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【発明の名称】 中綴じ折り冊子の作成方法及びその作成装置
【発明者】 【氏名】堀井 良行
【住所又は居所】滋賀県高島郡新旭町大字旭字城ノ下1601番地 ホリゾン・インターナショナル株式会社内

【氏名】片山 英二
【住所又は居所】滋賀県高島郡新旭町大字旭字城ノ下1601番地 ホリゾン・インターナショナル株式会社内

【氏名】加芝 正幸
【住所又は居所】滋賀県高島郡新旭町大字旭字城ノ下1601番地 ホリゾン・インターナショナル株式会社内

【氏名】大内山 耕
【住所又は居所】滋賀県高島郡新旭町大字旭字城ノ下1601番地 ホリゾン・インターナショナル株式会社内

【氏名】藤田 和久
【住所又は居所】滋賀県高島郡新旭町大字旭字城ノ下1601番地 ホリゾン・インターナショナル株式会社内

【氏名】谷内 知則
【住所又は居所】滋賀県高島郡新旭町大字旭字城ノ下1601番地 ホリゾン・インターナショナル株式会社内

【要約】 【課題】折りの不要な丁合機を用いることができ、1冊分の用紙の枚数が多くなっても折り部の膨らみが少なく仕上がりの綺麗な中綴じ折り冊子を作成することのできる中綴じ折り冊子の作成方法及びその作成装置を提供すること。

