トップ :: B 処理操作 運輸 :: B41 印刷;線画機;タイプライタ−;スタンプ




【発明の名称】 画像記録装置
【発明者】 【氏名】関根 哲
【住所又は居所】東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株式会社内

【氏名】清水 三郎
【住所又は居所】東京都八王子市石川町2970番地 コニカ株式会社内

【要約】 【課題】画像記録装置において、搬送手段の劣化や画像記録精度の低下を阻止するとともに、製造上の手間やコストを格段に低減させる。

【解決手段】被記録媒体Pの搬送方向と直角な方向に沿って複数並設されたインク吐出口4a〜4dを有し被記録媒体Pの搬送経路の上方に配置されるラインヘッド3a〜3dと、被記録媒体Pの搬送方向と直角な方向に延在する柱状体であってラインヘッド3a〜3dと対峙する位置に配置されたプラテン部材10a〜10dと、を備える画像記録装置1において、プラテン部材10aは、搬送される記録紙Pを支持する被記録媒体支持面11aと、インク吐出口4aの各々から予備吐出されるインクを受けて吸収するインク吸収面12aと、を備える。プラテン部材10aは、被記録媒体Pの搬送方向と直角な方向に延在する回動軸Caを中心に回動可能とされる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】被記録媒体の搬送方向と直角な方向に沿って複数並設されたインク吐出口を有し前記被記録媒体の搬送経路の上方に配置されるラインヘッドと、前記被記録媒体の搬送方向と直角な方向に延在する柱状体であって前記ラインヘッドと対峙する位置に配置されたプラテン部材と、を備える画像記録装置において、前記プラテン部材は、搬送される前記被記録媒体を支持する被記録媒体支持面と、前記インク吐出口の各々から予備吐出されるインクを受けて吸収するインク吸収面と、を備えるとともに、前記被記録媒体の搬送方向と直角な方向に延在する回動軸を中心に回動可能とされてなることを特徴とする画像記録装置。
【請求項2】前記プラテン部材は、前記被記録媒体搬送時において前記被記録媒体支持面が前記ラインヘッドに対峙する一方、予備吐出時において前記インク吸収面が前記インク吐出口に対峙するように、その回動位置が制御されるものであることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像記録装置に関し、特に、ラインヘッドに備えられた複数のインク吐出口から被記録媒体へインクを吐出して所定の画像の記録を行う画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、所定の画像情報に基づいて、用紙やプラスチック薄板等の被記録媒体に、(文字や記号などを含む)所定の画像を記録する画像記録装置が提案されている。近年においては、被記録媒体の記録領域の全幅にわたってインク吐出口が形成された長尺のラインヘッドを備え、搬送手段によって所定の方向に搬送された被記録媒体にインク吐出口からインクを吐出して所定の画像の記録を行う画像記録装置(インクジェットプリンタ)が提案され、実用化されている。
【0003】このような画像記録装置(インクジェットプリンタ)は、長時間休止させると、ラインヘッドのインク吐出口内に残留したインクが乾燥・硬化し、目詰まりが発生してインク吐出特性が低下する場合がある。このため、インク吐出特性を維持する目的で、非記録時にいわゆる予備吐出を行うことがある。
【0004】かかる予備吐出は、被記録媒体の搬送手段である搬送ベルト上に行われることが多く、搬送ベルト上に吐出されたインクは、搬送ベルトの下流側に設置されたローラクリーナやブレードクリーナ等のベルト清掃部材によって拭き取られていた。近年においては、特開2000−127362号公報に記載されているように、各インク吐出口の下流近傍にベルト清掃部材を設けることによって、搬送ベルトに付着したインクを迅速に拭き取る手法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記したように予備吐出を搬送ベルト上に行うとともに搬送ベルトに付着したインクをベルト清掃部材で拭き取る手法を採用すると、搬送ベルト上のインクが充分に拭き取られずに残留する場合がある。このように搬送ベルト表面がインクの残留により汚れると、搬送ベルト自体が劣化することに加え、搬送ベルトの移送速度が誤検出されて速度制御が不正確となり、画像記録精度が低下する場合があった。また、搬送ベルト上に残留したインクが次の被記録媒体の裏面に転写されて、被記録媒体が汚れることもあった。
