| 【発明の名称】 |
印刷装置及び印刷システム |
| 【発明者】 |
【氏名】浅見 修 【住所又は居所】長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコーエプソン株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】ユーザにとってより使い勝手の良い印刷装置を提供する。
【解決手段】複数の給紙装置を備えた印刷装置に、予めユーザによって指定された探索手順規定情報(探索対象とする各給紙装置を規定するとともに、各給紙装置の探索順を指定する情報)に従って給紙装置を選択して印刷を行う機能(ステップS102、ステップS104〜S112)と、印刷データ中で指定されている探索手順に従って給紙装置を選択して印刷を行う機能(ステップS103、ステップS104〜S112)とを、付与しておく。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 用紙を収容するための複数の用紙収容手段と、用紙収容手段の探索手順を規定する探索手順規定情報を記憶した探索手順規定情報記憶手段と、受信した印刷データに含まれる仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を前記複数の用紙収容手段の中から前記探索手順規定情報記憶手段に記憶されている探索手順規定情報にて規定される手順で探索し、探索した用紙収容手段内に収容されている用紙上に前記印刷データに基づく印刷を行う印刷実行手段であって、受信した印刷データに基づく印刷を開始するときと、印刷を開始した後に当該印刷に利用していた用紙収容手段内に用紙が無くなったときとに、前記仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を探索する印刷実行手段と、ユーザによって指定された内容の探索手順規定情報を前記探索手順規定情報記憶手段に記憶させる探索手順規定情報変更手段とを、備えることを特徴とする印刷装置。 【請求項2】 用紙を収容するための複数の用紙収容手段と、受信した印刷データに含まれる仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を前記複数の用紙収容手段の中から当該印刷データに含まれる探索手順規定情報にて指定される手順で探索し、探索した用紙収容手段内に収容されている用紙上に前記印刷データに基づく印刷を行う印刷実行手段であって、受信した印刷データに基づく印刷を開始するときと、印刷を開始した後に当該印刷に利用していた用紙収容手段内に用紙が無くなったときとに、前記仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を探索する印刷実行手段とを、備えることを特徴とする印刷装置。 【請求項3】 前記探索手順規定情報は、探索対象としない1つ以上の用紙収容手段を指定する情報であり、前記印刷実行手段は、前記複数の用紙収容手段の中の、前記探索手順規定情報にて探索対象としないことが指定されている各用紙収容手段を除いた用紙収容手段の中から、前記仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を、所定の順で、探索することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印刷装置。 【請求項4】 前記探索手順規定情報は、前記複数の用紙収容手段の探索順を規定する情報であり、前記印刷実行手段は、前記探索手順規定情報にて規定されている順で、前記複数の用紙収容手段の中から、前記仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を、探索することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印刷装置。 【請求項5】 前記探索手順規定情報は、前記複数の用紙収容手段の全て或いは一部について探索順を規定する情報であり、前記印刷実行手段は、前記探索手順規定情報にて規定されている順で、前記複数の用紙収容手段に含まれる探索順が規定されている用紙収容手段の中から、前記仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を、探索することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印刷装置。 【請求項6】 印刷装置とホスト装置とを含む印刷システムであって、前記印刷装置は、用紙を収容するための複数の用紙収容手段と、用紙収容手段の探索手順を規定する探索手順規定情報を記憶した探索手順規定情報記憶手段と、受信した印刷データに含まれる仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を前記複数の用紙収容手段の中から前記探索手順規定情報記憶手段に記憶されている探索手順規定情報にて規定される手順で探索し、探索した用紙収容手段内に収容されている用紙上に前記印刷データに基づく印刷を行う印刷実行手段であって、受信した印刷データに基づく印刷を開始するときと、印刷を開始した後に当該印刷に利用していた用紙収容手段内に用紙が無くなったときとに、前記仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を探索する第1印刷実行手段と、受信した印刷データに含まれる仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