| 【発明の名称】 |
印刷システム |
| 【発明者】 |
【氏名】藤田 剛行 【住所又は居所】宮城県柴田郡柴田町大字中名生字神明堂3番地の1 東北リコー株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】外部機器から送信される画像データを最適な解像度で孔版印刷装置から出力することができるようにする。
【解決手段】スキャナ、製版部、印刷部が装備された孔版印刷装置と、この孔版印刷装置がオンライン接続される外部機器と、オンライン接続モードが選択されたときに(S1のY)、外部機器から送信される画像データのデータ送信速度を検出する送信速度検出手段(S2)と、検出されたデータ送信速度に整合させて製版部におけるマスタ原紙送り速度を調整するマスタ原紙送り速度調整手段(S4)と、を具備する。したがって、オンライン接続モードが選択された場合、製版に際して外部機器から送信される画像データの送信速度に整合させた速度でマスタ原紙を送ることが可能となる。これにより、外部機器から送信される画像データを最適な解像度で孔版印刷装置から出力することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 画像を読み取るスキャナと、マスタを製版する製版部と、製版された前記マスタを用いて印刷を行う印刷部とが装備された孔版印刷装置と、前記孔版印刷装置がオンライン接続される外部機器と、前記製版部により製版する画像データを前記スキャナの出力とするスキャナ読み取りモードと製版する画像データを外部機器からの送信データとするオンライン接続モードとを選択するモード選択手段と、オンライン接続モードが選択されたときに前記外部機器から送信される画像データのデータ送信速度を検出する送信速度検出手段と、オンライン接続モードが選択されたときに前記送信速度検出手段により検出された前記データ送信速度に整合させて前記製版部におけるマスタ原紙送り速度を調整するマスタ原紙送り速度調整手段と、を具備する印刷システム。 【請求項2】 前記外部機器は前記孔版印刷装置に送信する画像データの送信速度に対応する調整パルスを出力する調整パルス発信部を具備し、前記マスタ原紙送り速度調整手段は前記調整パルスに整合させて前記製版部におけるマスタ原紙送り速度を調整する請求項1記載の印刷システム。 【請求項3】 画像を読み取るスキャナと、マスタを製版する製版部と、製版された前記マスタを用いて印刷を行う印刷部とが装備された孔版印刷装置と、前記孔版印刷装置がオンライン接続される外部機器と、前記製版部により製版する画像データを前記スキャナの出力とするスキャナ読み取りモードと製版する画像データを外部機器からの送信データとするオンライン接続モードとを選択するモード選択手段と、オンライン接続モードが選択されたときに前記外部機器から送信される画像データの解像度を検出する解像度検出手段と、オンライン接続モードが選択されたときに前記解像度検出手段により検出された画像データの解像度を前記製版部の解像度に適した解像度の画像データに変換する画像データ解像度変換手段と、を具備する印刷システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナとマスタを製版する製版部と印刷部とが装備された孔版印刷装置を用い、この孔版印刷装置のスキャナで読み取ったデータを印刷するスキャナ読み取りモードと、外部機器から孔版印刷装置に送信されたデータを印刷するオンライン接続モードとの選択が可能な印刷システムに関する。 【0002】 【従来の技術】スキャナとマスタを製版する製版部と印刷部とを具備する孔版印刷装置において、スキャナを用いずに外部から送信されたデータを受信して印刷する使用形態を選択することが可能な孔版印刷装置が知られている。例えば、特開平8-142470号、特開2001-179927などの公報に記載されたものが従来例として挙げられる。 【0003】スキャナの読み取りデータに基づいて製版し印刷するモードをスキャナ読み取りモード、外部機器から送信されたデータに基づいて製版し印刷するモードをオンライン接続モードと称して説明すると、特開平8-142470号の公報には、解像度が選択できるように複数の画像読み取りモードが用意された孔版印刷装置において、オンライン接続モードが選択されたときに、孔版印刷装置側での設定がオンライン接続モード用の画像読み取りモードに対応する状態に設定されているか否かを判断し、設定が整合していないと判断したときは、記憶部に記憶されたオンライン接続モードを呼び出して設定し、製版プログラムを起動したときに、製版部での設定がオンライン接続モードに合った設定になっているか否かを判断し、設定が整合していないと判断したときは、製版書き込み回路の駆動手段の速度を制御して整合させることが記載されている。 