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【発明の名称】 IMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法
【発明者】 【氏名】黄 睿鵬

【要約】 【課題】IMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法の提供。

【解決手段】平版印刷とスクリーン印刷の相互使用を利用し、並びに一定比率のインク組成を利用し、バーク技術の交互運用により印刷速度が速く、剥がれ落ちにくく、並びに射出成形機と組み合わせて使用でき、多様なカラー変化の構造を提供できるようにした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 平版印刷、四色文案印刷、第1次スクリーン印刷、ベーキング、第2次スクリーン印刷、ベーキング、熱圧加工、ローリングミル加工及び射出成形のステップを含み、まず、平版印刷機械を使用し、一枚の材料又は薄膜に、一層の透明感熱接着剤を印刷し、この透明感熱接着剤はその材料又は薄膜を後続印刷のインクと相容させ、これによりその付着度を増加し、さらに平版印刷機器を利用し、上述の透明感熱接着剤を印刷した材料又は薄膜に続いて四色インクと設計により指定された色のインクを印刷し、四色文案印刷完成した材料又は薄膜に対して、スクリーン印刷を行い、それに使用するインクは設計により指定した色を使用し並びに感熱接着剤を配合し、これにより印刷面の不透光性とインク付着度を増加し、以上により印刷を終えた材料又は薄膜をホルダに放置し、炉でベーキングし、それを乾燥させて後続の工程に供し、さらに第2次のスクリーン印刷を行い、ここで使用するインクを接着剤とし、前述のインクと完全に付着させ、後続のプラスチック射出の付着度を増加し、第2次のスクリーン印刷の後、接着剤を印刷した材料又は薄膜をホルダに置き、炉でベーキングを行いそれを乾燥させ、スクリーン印刷部分を完成し、印刷ステップを完成した印刷品即ち材料又は薄膜に対して、熱圧ステップを実施し、それを加熱成形及び冷却定型し、図形によりスチール型を製造し、それを熱圧機器に位置決めし、並びにスチール型上において加熱し、このとき印刷完成した材料又は薄膜を熱圧機器に置き、それを加熱成形及び冷却定型し、熱圧後の半製品を得、熱圧後の半製品をローリングミルで独立した型となし、射出機で射出成形して薄膜及びプラスチック原料と結合させ、並びにカラー文案を表面に置き、射出加工成形後に完全な製品を得、以上のステップにより、印刷速度が速く、インクが剥げにくく、射出成形機と組み合わせて使用でき、多様なカラー変化の構造を提供できることを特徴とする、IMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法。
【請求項2】 前記第2次のスクリーン印刷とベーキングのステップの代わりに平版印刷が採用され、それに使用されるインクが設計により指定する色に感熱接着剤を指定の配合により添加したものとされ、これにより平版印刷後に、直接平版印刷機器に設けられた紫外線設備により紫外線温度300℃で紫外線照射して瞬間乾燥させ、製造時間とコストを節約することを特徴とする、請求項1に記載のIMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法。
【請求項3】 前記インクの組成が、透明感熱接着剤5%〜15%、UVインク、カラー感熱接着剤2%〜10%、硬化剤及び接着剤を含むことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のIMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法。
【請求項4】 前記透明感熱接着剤が温度300℃でのUV照射により瞬間乾燥されることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のIMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法。
【請求項5】 前記四色インクが温度300℃でベーキングされることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のIMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法。
【請求項6】 前記感熱接着剤及び設計により指定したインクは、温度300℃で18〜25分間ベーキングされ、この温度と時間は材料、厚さ及び文案のインクにより決定されることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のIMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法。
【請求項7】 前記接着剤を一枚の材料又は薄膜に独立して一回印刷し、その他のインクと共に調合せず、並びにベーキング設備でベーキングし、それを乾燥させて後続工程に供し、これにより前の工程で使用したインクを完全に付着させ、さらに後続のプラスチック射出の付着度を増加することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のIMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法。
