| 【発明の名称】 |
印刷装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】安藤 直洋 【住所又は居所】大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】ユーザの意図した時間内で印刷を終了させると共に、その時間内で最高の画質の有する印刷物を出力し得る印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷時間指定モードが設けられており、該モードでは、印刷完了までにユーザが待機できる待ち時間を印刷時間として指定し(S9)、印刷装置側で、指定された印刷時間内で印刷を終了可能な印刷条件の中で最も高画質の印刷条件を自動的に選択して(S10)、印刷処理を行う(S12)。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】印刷条件に基づいて印刷データを印刷処理する印刷装置において、ユーザから指定された印刷時間に応じて複数ある印刷条件の中から1つの印刷条件を選択して印刷データの印刷処理を行う印刷時間指定モードを有することを特徴とする印刷装置。 【請求項2】上記印刷時間指定モードでは、指定された印刷時間内で印刷を終了可能な最も高画質の印刷条件が選択されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 【請求項3】上記印刷時間指定モードでは、指定された印刷時間内での印刷を終了可能な印刷条件が無い場合、印刷時間が最も短くなる印刷条件が選択されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。 【請求項4】上記印刷時間指定モードでは、指定された印刷時間内での印刷を終了可能な印刷条件が無い場合、指定された印刷時間内での印刷の終了が不可能である旨が報知されるようになっていることを特徴とする請求項3又は4に記載の印刷装置。 【請求項5】上記印刷時間指定モードでは、指定された印刷時間に応じて選択された印刷条件に基づいて印刷処理を行った場合に要する実印刷時間が報知されるようになっていることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の印刷装置。 【請求項6】上記印刷時間指定モードでは、印刷する印刷データの頁数及び部数に応じた全体的な印刷時間を指定できるようになっていることを特徴とするた請求項1〜3の何れかに記載の印刷装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ネットワークに接続され、ホスト装置(ホストコンピュータ)からの印刷データを受信して印刷する印刷装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】ホスト装置とネットワークに接続された印刷装置とを有するネットワークシステムにおいては、ホスト装置から印刷装置への印刷データの転送が完了したときにデータ転送完了メッセージを出力してその旨をユーザに知らせる方法が一般的であった。しかしながら、データ転送完了メッセージを出力してから印刷が完了するまでに長い時間がかかる場合があり、このような場合、ユーザが印刷装置まで印刷物を取りに行っても印刷が完了しておらず、ユーザに無駄な動作を強いることとなっていた。 【0003】このような不具合を解消すべく、特開平4−52726号公報には、印刷装置で印刷完了までの時間を予測し、ホスト装置からの問い合わせがあったときに、該予測時間をホスト装置へ通知するプリント管理方法が開示されている。これによれば、ユーザはホスト装置側にいながらにして、終了時間を予想することが可能となる。 【0004】また、特開平11−78180号公報には、ステープル等の後処理の有無や刷中のジャムを考慮して印刷終了時間を予測することで、より正確な印刷終了時間をユーザに通知することができるプリント終了時間管理方法が開示されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記した両公報の管理方法は、あくまでもユーザの選択した印刷条件での印刷が終了する時間を予測して通知するだけのものであり、ユーザ側よりユーザが印刷物を得るまで待機できる時間(以下、待ち時間)を指定できるようにはなっていなかった。 【0006】そのため、印刷装置に精通していないユーザの場合、印刷条件を自ら変更して印刷時間を短くするといったこともできず、設定されている印刷条件のままで印刷が完了するのをひたすら待つ意外に方法はなく、意図する時間内に印刷物を取得することができなかった。 【0007】また、印刷装置に慣れたユーザであっても、印刷物を得るまでの待ち時間に余裕が無い緊急の場合や、ある程度の時間的余裕はあっても急ぐ場合など、時間を優先させる結果、印刷時間の短い印刷条件、つまり質の低い条件を選択してしまいがちとなり、許される待ち時間を最大限に生かした印刷物を手に入れるといったことができなかった。 