| 【発明の名称】 |
画像形成装置,蓄積文書印刷方法および蓄積文書印刷システム |
| 【発明者】 |
【氏名】三平 幸子 【住所又は居所】東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式会社リコー内
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| 【要約】 |
【課題】蓄積文書に対する認証機能を共有することができ、リソースを浪費することなく蓄積文書の印刷が可能な画像形成装置,蓄積文書印刷方法および蓄積文書印刷システムを提供することを目的とする。
【解決手段】ハードウェア資源と、プログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有する画像形成装置1であって、外部のネットワーク機器2から文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する蓄積文書印刷要求を受信し、その蓄積文書印刷要求に応じた証明情報124を取得するネットワークサービス122と、蓄積文書印刷要求に応じた証明情報124を生成してネットワークサービス122に送信する文書管理サービス123と、ネットワークサービス122から証明情報124を受信し、その証明情報124に応じた蓄積文書を取得して印刷する印刷サービス130とを有することにより上記課題を解決する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係るユーザサービスの処理を行うプログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有する画像形成装置であって、外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する蓄積文書印刷要求を受信し、その蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を取得するネットワークサービスと、前記蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を生成して前記ネットワークサービスに送信する文書管理サービスと、前記ネットワークサービスから前記証明情報を受信し、その証明情報に応じた蓄積文書を取得して印刷する印刷サービスとを有することを特徴とする画像形成装置。 【請求項2】 前記ネットワークサービスは、前記外部のネットワーク機器から文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する蓄積文書印刷要求を受信し、その蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を文書管理サービスから取得する一方、前記証明情報を利用した蓄積文書印刷要求を印刷サービスに送信することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 【請求項3】 前記文書管理サービスは、前記蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を生成して前記ネットワークサービスに送信する一方、前記証明情報に応じた蓄積文書の識別情報を印刷サービスに送信することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 【請求項4】 前記印刷サービスは、前記ネットワークサービスから前記証明情報を利用した蓄積文書印刷要求を受信し、その証明情報に応じた蓄積文書の識別情報を文書管理サービスから取得する一方、前記識別情報に応じた蓄積文書を文書蓄積手段から取得して印刷することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 【請求項5】 前記ネットワークサービスは、前記蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を印刷サービスに送信する一方、前記印刷サービスから送信された印刷処理情報を外部のネットワーク機器に供給し、前記印刷サービスは、前記証明情報に応じた蓄積文書を文書蓄積手段から取得して印刷する一方、その印刷処理に応じた印刷処理情報をネットワークサービスに供給することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 【請求項6】 前記ネットワークサービスは、前記蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を印刷サービスに送信し、前記印刷サービスは、前記証明情報に応じた蓄積文書を文書蓄積手段から取得して印刷する一方、その印刷処理に応じた印刷処理情報を外部のネットワーク機器に供給することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 【請求項7】 前記蓄積文書印刷要求は、少なくとも蓄積文書を識別する識別情報および蓄積文書の使用権限を証明する暗証情報を含むことを特徴とする請求項1乃至6何れか一項記載の画像形成装置。 