【0004】特開2001-179927の公報には、選択されたオンライン接続モードとスキャナ読み取りモードとに応じてマスタへの製版位置(天地位置、左右位置)を調整することが記載されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】孔版印刷装置が具備する製版部におけるマスタ原紙の搬送速度は、製造時のばらつきにより個々の孔版印刷装置毎に異なる。例えば、600dpiの解像度を目標にマスタ原紙の搬送速度を設定して製作しても、実際には少なくとも数dpiのばらつきが生ずる。そのために、解像度毎にスキャナの走査速度をマスタ原紙の搬送速度に整合させて調整できるように構成されている。これにより、1台の孔版印刷装置内での製版部におけるマスタ原紙の搬送速度とスキャナの走査速度とが整合するために、スキャナの走査速度(読み取り速度)に対応した解像度で製版することができる。しかし、孔版印刷装置のスキャナの走査速度が外部の機器のデータ送信速度に整合しているとは限らない。この不整合の状態でオンライン接続モードを選択したときは、画像品質が低下する問題がある。 【0006】本発明の目的は、外部機器から送信される画像データを最適な解像度で孔版印刷機から出力することができるようにすることである。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、画像を読み取るスキャナと、マスタを製版する製版部と、製版された前記マスタを用いて印刷を行う印刷部とが装備された孔版印刷装置と、前記孔版印刷装置がオンライン接続される外部機器と、前記製版部により製版する画像データを前記スキャナの出力とするスキャナ読み取りモードと製版する画像データを外部機器からの送信データとするオンライン接続モードとを選択するモード選択手段と、オンライン接続モードが選択されたときに前記外部機器から送信される画像データのデータ送信速度を検出する送信速度検出手段と、オンライン接続モードが選択されたときに前記送信速度検出手段により検出された前記データ送信速度に整合させて前記製版部におけるマスタ原紙送り速度を調整するマスタ原紙送り速度調整手段と、を具備する印刷システムである。 【0008】したがって、オンライン接続モードが選択された場合、製版に際して外部機器から送信される画像データの送信速度に整合させた速度でマスタ原紙を送ることが可能となる。 【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記外部機器は前記孔版印刷装置に送信する画像データの送信速度に対応する調整パルスを出力する調整パルス発信部を具備し、前記マスタ原紙送り速度調整手段は前記調整パルスに整合させて前記製版部におけるマスタ原紙送り速度を調整する印刷システムである。 【0010】したがって、調整パルス発信部から出力される調整パルスに整合させて製版部におけるマスタ原紙送り速度を調整することにより、請求項1の場合と同様の効果を得ることが可能である。 【0011】請求項3記載の発明は、画像を読み取るスキャナと、マスタを製版する製版部と、製版された前記マスタを用いて印刷を行う印刷部とが装備された孔版印刷装置と、前記孔版印刷装置がオンライン接続される外部機器と、前記製版部により製版する画像データを前記スキャナの出力とするスキャナ読み取りモードと製版する画像データを外部機器からの送信データとするオンライン接続モードとを選択するモード選択手段と、オンライン接続モードが選択されたときに前記外部機器から送信される画像データの解像度を検出する解像度検出手段と、オンライン接続モードが選択されたときに前記解像度検出手段により検出された画像データの解像度を前記製版部の解像度に適した解像度の画像データに変換する画像データ解像度変換手段と、を具備する印刷システムである。 【0012】したがって、オンライン接続モードが選択された場合、製版に際して外部機器から送信される画像データの解像度に整合させた解像度の画像データに基づいてマスタを製版することが可能となる。 【0013】 【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1及び図2に基づいて説明する。図1は孔版印刷装置の概略構造を示す縦断正面図、図2は印刷システムの電気的構成を示すブロック図、図3は製版処理を示すフローチャートである。 【0014】まず、図1を参照して孔版印刷装置Pの基本的構造について説明する。この孔版印刷装置Pは、スキャナ1、製版部2、印刷部3、排版部4、給紙部5、排紙部6などによって構成されている。 【0015】スキャナ1は、コンタクトガラス7上に供給された原稿の画像を光学的に読み取る周知の原稿読み取り装置である。 【0016】製版部2は、ロール状に巻かれたマスタ原紙8を保持する保持部9、マスタ原紙8を加熱溶融穿孔することによりスキャナ1で読み取った原稿の画像データ又は外部機器から送信された画像データに応じた穿孔画像を形成するサーマルヘッド10、このサーマルヘッド10に押し付けられたマスタ原紙8が搬送されるプラテンローラ11、穿孔画像が形成されたマスタ原紙8を定められた長さにカットするカッタ12などにより構成されている。