を前記複数の用紙収容手段の中から当該印刷データに含まれる探索手順規定情報にて指定される手順で探索し、探索した用紙収容手段内に収容されている用紙上に前記印刷データに基づく印刷を行う印刷実行手段であって、受信した印刷データに基づく印刷を開始するときと、印刷を開始した後に当該印刷に利用していた用紙収容手段内に用紙が無くなったときとに、前記仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を探索する第2印刷実行手段と、ユーザによって指定された内容の探索手順規定情報を前記探索手順規定情報記憶手段に記憶させる探索手順規定情報変更手段とを、備え、前記ホスト装置は、前記第1印刷実行手段を機能させるための印刷データを生成して前記印刷装置に送信する機能、及び、ユーザによってその内容が指定された探索手順規定情報を含む前記第2印刷実行手段を機能させるための印刷データを生成して前記印刷装置に送信する機能を有する印刷データ生成・送信手段を、備えることを特徴とする印刷システム。 【請求項7】 前記ホスト装置が、コンピュータに、当該コンピュータを前記印刷データ生成・送信手段を備えた装置として動作させるためのプログラムをインストールした装置であることを特徴とする請求項6記載の印刷システム。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置と印刷システムとに関する。 【0002】 【従来の技術】近年の、給紙装置を複数個備えた印刷装置の大部分は、印刷に用いるべき用紙の仕様(用紙サイズや、用紙サイズ及び用紙種類)を指定して(給紙装置を指定せずに)、印刷を行わせることが出来るものとなっている。 【0003】そして、既存の印刷装置によって行われている当該印刷(以下、給紙装置自動選択印刷と表記する)は、受信した印刷データ中で指定されている仕様の用紙が収容されている給紙装置が予め定められている順番で探索されてから印刷が開始され、その後、探索した給紙装置内に用紙が無くなった場合には、他の給紙装置が再探索されて印刷が続行されるものとなっている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】給紙装置自動選択印刷を利用すれば、ユーザは、給紙装置を指定した印刷を印刷装置に行わせた場合に比して、用紙が無くなることにより印刷が中断される確率が小さい状態で(印刷装置の各給紙装置内の用紙の残量を気にせずに)印刷を行えることになる。 【0005】しかしながら、既存の印刷装置にて行われている給紙装置自動選択印刷は、給紙装置が予め定められている順番で探索されるものであるため、既存の印刷装置に給紙装置自動選択印刷を行わせた場合、以下のような問題が発生することがあった。 【0006】すなわち、印刷装置の運用時には、2つ以上の給紙装置に、全く同じ用紙ではないが同じ仕様に分類される用紙(例えば、若干厚さが異なる用紙)がセットされることがある。そのような状態にある印刷装置に給紙装置自動選択印刷を行わせ、その印刷中に給紙装置が切り替えられた場合、前半ページと後半ページとで用紙の種類が変わっていることが明確に判る印刷されている何枚かの用紙とが異なる印刷物が生成されてしまうことになる。また、一般に、印刷装置に設けられている用紙トレイ(MP(multi-purpose)トレイとも呼ばれている)は、用紙カセットほど用紙が正確にセットできない給紙装置となっている。このため、従来の印刷装置は、印刷中に、用紙カセットから用紙トレイに給紙装置が変更された場合、前半部分と後半部分とで用紙に対する印刷位置が異なっている印刷物が生成されてしまうことがある装置ともなっていた。 【0007】本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、ユーザにとってより使い勝手の良い印刷装置と、そのような印刷装置を含む印刷システムとを、提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本発明の第1の態様の印刷装置は、用紙を収容するための複数の用紙収容手段と、用紙収容手段の探索手順を規定する探索手順規定情報を記憶した探索手順規定情報記憶手段と、受信した印刷データに含まれる仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を複数の用紙収容手段の中から探索手順規定情報記憶手段に記憶されている探索手順規定情報にて規定される手順で探索し、探索した用紙収容手段内に収容されている用紙上に印刷データに基づく印刷を行う印刷実行手段であって、受信した印刷データに基づく印刷を開始するときと、印刷を開始した後に当該印刷に利用していた用紙収容手段内に用紙が無くなったときとに、仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を探索する印刷実行手段と、ユーザによって指定された内容の探索手順規定情報を探索手順規定情報記憶手段に記憶させる探索手順規定情報変更手段とを、備える。 【0009】また、本発明の第1の態様の印刷装置は、用紙を収容するための複数の用紙収容手段と、受信した印刷データに含まれる仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を複数の用紙収容手段の中から当該印刷データに含まれる探索手順規定情報にて指定される手順で探索し、探索した用紙収容手段内に収容されている用紙上に印刷データに基づく印刷を行う印刷実行手段であって、受信した印刷データに基づく印刷を開始するときと、印刷を開始した後に当該印刷に利用していた用紙収容手段内に用紙が無くなったときとに、仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を探索する印刷実行手段とを、備える。 