| 【発明の名称】 |
画像形成装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】森 東洋一 【住所又は居所】大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内
【氏名】福永 高弘 【住所又は居所】大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内
【氏名】村井 宏行 【住所又は居所】大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内
【氏名】田中 知省 【住所又は居所】大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】インクカートリッジの装置本体への装着時に、該インクカートリッジが未使用のものであるか、使用後のものであるか、の判別を容易かつ確実に行える構成が簡易な画像形成装置を提供する。
【解決手段】装置本体には、発光素子と受光素子からなる新品検知手段60を設ける一方、インクカートリッジ211には、装着時に吐出部14と対向する面に反射部材53を設け、インクカートリッジ211を画像形成装置に装着した時に、発光素子から出力されて反射部材53で反射された光を受光した受光素子が所定範囲内の反射光量を受光した場合には、装着されたインクカートリッジ211が新品であることを検知し、かつ、反射部材53に対して、吐出部からインクを吐出して、反射部材53の光反射率を変化させる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 記録媒体の搬送方向に交差する方向に往復移動可能なキャリッジに搭載可能で、前記記録媒体に対してインクを吐出する吐出部と、前記吐出部に供給する前記インクを収容するインクカートリッジを着脱自在に装着する装着部と、を有するインク吐出方式の画像形成装置において、装置本体には、発光素子と受光素子からなる新品検知手段を設ける一方、前記インクカートリッジには、装着時に前記吐出部と対向する面に反射部材を設け、前記インクカートリッジを画像形成装置に装着した時に、前記発光素子から出力されて反射部材で反射された光を受光した受光素子が所定範囲内の反射光量を受光した場合には、装着された前記インクカートリッジが新品であることを検知し、かつ、前記インクカートリッジに設けられた前記反射部材に対して、前記吐出部から前記インクを吐出して、前記反射部材の光反射率を変化させることを特徴とする画像形成装置。 【請求項2】 前記装着部に装着されたインクカートリッジからの反射光量が前記所定範囲外である時には、装着されたインクカートリッジを新品でないと検知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項3】 前記装着部が、複数の前記インクカートリッジを着脱自在に装着することができ、かつ、前記新品検知手段を、前記複数のインクカートリッジ個々に対応させて設けたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項4】 前記装着部が、複数の前記インクカートリッジを着脱自在に装着することができ、かつ、前記複数のインクカートリッジに対して、少なくとも1個の前記新品検知手段を前記キャリッジに有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項5】 前記キャリッジのホームポジションから前記インクカートリッジまでの移動距離から、新品であることが検知された前記インクカートリッジを識別する新品検知手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項6】 前記インクカートリッジが前記装着部に装着されているか否かを検知する装着検知手段と、前記装着検知手段の検知結果に基づいて、前記装着部に前記インクカートリッジが未装着状態であるか、装着状態であるか、未装着状態から装着状態への変化であるか、あるいは、装着状態から未装着状態への変化であるかを判別する判別手段と、を有し、かつ、前記判別手段により、前記インクカートリッジが未装着状態から装着状態に変化したことが判別された場合に、前記インクカートリッジが新品であるか否かを検知する新品検知手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項7】 前記新品検知手段により装着された前記インクカートリッジが新品であることを検知した場合、前記インクカートリッジと連結された前記吐出部からの吐出カウントをリセットすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項8】 前記新品検知手段において、前記反射部材に吐出されるインクが、黒色インクを吐出する前記吐出部から吐出されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項9】 前記吐出部から前記反射部材に吐出される前記インクが黒色であり、かつ、黒色インクの残量が少量であることを検知した場合には、他のカラーインクを前記反射部材上に吐出して黒色を合成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項10】 