【解決手段】1冊分の用紙P1〜P7を、その用紙の厚みや枚数に応じて1枚以上の複数枚に分割P1〜P4及びP5〜P7し、分割したそれぞれの用紙Pa、Pb毎に2つ折りし、その後分割したそれぞれの用紙Pa、Pbを重ね合わせて綴じて作成する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数枚を所定の順に重ね合わせた用紙を2つ折りし、2つ折りした用紙の折筋部位を綴じてなることを特徴とする中綴じ折り冊子の作成方法。
【請求項2】 複数枚を所定の順に重ね合わせた用紙を2つ折りし、2つ折りした用紙を折り筋を合わせて複数集積し、複数集積した用紙の折筋部位を綴じてなることを特徴とする中綴じ折り冊子の作成方法。
【請求項3】 複数集積した用紙が1冊分であることを特徴とする請求項2記載の中綴じ折り冊子の作成方法。
【請求項4】 複数枚を所定の順に重ね合わせた用紙を送り出す用紙送出機と、前記用紙送出機から送り出された用紙毎に2つ折りする折機と、前記折機により2つ折りされた用紙を折り筋を合わせて集積する用紙集積機と、前記用紙集積機により集積した用紙束の折筋部位を綴じる中綴じ機を備えたことを特徴とする中綴じ折り冊子の作成装置。
【請求項5】 複数枚を所定の順に重ね合わせた用紙を送り出す用紙送出機が丁合機であることを特徴とする請求項4記載の中綴じ折り冊子の作成装置。
【請求項6】 折機は移動する用紙の中央部に筋入れをする筋入れローラと前記筋入れローラにより入れられた用紙の筋部を突き上げガイドするガイドローラと前記ガイドローラにより突き上げられた用紙の筋部の両側から挾んで押圧するプレスローラとを用紙の移動方向に設置してなることを特徴とする請求項4記載の中綴じ折り冊子の作成装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中綴じ折り冊子の作成方法及びその作成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の中綴じ折り冊子を作成する中綴じ折り冊子の作成装置の構成を示すもので、この図4において、1は丁合機、2は中綴じ折り機、3は加圧ローラ、4は冊子受け台、5は冊子である。丁合機1には異なる頁のそれぞれの用紙(折丁でないペラの用紙)P1〜Pnを各段から1枚毎供給する複数段の用紙供給装置1aと各段から供給された1枚毎の用紙P1〜Pnを重ね合わせて作成した1冊分の用紙束Pを送り出す搬送ベルト1bが設けられている。
【0003】中綴じ折り機2には、搬入されてくる用紙束Pを搬送する搬送ベルト2aと搬送ベルト2aにより搬送された用紙束Pを所定の位置に止めて揃えるストッパ2bとストッパ2bにより位置決めされた用紙束Pの中央部を針金で綴じるステッチャー2cと、綴じ後の用紙束Pを搬入し所定の位置に止めるストッパ2fとストッパ2fにより位置決めされた用紙束Pの中央部の綴じた部位をニップローラ2g間に押し込む折刃2eが設けられている。
【0004】この作成装置による中綴じ折り冊子の作成は、1冊分を形成する用紙束Pを丁合機1で作成し、その用紙束Pの中央部をステッチャー2cで綴じ、綴じた用紙束Pを折刃2eとニップローラ2gで2つ折りし、2つ折りした用紙束Pを加圧ローラ3で折り癖を付けて1冊の冊子5が作成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように綴じた用紙束を2つ折りする方法では、予め用紙を折る手間は省け、また、丁合部の長さを短くすることができるが、1冊分の用紙の枚数が多くなると折り部が丸くなり、またその部が膨らんで冊子として機能的にも美観的にも劣るという問題がある。
【0006】本発明は、このような問題を解消すべくなされたもので、折りの不要な丁合機を用いることができ、用紙の枚数が多くなっても折り部の膨らみが少なく仕上がりの綺麗な中綴じ折り冊子を作成することのできる中綴じ折り冊子の作成方法及びその作成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明は、複数枚を所定の順に重ね合わせた用紙を2つ折りし、2つ折りした用紙の折筋部位を綴じてなることを特徴とし、請求項2に係る本発明は、複数枚を所定の順に重ね合わせた用紙を2つ折りし、2つ折りした用紙を折り筋を合わせて複数集積し、複数集積した用紙の折筋部位を綴じてなることを特徴とし、請求項3に係る本発明は、その複数集積した用紙が1冊分であることを特徴とする。
【0008】また、請求項4に係る本発明は、複数枚を所定の順に重ね合わせた用紙を送り出す用紙送出機と、前記用紙送出機から送り出された用紙毎に2つ折りする折機と、前記折機により2つ折りされた用紙を折り筋を合わせて集積する用紙集積機と、前記用紙集積機により集積した用紙束の折筋部位を綴じる中綴じ機を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項5に係る本発明は、複数枚を所定の順に重ね合わせた用紙を送り出す用紙送出機が丁合機であること、請求項6に係る本発明は、折機は移動する用紙の中央部に筋入れをする筋入れローラと前記筋入れローラにより入れられた用紙の筋部を突き上げガイドするガイドローラと前記ガイドローラにより突き上げられた用紙の筋部の両側から挾んで押圧するプレスローラとを用紙の移動方向に設置してなることを特徴とする。