【0010】すなわち、本発明の第1、第2の態様の印刷装置は、給紙装置の探索手順をユーザが指定できる給紙装置自動選択印刷を行える構成を、有する。従って、本発明の印刷装置は、探索手順を指定できる分、ユーザにとって使い勝手の良い印刷装置として機能することになる。 【0011】なお、本発明の各態様の印刷装置を実現するに際しては、探索手順規定情報を探索対象としない1つ以上の用紙収容手段を指定する情報としておくとともに、印刷実行手段として、複数の用紙収容手段の中の、探索手順規定情報にて探索対象としないことが指定されている各用紙収容手段を除いた用紙収容手段の中から、仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を所定の順で探索する手段を採用しておくことや、探索手順規定情報を複数の用紙収容手段の探索順を規定する情報としておき、印刷実行手段として、探索手順規定情報にて規定されている順で、複数の用紙収容手段の中から、仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を探索する手段を採用しておくことが出来る。また、本発明の各態様の印刷装置を実現するに際して、探索手順規定情報を複数の用紙収容手段の全て或いは一部について探索順を規定する情報としておき、印刷実行手段として、探索手順規定情報にて規定されている順で、複数の用紙収容手段に含まれる探索順が規定されている用紙収容手段の中から、仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を探索する手段を採用しておくことも出来る。 【0012】そして、本発明の印刷システムは、印刷装置とホスト装置とを含むシステムであって、印刷装置として、用紙を収容するための複数の用紙収容手段と、用紙収容手段の探索手順を規定する探索手順規定情報を記憶した探索手順規定情報記憶手段と、受信した印刷データに含まれる仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を複数の用紙収容手段の中から探索手順規定情報記憶手段に記憶されている探索手順規定情報にて規定される手順で探索し、探索した用紙収容手段内に収容されている用紙上に印刷データに基づく印刷を行う印刷実行手段であって、受信した印刷データに基づく印刷を開始するときと、印刷を開始した後に当該印刷に利用していた用紙収容手段内に用紙が無くなったときとに、仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を探索する第1印刷実行手段と、受信した印刷データに含まれる仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を複数の用紙収容手段の中から当該印刷データに含まれる探索手順規定情報にて指定される手順で探索し、探索した用紙収容手段内に収容されている用紙上に印刷データに基づく印刷を行う印刷実行手段であって、受信した印刷データに基づく印刷を開始するときと、印刷を開始した後に当該印刷に利用していた用紙収容手段内に用紙が無くなったときとに、仕様指定情報が示す仕様の用紙が収容されている用紙収容手段を探索する第2印刷実行手段と、ユーザによって指定された内容の探索手順規定情報を探索手順規定情報記憶手段に記憶させる探索手順規定情報変更手段とを備える装置が用いられ、ホスト装置として、第1印刷実行手段を機能させるための印刷データを生成して印刷装置に送信する機能、及び、ユーザによってその内容が指定された探索手順規定情報を含む第2印刷実行手段を機能させるための印刷データを生成して印刷装置に送信する機能を有する印刷データ生成・送信手段を備える装置が用いられた構成を、有する。 【0013】すなわち、本発明の印刷システムには、本発明の第1,第2の態様の印刷装置の機能を併せ持つ印刷装置と、それらの機能を利用するための印刷データを生成して印刷装置へ供給(送信)する機能を有するホスト装置とが、含まれる。従って、本発明の印刷システムは、ユーザが印刷装置内に予め探索手順を指定しておくことも、ユーザがホスト装置側で探索手順を指定することも出来るシステムとして機能することになる。 【0014】なお、本発明の印刷システムを実現するに際しては、ホスト装置として、本発明の印刷システム用の装置を開発する必要はなく、本発明の印刷システムのホスト装置としては、コンピュータに、当該コンピュータを印刷データ生成・送信手段を備えた装置として動作させるためのプログラムをインストールした装置を用いることが出来る。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。 【0016】まず、図1を用いて、本発明の一実施形態に係る印刷システムの概要を説明する。 【0017】図1に示したように、本発明の一実施形態に係る印刷システムは、プリンタドライバ50がインストールされた1台以上のパーソナルコンピュータ(PC)100(ホスト装置に相当)と、印刷装置10とが、LANケーブル110によって接続されたシステムである。また、本印刷システムは、通常、印刷システムを構成する1台のPC100に設定支援プログラム40がインストールされている形で運用されるシステムとなっている。 