前記新品検知手段において、前記吐出部から前記反射部材に吐出されるインクの色調が、前記新品検知手段の波長特性に対し前記特性領域外の色調であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項11】 前記新品検知手段において、前記装着部に装着された前記インクカートリッジが新品であるか否かを判断するための所定の第1基準範囲と、前記第1基準範囲と異なり、かつ、前記受光素子が受光可能な所定の第2基準範囲と、を備え、前記受光素子で受光する受光量が前記第1基準範囲の場合、前記インクカートリッジが新品であると検知し、前記受光量が前記第2基準範囲の場合、前記インクカートリッジが装着状態であると検知し、前記受光量が前記第1基準範囲、前記第2基準範囲のいずれでもない場合、前記装着部には、前記インクカートリッジが未装着であると検知することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項12】 前記インクカートリッジの装着部が、印字領域外に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項13】 前記インクカートリッジに設けられる反射部材が紙製部材であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項14】 前記インクカートリッジにおいて、前記吐出部と対向する面を、前記反射部材を除き黒色または前記新品検知手段の波長特性領域外の色調としたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 【請求項15】 前記装着部の色調を、黒色または前記受光素子の受光特性領域外の色調としたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、インクを噴射して記録用紙上に画像形成を行うインクジェット方式の画像形成装置に係り、特に、画像形成装置に着脱自在に装着されるインクカートリッジの検出技術に関する。 【0002】 【従来の技術】一般的なインクジェット方式の画像形成装置は、印刷目的に応じた黒インクと、シアン、マゼンタ、イエローなどのカラーインクの交換可能な複数種類のインクカートリッジを具備し、各インクカートリッジから供給路を介してキャリッジ上のインク吐出部にインクが供給され記録用紙上にインク滴として吐出され消費される。 【0003】印刷により、インクが消費されたインクカートリッジのインク残量を検知する方法は、インクの電気抵抗の変化量や、噴射したインクの滴数をカウントすることで、使用したインク量を概算する方法などが知られている。そして、インク残量が所定量に達した場合に、ユーザーに対してインクカートリッジの交換を促す表示や警告を行うことで、インク切れにより印刷が不可能になることを未然に防止するような工夫がなされており、インクカートリッジ交換時にユーザーに吐出カウンタリセットの操作を行わせるようにした方法も提案されている。 【0004】また、インクカートリッジを交換する時には、インク供給系に気泡が混入することがあり、そのために、吐出不良になる可能性もある。そこで、例えば、特開平1−115637号公報には、記録ヘッド交換時や開梱時等に、インクの初期充填をおこなう場合において、このような気泡の混入による吐出不良を防止するために、インク吐出部を吸引ポンプに連結されたキャップで覆って吸引動作を行うことで、インク供給路にインクを充填し、気泡を排除する回復モードを操作スイッチによって指定するようにした構成が開示されている。 【0005】しかし、この場合、ユーザーに操作を行わせるため、スイッチの操作を忘れたり、操作を誤って適切な回復動作が行われなかったり、インクカートリッジ内の実際のインク量に対応した適切なインク残量表示が行われなくなったりする可能性がある。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】そこで、このような不具合を防止するために、例えば、特許第3127641号公報には、最初の装着で態様が変化する構造を有するインクカートリッジの態様変化を検出する着脱歴検出手段を具備したインクジェット記録装置についての提案が開示されている。しかし、この場合には、インクカートリッジ内に付設される部品点数が多く構成が複雑になり、コンパクト化が難しくなる難点がある。 【0007】あるいは、特開2000−85146号公報には、装置本体内に、カートリッジ外面にマーキングを施すためのマーキング機構と、そのマーキング機構によって施されたマーキングを検出するセンサと、を設けたインク吐出装置が提案されている。この場合にも、構成が複雑になり装置のコンパクト化が難しくなる。 【0008】本発明は、このような実情に鑑みてなされ、インクカートリッジの装置本体への装着時に、該インクカートリッジが未使用のものであるか、使用後のものであるか、の判別を容易かつ確実に行える構成が簡易な画像形成装置を提供することを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。 