【請求項8】 前記文書管理サービスは、前記蓄積文書印刷要求に応じた証明情報の内容および識別情報を生成し、前記証明情報の識別情報を証明情報としてネットワークサービスに送信する一方、前記証明情報の内容を保持することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 【請求項9】 前記ネットワークサービスは、前記証明情報の識別情報を含む蓄積文書印刷要求を印刷サービスに送信し、前記文書管理サービスは、前記印刷サービスから送信された前記証明情報の識別情報を用いて証明情報の内容を特定する一方、前記証明情報の内容に応じた蓄積文書の識別情報を印刷サービスへ送信することを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。 【請求項10】 前記ネットワークサービスは、予め定められている関数を用いて蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を取得することを特徴とする請求項1乃至6何れか一項記載の画像形成装置。 【請求項11】 前記印刷サービスは、予め定められている関数を用いて前記証明情報に応じた蓄積文書を取得することを特徴とする請求項5又は6記載の画像形成装置。 【請求項12】 前記印刷サービスは、予め定められている関数を用いてメモリコントロールサービスに、前記証明情報に応じた蓄積文書を文書蓄積手段から取得させて前記証明情報に応じた蓄積文書を供給させることを特徴とする請求項5又は6記載の画像形成装置。 【請求項13】 前記印刷サービスは、予め定められている関数を用いて前記証明情報に応じた蓄積文書を印刷することを特徴とする請求項5又は6記載の画像形成装置。 【請求項14】 前記印刷サービスは、予め定められている関数を用いてエンジンコントロールサービスに、前記証明情報に応じた蓄積文書を印刷させることを特徴とする請求項5又は6記載の画像形成装置。 【請求項15】 画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係るユーザサービスの処理を行うプログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有する画像形成装置の蓄積文書印刷方法であって、ネットワークサービスが、外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する蓄積文書印刷要求を受信する段階と、文書管理サービスが、前記蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を生成して前記ネットワークサービスに送信する段階と、前記印刷サービスが、前記蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を取得し、その証明情報に応じた蓄積文書を取得して印刷する段階とを有することを特徴とする蓄積文書印刷方法。 【請求項16】 1つ以上の外部のネットワーク機器と、前記外部のネットワーク機器にネットワークを介して接続された画像形成装置とを用いて、前記画像形成装置の文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書を印刷する蓄積文書印刷システムであって、前記画像形成装置は、前記外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する蓄積文書印刷要求を受信し、その蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を取得するネットワークサービスと、前記蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を生成して前記ネットワークサービスに送信する文書管理サービスと、前記ネットワークサービスから前記証明情報を受信し、その証明情報に応じた蓄積文書を取得して印刷する印刷サービスとを有することを特徴とする蓄積文書印刷システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置,蓄積文書印刷方法および蓄積文書印刷システムに係り、特に外部のネットワーク機器からの要求に応じて蓄積文書を印刷するための画像形成装置,蓄積文書印刷方法および蓄積文書印刷システムに関する。 【0002】 【従来の技術】近年、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収納した画像形成装置(以下、融合機という)が知られるようになった。この融合機は、1つの筐体内に表示部,印刷部および撮像部などを設けると共に、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナにそれぞれ対応する4種類のソフトウェアを設け、そのソフトウェアを切り替えることより、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナとして動作させるものである。 【0003】このような融合機は、例えば文書管理データベース(以下、文書管理DBという)に文書ファイルを蓄積文書として格納している。融合機はネットワーク機器や他の融合機などにネットワークを介して接続され、配信機能を利用して例えば文書管理DBに格納している蓄積文書の配信を行う。また、融合機は印刷機能を利用して例えば文書管理DBに格納している蓄積文書の印刷を行う。なお、セキュリティ上の問題に対応するため、融合機は文書管理DBに格納している蓄積文書にパスワードを設定することが多い。 【0004】例えば融合機から蓄積文書をダウンロードする場合、ネットワーク機器は所望の蓄積文書を識別するための文書IDおよびその蓄積文書の使用権限を証明するパスワードを融合機に送信する。