【0018】本印刷システムを構成する印刷装置10は、複数の給紙装置(本印刷装置10では、用紙トレイ、用紙カセット1〜3)を備え、いわゆる給紙装置自動選択印刷(受信した印刷データ中で指定されている仕様の用紙が収容されている給紙装置が探索され、探索された給紙装置が用紙の供給源として選択される印刷)を行える印刷装置である。 【0019】ただし、本印刷装置10が行う給紙装置自動選択印刷は、既存の印刷装置が行う給紙装置自動選択印刷とは異なり、給紙装置の探索手順をユーザが指定できるものとなっている。また、印刷装置10は、そのような給紙装置自動選択印刷として、予め指定しておいた探索手順(印刷データ中で指定されていない探索手順)に従って給紙装置が探索される給紙装置自動選択印刷(以下、第1種自動選択印刷と表記する)と、印刷データ中で指定されている探索手順に従って給紙装置が探索される給紙装置自動選択印刷(以下、第2種自動選択印刷と表記する)とを、行える装置となっている。 【0020】以上のことを前提として、以下、本印刷システムの構成及び動作を、具体的に説明する。 【0021】まず、図2及び図3を用いて、印刷装置10のハードウェア構成を、説明する。 【0022】図2に示したように、印刷装置10は、制御部11とコントロールパネル12と印刷機構部13とを、備えている。 【0023】コントロールパネル12は、ユーザと印刷装置10との間のインタフェースとして印刷装置10の上面に設けられているユニットである。このコントロールパネル12は、図3に示したように、液晶ディスプレイ(LCD)30,バックスイッチ31,アップスイッチ32,ダウンスイッチ33,設定実行スイッチ34,ジョブキャンセルスイッチ35,データランプ36,印刷可ランプ37,エラーランプ38及び印刷可スイッチ39を、備えたものとなっている。 【0024】印刷機構部13(図2)は、制御部11の制御下、いずれかの給紙装置に収容されていた用紙上へ印刷を行う機構である。この印刷機構部13は、制御部11から供給される信号に基づき用紙上へ実際に印刷を行う印刷エンジン、印刷エンジンに供給される用紙を収容した複数の給紙装置(用紙トレイ,用紙カセット1〜3;用紙収容手段に相当)、印刷が行われた用紙を印刷装置10外に排出するための排紙装置等で、構成されている。なお、本印刷装置10内の各給紙装置は、用紙のおよその残量を検出可能なセンサ(以下、用紙残量センサと表記する)は設けられているが、用紙のサイズを検出するためのセンサは設けられていないものとなっている。すなわち、本印刷装置10は、全ての給紙装置に関する用紙のサイズ及び種類に関する設定をユーザが行わなければならない装置となっている。 【0025】制御部11は、受信した印刷データに応じた内容の印刷物を印刷機構部13に生成させる処理等を行うユニットである。図示してあるように、制御部11は、ホストインタフェース回路21,CPU22,RAM23,メモリ制御部24,ROM25,EEPROM26,インタフェース回路部27等で構成されている。 【0026】ROM25は、各種のプログラムが記憶された不揮発性メモリである。RAM23は、ROM25に記憶されているプログラムが読み出されるメモリであるとともに、RAM23上に読み出されているプログラムの作業領域として用いられるメモリである。 【0027】CPU22は、RAM23上に読み出したプログラムに従って各部を統合的に制御する制御回路である。EEPROM26は、第1種自動選択印刷時における給紙装置の探索手順を規定する探索手順規定情報(詳細は後述)の記憶に用いられている書換可能な不揮発性メモリである。このEEPROM26は、各給紙装置にセットされている用紙のサイズ(“A4”、“B5”等)を示す情報(以下、用紙サイズと表記する)、各給紙装置にセットされている用紙の種類(“普通紙”、“OHPシート”、“色つき”等)を示す情報(以下、用紙種類と表記する)等の記憶にも、用いられている。 【0028】ホストインタフェース回路21は、CPU22の制御下、PC100(プリンタドライバ50、設定支援プログラム40)との間で通信を行うための回路である。メモリ制御部24は、CPU22の制御下、ホストインタフェース回路21からRAM23にデータを転送する処理や、RAM23上にCPU22が生成した印刷用イメージデータに応じた信号を印刷エンジン13へ供給する処理などを行う回路である。インタフェース回路部27は、CPU22とコントロールパネル12との間、CPU22と印刷エンジン13との間でデータを授受するための幾つかのインタフェース回路からなるユニットである。 【0029】なお、この印刷装置10は、給紙装置、EEPROM26が、それぞれ、用紙収容手段、探索手順規定情報記憶手段に相当し、制御部11と印刷エンジンとを中心とした部分が印刷実行手段に相当し、制御部11及びコントロールパネル12(或いは制御部11のみ)が探索手順規定情報変更手段に相当した装置となっている。 【0030】次に、EEPROM26に記憶されている探索手順規定情報の構成と、当該探索手順規定情報の変更(設定)が行われる場合における印刷システムの動作とを、説明する。なお、以下の説明では、用紙トレイ、用紙カセット1〜用紙カセット3のことを、それぞれ、“トレイ”、“LC1”〜“LC3”とも、表記する。 【0031】EEPROM26に記憶されている探索手順規定情報は、第1〜第4情報要素からなり、第1情報要素として、いずれかの給紙装置の識別情報を含み、第2〜第4情報要素として、いずれかの給紙装置の識別情報、或いは、給紙装置を指定しないことを示す指定終了指示情報を含む情報である。