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【発明の名称】 コンビネーションマスク、その製造方法、およびそれを用いた印刷方法
【発明者】 【氏名】萬壽 優
【住所又は居所】京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式会社村田製作所内

【要約】 【課題】マスク部の歪みが小さいコンビネーションマスクを提供する。

【解決手段】枠1に、支持体スクリーン2を保持する。そして、接合部を周辺に有する印刷用メタルシート3を用意し、この印刷用メタルシート3と支持体スクリーン2とを、接合部の一部で接着剤4により接合する。次に、接合部内側の支持体スクリーン2aを切り取る。そして、支持体スクリーン2と印刷用メタルシート3とを、接合部の残りの部分で接着剤5により接合する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 枠に、所定の張力を加えた状態でメッシュ状の支持体スクリーンを保持する、紗張り工程と、その周辺に前記支持体スクリーンとの接合に供する接合部を有する印刷版を用意し、当該印刷版を前記支持体スクリーンの所定の箇所に配置し、当該印刷版と当該支持体スクリーンとを前記接合部の一部で接合する、第一の接合工程と、前記印刷版の接合部内側の前記支持体スクリーンを切り取る、切除工程と、前記支持体スクリーンと、前記印刷版の接合部の残りの部分とを接合する、第二の接合工程とを含むことを特徴とするコンビネーションマスクの製造方法。
【請求項2】 枠に、所定の張力を加えた状態でメッシュ状の第一支持体スクリーンを保持する、第一の紗張り工程と、その周辺でかつ両面に支持体スクリーンとの接合に供する接合部を有する印刷版を用意し、当該印刷版を前記第一支持体スクリーンの所定の箇所に配置し、当該印刷版と当該第一支持体スクリーンとを前記印刷版の一方面接合部の一部で接合する、第一の接合工程と、前記印刷版の一方面接合部内側の前記第一支持体スクリーンを切り取る、第一の切除工程と、メッシュ状の第二支持体スクリーンを用意し、前記印刷版に対して前記第一支持体スクリーンとは反対側に配置し、前記枠に、所定の張力を加えた状態で当該第二支持体スクリーンを保持する、第二の紗張り工程と、前記印刷版と前記第二支持体スクリーンとを前記印刷版の他方面接合部の一部で接合する、第二の接合工程と、前記印刷版の他方面接合部内側の前記第二支持体スクリーンを切り取る、第二の切除工程と、前記第二支持体スクリーンと、前記印刷版の他方面接合部の残りの部分とを接合する、第三の接合工程と、前記第一支持体スクリーンと、前記印刷版の一方面接合部の残りの部分とを接合する、第四の接合工程とを含むことを特徴とするコンビネーションマスクの製造方法。
【請求項3】 前記枠が平面視四角形状で形成され、前記支持体スクリーンが縦横の線で構成され、当該縦もしくは横の線が当該四角形枠のいずれかの辺に対して略直角に張られていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のコンビネーションマスクの製造方法。
【請求項4】 前記印刷版の平面視形状が、多角形もしくは多角形のコーナー部を曲線とした形状であることを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコンビネーションマスクの製造方法。
【請求項5】 請求項1ないし請求項4に記載の製造方法によって得られるコンビネーションマスク。
【請求項6】 請求項5に記載のコンビネーションマスクを用いた印刷方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ状積層電子部品などの微細なパターン形成の分野で用いられる、スクリーン印刷用コンビネーションマスク、その製造方法、およびそれを用いた印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チップ状積層電子部品の分野において、その内部電極を形成するためにスクリーン印刷が行なわれている。このスクリーン印刷にはコンビネーションマスクが使用されている。
