| 【発明の名称】 |
画像形成方法、印刷物及び記録装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】高林 敏行 【住所又は居所】東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】本発明の目的は、あらゆる記録材料に対し、文字品質に優れ、色混じりの発生がなく、高精細な画像を記録することができ、かつ印刷物のしわやカールの発生が無いインクジェット記録方法による画像形成方法、印刷物及び記録装置を提供することにある。
【解決手段】選択的にインク滴の吐出制御可能な少なくとも1つのノズルを有する記録ヘッドで、活性光線により硬化するインクを記録材料上に吐出する画像形成方法において、該インクが、光酸発生剤を含有し、かつ280〜320nmの波長領域に最高照度を有する活性光線を用いて該インクを硬化することを特徴とする画像形成方法。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 選択的にインク滴の吐出制御可能な少なくとも1つのノズルを有する記録ヘッドで、活性光線により硬化するインクを記録材料上に吐出する画像形成方法において、該インクが、光酸発生剤を含有し、かつ280〜320nmの波長領域に最高照度を有する活性光線を用いて該インクを硬化することを特徴とする画像形成方法。 【請求項2】 前記光酸発生剤が、少なくとも1種のスルホニウム化合物であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。 【請求項3】 前記インクが、光重合性化合物として少なくとも1種のオキセタン化合物を含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成方法。 【請求項4】 前記インクの少なくとも1色が、白インクであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成方法。 【請求項5】 前記インクが着弾した後、0.001〜2.0秒の間で活性光線を照射することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成方法。 【請求項6】 前記インクが着弾し、活性光線を照射して硬化した後の総インク膜厚が2〜20μmであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成方法。 【請求項7】 前記記録ヘッドの各ノズルより吐出するインク液滴量が、2〜15plであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成方法。 【請求項8】 非吸収性記録材料を用いて、請求項1〜7のいずれか1項記載の画像形成方法により作製したことを特徴とする印刷物。 【請求項9】 前記非吸収性記録材料の表面エネルギーが、35〜60dyn/cmであることを特徴とする請求項8に記載の印刷物。 【請求項10】 請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成方法で用いることを特徴とする記録装置。 【請求項11】 請求項8又は9に記載の印刷物の作製に用いることを特徴とする記録装置。 【請求項12】 活性光線を照射する光源の総消費電力が1kW・hr未満であることを特徴とする請求項10又は11に記載の記録装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、あらゆる記録材料に、高精細な画像を記録材料の収縮なく安定に再現できるインクジェット記録方法による画像形成方法、印刷物及び記録装置に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、インクジェット記録方式は簡便・安価に画像を作成出来るため、写真、各種印刷、マーキング、カラーフィルター等の特殊印刷など、様々な印刷分野に応用されてきている。特に、微細なドットを出射、制御する記録装置や、色再現域、耐久性、出射適性等を改善したインク及びインクの吸収性、色材の発色性、表面光沢などを飛躍的に向上させた専用紙を用い、銀塩写真に匹敵する画質を得ることも可能となっている。今日のインクジェット記録方式の画質向上は、記録装置、インク、専用紙の全てが揃って初めて達成されている。 【0003】しかしながら、専用紙を必要とするインクジェットシステムは、記録媒体が制限されること、記録媒体のコストアップが問題となる。そこで、専用紙と異なる被転写媒体へインクジェット方式により記録する試みが多数なされている。具体的には、室温で固形のワックスインクを用いる相変化インクジェット方式、速乾性の有機溶剤を主体としたインクを用いるソルベント系インクジェット方式や、記録後紫外線(UV)光により架橋させるUVインクジェット方式などである。 【0004】中でも、UVインクジェット方式は、ソルベント系インクジェット方式に比べ比較的低臭気であり、速乾性、インク吸収性の無い記録媒体への記録が出来る点で、近年注目されつつあり、例えば、特公平5−54667号、特開平6−200204号、特表2000−504778において、紫外線硬化型インクジェットインクが開示されている。 