【0010】(1)記録媒体の搬送方向に交差する方向に往復移動可能なキャリッジに搭載可能で、前記記録媒体に対してインクを吐出する吐出部と、前記吐出部に供給する前記インクを収容するインクカートリッジを着脱自在に装着する装着部と、を有するインク吐出方式の画像形成装置において、装置本体には、発光素子と受光素子からなる新品検知手段を設ける一方、前記インクカートリッジには、装着時に前記吐出部と対向する面に反射部材を設け、前記インクカートリッジを画像形成装置に装着した時に、前記発光素子から出力されて反射部材で反射された光を受光した受光素子が所定範囲内の反射光量を受光した場合には、装着された前記インクカートリッジが新品であることを検知し、かつ、前記インクカートリッジに設けられた前記反射部材に対して、前記吐出部から前記インクを吐出して、前記反射部材の光反射率を変化させることを特徴とする。 【0011】この構成においては、新品インクカートリッジ装着時に、反射部材から所定範囲の反射光を受光素子で検出することにより、新品であることを検知すると共に、吐出部からインクを反射部材に吐出して、その反射光量を変化させるので、一旦装着したインクカートリッジを再装着した時には、その反射部材の反射光量が所定範囲外で検出されるようにすることができるため、再装着であることの検知を容易かつ確実なものにすることができる。 【0012】反射部材に対して、画像形成に用いられるインクを利用して、反射部材の反射光量を変化させるので、複雑な機構や部品を必要とすることなく、また、装置本体を大型化することなく、簡易な構成で、インクカートリッジが新品であるか否かの検知が可能となる。 【0013】(2)前記装着部に装着されたインクカートリッジからの反射光量が前記所定範囲外である時には、装着されたインクカートリッジを新品でないと検知することを特徴とする。 【0014】この構成においては、装着されたインクカートリッジからの反射光量が所定範囲外にある時には、そのインクカートリッジは新品ではないと検知するので、例えば、再装着時には、反射部材に、反射光量を変化させるインクを吐出して光反射率を変化させ、その反射光量を所定範囲外とすることで、検知が可能となる。 【0015】従って、反射部材に吐出するインクとして、画像形成に用いるインクを利用することで、複雑な機構や部品を設けることなく、また、装置本体を大型化することなく、簡易な構成で、インクカートリッジが新品であるか否かの検知が可能となる。 【0016】(3)前記装着部が、複数の前記インクカートリッジを着脱自在に装着することができ、かつ、前記新品検知手段を、前記複数のインクカートリッジ個々に対応させて設けたことを特徴とする。 【0017】この構成においては、複数のインクカートリッジを装着可能な画像形成装置にあって、インクカートリッジ個々に対応する新品検知手段を有することで、どのインクカートリッジが新品であるか容易に判別可能となり、インクカートリッジに対する回復動作、カウントリセット等の必要な制御を、個々のインクカートリッジに対して的確におこなうことができる。 【0018】(4)前記装着部が、複数の前記インクカートリッジを着脱自在に装着することができ、かつ、前記複数のインクカートリッジに対して、少なくとも1個の前記新品検知手段を前記キャリッジに有することを特徴とする。 【0019】この構成においては、移動走査されるキャリッジに少なくとも1つの新品検知手段を設けることで、複数のインクカートリッジの検知が可能となる。 【0020】(5)前記キャリッジのホームポジションから前記インクカートリッジまでの移動距離から、新品であることが検知された前記インクカートリッジを識別するための新品検知手段を有することを特徴とする。 【0021】この構成においては、キャリッジのホームポジションから被検出部までの移動距離からどの種類のインクカートリッジが新品であるか容易に判別可能となり該インクカートリッジに対する回復動作、カウントリセット等の必要な制御を的確におこなうことができる。 【0022】(6)前記インクカートリッジが前記装着部に装着されているか否かを検知する装着検知手段と、前記装着検知手段の検知結果に基づいて、前記装着部に前記インクカートリッジが未装着状態であるか、装着状態であるか、未装着状態から装着状態への変化であるか、あるいは、装着状態から未装着状態への変化であるかを判別する判別手段と、を有し、かつ、前記判別手段により、前記インクカートリッジが未装着状態から装着状態に変化したことが判別された場合に、前記インクカートリッジが新品であるか否かを検知する新品検知手段を有することを特徴とする。 【0023】この構成においては、インクカートリッジの状態を具体的に把握するので、例えば、未装着状態から装着状態に変化した場合、装着されたインクカートリッジが新品であるか否かを検出し、必要な回復動作、カウントリセット等の必要な制御を的確に行うことができる。 【0024】(7)前記新品検知手段により装着された前記インクカートリッジが新品であることを検知した場合、前記インクカートリッジと連結された前記吐出部からの吐出カウントをリセットすることを特徴とする。 【0025】この構成においては、吐出カウントによりインク残量の検出を実施している場合、新品検知によるカウンタリセットを自動的に行うことで実際のインク残量にほぼ等しくユーザーに対して、残量の表示が可能となる。 【0026】(8)前記新品検知手段において、前記反射部材に吐出されるインクが、黒色インクを吐出する前記吐出部から吐出されることを特徴とする。 【0027】この構成においては、新品検知後に反射部材を黒色に塗布することで塗布後の反射光量を効果的に減少させることができるため、塗布前後の反射光量の差が大きくなり、新品検知手段による検知が容易かつ確実となる。 