また、融合機の蓄積文書を印刷する場合、ネットワーク機器は所望の蓄積文書を識別するための文書IDおよびその蓄積文書の使用権限を証明するパスワードを融合機に送信する。 【0005】融合機はパスワード認証を行った後に、文書IDに対応する蓄積文書を文書管理DBから読み出し、その蓄積文書をネットワーク機器に供給する。また、融合機はパスワード認証を行った後に、文書IDに対応する蓄積文書を文書管理DBから読み出し、その蓄積文書を印刷する。 【0006】例えばネットワーク機器は、ブラウザ(Browser)を利用することで、融合機に対して蓄積文書のダウンロード要求又は蓄積文書の印刷要求を行っていた。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の融合機は蓄積文書の転送要求,印刷要求の他、蓄積文書に関する様々な処理要求をネットワーク機器や他の融合機から受信する。このため、融合機は蓄積文書に関する様々な処理要求に応じたユーザサービスのプロセスが設けられている。 【0008】したがって、蓄積文書にパスワードが設定されている場合、蓄積文書に関する様々な処理要求に応じたユーザサービスのプロセスごとにパスワード認証の機能を設ける必要があり、機能が重複するという問題があった。 【0009】また、融合機は文書管理DBから読み出した蓄積文書を複数のユーザサービスのプロセスで取り扱う場合、読み出した蓄積文書をそのまま転送する。したがって、融合機のリソースを無駄に浪費しているという問題があった。 【0010】本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、蓄積文書に対する認証機能を共有することができ、リソースを浪費することなく蓄積文書の印刷が可能な画像形成装置,蓄積文書印刷方法および蓄積文書印刷システムを提供することを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決するため、本発明は、画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係るユーザサービスの処理を行うプログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有する画像形成装置であって、外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する蓄積文書印刷要求を受信し、その蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を取得するネットワークサービスと、前記蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を生成して前記ネットワークサービスに送信する文書管理サービスと、前記ネットワークサービスから前記証明情報を受信し、その証明情報に応じた蓄積文書を取得して印刷する印刷サービスとを有することを特徴とする。 【0012】また、上記課題を解決するため、本発明は、画像形成処理で使用されるハードウェア資源と、画像形成に係るユーザサービスの処理を行うプログラムと、蓄積文書を蓄積する文書蓄積手段とを有する画像形成装置の蓄積文書印刷方法であって、ネットワークサービスが、外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する蓄積文書印刷要求を受信する段階と、文書管理サービスが、前記蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を生成して前記ネットワークサービスに送信する段階と、前記印刷サービスが、前記蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を取得し、その証明情報に応じた蓄積文書を取得して印刷する段階とを有することを特徴とする。 【0013】また、上記課題を解決するため、本発明は、1つ以上の外部のネットワーク機器と、前記外部のネットワーク機器にネットワークを介して接続された画像形成装置とを用いて、前記画像形成装置の文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書を印刷する蓄積文書印刷システムであって、前記画像形成装置は、前記外部のネットワーク機器から前記文書蓄積手段に蓄積された蓄積文書に対する蓄積文書印刷要求を受信し、その蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を取得するネットワークサービスと、前記蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を生成して前記ネットワークサービスに送信する文書管理サービスと、前記ネットワークサービスから前記証明情報を受信し、その証明情報に応じた蓄積文書を取得して印刷する印刷サービスとを有することを特徴とする。 【0014】本発明によれば、文書管理サービスが、蓄積文書に対する認証を行った後で外部のネットワーク機器からの蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を生成し、ネットワークサービスが蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を文書管理サービスから取得し、印刷サービスが蓄積文書印刷要求に応じた証明情報をネットワークサービスから取得することにより、蓄積文書に対する認証機能を共有できる。 