【0005】しかしながら、これらのインクを用いたとしても、記録材料の種類や作業環境によって、着弾後のドット径が大きく変化してしまい、すべての記録材料に対して、高精細な画像を形成することは不可能である。 【0006】また、従来のUVインクジェット方式に用いられるインクは、記録材料が収縮しやすいという問題点があった。特に、食品包装をはじめとする軟包装で使われる薄膜プラスチックフィルムや、粘着ラベルなどでは、特に収縮が起こりやすく、その結果、軟包装印刷やラベル印刷において、UVインクジェット方式が未だ実用化されていないのが現状である。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、あらゆる記録材料に対し、文字品質に優れ、色混じりの発生がなく、高精細な画像を記録することができ、かつ印刷物のしわやカールの発生が無いインクジェット記録方法による画像形成方法、印刷物及び記録装置を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、以下の構成により達成された。 【0009】1.選択的にインク滴の吐出制御可能な少なくとも1つのノズルを有する記録ヘッドで、活性光線により硬化するインクを記録材料上に吐出する画像形成方法において、該インクが、光酸発生剤を含有し、かつ280〜320nmの波長領域に最高照度を有する活性光線を用いて該インクを硬化することを特徴とする画像形成方法。 【0010】2.前記光酸発生剤が、少なくとも1種のスルホニウム化合物であることを特徴とする前記1項に記載の画像形成方法。 【0011】3.前記インクが、光重合性化合物として少なくとも1種のオキセタン化合物を含有することを特徴とする前記1又は2項に記載の画像形成方法。 【0012】4.前記インクの少なくとも1色が、白インクであることを特徴とする前記1〜3項のいずれか1項に記載の画像形成方法。 【0013】5.前記インクが着弾した後、0.001〜2.0秒の間で活性光線を照射することを特徴とする前記1〜4項のいずれか1項に記載の画像形成方法。 【0014】6.前記インクが着弾し、活性光線を照射して硬化した後の総インク膜厚が2〜20μmであることを特徴とする前記1〜5項のいずれか1項に記載の画像形成方法。 【0015】7.前記記録ヘッドの各ノズルより吐出するインク液滴量が、2〜15plであることを特徴とする前記1〜6項のいずれか1項に記載の画像形成方法。 【0016】8.非吸収性記録材料を用いて、前記1〜7項のいずれか1項記載の画像形成方法により作製したことを特徴とする印刷物。 【0017】9.前記非吸収性記録材料の表面エネルギーが、35〜60dyn/cmであることを特徴とする前記8項に記載の印刷物。 【0018】10.前記1〜7項のいずれか1項に記載の画像形成方法で用いることを特徴とする記録装置。 【0019】11.前記8又は9項に記載の印刷物の作製に用いることを特徴とする記録装置。 【0020】12.活性光線を照射する光源の総消費電力が1kW・hr未満であることを特徴とする前記10又は11項に記載の記録装置。 【0021】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の画像形成方法においては、インク組成物をインクジェット記録方式により記録材料上に吐出、描画し、次いで紫外線などの活性光線を照射してインクを硬化させる。 【0022】本発明の画像形成方法では、インクが光酸発生剤を含有し、かつ280〜320nmの波長領域に最高照度を有する活性光線でインクを硬化することが特徴である。本発明に係る構成は、特に、吐出量の多い白インクを吐出する場合には有効である。本発明者は、280〜320nmの波長領域に最高照度を有する活性光線によりインクを硬化することで、印字したインク膜厚が通常の印刷に比べて厚くなる活性光線硬化型インクジェット記録において、インク硬化時に起こるインク収縮による記録材料のカールやしわを著しく低減することができることを新たに見出したものである。従来の活性光線硬化型インクジェット記録では、インクの硬化に高圧水銀ランプやメタルハライドランプが用いられてきたが、これらの光線は365nm付近、254nm付近に大きな照度波長ピークをもつため、従来、軟包装印刷やラベル印刷分野においては、記録材料のしわ・カールの観点から、活性光線硬化型インクジェット記録が実用化されるまでには至っていなかったが、本発明の構成とすることにより、それらの分野でも十分効果を発揮するものである。 【0023】次いで、本発明で用いることのできる光酸発生剤について説明する。光酸発生剤としては、例えば、化学増幅型フォトレジストや光カチオン重合に利用される化合物が用いられる(有機エレクトロニクス材料研究会編、「イメージング用有機材料」、ぶんしん出版(1993年)、187〜192ページ参照)。本発明に好適な化合物の例を以下に挙げる。 【0024】第1に、ジアゾニウム、アンモニウム、ヨードニウム、スルホニウム、ホスホニウムなどの芳香族オニウム化合物のB(C6F5)4-、PF6-、AsF6-、SbF6-、CF3SO3-塩を挙げることができる。 【0025】本発明で用いることのできるオニウム化合物の具体的な例を、以下に示す。 【0026】 【化1】
【0027】第2に、スルホン酸を発生するスルホン化物を挙げることができ、その具体的な化合物を、以下に例示する。 【0028】 【化2】