【0028】(9)前記吐出部から前記反射部材に吐出される前記インクが黒色であり、かつ、黒色インクの残量が少量であることを検知した場合には、他のカラーインクを前記反射部材上に吐出して黒色を合成することを特徴とする。 【0029】この構成においては、黒色の残量が少量であると検知した場合には黒色インクを使用せず他のカラーインクで、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー等で、黒色を合成して新品検知用に使用するので、残り少ない黒色インクを印字のために使用することができる。 【0030】(10)前記新品検知手段において、前記吐出部から前記反射部材に吐出されるインクの色調が、前記新品検知手段の波長特性に対し前記特性領域外の色調であることを特徴とする。 【0031】この構成においては、例えば、光学素子の光学特性が赤色にピークを持つ素子であるなら検出時のインク残量と照らし合わせ赤色吸収特性を有する波長特性のインクの中で、残量の多いインク例えばシアンを吐出することで残量の少ないインクを印字に使用可能とする。 【0032】(11)前記新品検知手段において、前記装着部に装着された前記インクカートリッジが新品であるか否かを判断するための所定の第1基準範囲と、前記第1基準範囲と異なり、かつ、前記受光素子が受光可能な所定の第2基準範囲と、を備え、前記受光素子で受光する受光量が前記第1基準範囲の場合、前記インクカートリッジが新品であると検知し、前記受光量が前記第2基準範囲の場合、前記インクカートリッジが装着状態であると検知し、前記受光量が前記第1基準範囲、前記第2基準範囲のいずれでもない場合、前記装着部には、前記インクカートリッジが未装着であると検知することを特徴とする。 【0033】この構成においては、基準範囲を2段階設けることで、例えば第1基準範囲であるインク未塗布の反射の場合には新品であると検知し、反射光量が中間の第2基準範囲の場合には、インクカートリッジが装着されている状態を検知し、反射光量が少量の場合、未装着であると検知すればカートリッジの装着状態を検知するための検知手段を別途設ける必要がなく、簡易に装着状態検知手段を兼ねることができる。 【0034】(12)前記インクカートリッジの装着部が、印字領域外に設けられていることを特徴とする。 【0035】この構成においては、装着部を印字領域外に設けることで、記録用紙の通過あるいは記録用紙に対する縁無印字による吐出に関わらず、確実に新品の検知が可能となる。 【0036】(13)前記インクカートリッジに設けられる反射部材が紙製部材であることを特徴とする。 【0037】この構成においては、反射部材を紙製部材としたことで、安価に調達でき、かつ、吐出されたインクを確実に吸収できる。 【0038】(14)前記インクカートリッジにおいて、前記吐出部と対向する面を、前記反射部材を除き黒色または前記新品検知手段の波長特性領域外の色調としたことを特徴とする。 【0039】この構成においては、インクカートリッジにおける前記吐出部と対向する面を、前記反射部材を除き黒色または前記新品検知手段の波長特性領域外の色調としたことで、乱反射等の光学ノイズを排除し確実に反射部材からの反射光を検出可能となる。 【0040】(15)前記装着部の色調を、黒色または前記受光素子の受光特性領域外の色調としたことを特徴とする。 【0041】この構成においては、装着部の色調を、黒色または前記受光素子の受光特性領域外の色調としたことで乱反射等の光学ノイズを排除し確実に反射部材からの反射光を検出することができる。 【0042】 【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態にかかる画像形成装置について図面を参照しつつ詳細に説明する。 【0043】図1は、インクジェット方式の画像形成装置(インクジェットプリンタ)の構成を示し、本プリンタは、記録用紙(記録媒体)に印字を行う印字部81と、記録用紙をプリンタに供給する給紙部82と、記録用紙を印字部81まで搬送する搬送部83と、印字用インクを印字部81に供給するためのインク供給部84と、印字された記録用紙を排出する排出部85と、から構成されている。 【0044】給紙部82は、給紙トレイ103、分離板105、ピックアップローラ104を有している。給紙トレイ103は、印字の対象となる記録用紙を収容・給紙し、分離板105およびピックアップローラ104は、給紙トレイ103に収容された記録用紙を一枚ずつ分離して搬送部83に供給する。 【0045】搬送部83は、ガイド板106、搬送ローラ107、搬送押えローラ110を有している。ガイド板106は、ピックアップローラ104から給紙されてきた記録用紙を印字部に導き、搬送ローラ107、搬送押えローラ110は、ガイド板106を通過した記録用紙を印字ヘッド13まで搬送する。 【0046】印字部81は、キャリッジ203、キャリッジ保持シャフト202、プラテン102を有している。キャリッジ203は、搭載した印字ヘッド13をキャリッジ保持シャフト202に沿って移動させ、印字ヘッド13は、インク供給チューブ51を介してインク供給部84と連結されている。 【0047】インク供給部84は、インクカートリッジ211およびインクカートリッジ211を保持するためのインクカートリッジ装着部212、インク供給チューブ51からなりインクを貯留(蓄積)するとともに、印字ヘッド13に対してインクを供給する。 