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【発明の名称】 動画画像プリント装置
【発明者】 【氏名】河岡 芳樹
【住所又は居所】埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写真フイルム株式会社内

【要約】 【課題】記録済動画データから複数コマを抽出してプリントするプリント装置で、取り込み画像範囲を時間計測結果ではなく、画面上の再生画像から決定することができ、より簡単に所望のプリントを得られるようにする動画画像プリント装置を得る。

【解決手段】記録メディアに記録されている動画画像データを読み出し、プリント出力のレイアウト及び画像コマ数を設定し、一覧表示画面24に動画画像ファイルの一覧を表示し、プリントする動画画像ファイルを選択する。選択した動画画像ファイルを動画制御ボタン28を押して確認エリア26で再生させ、再生画像を見ながらプリント開始画像及びプリント終了画像の少なくとも一方を「ここから」ボタン、「ここまで」ボタンを押して設定し、設定された範囲の画像から所定コマ数分の画像を、設定範囲で均等間隔で抽出する。抽出した画像は設定されたレイアウトに配置するように編集され、プリントされる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 記録媒体に記録されているデジタル動画画像データをプリントする動画画像プリント装置であって、記録媒体に記録されているデジタル動画画像データを読み出す動画画像データ読み出し手段と、プリント出力のレイアウト及びコマ数を設定するプリントレイアウト設定手段と、前記記録媒体に記録されている1つ以上の動画画像ファイルの一覧を表示する画像表示手段と、プリントする動画画像ファイルを選択する動画画像ファイル選択手段と、選択した動画画像ファイル内からプリント開始画像及びプリント終了画像の少なくとも一方を設定可能とするプリント画像設定手段と、前記プリント画像設定手段で設定された範囲の画像から前記設定されたコマ数分の画像を抽出するプリント対象画像抽出手段と、前記プリント対象画像抽出手段で抽出した画像を前記設定されたレイアウトに配置するように編集する画像編集手段と、編集された画像をプリントする画像プリント手段と、からなる動画画像プリント装置。
【請求項2】 記録媒体に記録されているデジタル動画画像データをプリントする動画画像プリント装置であって、記録媒体に記録されているデジタル動画画像データを読み出す動画画像データ読み出し手段と、プリント出力のレイアウト及びコマ数を設定するプリントレイアウト設定手段と、前記記録媒体に記録されている1つ以上の動画画像ファイルの一覧を表示する画像表示手段と、プリントする動画画像ファイルを選択する動画画像ファイル選択手段と、選択した動画画像ファイル内から少なくともプリントすべき特定画像を設定可能とするプリント画像設定手段と、前記プリント画像設定手段で設定された特定画像を含んだ前記設定されたコマ数分の画像を抽出するプリント対象画像抽出手段と、前記プリント対象画像抽出手段で抽出した画像を前記設定されたレイアウトに配置するように編集する画像編集手段と、編集された画像をプリントする画像プリント手段と、からなる動画画像プリント装置。
【請求項3】 記録媒体に記録されているデジタル動画画像データをプリントする動画画像プリント装置であって、記録媒体に記録されているデジタル動画画像データを読み出す動画画像データ読み出し手段と、プリント出力のレイアウト及びコマ数を設定するプリントレイアウト設定手段と、前記記録媒体に記録されている1つ以上の動画画像ファイルの一覧を表示する画像表示手段と、プリントする動画画像ファイルを選択する動画画像ファイル選択手段と、選択した動画画像ファイル内からプリント開始画像及びプリント終了画像の少なくとも一方を設定可能とし、設定した範囲内で少なくともプリントすべき特定画像を設定可能とするプリント画像設定手段と、前記プリントすべき特定画像が設定された場合には、前記プリント画像設定手段で設定された範囲で前記特定画像を含んだ前記設定されたコマ数分の画像を抽出するプリント対象画像抽出手段と、前記プリント対象画像抽出手段で抽出した画像を前記設定されたレイアウトに配置するように編集する画像編集手段と、編集された画像をプリントする画像プリント手段と、からなる動画画像プリント装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ、デジタルカメラ、カメラ付携帯電話などで撮像した動画画像を、静止画に分解してプリントする動画画像プリント装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラ、デジタルカメラ、カメラ付携帯電話等の撮像装置で撮像した動画画像を静止画に分解してプリントする方法は、例えば特許第2833010号に開示されている。