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【発明の名称】 画像形成装置
【発明者】 【氏名】城市 徳男
【住所又は居所】東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会社内

【氏名】高橋 厚
【住所又は居所】東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会社内

【氏名】山内 一道
【住所又は居所】東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会社内

【氏名】笹本 能史
【住所又は居所】東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会社内

【氏名】磯部 昭史
【住所又は居所】東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会社内

【氏名】片山 善輝
【住所又は居所】東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会社内

【要約】 【課題】容易に複数負荷をほぼ同時に動作が実現でき、タイムラグを短縮可能である。

【解決手段】1つのマスター制御部と、負荷を駆動する1つ以上のスレーブ制御部を有し、前記マスター制御部から前記スレーブ制御部への情報/命令伝達用のデータとしてクロック同期式または調歩同期式のシリアル通信であるシリアル通信装置を備える画像形成装置において、シリアル通信のデータ内に命令待機信号を設け、命令待機信号が有効である場合には、マスター制御部からスレーブ制御部に指令した命令の実行を保留し、命令待機信号が解除された場合には、保留していた命令を順次または略同時に実行する。シリアル通信とは別に命令待機信号を送信する命令待機信号ラインを設け、命令待機信号が有効である場合には、マスター制御部からスレーブ制御部に指令した命令の実行を保留し、命令待機信号が無効化された場合に保留していた命令を順次または略同時に実行する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】1つのマスター制御部と、負荷を駆動する1つ以上のスレーブ制御部を有し、前記マスター制御部から前記スレーブ制御部への情報/命令伝達用のデータとしてクロック同期式または調歩同期式のシリアル通信であるシリアル通信装置を備える画像形成装置において、前記シリアル通信のデータ内に命令待機信号を設け、前記命令待機信号が有効である場合には、前記マスター制御部から前記スレーブ制御部に指令した命令の実行を保留し、前記命令待機信号が解除された場合には、前記保留していた命令を順次または略同時に実行することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】前記シリアル通信のデータ列内にヘッダーのターゲット指示部を持ち指令送信対象となる前記スレーブ制御部の情報を格納し、このスレーブ制御部はヘッダー情報に基づき該当データである場合のみ命令を取り込み、また、全ての前記スレーブ制御部に対し同時に命令待機を解除する場合には、前記シリアル通信のデータ列内に命令待機信号を無効化する情報とヘッダーのターゲット指示部にブロードキャストデータとを書き込むことにより全スレーブ制御部は同時に命令待機を解除することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】1つのマスター制御部と、負荷を駆動する1つ以上のスレーブ制御部を有し、前記マスター制御部から前記スレーブ制御部への情報/命令伝達用のデータとしてクロック同期式または調歩同期式のシリアル通信であるシリアル通信装置を備える画像形成装置において、前記シリアル通信とは別に命令待機信号を送信する命令待機信号ラインを設け、前記命令待機信号が有効である場合には、前記マスター制御部から前記スレーブ制御部に指令した命令の実行を保留し、前記命令待機信号が無効化された場合に保留していた命令を順次または略同時に実行することを特徴とする画像形成装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シリアル通信装置を備える電子写真複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複数の機能を有する複合機や印刷機等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、電子写真複写機では、画像を形成する画像形成部で像担持体に帯電させて露光を行ない潜像形成し、この潜像を現像して画像を形成し、この画像を記録媒体に転写しているが、シリアル通信を用いてマスター制御部から複数のスレーブ制御部に対し命令を伝達し、スレーブ制御部で例えば搬送系等のモータを制御する構成がある。