【0048】また、本プリンタでは、互いに色の異なる4色(イエロー,マゼンタ,シアン、黒色)のインクを使用し、各インクを収納した4つのインクカートリッジ211を備えている。印字ヘッド13は、各カートリッジ211から供給されたインクを吐出口14から吐出して記録用紙に画像を形成する。 【0049】キャリッジ保持シャフト202は、印字ヘッド13を搭載したキャリッジ203を、走査方向に沿って移動できるように案内するためのガイドである。ここで、走査方向とは、記録用紙の搬送方向と垂直な方向のことである。 【0050】プラテン102は、印字(インク吐出)の際、記録用紙を載置するための台(印字台)となり、記録用紙における平坦性の維持、および、吐出口(吐出部)14と記録用紙との距離調整を行う。排出部85は、排出ローラ108,111、スターホイール112、排出トレイ109を有し、排出ローラ108,111、スターホイール112は、印字ヘッド13で印字された記録用紙を排出トレイ109に排出する。 【0051】次いで、以上のように構成される本プリンタの印字動作について説明する。まず、ユーザーが、記録用紙をプリンタの給紙トレイ103上に載置する。そして、本プリンタがコンピュータ等の印字要求を受信すると、分離板105とピックアップローラ104とが、記録用紙を1枚ずつ搬送部83に給紙する。給紙された記録用紙は、ガイド板106に支えられながら搬送ローラ107によって搬送される。次に、印字ヘッド13が、搬送されてきた記録用紙に対してインクを吐出して印字を行う。 【0052】この印字は、印字ヘッド13を備えたキャリッジ203を、キャリッジ保持シャフト202に沿って走査方向に移動させることで行う。すなわち、印字の際、キャリッジ203は、走査方向における一方の端部(キャリッジ保持シャフトの端部近傍)に設けられたスタート位置に配置される。そして、印字要求に応じて、他方の端部に設けられた停止位置まで、走査方向に沿って移動される。 【0053】この移動の際に、印字ヘッド13が、印字要求に応じて、記録用紙に対してインクを吐出し、これにより、1ライン分の画像(ライン画像)を印字することができる。なお、ライン画像の幅は、インクヘッドの縦幅(シート搬送方向での幅)に相当する。 【0054】また、1つのライン画像が印字された後、搬送ローラ107は、プラテン102上の記録用紙を、ライン画像の幅分だけ搬送させる(副走査方向)。この搬送の間に、キャリッジ203は、スタート位置に復帰する。このような印字走査を繰り返し行いつつ、印字ヘッド13からインクを吐出することで、印字要求に応じた情報を記録用紙に印字する。 【0055】最後に、印字された紙は、排出ローラ108、111、スターホイール112を経て排紙トレイ109に排出され、ユーザーにドキュメント(印字物)として提供される。なお、本実施の形態ではインクカートリッジ4個の場合で説明を行ったが、これに限定されることなく、別の複数個の場合でも同様の印字動作が行われる。 【0056】図2,図3は、装着されたインクカートリッジ211が新品であるか否かを検出するための構成を示し、これらの図に示すように、装置本体側に設けたインクカートリッジ装着部212の上方に新品検知手段60を配置する一方、検出対象となる各インクカートリッジ211には、新品検知手段60に対応させて、所定の光反射率を具備した反射部材53を貼着している。なお、その新品検知手段60は、発光素子61と受光素子62からなり、例えば、発光ダイオード(LED)とフォトトランジスタとからなるフォトカプラーを用いることができる。 【0057】このような構成により、インクカートリッジ211をインクカートリッジ装着部212に装着した時に、発光素子61から出力された光を反射部材53で反射させて受光素子62に受光させ(図3(a)参照)、その反射光量が所定範囲内であれば、装着されたインクカートリッジ211が新品であることを検知することができる。そして、新品であることを検知した後には、その反射部材53に対して、吐出口(吐出部)14から、例えば、黒色のインクを吐出して反射部材53の光反射率を変化(低下)させ(図3(b)参照)、その反射光量が所定範囲外で検出されるようにしている。なお、反射部材53に黒色のインクが吐出されると、反射光量が大幅に低下するため、図3(c)に示すように、受光素子62で反射光量を検出できない。 【0058】従って、一旦装着したインクカートリッジ211を再装着した時には、その反射部材53の反射光量が所定範囲外で検出されるため、新品ではない再装着品であることを確実に検知することができる。このように、反射部材53に対して、画像形成に用いられるインクを利用して、反射部材53の光反射率を変化させるので、複雑な機構や部品を必要とすることなく、また、装置本体を大型化することなく、簡易な構成で、インクカートリッジが新品であるか否かの検知が可能となる。 【0059】図4,図5に示す例では、主走査方向に移動走査されるキャリッジ203に(少なくとも)1個の新品検知手段60を設け、単一の新品検知手段60で複数のインクカートリッジ211を検知できるようにし、部品点数の削減と装置本体側の省スペース化を図れるようにしている。 【0060】検知の際には、キャリッジ203をインクカートリッジ装着部212に移動させて、発光素子61から出力された光を反射部材53で反射させて受光素子62に受光させ(図3(a)参照)、その反射光量が所定範囲内であれば、装着されたインクカートリッジ211が新品であることを検知することができる。