この公報には、VTRなどの動画映像を複数コマに取り込んで分解写真としてプリントするプリント装置が記載されており、複数コマの取り込みに関しては、取り込みたい映像の取り込み対象時間、取り込みコマ数を指定することで、操作者の取り込み開始指示から分解写真用画像を必要数取り込み、プリントを行う方法が記載されている。
【0003】しかし、動画シーンによっては、分解写真を得たい場面がどれくらいの長さの取り込み対象時間を要するのか不明な場合がある。また、実際のところ、再生動画シーンのなかで最も得たい画像部分を中心に前後の画像も合わせてプリントしたいという要望も強い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情を考慮して、記録済動画データから複数コマを抽出してプリントするプリント装置で、取り込み画像範囲を時間計測結果ではなく、画面上の再生画像から決定することができ、より簡単に所望のプリントを得られるようにする動画画像プリント装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、記録媒体に記録されているデジタル動画画像データをプリントする動画画像プリント装置であって、記録媒体に記録されているデジタル動画画像データを読み出す動画画像データ読み出し手段と、プリント出力のレイアウト及びコマ数を設定するプリントレイアウト設定手段と、前記記録媒体に記録されている1つ以上の動画画像ファイルの一覧を表示する画像表示手段と、プリントする動画画像ファイルを選択する動画画像ファイル選択手段と、選択した動画画像ファイル内からプリント開始画像及びプリント終了画像の少なくとも一方を設定可能とするプリント画像設定手段と、前記プリント画像設定手段で設定された範囲の画像から前記設定されたコマ数分の画像を抽出するプリント対象画像抽出手段と、前記プリント対象画像抽出手段で抽出した画像を前記設定されたレイアウトに配置するように編集する画像編集手段と、編集された画像をプリントする画像プリント手段と、からなる動画画像プリント装置、からなる。
【0006】請求項1の本発明によれば、動画画像データ読み出し手段が記録媒体に記録されているデジタル動画画像データを読み出し、プリントレイアウト設定手段がプリント出力のレイアウト及びプリント出力の画像コマ数を設定する。画像表示手段が記録媒体に記録されている1つ以上の動画画像ファイルの一覧を表示する。「1つ以上」であるから、複数の動画画像ファイルが記録されていればその複数のファイルの一覧が表示される。動画画像ファイル選択手段が動画画像ファイルの一覧の中からプリントする動画画像ファイルを選択する。
【0007】プリント画像設定手段が動画画像ファイル選択手段で選択した動画画像ファイルの中からプリント開始画像及びプリント終了画像の少なくとも一方を設定することができる。したがって、プリント開始画像のみを設定することもできるし、プリント終了画像のみを設定することもでき、プリント開始画像及びプリント終了画像の両方を設定することもできる。プリント開始画像のみを設定した場合、そのプリント開始画像から当該ファイルの最後の画像までがプリント対象となる。プリント終了画像のみを設定した場合、当該ファイルの最初の画像からそのプリント終了画像までがプリント対象となる。プリント開始画像もプリント終了画像も設定しないこともできるが、この場合は当該ファイルの全部の画像がプリント対象となる。
【0008】プリント対象画像抽出手段は、前記プリント画像設定手段で設定された範囲の画像から前記プリントレイアウト設定手段で設定されたコマ数分の画像を抽出する。抽出は、設定された範囲の画像を均等間隔で所定コマ数分抽出するか、設定された範囲の画像で特定シーンを重み付けして所定コマ数分抽出する。