【0029】第3に、ハロゲン化水素を光発生するハロゲン化物も用いることができ、以下にその具体的な化合物を例示する。 【0030】 【化3】
【0031】第4に、鉄アレン錯体を挙げることができる。 【0032】 【化4】
【0033】本発明に係るインクは、特開平8−248561号、特開平9−34106号をはじめてとし、既に公知となっている活性光線の照射で発生した酸により新たに酸を発生する酸増殖剤を含有することが好ましい。酸増殖剤を用いることで、さらなる吐出安定性向上を可能とする。 【0034】本発明に係るインクにおいては、上記化合物の中でも、少なくとも1種のスルホニウム化合物を光酸発生剤として含有することが好ましい。少なくとも1種のスルホニウム化合物を用いることにより、インク硬化時のしわの問題が、更に低減され、また、吐出安定性が向上するという効果もある。 【0035】次に、本発明に用いられる光重合性化合物について説明する。光カチオン重合性モノマーとしては、各種公知のカチオン重合性のモノマーが使用できる。例えば、特開平6−9714、特開2001−31892、特開2001−40068、特開2001−55507、特開2001−310938、特開2001−310937、特開2001−220526に例示されているエポキシ化合物、ビニルエーテル化合物、オキセタン化合物などが挙げられる。 【0036】芳香族エポキシドとして好ましいものは、少なくとも1個の芳香族核を有する多価フェノールあるいはそのアルキレンオキサイド付加体とエピクロルヒドリンとの反応によって製造されるジまたはポリグリシジルエーテルであり、例えばビスフェノールAあるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジまたはポリグリシジルエーテル、水素添加ビスフェノールAあるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジまたはポリグリシジルエーテル、ならびにノボラック型エポキシ樹脂等が挙げられる。ここでアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイドおよびプロピレンオキサイド等が挙げられる。 【0037】脂環式エポキシドとしては、少なくとも1個のシクロへキセンまたはシクロペンテン環等のシクロアルカン環を有する化合物を、過酸化水素、過酸等の適当な酸化剤でエポキシ化することによつて得られる、シクロヘキセンオキサイドまたはシクロペンテンオキサイド含有化合物が好ましい。 【0038】脂肪族エポキシドの好ましいものとしては、脂肪族多価アルコールあるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジまたはポリグリシジルエーテル等があり、その代表例としては、エチレングリコールのジグリシジルエーテル、プロピレングリコールのジグリシジルエーテルまたは1,6−ヘキサンジオールのジグリシジルエーテル等のアルキレングリコールのジグリシジルエーテル、グリセリンあるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジまたはトリグリシジルエーテル等の多価アルコールのポリグリシジルエーテル、ポリエチレングリコールあるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジグリシジルエーテル、ポリプロピレングリコールあるいはそのアルキレンオキサイド付加体のジグリシジルエーテル等のポリアルキレングリコールのジグリシジルエーテル等が挙げられる。ここでアルキレンオキサイドとしては、エチレンオキサイドおよびプロピレンオキサイド等が挙げられる。 【0039】これらのエポキシドのうち、速硬化性を考慮すると、芳香族エポキシドおよび脂環式エポキシドが好ましく、特に脂環式エポキシドが好ましい。本発明では、上記エポキシドの1種を単独で使用してもよいが、2種以上を適宜組み合わせて使用してもよい。 【0040】ビニルエーテル化合物としては、例えば、エチレングリコールジビニルエーテル、ジエチレングリコールジビニルエーテル、トリエチレングリコールジビニルエーテル、プロピレングリコールジビニルエーテル、ジプロピレングリコールジビニルエーテル、ブタンジオールジビニルエーテル、ヘキサンジオールジビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル、トリメチロールプロパントリビニルエーテル等のジ又はトリビニルエーテル化合物、エチルビニルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテル、シクロヘキサンジメタノールモノビニルエーテル、n−プロピルビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテル、イソプロペニルエーテル−O−プロピレンカーボネート、ドデシルビニルエーテル、ジエチレングリコールモノビニルエーテル、オクタデシルビニルエーテル等のモノビニルエーテル化合物等が挙げられる。 【0041】これらのビニルエーテル化合物のうち、硬化性、密着性、表面硬度を考慮すると、ジ又はトリビニルエーテル化合物が好ましく、特にジビニルエーテル化合物が好ましい。本発明では、上記ビニルエーテル化合物の1種を単独で使用してもよいが、2種以上を適宜組み合わせて使用してもよい。 