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【発明の名称】 マークシート用マーカー
【発明者】 【氏名】鵜飼 浩伸

【要約】 【課題】従来、競馬の勝馬投票券や、数字選択式宝くじの申込カードなどに広く採用されているマークシートにマークする場合は、鉛筆、ボールペン、サインペン等の普通の筆記具が使用されているが、鉛筆などでマークした場合、きちんとマークされずにマーク不良となることが多く、また、きちんとマークするには鉛筆等を丁寧に数回往復させて擦る必要があって面倒であった。本発明は、このような問題を解決できるマークシート専用のマーカーの提供を課題とする。

【解決手段】マークシートのマークすべき個所をカバーできる広さと形状の平坦な端面2を有し、かつ、インクを浸透させて、その端面2をマークすべき個所に押し付けるだけでマーク可能としたマーク用チップ1を軸3の一端に具えたことを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 マークシートのマークすべき個所をカバーできる広さと形状の平坦な端面2を有し、かつ、インクを浸透させて、その端面2をマークすべき個所に押し付けるだけでマーク可能としたマーク用チップ1を軸3の一端に具えたことを特徴とするマークシート用マーカー。
【請求項2】 軸3の反対側の一端にボールペン等筆記体7のペン先8を具えた請求項1記載のマークシート用マーカー。
【請求項3】 マーク用チップ1と筆記体7のペン先8を軸3の両端でそれぞれ出没自在とした請求項2記載のマークシート用マーカー。
【請求項4】 マーク用チップ1と筆記体7のペン先8を、一回の操作で同時に軸3の両端から突出させることができる一つのノックボタン10を軸3の側面部に設けた請求項3記載のマークシート用マーカー。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマークシート用マーカーに関する。
【0002】
【従来の技術】マークシートは、競馬の勝馬投票券や、数字選択式宝くじの申込カードなどに広く採用されている。そして、従来、マークシートにマークする場合は、鉛筆、ボールペン、サインペン等の普通の筆記具が使用されていた。
【0003】しかしながら、鉛筆などでマークした場合、きちんとマークされずにマーク不良となることが多く、きちんとマークするには鉛筆等を丁寧に数回往復させて擦る必要があって面倒であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、マーク不良とならないようにきちんとマークすることができ、かつ、マーク作業が簡単かつ迅速にできるマークシート専用のマーカーの提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明のマークシート用マーカーは、マークシートのマークすべき個所をカバーできる広さと形状の平坦な端面2を有し、かつ、インクを浸透させて、その端面2をマークすべき個所に押し付けるだけでマーク可能としたマーク用チップ1を軸3の一端に具えたことを特徴とする、という構成にしたものである。
【0006】また、本発明のマークシート用マーカーは、軸3の反対側の一端にボールペン等筆記体7のペン先8を具えることも可能である。
【0007】そして、そのマーク用チップ1と筆記体7のペン先8を軸3の両端でそれぞれ出没自在とすることも可能である。
【0008】そして、さらに、マーク用チップ1と筆記体7のペン先8を、一回の操作で同時に軸3の両端から突出させることができる一つのノックボタン10を軸3の側面部に設けることも可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図示した本発明の一実施例に基づき本発明の実施の形態について説明する。まず、マーク用チップ1は、インクを浸透可能な素材により、例えば図示した実施例のようにスポンジ等の多孔質素材などを用いて形成することができる。そして、マーク用チップ1は、その一方の端面2をマークシートのマークすべき個所をカバーできる広さと形状の平坦な面としている。このマーク用チップ1は、例えば図示した実施例のように、全体を矩形の板状となして、その端面2を長方形にすることができる。
【0010】マーク用チップ1は軸3の一端に設けている。このマーク用チップ1は軸3に対し出没自在とすることができる。その場合、図示した実施例のように、マーク用チップ1をチップホルダー4により保持して、そのチップホルダー4を軸3に対しスライド自在にすることができる。また、チップホルダー4に棒5を接続して、その棒5の回りに、チップホヘルダー4とマーク用チップ1を軸3の内部方向へ引き入れるスプリング6を取り付けることができる。
