| 【発明の名称】 |
印刷装置、印刷装置の制御方法、および印刷装置を制御する方法、データ処理装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】横田 雅之 【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】装着された用紙幅より小さいサイズの縁無し印刷結果を得ることを可能とすること。
【解決手段】印刷済記録紙をカットする第1カッター、カットされた記録紙をカットと直角方向にカットする第2カッターを有する印刷装置の制御方法であって、複数画像データを入力し、縁なし印刷を実現するために、各画像データの表す大きさを、あらかじめ設定された記録材上の領域のサイズから所定の設定量がはみ出すように変倍処理し、第1カッターのカット方向に配置される変倍処理された各画像の隣接する端部で、はみ出し量相当部分を削除し、削除され切り詰められた変倍処理された画像データを所定の配置にしたがって合成して印刷用の合成画像を形成し、合成画像中の各画像境界の前後をカットする情報を含むカット指示コマンドを生成し、合成画像データとカット指示コマンドを印刷装置に送信する。これにより、カットされた印刷済記録紙として縁無し印刷を得る。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 印刷された記録紙を印刷時の記録紙の搬送方向と直角な第1のカット・ラインでカット可能な第1のカット手段、該第1のカット手段によりカットされた記録紙を前記第1のカット手段による第1のカット・ラインと直角な方向の第2のカット・ラインでカット可能な第2のカット手段、を有する印刷装置を制御する方法において、複数の画像を入力する入力ステップと、前記入力ステップで入力した複数のそれぞれの画像データの表す大きさを、縁なし印刷を実現するために、前記画像データが表す画像を印刷するあらかじめ設定された記録材上の領域のサイズからあらかじめ設定した量がはみ出すように、前記複数のそれぞれの画像データを変倍処理して印刷用画像データを生成する画像生成ステップと、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の隣接する端部で、前記画像生成ステップにおける変倍処理のあらかじめ設定したはみ出し量に相当する部分の一部を除いた残りの領域部分を含んだ各印刷用画像データをあらかじめ定められた配置にしたがって、前記第1のカット・ラインの延在方向に合成し、印刷用の合成画像を形成するステップと、前記合成画像の印刷された記録材に対するカット位置を含むカット情報として、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の境界の近傍で、前記境界の前後をカットする情報を含むカット指示コマンドを生成するステップと、前記印刷用の合成画像データと前記カット指示コマンドを印刷装置に送信するステップを備え、前記印刷用の合成画像データと前記カット指示コマンドとを受けた前記印刷装置が、前記印刷用合成画像データを記録材上に印刷して、前記合成画像データに基づいて該印刷された記録材を前記第1のカット手段によってカットし、前記第1のカット手段によってカットされた後の記録材を前記カット指示コマンドに基づいて前記第2のカット手段でカットすることにより、前記第2のカット手段でカットされた後の記録材には前記入力ステップで入力した各画像データの1つのみが記録されるとともに前記印刷用合成画像の各画像の境界部分を含まないようにすることを特徴とする印刷装置を制御する方法。 【請求項2】 印刷された記録紙を印刷時の記録紙の搬送方向と直角な第1のカット・ラインでカット可能な第1のカット手段、該第1のカット手段によりカットされた記録紙を前記第1のカット手段による第1のカット・ラインと直角な方向の第2のカット・ラインでカット可能な第2のカット手段、を有する印刷装置の印刷制御方法において、印刷用の合成された画像データであって、該印刷用の合成画像データは、複数のそれぞれの画像データの表す大きさを、縁なし印刷を実現するために、前記画像データが表す画像を印刷するあらかじめ設定された記録材上の領域のサイズからあらかじめ設定した量がはみ出すように変倍処理され、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の隣接する端部で、前記変倍処理のあらかじめ設定したはみ出し量に相当する部分の一部を除いた残りの領域部分を含んだ画像データを、あらかじめ定められた配置にしたがって、前記第1のカット・ラインの延在方向に合成した印刷用の合成画像データ、を入力する第1の入力ステップと、前記印刷用合成画像データに対応して生成されているカット指示コマンドであって、該カット指示コマンドは、前記合成画像の印刷された記録材に対するカット位置を含むカット情報として、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の境界の近傍で、前記境界の前後をカットする情報を含むカット指示コマンド、を入力する第2の入力ステップと、前記第1と第2の入力ステップで入力したそれぞれのデータに基づいて、前記印刷用の合成画像データを用紙上に縁無し印刷する処理を実行する印刷ステップと、前記印刷用画像データに基づいて、前記印刷ステップで印刷中あるいは印刷した印刷領域を含む用紙の搬送方向の先端部と後端部を前記第1のカット手段でカットするように制御する第1のカット・ステップと、前記第1のカット・ステップでカットされた印刷済み用紙を、前記カット指示コマンドに基づいて、前記第2のカット手段でカットするように制御する第2のカット・ステップとを備え、前記第1と第2のカット手段によってカットされた後のそれぞれの記録材には前記入力ステップで入力した合成画像データを構成する1つの画像のみが記録されているとともに前記印刷用合成画像の各画像の境界部分を含まないことを特徴とする印刷装置の印刷制御方法。 