【0009】画像編集手段は、前記プリント対象画像抽出手段で抽出した画像を前記プリントレイアウト設定手段で設定されたレイアウトに配置するように編集する。画像プリント手段は、画像編集手段で編集された画像をプリントする。
【0010】請求項2の本発明は、記録媒体に記録されているデジタル動画画像データをプリントする動画画像プリント装置であって、記録媒体に記録されているデジタル動画画像データを読み出す動画画像データ読み出し手段と、プリント出力のレイアウト及びコマ数を設定するプリントレイアウト設定手段と、前記記録媒体に記録されている1つ以上の動画画像ファイルの一覧を表示する画像表示手段と、プリントする動画画像ファイルを選択する動画画像ファイル選択手段と、選択した動画画像ファイル内から少なくともプリントすべき特定画像を設定可能とするプリント画像設定手段と、前記プリント画像設定手段で設定された特定画像を含んだ前記設定されたコマ数分の画像を抽出するプリント対象画像抽出手段と、前記プリント対象画像抽出手段で抽出した画像を前記設定されたレイアウトに配置するように編集する画像編集手段と、編集された画像をプリントする画像プリント手段と、からなる動画画像プリント装置、からなる。
【0011】請求項2の本発明によれば、動画画像データ読み出し手段と、プリントレイアウト設定手段と、画像表示手段と、動画画像ファイル選択手段と、についての作用は請求項1の作用で述べたものと同様である。
【0012】プリント画像設定手段は、動画画像ファイル選択手段で選択した動画画像ファイルの中から少なくともプリントすべき特定画像を設定することができる。
【0013】プリント対象画像抽出手段は、前記プリント画像設定手段で設定された特定画像を含んだ、前記プリントレイアウト設定手段で設定されたコマ数分の画像を抽出する。抽出は、プリントすべき特定画像を中心として前後に、又は前、後に、あらかじめ決められた時間分を抽出対象とすることができる。
【0014】画像編集手段は、前記プリント対象画像抽出手段で抽出した画像を前記プリントレイアウト設定手段で設定されたレイアウトに配置するように編集する。画像プリント手段は、画像編集手段で編集された画像をプリントする。
【0015】請求項3の本発明は、記録媒体に記録されているデジタル動画画像データをプリントする動画画像プリント装置であって、記録媒体に記録されているデジタル動画画像データを読み出す動画画像データ読み出し手段と、プリント出力のレイアウト及びコマ数を設定するプリントレイアウト設定手段と、前記記録媒体に記録されている1つ以上の動画画像ファイルの一覧を表示する画像表示手段と、プリントする動画画像ファイルを選択する動画画像ファイル選択手段と、選択した動画画像ファイル内からプリント開始画像及びプリント終了画像の少なくとも一方を設定可能とし、設定した範囲内で少なくともプリントすべき特定画像を設定可能とするプリント画像設定手段と、前記プリントすべき特定画像が設定された場合には、前記プリント画像設定手段で設定された範囲で前記特定画像を含んだ前記設定されたコマ数分の画像を抽出するプリント対象画像抽出手段と、前記プリント対象画像抽出手段で抽出した画像を前記設定されたレイアウトに配置するように編集する画像編集手段と、編集された画像をプリントする画像プリント手段と、からなる動画画像プリント装置、からなる。
【0016】請求項3の本発明によれば、動画画像データ読み出し手段と、プリントレイアウト設定手段と、画像表示手段と、動画画像ファイル選択手段と、についての作用は請求項1の作用で述べたものと同様である。
【0017】プリント画像設定手段は、動画画像ファイル選択手段で選択した動画画像ファイル内からプリント開始画像及びプリント終了画像の少なくとも一方を設定することができ、設定した範囲内で少なくともプリントすべき特定画像を設定することができる。したがって、プリント開始画像のみを設定することもできるし、プリント終了画像のみを設定することもでき、プリント開始画像及びプリント終了画像の両方を設定することもできる。プリント開始画像のみを設定した場合、そのプリント開始画像から当該ファイルの最後の画像までがプリント対象となる。プリント終了画像のみを設定した場合、当該ファイルの最初の画像からそのプリント終了画像までがプリント対象となる。プリント開始画像もプリント終了画像も設定しないこともできるが、この場合は当該ファイルの全部の画像がプリント対象となる。また、プリント開始画像、プリント終了画像について設定した範囲内で少なくともプリントすべき特定画像を設定することができる。このプリントすべき特定画像は設定してもよいし、設定しなくてもよい。