【0006】また、前記したように予備吐出を搬送ベルト上に行うとともに搬送ベルトに付着したインクをベルト清掃部材で拭き取る手法を採用すると、ベルト清掃部材を駆動させるための複雑な機構や制御手段が必要となり、装置の製造に手間やコストがかかることとなっていた。
【0007】本発明の課題は、画像記録装置において、搬送手段の劣化や画像記録精度の低下を阻止するとともに、製造上の手間やコストを格段に低減させることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するため、請求項1記載の発明は、被記録媒体の搬送方向と直角な方向に沿って複数並設されたインク吐出口を有し前記被記録媒体の搬送経路の上方に配置されるラインヘッドと、前記被記録媒体の搬送方向と直角な方向に延在する柱状体であって前記ラインヘッドと対峙する位置に配置されたプラテン部材と、を備える画像記録装置において、前記プラテン部材は、搬送される前記被記録媒体を支持する被記録媒体支持面と、前記インク吐出口の各々から予備吐出されるインクを受けて吸収するインク吸収面と、を備えるとともに、前記被記録媒体の搬送方向と直角な方向に延在する回動軸を中心に回動可能とされてなることを特徴とする。
【0009】請求項1記載の発明によれば、プラテン部材は、搬送される被記録媒体を支持する被記録媒体支持面と、インク吐出口の各々から予備吐出されるインクを受けて吸収するインク吸収面と、を備えるとともに、被記録媒体の搬送方向と直角な方向に延在する回動軸を中心に回動可能とされてなるので、予備吐出時にプラテン部材のインク吸収面をインク吐出口に対峙させることができる。従って、各インク吐出口から予備吐出されたインクを、インク吸収面で受けて吸収することができる。
【0010】従って、従来のように搬送手段である搬送ベルト上に予備吐出を行う必要がないので、搬送ベルトの劣化や画像記録精度の低下を阻止することができる。また、予備吐出の際に、搬送ベルトに付着したインクを拭き取るためのベルト清掃部材を設ける必要がないので、装置の製造上の手間やコストを格段に低減させることができる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画像記録装置において、前記プラテン部材は、前記被記録媒体搬送時において前記被記録媒体支持面が前記ラインヘッドに対峙する一方、予備吐出時において前記インク吸収面が前記インク吐出口に対峙するように、その回動位置が制御されるものであることを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明によれば、プラテン部材は、被記録媒体搬送時においては、被記録媒体支持面によって、搬送される被記録媒体を確実に支持することができ、予備吐出時においては、インク吸収面によって、各インク吐出口から吐出されたインクを確実に受けて吸収することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0014】[第1の実施の形態]本実施の形態において例示する画像記録装置は、被記録媒体の記録領域の全幅にわたってインク吐出口が形成された長尺のラインヘッドを備え、このインク吐出口から被記録媒体へインクを吐出して所定の画像の記録を行うインクジェットプリンタである。
【0015】まず、本実施の形態に係るインクジェットプリンタの機械的な構成について、図1および図2を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係るインクジェットプリンタの主要部を示す概略側面図であり、図2は、インクジェットプリンタ1に備えられるプラテン部材10a近傍の拡大斜視図である。