【0042】本発明においては、インク硬化の際の記録材料の収縮を抑える目的で、光重合性化合物として少なくとも1種のオキセタン化合物を含有することが好ましい。 【0043】本発明に係るオキセタン化合物は、オキセタン環を有する化合物のことであり、特開2001−220526、特開2001−310937に紹介されているような公知のあらゆるオキセタン化合物を使用できる。 【0044】本発明に係るオキセタン化合物において、オキセタン環を5個以上有する化合物を使用すると、インク組成物の粘度が高くなるため、取扱いが困難になったり、またインク組成物のガラス転移温度が高くなるため、得られる硬化物の粘着性が十分でなくなってしまう。本発明で使用するオキセタン環を有する化合物は、オキセタン環を1〜4個有する化合物が好ましい。 【0045】以下、本発明に係るオキセタン環を有する化合物の具体例について説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 【0046】1個のオキセタン環を有する化合物の一例としては、下記一般式(1)で示される化合物が挙げられる。 【0047】 【化5】
【0048】一般式(1)において、R1は水素原子やメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等の炭素数1〜6のアルキル基、炭素数1〜6のフルオロアルキル基、アリル基、アリール基、フリル基またはチエニル基である。R2は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等の炭素数1〜6個のアルキル基、1−プロペニル基、2−プロペニル基、2−メチル−1−プロペニル基、2−メチル−2−プロペニル基、1−ブテニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基等の炭素数2〜6個のアルケニル基、フェニル基、ベンジル基、フルオロベンジル基、メトキシベンジル基、フェノキシエチル基等の芳香環を有する基、エチルカルボニル基、プロピルカルボニル基、ブチルカルボニル基等の炭素数2〜6個のアルキルカルボニル基、エトキシカルボニル基、プロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニル基等の炭素数2〜6個のアルコキシカルボニル基、またはエチルカルバモイル基、プロピルカルバモイル基、ブチルカルバモイル基、ペンチルカルバモイル基等の炭素数2〜6個のN−アルキルカルバモイル基等である。本発明で使用するオキセタン化合物としては、1個のオキセタン環を有する化合物を使用することが、得られる組成物が粘着性に優れ、低粘度で作業性に優れるため、特に好ましい。 【0049】2個のオキセタン環を有する化合物の一例としては、下記一般式(2)で示される化合物等が挙げられる。 【0050】 【化6】
【0051】一般式(2)において、R1は、上記一般式(1)におけるそれと同様の基である。R3は、例えば、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基等の線状または分枝状アルキレン基、ポリ(エチレンオキシ)基、ポリ(プロピレンオキシ)基等の線状または分枝状ポリ(アルキレンオキシ)基、プロペニレン基、メチルプロペニレン基、ブテニレン基等の線状または分枝状不飽和炭化水素基、またはカルボニル基またはカルボニル基を含むアルキレン基、カルボキシル基を含むアルキレン基、カルバモイル基を含むアルキレン基等である。 【0052】また、R3としては、下記一般式(3)、(4)及び(5)で示される基から選択される多価基も挙げることができる。 【0053】 【化7】
【0054】一般式(3)において、R4は、水素原子やメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等の炭素数1〜4個のアルキル基、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基等の炭素数1〜4個のアルコキシ基、塩素原子、臭素原子等のハロゲン原子、ニトロ基、シアノ基、メルカプト基、低級アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、またはカルバモイル基である。 【0055】 【化8】
【0056】一般式(4)において、R5は、酸素原子、硫黄原子、メチレン基、NH、SO、SO2、C(CF3)2、又はC(CH3)2を表す。 【0057】 【化9】
【0058】一般式(5)において、R6は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等の炭素数1〜4個のアルキル基、またはアリール基である。nは0〜2000の整数である。R7はメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基の炭素数1〜4個のアルキル基、またはアリール基である。R7としては、更に、下記一般式(6)で示される基から選択される基も挙げることができる。 【0059】 【化10】
【0060】一般式(6)において、R8は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等の炭素数1〜4個のアルキル基、またはアリール基である。mは0〜100の整数である。 【0061】2個のオキセタン環を有する化合物の具体例としては、下記化合物が挙げられる。 【0062】 【化11】