【請求項3】 印刷された記録紙を印刷時の記録紙の搬送方向と直角な第1のカット・ラインでカット可能な第1のカット手段、該第1のカット手段によりカットされた記録紙を前記第1のカット手段による第1のカット・ラインと直角な方向の第2のカット・ラインでカット可能な第2のカット手段、を有する印刷装置を制御するデータ処理装置において、複数の画像を入力する入力手段と、前記入力手段で入力した複数のそれぞれの画像データの表す大きさを、縁なし印刷を実現するために、前記画像データが表す画像を印刷するあらかじめ設定された記録材上の領域のサイズからあらかじめ設定した量がはみ出すように、前記複数のそれぞれの画像データを変倍処理して印刷用画像データを生成する画像生成手段と、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の隣接する端部で、前記画像生成手段における変倍処理のあらかじめ設定したはみ出し量に相当する部分の一部を除いた残りの領域部分を含んだ各印刷用画像データをあらかじめ定められた配置にしたがって、前記第1のカット・ラインの延在方向に合成し、印刷用の合成画像を形成する手段と、前記合成画像の印刷された記録材に対するカット位置を含むカット情報として、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の境界の近傍で、前記境界の前後をカットする情報を含むカット指示コマンドを生成する手段と、前記印刷用の合成画像データと前記カット指示コマンドを印刷装置に送信する手段を備え、前記印刷用の合成画像データと前記カット指示コマンドとを受けた前記印刷装置が、前記印刷用合成画像データを記録材上に印刷して、前記合成画像データに基づいて該印刷された記録材を前記第1のカット手段によってカットし、前記第1のカット手段によってカットされた後の記録材を前記カット指示コマンドに基づいて前記第2のカット手段でカットすることにより、前記第2のカット手段でカットされた後の記録材には前記入力手段で入力した各画像データの1つのみが記録されるとともに前記印刷用合成画像の各画像の境界部分を含まないようにすることを特徴とするデータ処理装置。 【請求項4】 印刷された記録紙を印刷時の記録紙の搬送方向と直角な第1のカット・ラインでカット可能な第1のカット手段、該第1のカット手段によりカットされた記録紙を前記第1のカット手段による第1のカット・ラインと直角な方向の第2のカット・ラインでカット可能な第2のカット手段、を有する印刷装置において、(1)印刷用の合成された画像データであって、該印刷用の合成画像データは、複数のそれぞれの画像データの表す大きさを、縁なし印刷を実現するために、前記画像データが表す画像を印刷するあらかじめ設定された記録材上の領域のサイズからあらかじめ設定した量がはみ出すように変倍処理され、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の隣接する端部で、前記変倍処理のあらかじめ設定したはみ出し量に相当する部分の一部を除いた残りの領域部分を含んだ画像データを、あらかじめ定められた配置にしたがって、前記第1のカット・ラインの延在方向に合成した印刷用の合成画像データ、(2)前記印刷用合成画像データに対応して生成されているカット指示コマンドであって、該カット指示コマンドは、前記合成画像の印刷された記録材に対するカット位置を含むカット情報として、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の境界の近傍で、前記境界の前後をカットする情報を含むカット指示コマンド、を入力する入力手段と、前記入力手段で入力したそれぞれのデータに基づいて、前記印刷用の合成画像データを用紙上に縁無し印刷する処理を実行する印刷手段と、前記印刷用画像データに基づいて、前記印刷手段で印刷中あるいは印刷した印刷領域を含む用紙の搬送方向の先端部と後端部を前記第1のカット手段でカットするように制御する第1のカット制御手段と、前記第1のカット手段でカットされた印刷済み用紙を、前記カット指示コマンドに基づいて、前記第2のカット手段でカットするように制御する第2のカット制御手段とを備え、前記第1と第2のカット手段によってカットされた後のそれぞれの記録材には前記入力手段で入力した合成画像データを構成するの1つの画像のみが記録されているとともに前記印刷用合成画像の各画像の境界部分を含まないことを特徴とする印刷装置。 【請求項5】 印刷された記録紙を印刷時の記録紙の搬送方向と直角な第1のカット・ラインでカット可能な第1のカット手段、該第1のカット手段によりカットされた記録紙を前記第1のカット手段による第1のカット・ラインと直角な方向の第2のカット・ラインでカット可能な第2のカット手段、を有する印刷装置を制御するプログラムにおいて、複数の画像を入力する入力ステップと、前記入力ステップで入力した複数のそれぞれの画像データの表す大きさを、縁なし印刷を実現するために、前記画像データが表す画像を印刷するあらかじめ設定された記録材上の領域のサイズからあらかじめ設定した量がはみ出すように、前記複数のそれぞれの画像データを変倍処理して印刷用画像データを生成する画像生成ステップと、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の隣接する端部で、前記画像生成ステップにおける変倍処理のあらかじめ設定したはみ出し量に相当する部分の一部を除いた残りの領域部分を含んだ各印刷用画像データをあらかじめ定められた配置にしたがって、前記第1のカット・ラインの延在方向に合成し、印刷用の合成画像を形成するステップと、前記合成画像の印刷された記録材に対するカット位置を含むカット情報として、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の境界の近傍で、前記境界の前後をカットする情報を含むカット指示コマンドを生成するステップと、前記印刷用の合成画像データと前記カット指示コマンドを印刷装置に送信するステップとを実行し、前記印刷用の合成画像データと前記カット指示コマンドとを受けた前記印刷装置が、前記印刷用合成画像データを記録材上に印刷して、前記合成画像データに基づいて該印刷された記録材を前記第1のカット手段によってカットし、前記第1のカット手段によってカットされた後の記録材を前記カット指示コマンドに基づいて前記第2のカット手段でカットすることにより、前記第2のカット手段でカットされた後の記録材には前記入力ステップで入力した各画像データの1つのみが記録されるとともに前記印刷用合成画像の各画像の境界部分を含まないようにするプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 【請求項6】 請求項5に記載の記憶媒体において、前記記憶媒体として、サーバ・コンピュータおよびクライアント・コンピュータが読むことができるプログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスク、ハード・ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ・カード、ROMを用いることを特徴とする記憶媒体。 