【0003】従来のコンビネーションマスクの製造方法を図8ないし図10に基づいて説明する。図8(a)ないし(e)はコンビネーションマスクの製造方法を示す斜視図、図9(a)ないし(e)はそのB−B´断面図、図10はパターン用開口部が形成された印刷用メタルシート(印刷版)を示す図である。
【0004】まず、平面視四角形状の枠41を用意する。そして、図8(a)、図9(a)に示すように、この枠41に支持体スクリーン42を所定の張力を加えた状態で接合する。支持体スクリーン42はメッシュ状であって縦横の線で構成されている。このとき、支持体スクリーン42の縦横の線の枠41に対する平面視張り角度は任意である。次に、図10に示すような所定の大きさで平面視四角形状の印刷用メタルシート43を用意する。この印刷用メタルシート43には親基板に例えば積層チップコンデンサの内部電極を印刷するために、四角形状のマスク部50が設けられている。このマスク部50の中に、微細なパターン用開口部51が多数形成されている。なお、図8、図9においては、印刷用メタルシート43に形成されたパターン用開口部は図示していない。次に、この印刷用メタルシート43を、図8(b)、図9(b)に示すように、支持体スクリーン42上の所定の箇所に配置し、仮固定する。そして、図8(c)、図9(c)に示すように、全体を上下反転する。次に、図8(d)、図9(d)に示すように、印刷用メタルシート43の周辺全体に接着剤44を支持体スクリーン42のメッシュを通して塗布する。これによって、印刷用メタルシート43と支持体スクリーン42とを接合する。次に、図8(e)、図9(e)に示すように、接合部内側に沿って支持体スクリーン42aを切り取り、除去する。この切り取りを行なったとき、印刷用メタルシート43の接合部に張力が加わる。このようにして、張力が加えられた印刷用メタルシート43を備えた、コンビネーションマスクを得ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図10に示すようなパターン用開口部51が形成されている印刷用メタルシート43を使い、コンビネーションマスクを作製した場合、図11に示すように、マスク部50が、その4辺中央部付近が膨らんだいわゆる太鼓状に歪んでしまうという問題があった。これは次のような理由による。印刷用メタルシート43に張力を加えるために、接合部内側の支持体スクリーンを切り取ったとき、張力は印刷用メタルシート43の各辺と直角方向に均一に付加される。印刷用メタルシート43内ではパターン用開口部51が形成されている中央部分ほど周辺と比べ引っ張り強度が弱い。このため、均一に張力が付加された場合、印刷用メタルシート43およびマスク部50のコーナー部付近より4辺の中央部付近が相対的に伸び量が大きくなるためである。
【0006】さらに、印刷品位に影響を及ぼす印刷時の版離れは印刷用メタルシート43に加えられる張力が大きい方が有利であり、このような印刷用メタルシート43を備えたコンビネーションマスクが要求される。しかし、張力アップに伴い、マスク部50はさらに大きな太鼓状の歪みを生じてしまう。この太鼓状の歪みのあるマスク部50を持つコンビネーションマスクを用いて印刷した場合、例えば積層チップコンデンサの内部電極の位置ずれ不良を発生させるなど、チップ状積層電子部品などの歩留まりが悪化するという問題があった。
【0007】本発明は、上述の問題を鑑みてなされたものであり、マスク部の歪み量を低減できるコンビネーションマスク、その製造方法、およびそれを用いた印刷方法を提供し、チップ状積層電子部品などの歩留まりを向上させることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため本発明のコンビネーションマスクの製造方法は、枠に、所定の張力を加えた状態でメッシュ状の支持体スクリーンを保持する、紗張り工程と、その周辺に前記支持体スクリーンとの接合に供する接合部を有する印刷版を用意し、当該印刷版を前記支持体スクリーンの所定の箇所に配置し、当該印刷版と当該支持体スクリーンとを前記接合部の一部で接合する、第一の接合工程と、前記印刷版の接合部内側の前記支持体スクリーンを切り取る、切除工程と、前記支持体スクリーンと、前記印刷版の接合部の残りの部分とを接合する、第二の接合工程とを含むことを特徴とする。