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】ところで、スレーブ制御部にて複数のモータ等の負荷を制御する場合コマンド方式であると、制御する負荷に対し順次命令を発行していくため、負荷も順次動作開始してしまう。このため、負荷が同時に動作できず、動作に大きなタイムラグを生じる。一般に、CPU等の動作と比較しシリアル通信ラインの動作は遅いため、タイムラグが一層大きくなることが多い。
【0004】また、例えば、複数の負荷を同時に動作させるようなコマンドを規定して実現することは可能であるが、コマンドによることから組み合わせに制限が発生し自由度が少なくなる。
【0005】また、ラッチ信号を用いたシリアル−パラレル変換方式であれば、1つのスレーブ制御部での複数負荷同時制御は可能であるが、複数のスレーブ制御部に対する場合は前記と同様に同時動作はできない。
【0006】この発明は、かかる実情に鑑みてなされたもので、容易に複数負荷をほぼ同時に動作が実現でき、タイムラグを短縮可能なシリアル通信が可能な画像形成装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
【0008】請求項1に記載の発明は、1つのマスター制御部と、負荷を駆動する1つ以上のスレーブ制御部を有し、前記マスター制御部から前記スレーブ制御部への情報/命令伝達用のデータとしてクロック同期式または調歩同期式のシリアル通信であるシリアル通信装置を備える画像形成装置において、前記シリアル通信のデータ内に命令待機信号を設け、前記命令待機信号が有効である場合には、前記マスター制御部から前記スレーブ制御部に指令した命令の実行を保留し、前記命令待機信号が解除された場合には、前記保留していた命令を順次または略同時に実行することを特徴とする画像形成装置である。
【0009】この請求項1に記載の発明によれば、シリアル通信のデータ内に命令待機信号を設け、命令待機信号が有効である場合には、マスター制御部から前記スレーブ制御部に指令した命令の実行を保留し、命令待機信号が解除された場合には、保留していた命令を順次または略同時に実行することで、容易に複数負荷をほぼ同時に動作が実現でき、またシリアルデータラインで転送された命令を順次実行する構成と比較してタイムラグを短縮できる。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記シリアル通信のデータ列内にヘッダーのターゲット指示部を持ち指令送信対象となる前記スレーブ制御部の情報を格納し、このスレーブ制御部はヘッダー情報に基づき該当データである場合のみ命令を取り込み、また、全ての前記スレーブ制御部に対し同時に命令待機を解除する場合には、前記シリアル通信のデータ列内に命令待機信号を無効化する情報とヘッダーのターゲット指示部にブロードキャストデータとを書き込むことにより全スレーブ制御部は同時に命令待機を解除することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
【0011】この請求項2に記載の発明によれば、スレーブ制御部はヘッダー情報に基づき該当データである場合のみ命令を取り込み、全てのスレーブ制御部に対し同時に命令待機を解除する場合には、シリアル通信のデータ列内に命令待機信号を無効化する情報とヘッダーのターゲット指示部にブロードキャストデータとを書き込むことにより全スレーブ制御部は同時に命令待機を解除することで、容易に複数負荷をほぼ同時に動作が実現でき、またシリアルデータラインで転送された命令を順次実行する構成と比較してタイムラグを短縮できる。
【0012】請求項3に記載の発明は、1つのマスター制御部と、負荷を駆動する1つ以上のスレーブ制御部を有し、前記マスター制御部から前記スレーブ制御部への情報/命令伝達用のデータとしてクロック同期式または調歩同期式のシリアル通信であるシリアル通信装置を備える画像形成装置において、前記シリアル通信とは別に命令待機信号を送信する命令待機信号ラインを設け、前記命令待機信号が有効である場合には、前記マスター制御部から前記スレーブ制御部に指令した命令の実行を保留し、前記命令待機信号が無効化された場合に保留していた命令を順次または略同時に実行することを特徴とする画像形成装置である。