【請求項7】 請求項5又は6に記載の記憶媒体において、前記記憶媒体は、サーバ・コンピュータおよびクライアント・コンピュータに着脱可能であることを特徴とする記憶媒体。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置、印刷装置の制御方法、および印刷装置を制御する方法、データ処理装置に関し、より詳細には2つのカッターを備えた印刷装置を使用して、最終的に縁無し印刷がされているカット済み用紙が出力されるようにする印刷装置、印刷装置の制御方法、および印刷装置を制御する方法、データ処理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、第1のカッターと第2のカッターを有する印刷装置で、用紙サイズと同一サイズの縁なし印刷を2つのカッターを使用して行う印刷装置が存在した。また1つのカッターを有する印刷装置で、用紙の搬送方向の左右にはみ出して印刷した後に、印刷領域の搬送方向の先端と後端を縁なしになるようにカットする印刷装置が存在した。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のカッターを備えた印刷装置において、印刷結果のサイズ、正確に言えば、四辺形の一方のサイズは用紙の寸法によって決定され、所望のサイズの印刷結果を得るためにはその所望のサイズを有する用紙を使用するしか他に方法がなかった。したがって、所望のサイズが異なる毎に、印刷装置に装填する用紙を変更する煩わしさがあった。また、従来の第1のカッターと第2のカッターを有する印刷装置においても、その印刷装置に装着された用紙幅より小さいサイズの印刷結果を得るために、複数の画像を合成してその合成画像を印刷した後、そのカット位置を指示してカットし、最終的に縁なし印刷を実現するようなことは行われていない。その結果、従来のカッターを備えた印刷装置では、縁無し印刷結果を得る場合に、用紙の変更の煩わしさと用紙の無駄を共に解決することができないという問題があった。また、このような問題を解決した印刷装置およびその制御ソフトウェアも存在しなかった。 【0004】本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、印刷用紙をその搬送方向の直交する方向にカットする第1のカッターと、第1のカッターのカット・ラインと直交する方向にカットする第2のカッターを有した印刷装置であって、その印刷装置に装着された用紙幅(搬送方向と直角な方向の寸法)より小さいサイズの縁無し印刷結果を得ることを可能とする印刷装置、印刷装置の制御方法、およびこのような印刷装置を制御する方法、データ処理装置を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、印刷された記録紙を記録紙の印刷時の搬送方向と直角な第1のカット・ラインでカット可能な第1のカット手段、該第1のカット手段によりカットされた記録紙を前記第1のカット手段による第1のカット・ラインと直角な方向の第2のカット・ラインでカット可能な第2のカット手段、を有する印刷装置を制御する方法において、複数の画像を入力する入力ステップと、前記入力ステップで入力した複数のそれぞれの画像データの表す大きさを、縁なし印刷を実現するために、前記画像データが表す画像を印刷するあらかじめ設定された記録材上の領域のサイズからあらかじめ設定した量がはみ出すように、前記複数のそれぞれの画像データを変倍処理して印刷用画像データを生成する画像生成ステップと、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の隣接する端部で、前記画像生成ステップにおける変倍処理のあらかじめ設定したはみ出し量に相当する部分の一部を除いた領域部分を含んだ各印刷用画像データをあらかじめ定められた配置にしたがって、前記第1のカット・ラインの延在方向に合成し、印刷用の合成画像を形成するステップと、前記合成画像の印刷された記録材に対するカット位置を含むカット情報として、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の境界の近傍で、前記境界の前後をカットする情報を含むカット指示コマンドを生成するステップと、前記印刷用の合成画像データと前記カット指示コマンドを印刷装置に送信するステップを備え、前記印刷用の合成画像データと前記カット指示コマンドとを受けた前記印刷装置が、前記印刷用合成画像データを記録材上に印刷して、前記合成画像データに基づいて該印刷された記録材を前記第1のカット手段によってカットし、前記第1のカット手段によってカットされた後の記録材を前記カット指示コマンドに基づいて前記第2のカット手段でカットすることにより、前記第2のカット手段でカットされた後の記録材には前記入力ステップで入力した各画像データの1つのみが記録されるとともに前記印刷用合成画像の各画像の境界部分を含まないようにすることを特徴とする。 