【0063】例示化合物1は、前記一般式(2)において、R1がエチル基、R3がカルボキシル基である化合物である。また、例示化合物2は、前記一般式(2)において、R1がエチル基、R3が前記一般式(5)でR6及びR7がメチル基、nが1である化合物である。 【0064】2個のオキセタン環を有する化合物において、上記の化合物以外の好ましい例としては、下記一般式(7)で示される化合物がある。一般式(7)において、R1は、前記一般式(1)のR1と同義である。 【0065】 【化12】
【0066】また、3〜4個のオキセタン環を有する化合物の一例としては、下記一般式(8)で示される化合物が挙げられる。 【0067】 【化13】
【0068】一般式(8)において、R1は、前記一般式(1)におけるR1と同義である。R9としては、例えば、下記A〜Cで示される基等の炭素数1〜12の分枝状アルキレン基、下記Dで示される基等の分枝状ポリ(アルキレンオキシ)基又は下記Eで示される基等の分枝状ポリシロキシ基等が挙げられる。jは、3又は4である。 【0069】 【化14】
【0070】上記Aにおいて、R10はメチル基、エチル基又はプロピル基等の低級アルキル基である。また、上記Dにおいて、pは1〜10の整数である。 【0071】3〜4個のオキセタン環を有する化合物の一例としては、例示化合物3が挙げられる。 【0072】 【化15】
【0073】さらに、上記説明した以外の1〜4個のオキセタン環を有する化合物の例としては、下記一般式(9)で示される化合物が挙げられる。 【0074】 【化16】
【0075】一般式(9)において、R8は前記一般式(6)のR8と同義である。R11はメチル基、エチル基、プロピル基又はブチル基等の炭素数1〜4のアルキル基又はトリアルキルシリル基であり、rは1〜4である。 【0076】本発明で使用するオキセタン化合物の好ましい具体例としては、以下に示す化合物がある。 【0077】 【化17】
【0078】上述したオキセタン環を有する各化合物の製造方法は、特に限定されず、従来知られた方法に従えばよく、例えば、パティソン(D.B.Pattison,J.Am.Chem.Soc.,3455,79(1957))が開示している、ジオールからのオキセタン環合成法等がある。また、これら以外にも、分子量1000〜5000程度の高分子量を有する1〜4個のオキセタン環を有する化合物も挙げられる。これらの具体的化合物例としては、以下の化合物が挙げられる。 【0079】 【化18】
【0080】本発明に係るインク組成物を着色する場合は、色材を添加する。色材としては、重合性化合物の主成分に溶解または分散できる各種色材を使用することができるが、耐候性の観点から顔料が好ましい。 【0081】本発明で好ましく用いることのできる顔料を、以下に列挙する。 C.I Pigment Yellow−1、3、12、13、14、17、81、83、87、95、109、42、C.I Pigment Orange−16、36、38、C.I Pigment Red−5、22、38、48:1、48:2、48:4、49:1、53:1、57:1、63:1、144、146、185、101、C.I Pigment Violet−19、23、C.I Pigment Blue−15:1、15:3、15:4、18、60、27、29、C.I Pigment Green−7、36、C.I Pigment White−6、18、21、C.I Pigment Black−7、また、本発明において、プラスチックフィルムのような透明基材での色の隠蔽性を上げる為に、白インクを用いることが好ましい。特に、軟包装印刷、ラベル印刷においては、白インクを用いることが好ましいが、吐出量が多くなるため、前述した吐出安定性、記録材料のカール・しわの発生の観点から、自ずと使用量に関しては制限がある。 【0082】上記顔料の分散には、例えば、ボールミル、サンドミル、アトライター、ロールミル、アジテータ、ヘンシェルミキサ、コロイドミル、超音波ホモジナイザー、パールミル、湿式ジェットミル、ペイントシェーカー等を用いることができる。また、顔料の分散を行う際に、分散剤を添加することも可能である。分散剤としては、高分子分散剤を用いることが好ましく、高分子分散剤としてはAvecia社のSolsperseシリーズが挙げられる。また、分散助剤として、各種顔料に応じたシナージストを用いることも可能である。これらの分散剤および分散助剤は、顔料100質量部に対し、1〜50質量部添加することが好ましい。分散媒体は、溶剤または重合性化合物を用いて行うが、本発明に用いる照射線硬化型インクでは、インク着弾直後に反応・硬化させるため、無溶剤であることが好ましい。溶剤が硬化画像に残ってしまうと、耐溶剤性の劣化、残留する溶剤のVOCの問題が生じる。よって、分散媒体は溶剤では無く重合性化合物、その中でも最も粘度の低いモノマーを選択することが分散適性上好ましい。 【0083】顔料の分散は、顔料粒子の平均粒径を0.08〜0.5μmとすることが好ましく、最大粒径は0.3〜10μm、好ましくは0.3〜3μmとなるよう、顔料、分散剤、分散媒体の選定、分散条件、ろ過条件を適宜設定する。