【0008】本発明は、上記従来の課題に鑑み成されたものであって、第1の目的は、ユーザの意図した時間内で印刷を終了させ得る印刷装置を提供することであり、第2の目的は、ユーザの意図した時間内で極力印刷を終了させ得ると共に、その時間内で最も高画質の印刷物を得ることのできる印刷装置を提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明の印刷装置は、上記の課題を解決するために、印刷条件に基づいて印刷データを印刷処理する印刷装置において、ユーザから指定された印刷時間に応じて複数ある印刷条件の中から1つの印刷条件を選択して印刷データの印刷処理を行う印刷時間指定モードを有することを特徴としている。なお、本明細書中、印刷との表現は全て画像形成と置き換えることができるものである。 【0010】上述したように、従来の印刷装置では、ユーザに対して、印刷データを印刷物とするまでの時間を通知するようになっているが、ユーザ自身が印刷したい印刷データを印刷物とするまでに待機できる時間(待ち時間)を指定することはできなかった。そのため、印刷装置に精通していないユーザの場合、印刷条件を自ら変更して印刷時間を短くするといったこともできず、設定されている印刷条件のままで印刷が完了するのをひたすら待つ意外に方法はなく、意図する時間内に印刷物を取得することができなかった。 【0011】これに対し、上記構成では、ユーザから指定された印刷時間に応じて複数ある印刷条件の中から1つの印刷条件を選択して印刷データの印刷処理を行う印刷時間指定モードが設けられているので、ユーザは、該モードを利用して、自分の待てる時間を印刷時間として指定するだけで、印刷装置側でその印刷時間、つまり待ち時間に適した印刷条件が自動的に選択されて印刷処理が行われ、ユーザは意図する時間内に印刷物を簡単に取得することができる。 【0012】これにより、ユーザ側から印刷時間を指定して所望の時間内で印刷物を得ることのできる印刷装置を提供することができる。 【0013】また、本発明の印刷装置においては、さらに、上記印刷時間指定モードでは、指定された印刷時間内で印刷を終了可能な最も高画質の印刷条件が選択されることを特徴としている。 【0014】これによれば、印刷時間指定モードでは、ユーザにて指定された印刷時間に応じて印刷条件を選択するにおいて、該印刷時間内で印刷を終了可能な最も高画質の印刷条件を選択するようになっているので、ユーザの待ち時間を最大限に生かした画質の印刷物を得ることができる。 【0015】これにより、ユーザ側から印刷時間を指定して所望の時間内で印刷物を得ることのできると共に、その時間内で最も高画質の印刷物を得ることのできる印刷装置を提供することができる。 【0016】また、本発明の印刷装置においては、さらに、上記印刷時間指定モードでは、指定された印刷時間内での印刷を終了可能な印刷条件が無い場合、印刷時間が最も短くなる印刷条件が選択されることを特徴としている。 【0017】これによれば、印刷時間指定モードでは、ユーザにて指定された印刷時間に応じて印刷条件を選択するにおいて、該印刷時間内で印刷を終了可能な印刷条件が無い場合、印刷時間が最も短くなる印刷条件が選択されるようになっているので、たとえ、ユーザが指定した印刷時間が短すぎ、指定された時間内で印刷を終了可能な印刷条件が無い場合でも、当該印刷装置で対応可能な最速のスピードで印刷を完了して印刷物を出力することができる。 【0018】これにより、ユーザ側から印刷時間を指定して所望の時間内で印刷物を得ることのできる、または、さらにその時間内で最も高画質の印刷物を得ることのできる印刷装置において、たとえ実施不可能な印刷時間が指定されたとしても、問題なく印刷物を出力することができ、当該印刷装置の利便性をさらに向上させることができる。 【0019】また、本発明の印刷装置においては、さらに、上記印刷時間指定モードでは、指定された印刷時間内での印刷を終了可能な印刷条件が無い場合、指定された印刷時間内での印刷の終了が不可能である旨が報知されるようになっていること特徴としている。 【0020】これによれば、印刷時間指定モードでは、実施不可能な印刷時間が指定された場合、指定された印刷時間内での印刷の終了が不可能であることが報知されるようになっているので、ユーザの意図する時間内には印刷物の提供が不可能なことをユーザに明確に報知することができる。 【0021】これにより、ユーザ側から印刷時間を指定して所望の時間内で印刷物を得ることのできる、または、さらにその時間内で最も高画質の印刷物を得ることのできる印刷装置において、実施不可能な印刷時間が指定された場合に、ユーザの意図する時間内での印刷物の提供ができない旨をユーザに明確に知らせることができ、当該印刷装置の利便性をさらに向上させることができる。 【0022】また、本発明の印刷装置においては、さらに、上記印刷時間指定モードでは、指定された印刷時間に応じて選択された印刷条件に基づいて印刷処理を行った場合に要する実印刷時間が報知されるようになっていることを特徴としている。 