また、この探索手順規定情報の第K(K=1〜4)情報要素(給紙装置の識別情報となっているもの)は、上記した第1種自動選択印刷時に、印刷に必要とされている仕様の用紙を収容したものであるか否かのチェックがK番目に行われるべき給紙装置の指定情報として使用される情報となっている(詳細は後述)。 【0032】そして、本印刷システムは、ユーザが、EEPROM26上の探索手順規定情報(第1〜第4情報要素)を、コントロールパネル12を操作することにより、或いは、設定支援プログラム40がインストールされたPC100を操作することにより変更することができるシステムとなっている。 【0033】具体的には、印刷装置10の電源スイッチが“ON”とされると、印刷装置10内の制御部11は、各部が正常に機能していることを確認した後、通常動作モードでの動作を開始し、まず、LCD30(図3参照)に“インサツカノウ”を表示させる。その後、制御部11は、自装置宛の情報(印刷データ等)が送信されてくることと、コントロールパネル12がユーザによって操作されることとを監視する処理を、開始する。 【0034】そして、制御部11は、LCD30上に“インサツカノウ”が表示されている状態で設定実行スイッチ34が押下された場合には、情報設定モードでの動作を開始し、まず、図4(A)に示したように、LCD30上に“プリンタセッテイメニュー”を表示する。なお、この情報設定モードは、印刷データを受信しても印刷が開始されないモードとなっている。 【0035】“プリンタセッテイメニュー”がLCD30上に表示されている状態で設定実行スイッチ34が押下された場合、制御部11は、図4(B)に示したように、LCD30上に“キュウシグチ = ジドウ”を表示する。この“キュウシグチ =ジドウ”は、設定実行スイッチ34を押下すると探索手順規定情報に関する設定を行えるようになることをユーザに知らせるためのメニューメッセージであり、このメニューメッセージの表示中に設定実行スイッチ34が押下された場合、制御部11は、“ユウセン1 = ”と、EEPROM26に記憶されている第1情報要素の内容を表す文字列(以下、要素値文字列と表記する)とを組み合わせたメッセージ、例えば、図4(C)に示したようなメッセージ“ユウセン1 = LC1”を、LCD30上に表示する。 【0036】LCD30上に“ユウセン1 = ***”(***は、要素値文字列)が表示されている状態で設定実行スイッチ34が押下された場合、制御部11は、LCD30上に“ユウセン1 = ▽***”(つまり、それまで表示していたメッセージの“***”の前に“▽”を挿入したメッセージ)を表示する(図4(C)→図4(D)参照)。 【0037】LCD30上に“ユウセン1 = ▽***”が表示されている状態でダウンスイッチ33が押下された場合、制御部11は、LCD30上に表示している要素値文字列(“***”)を、次の給紙装置(“LC1”→“LC2”→“LC3”→“トレイ”→“LC1”という順における次の給紙装置)を表す要素値文字列に変更する(図4(D)→図4(E)参照)。 【0038】そして、LCD30上に“ユウセン1 = ▽***”が表示されているときに設定実行ボタン34が押下された場合、制御部11は、EEPROM26上の第1情報要素を、表示中の要素値文字列に応じた情報(表示中の要素値文字列が表している給紙装置の識別情報)に変更するとともに、EEPROM26上の第2〜第4情報要素を指定終了指示情報(後述する“シテイナシ”に対応する情報)に変更する(第2〜第4情報要素用の記憶領域に指定終了指示情報を上書きする)。その後、制御部11は、LCD30上に“ユウセン1 = ***”(それまで表示していたメッセージから“▽”を取り除いたメッセージ)を、表示する(図4(E)→図4(F)参照)。 【0039】また、LCD30上に“ユウセンX = ***”(Xは、1〜4のいずれか)が表示されている状態でダウンスイッチ33が押下された場合、制御部11は、EEPROM26に記憶されている次の情報要素の内容を表すメッセージをLCD30上に表示する(図4(F)→図4(G)、図4(J)→図4(K)参照)。この際、制御部11は、ダウンスイッチ33の押下時に表示していたメッセージにてその内容が示されていた第n情報要素(n=1〜4のいずれか)が給紙装置が指定されていることを示すものであった場合には、次の情報要素の内容を表すメッセージとして、第((n MOD4)+1)情報要素の内容を表すメッセージを表示する。また、制御部11は、表示していたメッセージにてその内容が示されていた第n情報要素(n=2〜4のいずれか)が給紙装置が指定されていないことを示すものであった場合には、常に(n=4でなくても)、次の情報要素の内容を表すメッセージとして、第1情報要素の内容を表すメッセージを表示する。 【0040】既に説明したように、制御部11は、LCD30上に“ユウセン1 = ▽***”が表示されている状態でダウンスイッチ33が押下された場合、LCD30上に表示している要素値文字列を、次の要素値文字列(給紙装置を表すもの)に変更する。これに対して、Xが2〜4のいずれかであるメッセージ“ユウセンX= ***”がLCD30上に表示されている状態で設定実行スイッチ34が押下された場合、制御部11は、LCD30上に表示している要素値文字列を、次の未割当給紙装置を表す要素値文字列、或いは、要素値文字列“シテイナシ”に変更する(図4(H)→図4(I)参照)。ここで、未割当給紙装置とは、第1〜第X−1情報要素にその識別情報が設定されてない給紙装置のことである。また、この際、制御部11は、“LC1”→“LC2”→“LC3”→“トレイ”→“シテイナシ”→“LC1”といった順(ただし、未割当給紙装置を表す要素値文字列を除いたもの)で、要素値文字列を変更する。