【0006】また、請求項2に記載の発明は、印刷された記録紙を印刷時の記録紙の搬送方向と直角な第1のカット・ラインでカット可能な第1のカット手段、該第1のカット手段によりカットされた記録紙を前記第1のカット手段による第1のカット・ラインと直角な方向の第2のカット・ラインでカット可能な第2のカット手段、を有する印刷装置の印刷制御方法において、印刷用の合成された画像データであって、該印刷用の合成画像データは、複数のそれぞれの画像データの表す大きさを、縁なし印刷を実現するために、前記画像データが表す画像を印刷するあらかじめ設定された記録材上の領域のサイズからあらかじめ設定した量がはみ出すように変倍処理され、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の隣接する端部で、前記変倍処理のあらかじめ設定したはみ出し量に相当する部分の一部を除いた残りの領域部分を含んだ画像データを、あらかじめ定められた配置にしたがって、前記第1のカット・ラインの延在方向に合成した印刷用の合成画像データ、を入力する第1の入力ステップと、前記印刷用合成画像データに対応して生成されているカット指示コマンドであって、該カット指示コマンドは、前記合成画像の印刷された記録材に対するカット位置を含むカット情報として、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の境界の近傍で、前記境界の前後をカットする情報を含むカット指示コマンド、を入力する第2の入力ステップと、前記第1と第2の入力ステップで入力したそれぞれのデータに基づいて、前記印刷用の合成画像データを用紙上に縁無し印刷する処理を実行する印刷ステップと、前記印刷用画像データに基づいて、前記印刷ステップで印刷中あるいは印刷した印刷領域を含む用紙の搬送方向の先端部と後端部を前記第1のカット手段でカットするように制御する第1のカット・ステップと、前記第1のカット・ステップでカットされた印刷済み用紙を、前記カット指示コマンドに基づいて、前記第2のカット手段でカットするように制御する第2のカット・ステップとを備え、前記第1と第2のカット手段によってカットされた後のそれぞれの記録材には前記入力ステップで入力した合成画像データを構成する1つの画像のみが記録されているとともに前記印刷用合成画像の各画像の境界部分を含まないことを特徴とする。 【0007】また、請求項3に記載の発明は、印刷された記録紙を印刷時の記録紙の搬送方向と直角な第1のカット・ラインでカット可能な第1のカット手段、該第1のカット手段によりカットされた記録紙を前記第1のカット手段による第1のカット・ラインと直角な方向の第2のカット・ラインでカット可能な第2のカット手段、を有する印刷装置を制御するデータ処理装置において、複数の画像を入力する入力手段と、前記入力手段で入力した複数のそれぞれの画像データの表す大きさを、縁なし印刷を実現するために、前記画像データが表す画像を印刷するあらかじめ設定された記録材上の領域のサイズからあらかじめ設定した量がはみ出すように、前記複数のそれぞれの画像データを変倍処理して印刷用画像データを生成する画像生成手段と、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の隣接する端部で、前記前記画像生成手段における変倍処理のあらかじめ設定したはみ出し量に相当する部分の一部を除いた残りの領域部分を含んだ各印刷用画像データをあらかじめ定められた配置にしたがって、前記第1のカット・ラインの延在方向に合成し、印刷用の合成画像を形成する手段と、前記合成画像の印刷された記録材に対するカット位置を含むカット情報として、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の境界の近傍で、前記境界の前後をカットする情報を含むカット指示コマンドを生成する手段と、前記印刷用の合成画像データと前記カット指示コマンドを印刷装置に送信する手段を備え、前記印刷用の合成画像データと前記カット指示コマンドとを受けた前記印刷装置が、前記印刷用合成画像データを記録材上に印刷して、前記合成画像データに基づいて該印刷された記録材を前記第1のカット手段によってカットし、前記第1のカット手段によってカットされた後の記録材を前記カット指示コマンドに基づいて前記第2のカット手段でカットすることにより、前記第2のカット手段でカットされた後の記録材には前記入力手段で入力した各画像データの1つのみが記録されるとともに前記印刷用合成画像の各画像の境界部分を含まないようにすることを特徴とするものである。 【0008】また、請求項4に記載の発明は、印刷された記録紙を印刷時の記録紙の搬送方向と直角な第1のカット・ラインでカット可能な第1のカット手段、該第1のカット手段によりカットされた記録紙を前記第1のカット手段による第1のカット・ラインと直角な方向の第2のカット・ラインでカット可能な第2のカット手段、を有する印刷装置において、(1)印刷用の合成された画像データであって、該印刷用の合成画像データは、複数のそれぞれの画像データの表す大きさを、縁なし印刷を実現するために、前記画像データが表す画像を印刷するあらかじめ設定された記録材上の領域のサイズからあらかじめ設定した量がはみ出すように変倍処理され、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の隣接する端部で、前記変倍処理のあらかじめ設定したはみ出し量に相当する部分の一部を除いた残りの領域部分を含んだ画像データを、あらかじめ定められた配置にしたがって、前記第1のカット・ラインの延在方向に合成した印刷用の合成画像データ、(2)前記印刷用合成画像データに対応して生成されているカット指示コマンドであって、該カット指示コマンドは、前記合成画像の印刷された記録材に対するカット位置を含むカット情報として、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の境界の近傍で、前記境界の前後をカットする情報を含むカット指示コマンド、を入力する入力手段と、前記入力手段で入力したそれぞれのデータに基づいて、前記印刷用の合成画像データを用紙上に縁無し印刷する処理を実行する印刷手段と、前記カット指示コマンドに基づいて、前記印刷手段で印刷中あるいは印刷した印刷領域を含む用紙の搬送方向の先端部と後端部を前記第1のカット手段でカットするように制御する第1のカット制御手段と、前記第1のカット手段でカットされた印刷済み用紙を、前記カット指示コマンドに基づいて、前記第2のカット手段でカットするように制御する第2のカット制御手段とを備え、前記第1と第2のカット手段によってカットされた後のそれぞれの記録材には前記入力手段で入力した合成画像データを構成するの1つの画像のみが記録されているとともに前記印刷用合成画像の各画像の境界部分を含まないことを特徴とするものである。 