【0023】これによれば、印刷時間指定モードでは、指定された印刷時間に応じて選択された印刷条件に基づいて印刷処理を行った場合に要する実印刷時間が報知されるようになっているので、ユーザは実際に印刷が終了する時間を明確に把握することができ、例えばこの実印刷時間に合わせて印刷物を取りに印刷装置側へと出向くことで、時間を一切無駄にすることなく印刷物を取得することができる。 【0024】また、指定された印刷時間が実施不可能なもので、ユーザの意図する時間内には印刷が終了しない場合は、知らされた実印刷時間を基に、ユーザが印刷を行うか中止するかを選択することが可能となる。 【0025】これにより、ユーザ側から印刷時間を指定して所望の時間内で印刷物を得ることのできる、または、さらにその時間内で最も高画質の印刷物を得ることのできる印刷装置において、実際の印刷にかかる所要時間をユーザに知らせることができ、当該印刷装置の利便性をさらに向上させることができる。 【0026】また、本発明の印刷装置においては、さらに、上記印刷時間指定モードでは、印刷する印刷データの頁数及び部数に応じた全体的な印刷時間を指定できるようになっていることを特徴としている。 【0027】ユーザの待ち時間は印刷物を取得するまでに待機可能な時間であって、印刷データが複数頁にわたる場合や部数が複数の場合であっても、たとえ1頁のみの印刷物であっても捕らえ方は同じである。したがって、1頁の印刷物の場合は、たとえ印刷時間の指定が1頁毎にしかできない構成であっても、指定する印刷時間=待ち時間であり問題ないが、複数頁にわたる場合や部数が複数の場合印刷時間する場合は、指定する印刷時間=待ち時間÷(1部の頁数×部数)であり、印刷時間の指定が1頁毎にしかできない構成では甚だ不便である。 【0028】これによれば、印刷時間指定モードでは、印刷する印刷データの頁数及び部数に応じた全体的な印刷時間を指定できるようになっているので、印刷データが複数頁にわたる場合や部数が複数の場合、全頁全部数の印刷にかかる時間をトータル的に指定することが可能となる。 【0029】これにより、ユーザ側から印刷時間を指定して所望の時間内で印刷物を得ることのできる、または、さらにその時間内で最も高画質の印刷物を得ることのできる印刷装置において、ユーザが待てる時間をそのまま印刷時間として指定することができ、当該印刷装置の利便性をさらに向上させることができる。 【0030】 【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図1〜図10に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、本発明はこれに限定されるものではない。 【0031】本実施の形態の印刷装置は、例えば、コンピュータ等からなるホスト装置とネットワーク接続され、ホスト装置から送信される印刷データを印刷して出力するものである。ホスト装置と本印刷装置との接続は、有線で接続されていても無線で接続されていてもよい。ここでは、図1に示すように、ホストコンピュータ11と接続されている。 【0032】本印刷装置における作像方式としては、記録用紙に対してインクを吐出して画像を形成するインクジェット方式や、フィルム上のインクリボンに熱を加えて記録用紙に転写して画像を形成する熱転写方式、インクを染み込ませたリボンに圧力を加えて記録用紙に足して画像を形成するドットインパクト方式等を採用することができる。ここでは、インクジェット方式を採用した場合を例示する。 【0033】まず、図2〜図4を用いて、本印刷装置の構成について説明する。なお、図2は本印刷装置の概略透視図であり、図3は本印刷装置の断面図、図4は、本印刷装置に備えられるインクカートリッジの概略斜視図である。 【0034】本印刷装置は、主に給紙部20、搬送部30、印刷部40、及び排出部50よりなる。 【0035】給紙部20には、主に給紙トレイ21、分離板22、及び給紙ローラ23が備えられている。給紙トレイ21は記録媒体としての記録用紙Sを収容すると共に、収容した記録用紙Sを給紙ローラ23へ押し当てて給紙させるものである。分離板22と給紙ローラ23とは、給紙トレイ21上の記録用紙Sが重なった状態で印刷部40に搬送されないように、1枚ずつ分離して搬送部30へと供給するものである。 【0036】搬送部30には、主にガイド板31と搬送ローラ32とが備えられている。ガイド板31は、給紙ローラ23から給紙されてきた記録用紙Sを印刷部40に導くためのものである。搬送ローラ32は対ローラであり、ガイド板31上を通過した記録用紙Sを印刷部40における後述する印刷ヘッド41まで搬送するものである。 【0037】印刷部40には、主に印刷ヘッド41、インクカートリッジ45、インクキャリッジ42、シャフト44、プラテン43、及びメンテナンスステーション46が備えられている。印刷ヘッド41は、インク吐出口を有して記録用紙Sに対してインクを吐出するものである。インクカートリッジ45は、インクを貯留し、印刷ヘッド41にインクを供給するもので、印刷ヘッド41の上部に取り付けられている。