| 【発明の名称】 |
プリンタ |
| 【発明者】 |
【氏名】相澤 隆之 【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノン株式会社内
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| 【要約】 |
【課題】USBケーブルを接続しエナミュレーションする場合、ファンクションの状態に応じてエナミュレーション開始を制御する。従来は、USBを接続するとファンクションの状況如何にかかわらずエナミュレーションを開始していたので、ファンクションとして支障が生じる場合があった。
【解決手段】本発明では、USBの2本の信号線のどちらか一方をプルアップしたりプルアップを切断する手段とUSBケーブルが接続されたことを検知する手段とを持ち、USBケーブルが接続されたことを検知した時ファンクションの状態を判断し、USBエナミュレーション開始しても支障がない場合はUSB信号をプルアップしてエナミュレーションを開始し、エナミュレーション開始するとファンクションとして支障が生じると判断した場合は、USB信号のプルアップを延期し、支障が無くなった後でUSB信号をプルアップしエナミュレーションを開始する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 Universal Serial Bus(以後USBと略す)インターフェースと、上記USBの2本の信号線のどちらか一方をプルアップしたりプルアップを切断する手段と、少なくとも上記USB以外の第1のインターフェースとを有し、上記第1のインターフェースを通じて印字中、上記USBインターフェースコネクタにUSBケーブルが接続された場合、上記プルアップをせず印字終了後上記プルアップを実行することを特徴とするプリンタ。 【請求項2】 USBと、USB信号を任意にプルアップするUSBプルアップ機能と、USBを介して他の機器と接続されたことを検知するUSB検知機能を有し、上記USB検知機能で他の機器とUSBを介して接続されたことを検知した時、状況に応じて上記USBプルアップ機能を用いてUSB信号のプルアップをすることを特徴とする情報機器装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、USBインターフェースと少なくともUSBインターフェース以外のインターフェースとを有するプリンタに関する。 【0002】 【従来の技術】Windows(登録商標)98から正式にサポートされたUniversal Serial Bus(USB)インターフェースは、従来のIEEE1284にとって代わる新しいインターフェースである。このUSBインターフェースは、1)様々な機能のデバイスの接続が可能である。 【0003】(IEEE1284は元々はプリンタ専用のインターフェースであった。) 2)Plug & Playが可能。 【0004】3)ハブを介して最大127台の機器接続が可能。 【0005】などの特徴がある。Plug & Playを実現するために、USBでデバイスは図10のようなバス終端を持っている。 【0006】図3において100はホスト側、101はファンクションである。ホスト100側の終端はプルダウンされているおり、ファンクション101側の信号は、どちらか一つがプルアップされている。USB高速ファンクションであればD+が、低速ファンクションであればD−がプルアップされている。(注釈:USBは12MBitと1.5MBitの二つの転送があり、12MBit転送をするファンクションを高速ファンクション、1.5MBit転送するファンクションを低速ファンクションと呼んでいる。なお、USBにおいて、ホストやハブは高速及び低速の両方の転送をサポートできなければならない。)従って、ホスト100とファンクション101がUSBケーブルによって接続され、かつファンクション101の電源が投入されれば、信号D+またはD−がプルアップされているのでホスト側のD+またはD−のどちらか一方の信号はHighになる。ホスト100は、USBデータ信号のD+もしくはD−がHighになることを検知して、USBファンクションが物理的に接続されていることを認識する。ホスト100がファンクション101が接続されたことを確認するとホストは接続されたファンクションが何であるか確認するためにコマンドを発行する。ファンクション101がホスト100からのコマンドを受け付ける、ファンクション101はデバイスモデル名をホスト100に返答する。例えばファンクション101がプリンタであればプリンタクラス発行されたコマンドを受け付けるとホスト100はプリンタクラスのコマンドを発行する。 【0007】ファンクション101がポインティングデバイスのクラスであれば、ホストは受け取ったデバイスモデルからファンクション101がデバイスモデルと認識してデバイスモデルのコマンドを発行する。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】Windows(登録商標)98ではUSBが正式にサポートされているが、Windows(登録商標)98登場以前のパソコンやパソコン以外の機器など従来のIEEE1284のみをサポートしている機種が多い。従ってUSBが広く普及する間プリンタはUSBとIEEE1284をサポートすることがユーザのメリットにも繋がることになる。図4にUSBとIEEE1284を持つプリンタの構成図を示す。