穿孔画像が形成されたマスタ原紙8はカッタ12でカットすることによりマスタ(図示せず)が形成される。 【0017】印刷部3は、軸線回りに回転駆動されてその外周面にマスタが巻き付けられる多孔性で円筒状の版胴13、この版胴13の外周面に接離される変位自在のプレスローラ14、版胴13の内部に設けられたインキ供給機構15などにより構成されている。この印刷部3では、マスタが巻き付けられた版胴13とプレスローラ14とで給紙部5から給紙された用紙16を挟持し、このとき、インキ供給機構15により供給されたインキをマスタの穿孔部分から滲み出させることにより用紙16に対して印刷が行われる。 【0018】排版部4は、所定枚数の印刷が終了して不要になった使用済みのマスタを版胴13の外周面から剥がして格納することを目的とするもので、使用済みのマスタを版胴13の外周面から剥がす排版ローラ17と、その版胴13から剥がされたマスタを収納する排版収納箱18とを有する。 【0019】給紙部5は、印刷部3に給紙される用紙16を積層状態で支持する給紙台19、この給紙台19に積層された用紙16を最上位のものから順次間欠的に給紙する給紙ローラ20、給紙台19にセットされた用紙16の両側の位置決めを行うサイドフェンス21などにより構成されている。 【0020】排紙部6は、印刷済みの用紙16が排紙される排紙台22、排紙された用紙16の用紙揃えを行うためのエンドフェンス23a及び一対のサイドフェンス23bなどにより構成されている。 【0021】給紙部5から印刷部3に至る用紙16の搬送経路上には、版胴13の回転運動に同期して用紙16を印刷部3へ送り込むレジストローラ24が設けられている。印刷部3から排紙部6に至る用紙16の搬送経路上には、印刷済みの用紙16を吸着して排紙部6に向けて搬送する用紙吸着搬送装置25が設けられている。この用紙吸着搬送装置25は、回転駆動される用紙搬送ベルト26と、この用紙搬送ベルト26の表面に用紙16を負圧によって吸着する吸気ファン27とを有する。 【0022】本実施の形態における印刷システムSは、図2に示すように、孔版印刷装置Pと、この孔版印刷装置Pにオンライン接続されるパーソナルコンピュータ(以下パソコンと称する)PCとにより構成されている。この構成により、外部機器としてのパソコンPCから見て孔版印刷装置Pをプリンタ(周辺機器)として使用することが可能である。 【0023】孔版印刷装置Pはマイクロコンピュータ構成の制御部28を有する。この制御部28は、スキャナ1、製版部2、印刷部3、用紙搬送部29の動作を制御する。用紙搬送部29は、用紙搬送系の駆動部の動作、すなわち、版胴13、給紙ローラ20、レジストローラ24、用紙搬送ベルト26を駆動するフィードモータ(図示せず)の動作を制御する。そして、制御部28には、スキャナ読み取りモードとオンライン接続モードとを選択するモード選択手段としてのモード選択キー30,31を有する操作パネル33が接続されている。また、操作パネル33には、図示しないが製版を開始する製版スタートキー、印刷枚数などを入力する置数キー、製版後に印刷を開始する印刷スタートキー、その他必要に応じた操作キーや表示部を備えている。さらに、制御部28にはパソコンPCなどの外部機器に接続されるインターフェース34が接続されている。 【0024】製版部2は、制御部28の制御の下にサーマルヘッド10を駆動するヘッドドライバ35と、プラテンローラ11を回転させるマスタ送りモータ36と、このマスタ送りモータ36を駆動するマスタ送りドライバ37とを有する。製版部2におけるマスタ原紙8の送り速度を決定するためにマスタ送りドライバ37からマスタ送りモータ36に出力される駆動パルスは、スキャナ読み取りモードが選択された場合は初期値として一定であり、この初期値に対応してスキャナ1の副走査方向の走査速度が調整されている。すなわち、1台の孔版印刷装置Pに装備されたスキャナ1の読み取り速度と製版部2の書き込み速度とは1対1の等しい関係に設定されている。これに対して、オンライン接続モードが選択された場合には接続されるパソコンPCのデータ送信速度によってマスタ送りモータ36を駆動する駆動パルスが調整可能である。そのために、インターフェース34,38を介して孔版印刷装置Pに接続されるパソコンPCは、孔版印刷装置Pへのデータ送信速度に対応する調整パルスを出力する調整パルス発信部39を備え、孔版印刷装置Pには、調整パルス発信部39から出力される調整パルスに整合させてマスタ送りドライバ37からマスタ送りモータ36に出力する駆動するパルスを調整することにより、マスタ原紙8の送り速度を調整するパルス変換部40が設けられている。 