本印刷装置は、互いに色の異なる3色(イエロー、マゼンタ、シアン)のインクを使用する構成であるので、インクカートリッジ45は色数に応じて3つ備えられている。 【0038】インクキャリッジ42は、シャフト44に沿って該印刷ヘッド41及びインクカートリッジ45を移動させるものである。シャフト44は、インクキャリッジ43を走査方向に沿って移動できるように案内するためのガイドである。なお、走査方向とは、記録用紙の搬送方向と垂直な方向のことである。プラテン43は、印刷(インク吐出)の際、記録用紙Sを載置するための台(印刷台)となると共に、記録用紙Sにおける平坦性の維持、及び吐出口と記録用紙Sとの距離調整を行うためのものである。メンテナンスステーション46は、印刷ヘッド41のインク吐出口の清掃等のメンテナンスを行う装置であって、シャフト44の一端側であって、インクキャリッジ42のホームポジション側に設けられている。 【0039】排出部50には、主に排出ローラ51と排出トレイ52とが備えられている。排出ローラ51は画像形成が行われた記録用紙Sを排出すると共に、その記録用紙Sを排出トレイ52に導くものである。排出トレイ52は、排出された記録用紙を収容(載置)するものである。 【0040】次に、図1を用いて、本印刷装置の制御系について説明する。図1は、本印刷装置の制御系の構成を示す制御ブロック図である。 【0041】図において10は、本印刷装置に搭載された制御回路であって、主にCPU(Central Processing Unit)1、インターフェイス(I/F)2、ROM3、RAM4、操作パネル5、ヘッドドライバ6、及びモータドライバ7を備えている。これら部材番号1〜7の部材は図示しない基板上に実装されており、制御基板を構成している。 【0042】インターフェイス2は、本印刷装置とホストコンピュータ11との接続を担うものであり、ホストコンピュータ11から送信される印刷要求を後述するCPU1に伝達する機能を有している。印刷要求の中に、印刷データも含まれている。 【0043】ROM3は、本印刷装置を機能させるためにCPU1が使用する各種のプログラムや、モータのステップ数等のデータを記憶するものである。RAM4は、CPU1の使用する記憶部(メモリ)である。 【0044】操作パネル5は、テンキー等のキー入力装置と、ユーザの印刷様式等の各種の入力を受け付けると共に、各種の情報を提示可能な液晶パネル等よりなるタッチパネル式の表示入力装置とから構成され、本印刷装置の状態や、各種メッセージ等を表示入力装置にて表示し、かつ、表示入力装置にて情報の入力を受け付けるようになっている。なお、本印刷装置の状態等の表示や入力の受付は、インターフェイス2を介してホストコンピュータ11側で行うこともできる。 【0045】ヘッドドライバ6は、CPU1の制御に応じて、印刷部40における印刷ヘッド41のインク吐出状態を制御するものである。また、モータドライバ7は、CPU1の制御に応じて、搬送ローラ32や給紙ローラ23、排出ローラ51、インクキャリッジ42等を駆動させるモータ8の駆動状態を制御するものである。 【0046】CPU1は、印刷装置の全動作を制御する中枢部である。すなわち、ホストコンピュータ11から受けた印刷要求や操作パネル5への入力指示にしたがって、印刷データを処理し、また、図示しないホームポジション検出センサ及び用紙検出センサ等の検知結果に応じて、上記したヘッドドライバ6及びモータドライバ7を制御して、記録用紙Sに印刷データに応じた画像を形成するものである。上記ホームポジション検出センサは、インクキャリッジ42がホームポジションにあるか否かを確認するものであり、用紙検出センサは、記録用紙Sが印刷部40にあるか否かを確認するものである。 【0047】そして、詳細については後述するが、本印刷装置においては、ユーザ自ら印刷が完了するまで待てる時間を印刷時間として指定可能な印刷時間指定モードが設けられており、該モードを選択して印刷時間を指定することで、意図する時間内に容易に印刷物を得ることができるようになっている。このような印刷時間指定モードを実現するのが、上記したCPU1と上記ROM3及びRAM4であり、ユーザは、上記した操作パネル5、或いはインターフェイス(I/F)2及びホストコンピュータ11を介して所望の印刷時間を入力するようになっている。 【0048】次に、このような構成の本印刷装置による印刷動作について説明する。印刷装置の給紙トレイ21上には、記録用紙Sがセットされている。この状態で、ホストコンピュータ11から印刷データ(画像データ等)に基づく印刷ジョブの要求がなされると、給紙ローラ23と分離板22とが、給紙トレイ21上の記録用紙Sを1枚ずつ分離給紙して、搬送部30へと供給する。給紙された記録用紙Sは、ガイド板31に支えられながら搬送ローラ32によって、印刷部40へと送り込まれる。 【0049】印刷部40へと記録用紙Sが搬送されてくると、印刷ヘッド41が該記録用紙Sに対し、印刷データに応じてインクを吐出し印刷を行う。この印刷は、印刷ヘッド41を備えたインクキャリッジ42をシャフト44に沿って走査方向へ移動させることで行う。 