【0009】また、請求項5に記載の発明は、印刷された記録紙を印刷時の記録紙の搬送方向と直角な第1のカット・ラインでカット可能な第1のカット手段、該第1のカット手段によりカットされた記録紙を前記第1のカット手段による第1のカット・ラインと直角な方向の第2のカット・ラインでカット可能な第2のカット手段、を有する印刷装置を制御するプログラムにおいて、複数の画像を入力する入力ステップと、前記入力ステップで入力した複数のそれぞれの画像データの表す大きさを、縁なし印刷を実現するために、前記画像データが表す画像を印刷するあらかじめ設定された記録材上の領域のサイズからあらかじめ設定した量がはみ出すように、前記複数のそれぞれの画像データを変倍処理して印刷用画像データを生成する画像生成ステップと、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の隣接する端部で、前記画像生成ステップにおける変倍処理のあらかじめ設定したはみ出し量に相当する部分の一部を除いた残りの領域部分を含んだ各印刷用画像データをあらかじめ定められた配置にしたがって、前記第1のカット・ラインの延在方向に合成し、印刷用の合成画像を形成するステップと、前記合成画像の印刷された記録材に対するカット位置を含むカット情報として、前記第1のカット手段のカット・ライン方向に配置される各画像の境界の近傍で、前記境界の前後をカットする情報を含むカット指示コマンドを生成するステップと、前記印刷用の合成画像データと前記カット指示コマンドを印刷装置に送信するステップとを実行し、前記印刷用の合成画像データと前記カット指示コマンドとを受けた前記印刷装置が、前記印刷用合成画像データを記録材上に印刷して、前記合成画像データに基づいて該印刷された記録材を前記第1のカット手段によってカットし、前記第1のカット手段によってカットされた後の記録材を前記カット指示コマンドに基づいて前記第2のカット手段でカットすることにより、前記第2のカット手段でカットされた後の記録材には前記入力ステップで入力した各画像データの1つのみが記録されるとともに前記印刷用合成画像の各画像の境界部分を含まないようにするプログラム、を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。 【0010】また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の記憶媒体において、前記記憶媒体として、サーバ・コンピュータおよびクライアント・コンピュータが読むことができるプログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスク、ハード・ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリ・カード、ROMを用いることを特徴とする。 【0011】また、請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の記憶媒体において、前記記憶媒体は、サーバ・コンピュータおよびクライアント・コンピュータに着脱可能であることを特徴とする。 【0012】 【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。 【0013】図1は、本発明の実施形態を説明する印刷装置の断面図である。符号101は印字ヘッドであり、上段ロール102または下段ロール103から供給される用紙に印刷し、印刷後、第1カッター104で印刷したロール紙をカットする。カットされた第1カット済用紙107は、第1カッター104の下流に配置された搬送ローラ(第1の位置105)で用紙のそれまでの搬送方向の後端を保持した後、図中の矢印で示すように、搬送ローラを移動させて、第2の位置106の位置に移動して搬送ローラを逆転し、カットされた第1カット済用紙107用紙を印字ヘッドの上方に配置された排紙部に排紙するように動作させる。 【0014】次に、本印刷装置の上方に搬送される第1カット済用紙107は、第1排紙ローラ108または第3排紙ローラ109のいずれかに搬送される。この選択は、第2カッター・ユニット部111の第2カッター121でのカットを指示された場合に、第1排紙ローラ108側に第1カット済用紙107が搬送される。一方、第3排紙ローラ109側に搬送される場合は、第2カッター121でのカットを指示されない場合であり、搬送後、第1排紙部112に排紙される。第2カッター121でカットを指示された場合には、第1排紙ローラから第2カッター・ユニット部111に第1カット済用紙107が搬送され、第2カッター121によるカット工程に移行する。 【0015】図2は、第2カッター・ユニット部111の説明図である。図の左側は、図1に示す第2カッター・ユニット部111を■で示す方向から見た配置を示し、図の右側は、図の左側の部分を右側面から見た場合の配置を示している。図1を使用して説明したように第1搬送方向110から搬送されてきた第1カット済用紙は、第1搬送方向110とは直角の第2搬送方向120の方向に搬送され、第2カッター121によってカット位置122の部分でカット指示に従ってカットされる。カット後、第2排紙ローラ123によりカットされた用紙は排紙されることになる。 【0016】図3は、第1のカッターのカット・ライン方向に、図では垂直方向に2つの画像を並べて合成画像を生成して印刷した場合の、第2カッター・ユニット部によるカット位置説明図である。この図は、第1カット用紙107を、その中央部に示す点線で示すカット・ラインで、第11カット用紙と第12カット用紙の2つにカットする例を示している。実際のカットは、図に示した第2カット・ライン122の位置に点線で示した部分が到達した際に、第2カッター121によってカットが実行される。