【請求項8】 前記接着剤を、温度300℃で8〜15分間ベーキングし、その温度と時間は材料、厚さ及び文案のインクにより決定することを特徴とする、請求項1、請求項2又は請求項7に記載のIMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一種のIMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法に係り、特に、平版印刷とスクリーン印刷の相互使用を利用し、並びに一定比率のインク組成を利用し、バーク技術の交互運用により印刷速度が速く、剥がれ落ちにくく、並びに射出成形機と組み合わせて使用でき、多様なカラー変化の構造を提供できるようにする印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、一般にIMD印刷方法に用いられているのは、スクリーン印刷、ベーキング及び直接射出成形の三種類の印刷方法である。そのうち、スクリーン印刷は印刷速度が遅く、一時間に僅かに200車次の印刷しか行えず、快速量産不能であり、現在はあまりIMD印刷業者により使用されていない。ベーキング色付けは、一色をのせるたびに、一度UVランプ或いは炉で加熱乾燥しなければ、その他の色彩をのせることができず、このような方法は時間と手間がかかり、且つ経済性がなかった。直接射出成形は現在もっとも応用されている方法であり、それは、IMD熱圧及び射出成形前に、原料中に必要な色を加えるが、毎回一種類の色の使用しか行えず、変化性が高くなく、カラー図形を形成できなかった。周知のIMD印刷方法は以上の欠点があり、その改善が求められていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は一種のIMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法を提供することを課題とし、それは、平版印刷、四色文案印刷、第1次スクリーン印刷、第2次スクリーン印刷、ベーキング、熱圧、ローリングミル加工及び射出成形のステップを含み、並びに一定比率のインク組成が組み合わされ、及びベーキング技術の交互運用を行い、以上の構成条件により、本発明は印刷速度が速く、剥げにくく、並びに射出成形機と組合せて使用でき、多様なカラー変化を提供できる。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、平版印刷、四色文案印刷、第1次スクリーン印刷、ベーキング、第2次スクリーン印刷、ベーキング、熱圧加工、ローリングミル加工及び射出成形のステップを含み、まず、平版印刷機械を使用し、一枚の材料又は薄膜に、一層の透明感熱接着剤を印刷し、この透明感熱接着剤はその材料又は薄膜を後続印刷のインクと相容させ、これによりその付着度を増加し、さらに平版印刷機器を利用し、上述の透明感熱接着剤を印刷した材料又は薄膜に続いて四色インクと設計により指定された色のインクを印刷し、四色文案印刷完成した材料又は薄膜に対して、スクリーン印刷を行い、それに使用するインクは設計により指定した色を使用し並びに感熱接着剤を配合し、これにより印刷面の不透光性とインク付着度を増加し、以上により印刷を終えた材料又は薄膜をホルダに放置し、炉でベーキングし、それを乾燥させて後続の工程に供し、さらに第2次のスクリーン印刷を行い、ここで使用するインクを接着剤とし、前述のインクと完全に付着させ、後続のプラスチック射出の付着度を増加し、第2次のスクリーン印刷の後、接着剤を印刷した材料又は薄膜をホルダに置き、炉でベーキングを行いそれを乾燥させ、スクリーン印刷部分を完成し、印刷ステップを完成した印刷品即ち材料又は薄膜に対して、熱圧ステップを実施し、それを加熱成形及び冷却定型し、図形によりスチール型を製造し、それを熱圧機器に位置決めし、並びにスチール型上において加熱し、このとき印刷完成した材料又は薄膜を熱圧機器に置き、それを加熱成形及び冷却定型し、熱圧後の半製品を得、熱圧後の半製品をローリングミルで独立したシートとなし、射出機で射出成形して薄膜及びプラスチック原料と結合させ、並びにカラー文案を表面に置き、射出加工成形後に完全な製品を得、以上のステップにより、印刷速度が速く、インクが剥げにくく、射出成形機と組み合わせて使用でき、多様なカラー変化の構造を提供できることを特徴とする、IMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法としている。請求項2の発明は、前記第2次のスクリーン印刷とベーキングのステップの代わりに平版印刷が採用され、それに使用されるインクが設計により指定する色に感熱接着剤を指定の配合により添加したものとされ、これにより平版印刷後に、直接平版印刷機器に設けられた紫外線設備により紫外線温度300℃で紫外線照射して瞬間乾燥させ、製造時間とコストを節約することを特徴とする、請求項1に記載のIMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法としている。請求項3の発明は、前記インクの組成が、透明感熱接着剤5%〜15%、UVインク、カラー感熱接着剤2%〜10%、硬化剤及び接着剤を含むことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のIMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法としている。請求項4の発明は、前記透明感熱接着剤が温度300℃でのUV照射により瞬間乾燥されることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のIMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法としている。請求項5の発明は、前記四色インクが温度300℃でベーキングされることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のIMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法としている。