【0018】プリント対象画像抽出手段は、前記プリントすべき特定画像が設定された場合には、前記プリント画像設定手段で設定された範囲で前記特定画像を含んだ、前記プリントレイアウト設定手段で設定されたコマ数分の画像を抽出する。なお、前記特定画像の前後を重み付け抽出して所定コマ数分画像抽出してもよい。
【0019】画像編集手段は、前記プリント対象画像抽出手段で抽出した画像を前記プリントレイアウト設定手段で設定されたレイアウトに配置するように編集する。画像プリント手段は、画像編集手段で編集された画像をプリントする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って、本発明に係る動画画像プリント装置の第1の実施の形態について詳説する。本形態では、デジタルカメラで撮影してモーションJPEGの形式で記録されたデジタル動画画像データから所望の静止画画像をプリントする例について説明する。
【0021】図1は本発明に係るプリンタ2の構成を示すブロック図である。
【0022】同図に示すように、このプリンタ2は、主として記録メディア挿入口4、メディアインターフェース6、メモリ8、システムメモリ10、タッチパネルモニタ12、入力コントローラ14、表示コントローラ16、CPU18、プリントエンジン20、バス22から構成されている。
【0023】このプリンタ2は、デジタルカメラにおいて使用されている記録メディアが挿入される記録メディア挿入口4を有し、この記録メディア挿入口4に挿入された記録メディアから動画画像ファイルを取り込むことができるようになっている。
【0024】記録メディアが記録メディア挿入口4に挿入された後、記録メディアに記録されている動画画像ファイルがメディアインターフェース6、バス22を介してCPU18の指示に従い、必要箇所に送られる。メモリ8は表示画像データやプリント画像データを生成するために一時的に画像データを記憶しておくところである。システムメモリ10はROM等からなり、システムファイルを保存しておくところである。タッチパネルモニタ12は操作部及び表示画面(詳細は図2参照)を有しており、表示コントローラ16によって表示がされるようになっている。タッチパネルモニタ12の操作部を操作すると入力コントローラ14が作動して入力が実行される。CPU18は種々の制御を行うほか、モーションJPEG形式で圧縮して記録されていた画像データを伸長したりする。プリントエンジン20はプリントを実行させるためのものである。
【0025】図2はタッチパネルモニタ12の操作部及び表示画面を示した図である。タッチパネルモニタ12の右側には、動画画像ファイルの一覧表示がされる一覧表示画面24が形成されている。タッチパネルモニタ12の左側上部には、確認エリア26が形成されており、選択した動画画像ファイルの再生表示等を行う。確認エリア26の底部にはスクロールバーが設けられており、再生中に、表示されている場面が当該動画画像ファイル全体のどのあたりのものかを示している。確認エリア26の下方には、動画制御ボタン28が形成されている。動画制御ボタン28は、戻し、スタート/ストップ、早送りの各ボタンからなる。早送りボタンは、画面停止中に押すとコマ送りモードになり、画面再生中に押すと早送りモードになる。確認エリア26の右下隅には、回転ボタン30が形成されている。回転ボタン30を操作することによって表示画像の縦・横回転がされる。