【0011】軸3の反対側の一端には筆記体7のペン先8を具えることができる。この筆記体7の種類は自由であり、例えば図示した実施例のようにボールペンのリフィールなどにすることができる。この筆記体7のペン先8も軸3の一端において出没自在とすることができる。すなわち、筆記体7も軸3に対しスライド自在とし、その筆記体7の回りに、ペン先8を軸3の内部方向へ没入させるスプリング9を取り付けることができる。
【0012】マーク用チップ1と筆記体7のペン先8をそれぞれ軸3の両端で出没自在とする場合、それらの没入動作は、上記のようにスプリング6,9によって行なわせることができる。これに対し、それらを逆に軸3の両端からそれぞれ突出させるためには操作部材が必要である。そして、この操作部材が2つ以上になるとコスト高となるので、それを避けるために操作部材は1つにすることが好ましい。すなわち、1つの操作部材でマーク用チップ1と筆記体7のペン先8の双方を軸3から突出できるようにすることが好ましい。この操作部材の機構や動作は自由であるが、例えば図示した実施例のようなノックボタン10を使用することができる。
【0013】このノックボタン10は、図示したように、軸3の側面部に設置することができる。このノックボタン10は、細幅の脚部11と、広幅の頭部12を有し、かつ、その脚部11の両側面と頭部12の両側面との間にカム斜面13,14を有する形状にすることができる。また、脚部11の片側の側面にはフック部15を設けることができる。
【0014】ノックボタン10は、軸3に対し、その長手方向に垂直な方向へスライド自在とし、かつ、その頭部12の一部が軸3の外部へ突出するように組み付けることができる。そして、図2に示すように、頭部12が大きく軸3の外部へ突出している状態で、その脚部11の両側面にそれぞれ上記の棒5の一端と筆記体7の尾端が当接して、マーク用チップ1と筆記体7のペン先8が共に軸3の内部に没入した状態を維持するようにし、それから、図1に示すように、ノックボタン10の頭部12を軸3の内側方向(矢印方向)へ押して頭部12の大部分を軸3の内部へ没入させたときに、ノックボタン10のカム斜面13,14がそれぞれ棒5の一端と筆記体7の尾端を押して、棒5と筆記体7はそれぞれカム斜面13,14を頭部12の方向へ移動しながら軸3の長手方向の両端方向へそれぞれ変位して、マーク用チップ1とペン先8が同時に軸3の両端から突出するようにし、その状態でノックボタン10のフック部15が軸3の窓孔16の縁に係止して、その状態を維持できるようにすることができる。
【0015】また、ノックボタン10のフック部15を軸3の窓孔16の縁から外して、ノックボタン10を逆方向へスライドさせることにより、マーク用チップ1とペン先8が、上記のようにスプリング6,9の力で再び図2に示すように軸3の内部に没入できるようにすることができる。
【0016】なお、マーク用チップ1やペン先8の乾燥を防ぐために、軸3の両端若しくは一端に着脱自在なキャップを備えることも可能である。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の本発明のマークシート用マーカーは、マークシートのマークすべき個所にマーク用チップ1の端面2を押し付けるだけで、簡単かつ迅速にマークすることができるとともに、マーク不良が生じないようにきちんと明確にマークすることができる。また、請求項2記載の本発明のマークシート用マーカーは、軸3の反対側の一端に筆記体7のペン先8を具えたので、必要に応じてメモ等をとることもできるので利便性が増大する。また、請求項3記載の本発明のマークシート用マーカーは、マーク用チップ1と筆記体7のペン先8を軸3の両端でそれぞれ出没自在としたので、不使用時にそれらを軸3の内部に没入させて保護することができる。また、請求項4記載の本発明のマークシート用マーカーは、軸3の側面部に設けたノックボタン10により、マーク用チップ1と筆記体7のペン先8を一回の操作で同時に軸3の両端から突出させることができるという利便性がある。また、ノックボタン10は一つだけ具えればよいので、コスト高にならないというメリットがある。
【出願人】 【識別番号】592065254
【氏名又は名称】鵜飼 浩伸
【出願日】 平成14年5月29日(2002.5.29)
【代理人】
【公開番号】 特開2003−341203(P2003−341203A)
【公開日】 平成15年12月3日(2003.12.3)
【出願番号】 特願2002−154961(P2002−154961)