる。また、図18で示す右方または左方のみを図18のようにあけた状態とし、他のすべてをとじた状態とすることもできる。
【0101】また、宛名31等を裏表紙133の外面に印刷するのではなく、表紙131の内面に印刷したり、裏表紙133の内面に印刷したりしても良い。このような場合は、表紙131や裏表紙133を裏返しすることで封筒1の宛名部分とする。
【0102】上述の各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態の例であるが、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更実施可能である。たとえば、上述の各実施の形態では、応募用紙付き雑誌10,60,70,80,90,100,110,120,130は懸賞雑誌とされているが、マンガ、情報雑誌等他の雑誌としても良い。複数の懸賞やプレゼント提供が異なる者によって行われており、応募先が異なるものが雑誌中に掲載されていれば本発明を適用することができる。
【0103】また、上述の各実施の形態では、葉書となる葉書部42を有する雑誌となっているが、葉書形式ではなく、単なる応募用紙形式のものでも良い。なお、葉書部42の形成は、封筒1を使用しない場合でも、切手を貼ることで簡単に応募することができ好ましい。また、葉書部42ではなく単なる応募用紙とした場合、FAXでも応募できるようにFAX番号が明示されているのが好ましい。
【0104】さらに、上述の各実施の形態では、応募する対象としては懸賞やプレゼント提供を対象としたが、賞品やプレゼント品の中には、商品が含まれることはもちろんのこと、サービス(役務)も含まれる。また、狭い意味での懸賞やプレゼント提供以外に、高価なものを低価格で購入できる特典、演劇などの優先購入特典等、各種の特典提供やその他のメリット享受に適用することができる。このため、本明細書では、懸賞やプレゼント提供にはこれらが含まれるものとする。さらに、応募の際の方法としては、クイズ形式を示したが、クイズ不要な単なる応募方式としたり、商品購入して所定のシールを貼付することを条件としたり(クローズド懸賞スタイル)等種々の方法を採用することができる。
【0105】また、第9の実施の形態の応募用紙付き雑誌130では、裏表紙133の外面側に宛名31を印刷したが、宛名31を各表紙131,133の一部に印刷するのではなく、他のページに印刷し、そのページから外側のページを全て切り取り、そのページに印刷された宛名31が表面にくるようにしたり、そのページ部分から全体を折り返し、宛名31が印刷されたページが表面に配置されるようにしてから郵送するようにしても良い。
【0106】また、上述の各実施の形態では、封筒1を着払い表示部33を有する、いわゆる切手不要な封筒としたが、必要によっては切手必要な封筒とし、懸賞応募者が切手を購入して貼付する封筒1としても良い。また、葉書としては、葉書部42中の切手貼付部61を必要としない、いわゆる着払いの葉書としても良い。
【0107】
【発明の効果】本発明によれば、雑誌の読者が容易にかつ低コストにて懸賞やプレゼント提供等に応募できることとなる。この結果、雑誌としての付加価値が高まり、雑誌販売数が増加する。また、他の発明によれば、読者としては懸賞やプレセント提供への応募が容易になる一方、雑誌発行元としては、コストの上昇を抑えて雑誌の売れ行きを増大させることができる。
【出願人】 【識別番号】501481942
【氏名又は名称】有限会社ワイズテクノサービス
【住所又は居所】東京都新宿区左門町11 Y’Sおかもとビル
【識別番号】599127564
【氏名又は名称】有限会社えびす丸
【住所又は居所】東京都渋谷区神宮前一丁目6番1号
【出願日】 平成13年12月13日(2001.12.13)
【代理人】 【識別番号】100087859
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 秀治 (外1名)
【公開番号】 特開2003−182258(P2003−182258A)
【公開日】 平成15年7月3日(2003.7.3)
【出願番号】 特願2001−380685(P2001−380685)