【0015】また、蓄積文書印刷要求に応じた証明情報をネットワークサービス,文書管理サービスおよび印刷サービスの間で転送することにより、画像形成装置のユーザサービス間で無駄に蓄積文書を転送させずに蓄積文書を印刷することができ、画像形成装置のリソースを浪費することなく蓄積情報の印刷が可能である。 【0016】 【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。 【0017】図1は、本発明による融合機の一実施例の構成図を示す。融合機1は、白黒ラインプリンタ(B&W LP)11と,カラーラインプリンタ(Color LP)12と,スキャナやファクシミリなどのハードウェアリソース13と,ソフトウェア群20と,融合機起動部50とを有する。また、ソフトウェア群20はアプリケーション30とプラットフォーム40とを有する。 【0018】融合機起動部50は、融合機1の電源投入時に最初に実行され、アプリケーション30やプラットフォーム40を起動するものである。例えば融合機起動部50は、アプリケーション30およびプラットフォーム40のプログラムをハードディスク装置(以下、HDDという)から読み出し、読み出した各プログラムをメモリ領域に転送して起動するものである。 【0019】アプリケーション30は、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナなどの画像形成処理にかかるユーザサービスにそれぞれ固有の処理を行うものである。なお、画像形成に係るユーザサービスの処理を行うプログラムとは、例えばアプリケーション30である。 【0020】アプリケーション30は、ページ記述言語(PDL,PCL)およびポストスクリプト(PS)を有するプリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ31と,コピー用アプリケーションであるコピーアプリ32と,ファクシミリ用アプリケーションであるファックスアプリ33と,スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ34と,ネットワークファイル用アプリケーションであるネットファイルアプリ35と,工程検査用アプリケーションである工程検査アプリ36と、WebページアプリケーションであるWebページアプリ37と、文書管理アプリケーションである文書管理アプリ38とを有している。 【0021】また、プラットフォーム40は、アプリケーション30からの処理要求を解釈してハードウェア資源の獲得要求を発生するコントロールサービスと、1つ以上のハードウェア資源の管理を行ってコントロールサービスからの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(以下、SRMという)43と、オペレーティングシステム(以下、OSという)41とを有するように構成されている。 【0022】コントロールサービスは、システムコントロールサービス(以下、SCSという)42,エンジンコントロールサービス(以下、ECSという)44,メモリコントロールサービス(以下、MCSという)45,オペレーションパネルコントロールサービス(以下、OCSという)46,ファックスコントロールサービス(以下、FCSという)47,ネットワークコントロールサービス(以下、NCSという)48など一つ以上のサービスモジュールを有するように構成されている。 【0023】なお、プラットフォーム40は予め定義されている関数によりアプリケーション30からの処理要求を受信可能とするアプリケーションプログラムインターフェース(以下、APIという)を有するように構成されている。OS41は、ユニックス(UNIX(登録商標))等であって、アプリケーション30およびプラットフォーム40の各ソフトウェアをプロセスとして並列実行する。 【0024】SRM43のプロセスは、SCS42と共にシステムの制御およびリソースの管理を行うものである。例えばSRM43のプロセスは、スキャナ部やプリンタ部などのエンジン,メモリ,HDDファイル,ホストI/O(セントロI/F,ネットワークI/F,IEEE1394 I/F,RS232C I/Fなど)のハードウェア資源を利用する上位層からの要求に従って調停を行い、実行制御する。 【0025】具体的に、SRM43は要求されたハードウェア資源が利用可能であるか(他の要求により利用されていないかどうか)を判定し、利用可能であれば要求されたハードウェア資源が利用可能である旨を上位層に通知する。また、SRM43は上位層からの要求に対してハードウェア資源を利用するためのスケジューリングを行い、要求内容(例えば、プリンタエンジンによる紙搬送と作像動作,メモリ確保,ファイル生成など)を直接実施している。 【0026】SCS42のプロセスは、アプリケーション管理,操作部制御,システム画面表示,LED表示,リソース管理,割り込みアプリケーション制御などの処理を行う。ECS44のプロセスは、白黒ラインプリンタ11,カラーラインプリンタ12,ハードウェアリソース13などのエンジン部の制御を行う。 【0027】MCS45のプロセスは、画像メモリの取得および解放,HDDの利用,画像データの圧縮および伸張などのメモリ制御を行う。OCS46のプロセスは、オペレータと本体制御との間の情報伝達手段となるオペレーションパネルの制御を行う。 【0028】FCS47のプロセスは、システムコントローラの各アプリケーション層からPSTNまたはISDN網を利用したファクシミリ送受信,バックアップ用のメモリで管理されている各種ファクシミリデータの登録/引用,ファクシミリ読み取り,ファクシミリ受信印刷,融合送受信を行うためのAPIを提供する。 