【0009】また、枠に、所定の張力を加えた状態でメッシュ状の第一支持体スクリーンを保持する、第一の紗張り工程と、その周辺でかつ両面に支持体スクリーンとの接合に供する接合部を有する印刷版を用意し、当該印刷版を前記第一支持体スクリーンの所定の箇所に配置し、当該印刷版と当該第一支持体スクリーンとを前記印刷版の一方面接合部の一部で接合する、第一の接合工程と、前記印刷版の一方面接合部内側の前記第一支持体スクリーンを切り取る、第一の切除工程と、メッシュ状の第二支持体スクリーンを用意し、前記印刷版に対して前記第一支持体スクリーンとは反対側に配置し、前記枠に、所定の張力を加えた状態で当該第二支持体スクリーンを保持する、第二の紗張り工程と、前記印刷版と前記第二支持体スクリーンとを前記印刷版の他方面接合部の一部で接合する、第二の接合工程と、前記印刷版の他方面接合部内側の前記第二支持体スクリーンを切り取る、第二の切除工程と、前記第二支持体スクリーンと、前記印刷版の他方面接合部の残りの部分とを接合する、第三の接合工程と、前記第一支持体スクリーンと、前記印刷版の一方面接合部の残りの部分とを接合する、第四の接合工程とを含むことを特徴とする。
【0010】また、前記枠が平面視四角形状で形成され、前記支持体スクリーンが縦横の線で構成され、当該縦もしくは横の線が当該四角形枠のいずれかの辺に対して略直角に張られていることを特徴とする。
【0011】また、前記印刷版の平面視形状が、多角形もしくは多角形のコーナー部を曲線とした形状であることを特徴とする。
【0012】また、前記製造方法によって得られるコンビネーションマスクであることを特徴とする。
【0013】また、前記コンビネーションマスクを用いた印刷方法であることを特徴とする。
【0014】このように本発明においては、印刷用メタルシートの接合を2工程に分けて行なうことによって印刷用メタルシートに加える張力の大きさの調整ができ、マスク部の歪み量を低減できるコンビネーションマスク、その製造方法、およびそれを用いた印刷方法を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】[第一実施例、図1ないし図4]以下、第一実施例であるコンビネーションマスクの製造方法を図に基づいて説明する。図1(a)ないし(f)は各製造工程を示す斜視図、図2(a)ないし(f)はそのA−A´断面図、図3は支持体スクリーンの枠に対する張り角度を示す図、図4はパターン用開口部が形成された印刷用メタルシートを示す図である。各図において、1は枠、2は支持体スクリーン、3は印刷用メタルシート(印刷版)である。
【0016】まず、平面視四角形状の枠1を用意する。そして、図1(a)、図2(a)に示すように、この枠1に支持体スクリーン2を、エポキシ接着剤などを使い所定の張力を加えた状態で接合する。支持体スクリーン2はメッシュ状であって縦横の線で構成されている。このとき、支持体スクリーン2の縦もしくは横の線は四角形枠1のいずれかの辺に対して略直角に張られている(図3)。ここで、枠1は例えば金属製であり、支持体スクリーン2は弾力性が高い例えばポリエステル製である。次に、図4に示すような所定の大きさで、四角形のコーナー部をR(円弧)形状とした、金属箔などでできた印刷用メタルシート3を用意する。この印刷用メタルシート3には親基板に例えば積層チップコンデンサの内部電極を印刷するために、四角形状のマスク部10が設けられている。このマスク部10の中に、微細なパターン用開口部11がエッチングなどによって寸法精度良く多数形成されている。また、マスク部10は、その一辺が印刷用メタルシート3の一辺と略平行になるように設けられている。なお、図1、図2においては、印刷用メタルシートに形成されたパターン用開口部は図示していない。