この粒径管理によって、ヘッドノズルの詰まりを抑制し、インクの保存安定性、インク透明性および硬化感度を維持することができる。 【0084】本発明に係るインクにおいては、色材濃度としては、インク全体の1質量%乃至10質量%であることが好ましい。 【0085】本発明に係るインクには、上記説明した以外に様々な添加剤を用いることができる。例えば、インク組成物の保存性を高めるため、重合禁止剤を200〜20000ppm添加することができる。紫外線硬化型のインクは、加熱、低粘度化して射出することが好ましいので、熱重合によるヘッド詰まりを防ぐためにも重合禁止剤を入れることが好ましい。この他にも、必要に応じて、界面活性剤、レベリング添加剤、マット剤、膜物性を調整するためのポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ゴム系樹脂、ワックス類を添加することが出来る。記録媒体との密着性を改善するため、極微量の有機溶剤を添加することも有効である。この場合、耐溶剤性やVOCの問題が起こらない範囲での添加が有効であり、その使用量は0.1〜5%の範囲であり、好ましくは0.1〜3%である。また、ラジカル重合性モノマーと開始剤を組み合わせ、ラジカル・カチオンのハイブリッド型硬化インクとすることも可能である。 【0086】本発明の画像形成方法においては、インク組成物をインクジェット記録方式により記録材料上に吐出、描画し、次いで紫外線などの活性光線を照射してインクを硬化させる。 【0087】本発明において、インクが着弾し、活性光線照射して硬化した後の総インク膜厚が、2〜20μmであることが好ましい。スクリーン印刷分野の活性光線硬化型インクジェット記録では、総インク膜厚が20μmを越えているのが現状であるが、記録材料が薄いプラスチック材料であることが多い軟包装印刷分野では、前述した記録材料のカール・しわの問題でだけでなく、印刷物全体のこし・質感が変わってしまうという問題が有るため使えない。 【0088】インクの吐出条件としては、記録ヘッド及びインクを35〜100℃に加熱し、吐出することが吐出安定性の点で好ましい。活性光線硬化型インクは、温度変動による粘度変動幅が大きく、粘度変動はそのまま液滴サイズ、液滴射出速度に大きく影響を与え、画質劣化を起こすため、インク温度を上げながらその温度を一定に保つことが必要である。インク温度の制御幅としては、設定温度±5℃、好ましくは設定温度±2℃、更に好ましくは設定温度±1℃である。 【0089】また、本発明では、各ノズルより吐出する液滴量が2〜15plであることが好ましい。高精細画像を形成するためには、液滴量がこの範囲であることが必要であるが、この液滴量で吐出する場合、前述した吐出安定性が特に厳しくなり、酸増殖剤が必須となる。 【0090】本発明の画像記録方法においては、発生光線の照射条件として、インク着弾後0.001〜2.0秒の間に活性光線が照射されることが好ましく、より好ましくは0.001〜1.0秒である。高精細な画像を形成するためには、照射タイミングができるだけ早いことが特に重要となる。 【0091】活性光線の照射方法として、その基本的な方法が特開昭60−132767号に開示されている。これによると、ヘッドユニットの両側に光源を設け、シャトル方式でヘッドと光源を走査する。照射は、インク着弾後、一定時間を置いて行われることになる。更に、駆動を伴わない別光源によって硬化を完了させる。米国特許第6,145,979号では、照射方法として、光ファイバーを用いた方法や、コリメートされた光源をヘッドユニット側面に設けた鏡面に当て、記録部へUV光を照射する方法が開示されている。本発明の画像形成方法においては、これらのいずれの照射方法も用いることができる。 【0092】また、活性光線を照射を2段階に分け、まずインク着弾後0.001〜2.0秒の間に前述の方法で活性光線を照射し、かつ、全印字終了後、更に活性光線を照射する方法も好ましい態様の1つである。活性光線の照射を2段階に分けることで、よりインク硬化の際に起こる記録材料の収縮を抑えることが可能となる。 【0093】従来、UVインクジェット方式では、インク着弾後のドット広がり、滲みを抑制のために、光源の総消費電力が1kW・hrを超える高照度の光源が用いられるのが通常であった。しかしながら、これらの光源を用いると、特に、シュリンクラベルなど印字では、記録材料の収縮があまりにも大きく、実質上使用できないのが現状であった。本発明では、280〜320nmの波長領域に最高照度をもつ活性光線を用いることで、総消費電力が1kW・hr以上の光源を用いても、高精細な画像を形成でき、かつ、記録材料の収縮も実用上許容レベル内に収めることができる。本発明においては、更には、活性光線を照射する光源の総消費電力が1kW・hr未満であることが好ましい。総消費電力が1kW・hr未満の光源の例としては、蛍光管、冷陰極管、LEDなどがあるが、これらに限定されない。 【0094】本発明で用いることのできる記録材料としては、通常の非コート紙、コート紙などの他、いわゆる軟包装に用いられる各種非吸収性のプラスチックおよびそのフィルムを用いることができ、各種プラスチックフィルムとしては、例えば、PETフィルム、OPSフィルム、OPPフィルム、ONyフィルム、PVCフィルム、PEフィルム、TACフィルムを挙げることができる。その他のプラスチックとしては、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ABS、ポリアセタール、PVA、ゴム類などが使用できる。