【0029】NCS48のプロセスは、ネットワークI/Oを必要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサービスを提供するものであり、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分けたり、各アプリケーションからのデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。 【0030】例えばNCS48は、ネットワークを介して接続されるネットワーク機器とのデータ通信をhttpd(HyperText Transfer Protocol Daemon)により、HTTP(HyperText Transfer Protocol)で制御する。 【0031】融合機1は、各アプリケーションで共通的に必要な処理をプラットフォーム40で一元的に処理することができる。次に、融合機1のハードウェア構成について説明する。 【0032】図2は、本発明による融合機の一実施例のハードウェア構成図を示す。融合機1は、コントローラ60と,オペレーションパネル70と,ファックスコントロールユニット(以下、FCUという)80と,USBデバイス90と,IEEE1394デバイス100と,エンジン部110とを有する。 【0033】また、コントローラ60は、CPU61と,MEM−P62と,ノースブリッジ(以下、NBという)63と,サウスブリッジ(以下、SBという)64と,ASIC66と,MEM−C67と,HDD68とを有する。 【0034】オペレーションパネル70は、コントローラ60のASIC66に接続されている。また、FCU80,USBデバイス90,IEEE1394デバイス100およびエンジン部110は、コントローラ60のASIC66にPCIバスで接続されている。 【0035】コントローラ60は、ASIC66にMEM−C67,HDD68などが接続されると共に、CPU61とASIC66とがCPUチップセットのNB63を介して接続されている。このように、NB63を介してCPU61とASIC66とを接続すれば、CPU61のインターフェースが公開されていない場合に対応できる。 【0036】なお、ASIC66とNB63とはPCIバスを介して接続されているのでなく、AGP(Accelerated Graphics Port)65を介して接続されている。このように、図1のアプリケーション30やプラットフォーム40を形成する一つ以上のプロセスを実行制御するため、ASIC66とNB63とを低速のPCIバスでなくAGP65を介して接続し、パフォーマンスの低下を防いでいる。 【0037】CPU61は、融合機1の全体制御を行うものである。CPU61は、OS41上にSCS42,SRM43,ECS44,MCS45,OCS46,FCS47およびNCS48をそれぞれプロセスとして起動して実行させると共に、アプリケーション30を形成するプリンタアプリ31,コピーアプリ32,ファックスアプリ33,スキャナアプリ34,ネットファイルアプリ35,工程検査アプリ36,Webページアプリ37および文書管理アプリ38を起動して実行させる。 【0038】NB63は、CPU61,MEM−P62,SB64およびASIC66を接続するためのブリッジである。MEM−P62は、融合機1の描画用メモリなどとして用いるシステムメモリである。SB64は、NB63とROM,PCIバス,周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。 【0039】MEM−C67は、コピー用画像バッファ,符号バッファとして用いるローカルメモリである。ASIC66は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。HDD68は、画像データの蓄積,文書データの蓄積,プログラムの蓄積,フォントデータの蓄積,フォームの蓄積を行うためのストレージである。なお、文書蓄積手段とは、例えばHDD68である。また、オペレーションパネル70は、オペレータからの入力操作を受け付けると共に、オペレータに向けた表示を行う操作部である。 【0040】以下、融合機1により実現される蓄積文書印刷方法について図面を参照しつつ順次説明していく。図3は、本発明による第1実施例の蓄積文書印刷方法について説明するための融合機の機能構成図を示す。なお、図3の機能構成図は説明に必要のない機能構成を省略している。 【0041】図3に表されるように、本発明の蓄積文書印刷方法は融合機1にインターネットなどのネットワーク3を介して接続されるネットワーク機器2が、融合機1に蓄積されている文書ファイル(以下、蓄積文書という)を融合機1に印刷させるためのものである。 【0042】まず、ネットワーク機器2のブラウザ120は融合機1に蓄積されている蓄積文書のリストおよび文書IDを例えばHTTPリクエストおよびHTTPレスポンスを用いて融合機1から入手しているものとする。ネットワーク機器2を操作するユーザはブラウザ120の画面上に表示されている蓄積文書のリストから印刷を所望する蓄積文書を選択すると共に、蓄積文書の印刷にパスワードの入力が必要であればパスワードを入力する。そして、ユーザは蓄積文書を融合機1に印刷させるために、例えばブラウザ120の画面上に設けられている所定のボタンをマウス等でクリックする。 