この場合、合成されて印刷された2つの画像が上下に配置されているので、カットして分離するが、その場合、第1カット位置124と第2カット位置125でカットし、第11カット用紙127と第12カット用紙128そして中央部の第1カット片126に分離する。ここで、第1カット片126はカット屑となる。 【0017】図4は、第1排紙部112に排紙される用紙の説明図である。このように第1排紙部112に排紙される用紙は、第3カット済用紙113のように第1カッター104でのカットだけがなされた結果を得るために使用される。なお、図2〜図4に置ける用紙の向きは統一している。 【0018】ここで、第1カッターの制御について説明する。このカッターの制御は、通常、印刷装置内部で生成される。これから印刷しようとするロール紙の先端部は、あらかじめ印刷装置それ自身の主導によってプリカットあるいは、前回の印刷時の後端カット処理としてカットされているものとする。たとえば、縁無し印刷する際には、縁無し印刷する画像の用紙搬送方向に対しての先端部と両端部は用紙外にはみ出して印刷する。印刷後、先端部と両端部は用紙外にはみ出して印刷しているのでカットの必要はなく、一方、後端部は用紙上には、本来であれば、はみ出し部分となる部分も印刷される。ふち無し印刷を実現するためには、そのはみ出し相当部分を、第1のカッターで切り落とす必要があるので、このときのカット方法として、まずは、そのはみだし相当部分を、印刷した画像の大部分を占める領域から削除するために、その境界でカットする。次に、次回の印刷に備えて、用紙上に残されたはみ出し部分の印刷領域をカットする。こうすることで、次のふち無し印刷を行なうことができる。このときの第1カッターによるカット位置については、印刷すべき用紙サイズとふち無し印刷のために送られてくる画像サイズから後端部のはみ出し量を求めることができ、このはみ出し量を考慮して、印刷装置それ自身の主導制御によって第1のカッターでカットするものとする。 【0019】図3においては、第1カッターのカット・ライン方向を、第2カッターを使用して2つのカット用紙に分割する場合を示しているが、後述する図7では、4つのカット用紙に分割する場合を示している。すなわち、第2カッターによる分割においては、その分割数そのものも、ユーザーの所望によって変更されるので、印刷装置それ自身によって決定することはできない。より詳細に説明すれば、印刷装置が入力した印刷すべきデータそのものから、第2カッターのカット位置を決定することはできない。 【0020】したがって、図示した第2のカッターによってカットする位置については、ユーザー入力によって左右されるので、言いかえれば印刷される内容によってカット位置は左右されるが、その印刷される画像からカット位置を検出することが実際問題として不可能であるので、以下に説明するように、印刷する画像内容に応じてカットコマンドを生成して、印刷装置に対して送る必要が生じる。 【0021】図5は、第2カッター121によるカット指示の説明図であり、図3に示した図を、時計方向に90度回転した場合を示している。図において、X軸は図1の印字ヘッド104による主走査方向を示し、Y軸は副走査方向を示している。図において、左右の端部は、図1に示したロール紙の幅Wそのものであり。カット指示は、この端部からの、第1のカッターのカット・ラインに直角な方向(X軸)の寸法で指示される、第1カット位置はX軸の座標(X1、0)を指定して、第2カット位置は、第1カット位置に対する相対値(ΔX1)で表されることを示そうとしている。 【0022】図6は、印刷装置の第2カッターを制御するためのカット・コマンド仕様の例を示す図であり、一般的に表現した場合を示している。図において、括弧内の2つのうち、最初の値は、用紙端部からのカットすべき最初の位置の寸法であり、端部を原点としたカットすべき最初の位置の座標である。その次のデータは、カットされた後の端部からカットすべき最初の位置の座標となる値であり、カット片の幅寸法でもある。図3で説明したカット位置を指示する場合は、データとしては(X1、ΔX1)の部分のみで示され、一般的には生成されるカット片の数に応じたデータ組が付加される。言い換えれば、カット・コマンドのデータは、カット片のカット位置とそのカット片の幅のデータの組み合わせを含んで構成される。 【0023】図7は、4つの画像を用紙の幅方向に合成して、その合成画像を縁無し印刷した後にカットすることで、それぞれの元の画像が、用紙幅より小さい縁なし印刷結果として得る場合に、用紙上に印刷された結果と、第2カッターによるカット指示の位置を示した図であり、図5と同じ方向の図を示している。なお、図7に示す縦方向の寸法は、縁無し印刷のために、図の上端と下端は、第1のカッターによってカットされているものとする。ここで、符号194〜199で示した点線が、第2のカッターによってカットするカット・ラインである。 【0024】また図8は、図7に示したような印刷結果および第1のカッターによるカット結果を得るための合成画像の作成方法の例を示した図で、4つの画像を組合して合成画像を作成する場合を示す図である。 【0025】図8(a)は、入力した4つの画像を、用紙上に印刷すべき寸法に対してはみ出すように印刷用紙上に印刷する大きさに対応させてそれぞれ変倍処理した画像201〜204を示している。これらの画像は、あらかじめ定めた配列に並べられて1つの画像に合成されるが、その際に、他の画像に隣接する部分については、変倍処理画像からΔWの部分が削除されて、切り詰められた各画像を使用して合成される。左端に配置される画像は右端を削除し、右端に配置される画像は左端が削除され、その間に配置される画像は左右が削除された上で合成される。この合成位置は、印刷される画像枠の中心と拡大処理された拡大画像の中心位置が一致するように配置され、合成される。この図におけるΔWは、削除する部分の寸法を示したものである。なお、削除するΔWの具体的な寸法は、縁無し印刷のためのはみ出し量の半分、あるいは、第2カッターでカット可能な最小寸法、あるいは、固定寸法、等色々と設定することができる。 