そして、新品であることを検知した後には、その反射部材53に対して、吐出口14から、例えば、黒色のインクを吐出して反射部材53の光反射率を変化(低下)させ(図3(b)参照)、その反射光量が所定範囲外で検出(図3(c)に示すような検出不能の場合も含む)されるようにする。 【0061】図6に示す例では、新品検知手段60をキャリッジ203に設け、ホームポジションの位置にあるキャリッジ203から新品であることが検出されたインクカートリッジ211までの移動距離から、そのインクカートリッジ211がどれであるかを識別するようにしている。つまり、新品検知手段60をインクカートリッジ識別用としても利用している。 【0062】キャリッジ203のホームポジションから被検出位置までの移動距離は、装置本体側に設けたタイミングフェンス54から容易に求めることができるため、その移動距離をインクカートリッジ装着部212の所定位置に装着されているインクカートリッジ211の既知の位置と照合することで、どのインクカートリッジ211が新品であるかが容易に識別可能となり、各インクカートリッジ211に対する回復動作、カウントリセット等の必要な制御を的確におこなうことができる。 【0063】図7に示す例では、インクカートリッジ装着部212に、インクカートリッジ211が装着されているか否かを検知する装着検知手段(装着検知素子)55と、その装着検知手段55の検知結果に基づいて、インクカートリッジ装着部212にインクカートリッジ211が未装着状態であるか、装着状態であるか、未装着状態から装着状態への変化であるか、あるいは、装着状態から未装着状態への変化であるかを判別する判別手段56と、を設け、判別手段56により、インクカートリッジ211が未装着状態から装着状態に変化したことを判別した場合に、装置本体の制御装置からの指令により、キャリッジ203をインクカートリッジ211の被検出位置に移動させて、キャリッジ203に設けた新品検知手段60により、インクカートリッジ211が新品であるか否かを検知するようにしている。 【0064】上述の装着検知手段55は、例えば、通常の接触式のスイッチ等でよく、これをインクカートリッジ装着部212に設け、直接または間接的にインクカートリッジ211に当接ないしは接触してインクカートリッジ211の装着、非装着を検知する。この装着検知手段55に接続される判別手段56は、図示を省略するが、各種演算処理をおこなうCPUと記憶機能を有するROM,RAMを有するマイクロコンピュータからなり、予め設定記憶された制御プログラムに従って、インクカートリッジ211の装着状態を判別する。 【0065】この判別手段56により、インクカートリッジ211が未装着状態から装着状態に変化したことが判別された場合には、装置本体の制御装置は、キャリッジ203をインクカートリッジ211の被検出位置に移動させるための制御指令をキャリッジ駆動モータ(図示省略)に出力すると共に、キャリッジ203に設けた新品検知手段60に新品検知動作を開始させるための制御指令を出力し、インクカートリッジ211が新品であるか否かが検知される。 【0066】このように、判別手段56により、インクカートリッジ211の状態を具体的に把握することができるので、上述のように、例えば、インクカートリッジ装着部212の状態が、未装着状態から装着状態に変化した場合、装着されたインクカートリッジ211が新品であるか否かを直ちに検出し、必要な回復動作、カウントリセット等の必要な制御を的確に行うことができる。 【0067】図8に示すフローチャートでは、新品検知手段60により装着されたインクカートリッジ211が新品であることが検知された場合に、装置本体に設けた制御装置(図示省略)により、インクカートリッジ211と連結された吐出口(吐出部)14からの吐出カウントをリセットするようにしている。 【0068】吐出カウントによりインク残量の検出を実施している場合に、装置本体に設けた制御装置(図示省略)により、このような吐出制御をおこなうことで、新品検知に伴い、カウンタリセットを自動的に行い、新たに装着されたインクカートリッジ211に対して、実際のインク残量にほぼ等しいインク残量を、ユーザーに対して、表示することができる。 【0069】なお、STEP3にて、インクカートリッジ211を特定するためのホームポジションからのキャリッジ移動距離の算出は、タイミングフェンス54(図6参照)により行う。また、吐出カウントをリセットする前に、新品インクカートリッジ211にインクを吐出しているが、吐出カウントをリセットした後に、新品インクカートリッジ211にインクを吐出してもよい。 【0070】図9は、新品検知手段60において、反射部材53に吐出させるインクとして、吐出口14bkから吐出される黒色インクを用いる場合を図示している。すなわち、図9(a)のように、右端のインクカートリッジ211が新品であることを検知した後には、図9(b)に示すように、反射部材53を黒色に塗布することで、塗布後の光反射率を効果的に減少させることができるため、塗布前後の反射光量の差が大きくなり、新品検知手段60による検知が容易かつ確実となる。 【0071】図10に示す例では、インク残量検出手段(図示省略)により、黒色のインクカートリッジ211内のインク残量が少量であることを検知した場合には、吐出口14から反射部材53に吐出されるインクには、黒色インクを使用せず、シアン、マゼンタ、イエローのインクを充当し、黒色を合成して使用するようにしている。 