【0013】この請求項3に記載の発明によれば、シリアル通信とは別に命令待機信号を送信する命令待機信号ラインを設け、命令待機信号が有効である場合には、マスター制御部からスレーブ制御部に指令した命令の実行を保留し、命令待機信号が無効化された場合に保留していた命令を順次または略同時に実行することで、容易に複数負荷をほぼ同時に動作が実現でき、またシリアルデータラインで転送された命令を順次実行する構成と比較してタイムラグを短縮できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の画像形成装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明するが、この発明は、この実施の形態に限定されない。
【0015】この発明を適用した画像形成装置の一実施形態の画像形成プロセス及び各機構について、図1を用いて説明する。図1は、この発明の画像形成装置の一実施の形態を示すカラー画像形成装置の概要断面構成図である。
【0016】図1において、画像形成装置GSは、装置本体GHと画像読取装置YSとから構成される。装置本体GHは、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成部10Y、10M、10C、10Kと、ベルト状の中間転写体6と給紙搬送手段及び定着装置24とからなる。
【0017】イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成部10Yは、像担持体としての感光体ドラム1Yの周囲に配置された帯電手段2Y、露光手段3Y、現像器4Y及びクリーニング手段8Yを有する。マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成部10Mは、像坦持体としての感光体ドラム1M、帯電手段2M、露光手段3M、現像器4M及びクリーニング手段8Mを有する。シアン(C)色の画像を形成する画像形成部10Cは、像担持体としての感光体ドラム1C、帯電手段2C、露光手段3C、現像器4C及びクリーニング手段8Cを有する。黒(K)色の画像を形成する画像形成部10Kは、像担持体としての感光体ドラム1K、帯電手段2K、露光手段3K、現像器4K及びクリーニング手段8Kを有する。帯電手段2Yと露光手段3Y、帯電手段2Mと露光手段3M、帯電手段2Cと露光装置3C及び帯電手段2Kと露光装置3Kとは、潜像形成手段を構成する。
【0018】中間転写体6は、複数のローラにより巻回され、回動可能に支持されている。画像形成部10Y、10M、10C及び10Kより形成された各色の画像は、回動する中間転写体6上に転写手段7Y、7M、7C及び7Kにより逐次転写されて(1次転写)、合成されたカラー画像が形成される。給紙カセット20内に収容された記録材Pは、給紙手段21により給紙され、給紙ローラ22A、22B、22C、レジストローラ23等を経て、転写手段7Aに搬送され、記録材P上にカラー画像が転写される(2次転写)。カラー画像が転写された記録材Pは、定着装置24により定着処理され、排紙ローラ25に挟持されて機外の排紙トレイ26上に載置される。定着装置24は、定着ローラ241と加圧ローラ242を有し、この定着ローラ241と加圧ローラ242の間に記録材Pを通して定着する。
【0019】一方、転写手段7Aにより記録紙Pにカラー画像を転写した後、記録材Pを曲率分離した中間転写体6は、クリーニング手段8Aにより残留トナーが除去される。
【0020】4Y、4M、4C、4Kは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及び黒(K)の、小粒径のトナーとキャリアからなる2成分現像剤を内包する現像器であり、5Y、5M、5C、5Kは、現像器4Y、4M、4C、4Kにそれぞれ新規のトナーを補給するトナー補給手段である。
【0021】装置本体GHの上部には、自動原稿送り装置201と原稿画像走査露光装置202から成る画像読取装置YSが設置されている。自動原稿送り装置201の原稿台上に載置された原稿dは搬送手段により搬送され、原稿画像走査露光装置202の光学系により原稿の片面又は両面の画像が走査露光され、ラインイメージセンサCCDに読み込まれる。
【0022】ラインイメージセンサCCDにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、画像書き込み部(露光手段)3Y、3M、3C、3Kに信号を送る。
【0023】自動原稿送り装置201は自動両面原稿搬送手段を備えている。この自動原稿送り装置201は、原稿載置台上から給送される多数枚の原稿dの内容を、連続して一挙に読み取り、記憶手段に蓄積することが可能であるから(電子RDH機能)、複写機能により多数枚の原稿内容を複写する揚合、或いはファクシミリ機能により多数枚の原稿dを送信する場合等に便利に使用される。