【0016】インクジェットプリンタ1は、図1に示されるように、記録紙(被記録媒体)Pを所定の方向に搬送する搬送手段である搬送ローラ2a、2b、拍車2c、搬送される記録紙Pの上方に配置されるラインヘッド3a〜3d、これらラインヘッド3a〜3dと対峙する位置に配置されて記録紙Pを下方から支持するプラテン部材10a〜10d、等を備えている。
【0017】搬送ローラ2a、2bは、図1の矢印Yの方向に記録紙Pを搬送するという機能を果たすものであり、搬送ローラ2bの軸に直結された図示されていない搬送モータによって駆動されている。搬送モータによって搬送ローラ2bを回転駆動することにより、搬送ローラ2a、2bで記録紙Pを挟持しつつ、記録紙Pを図1の矢印Yの方向に一定速度で搬送することができる。
【0018】搬送ローラ2a、2bの近傍には、搬送されてきた記録紙Pを検出する記録紙検出手段が設けられている。この記録紙検出手段によって検出された信号は、後述するCPU50に伝送され、後述する記録紙検出工程S2で用いられる。
【0019】拍車2cは、記録紙Pの搬送経路の下流に配置される搬送手段であって、インク吐出口4a〜4dからのインクの吐出によって画像が形成された記録紙Pの表面を汚さないように、少ない接触面積で記録紙Pを搬送するものである。
【0020】ラインヘッド3a〜3dは、記録紙Pの記録領域の全幅より若干長くされた長尺の筐体であって、各々、記録紙Pの搬送方向(図1の矢印Yの方向)と直角な方向に沿って複数並設されたインク吐出口4a〜4dを有する。ラインヘッド3a〜3dは、各インク吐出口4a〜4dから記録紙Pにインクを吐出して所定の画像の記録を行うものであり、インク吐出口4a〜4dからは、それぞれイエロー、マジェンダ、シアン、ブラックの各色のインクが吐出される。なお、本発明における「ラインヘッド」には、複数に分割した比較的短い分割ヘッドの端部を接合して長尺に構成したものも含まれるものとする。
【0021】また、ラインヘッド3a〜3dのインク吐出口4a〜4dには、図示されていないインクチューブを介してインクタンクが接続されており、ラインヘッド3a〜3dの内部には、インクチューブに連通する図示されていないインク流路が設けられている。また、ラインヘッドのインク吐出口4a〜4dの近傍には、インク吐出口4a〜4dにおけるインクの残留状態を検出する図示されていない残留インク検出手段が設けられている。この残留インク検出手段によって検出された信号は、後述するCPU50に伝送され、後述する予備吐出要否判定工程S4で用いられる。
【0022】プラテン部材10a〜10dは、記録紙Pの搬送方向と直角な方向に延在する長尺の円柱状体であって、図1に示すように、ラインヘッド3a〜3dと対峙する位置に配置され、搬送される記録紙Pを下方から支持するという機能を果たす。また、プラテン部材10a〜10dは、ラインヘッド3a〜3dの予備吐出の際にインク滴5a〜5dを受ける手段としても機能するものである。なお、図1においては、プラテン部材10a〜10dの記録紙支持面をラインヘッド3a〜3d側に向けた状態を示している。
【0023】プラテン部材10a〜10dは、図示されていないプラテン回動手段によって、中心軸Ca〜Cdを中心に回動自在とされている。プラテン回動手段は、従来から採用されている機構、例えば、プラテン部材10a〜10dの長さ方向両端部に設けられるボールベアリング、歯車、モータ等で構成することができる。また、プラテン部材10a〜10dには、その回動位置を検出する図示されていない回動位置検出手段が設けられている。この回動位置検出手段によって検出されたプラテン部材10a〜10dの回動位置に係る信号は、後述するCPU50に伝送され、後述する予備吐出工程S5で用いられる。
【0024】図2は、プラテン部材10a近傍の拡大図である。プラテン部材10a〜10dの各々の構成は実質的に同一であるので、以下、図2を用いてその構成の説明を行う。なお、図2においては、プラテン部材10aのインク吸収面をラインヘッド3a側に向けた状態を示している。
【0025】プラテン部材10aは、図2に示すように、記録紙Pの搬送方向(図1および図2の矢印Yの方向)と直角な方向(図2の矢印Xの方向)に延在する長尺円柱状体である。プラテン部材10aは、記録紙支持面(被記録媒体支持面)11aと、インク吸収面12aと、を有している。