また、金属類や、ガラス類にも適用可能である。これらの記録材料の中でも、特に熱でシュリンク可能な、PETフィルム、OPSフィルム、OPPフィルム、ONyフィルム、PVCフィルムへ画像を形成する場合に本発明の構成は、有効となる。これらの基材は、インクの硬化収縮、硬化反応時の発熱などにより、フィルムのカール、変形が生じやすいばかりでなく、インク膜が基材の収縮に追従し難い。 【0095】これら、各種プラスチックフィルムの表面エネルギーは大きく異なり、記録材料によってインク着弾後のドット径が変わってしまうことが、従来から問題となっていた。本発明の構成では、表面エネルギーの低いOPPフィルム、OPSフィルムや表面エネルギーの比較的大きいPETまでを含む、表面エネルギーが35〜60dyn/cmの広範囲の記録材料に良好な高精細な画像を形成できる。 【0096】本発明において、包装の費用や生産コスト等の記録材料のコスト、プリントの作製効率、各種のサイズのプリントに対応できる等の点で、長尺(ウェブ)な記録材料を使用する方が有利である。 【0097】 【実施例】以下に本発明の実施例を挙げて具体的に説明するが、本発明の実施態様はこれらの例に限定されるものではない。 【0098】実施例1《インク組成物の調製》表1〜3に記載の構成からなるインク組成物セット1〜3を調製した。 【0099】 【表1】
【0100】 【表2】
【0101】 【表3】
【0102】表1〜3に記載のインクの略称及び各化合物の詳細は、以下の通りである。 K:濃ブラックインクC:濃シアンインクM:濃マゼンタインクY:濃イエローインクLk:淡ブラックインクLc:淡シアンインクLm:淡マゼンタインクLy:淡イエローインク色材1:C.I.pigment Black 7色材2:C.I.pigment Blue 15:3色材3:C.I.pigment Red 57:1色材4:C.I.pigment Yellow 13セロキサイド2081:ダイセル化学工業社製セロキサイド3000:ダイセル化学工業社製V−1:RAPI−CURE DVE−3 アイエスピー・ジャパン社製OXT−212:東亜合成化学社製OXT−221:東亜合成化学社製アクプレス11:日本ケミックス社製SP152:旭電化化学工業社製CS7102:日本曹達社製*1:トリエタノールアミン*2:N−エチルジエタノールアミン*3:トリブチルアミン【0103】 【化19】
【0104】《インクジェット画像形成方法》ピエゾ型インクジェットノズルを備えたインクジェット記録装置に、上記調製した各インク組成物セットを装填し、表4に記載の表面エネルギーをもつ巾600mm、長さ1000mの長尺の各記録材料へ下記の各画像記録を連続して行った。インク供給系は、インクタンク、供給パイプ、ヘッド直前の前室インクタンク、フィルター付き配管、ピエゾヘッドからなり、ピエゾヘッド部は、30℃に温度調整した。ピエゾヘッド部は、2〜15plのマルチサイズドットを720×720dpiの解像度で吐出できるよう駆動して、各インクを連続吐出した。着弾した後、0.2秒後に、表4に記載の照射条件で硬化処理を行った。記録後、トータルインク膜厚を測定したところ、2.3〜13μmの範囲であった。なお、本発明でいうdpiとは、2.54cm当たりのドット数を表す。 【0105】 【表4】
【0106】なお、表4に記載の各記録材料の略称の詳細は、以下の通りである。 OPP:oriented polypropylenePET:polyethylene terephthalateONy:oriented nylonPVC:polyvinylchlorideまた、表4に記載の照射光源の詳細は、以下の通りである。 【0107】照射光源1:無電極UVランプ(フュージョンUVシステムズ・ジャパン社製F450シリーズ 電力:3kW・hr) 照射光源2:冷陰極管(ハイベック社製の特注品 電力:1kW・hr未満) 照射光源3:蛍光灯(ニッポ電気社製の特注品 電力:1kW・hr未満) 《インクジェット記録画像の評価》上記画像形成方法で記録した各画像について、下記の各評価を行った。なお、各評価は、連続吐出した画像記録の印字後10mの試料、100mの試料及び500mの試料について行った。 【0108】(文字品質の評価)Y、M、C、Kの各色を、目標とする濃度で6ポイントMS明朝体文字を印字し、文字のガサツキをルーペで拡大観察し、下記の基準に則り文字品質の評価を行った。 【0109】 ◎:ガサツキがない○:僅かにガサツキが認められる△:ガサツキが認められるが、文字として判別できる×:ガサツキが激しく、文字がかすれていて使用に耐えないレベルである(色混じり(にじみ)の評価)Y、M、C、Kの各色を、目標とする濃度で6ポイントMS明朝体文字を印字し、隣り合う各色dotをルーペで拡大して滲み具合を目視観察し、下記の基準に則り色混じりの評価を行った。 【0110】 ◎:隣り合うdot形状が真円を保ち、滲みがない○:隣り合うdot形状はほぼ真円を保ち、ほとんど滲みがない△:隣り合うdotが少し滲んでいてdot形状が少しくずれているが、許容範囲のレベルである×:隣り合うdotが滲んで混じりあっており、使用に耐えないレベルである(印刷物しわ、カールの評価)10m、100m及び500m印字した後、各印刷物について、照射・硬化によりしわやカールが発生していないかを目視観察し、下記の評価基準に則り評価した。 【0111】 ○:しわやカールの発生が無く、良好である△:ややしわやカールの発生が認められるが、実用上許容の範囲にある×:印刷物に強いしわやカールが認められ、実用上問題となる以上により得られた各評価結果を、表5に示す。 【0112】 【表5】