【0024】なお、装置本体GHの内部には、環境条件を検出するための環境条件検出手段としての温湿度センサTSが設けられる。また、現像制御部に接続されるコピー枚数をカウントするための枚数カウンタが装置本体GHに設けられる。
【0025】また、像坦持体としての感光体ドラム1Y,1M,1C、1Kの帯電電圧が、センサS10によって検出され、このセンサS10からのアナログ信号は、図2に示すように処理される。
【0026】次に、図2乃至図6を用いて画像形成装置に備えられるシリアル通信装置について以下に説明する。
【0027】まず、図2乃至図4に示す実施の形態について説明する。図2はシリアル通信装置の概略構成図である。
【0028】この実施の形態のシリアル通信装置100は、1つのマスター制御部101と、1つ以上のスレーブ制御部102〜104を有し、マスター制御部101からスレーブ制御部102〜104への情報/命令伝達用として、シリアル通信ライン120を持ちクロック同期式または調歩同期式のシリアル通信により通信を行なうものである。
【0029】マスター制御部101には、例えばパーソナルコンピュータ、あるいはファクシミリ等から情報が送られる。この実施の形態では、3つスレーブ制御部102〜104が設けられているが、1つ以上であればこれに限定されない。スレーブ制御部102〜104は、それぞれ負荷112〜114を駆動する。
【0030】レーブ制御部102〜104及び負荷112〜114は、特に限定されないが、例えばレーブ制御部102により駆動される負荷112は、給紙ローラ22A、22B、22C等を駆動するモータで構成され、レーブ制御部103により駆動される負荷113は、レジストローラ23等を駆動するモータで構成され、スレーブ制御部104により駆動される負荷114は、転写手段7A等を駆動するモータで構成される。
【0031】図3は単一のスレーブ制御部内での同期の実施の形態のデータフォーマットとタイムチャートである。この実施の形態のマスター制御部から、図3(a)に示すようなブロック1、ブロック2のシリアル通信のデータが、図3(b)に示すように、スレーブ制御部へ送られる。ブロック1のデータは、ヘッダー1、待機、コマンド1、データ1を含み、ブロック2のデータは、ヘッダー2、待機解除、コマンド2、データ2を含む。
【0032】このヘッダーには、スレーブ制御部を指定する情報が含まれており、指定したスレーブ制御部に対してのみ命令が有効となる。
【0033】図3(b)に示すように、マスター制御部からブロック1、ブロック2のシリアル通信のデータがスレーブ制御部へ送られると、ブロック1が送られている時には、スレーブ制御部は他のタスク実行であり、ブロック2が送られると時には、ブロック1の命令実行待機で他のタスク実行を続行する。ブロック2の信号を受け取ると、ブロック2内の待機解除により、ブロック1の実行、ブロック2の実行を順に行なう。
【0034】図4は複数のスレーブ制御部内での同期の実施の形態のデータフォーマットとタイムチャートである。この実施の形態のマスター制御部から、図4(a)に示すようなブロック1、ブロック2、ロック3のシリアル通信のデータが、図4(b)に示すように、複数のスレーブ制御部へ送られる。ブロック1のデータは、ヘッダー1、待機、コマンド1、データ1を含み、ブロック2のデータは、ヘッダー2、待機、コマンド2、データ2を含み、ブロック3のデータは、ブロードキャスト、待機解除、ダミー、ダミーを含む。ブロードキャストは、全スレーブ制御部を指定する情報であり、ブロードキャストを送信したときは全てのスレーブ制御部に対して同時に命令が有効となる。
【0035】図4(b)に示すように、マスター制御部101からブロック1、ブロック2、ブロック3のシリアル通信のデータが複数のスレーブ制御部102〜104へ送られると、ブロック1が送られている時には、1と2のスレーブ制御部は他のタスク実行であり、ブロック2が送られると時には、1のスレーブ制御部はブロック1の命令実行待機で他のタスク実行を続行し、ブロック3が送られると時には、1のスレーブ制御部はブロック1の命令実行待機で他のタスク実行を続行し、2のスレーブ制御部は他のタスク実行を続行する。ブロック3の信号を受け取ると、ブロック3内の待機解除により、ブロック1の実行、ブロック2の実行を同時に行なう。
【0036】この実施の形態では、スレーブ制御部102〜104がヘッダー情報に基づき該当データである場合のみ命令を取り込み、全てのスレーブ制御部102〜104に対し同時に命令待機を解除する場合には、シリアル通信のデータ列内に命令待機信号を無効化する情報とヘッダーのターゲット指示部にブロードキャストデータとを書き込むことにより全スレーブ制御部102〜104は同時に命令待機を解除する。