図10でIEEE1284を介して印字する場合、上位機種から送られくる印字データ・印字コマンドは、113 IEEE1284から116 IEEE1284制御部117セレクタ、118バッファコントローラを介して121バッファに格納される。バッファに格納された印字コマンド・印字データはCPU110で解釈・加工されて印字コマンドに従ってCR Motor/LF Motorを制御し印字データをプリンタヘッド( )から出力する。印字中のCPUは、上位機種から送付されてくる印字コマンド・印字データの解釈・加工及びモータ制御・プリンタヘッド制御とCPUの負荷は大きい。この印字中、USBケーブルが接続され前述したエナミュレーションが開始されるとエナミュレーションにCPU負荷を削くこととなり、1)印字速度の低下2)エナミュレーション不能が発生する可能性が生じる。特に廉価なプリンタの場合、処理能力の乏しい廉価なCPUを使用するケースが多く、上記可能性の度合いが増大する。 【0009】 【課題を解決するための手段】本発明では、USBの2本の信号線のどちらか一方をプルアップしたりプルアップを切断する手段をもち、IEEE1284で印字中、USBケーブルが接続されたりホストの電源が投入された場合、IEEE1284での印字が終了するまでUSB信号線のプルアップをせず、印字終了後プルアップしUSBエナミュレーションを実行する。 【0010】 【発明の実施の形態】図1に本発明の実施例を示す。 【0011】図1において、1はCPU、2はROM、3は印字制御コントローラ、4はCPU I/Fブロック、5はUSB I/Fブロック、6はIEEE1284I/Fブロック、7はUSBとIEEE1284との切り替えブロック、8はBufferブロック、9は印字ヘッド制御ブロック、10はモータ制御ブロック、11は印字ヘッド、12はモータドライバー、13はバッファ、14はUSBI/F、15はIEEE1284 I/F、16はUSBプルアップ制御ブロック、17は制御ブロック制御信号、18はUSBケーブル接続検知信号である。また図2にUSBプルアップ制御ブロック構成図を示す。図2において、21はハイサイドスイッチ、22はプルアップ抵抗、23、24はホストからの電圧検知分割抵抗である。 【0012】図1、2を使用して本実施例を説明する。 【0013】IEEE1284からのデータで印字の際、印字データはIEEE128415、切り替えブロック7を通り、バッファ13に一時格納される。格納されたデータは、CPU1で加工され、印字ヘッド制御ブロック9から印字ヘッド11へ出力され、印字媒体上で印字される。印字中CPU1は一連の印字データ制御をすると共に、モータ制御ブロック10を介して、CR/LFモータを制御している。 【0014】ホストとプリンタがUSB I/Fケーブルを介して接続され、ホストから+5V電圧が供給されると、ホストからの電圧は分圧抵抗24、25で分圧され、USBケーブル接続検知信号18を通じてCPU1に送られる。この時点でCPU1はUSBケーブルが接続されかつホストがアクティブであることを認識できている。CPU1は認識した時点でのプリンタの状態がIEEE1284で印字中かどうか判断する。判断した結果、IEEE1284で印字中でない場合、CPU1は制御ブロック制御信号17を介してハイサイドスイッチ21をオンさせる。ハイサイドスイッチ21がオンすると、USBのD+信号がプルアップするので、ホストはプリンタが通信可能状態であることを認識し、USBエナミュレーションを開始する。反対にCPU1の判断結果がIEEE1284で印字中である場合、CPU1はハイサイドスイッチ21をオンせず、IEEE1284からの印字を続行する。印字が終了した時点でCPU1はハイサイドスイッチ21をオンし、USBエナミュレーションが開始される。 【発明の効果】以上説明したように、USB I/Fがアクティブになった場合、プリンタの状況に応じてUSB信号のプルアップすることで、IEEE1284で印字中でのエナミュレーションを回避することが可能になる。 【0015】本実施例では主にプリンタについて述べているが、本実施例で述べた機能はプリンタ以外の情報機器にも適用できることは自明である。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000001007 【氏名又は名称】キヤノン株式会社 【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号
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| 【出願日】 |
平成14年5月13日(2002.5.13) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100090538 【弁理士】 【氏名又は名称】西山 恵三 (外1名)
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| 【公開番号】 |
特開2003−326809(P2003−326809A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月19日(2003.11.19) |
| 【出願番号】 |
特願2002−136388(P2002−136388) |
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