| 【発明の名称】 |
自動撮影装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】二階堂 讓治
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| 【要約】 |
【課題】本発明の課題は、被写体と被写体を特定する為の情報を記入する欄を同時にプリントすることの可能な自動撮影装置を提供することにある。
【解決手段】本発明に係る自動撮影装置(1)は、被写体をカメラ(8)で撮影して該撮影画像をプリンタ(2)でプリントして出力する自動撮影装置(1)において、カメラ(8)で撮影した被写体の画像に、被写体に対する特定情報の書き込みが可能なラベル画像を合成した合成画像を作成する合成画像作成手段と、合成画像作成手段で作成した合成画像に対応する印刷情報をプリンタ(2)へ出力する印刷情報出力手段とを設け、プリンタ(2)は、印刷情報出力手段から出力された印刷情報に対応して被写体の画像にラベル画像を合成した合成画像を所定の記録用紙にプリントアウトする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 被写体をカメラで撮影して該撮影画像をプリンタでプリントして出力する自動撮影装置において、前記カメラで撮影した被写体の画像に、該被写体に対する特定情報の書き込みが可能なラベル画像を合成した合成画像を作成する合成画像作成手段と、前記合成画像作成手段で作成した合成画像に対応する印刷情報を前記プリンタへ出力する印刷情報出力手段とを設け、前記プリンタは、前記印刷情報出力手段から出力された印刷情報に対応して前記被写体の画像に前記ラベル画像を合成した合成画像を所定の記録用紙にプリントアウトすることを特徴とする自動撮影装置。 【請求項2】 前記記録用紙は、プリント部が台紙に対して着脱自在に貼付されたシートラベル用紙からなり、前記プリンタは、前記合成画像を前記シートラベル用紙にプリントアウトすることを特徴とする請求項1記載の自動撮影装置。 【請求項3】 前記記録用紙は、プリント部が台紙の中心に対して回転対象に配置されたシートラベル用紙からなることを特徴とする請求項1記載の自動撮影装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、被写体をカメラで撮影して該撮影画像をプリンタでプリントして出力する自動撮影装置に関し、特に、被写体の特定を容易にした形式の画像をプリントアウト可能な自動撮影装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、身分証明書、自動車運転免許証、パスポート、ビザ、名刺等に使用する写真を自動撮影する自動撮影装置が知られている。 【0003】この自動撮影装置は、利用者が椅子に着座した状態で撮影用の姿勢をとることで、シャッターが自動的に切られて利用者の画像を自動撮影し、所定時間経過後、コ於撮影したプリント画像が自動出力されるものである。 【0004】そして、この自動撮影装置においては、所定の間隔で複数回連続してシャッターを切るまたは複数のレンズが装着されたカメラを使用する等により、利用者の例えば上半身の画像が複数枚プリントされた写真が発行されるように構成されている。 【0005】ところで、最近、医療現場において、患者のカルテの取り違いから本人以外の他人に不適切な医療行為を行なってしまう医療ミスが続発している。 【0006】そこで、この種の医療ミスを防ぐために患者のカルテに本人の顔写真を貼付する手法が検討されている。そして、上記患者のカルテ貼付する顔写真の撮影に上記自動撮影装置の利用が検討されている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】しかし、患者のカルテに貼付する顔写真の撮影に上記自動撮影装置を利用する場合に問題となるのは、カルテに貼付する顔写真が誤って他人のカルテに貼付されてしまうというミスを如何にして防ぐかである。たとえ、カルテに患者の顔写真が貼付されていても、ここに誤りがあると、上記医療ミスは防げず、場合によっては医療ミスが拡大してしまう虞すらある。 【0008】そこで、上記自動撮影装置で撮影した写真の裏等に患者を識別する氏名、生年月日、血液型等を記入する手法も考えられるが、写真の裏に患者を識別する氏名、生年月日、血液型等を記入したのではカルテに患者の顔写真を貼付した後ではこれを確認できない。 【0009】そこで、本発明は、患者のカルテ等に貼付する顔写真の特定を容易にしてカルテ等に対する人為的な貼付ミスを防止することができるようにした自動撮影装置を提供することを目的とする。 