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【発明の名称】 画像記録装置及びその制御方法
【発明者】 【氏名】日比 真
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内

【氏名】大島 真人
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内

【氏名】後藤 史博
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内

【氏名】小野 光洋
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内

【氏名】諏訪 徹哉
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内

【氏名】愛知 孝郎
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内

【氏名】桝本 和幸
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内

【氏名】濱本 昭彦
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内

【氏名】河鍋 哲也
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤノン株式会社内

【要約】 【課題】日付順や名前順名では、所望の画像を簡単に探すことができなかった。

【解決手段】画像ファイルをソートするための複数の比較アルゴリズムの中から所望の比較アルゴリズムを選択し(S3,S4)、その選択された比較アルゴリズムに従って、デジタル画像データを含む画像ファイルをソートし(S7)、そのソートされた順に従って、昇順或いは降順で画像ファイルのインデックスを記録する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 デジタル画像データを入力して記録媒体に記録する画像記録装置であって、画像ファイルをソートするための複数の比較アルゴリズムから比較アルゴリズムを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された比較アルゴリズムに従って、デジタル画像データを含む画像ファイルをソートするソート手段と、前記ソート手段によりソートされた順に従って、昇順或いは降順で前記画像ファイルのインデックスを記録する記録制御手段と、を有することを特徴とする画像記録装置。
【請求項2】 前記比較アルゴリズムは、画像ファイルの日付同士、或いは画像ファイル名のアルファベット同士の比較の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項3】 前記ソート手段によりソートされた画像ファイルの開始番号と終了番号を指示する指示手段を更に有し、前記記録制御手段は、前記指示手段により指示された前記終了番号よりも前記開始番号の方が大きい場合、前記開始番号に対応する画像ファイルから前記ソート手段によりソートされた順の逆順に前記終了番号に対応する画像ファイルまでのインデックスを記録することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像記録装置。
【請求項4】 デジタル画像データを入力して記録媒体に記録する画像記録装置における制御方法であって、画像ファイルをソートするための複数の比較アルゴリズムから比較アルゴリズムを選択する選択工程と、前記選択工程で選択された比較アルゴリズムに従って、デジタル画像データを含む画像ファイルをソートするソート工程と、前記ソート工程でソートされた順に従って、昇順或いは降順で前記画像ファイルのインデックスを記録する記録制御工程と、を有することを特徴とする画像記録装置における制御方法。
【請求項5】 前記比較アルゴリズムは、画像ファイルの日付同士、或いは画像ファイル名のアルファベット同士の比較の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項4に記載の画像記録装置における制御方法。
【請求項6】 前記ソート工程でソートされた画像ファイルの開始番号と終了番号を指示する指示工程を更に有し、前記記録制御工程では、前記指示工程で指示された前記終了番号よりも前記開始番号の方が大きい場合、前記開始番号に対応する画像ファイルから前記ソートされた順の逆順に前記終了番号に対応する画像ファイルまでのインデックスを記録することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像記録装置における制御方法。
【請求項7】請求項4乃至6のいずれか1項に記載の制御方法を実行することを特徴とするプログラム。
【請求項8】請求項4乃至6のいずれか1項に記載の制御方法を実行するプログラムを記憶したことを特徴とする、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばデジタルカメラ等で撮影された画像データを入力して記録媒体に記録する画像記録装置及びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、撮影した画像をデジタル画像データに変換し、このデジタル画像データをフラッシュメモリ等の記録媒体に格納するデジタルカメラが普及してきている。