【0026】記録紙支持面11aは、円筒体の外周面であり、搬送される記録紙Pを下方から支持するという機能を果たす。また、インク吸収面12aは、円筒体に設けられた長さ方向に延在する凹部13aに、長尺直方体状のインク吸収剤20aを埋設して形成したものであり、インク吐出口4aの各々から予備吐出されるインクを受けて吸収するという機能を果たす。インク吸収面12aの幅は、ラインヘッド3aのインク吐出口4aの径よりも大きくされている。インク吸収剤20aとしては、吸水性を有する連続気泡フォーム、不織物、フェルトなどを採用することができる。なお、インク吸収剤20aに吸収されたインクは、経時乾燥によって大気中に放散される。
【0027】次に、本実施の形態に係るインクジェットプリンタ1の電気的な構成について、図3を用いて説明する。図3は、インクジェットプリンタ1の電気的な構成を説明するためのブロック図である。
【0028】本実施の形態に係るインクジェットプリンタ1は、図3に示すように、CPU30、入力装置40、搬送ローラ2b、ラインヘッド3a〜3d、プラテン部材10a〜10d、等を備えている。
【0029】CPU30は、所定の制御基板に搭載された制御手段であり、インクジェットプリンタ1全体を統合制御するという機能を果たす。入力装置40は、図示されていない入力インターフェースを介してCPU30に接続され、CPU30に所定の画像情報に係る信号を入力するものである。入力装置40としては、ネットワークを介して接続されたパーソナルコンピュータや、各種画像を読み取る画像読取装置などを挙げることができる。
【0030】搬送ローラ2bは、図示されていない出力インターフェースおよび搬送モータを介してCPU30に接続され、CPU30の制御の下に記録紙Pを所定の速度で所定の方向(図1および図2の矢印Yの方向)に搬送するものである。ラインヘッド3a〜3dは、図示されていない出力インターフェースを介してCPU30に接続され、CPU30の制御の下にインク吐出口4a〜4dから所定の色のインクを所定量吐出して所定の画像を記録紙Pに記録するものである。プラテン部材10a〜10dは、図示されていない出力インターフェースやプラテン回動手段を介してCPU30に接続され、CPU30の制御の下にその回動位置が自在に変更可能とされている。
【0031】次に、本実施の形態に係るインクジェットプリンタ1の制御動作について、図4および図5を用いて説明する。なお、以下の説明において「予備吐出動作」とは、ラインヘッドのインク吐出口内に残留したインクが乾燥・硬化するのを防止してインク吐出特性を維持する目的で、非記録時に、インク吐出口から微量のインクを吐出する動作を意味する。
【0032】図4(a)は、記録紙搬送時におけるプラテン部材10aの回動姿勢を示すものであり、図4(b)は、予備吐出時におけるプラテン部材10aの回動姿勢を示すものである。また、図5は、本実施の形態に係るインクジェットプリンタ1の制御動作を説明するためのフローチャートである。
【0033】まず、CPU30の制御によって搬送モータを駆動して搬送ローラ2bを回転させ、記録紙Pを、搬送ローラ2a、2bによって挟持した状態で図4の矢印Yの方向に搬送する(記録紙搬送工程:S1)。次いで、CPU30は、搬送されてきた記録紙Pを記録紙検出手段によって検出し、記録紙Pが所定の位置まで搬送されてきたか否かを判定する(記録紙検出工程:S2)。
【0034】記録紙検出工程S2において記録紙Pが所定の位置まで搬送されてきたと判定された場合には、CPU30は、プラテン回動手段を駆動してプラテン部材10aを回動させ、記録紙支持面11aをインク吐出口4aに対峙させて配置し(プラテン回動工程:S3、図4(a)参照)、所定の画像記録動作を行う。その後、制御動作を終了する。
【0035】一方、記録紙検出工程S2において記録紙Pが所定の位置まで搬送されてきていないと判定された場合には、CPU30は、ラインヘッド3aのインク吐出口4aの残留インク検出手段によって検出された残留インクの状態によって、予備吐出動作が必要であるか否かを判定する(予備吐出要否判定工程:S4)。