【0050】すなわち、印刷の際、インクキャリッジ42は、走査方向における一方の端部(シャフト44の端部)に設けられたホームポジションに配置され、該ホームポジションをスタート位置として、印刷要求に応じて、他方の端部に設けられた停止位置までシャフト44に沿って移動される。そして、この移動の際に、印刷ヘッド41が、印刷要求に応じて記録用紙Sに対してインクを吐出する。これにより、印刷ヘッド41によって、1ライン分の画像(ライン画像)が印刷される。なお、ライン画像の幅は、印刷ヘッド41の縦幅(記録用紙Sの搬送方向での幅)に相当する。 【0051】このように、1つのライン画像が印刷されると、搬送ローラ32がプラテン43上の記録用紙Sをライン画像の幅分だけ搬送させる。そして、走査方向が片方向の場合は、この記録用紙Sの搬送の間にインクキャリッジ42がホームポジションに復帰し、次の印刷走査に備える。一方、走査方向が双方向の場合は、停止位置に留まり、停止位置をスタート位置とした先とは移動方向が逆の印刷走査に備える。 【0052】このような印刷走査を繰り返し行うことで、印刷ヘッド41によって、印刷要求に応じた情報が記録用紙Sに印刷される。印刷処理が完了すると、最後に、記録用紙Sは、排紙ローラ51を経て排紙トレイ52上に排出される。 【0053】そして、本印刷装置の注目すべき点は、このようにホストコンピュータ11から印刷データ(画像データ等)に基づく印刷ジョブの要求がなされ、印刷要求にしたがって印刷データの印刷を行うにおいて、ユーザにて印刷時間指定モードが選択されて印刷時間が指定されている場合、この指定された印刷時間に応じて印刷条件を1つ選択して印刷処理を行う点である。 【0054】以下、本印刷装置に具備されたこの印刷時間指定モードについて詳細に説明する。 【0055】印刷時間指定モードでは、ユーザにて印刷物を得るまでに待機できる時間を基に印刷時間が指定され、これを受けて、本印刷装置における上記した図1のCPU1が、ROM3及びRAM4を参照して、指定された印刷時間に応じて複数ある印刷条件の中から1つの印刷条件を選択し、その選択した印刷条件で印刷データの印刷処理を行う。 【0056】ここで、CPU1は、指定された印刷時間に応じて印刷条件を選択するにあたり、指定された印刷時間内で印刷を終了可能な印刷条件が存在する場合はその中で最も高画質の印刷条件を選択する。一般的に印刷にかかる時間が長くなるほど画質は高くなるので、CPU1は、印刷にかかる時間が指定された印刷時間に最も近い印刷条件を選択する。また、CPU1は、該印刷時間内で印刷を終了可能な印刷条件が無い場合は、印刷時間が最も短くなる印刷条件を選択する。 【0057】これにより、ユーザの待ち時間を最大限に生かした高画質の印刷物を得ることができると共に、たとえ、ユーザが指定した印刷時間が短すぎ、指定された時間内で印刷を終了可能な印刷条件が無い場合でも、当該印刷装置で対応可能な最速のスピードで印刷を完了して印刷物を出力することができる。 【0058】CPU1によるこのような指定された印刷時間内で印刷が完了する印刷条件の有無の判断、及び指定された印刷時間内で処理可能な印刷条件が複数存在する場合に、その中で最も画質の高くなる印刷条件の選択は、各印刷条件にて決まる印刷にかかる時間(印刷所要時間)を基に選択される。 【0059】すなわち、本印刷装置の場合、図5に示すように、印刷条件は、走査方向、X解像度、Y解像度の組み合わせによって決定される。本印刷装置の場合、これら3つの条件の組み合わせによって、計12の印刷条件がある。 【0060】走査方向には、必ずホームポジションよりスタートする往路のみ画像の書き込みを行う片方向走査と、往路と復路とにおいて画像の書き込みを行う双方向走査とがある。片方向走査と双方向走査とを比較した場合、時間的には、印刷ヘッド41の復帰時間が必要ない双方向動作が有利であるが、往路と復路との印字ヘッド41の移動方向による影響によるムラが画質に現れるため、片方向走査の方が画質は高い。 【0061】X解像度は印刷ヘッド41の走査方向の解像度であり、Y解像度は記録用紙Sの搬送方向の解像度である。これら各解像度はそれぞれ高くなるほど画質が高くなるが、印刷にかかる時間は長くなる。X解像度は、インクキャリッジ42の移動速度を左右し、図5に示すように、例えばX解像度が150dpiから300dpiになると、インクキャリッジ42の移動速度(キャリッジ速度)は、150dpiの速度の2/3倍の速度となる。また、X解像度が150dpiから600dpiになると、インクキャリッジ42の移動速度(キャリッジ速度)は、150dpiの速度の1/3倍の速度となる。 【0062】一方、Y解像度はパス数を左右し、図5に示すように、例えばY解像度が150dpiから300dpiになると、パス数が2倍となり、600dpiになると、パス数は150dpiの4倍となる。パス数とは、Y解像度を高めるための重ね打ち回数であり、パス数が多くなるほどY解像度が高くなるが、上述したように印刷にかかる時間は長くなる。 【0063】また、印刷時間は、同じ印刷条件、つまり、走査方向、X解像度、Y解像度が全て同じであっても、記録用紙Sのサイズによっても異なり、記録用紙Sのサイズが大きくなるほど長くかかる。 