すなわち、“LC2”のみが未割当要素値でない場合には、“LC1”→“LC3”→“トレイ”→“シテイナシ”→“LC1”という順で、要素値文字列を変更する。 【0041】そして、LCD30上に“ユウセンX = ▽***”(X≠1)が表示されているときに設定実行ボタン34が押下された場合、制御部11は、“ユウセン1= ▽***”が表示されているときに設定実行ボタン34が押下された場合と同様に、EEPROM26上の第X情報要素を、表示中の“***”に応じた情報に変更する。さらに、制御部11は、X<4であった場合には、EEPROM26上の第X+1〜第4情報要素を指定終了指示情報に変更する(第X+1〜第4情報要素の記憶領域に指定終了指示情報を上書きする)。その後、制御部11は、LCD30上に“ユウセンX = ***”(それまで表示していたメッセージから“▽”を取り除いたメッセージ)を、表示する(図4(E)→図4(F)、図4(I)→図4(J)参照)。 【0042】また、制御部11は、LCD30上に“ユウセンX = ***”が表示されているときにバックスイッチ31が押下された場合には、LCD30上に“キュウシグチ = ジドウ”を表示し、LCD30上に“キュウシグチ = ジドウ”が表示されているときにバックスイッチ31が押下された場合には、LCD30上に“プリンタセッテイメニュー”を表示する(図4(K)→図4(L)→図4(M)参照)。そして、制御部11は、LCD30上に“キュウシグチ = ジドウ”が表示されているときに印刷可スイッチ39が押下された場合、LCD30上に“インサツカノウ”を表示して、通常動作モードでの動作を開始する。 【0043】さらに、制御部11は、LCD30上に“インサツカノウ”が表示されているときに、所定フォーマットの情報設定要求を受信した場合には、その情報設定要求に含まれる情報群に応じたものに、EEPROM26上の探索手順規定情報及び他の情報を書き換えるようにも、構成されている。 【0044】この情報設定要求を印刷装置10に対して送信する機能をPC100に付与するために用意されているプログラムが、設定支援プログラム40(図1参照)である。 【0045】この設定支援プログラム40は、印刷装置10とは異なる装置(LAN110に接続されているもの)への情報設定も行える多機能なプログラムとなっている。このため、その詳細説明は省略するが、設定支援プログラム40がインストールされたPC100は、設定支援プログラム40が起動された後に所定手順の操作が行われると、図5に示したような情報設定用画面41の表示を行う。なお、PC100(設定支援プログラム40)は、情報設定用画面41の表示がユーザによって指示された場合、印刷装置10に対してEEPROM26に記憶されている情報群の送信を要求し、当該要求に対する応答として印刷装置10が送信してきた情報群に応じた内容の情報設定用画面41(各リストボックス/エディットボックス内に初期値として示された情報設定用画面41)を表示する。 【0046】この情報設定用画面41上のリストボックス42〜45は、それぞれ、その設定値に応じた情報が第1〜第4情報要素としてEEPROM26に記憶されるコントロールとなっている。また、“設定”ボタン46は、リストボックス42〜45等を用いて設定した情報を印刷装置10に記憶させる際に押下されるべきボタンとなっている。 【0047】すなわち、この設定支援プログラム40を利用して探索手順規定情報の変更を行う場合、ユーザは、情報設定用画面41をPC100に表示させた後、情報設定用画面41上のリストボックス42〜45内に所望の情報(給紙装置名或いは“指定せず”)が表示されている状態を形成する。そして、ユーザは、“設定”ボタン46を押下する。 【0048】“設定”ボタン46が押下されると、PC100(設定支援プログラム40)は、情報設定用画面41上のリストボックス42〜45の現設定値が第1〜第4情報要素が満たすべき条件を満たしていることを確認した上で、それらを示す情報等を含めた情報設定要求を印刷装置10に対して送信する。ここで、第1〜第4情報要素が満たすべき条件とは、2つ以上の情報要素が同じ給紙装置の識別情報となっておらず、第i(<4)情報要素が指定終了指示情報である場合には、第i+1情報要素以下の各情報要素が指定終了指示情報であるという条件のことである。なお、この条件が満たされていないかった場合、PC100(設定支援プログラム40)は、情報設定要求を印刷装置10に送信することなく、その旨が示された(情報の再設定を促す)ダイアログボックスを、情報設定用画面41上に表示する。 【0049】次に、本印刷システムの第1,第2種自動選択印刷時の動作を、説明する。 【0050】本印刷システムを構成するPC100にインストールされるプリンタドライバ50は、図6に示したプロパティ・ダイアログボックス51を表示するものとなっている。 【0051】このプロパティ・ダイアログボックス51上のリストボックス52は、印刷に用いるべき用紙のサイズがユーザによって設定されるコントロール(ドロップダウンリストコンボボックス)である。リストボックス53は、自動選択印刷給紙装置(第1、第2種自動選択印刷)を行う場合には“自動選択”が、自動選択印刷を行わない場合には給紙装置の名称が、ユーザによって設定されるコントロールである。リストボックス54は、印刷に用いる用紙の種類がユーザによって設定されるコントロールである。なお、リストボックス54は、リストボックス53に“自動選択”が設定されている場合にのみ、操作可能な状態をとるコントロールとなっている。 