【0010】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため、請求項1の発明は、被写体をカメラで撮影して該撮影画像をプリンタでプリントして出力する自動撮影装置において、前記カメラで撮影した被写体の画像に、該被写体に対する特定情報の書き込みが可能なラベル画像を合成した合成画像を作成する合成画像作成手段と、前記合成画像作成手段で作成した合成画像に対応する印刷情報を前記プリンタへ出力する印刷情報出力手段とを設け、前記プリンタは、前記印刷情報出力手段から出力された印刷情報に対応して前記被写体の画像に前記ラベル画像を合成した合成画像を所定の記録用紙にプリントアウトすることを特徴とするこのような構成によると、上記合成画像のラベル画像部分に、例えば、患者の氏名、生年月日、血液型等を撮影時に書き込むことで患者のカルテ等に貼付する顔写真の特定を容易にしてカルテ等に対する人為的な貼付ミスを防止することができる。 【0011】また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記記録用紙は、プリント部が台紙に対して着脱自在に貼付されたシートラベル用紙からなり、前記プリンタは、前記合成画像を前記シートラベル用紙にプリントアウトすることを特徴とする。 【0012】このような構成によると、患者のカルテ等に対する顔写真等の貼付を容易に行うことができる。 【0013】また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記記録用紙は、プリント部が台紙の中心に対して回転対象に配置されたシートラベル用紙からなることを特徴とする。 【0014】このような構成によると、プリンタに対する記録用紙の充填に際して用紙の裏表だけを考慮すれば、用紙の方向は考慮しなくてよくなり、記録用紙の充填誤りによるプリントミスを防ぐことができる。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を基に説明する。 【0016】図1は、本発明に係る自動撮影装置1を正面から観た時の概略外観図である。 【0017】図1において、この自動撮影装置1は、被写体となる人が中に入り椅子に着座した姿勢で、上半身の撮影を行うに充分な空間をもつ箱型の装置である。 【0018】また、自動撮影装置1の一側壁面においては、利用者の出入口として一部開口した構造となっている。 【0019】そして、出入り口の上端部には、撮影時に出入り口の上半分を塞ぐ為のカーテン11が取り付けられている。 【0020】一方、出入り口の左側壁面の外側上部には、撮影した写真が排出されるプリント取出し口3が配設されている。 【0021】また、出入り口に向かい右側の壁面内側には、撮影時に被写体の背景となる壁面パネル10が付設されている。 【0022】さらに、高さ調節可能なシリンダー式の椅子9が、壁面パネル10付近の室内床面に固定して設置されている。 【0023】さらに、出入り口に向かって左側は、撮影に必要な機材を収納する為のスペースが設けられており、プリント取出し口3付近の高さにデジタルフォトプリンタ2(以後プリンタと称す)が配置されている。 【0024】プリンタ2は、JPEG、BMP、TIFF(非圧縮)等の画像フォーマットに対応し、デジタルビデオカメラで撮影したデジタル画像をラミネートカラープリント方式等により、写真を発行するものである。 【0025】ここで、ラミネートカラープリント方式とは、感熱昇華型の印刷方法により用紙表面に形成されたラミネート層に転写し、写真と同様の仕上げが可能な方式である。 【0026】また、プリンタ2の下には、ハーフミラー5を透過した被写体の像をデジタルカメラのレンズに向けて反射させる為のミラー4と、使用者に対し撮影操作の案内や誘導を行う為の情報を表示するモニタ6と、自動撮影装置1全体の制御を行うコントローラ7と、ミラー4で反射された被写体の反射像を撮影するデジタルカメラ8とが順に配設されている。 【0027】図2は、自動撮影装置1の室内において、被写体が撮影時に正対する壁面を示したものである。 【0028】図2において、壁面中央には、ハーフミラー5が嵌め込まれており、ハーフミラー5の表面の下部領域には、モニタ6の映像が透過されるモニタ表示領域5mがある。 【0029】さらに、ハーフミラー5の左側には、利用者が代金を投入する為のコインアクセプタ13が配設されている。 【0030】さらに、ハーフミラー5の下には、操作盤12が突設され撮影操作に関するボタンが配置されている。 【0031】続いて、図1、および図2に示した自動撮影装置1を制御するコントローラ7の制御構成について説明する。 【0032】図3は、コントローラ7の制御部71を中心とした制御ブロック図である。 