【0036】予備吐出要否判定工程S4において予備吐出動作が必要であると判定された場合には、CPU30は、プラテン回動手段を駆動してプラテン部材10aを回動させ、プラテン部材10aのインク吸収面12aをインク吐出口4aに対峙させて配置し(図4(b)参照)、予備吐出動作を行う(予備吐出工程:S5)。その後、制御動作を終了する。予備吐出要否判定工程S4において予備吐出動作が必要でないと判定された場合には、そのまま制御動作を終了する。
【0037】本実施の形態に係るインクジェットプリンタ1においては、プラテン部材10a(〜10d)は、搬送される記録紙Pを支持する記録紙支持面11aと、インク吐出口4aの各々から予備吐出されるインク滴5aを受けて吸収するインク吸収面12aと、を備えるとともに、中心軸Caを中心に回動可能とされてなるので、予備吐出時にプラテン部材10aのインク吸収面12aをインク吐出口4aに対峙させることができる(図4(b)参照)。従って、インク吐出口4aから予備吐出されたインク滴5aを、インク吸収面12aで受けて吸収することができる。
【0038】従って、従来のように搬送ベルト上に予備吐出を行う必要がないので、搬送ベルトの劣化や画像記録精度の低下を阻止することができる。また、予備吐出の際に、搬送ベルトに付着したインクを拭き取るためのベルト清掃部材を設ける必要がないので、装置の製造上の手間やコストを格段に低減させることができる。
【0039】また、本実施の形態に係るインクジェットプリンタ1においては、プラテン部材10a(〜10d)は、CPU30により、記録紙Pの搬送時において記録紙支持面11aがラインヘッド3aに対峙する一方、予備吐出時においてインク吸収面12aがインク吐出口4aに対峙するように、その回動位置が制御されるので、記録紙Pの搬送時においては、プラテン部材10a(〜10d)の記録紙支持面11aによって、搬送される記録紙Pを確実に支持することができ(図4(a)参照)、予備吐出時においては、プラテン部材10a(〜10d)のインク吸収面12aによって、インク吐出口4aから吐出されたインク滴5aを確実に受けて吸収することができる(図4(b)参照)。
【0040】なお、以上の実施の形態では、長尺円柱状のプラテン部材10a(〜10d)を採用したが、必ずしもこの形状に限られるものではない。すなわち、プラテン部材は、被記録媒体の搬送方向と直角な方向に延在する柱状体であって被記録媒体支持面とインク吸収面とを有するものであればよく、例えば、四角柱状、三角柱状、六角柱状のプラテン部材を採用することもできる。
【0041】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、プラテン部材は、搬送される被記録媒体を支持する被記録媒体支持面と、インク吐出口の各々から予備吐出されるインクを受けて吸収するインク吸収面と、を備えるとともに、被記録媒体の搬送方向と直角な方向に延在する回動軸を中心に回動可能とされてなるので、予備吐出時にプラテン部材のインク吸収面をインク吐出口に対峙させることができる。従って、各インク吐出口から予備吐出されたインクを、インク吸収面で受けて吸収することができる。
【0042】従って、従来のように搬送手段である搬送ベルト上に予備吐出を行う必要がないので、搬送ベルトの劣化や画像記録精度の低下を阻止することができる。また、予備吐出の際に、搬送ベルトに付着したインクを拭き取るためのベルト清掃部材を設ける必要がないので、装置の製造上の手間やコストを格段に低減させることができる。
【0043】請求項2記載の発明によれば、プラテン部材は、被記録媒体搬送時においては、被記録媒体支持面によって、搬送される被記録媒体を確実に支持することができ、予備吐出時においては、インク吸収面によって、各インク吐出口から吐出されたインクを確実に受けて吸収することができる。
【出願人】 【識別番号】000001270
【氏名又は名称】コニカミノルタホールディングス株式会社
【住所又は居所】東京都千代田区丸の内一丁目6番1号
【出願日】 平成14年5月30日(2002.5.30)
【代理人】 【識別番号】100090033
【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 博司
【公開番号】 特開2003−341158(P2003−341158A)
【公開日】 平成15年12月3日(2003.12.3)
【出願番号】 特願2002−157325(P2002−157325)