【0026】図8(b)は、図8(a)に示した各画像を合成した場合を示し、この合成画像と用紙の幅Wとの関係、そして、第1カッターでカットされて第2カッター・ユニット部111に搬送されてくる用紙の高さ方向Hとの関係、変倍処理されただけの各画像の関係、等を示す図である。 【0027】図8(c)に示す斜線の領域は、第2カッター・ユニット部111に搬送されてくる用紙の大きさを表し、符号200で示すその外側の枠の部分は、比較のためにこの用紙の大きさに対応する合成画像の大きさを表す部分である。ここで、両端部に矢印を有する直線は、第1と第2のカッターによるカット・ラインを示している。この図において、第2カッターでカットする部分は、合成画像中のそれぞれの画像の境界部分を、カット片として削除すると同時に、合成画像をそれぞれの画像に分割するためのものである。そして、カットされた合成画像の境界を含まない部分は、基本的には、縁無し印刷のためのはみ出し領域部分のみがカットされている。 【0028】図9は、図8(c)に示したカット・ラインでカットしたそれぞれのカット用紙を、図8(c)に示した配置で表した図である。 【0029】図10は、図8に例示した場合における合成画像を作成する手順を示したフローチャートである。処理を開始するにあたって、4つの画像データとそれぞれの画像の配置を指示するリスト・データが渡される。ここでは、4つの画像それぞれは、その画像形状が四辺形であり、その縦横比(アスペクト)がX:Hであり、最終的に用紙上に画像データで表される画像のアスペクト比が変更されずに、印刷されるものとする。そして、用紙上のそれぞれの画像の印刷エリアの寸法はX×Hであるとする。 【0030】ステップS101で各画像を縁なし用に拡大しあるいは縮小する。具体的には、画像データで表される画像の(画像枠のアスペクトではない)アスペクトを変えずに、(X+2×ΔW)×(H+2×ΔH)の大きさに変換する。ここで、ΔW、ΔHは、用紙上の印刷枠中心と変換された画像の中心を一致させた場合に、印刷枠からはみ出す画像のはみだした量である。このはみ出し画像の生成は縁無し印刷を確実に行うためのものである。 【0031】ステップS102で左端画像の削除処理を行い、ステップS103で中間部分に配置される画像の削除処理を行い、続いてステップS104で右端画像の削除処理を行い、最後にステップS105ですべての画像の合成処理を行い、合成画像を作成する。この画像端部の処理において、実際には、ΔWよりも小さい寸法部分を削除し、画像境界をカットするに切り落とされる部分が、はみ出し領域内とすることが望ましい。本実施例では図示していないが、この合成画像とカット指示コマンドを対で印刷装置に送信することにより、用紙幅より小さいサイズの縁なし印刷を実現することができる。 【0032】図11は、図8と同様であるが、図8では4つの画像を左右に並べたのに対し、3つの画像を並べた場合を示す図である。図において、図8と同様な部分は、同じ記号で示している。この図11においては、図8に示した符号201〜204の画像と同じ大きさの画像を生成して、それぞれの画像が重なることなく配置された合成画像を示している。このように配置して合成画像を生成する場合、図10のフローチャートのステップS102からS104に示すような処理は不要であり、単に、それぞれの画像が重ならないようにして合成画像を生成することができる。このような場合、印刷色を使用しない画像をあらかじめ用意して、そのような画像上に、変倍処理した入力画像を配置するようにして合成画像を生成することで、図11(c)の符号200で示す合成画像を生成することができる。 【0033】図12は、図11に示したような合成画像の生成を含み、画像合成の一般的な場合の処理を示すフローチャートである。図10と同様のステップについては、同じステップ番号で、図の左部に示している。 【0034】この図は、フローチャートに示すように、アスペクトX:Hの画像を、第1カッターのカット・ライン方向にn枚合成する場合を示している。先ず、ステップS1201において、図10で説明したように、個々の画像を印刷用に変倍処理する。この変倍処理後に、最終的に生成すべき合成画像の大きさ、この場合は、カット・ライン方向の寸法(印刷用紙の幅W+2ΔW)と、n枚のそれぞれの画像のカット・ライン方向の寸法の合計との比較が、ステップS1202とステップS1203で実行される。図11に示すような場合、ステップS1211に進み、それぞれの画像が重ねられることなく合成される。図8に示すように合成画像が生成される場合、ステップ1203から、ステップS102に進み、図10に示したように処理される。 【0035】図8において、変倍処理された画像201〜204のそれぞれが互いに重なり合う部分の寸法が、図8に示すΔWの2倍よりも少ない場合、図12の処理は、ステップS1203からステップS1221に進む。この場合、図8において切り詰められるよりも少ない量が切り詰められて、合成画像が生成される。言いかえれば、図8において、たとえば、図の左端に位置する画像の右端部分においては本来的にはみ出し部分ではない画像部分に若干入り込んだ領域が、第2カッターによってカットされる。しかし、ステップS1221〜ステップ1224の処理、あるいは、ステップS1211の処理によって作製された合成画像の場合、本来的に、はみ出し部分のみが、(理論的には)正確にカットされることになる。 【0036】図8に示すような画像合成の場合、第2カッターのカットに必要な最低寸法が、たとえば1mmであるとした場合、正確にカットされた場合であっても、たとえば、図9に示す符号201’のカット紙右端、符号204’のカット紙左端、そして符号202’と符号203’のカット紙の両端は、それぞれ0.5mmづつ余計にカットされていることになる。しかし、図12に示すステップS1211とステップS1221〜ステップS1224の処理を実行した場合は、余計にカットされるようなことは無くなる。 【0037】用紙を無駄にせず、印刷装置のトナーあるいはインクを節約し、同時にカット紙の寸法を揃える場合、図8におけるそれぞれの画像の重なり部分に相当する部分(図8では2倍のΔW)を、2倍のΔWよりも、第2カッターのカット最小寸法に関連付けられた寸法に、小さくすることが望ましい。 