【0064】本印刷装置の場合、双方向走査であって、X解像度及びY解像度共に150dpiの印刷条件が最速となり、片方向走査であって、X解像度及びY解像度共に600dpiの印刷条件が最遅となる。 【0065】CPU1は、ユーザにて印刷時間が指定されると、印刷要求に印刷データと共に含まれている記録用紙Sのサイズ等を考慮すると共に、上記したROM3に予め設定テーブルとして格納されている、各印字条件におけるキャリッジ速度やパス数等を考慮して、各印字条件における印刷所要時間を算出し、指定された印字時間との比較により印字条件を1つ選択する。 【0066】各印字条件における印刷所要時間を算出するにあたり、全ての印刷条件における印刷所要時間を算出して指定された印刷時間と比較してもよいが、ここでは、以下のような手法を採用している。 【0067】上述したように、本印刷装置の場合、双方向走査であって、X解像度及びY解像度共に150dpiの印刷条件が最速となり、片方向走査であって、X解像度及びY解像度共に600dpiの印刷条件が最遅となる。 【0068】したがって、まず、印刷する記録用紙Sのサイズにおける1枚あたりの最速の印刷所要時間Aと最遅の印刷所要時間Bとを算出する。そして、これら最速の印刷所要時間A及び最遅の印刷所要時間Bと、指定された印字時間Tとを比較する。そして、指定された印字時間Tが印刷所要時間Aより小さければ、印刷所要時間Aのこの印刷条件を選択し、指定された印字時間Tが印刷所要時間Bより大きければ、印刷所要時間Bのこの印刷条件を選択する。 【0069】一方、指定された印字時間Tが印刷所要時間Aと印刷所要時間Bとの間に含まれている場合は、上述したように、指定された印刷時間に最も近い印刷所要時間の印刷条件を見つけ出す。なお、時間的に同じ条件が複数ある場合は、その中の1つを優先するように予め定めている。 【0070】ここでは、まず、最速と最遅との間の中間の印刷条件における印刷所要時間を算出し、これを指定された印刷時間と比較して、指定された印刷時間が最速側或いは最遅側の何れにあるかを判断し、指定された印刷時間がある側の印刷条件内でさらに中間の印刷条件における印刷所要時間を算出し、これと指定された印刷時間とを比較して、以降これを繰り返し、指定された印刷所要時間に最も近い印字条件を選択するようになっている。このような方法では、印刷所要時間を算出する対象を減らすことができる。 【0071】また、上記CPU1は、指定された印刷時間内での印刷を終了可能な印刷条件が無い場合、指定された印刷時間内での印刷の終了が不可能である旨を報知するようにもなっている。これにより、ユーザの意図する時間内には印刷物の提供が不可能なことをユーザに明確に報知することができる。 【0072】また、上記CPU1は、指定された印刷時間に応じて選択された印刷条件に基づいて印刷処理を行った場合に要する実印刷時間、つまり算出した印刷所要時間を報知するようにもなっている。これにより、ユーザは実際に印刷が終了する時間を明確に把握することができ、ホストコンピュータ11側で待機している場合は、この実印刷時間に合わせて印刷物を取りに印刷装置側へと出向くことで、時間を一切無駄にすることなく印刷物を取得することができる。また、ユーザは意図する時間内での印刷処理が完了しない場合は、知らされた実印刷時間を基に、印刷を行うか中止するかを選択することが可能となる。 【0073】また、印刷時間の指定は、本印刷装置5に備えられた操作パネル5を用いて行うこともでき、また、ホストコンピュータ11側の入力装置を利用して、インターフェイス2を介して指定することもできる。指定された印刷時間の格納場所は上記RAM4となる。 【0074】そして、本印刷装置では、印刷時間の指定が、印刷する印刷データの頁数及び部数に応じた全体的な印刷時間を指定できるようになっている。これにより、印刷データが複数頁にわたる場合や部数が複数の場合、全頁全部数の印刷にかかる時間をトータル的に指定することが可能となり便利である。 【0075】つまり、ユーザの待ち時間は印刷物を取得するまでに待機可能な時間であって、印刷データが複数頁にわたる場合や部数が複数の場合であっても、たとえ1頁のみの印刷物であっても捕らえ方は同じである。したがって、1頁の印刷物の場合は、たとえ印刷時間の指定が1頁毎にしかできない構成であっても、指定する印刷時間=待ち時間であり問題ないが、複数頁にわたる場合や部数が複数の場合印刷時間する場合は、指定する印刷時間=待ち時間÷(1部の頁数×部数)であり、印刷時間の指定が1頁毎にしかできない構成では甚だ不便であり、このような不便さを解消できる。 【0076】印刷時間がこのようにトータル的に指定された場合、上記CPU1も、上記のように求めた各印刷条件による印刷所要時間に、1部の頁数と必要部数とで決まる枚数Nを掛け、これに、1枚の印刷終了毎に実施されるメンテナンス時間(印刷ヘッド41の清掃等)を加えた時間をトータル印刷所要時間として求め、これと上記トータル的に指定された印刷時間と比較する。 