【0043】ステップS10では、ネットワーク機器2のブラウザ120が、ユーザにより選択された蓄積文書の文書IDおよびパスワードを含むHTTPリクエストを作成し、インターネットなどのネットワーク3を介して融合機1に送信する。ネットワーク機器2から送信されたHTTPリクエストは、NCS48のhttpd121を介してWebページサービス122に供給される。Webページサービス122は、Webページアプリ37に含まれる。なお、Webページサービス122は、コントロールサービスとして設けてもよい。 【0044】ステップS10に続いてステップS11に進み、Webページサービス122はネットワーク機器2から供給された蓄積文書の文書IDおよびパスワードを文書管理サービス123に送信し、後述するチケット124の取得要求を行う。チケット取得要求は、例えば蓄積文書の文書IDおよびパスワードを引数としたチケット取得関数「base64Binary getDocTiccket(arrayOfUnsignedInt DocId, arrayOfString password)」を用いて行う。 【0045】文書管理サービス123は、文書管理アプリ38に含まれる。なお、文書管理サービス123は、コントロールサービスとして設けてもよい。ステップS11に続いてステップS12に進み、文書管理サービス123はWebページサービス122から受信した蓄積文書の文書IDおよびパスワードをMCS45に送信し、パスワードの認証要求を行う。パスワード認証要求は、例えば蓄積文書の文書IDおよびパスワードを引数としたパスワード認証要求関数「int mcsCheckPassword(unsignedInt DocId, string password)」を用いて行う。 【0046】MCS45は、文書管理サービス123から受信したパスワードのパスワード認証を行う。ステップS12に続いてステップS13に進み、MCS45はパスワード認証の結果を文書管理サービス123に送信する。パスワード認証の結果は、例えばパスワード認証要求関数の返り値としてMCS45から文書管理サービス123に送信される。 【0047】パスワードが認証されると、文書管理サービス123は図4に表すようなチケットを生成する。図4は、チケットについて説明するための説明図を示す。図4(A)はWebページサービス122と文書管理サービス123との間で転送されるチケット124の構造体である。チケット124は、チケットID,チケットのデータサイズが格納されている。 【0048】また、図4(B)はチケット124を照合するための表126である。表126は文書管理サービス123により保持される。表126は、チケット内容情報およびチケット管理情報を含む。チケット内容情報は、チケットID,チケットの有効期限,ファイル数,文書IDとしてのファイルIDとパスワードとが組になった構造体の配列を情報として有している。また、チケット管理情報はカレントのチケット番号,発行チケット数を情報として有している。なお、チケット124と表126とはチケットIDにより関連付けられている。 【0049】ステップS14では、文書管理サービス123が、生成したチケット124をWebページサービス122に送信する。チケット124は、例えばチケット取得関数の返り値として文書管理サービス123からWebページサービス122に送信される。 【0050】ステップS14に続いてステップS15に進み、Webページサービス122はステップS14で受信したチケット124を印刷サービス130に送信し、蓄積文書の印刷要求を行う。蓄積文書印刷要求は、例えばチケット124を引数とした蓄積文書印刷関数「void printDocmentsByTicket(base64Binary ticket)」を用いて行う。印刷サービス130は、例えばプリンタアプリ31に含まれる。なお、印刷サービス130は、コントロールサービスとして設けてもよい。 【0051】ステップS15に続いてステップS16に進み、印刷サービス130はステップS15で受信したチケット124を文書管理サービス123に送信し、そのチケットに対応する文書IDの取得要求を行う。文書ID取得要求は、例えばチケット124を引数とした文書ID取得関数「arrayOfAnyURI getDocumentIdsByThicket(base64Binary ticket)」を用いて行う。 【0052】ステップS16に続いてステップS17に進み、文書管理サービス123は受信したチケット124に含まれるチケットIDに応じて表126から文書IDを取得し、その文書IDを印刷サービス130に送信する。文書IDは、例えば文書ID取得関数の返り値として文書管理サービス123から印刷サービス130に送信される。 【0053】ステップS17に続いてステップS18に進み、印刷サービス130はステップS17で受信した文書IDをECS44に送信し、その文書IDに対応する蓄積文書の印刷処理を行う。ここで、印刷サービス130およびECS44が行う蓄積文書印刷処理について図5を参照しつつ説明する。 【0054】図5は、印刷サービスおよびECSが行う蓄積文書印刷処理の一例のイベントフロー図を示す。ステップS100では、印刷サービス130が関数を用いてECS44にジョブオープンを要求する。ステップS100に続いてステップS101に進み、ECS44は関数の返り値としてジョブIDを印刷サービス130に送信する。 【0055】ステップS101に続いてステップS102に進み、印刷サービス130は関数を用いてECS44にジョブ動作モードの設定を要求する。