【0033】図3において、制御部71は、デジタルカメラ8、モニタ6、プリンタ2、操作パネル12等を制御する為に、メモリ72と、画像出力インタフェース77と、プリンタインタフェース76と、入力インタフェース75と、デジタルカメラインタフェース73とに接続されている。 【0034】メモリ72は、撮影データや、印刷フォーマットに関するレイアウト定義情報、印刷フォーマット毎に被写体の特定情報としてラベルに記載する項目の情報、撮影処理に必要なプログラムや定義情報を記憶している。 【0035】また、入力インタフェース75は、操作盤12上にあるボタン入力操作を電気的に検知し、制御部71に対し出力を行う。 【0036】また、画像出力インタフェース77は、制御部71からのモニタ6出力用デジタル画像データをアナログ信号に変換しモニタ6に出力する。 【0037】また、プリンタインタフェース76は、制御部71で作成した印刷データをプリンタ2送出する為のインタフェースであり、インタフェース形式は、パラレル、RS-232Cシリアル、USB、LANインタフェース等から適宜選択されデータ伝送を行う。 【0038】また、デジタルカメラインタフェース73は、デジタルカメラ8から受信した被写体の画像データを変換し制御部71に出力する。 【0039】さらに、デジタルカメラ8を制御する為の制御信号を制御部71から受け取り、デジタルカメラ8に送信する。 【0040】次に、図8に示すフローチャートを基に図3に示した自動撮影装置1の制御部71におけるラベル印刷プログラムの処理手順について説明する。 【0041】このラベル印刷プログラムが起動されると、まず、利用者が操作盤12のボタン操作により選択した印刷フォーマットを入力インタフェース75を経由して獲得する。(Step1) 次に、ラベル印刷プログラムは、デジタルカメラ8に対し、撮影開始を要求する為の制御信号を作成し、デジタルカメラインタフェース73を介してデジタルカメラ8に出力する。(Step2) そして、デジタルカメラ8が撮影した被写体のデジタル撮影データをデジタルカメラインタフェース73を経由して受け取る。(Step3) 次に、Step3で受け取ったデジタル撮影データと、Step1で獲得した印刷フォーマットに基づき作成した特定情報のデータとを合成し印刷データを作成する。(Step4) そして、Step4で作成した印刷データをJPEG等に準拠した画像フォーマットに変換し、プリンタインタフェース76を介してプリンタ2に送信する。(Step5) これにより、ラベル印刷プログラムは、デジタル処理が可能なデジタルカメラ8からの被写体の撮影データと、デジタルフォトプリント2とによるデジタル処理により、画像データはもとより文字情報を自由に配置した印刷処理が可能となる。 【0042】ここで、図8のフローチャートにおいて、印刷フォーマットの形式が固定で使用される場合には、 Step1で、操作盤12のボタン操作信号の検出処理を実施する替わりに、撮影開始の要求信号を検出する処理にしてもよい。 【0043】また、Step4においては、作成した印刷データをメモリ72、或いは、外部記憶装置、外部記憶媒体等に保存する処理を追加し、印刷データを呼び出し繰り返してプリントできるようにしてもよい。 【0044】さらに、被写体の特定情報として印刷する項目のうち、一部又は全項目に対し、利用者のボタン操作によりデータ入力を行い、印刷時に合わせてプリントする処理に変更しても良い。 【0045】続いて、図1および図2の自動撮影装置1で図8のフローチャートに示すラベル印刷プログラムによりプリントされた印刷フォーマットの例を図4に示す。 【0046】図4のラベル40は、撮影した上半身の画像がラベル40のおよそ左半面に印刷される写真部41と、右半面には、上から血液型欄43と、生年月日欄44と、氏名フリガナ欄45と、漢字氏名欄46とが印刷される。 【0047】さらに、写真部41の下欄には、撮影した年月日が印字される撮影日覧42が印刷される。 【0048】これにより、被写体の写真に加えて、被写体を特定する為の氏名、生年月日等を記入して使用可能なラベルを作成することができる。 【0049】さらに、図5は、本発明の自動撮影装置1を医療施設に適用し、カルテ写真50を示した図である。 【0050】図5のカルテ写真50は、図4のラベル40と同様に、特定情報を記入する覧が設けられたラベル51が複数枚配置されてプリントされ、さらに、診察券貼付け用写真52と、次回写真発行時の割引券53と、領収書54と、利用者へのメッセージ部55とにより構成される。 【0051】この場合、ラベル51は、主に被写体である患者のカルテ等を始め、病院で取り扱う書類等に貼付けて使用する。 