【0113】表5より明らかなように、本発明に係るインク組成物セットを用いた画像記録方法は、あらゆる記録材料に対して、文字品質に優れ、色混じりの発生もなく、高精細な画像を記録することができ、かつ印刷物のしわやカールの発生が無いことが分かる。 【0114】実施例2《インク組成物の調製》表6〜8に記載の構成からなるインク組成物セット4〜6を調製した。 【0115】 【表6】
【0116】 【表7】
【0117】 【表8】
【0118】表6〜8に記載の各化合物の詳細は、以下の通りである。 K:濃ブラックインクC:濃シアンインクM:濃マゼンタインクY:濃イエローインクLk:淡ブラックインクLc:淡シアンインクLm:淡マゼンタインクLy:淡イエローインクW:ホワイトインク色材1:C.I.pigment Black 7色材2:C.I.pigment Blue 15:3色材3:C.I.pigment Red 57:1色材4:C.I.pigment Yellow 13色材5:酸化チタン(アナターゼ型 平均粒径0.20μm) セロキサイド2081:ダイセル化学工業社製(一部、表中に*Aと記載) セロキサイド3000:ダイセル化学工業社製(一部、表中に*Bと記載) OXT−212:東亜合成化学社製OXT−221:東亜合成化学社製SP152:旭電化化学工業社製CS7102:日本曹達社製*2:N−エチルジエタノールアミン*4:トリプロピルアミン*5:ジエチルチオキサントン【0119】 【化20】
【0120】《インクジェット画像形成方法》ピエゾ型インクジェットノズルを備えたインクジェット記録装置に、上記調製した各インク組成物セットを装填し、表9に記載の表面エネルギーをもつ巾600mm、長さ1000mの長尺の各記録材料へ下記の各画像記録を連続して行った。インク供給系は、インクタンク、供給パイプ、ヘッド直前の前室インクタンク、フィルター付き配管、ピエゾヘッドからなり、ピエゾヘッド部は、50℃に温度調整した。ピエゾヘッド部は、2〜15plのマルチサイズドットを720×720dpiの解像度で吐出できるよう駆動して、各インクを連続吐出した。着弾した後、0.15秒後に、表9に記載の照射条件で硬化処理を行った。記録後、トータルインク膜厚を測定したところ、2.3〜19.6μmの範囲であった。 【0121】 【表9】
【0122】なお、表9に記載の各記録材料の略称の詳細は、以下の通りである。 OPP:oriented polypropylenePET:polyethylene terephthalateONy:oriented nylonシュリンクPVC:シュリンクしたpolyvinylchlorideシュリンクOPS:シュリンクしたoriented polystyreneまた、表9に記載の照射光源の詳細は、以下の通りである。 【0123】照射光源4:ブラックライト(ニッポ電気社製の特注品 電力:1kW・hr未満) 照射光源5:冷陰極管(ハイベック社製の特注品 電力:1kW・hr未満) 照射光源6:LED(日亜化学工業社製の特注品 電力:1kW・hr未満) 《インクジェット記録画像の評価》上記画像形成方法で記録した各画像について、連続吐出した画像記録の印字後10mの試料、100mの試料及び500mの試料について、実施例1に記載の方法に準じて、文字品質、色混じり及び印刷物しわ、カールの評価を行い、得られた結果を表10に示す。 【0124】 【表10】
【0125】表10より明らかなように、実施例1の結果と同様に、本発明に係る白インクを含むインク組成物セットを用いた画像記録方法は、あらゆる記録材料に対して、文字品質に優れ、色混じりの発生もなく、高精細な画像を記録することができ、かつ印刷物のしわやカールの発生が無いことが分かる。 【0126】 【発明の効果】本発明により、あらゆる記録材料に対し、文字品質に優れ、色混じりの発生がなく、高精細な画像を記録することができ、かつ印刷物のしわやカールの発生が無いインクジェット記録方法による画像形成方法、印刷物及び記録装置を提供することができた。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001270 【氏名又は名称】コニカミノルタホールディングス株式会社 【住所又は居所】東京都千代田区丸の内一丁目6番1号
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| 【出願日】 |
平成14年5月10日(2002.5.10) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2003−326825(P2003−326825A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月19日(2003.11.19) |
| 【出願番号】 |
特願2002−135357(P2002−135357) |
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