【0077】図6、図7に、上記印刷時間指定モードの手順を示す。ユーザが例えばホストコンピュータ11より印刷モードを選択し、上記した印刷時間指定モードを選択すると(S1)、ホストコンピュータ11の表示画面には、図8に示すような設定画面が表示される。なお、本印刷装置の操作パネル5より指示入力することもできる。 【0078】該設定画面にてユーザが印刷範囲、つまり全ての頁を印刷するのか現在表示されている頁のみを印刷するのかを設定すると(S2)、CPU1は、ユーザによって指定された印刷範囲が、現在の頁のみの1頁であるか、全ての頁であるかどうか判断する(S3、S4)。 【0079】次いで、該設定画面にてユーザが印刷部数を設定すると(S5、S6)、CPU1は、ユーザによって指定された印刷部数を基に、必要に応じて印刷トータル枚数を算出する(S8)。なお、印刷範囲が現在の頁のみで、部数が1の場合は、S7でイエスと判断され、印刷トータル頁数を算出する必要はない。 【0080】そして、該設定画面にてユーザが印刷時間Tを指定すると(S9)、CPU1は、図7のフローチャートにその手順を示す印刷条件選択処理を行い、複数ある印刷条件の中から1つの印刷条件を選択する(S10)。S10にて印刷条件が選択されると、図9に示すように、その印刷条件にて印刷を実施した場合の印刷所要時間である実印刷時間を予測時間として表示画面に表示する(S11)。そして、このとき、印刷を続行するか否かを選択するようになっており、OKが指示されると、そのまま選択した該印刷条件にて印刷処理を行い(S12)、その後、印刷処理を終了する(S13)。なお、ここでキャンセルが指示されると、図6のフローチャートでは記載されていないが、処理を終了する。 【0081】一方、S10において、複数ある印刷条件の中から1つの印刷条件を選択するにおいて、指定された印刷時間内での処理ができず、最速の印刷条件を選択した場合は、S11にて実印刷時間を表示すると共に、図9に示すような画面にて、指定時間内に処理が終了しない旨をメッセージとして表示する。そして、このとき、印刷を続行するか否かを選択するようになっており、OKが指示されると、そのまま選択した該印刷条件にて印刷処理を行い(S12)、その後、印刷処理を終了する(S13)。なお、ここでキャンセルが指示されると、図6のフローチャートでは記載されていないが、処理を終了する。 【0082】上記S10における印刷条件選択処理では、図7のフローチャートに示すように、指定された印刷時間Tと、印刷する記録用紙Sのサイズにおける1枚あたりの最速の印刷所要時間A及び最遅の印刷所要時間Bとを比較する(S21〜S23)。そして、指定された印字時間Tが印刷所要時間Aより小さければ、印刷所要時間Aのこの印刷条件を選択し(S24)、指定された印字時間Tが印刷所要時間Bより大きければ、印刷所要時間Bのこの印刷条件を選択する(S25)。 【0083】一方、指定された印字時間Tが印刷所要時間Aと印刷所要時間Bとの間に含まれている場合は、指定された印刷時間に最も近い印刷所要時間の印刷条件を最適な印刷条件として選択する(S26)。 【0084】 【発明の効果】本発明の印刷装置は、以上のように、印刷条件に基づいて印刷データを印刷処理する印刷装置において、ユーザから指定された印刷時間に応じて複数ある印刷条件の中から1つの印刷条件を選択して印刷データの印刷処理を行う印刷時間指定モードを有することを特徴としている。 【0085】これによれば、ユーザから指定された印刷時間に応じて複数ある印刷条件の中から1つの印刷条件を選択して印刷データの印刷処理を行う印刷時間指定モードが設けられているので、ユーザは、該モードを利用して、自分の待てる時間を印刷時間として指定するだけで、印刷装置側でその印刷時間、つまり待ち時間に適した印刷条件が自動的に選択されて印刷処理が行われ、ユーザは意図する時間内に印刷物を簡単に取得することができる。 【0086】これにより、ユーザ側から印刷時間を指定して所望の時間内で印刷物を得ることのできる印刷装置を提供することができるという効果を奏する。 【0087】また、本発明の印刷装置においては、さらに、上記印刷時間指定モードでは、指定された印刷時間内で印刷を終了可能な最も高画質の印刷条件が選択されることを特徴としている。 【0088】これによれば、印刷時間指定モードでは、ユーザにて指定された印刷時間に応じて印刷条件を選択するにおいて、該印刷時間内で印刷を終了可能な最も高画質の印刷条件を選択するようになっているので、ユーザの待ち時間を最大限に生かした画質の印刷物を得ることができる。 【0089】これにより、ユーザ側から印刷時間を指定して所望の時間内で印刷物を得ることのできると共に、その時間内で最も高画質の印刷物を得ることのできる印刷装置を提供することができるという効果を奏する。 【0090】また、本発明の印刷装置においては、さらに、上記印刷時間指定モードでは、指定された印刷時間内での印刷を終了可能な印刷条件が無い場合、印刷時間が最も短くなる印刷条件が選択されることを特徴としている。 