【0052】チェックボックス55は、第1種自動選択印刷、第2種自動選択印刷のいずれを印刷装置10に行わせるかを指定するためのコントロールである。このチェックボックス55も、リストボックス54と同様に、リストボックス53に“自動選択”が設定されている場合にのみ、操作可能な状態をとるコントロールとなっている。 【0053】リストボックス56〜59は、チェックボックス55をチェックしたユーザが、自身が希望する給紙装置の探索手順を指定するために用いるコントロールである。なお、リストボックス56〜59は、チェックボックス55がチェックされている状態にあるときにのみ、操作可能な状態をとるコントロールとなっている。また、プロパティ・ダイアログボックス51は、“OK”ボタン、“更新”ボタンが押下されたときに、リストボックス56〜59の設定値が第1〜第4情報要素が満たすべき条件(情報設定画面41の“設定”ボタン45押下時に満たしているか否かがチェックされる条件と同じ条件)を満たしていなかった場合には、情報要素の再設定を促すダイアログボックスが表示されるダイアログボックスとなっている。 【0054】そして、プリンタドライバ50は、このプロパティ・ダイアログボックス51に対する操作により設定されている印刷条件が第1種自動選択印刷の実行を指示するものであるときに、印刷(印刷データの生成・送信)が指示された場合には、既存のプリンタドライバが送信するものと特に変わるところのない印刷データ(給紙装置自動選択印刷の実行を指示する制御用コマンド、用紙サイズを指定する制御用コマンド、用紙種類を指定する制御用コマンド等を含むが、特殊な制御用コマンドを含まない印刷データ)を、印刷装置10に送信する。 【0055】これに対して、設定されている印刷条件が第2種自動選択印刷の実行を指示するものであるときに、印刷が指示された場合、プリンタドライバ50は、探索手順指定コマンドを含めた印刷データを、印刷装置10に送信する。ここで、探索手順指定コマンドとは、リストボックス56〜59の設定値を表す情報を含む、第2種自動選択印刷の実行を指示するコマンドのことである。なお、本印刷システムは、探索手順指定コマンドとして、“@EJL SET UNITPRIORITY1=LC2 UNITPRIORITY2=LC1 UNITPRIORITY3=NONE UNITPRIORITY4=NONE”といった形式のコマンドが用いられたシステムとなっている。 【0056】そして、印刷データを受信し、その印刷データに含まれる各種制御用コマンドの解釈により当該印刷データが給紙装置自動選択印刷を行うべきものであることが判った場合、印刷装置10内の制御部11は、図7に示した手順でその印刷データを処理する。 【0057】すなわち、制御部11は、受信した印刷データ(以下、処理対象印刷データと表記する)が、探索手順指定コマンドを含まないものであった場合(ステップS101;NO)には、EEPROM26から、探索手順規定情報(第1〜第4情報要素)を読み出すことにより、第1〜第m(mは、給紙装置の識別情報が設定されている情報要素総数)番目に探索対象とすべき給紙装置(各探索順の給紙装置)を、把握する(ステップS102)。 一方、処理対象印刷データ中に探索手順指定コマンドが含まれていた場合(ステップS101;YES)、制御部11は、その探索手順指定コマンドに含まれる情報に基づき、各探索順の給紙装置を把握する(ステップS103)。 【0058】ステップS102或いはS103の処理を終えた制御部11は、最初に探索すべき給紙装置をチェック対象給紙装置として特定する(ステップS104)。 【0059】次いで、制御部11は、チェック対象給紙装置が、処理対象印刷データの処理に利用できる給紙装置であるか否かを判断する(ステップS105)。具体的には、このステップS105にて、制御部11は、EEPROM26に記憶されているチェック対象給紙装置に関する用紙サイズ、用紙種類が、それぞれ、処理対象印刷データ中で指定されている用紙サイズ、用紙種類と一致しており、かつ、チェック対象給紙装置に用紙が残っているという条件が満たされているか否かを判断する。 【0060】そして、チェック対象給紙装置が処理対象印刷データの処理に利用できる給紙装置でなかった場合(ステップS105;NO)、制御部11は、探索順が次位の給紙装置が指定されているか否かを判断する(ステップS106)。そして、制御部11は、そのような給紙装置が指定されていた場合(ステップS106;YES)には、探索順が次位の給紙装置をチェック対象給紙装置として特定(ステップS107)し、そのチェック対象給紙装置に対して、ステップS105以降の処理を実行する。 【0061】或るチェック対象給紙装置が処理対象印刷データの処理に利用できる給紙装置であることを見出した場合(ステップS105;YES)、制御部11は、ステップS110にて、印刷機構部13に、その給紙装置から1枚の用紙を引き出させてその用紙上に印刷を行わせるための処理を行う。その後、制御部11は、全印刷データに対する処理(印刷データで印刷が指示されている全ページの印刷)が完了したか否かを判断する(ステップS111)。 【0062】全印刷データに対する処理が完了していなかった場合(ステップS111;NO)、制御部11は、利用中の給紙装置に用紙が残っているか否かを判断する(ステップS112)。そして、制御部11は、用紙が残っていた場合(ステップS112;YES)には、ステップS110以降の処理を実行する。 【0063】一方、用紙が残っていなかった場合(ステップS112;NO)、制御部11は、ステップS105以降の処理(ステップS105〜S107の処理)、すなわち、探索順を把握している各給紙装置を把握している探索順に従って順にチェックすることにより、処理対象印刷データの処理に利用できる給紙装置を見出す処理を、開始する。