【0026】動画制御ボタン28の下方には、「決定的瞬間」ボタン、「ここから」ボタン、「ここまで」ボタン、「プレビュー」ボタンが形成されている。「決定的瞬間」ボタンは、確認エリア26に表示されている画像をプリント対象として指定したいときに、この「決定的瞬間」ボタンを押すことによってその表示されている画像がプリント対象として指定される。「ここから」ボタン、「ここまで」ボタンは、実際にプリントする開始点、終了点タイミングを設定するためのボタンである。開始点、終了点が設定されない場合は、それぞれ当該選択した動画画像ファイルの先頭、最後が指定されたものとする。「決定的瞬間」ボタンを押し、かつ「ここから」ボタン及び「ここまで」ボタンの少なくとも一方を押すこともできる。この場合は、決定的瞬間の特定画像を含み、かつ「ここから」ボタン、「ここまで」ボタンで指定された範囲の画像がプリント対象とされる。「プレビュー」ボタンは、これを押すことによって実際にプリントする前にレイアウト済みプリントを確認できる。
【0027】なお、プリント出力のレイアウト、コマ数の設定は図示しない操作ボタンで行うことができ、コマ数が示されたレイアウトのフォーマットがシステムメモリ10に予め記憶されているので、上記操作ボタンを操作してプリントしたいフォーマットを選択する。選択の際には確認エリア26でレイアウトフォーマットを表示させて好みのレイアウトを選ぶ。
【0028】プリント店で使用するプリンタ2で動画画像データから所望の静止画画像をプリントする手順を説明する。図5は、プリンタ2で動画画像データから所望の静止画画像をプリントする手順を示したフローチャートである。この例は、スキーや運動会の模様を撮影して得た動画画像データをプリントするのに適している。なお、本形態は、デジタルカメラで撮影されてモーションJPEGの形式で動画が記録されている場合であるので、動画は静止画が電子紙芝居状態で再生された状態で成立している。
【0029】まず、プリンタ2の動画プリントボタン(図示せず)を選択してプリンタ2を動画プリントを行うモードにセットする(ステップ32)。
【0030】次に、図示しない操作ボタンを操作して出力レイアウトを選択する(ステップ34)。出力レイアウトは数種類のフォーマットが上述のように予めシステムメモリ10に記憶されている。例えば、図3(a)〜(d)に示すフォーマットが記憶されている。図3に示される例の他にも、10分割や16分割の縦、横フォーマットを設けてもよい。フォーマットの欄外には撮影年月日が印字されるようになっている。
【0031】用紙サイズを選択する(ステップ36)。用紙サイズは、例えば、Lサイズ、2Lサイズ、3Lサイズが用意される。
【0032】記録メディアの種類を選択する(ステップ38)。確認エリア26に対応可能機種が表示されるので、その中から図示しない操作ボタンを操作して選択する。
【0033】記録メディアが記録メディア挿入口4に挿入されると、記録メディアに記録されている動画画像ファイルのインデックスが一覧表示画面24に表示される(ステップ40)。一覧表示画面24には動画画像ファイルの最初のコマが表示されるようになっている。
【0034】操作者が図示しない操作ボタンでインデックスからプリントしたい動画画像ファイルを選択すると、その選択した動画画像ファイルを動画制御ボタン28を押して再生して内容を確認する。インデックスからは、複数の動画画像ファイルを選択することが可能である。ある動画画像ファイルを再生中に別の動画画像ファイルを選択すると、新しく選択した動画画像ファイルを確認再生する。
【0035】動画画像ファイル再生中にプリント開始点、終了点を「ここから」ボタン、「ここまで」ボタンを押して指定する。指定したら指定区間内ですでに選択したレイアウトのコマ数の画像を均等間隔で抽出してプリント対象にし、それ以外の画像は間引かれる。プリント開始点、終了点が指定されない場合は、全動画時間が指定された状態になり、全動画時間を均等間隔にして所定コマ数分抽出して残りのコマは間引かれる。なお、プリント開始点からのシーンを重み付け抽出して所定コマ分抽出し、残りのコマを間引くようにしてもよい。
【0036】プリント開始点、終了点を指定した上で、決定的瞬間画像(例えば、スキーでターンしているシーンや運動会のかけっこでゴールする瞬間など)を指定してプリントしたい場合は、指定区間内で「決定的瞬間」ボタンを押して指定した画像がプリントされるように画像を抽出し、「決定的瞬間」画像の前後数枚の画像を重み付けして画像抽出し、残りの画像は間引かれてコマ調整される。なお、プリント開始点、終了点が指定されない場合も前述のように指定されたと同様の区間ができるので、その区間内で決定的瞬間画像の指定した画像がプリントされるように画像を抽出し、「決定的瞬間」画像の前後数枚の画像を重み付けして画像抽出し、残りの画像は間引かれてコマ調整される。