【0017】次に、この印刷用メタルシート3を、図1(b)、図2(b)に示すように、支持体スクリーン2上に配置し、粘着テープ(図示せず)などで仮固定する。この印刷用メタルシート3を配置する箇所は、印刷用メタルシート3の一辺が枠1の一辺に略平行になる所定の箇所である。そして、図1(c)、図2(c)に示すように、全体を上下反転する。次に、図1(d)、図2(d)に示すように、この印刷用メタルシート3はその周辺に接合部があり、この接合部の一部である4コーナー部付近に例えばエポキシ接着剤4を支持体スクリーン2のメッシュを通して塗布する。これによって、印刷用メタルシート3と支持体スクリーン2とを接合する。
【0018】次に、図1(e)、図2(e)に示すように、接合部内側に沿って支持体スクリーン2aを切り取り、除去する。これは、例えばコテによる溶融の方法が用いられる。この切り取りを行なったとき、印刷用メタルシート3の一辺と略直交する支持体スクリーン2の線によって、印刷用メタルシート3の接合している4コーナー部付近に張力が加わる。張力が加わることによる印刷用メタルシート3のコーナー部付近の伸び量は微量である。一方、接合していない4辺中央部付近には張力が加わらないため、この部分の伸び量は抑えられる。これによって、印刷用メタルシート3およびマスク部10の形状がほぼ四角形となる。
【0019】しかも印刷用メタルシート3の形状を、四角形のコーナー部をRとした形状にしたことによって、Rの無い形状に比べて、印刷用メタルシート3のコーナー部の外には支持体スクリーン2が長く残り、また、印刷用メタルシート3のマスク部10のコーナー部と接合部のコーナー部間が縮まる(間隔3a)ため、マスク部10のコーナー部に加わる張力が大きくなり、伸び量も大きくなる。この加わる張力の大きさは、Rに沿いながら4辺中央部に向かって徐々に弱くなる。従って、Rの無い形状に比べて、太鼓状歪みが小さくなる。
【0020】次に、図1(f)、図2(f)に示すように、印刷用メタルシート3の接合していない4辺中央部付近に例えばエポキシ接着剤5を支持体スクリーン2のメッシュを通して塗布する。これによって、印刷用メタルシート3と支持体スクリーン2とを接合する。このようにして、コンビネーションマスクを得ることができる。
【0021】本発明における第一実施例の製造方法をとれば、印刷用メタルシートの接合を2工程に分けて行なうことによって、印刷用メタルシートに加える張力の大きさの調整ができるため、マスク部の歪み量の低減が可能となる。すなわち、太鼓状歪みを小さくすることができる。また、支持体スクリーンの枠に対する張り角度を略直角に設定するため、張力を保持できる。さらに、印刷用メタルシートの形状を、四角形のコーナー部をRとした形状としているため、マスク部のコーナー部に加わる張力を大きくすることができる。このため、太鼓状歪みを小さくすることができる。加えて、このコンビネーションマスクを使う場合においては、従来と同じ印刷方法を採用できる。このため、工程を変更することなくチップ状積層電子部品などの歩留まりを向上させることができる。
【0022】[第二実施例、図5ないし図7]以下、第二実施例であるコンビネーションマスクの製造方法を図に基づいて説明する。図5(a)ないし(j)は各製造工程を示す断面図、図6は図5(e)の製造工程を示す斜視図、図7は図5(i)の製造工程を示す斜視図である。第二実施例は第一実施例と同じ流れの工程により、支持体スクリーンを二重に構成している点が特徴である。第一実施例と同一もしくは同等の部分には同じ記号を附し、その説明を省略する。
【0023】まず、平面視四角形状の枠1を用意する。そして、図5(a)に示すように、この枠1に第一支持体スクリーン2を、エポキシ接着剤などを使い張力を加えた状態で接合する。この張力の大きさは、下記工程の図5(e)においてマスク部につづみ状の歪みが形成できる大きさである。他は第一実施例の図2(a)と同じである。また、次の工程の図5(b)ないし(d)は第一実施例の図2(b)ないし(d)と同じである。
【0024】次に、図5(e)、図6に示すように、接合部内側に沿って第一支持体スクリーン2aを切り取り、除去する。この切り取りを行なったとき、印刷用メタルシート3の一辺と略直交する第一支持体スクリーン2の線によって、印刷用メタルシート3の接合している4コーナー部付近に張力が加わる。張力が加わることによりメタルシート3には、接合していない4辺中央部がへこんだいわゆるつづみ状の歪みが形成される。メタルシート3内のマスク部10もほぼ同様の歪みが形成される。