【0003】このようなデジタルカメラで撮影された画像を記録紙に印刷する際には、一般に、その撮影された画像データをデジタルカメラからパーソナルコンピュータに取り込み、そのパーソナルコンピュータにおいて、プリンタ装置が記録処理可能なプリントデータに変換し、USBバス等のインターフェースを介してパーソナルコンピュータからプリンタ装置に出力して印刷することにより印刷が行われる。
【0004】図10は、このような印刷を行う従来の画像記録システムの構成例を示す図である。
【0005】図10において、この画像記録システムは、デジタルカメラ301と、パーソナルコンピュータ302と、プリンタ303とを有し、デジタルカメラ301とパーソナルコンピュータ302とは、例えばRS232Cなどの通信ケーブル304を介して通信可能に接続され、パーソナルコンピュータ302とプリンタ303とは、例えばセントロニクス或いはUSBなどの通信ケーブル305を介して通信可能に接続されている。
【0006】このようなシステムにおいては、デジタルカメラ301で撮影された画像データは、デジタル画像データとしてデジタルカメラ301に装着されているフラッシュメモリに一時的に格納される。このフラッシュメモリに格納された画像データを印刷する際には、まずデジタルカメラ301とパーソナルコンピュータ302とが通信ケーブル304で接続され、パーソナルコンピュータ302において通信ソフトウェアが起動される。次いで、この通信ソフトウェアによりデジタルカメラ301の通信ソフトウェアとの間で通信が行われ、デジタルカメラ301のフラッシュメモリに格納されているデジタル画像データが通信ケーブル304を介してパーソナルコンピュータ302に伝送される。この伝送されたデジタル画像データはパーソナルコンピュータ302のハードディスクなどに一時的に格納される。
【0007】こうしてデジタルカメラ301からのデジタル画像データがパーソナルコンピュータ302に取り込まれると、パーソナルコンピュータ302においてプリンタ303用のプリンタドライバが起動され、このプリンタドライバによりデジタルカメラ301から取り込まれたデジタル画像データがプリンタ303が記録処理可能なプリントデータに変換された後、通信ケーブル305を介してプリンタ303に出力される。これによりプリンタ303は、通信ケーブル305を介してこのプリントデータを取り込み、このプリントデータに基づいて画像を記録用紙に印刷する。
【0008】しかし、上述の従来の画像記録システムでは、デジタルカメラ301のデジタル画像データをパーソナルコンピュータ302に取り込むための通信ケーブル304の接続、通信ソフトウェアの起動、取り込んだデジタル画像データをプリントデータに変換して出力するためのプリンタドライバの起動などのパーソナルコンピュータ302上における操作、作業が必要となり、デジタルカメラで撮影された画像を得るための操作に煩雑な手間が掛り、面倒であった。
【0009】また、上記のような画像記録システムは、規模が大きいとともにコストも高いので、このようなシステムを所有していないユーザには、デジタルカメラを使用し難いものにする要因になっていた。
【0010】更に、パーソナルコンピュータの普及が著しいとはいえ、そのようなパーソナルコンピュータを使いこなすにはまだ解決すべき問題が多く、パーソナルコンピュータの操作に不慣れな人にとっては、アプリケーションプログラムやプリンタドライバを購入してインストールしようとしても、インストール自体が困難であったり、コマンド入力の方法がわからないという不都合が生じかねないという問題点もある。
【0011】このような背景から、デジタルカメラが今後より一層普及し、一般家庭で通常用いられるようになるためには、低コストであり、撮影結果としての画像を記録処理する際の操作が簡単であり、電源スイッチをオンするだけで、記憶している画像データを印刷できるような画像処理装置とプリンタ装置とが一体化した画像記録装置の開発が求められている。
【0012】しかしながら、このような画像処理装置とプリンタ装置とが一体化した画像記録装置には、通常、画像を確認するための液晶パネル等の表示画面が備えられていないため、ユーザは撮影した画像を見ることができず、ユーザはその場で直ぐに所望の画像ファイルを選択し、その画像をプリントすることができない。また仮に、画像処理装置とプリンタ装置とが一体化された画像記録装置に、画像を確認するための液晶パネル等の表示画面が備えられている場合であっても、そのコスト面からその大きさが限定されるため数枚の画像程度しか表示することができず、撮影した大量の画像データの中から所望の画像データを選択するのは困難な場合があった。
【0013】記録媒体に格納されているデジタル画像データを画像記録装置を用いて直接出力する場合、複数の画像ファイルからなる画像ファイル群の中から選択した1つの画像ファイルにおける画像を1枚の用紙に印刷する通常プリントモードと、連続した複数の画像ファイルにおける画像を複数の用紙、或いは1枚の用紙に連続して印刷するインデックス・プリントモードの2つの印刷モードが備えられており、ユーザは用途に合わせて所望のモードを選択することができる。尚、インデックスプリントで印刷された画像は、通常モードでプリントされる画像よりも小さなサイズの画像であり、例えば、図4のように、1枚の用紙に複数の画像がプリントされたものである。また画像ファイルとは、1回の撮影毎に記録された画像情報(デジタル画像データ)を区別けしておくものである。即ち、1回の撮影に関する画像情報は、1個の画像ファイルに記録されている。