【0010】本発明では、用紙の厚みなどに応じた適宜の枚数毎に折り筋を形成し、折り筋を形成した適宜の枚数を必要部数集積し、その後、折り筋に沿って綴じるので、各用紙にほぼ確実に折り筋が形成され、その結果、折り部の膨らみの少ない中綴じ冊子を形成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図1ないし図3を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係る中綴じ折り冊子の作成手順を示す流れ図、図2は用紙送出部の構成を示す模式図、図3は用紙折り部の動作説明図である。図1において、6は印刷機や丁合機などの用紙送出部、7は用紙位置決め部、8は折機が配置された折り部、9は2つ折り用紙の集積または搬送部、10は用紙綴じ部(2つ折り用紙の集積を兼ねる場合もある。)、11は小口断裁部、12は天地断裁部である。
【0012】Poは印刷機や丁合機などの用紙供給装置から送出される1枚の用紙、PaおよびPb(図2参照)は1枚以上の複数枚を所定の順に重ね合わせた用紙、Pcは用紙の折り筋、Pは1冊分集積した用紙である。この例では、図2に示すように、図4で示すような丁合機1の各段の用紙供給装置1aの用紙の供給を制御してP1〜P4の4枚の用紙を重ね合わせて用紙Paを、P5〜P7の3枚の用紙を重ね合わせて用紙Pbを作成し、PaとPbを重ね合わせて1冊分の用紙Pとなる。すなわち、1冊分の用紙P枚をPa枚とPb枚の2つに分割して順に用紙位置決め部7に送出している。なお、1枚毎給紙される場合には用紙位置決め部7で必要枚数重ね合わせる。PaとPbは1枚であってもよい。
【0013】用紙位置決め部7に送出された用紙Paは、折り部8に送られ折機により2つ折りされる。折り部8に配置された折機は用紙Paの搬入側に、間隔を隔てて一対のプーリ8aと一対のプーリ8aの間に筋入れローラ8bが一つの回転駆動軸に固定されている。筋入れローラ8bは上下に配置された対からなり、図3(a)に示すように一方には周方向に凹溝8fが、他方には凹溝8fと対向する突起8gが形成されており、一対の筋入れローラ8b間を通過する用紙Paの中央部に凹溝8fと突起8gの挾圧により折り筋を形成する。
【0014】筋入れローラ8bから適宜距離を隔てた搬出側に一対のプレスローラ8dが配置され、各プレスローラ8dにはそれぞれに一対のプーリ8aのそれぞれに掛け渡した丸ベルト8eが掛け渡されている。丸ベルト8e間は搬出側に行くにしたがい幅が狭められており、折り筋を形成した用紙Paを両側から幅寄せを行なう。筋入れローラ8bの凹溝8fおよび突起8gと一対のプレスローラ8d間を結ぶ直線上にガイドローラ8cが配置され、図3(b)に示すように用紙の筋部Pcを突き上げる。すなわち丸ベルト8eとガイドローラ8cによって用紙Paの折り曲げ部を図3(c)に示すように密接させてプレスローラ8dに送り込まれ、これにより用紙Paは2つに強く折り癖が付けられる。
【0015】2つ折りした用紙Paは図示しないくらに掛けられ、この段階でつぎに2つ折りした用紙Pbを重ねて1冊分の用紙Pを形成し、図2に示すように爪9aを固定した間歇に移動する搬送チェーン9bにより用紙綴じ部10に送られる。なお1冊分の用紙Pの形成は用紙綴じ部10で行なうようにしても良い。用紙綴じ部10には、ステッチャ10aが配置され、くら掛けした1冊分の用紙Pの折り筋Pcの2個所を針金で綴じる。針金で綴じた10b用紙Pは小口断裁部11に送られ小口を断裁し、天地断裁部12に送り天地を断裁して冊子5を完成させる。
【0016】なお、折機は、機構上多少複雑になるが図4に示す折刃2eとニップローラ2gからなるものであっても良い。また、以上の説明では1冊分の作成についてのものであるが、綴じ後の用紙を複数集めて1冊を構成するようにしても良い。この場合には別の綴じ機を使用することとなる。
【0017】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、1冊分の用紙を、その用紙の厚みや枚数に応じて1枚以上の複数枚に分割し、分割したそれぞれの用紙を2つ折りした上適宜に重ね合わせて冊子を作成するので、全ての用紙に確実に折り癖が付けられ、折り部の膨らみが少なく仕上がりの綺麗な中綴じ折り冊子を作成することができる。また、用紙送出側に折り機を必要としないため、丁合機などの小型化が図れる。
【出願人】 【識別番号】000113403
【氏名又は名称】ホリゾン・インターナショナル株式会社
【住所又は居所】滋賀県高島郡新旭町大字旭字城ノ下1601番地
【出願日】 平成14年1月25日(2002.1.25)
【代理人】 【識別番号】100103791
【弁理士】
【氏名又は名称】川崎 勝弘 (外1名)
【公開番号】 特開2003−211865(P2003−211865A)
【公開日】 平成15年7月30日(2003.7.30)
【出願番号】 特願2002−16584(P2002−16584)