【0025】次に、図5(f)に示すように、全体を反転し、例えばポリエステル製でメッシュ状の第二支持体スクリーン22を用意する。そして、この第二支持体スクリーン22を、図5(g)に示すように、印刷用メタルシート3に対して先に接合した第一支持体スクリーン2とは反対側に、配置する。そして、枠1に第二支持体スクリーン22を、エポキシ接着剤などを使い張力を加えた状態で接合する。この張力の大きさは、下記工程の図5(i)において先に形成されたつづみ状の歪みを小さくするために必要な大きさである。また、第二支持体スクリーン22の枠1に対する張り角度は、平面視略直角である。次に、図5(h)に示すように、この印刷用メタルシート3はその周辺に接合部があり、この接合部の一部である4辺中央部付近に例えばエポキシ接着剤25を塗布する。これによって、印刷用メタルシート3と第二支持体スクリーン22とを接合する。
【0026】次に、図5(i)、図7に示すように、接合部内側に沿って第二支持体スクリーン22aを切り取り、除去する。この切り取りを行なったとき、印刷用メタルシート3の一辺と略直交する第二支持体スクリーン22の線によって、印刷用メタルシート3の接合している4辺中央部付近に張力が加わる。張力が加わることにより、この部分が伸びるため先に形成されたつづみ状の歪みが低減される。これによって、印刷用メタルシート3およびマスク部10の形状がほぼ四角形となる。
【0027】次に、図5(j)に示すように、第二支持体スクリーン22のメッシュを通して、印刷用メタルシート3の接合していないコーナー部付近に例えばエポキシ接着剤24を塗布する。これによって、印刷用メタルシート3と第二支持体スクリーン22とを接合する。また、第一支持体スクリーン2のメッシュを通して、印刷用メタルシート3の接合していない4辺中央部付近に例えばエポキシ接着剤5を塗布する。これによって、印刷用メタルシート3と第一支持体スクリーン2とを接合する。このようにして、コンビネーションマスクを得ることができる。
【0028】本発明における第二実施例の製造方法においては第一実施例と同様な効果が得られる。これに加えて、支持体スクリーンを二重にすることによって、大きな張力が加わわるため、印刷時の版離れが第一実施例よりさらに良いコンビネーションマスクを得ることができる。
【0029】なお、本発明においては、印刷用メタルシートの最初の接合時に接合しない部分の長さを調整することによって、さらに高張力が加えられた場合や、印刷用メタルシートの厚み、パターン用開口部の大きさ、およびパターン用開口部配置密度が異なった場合でも歪み量の低減が可能である。
【0030】また、印刷版が印刷用メタルシートの例を示したが、これに限定されるものではなく、印刷用メタルスクリーンでもよい。また、印刷版の形状は四角形のコーナー部をRとした形状の例を示したが、これに限定されるものではなく、多角形または多角形のコーナー部を曲線とした形状であってもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、印刷用メタルシートの接合を2工程に分けて行なうことによって印刷用メタルシートに加える張力の大きさの調整ができるため、マスク部の歪み量を低減できるコンビネーションマスク、その製造方法、およびそれを用いた印刷方法を提供することができる。また、印刷用メタルシートの接合を2工程に分けて行なうとともに、支持体スクリーンを二重にすることによって、上記効果に加えて印刷時の版離れを良くすることができる。この結果、チップ状積層電子部品などの歩留まりを向上させることができる。
【出願人】 【識別番号】000006231
【氏名又は名称】株式会社村田製作所
【住所又は居所】京都府長岡京市天神二丁目26番10号
【出願日】 平成14年5月14日(2002.5.14)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−326869(P2003−326869A)
【公開日】 平成15年11月19日(2003.11.19)
【出願番号】 特願2002−139156(P2002−139156)