【0014】ここでインデックスプリントを行う際にはできるだけ画像が、撮影された日時の時系列順に並んでいることが望ましい。何故なら人は、ある程度日付や時間によって物事を記憶している場合が多く、撮影した日時順に画像が並んでいると所望の画像を探しやすいと考えられるためである。また、プリントしたい画像は同日に撮影した画像であることが多く、この場合、撮影した日時順に画像が並んでいれば画像番号を連続指定すればよいので番号を指定するのは簡単であるが、画像がバラバラの位置にあるとその番号を1つ1つ指定しなければならないので、ユーザの操作が煩雑になる。また仮に、撮影した日時順に画像が並んでいたとしても、日付の昇順、即ち日付の古い方から並んでいる場合は、あまり好ましくない。なぜなら、すぐにプリントしたい画像は、通常、最も新しい画像であることが多く、この古い日付からの並び方では、最新の画像が最後尾に位置してしまい、記録媒体に格納されている画像情報量が多くなってくるに従い、インデックスプリントの際に所望の画像に到達するまでの時間が長くなってしまうという問題がある。
【0015】多くのデジタルカメラでは、記憶媒体に格納される画像データはDCF規格と呼ばれる規格に従ってネーミングされている。この規格では「任意の4文字」+「数字列4文字」でファイル名を付けるように決められている。そして、この数字列はランダムに設定されるのではなく、撮影した順にカウントアップされていくのが普通である。従って、ユーザがインデックスプリントモードで時系列に画像を参照したい場合、このDCF規格によるネーミング規則であるならば、画像ファイル名の数字列を優先的に解析して数値化し、この順に並べ替えを行うと時系列に並べ替えを行なったのと同じ結果が得られる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、連続印刷、つまりインデックスプリントの際、記録媒体に格納されている画像ファイルをDCF規格に基づいたファイル名に基づく数字列によって並べ替えた順で出力していた。しかしながらこのような場合、以下の問題が発生する。即ち、ユーザが所有するデジタルカメラがDCF規格に準ずるものでなかったり、更にはコンパクトフラッシュ(登録商標)カードとアダプタを介してパーソナルコンピュータと接続したような場合、ユーザは自由なアプリケーションを用いて画像データを加工し、自由なファイル名を付けることさえ可能であって、こうした画像が多数存在する場合には、むしろDCF規格に基づいたファイル名による並べ替えは却って時系列を損なうことになる。
【0017】このような問題を解決するために、例えば特開2001−111928号公報には、画像ファイルに保存されている日付データに基づいて画像ファイルの並べ替えを行う方式が提案されている。しかしながら、日付による並べ替えは上述のようなパーソナルコンピュータを用いて画像を編集できる環境において、撮影した画像の色補正などユーザがパーソナルコンピュータを用いて編集した場合、日付情報が編集した日付となり、実際に撮影した時系列から外れてしまうことが考えられる。
【0018】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、インデックスプリントの際に、所望の画像を簡単に探すことができる画像記録装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
【0019】また本発明の目的は、煩雑な操作を行うことなく、所望の画像を探して記録できる画像記録装置及びその制御方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明の画像記録装置は以下のような構成を備える。即ち、デジタル画像データを入力して記録媒体に記録する画像記録装置であって、画像ファイルをソートするための複数の比較アルゴリズムから比較アルゴリズムを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された比較アルゴリズムに従って、デジタル画像データを含む画像ファイルをソートするソート手段と、前記ソート手段によりソートされた順に従って、昇順或いは降順で前記画像ファイルのインデックスを記録する記録制御手段と、を有することを特徴とする。
【0021】上記目的を達成するために本発明の画像記録装置における制御方法は以下のような工程を備える。即ち、デジタル画像データを入力して記録媒体に記録する画像記録装置における制御方法であって、画像ファイルをソートするための複数の比較アルゴリズムから比較アルゴリズムを選択する選択工程と、前記選択工程で選択された比較アルゴリズムに従って、デジタル画像データを含む画像ファイルをソートするソート工程と、前記ソート工程でソートされた順に従って、昇順或いは降順で前記画像ファイルのインデックスを記録する記録制御工程と、を有することを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、本実施の形態では、PCカードスロットを有し、記録方法としてインクジェット方式を採用している記録装置(フォトダイレクトプリンタ装置)を例に挙げて説明する。
【0023】図1は、本発明の実施の形態に係るフォトダイレクトプリンタ装置1000の概観斜視図である。このフォトダイレクトプリンタは、ホストコンピュータ(PC)からデータを受信して印刷する、通常のPCプリンタとしての機能と、メモリカードなどの記憶媒体に記憶されている画像データを直接読取って印刷したり、或いはデジタルカメラからの画像データを直接受信して印刷する機能を備えている。