【0037】このように、シリアル通信のデータ内に命令待機信号を設け、命令待機信号が有効である場合には、マスター制御部101からスレーブ制御部102〜104に指令した命令の実行を保留し、命令待機信号が解除された場合には、保留していた命令を順次または略同時に実行し、容易に複数負荷をほぼ同時に動作が実現でき、またシリアルデータラインで転送された命令を順次実行する構成と比較してタイムラグを短縮できる。
【0038】まず、図5及び図6に示す個別ラインを有する実施の形態について説明する。図5は個別ラインを有するシリアル通信装置の概略構成図、図6は複数のスレーブ制御部内での同期の実施の形態のタイムチャートである。
【0039】この実施の形態のシリアル通信装置100は、1つのマスター制御部101と、1つ以上のスレーブ制御部102〜104を有し、マスター制御部101からスレーブ制御部102〜104への情報/命令伝達用として、シリアル通信ライン120を持ちクロック同期式または調歩同期式のシリアル通信により通信を行なうものである。この実施の形態では、シリアル通信とは別に命令待機信号を送信する命令待機信号ライン121が設けられている。
【0040】図6に示すように、マスター制御部からシリアルデータライン120によりスレーブ1、スレーブ2、スレーブ3のデータが複数のスレーブ制御部へ送られ、このとき命令待機信号ライン121が、「L」から「H」になり、この「H」の新規命令待機状態であると、スレーブ1が送られている時に、スレーブ制御部102、スレーブ制御部103、スレーブ制御部104は他のタスク実行である。スレーブ制御部102は、スレーブ2が送られると、待機状態となり、スレーブ制御部103は、スレーブ3が送られると、待機状態となり、スレーブ制御部104は、スレーブ3の送信が終了すると、待機状態となる。
【0041】命令待機信号ライン121が「H」から「L」になると、スレーブ制御部102、スレーブ制御部103、スレーブ制御部104は、それぞれ新規命令を同時に実行する。この実施の形態では、それぞれ新規命令を同時に実行するようにしているが、時間差を設けて順次に実行するようにしてもよい。
【0042】このように、命令待機信号が有効である場合には、マスター制御部101からスレーブ制御部102〜104に指令した命令の実行を保留し、命令待機信号が無効化された場合に保留していた命令を順次または略同時に実行し、容易に複数負荷をほぼ同時に動作が実現でき、またシリアルデータラインで転送された命令を順次実行する構成と比較してタイムラグを短縮できる。
【0043】
【発明の効果】前記したように、請求項1に記載の発明では、シリアル通信のデータ内に命令待機信号を設け、命令待機信号が有効である場合には、マスター制御部から前記スレーブ制御部に指令した命令の実行を保留し、命令待機信号が解除された場合には、保留していた命令を順次または略同時に実行することで、容易に複数負荷をほぼ同時に動作が実現でき、またシリアルデータラインで転送された命令を順次実行する構成と比較してタイムラグを短縮できる。
【0044】請求項2に記載の発明では、スレーブ制御部はヘッダー情報に基づき該当データである場合のみ命令を取り込み、全てのスレーブ制御部に対し同時に命令待機を解除する場合には、シリアル通信のデータ列内に命令待機信号を無効化する情報とヘッダーのターゲット指示部にブロードキャストデータとを書き込むことにより全スレーブ制御部は同時に命令待機を解除することで、容易に複数負荷をほぼ同時に動作が実現でき、またシリアルデータラインで転送された命令を順次実行する構成と比較してタイムラグを短縮できる。
【0045】請求項3に記載の発明では、シリアル通信とは別に命令待機信号を送信する命令待機信号ラインを設け、命令待機信号が有効である場合には、マスター制御部からスレーブ制御部に指令した命令の実行を保留し、命令待機信号が無効化された場合に保留していた命令を順次または略同時に実行することで、容易に複数負荷をほぼ同時に動作が実現でき、またシリアルデータラインで転送された命令を順次実行する構成と比較してタイムラグを短縮できる。
【出願人】 【識別番号】000001270
【氏名又は名称】コニカミノルタホールディングス株式会社
【住所又は居所】東京都千代田区丸の内一丁目6番1号
【出願日】 平成14年5月13日(2002.5.13)
【代理人】 【識別番号】100081709
【弁理士】
【氏名又は名称】鶴若 俊雄
【公開番号】 特開2003−326811(P2003−326811A)
【公開日】 平成15年11月19日(2003.11.19)
【出願番号】 特願2002−136531(P2002−136531)