【0025】このような構成において、モード選択キー30を操作してスキャナ読み取りモードを選択し、スキャナ1に原稿をセットして操作パネル33上の製版スタートキーをオンにすると、スキャナ1により原稿の画像が読み取られ、読み取られた画像データに応じた穿孔画像が形成されたマスタが製版部2により製版され、その後に印刷処理に移行する。モード選択キー31を操作してオンライン接続モードを選択した場合には、製版部2ではパソコンPCから送信された画像データに基づいて製版を行い、印刷処理に移行する。スキャナ読み取りモード、オンライン接続モードの何れの場合でも、製版部2ではマスタ送りモータ36を駆動しプラテンローラ11を回転させることによりマスタ原紙8を副走査方向に送り、その過程でサーマルヘッド10を駆動することによりマスタ原紙8に穿孔画像を形成する。 【0026】印刷処理では、製版されたマスタが版胴13の外周面に巻き付けられ、その後、版胴13の外周面に巻き付けられたマスタを版胴13の外周面に密着させる版付けが行われ、版付け終了後に印刷枚数などを操作パネル33の置数キーから入力して印刷スタートキーをオンにすることにより印刷が開始される。この印刷時には、給紙部5から給紙された用紙16がレジストローラ24で挟持され、挟持された用紙16が版胴13の回転運動に同期して駆動されるレジストローラ24により印刷部3に送り込まれ、印刷部3において印刷された用紙16が用紙吸着搬送装置25により排紙部6に向けて搬送される。 【0027】ここで、製版処理について図3を参照して説明する。前述のように、スキャナ読み取りモードとオンライン接続モードとの選択はモード選択キー30,31の何れかが操作されたかによって判断されるが、オンライン接続モードが選択されたものと判断した場合には(S1のY)、パソコンPCからのデータ送信速度を検出する(S2)。この処理は、制御部28が調整パルス発信部39から出力される調整パルスの周波数などを検出することによってなされる。ステップS2は送信速度検出手段を実現する。次いで、検出した調整パルスが現時点で設定されているマスタ送りモータ36の駆動パルスと整合されているか否かを判断し(S3)、整合していないと判断したときは(S3のN)、マスタ原紙8の送り速度を調整する(S4)。ステップS4の処理は、制御部28の制御の下に、パルス変換部40が、マスタ送りドライバ37からマスタ送りモータ36に出力する駆動する駆動パルス(スキャナ読み取りモード対応)を、調整パルス発信部39から出力される調整パルスに対応する駆動パルスに変換する処理であり、マスタ原紙送り速度調整手段を実現する。次いで、パソコンPCからの画像データが受信されたものと判断がなされる(S5のY)のを待ってから、製版部2での製版処理を開始する(S6)。そして、製版処理が終了と判断したものと判断される(S7のY)のを待ってから、次の印刷処理に移行するためにリターンに戻る。 【0028】このように、オンライン接続モードが選択された場合、製版に際してパソコンPCから送信される画像データの送信速度に整合させた速度でマスタ原紙8を送ることができるので、パソコンPCから送信される画像データを最適な解像度でマスタを製版して印刷することができる。 【0029】ステップS3において検出した調整パルスが現時点で設定されているマスタ送りモータ36の駆動パルスと整合されているものと判断したときは(S3のY)、その時点で設定されている駆動パルスでマスタ送りモータ36を駆動して製版処理を開始する(S6)。ステップS1において選択されたモードがオンライン接続モードではないスキャナ読み取りモードと判断したときは(S1のN)、スキャナ1からの画像データの受信を待ってから(S5のY)製版処理を開始する(S6)。 【0030】次に、本発明の第二の実施の形態を図4及び図5に基づいて説明する。図4は印刷システムを概略的に示す説明図、図5は製版処理を示すフローチャートである。前記実施の形態と同一部分は同一符号を用い説明も省略する。 【0031】図4に示すように、外部機器としてのパソコンPCとコントローラCと孔版印刷装置Pとが接続されている。孔版印刷装置Pは、図1及び図2に示した構成と基本的に同一であるが、図2に示すパルス変換部40は具備しない。パソコンPCも、図2に示した構成と基本的に同一であるが、図2に示す調整パルス発信部39は具備しない。コントローラCはパソコンPCの画像データ出力部(図示せず)と孔版印刷装置Pの制御部28(図2参照)とに接続されている。このコントローラCは、パソコンPCから送信される画像データD1を入力してメモリ(図示せず)に一時的に格納して解像度を検出し、他方では孔版印刷装置Pの製版部2(図2参照)における解像度を決定する設定データ(具体的にはマスタ送りモータ36の駆動パルス)D2をメモリに一時的に格納し、D1の解像度とD2の設定結果に対応する解像度とが整合するか否かを判断し、整合していないと判断したときはD1をD2の解像度に整合する解像度の画像データD3に変換して孔版印刷装置Pに出力し、整合していると判断したときはD1をそのまま孔版印刷装置Pに出力する機能を有している。 