請求項6の発明は、前記感熱接着剤及び設計により指定したインクは、温度300℃で18〜25分間ベーキングされ、この温度と時間は材料、厚さ及び文案のインクにより決定されることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のIMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法としている。請求項7の発明は、前記接着剤を一枚の材料又は薄膜に独立して一回印刷し、その他のインクと共に調合せず、並びにベーキング設備でベーキングし、それを乾燥させて後続工程に供し、これにより前の工程で使用したインクを完全に付着させ、さらに後続のプラスチック射出の付着度を増加することを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のIMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法としている。請求項8の発明は、前記接着剤を、温度300℃で8〜15分間ベーキングし、その温度と時間は材料、厚さ及び文案のインクにより決定することを特徴とする、請求項1、請求項2又は請求項7に記載のIMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法としている。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例のステップ表示図である。本発明のステップは、平版印刷、四色文案印刷、第1次スクリーン印刷、ベーキング、第2次スクリーン印刷、ベーキング、熱圧加工、ローリングミル加工及び射出成形のステップを含み、まず、平版印刷機械を使用し、一枚の材料(薄膜)に、一層の透明感熱接着剤を印刷し、この透明感熱接着剤はその材料(薄膜)と後続印刷のインクと相容し、これによりその付着度が増加され、並びに平版印刷機械自身のUV(紫外線)温度300℃照射して瞬間乾燥させ、平版印刷部分を完成する。
【0006】続いて四色文案平版印刷完成した材料(薄膜)を、スクリーン印刷方式を採用し、それに使用するインクは設計により指定する色に感熱接着剤を指定の配合により添加し、これにより印刷面の不透光性とインク付着度を増加し、一回で一枚の材料(薄膜)に印刷し、ホルダに放置し、加熱乾燥設備でベーキングステップを行い、それを乾燥し後続工程を行い、このベーキングステップは温度75℃〜85℃で、18〜25分間行い、この温度と時間は材料、厚さ及び文案のインクにより決定される。
【0007】以上によりスクリーン印刷を完成した材料(薄膜)に第2次スクリーン印刷を行い、このステップはインクを接着剤とし、これにより、前述のインクを完全付着させ、後続のプラスチック射出の付着度を増加でき、ただしその接着剤はインク内に加入して調合することはできず、ゆえに独立して一回、一枚の材料(薄膜)上に印刷する必要がある。
【0008】第2次スクリーン印刷の後、接着剤を印刷した材料(薄膜)をホルダに放置し、炉でベーキングしてそれを乾燥させ、その温度は75℃〜85℃で、時間は8〜15分であり、この温度と時間は、材料、厚さ及び文案のインクにより決定し、即ちスクリーン印刷部分を完成する。
【0009】こうして印刷ステップを完成した印刷品(材料或いは薄膜)を、熱圧加工し、加熱成形及び冷却定型し、図形によりスチール金型を形成し、それを熱圧機器に位置決めし、並びにスチール金型において加熱し、このとき、印刷完成した材料(薄膜)を熱圧機器に置き、加熱成形及び冷却定型し、熱圧後の半製品となす。
【0010】熱圧後の半製品(材料或いは薄膜)を、ローリングミル機器でローリングミル加工して、独立した型となし射出成形機で薄膜及びプラスチック材料と結合して射出成形でき、並びにカラー文案を表面に置いて、射出加工成形後に完全な製品となす。
【0011】本発明のもう一つの好ましい実施例のステップは、第2次スクリーン印刷とベーキングのステップの代わりに、平版印刷ステップを採用し、該インクは設計の指定による色に感熱接着剤を添加し、並びに設計の指定する比率で配合する。この目的は、印刷面の不透光性とインク付着度を増加し、一回で一枚の材料(薄膜)に印刷し、平版印刷後に、直接平版印刷機器内で印刷機器に設けられた紫外線設備で紫外線温度300℃で照射して瞬間乾燥させ、製造時間を短縮するだけでなく、製造コストを節約する。
【0012】
【発明の効果】本発明のIMD熱圧及び射出成形に使用される平版印刷とスクリーン印刷を組み合わせた印刷方法は、確実に印刷速度が速く、インクが剥がれ落ちにくく、並びに射出成形機と組み合わせて使用でき、多様なカラー変化の構造を提供できるようにしている。本発明は新規性、進歩性及び産業上の利用価値を有している。
【出願人】 【識別番号】500243853
【氏名又は名称】太乙印刷企業股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】TAIYI PRINTING ENTERPRISE CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】NO.59, WU−CHUN 7RD., WU−KU IND. PARK, TAIPEI HSIEN, TAIWAN, R.O.C.
【出願日】 平成13年12月14日(2001.12.14)
【代理人】 【識別番号】100082304
【弁理士】
【氏名又は名称】竹本 松司 (外5名)
【公開番号】 特開2003−191590(P2003−191590A)
【公開日】 平成15年7月9日(2003.7.9)
【出願番号】 特願2001−380990(P2001−380990)