【0072】具体的には、図10(a)にて、右端のインクカートリッジ211が新品であることを検知し場合、図10(b)に示すように、まず、吐出口14cからシアンのインクを反射部材53に吐出させた後、キャリッジ203を移動させて、吐出口14mからマゼンタのインクを反射部材53に吐出させ、次いで、キャリッジ203を移動させて、図10(c)に示すように、吐出口14yからイエローのインクを反射部材53に吐出させ、図10(d)に示すように、反射部材53上でこれらの各色を合成して黒色を合成するようにする。 【0073】このように、黒色インクの残量が少量になると、黒色インクを使用せず他のカラーインクで反射部材53の上で黒色を合成して新品検知用に使用することで、残り少なくなった黒色インクを印字のために使用することができる。 【0074】図11は、新品検知手段60の光学素子の感度特性曲線の一例を示す。この場合、波長500nmから概ね700nmまでは、感度は非常に低い値を示し、700nmから1000nmに至る間では、感度が非常に高くなる。従って、このような光学的な特性を利用して、例えば、光学素子の光学特性が赤色にピークを持つ素子であるなら、検出時のインク残量と照らし合わせ赤色吸収特性を有する波長特性のインクの中で、残量の多いインク例えばシアンを吐出することで残量の少ないインクを印字に使用することができる。つまり、新品検知手段60において、吐出口14から反射部材53に吐出される色調を、新品検知手段60の波長特性に対しその特性領域外の色調とすることで、上述のような経済効果が得られる。 【0075】図12は、反射部材53で反射される反射光量の基準範囲を示し、この場合、新品検知手段60において、例えば、新品であるか否かを判断するための所定の第1基準範囲と、前記第1基準範囲と異なり、かつ、受光素子62が受光可能な所定の第2基準範囲と、を備え、受光素子62で受光する受光量が、第1基準範囲の場合、装着したインクカートリッジ211が新品であると検知し、受光量が第2基準範囲の場合、インクカートリッジ211が装着状態であると検知し、受光量が第1基準範囲、第2基準範囲のいずれでもない場合、インクカートリッジ装着部212にインクカートリッジ211が未装着であると検知することができる。 【0076】このように、基準範囲を2段階設けることで、例えば第1基準範囲であるインク未塗布の反射の場合には新品であると検知し、反射光量が中間の第2基準範囲の場合には、インクカートリッジ211が装着されている状態を検知し、反射光量が少量の場合、未装着であると検知すれば、インクカートリッジの装着状態を検知するための検知手段を別途設ける必要がなく、新品検知手段60によって、簡易に装着状態検知手段を兼ねることができる。 【0077】図13に示す例では、インクカートリッジ211の装着部212を、印字領域外の位置に設けている。このように、装着部212を印字領域外に設けることで、記録用紙の通過あるいは記録用紙に対する縁無印字による吐出に関わらず、確実に新品の検知が可能となる。 【0078】図14に示す例では、反射部材53として、白色紙製反射部材を用いており、このように、反射部材53を紙製部材としたことで、安価に調達することができ、かつ、吐出されたインクを確実に吸収することができる。 【0079】図15は、インクカートリッジ211の斜視図を示し、この例では、新品検知手段60の吐出口14と対向する面は、反射部材53を除き黒色または新品検知手段60の波長特性領域外の色調としている。これにより、反射部材53を除いた部分を黒色等にすることで乱反射等の光学ノイズを排除し、反射部材53からの反射光を確実に検出することができる。 【0080】図16は、インクカートリッジ211の装着部212の斜視図を示し、この例では、その装着部212の色調を、黒色または新品検知手段60の受光素子62の受光特性領域外の色調としている。これにより、インクカートリッジ211の新品検知時に、乱反射等の光学ノイズを排除し確実に反射部材53からの反射光を検出することができる。 【0081】なお、本発明は、画像形成装置の構成を図1に示すものに限定するのではなく、少なくとも、記録媒体の搬送方向に交差する方向に往復移動可能なキャリッジに搭載可能で、前記記録媒体に対してインクを吐出する吐出部と、前記吐出部に供給する前記インクを収容するインクカートリッジを着脱自在に装着する装着部と、を有するインク吐出方式の画像形成装置であれば、構成や形式の如何を問わず、本発明を適用可能である。 【0082】 【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明は、以下の効果を奏する。 【0083】(1)画像形成装置には、発光素子と受光素子からなる新品検知手段を設ける一方、インクカートリッジには、装着時に前記吐出部と対向する面に反射部材を設け、新品インクカートリッジ装着時に、反射部材からの所定範囲の反射光を受光素子で検出することにより、新品であることを検知すると共に、吐出部からインクを反射部材に吐出して、その反射光量を変化させるので、一旦装着したインクカートリッジを再装着した時には、その反射部材の反射光量が所定範囲外で検出されるようにすることができるため、再装着であることの検知を容易かつ確実なものにすることができる。 