【0032】ここで、製版処理について図5を参照して説明する。前記実施の形態と同様に、コントローラCは、制御部28の状態からモード選択キー30,31の何れかが操作されたかによって選択されたモードを判断する。オンライン接続モードが選択されたものと判断した場合には(S11のY)、パソコンPCからの画像データD1を受理したと判断したときに(S12)、送信された画像データD1の解像度を検出する(S13)。解像度はメモリに格納した画像データD1のドットパターンにより検出できる。このステップS13は、解像度検出手段を実現する。次いで、孔版印刷装置Pの製版部2(図2参照)において解像度を決定する設定データD2をメモリに一時的に格納し、D1の解像度とD2の設定結果に対応する解像度とが整合するか否かを判断する(S14)。整合していないと判断したときは(S14のN)、D1をD2の解像度に整合する解像度の画像データD3に変換して孔版印刷装置Pに出力する(S15)。このステップS15は画像データ解像度変換手段を実現する。この後、製版部2での製版処理を開始する(S16)。そして、製版処理が終了と判断したものと判断される(S17のY)のを待ってから、次の印刷処理に移行するためにリターンに戻る。 【0033】このように、オンライン接続モードが選択された場合であって、製版に際してパソコンPCから送信される画像データD1と製版部2の設定データD2とが整合しないときは、D1の解像度の画像データと整合する解像度の画像データD3に変換し、その画像データD3に基づいて製版するので、パソコンPCから送信される画像データを最適な解像度でマスタを製版して印刷することができる。 【0034】ステップS14において検出したD1の解像度とD2の設定結果に対応する解像度とが整合したものと判断したときは(S14のY)、パソコンPCから送信された解像度の画像データD1に基づいて製版処理を開始する(S17)。ステップS11において選択されたモードがオンライン接続モードではないスキャナ読み取りモードと判断したときは(S11のN)、スキャナ1からの画像データの受信を待ってから(S18のY)、製版処理を開始する(S17)。 【0035】なお、第一、第二の実施の形態において、外部機器としてパソコンPCを用いて説明したが、外部機器はパソコンPCに限られるものではない。また、モード選択キー30,31は孔版印刷装置Pが具備する構成に限られるものではなく、孔版印刷装置PとパソコンPCとの何れか一方又は両方が具備する構成であってもよい。 【0036】 【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、オンライン接続モードが選択された場合、製版に際して外部機器から送信される画像データの送信速度に整合させた速度でマスタ原紙を送ることが可能となるため、外部機器から送信される画像データを最適な解像度でマスタを製版して印刷することができる。 【0037】請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明において、外部機器は孔版印刷装置に送信する画像データの送信速度に対応する調整パルスを出力する調整パルス発信部を具備し、マスタ原紙送り速度調整手段は調整パルスに整合させて製版部におけるマスタ原紙送り速度を調整するので、請求項1の場合と同様の効果を得ることができる。 【0038】請求項3記載の発明によれば、オンライン接続モードが選択された場合、製版に際して外部機器から送信される画像データの解像度に整合させた解像度の画像データに基づいてマスタを製版することが可能となるため、外部機器から送信される画像データを最適な解像度でマスタを製版して印刷することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000221937 【氏名又は名称】東北リコー株式会社 【住所又は居所】宮城県柴田郡柴田町大字中名生字神明堂3番地の1
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| 【出願日】 |
平成14年1月24日(2002.1.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100101177 【弁理士】 【氏名又は名称】柏木 慎史 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−211810(P2003−211810A) |
| 【公開日】 |
平成15年7月30日(2003.7.30) |
| 【出願番号】 |
特願2002−15038(P2002−15038) |
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