ステップS102に続いてステップS103に進み、ECS44は関数の返り値としてジョブ動作モードの設定の成功または失敗を印刷サービス130に送信する。 【0056】ステップS103に続いてステップS104に進み、ECS44はイベントで実行可否通知を印刷サービス130に送信する。ステップS104に続いてステップS105に進み、印刷サービス130は関数を用いてECS44にジョブエントリを要求する。ステップS105に続いてステップS106に進み、ECS44は関数の返り値としてジョブエントリの成功または失敗を印刷サービス130に送信する。 【0057】ステップS106に続いてステップS107に進み、ECS44はイベントで実行可否通知を印刷サービス130に送信する。ステップS107に続いてステップS108に進み、印刷サービス130は関数を用いてECS44にジョブ開始を要求する。 【0058】ステップS108に続いてステップS109に進み、ECS44はイベントでジョブ終了通知および終了したジョブのジョブIDを印刷サービス130に送信する。ステップS109に続いてステップS110に進み、印刷サービス130が関数を用いてECS44にジョブクローズを要求する。 【0059】図5のようなイベントフローにより、印刷サービス130はステップS17で受信した文書IDに対応する蓄積文書の印刷処理を行うことができる。ステップS18に続いてステップS19に進み、印刷サービス130は印刷処理の結果をWebページサービス122に送信する。 【0060】そして、ステップS20では、Webページサービス122が、ステップS19で受信した印刷処理の結果を、NCS48のhttpd121を介してネットワーク機器2に送信する。ネットワーク機器2は融合機1から受信した印刷処理の結果をブラウザ120の画面上に表示する。したがって、ユーザはネットワーク機器2のブラウザ120を操作することにより、融合機1に蓄積されている蓄積文書を容易に印刷することができる。 【0061】また、融合機1ではチケット124を利用することで蓄積文書のデータ自体を無駄に転送することがなくなり、リソースの浪費を防ぐことができる。なお、融合機1ではチケット124を利用することで、印刷サービス130にパスワードを知らせることなく認証済みの蓄積文書の印刷が可能である。 【0062】図6は、本発明による第2実施例の蓄積文書印刷方法について説明するための融合機の機能構成図を示す。なお、図6の機能構成図は説明に必要のない機能構成を省略している。また、図6のステップS10〜S18の処理は図3のステップS10〜S18と同様であるため、説明を省略する。 【0063】ステップS18に続いてステップS21に進み、印刷サービス130は印刷処理の結果をNCS48のhttpd121を介してネットワーク機器2に送信する。ネットワーク機器2は融合機1から受信した印刷処理の結果をブラウザ120の画面上に表示する。したがって、ユーザはネットワーク機器2のブラウザ120を操作することにより、融合機1に蓄積されている蓄積文書を容易に印刷することができる。 【0064】また、融合機1ではチケット124を利用することで蓄積文書のデータ自体を無駄に転送することがなくなり、リソースの浪費を防ぐことができる。なお、融合機1ではチケット124を利用することで、印刷サービス130にパスワードを知らせることなく認証済みの蓄積文書の印刷が可能である。 【0065】本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形や変更が可能である。 【0066】 【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、文書管理サービスが、蓄積文書に対する認証を行った後で外部のネットワーク機器からの蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を生成し、ネットワークサービスが蓄積文書印刷要求に応じた証明情報を文書管理サービスから取得し、印刷サービスが蓄積文書印刷要求に応じた証明情報をネットワークサービスから取得することにより、蓄積文書に対する認証機能を共有できる。 【0067】また、蓄積文書印刷要求に応じた証明情報をネットワークサービス,文書管理サービスおよび印刷サービスの間で転送することにより、画像形成装置のユーザサービス間で無駄に蓄積文書を転送させずに蓄積文書を印刷することができ、画像形成装置のリソースを浪費することなく蓄積情報の印刷が可能である。 【0068】
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006747 【氏名又は名称】株式会社リコー 【住所又は居所】東京都大田区中馬込1丁目3番6号
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| 【出願日】 |
平成14年6月5日(2002.6.5) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100070150 【弁理士】 【氏名又は名称】伊東 忠彦
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| 【公開番号】 |
特開2003−341193(P2003−341193A) |
| 【公開日】 |
平成15年12月3日(2003.12.3) |
| 【出願番号】 |
特願2002−164407(P2002−164407) |
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