【0052】また、電子カルテが導入されている病院では、患者の情報を持つ電子ファイルを記憶媒体に出力されて取り扱う場合があり、上記ラベル51は、これらの記憶媒体用ラベルとして貼付けて使用される。 【0053】また、診察券貼付け用写真52は、特定情報欄付写真部51よりも被写体の画像が縮小されたサイズで印刷されており、診察券等に貼付けて使用する。 【0054】さらに、割引券53は次回撮影時に提示することにより料金の割引を受けるものである。 【0055】また、領収書54は、写真代の金額、発行日、発行者、但し書き等の文言が印刷されたものである。 【0056】そして、メッセージ表示部55は、予め印刷フォーマットに関連付けられて印字情報としてコントローラ7のメモリ72に登録されている文言が印刷されたものである。 【0057】このように、自動撮影装置1は、撮影画像や被写体の特定情報以外の情報を含め、適用分野に特化したフォーマットでシートラベルをプリントすることができる。 【0058】続いて、図6は、医療検査用ラベル60を示したものである。 【0059】医療検査用ラベル60は、大ラベル61と小ラベル63とを1組として構成されている。 大ラベル61は、写真部64と患者特定情報部62とで構成され、患者特定情報部62には、シメイカタカナ欄62−1と、生年月日欄62−2と、満年齢欄62−3と、血液型欄62−4と、RH欄62−5と、眼鏡使用有無欄62−6と、撮影年月日欄62−7とがプリントされる。 【0060】一方、小ラベル63は、大ラベル61の写真部64を縮小したものである。 【0061】この検査用ラベルは、例えば、大ラベル61を検査用の容器等に貼り付け、一方の小ラベル63を検査用管理台帳等に貼り付けることにより、検査容器の管理や、検査時の患者と検査容器の照合等を行う。 【0062】さらに、図7は、図6の検査用ラベルを一枚のシートラベルに複数組プリントした例を示したものである。 【0063】図7のシートラベル70は、通常のシートラベルと比較した場合、対角線の交点を中心に回転対称となるラベル配置である。 【0064】これにより、プリンタ2へシートラベル70を充填する際に、用紙の裏表だけを考慮すればよく用紙方向への考慮は不要となる。 【0065】従って、シートラベルの充填誤りによるプリントミスを防止することができる。 【0066】 【発明の効果】以上、詳述した如く、本発明に係る自動撮影装置は、撮影した被写体の像と共に、被写体の特定情報の記入覧や、文字情報等を所望のレイアウトに配置してプリントすることが可能である。 【0067】これにより、本発明の実施の形態に示した図4のラベル40、図6の医療検査用ラベル60、のように、被写体の特定情報を記入する覧を設けた写真をプリントすることが可能である。 【0068】その為、貼付する顔写真の特定を容易にしてカルテ等に対する人為的な貼付ミスを防止することができる。 【0069】さらに、ラベルが台紙に対して着脱自在なシートラベルにもプリントすることができる為、患者のカルテや検査容器等への顔写真等の貼付を容易に行うことができる。 【0070】また、本発明の実施の形態に示した図5のカルテ写真50のように、写真の利用分野に特化したシートラベルをプリントすることができる。 【0071】また、本発明の実施の形態に示した図7のシートラベル70のように、用紙の対角線の中心に回転対称となるラベル配置のシートラベルを取り扱うことが可能となる為、プリンタにシートラベルを充填する際、シートラベルの裏表だけを考慮すればよく用紙方向の考慮が不要となる。 【0072】その為、記録用紙の充填誤りによるプリントミスを防止することができる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000152859 【氏名又は名称】株式会社日本コンラックス 【識別番号】594065537 【氏名又は名称】ユニテック・リサ−チ株式会社
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| 【出願日】 |
平成14年5月16日(2002.5.16) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100071054 【弁理士】 【氏名又は名称】木村 高久
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| 【公開番号】 |
特開2003−326792(P2003−326792A) |
| 【公開日】 |
平成15年11月19日(2003.11.19) |
| 【出願番号】 |
特願2002−141800(P2002−141800) |
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