【0091】これによれば、印刷時間指定モードでは、ユーザにて指定された印刷時間に応じて印刷条件を選択するにおいて、該印刷時間内で印刷を終了可能な印刷条件が無い場合、印刷時間が最も短くなる印刷条件が選択されるようになっているので、たとえ、ユーザが指定した印刷時間が短すぎ、指定された時間内で印刷を終了可能な印刷条件が無い場合でも、当該印刷装置で対応可能な最速のスピードで印刷を完了して印刷物を出力することができる。 【0092】これにより、ユーザ側から印刷時間を指定して所望の時間内で印刷物を得ることのできる、または、さらにその時間内で最も高画質の印刷物を得ることのできる印刷装置において、たとえ実施不可能な印刷時間が指定されたとしても、問題なく印刷物を出力することができ、当該印刷装置の利便性をさらに向上させることができるという効果を奏する。 【0093】また、本発明の印刷装置においては、さらに、上記印刷時間指定モードでは、指定された印刷時間内での印刷を終了可能な印刷条件が無い場合、指定された印刷時間内での印刷の終了が不可能である旨が報知されるようになっていること特徴としている。 【0094】これによれば、印刷時間指定モードでは、実施不可能な印刷時間が指定された場合、指定された印刷時間内での印刷の終了が不可能であることが報知されるようになっているので、ユーザの意図する時間内には印刷物の提供が不可能なことをユーザに明確に報知することができる。 【0095】これにより、ユーザ側から印刷時間を指定して所望の時間内で印刷物を得ることのできる、または、さらにその時間内で最も高画質の印刷物を得ることのできる印刷装置において、実施不可能な印刷時間が指定された場合に、ユーザの意図する時間内での印刷物の提供ができない旨をユーザに明確に知らせることができ、当該印刷装置の利便性をさらに向上させることができるという効果を奏する。 【0096】また、本発明の印刷装置においては、さらに、上記印刷時間指定モードでは、指定された印刷時間に応じて選択された印刷条件に基づいて印刷処理を行った場合に要する実印刷時間が報知されるようになっていることを特徴としている。 【0097】これによれば、印刷時間指定モードでは、指定された印刷時間に応じて選択された印刷条件に基づいて印刷処理を行った場合に要する実印刷時間が報知されるようになっているので、ユーザは実際に印刷が終了する時間を明確に把握することができ、例えばこの実印刷時間に合わせて印刷物を取りに印刷装置側へと出向くことで、時間を一切無駄にすることなく印刷物を取得することができる。 【0098】また、指定された印刷時間が実施不可能なもので、ユーザの意図する時間内には印刷が終了しない場合は、知らされた実印刷時間を基に、ユーザが印刷を行うか中止するかを選択することが可能となる。 【0099】これにより、ユーザ側から印刷時間を指定して所望の時間内で印刷物を得ることのできる、または、さらにその時間内で最も高画質の印刷物を得ることのできる印刷装置において、実際の印刷にかかる所要時間をユーザに知らせることができ、当該印刷装置の利便性をさらに向上させることができるという効果を奏する。 【0100】また、本発明の印刷装置においては、さらに、上記印刷時間指定モードでは、印刷する印刷データの頁数及び部数に応じた全体的な印刷時間を指定できるようになっていることを特徴としている。 【0101】これによれば、印刷時間指定モードでは、印刷する印刷データの頁数及び部数に応じた全体的な印刷時間を指定できるようになっているので、印刷データが複数頁にわたる場合や部数が複数の場合、全頁全部数の印刷にかかる時間をトータル的に指定することが可能となる。 【0102】これにより、ユーザ側から印刷時間を指定して所望の時間内で印刷物を得ることのできる、または、さらにその時間内で最も高画質の印刷物を得ることのできる印刷装置において、ユーザが待てる時間をそのまま印刷時間として指定することができ、当該印刷装置の利便性をさらに向上させることができるという効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005049 【氏名又は名称】シャープ株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号
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| 【出願日】 |
平成14年5月24日(2002.5.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080034 【弁理士】 【氏名又は名称】原 謙三
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| 【公開番号】 |
特開2003−341180(P2003−341180A) |
| 【公開日】 |
平成15年12月3日(2003.12.3) |
| 【出願番号】 |
特願2002−150897(P2002−150897) |
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