【0084】また、反射部材に対して、画像形成に用いられるインクを利用して、反射部材の反射光量を変化させるので、複雑な機構や部品を必要とすることなく、また、装置本体を大型化することなく、簡易な構成で、インクカートリッジが新品であるか否かの検知が可能となる。 【0085】(2)装着されたインクカートリッジからの反射光量が所定範囲外にある時には、そのインクカートリッジは新品ではないと検知するので、例えば、再装着時には、反射部材に、反射光量を変化させるインクを吐出して光反射率を変化させ、その反射光量を所定範囲外とすることで、検知が可能となる。 【0086】従って、反射部材に吐出するインクとして、画像形成に用いるインクを利用することで、複雑な機構や部品を設けることなく、また、装置本体を大型化することなく、簡易な構成で、インクカートリッジが新品であるか否かの検知が可能となる。 【0087】(3)複数のインクカートリッジを装着可能な画像形成装置にあって、インクカートリッジ個々に対応する新品検知手段を有するので、どのインクカートリッジが新品であるか容易に判別可能となり、インクカートリッジに対する回復動作、カウントリセット等の必要な制御を、個々のインクカートリッジに対して的確におこなうことができる。 【0088】(4)複数のインクカートリッジを装着可能な画像形成装置にあって、移動走査されるキャリッジに少なくとも1つの新品検知手段を設けるので、複数のインクカートリッジの検知が可能となる。 【0089】(5)キャリッジのホームポジションから被検出部までの移動距離からどの種類のインクカートリッジが新品であるか識別するので、インクカートリッジに対する回復動作、カウントリセット等の必要な制御を容易かつ的確におこなうことができる。 【0090】(6)装着検知手段と判別手段によって、インクカートリッジの装着状態を具体的に把握し、未装着状態から装着状態に変化した場合には、装着されたインクカートリッジが新品であるか否かを検出し、必要な回復動作、カウントリセット等の必要な制御を容易、迅速、かつ的確に行うことができる。 【0091】(7)吐出カウントによりインク残量の検出を実施している場合に、新品検知によるカウンタリセットを自動的に行うので、実際のインク残量にほぼ等しい残量の表示が可能となる。 【0092】(8)新品検知後に反射部材を黒色に塗布するので、塗布後の反射光量を効果的に減少させることができるため、塗布前後の反射光量の差が大きくなり、新品検知手段による検知が容易かつ確実となる。 【0093】(9)反射部材に吐出されるインクが黒色であり、かつ、黒色インクの残量が少量であることを検知した場合、他のカラーインクで黒色を合成するので、残り少ない黒色インクを印字のために使用することができる。 【0094】(10)吐出部から反射部材に吐出するインクの色調を、新品検知手段の波長特性に対して特性領域外の色調とすくので、例えば、光学素子の光学特性が赤色にピークを持つ素子であるなら検出時のインク残量と照らし合わせ赤色吸収特性を有する波長特性のインクの中で、残量の多いインク例えばシアンを吐出することで残量の少ないインクを印字に使用することができる。 【0095】(11)新品であるか否かを判断するための基準範囲を2段階設けることで、例えば第1基準範囲であるインク未塗布の反射の場合には新品であると検知し、反射光量が中間の第2基準範囲の場合には、インクカートリッジが装着されている状態を検知し、反射光量が少量の場合、未装着であると検知すればカートリッジの装着状態を検知するための検知手段を別途設ける必要がなく、簡易に装着状態検知手段を兼ねることができる。 【0096】(12)インクカートリッジの装着部を印字領域外に設けることで、記録用紙の通過あるいは記録用紙に対する縁無印字による吐出に関わらず、確実に新品の検知が可能となる。 【0097】(13)反射部材を紙製部材としたことで、安価に調達することができ、かつ、吐出されたインクを確実に吸収できる。 【0098】(14)インクカートリッジにおける吐出部と対向する面を、反射部材を除き黒色または新品検知手段の波長特性領域外の色調としたので、乱反射等の光学ノイズを排除し確実に反射部材からの反射光を検出可能となる。 【0099】(15)インクカートリッジの装着部の色調を、黒色または新品検知手段の受光素子の受光特性領域外の色調としたので、乱反射等の光学ノイズを排除し確実に反射部材からの反射光を検出することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005049 【氏名又は名称】シャープ株式会社 【住所又は居所】大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号
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| 【出願日】 |
平成14年5月30日(2002.5.30) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100084548 【弁理士】 【氏名又は名称】小森 久夫 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−341085(P2003−341085A) |
| 【公開日】 |
平成15年12月3日(2003.12.3) |
| 【出願番号】 |
特願2002−158104(P2002−158104) |
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