【0038】なお、本実施形態においては、図1、図2に示したように第1のカッターで、印刷済みの用紙をカットし、カットされた印刷済みの用紙第2のカッター部まで搬送している。そして、第2のカッターによりカットされた用紙を再度カットしている。したがって、第2のカッターによるカット制御は、印字動作とは独立に実行することも可能である。言い換えれば、恰も、用紙上に印字するように用紙をカットするコマンドを入力して、用紙、この場合、図1に示す第2カッター・ユニットに装填された用紙のカット処理を実行させることができる、あるいはそのように動作させるのが容易であるのは言うまでもない。 【0039】なお、本発明は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。 【0040】この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。 【0041】プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。 【0042】また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される他、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。 【0043】さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。 【0044】本発明は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体からそのプログラムをパソコン通信など通信ラインを介して要求者にそのプログラムを配信する場合にも適用できることは言うまでもない。 【0045】 【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1によれば、印刷された記録紙を印刷時の記録紙の搬送方向と直角な第1のカット・ラインでカット可能な第1のカッターと、第1のカッターによりカットされた記録紙を第1のカッターによる第1のカット・ラインと直角な方向の第2のカット・ラインでカット可能な第2のカッターを有する印刷装置を使用して、用紙幅より小さいサイズの縁なし印刷結果を得ることを可能とする印刷装置の制御方法を実現することができ、一つの用紙サイズで複数サイズの画像の縁なし印刷を、容易に実現できるといった効果がある。このためユーザも用紙を複数準備する必要がなく、また用紙を無駄にすることもなく経済的であるといった利点がある。 【0046】また本発明の請求項2によれば、印刷された記録紙を印刷時の記録紙の搬送方向と直角な第1のカット・ラインでカット可能な第1のカッターと、第1のカッターによりカットされた記録紙を第1のカッターによる第1のカット・ラインと直角な方向の第2のカット・ラインでカット可能な第2のカッターを有した印刷装置において、印刷用画像データに基づいて、印刷ステップで印刷中あるいは印刷した印刷領域を含む用紙の搬送方向の先端部と後端部を第1のカッターでカットするように制御する第1のカット・ステップと、第1のカッターでカットされた印刷済み用紙を、カット指示コマンドに基づいて、第2のカット手段でカットするように制御する第2のカット・ステップとを備えるので、印刷した画像が第1のカット・ラインの方向に複数の画像が合成された合成画像の場合に、第1と第2のカッターによってカットされた後のそれぞれの記録材には合成画像データを構成するの1つの画像のみが記録されているとともに印刷用合成画像の各画像の境界部分を含まれないようにする印刷装置の制御方法とすることができ、したがって、用紙幅より小さいサイズの縁なし印刷結果を、容易に実現できるといった効果がある。このため、本発明の印刷送とユーザーも用紙を複数準備する必要がなく、また用紙を無駄にすることもなく経済的であるといった利点がある。 【0047】また本発明の請求項3によれば、請求項1と同じように、用紙幅より小さいサイズの縁なし印刷結果を得ることを可能とする印刷装置を制御するデータ処理装置とすることができ、一つの用紙サイズで複数サイズの画像の縁なし印刷を、容易に実現することができ、このためユーザーも用紙を複数準備する必要がなく、また用紙を無駄にすることもなく経済的であるといった利点がある。 【0048】また本発明の請求項4によれば、一つの用紙サイズで複数サイズの画像の縁なし印刷を、容易に実現できる印刷装置とすることができ、このためユーザーも用紙を複数準備する必要がなく、また用紙を無駄にすることもなく経済的であるといった利点がある。 【0049】また、本発明の請求項5〜7によれば、用紙幅より小さいサイズの縁なし印刷結果を、印刷された記録紙を印刷時の記録紙の搬送方向と直角な第1のカット・ラインでカット可能な第1のカッターと、第1のカッターによりカットされた記録紙を第1のカッターによる第1のカット・ラインと直角な方向の第2のカット・ラインでカット可能な第2のカッターを有する印刷装置において、一つの用紙サイズで複数サイズの画像の縁なし印刷を容易に実現可能とすることができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社 【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号
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| 【出願日】 |
平成14年5月24日(2002.5.24) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100077481 【弁理士】 【氏名又は名称】谷 義一 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−341161(P2003−341161A) |
| 【公開日】 |
平成15年12月3日(2003.12.3) |
| 【出願番号】 |
特願2002−151469(P2002−151469) |
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