そして、制御部11は、そのような給紙装置を見出せた場合、つまり、それまで利用していた給紙装置よりも探索順が低位の給紙装置が、処理対象印刷データの処理に利用できるものであることを認識した場合や、前回のチェック時には用紙が存在していなかった給紙装置に用紙が存在している(用紙が補充されている)ことを認識した場合には、その給紙装置を利用して処理対象印刷データに対する処理を続ける。 【0064】なお、処理対象印刷データの処理に利用可能な給紙装置を見出すことなく、探索順が指定されている全給紙装置のチェックが完了した場合(ステップS106;YES)、制御部11は、エラー処理を開始する。 【0065】このエラー処理時、制御部11は、用紙に関するエラーが発生したことを示すメッセージをLCD30上に表示する処理、受信した印刷データの送信元PC100に対してその旨を通知する情報を送信する処理等を行った後、ジョブキャンセルスイッチ35の押下や、給紙装置へ用紙が追加されるのを、待機する。そして、制御部11は、ジョブキャンセルスイッチ35が押下されたことを検出した場合には、受信済みの印刷データを破棄して、コントロールパネル12の状態を通常のものに戻す処理(印刷装置10の状態を、新たな印刷データの受信が可能な状態に戻すための処理)を行う。また、制御部11は、給紙装置へ用紙が追加されたことを検出した場合には、ステップS104からの処理を開始する。 【0066】以上、詳細に説明したように、本実施形態に係る印刷システムは、いわゆる給紙装置自動選択印刷時における給紙装置の探索手順をユーザが指定できるシステムとなっているので、本印刷システムを用いれば、特定の給紙装置内の用紙が印刷に使用されない給紙装置自動選択印刷や、特定の給紙装置内の用紙から印刷に使用される給紙装置自動選択印刷を行うことが出来る印刷環境を実現できることになる。そして、その結果として、印刷装置10が備える複数の給紙装置をより有効に活用できることになる。 【0067】<変形形態>上記した印刷システムは、各種の変形を行うことができる。例えば、上記した印刷システムは、印刷装置10と複数台のPC100との間がLANケーブル110によって接続されたシステムであったが、上記印刷システムで用いられている技術を基に、印刷装置10とPC100とが、直接、接続された形の印刷システムを実現しても良い。また、上記印刷システムに含まれる印刷装置10は、給紙装置自動選択印刷の実行中に用紙が無くなった場合、最初に探索対象とすべきことが指定されている給紙装置から再探索を行う装置であったが、探索順が次位の給紙装置から給紙装置の再探索を行うように、印刷装置10を変形しておいても良い。 【0068】さらに、印刷装置10は、第1種自動選択印刷と第2種自動選択印刷とを行える装置であったが、印刷装置10をいずれか一方を行えるものに変形して良い。また、印刷装置10が実行する第1種自動選択印刷、第2種自動選択印刷は、いずれも、ユーザが、給紙装置自動選択印刷に利用しない給紙装置を指定できるとともに、残りの給紙装置について探索順を指定できるものであったが、第1種及び/或いは第2種自動選択印刷を、ユーザが、給紙装置自動選択印刷に利用しない給紙装置の指定のみを行えるもの、あるいは、給紙装置自動選択印刷に利用しない給紙装置の指定を行えないないもの(全ての給紙装置について探索順を指定しなければならないもの)としておいても良い。 【0069】また、実施形態に係る印刷システムは、情報設定支援用のプログラムである設定支援プログラム40が、プリンタドライバ50とは別に用意されたシステムであったが、設定支援プログラム40としての機能も有するようにプリンタドライバ50を作成しておいても良い。さらに、プリンタドライバ50、設定支援プログラム40が表示するウインドウ/画面の内容が上記したものとは異なるものであっても良いことや、印刷装置10が備える給紙装置の数が“4”でなくても良いことなどは、当然である。 【0070】 【発明の効果】本発明の印刷装置、印刷システムを用いれば、自身或いは他のユーザが指定した給紙装置内の用紙が優先的に利用される形の印刷や、自身或いは他のユーザが指定した給紙装置を除く各給紙装置内の用紙のみが利用させる形の印刷を行うことが出来る印刷環境を、実現できることになる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002369 【氏名又は名称】セイコーエプソン株式会社 【住所又は居所】東京都新宿区西新宿2丁目4番1号
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| 【出願日】 |
平成14年5月13日(2002.5.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100098235 【弁理士】 【氏名又は名称】金井 英幸
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| 【公開番号】 |
特開2003−326813(P2003−326813A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月19日(2003.11.19) |
| 【出願番号】 |
特願2002−136932(P2002−136932) |
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