【0037】抽出された画像は、すでに選択されたレイアウトに合うようにCPU18の指示に基づきシステムメモリ10内のソフトウエアに従ってメモリ8上で編集される。必要に応じてプレビューボタンを押して確認エリア26で予めプリント状態を確認する。プリント枚数が決定され(ステップ42)、課金手続がされると(ステップ44)、編集された画像データがプリントエンジン20に移送されてプリントされる(ステップ46)。
【0038】第1の実施の形態のプリンタにより、デジタル動画画像データから画面上の再生画像を見ながら欲しいシーンの分解画像プリントを容易に得られ、動画撮影者は新たなプリントの楽しみ方を享受できる。
【0039】第2の実施の形態を図6を用いて説明する。本形態で使用するプリンタ2、タッチパネルモニタ12は第1の実施の形態のものと同様であるので説明を省略する。
【0040】図6は、プリント店で使用するプリンタ2で動画画像データから所望の決定的瞬間の静止画画像をプリントする手順を示したフローチャートである。この例は、例えば、ゴルフスイングの模様を撮影して得た動画画像データをプリントするのに適している。なお、本形態も、デジタルカメラで撮影されてモーションJPEGの形式で動画が記録されている場合である。
【0041】ステップ48〜ステップ54は、それぞれ第1の実施の形態のステップ32〜ステップ38と同様であるので説明を省略する。
【0042】記録メディアが記録メディア挿入口4に挿入されると、記録メディアに記録されている動画画像ファイルのインデックスが一覧表示画面24に表示される(ステップ56)。一覧表示画面24には動画画像ファイルの最初のコマが表示されるようになっている。
【0043】操作者が図示しない操作ボタンでインデックスからプリントしたい動画画像ファイルを選択すると、その選択した動画画像ファイルを動画制御ボタン28を押して再生して内容を確認する。インデックスからは、複数の動画画像ファイルを選択することが可能である。ある動画画像ファイルを再生中に別の動画画像ファイルを選択すると、新しく選択した動画画像ファイルを確認再生する。
【0044】動画画像ファイル再生中に、決定的瞬間画像(例えば、ゴルフのスイングする瞬間など)を指定してプリントしたい場合は、決定的瞬間の中心となる画像を「決定的瞬間」ボタンを押して指定する。指定された画像はプリントする一連のコマの中心画像となる。指定された中心画像がプリントされるように画像を抽出し、その中心画像から予め決められた前後の時間をプリント対象として画像を抽出する。残りの画像は間引かれてコマ調整される。
【0045】抽出された画像は、すでに選択されたレイアウトに合うようにCPU18の指示に基づきシステムメモリ10内のソフトウエアに従ってメモリ8上で編集される。必要に応じてプレビューボタンを押して確認エリア26で予めプリント状態を確認する。プリント枚数が決定され(ステップ58)、課金手続がされると(ステップ60)、編集された画像データがプリントエンジン20に移送されてプリントされる(ステップ62)。本実施の形態でのプリント例を図4に示す。このプリント例では、最も振りかぶった画像が中心画像となっている。
【0046】第2の実施の形態のプリンタにより、デジタル動画画像データから画面上の再生画像を見ながら決定的瞬間の画像を中心としたシーンの分解画像プリントを容易に得られ、動画撮影者は新たなプリントの楽しみ方を享受できる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、動画画像の中からプリントしたい画像を画面上の再生画像から決定することができ、より簡単に所望のプリントを得ることができる。
【出願人】 【識別番号】000005201
【氏名又は名称】富士写真フイルム株式会社
【住所又は居所】神奈川県南足柄市中沼210番地
【出願日】 平成14年5月30日(2002.5.30)
【代理人】 【識別番号】100083116
【弁理士】
【氏名又は名称】松浦 憲三
【公開番号】 特開2003−341172(P2003−341172A)
【公開日】 平成15年12月3日(2003.12.3)
【出願番号】 特願2002−156656(P2002−156656)