【0024】図1において、本実施の形態に係るフォトダイレクトプリンタ装置1000の外殻をなす本体は、下ケース1001、上ケース1002、アクセスカバー1003及び排出トレイ1004の外装部材を有している。また、下ケース1001は、装置1000の略下半部を、上ケース1002は本体の略上半部をそれぞれ形成しており、両ケースの組合せによって内部に後述の各機構を収納する収納空間を有する中空体構造をなし、その上面部及び前面部にはそれぞれ開口部が形成されている。さらに、排出トレイ1004は、その一端部が下ケース1001に回動自在に保持され、その回動によって下ケース1001の前面部に形成される開口部を開閉させ得るようになっている。このため、記録動作を実行させる際には、排出トレイ1004を前面側へと回動させて開口部を開成させることにより、ここから記録シートが排出可能となると共に、排出された記録シートを順次積載し得るようになっている。また、排紙トレイ1004には、2枚の補助トレイ1004a,1004bが収納されており、必要に応じて各トレイを手前に引き出すことにより、用紙の支持面積を3段階に拡大、縮小させ得るようになっている。
【0025】アクセスカバー1003は、その一端部が上ケース1002に回転自在に保持され、上面に形成される開口部を開閉し得るようになっており、このアクセスカバー1003を開くことによって本体内部に収納されている記録ヘッドカートリッジ(不図示)あるいはインクタンク(不図示)等の交換が可能となる。なお、ここでは特に図示しないが、アクセスカバー1003を開閉させると、その裏面に形成された突起がカバー開閉レバーを回転させるようになっており、そのレバーの回転位置をマイクロスイッチなどで検出することにより、アクセスカバーの開閉状態を検出し得るようになっている。
【0026】また、上ケース1002の上面には、電源キー1005が押下可能に設けられている。また、上ケース1002の右側には、液晶表示部1006や各種キースイッチ等を備える操作パネル1010が設けられている。この操作パネル1010の構成は、図2を参照して詳しく後述する。1007は自動給送部で、記録シートを装置本体内へと自動的に給送する。1008は紙間選択レバーで、記録ヘッドと記録シートとの間隔を調整するためのレバーである。1011はビューワ(液晶表示部)で、この装置本体に着脱可能であり、PCカードに記憶されている画像の中からプリントしたい画像を検索する場合などに、1コマ毎の画像やインデックス画像などを表示するのに使用される。1012は後述するデジタルカメラを接続するための端子、1013はカードスロットで、ここにコンパクトフラッシュカード1015を装着可能なPCMCIAカードアダプタ1014が挿入され、このアダプタ1014を介してメモリカード1015に記憶されている画像データを直接取り込んで印刷することができる。このメモリカード(PC)としては、例えばコンパクトフラッシュメモリ、スマートメディア、メモリスティック等がある。尚、ここでPCMCIAカードアダプタ1014は、コンパクトフラッシュ1015をPCMCIA規格のカード接続部に拡張するためのアダプタである。
【0027】図2は、本実施の形態に係る操作パネル1010の概観図である。
【0028】図において、液晶表示部1006には、その左右に印刷されている項目に関するデータを各種設定するためのメニュー項目が表示される。ここでに表示される項目としては、印刷したい範囲の先頭写真番号、指定コマ番号(開始/−指定)、印刷を終了したい範囲の最後の写真番号(終了)、印刷部数(部数)、印刷に使用する用紙(記録シート)の種類(用紙種類)、1枚の用紙に印刷する写真の枚数設定(レイアウト)、印刷の品位の指定(品位)、撮影した日付を印刷するかどうかの指定(日付印刷)、写真を補正して印刷するかどうかの指定(画像補正)、印刷に必要な用紙枚数の表示(用紙枚数)等がある。これら各項目は、カーソルキー2001を用いて選択、或いは指定される。2002はモードキーで、このキー2002を押下する毎に、印刷の種類(インデックス印刷、全コマ印刷、1コマ印刷等)を切り替えることができ、これに応じてLED2003の対応するLEDが点灯される。2004はメンテナンスキーで、記録ヘッド1301のクリーニング等、プリンタのメンテナンスや印刷領域指定モードに入るためのキーである。2005は印刷開始キーで、印刷の開始を指示する時、或いはメンテナンスの設定を確立する際に押下される。2006は印刷中止キーで、印刷を中止させる時や、メンテナンスの中止を指示する際に押下される。2007は、コンパクトフラッシュ1015から読込んだ画像データの並び替えを指示するための並び替え指示キーである。
【0029】次に図3を参照して、本実施の形態に係るフォトダイレクトプリンタ装置1000の制御に係る主要部の構成を説明する。尚、この図3において、前述の図面と共通する部分は同じ記号を付与して、それらの説明を省略する。
【0030】図3において、3000は制御部(制御基板)を示している。3001はASIC(専用カスタムLSI)を示す。3002はDSP(デジタル信号処理プロセッサ)で、内部にCPUを有し、後述する各種制御処理及び、輝度信号(RGB)から濃度信号(CMYK)への変換、スケーリング、ガンマ変換、誤差拡散等の画像処理等を担当している。3003はメモリで、DSP3002のCPUの制御プログラムを記憶するプログラムメモリ3003a、及び実行時のプログラムを記憶するRAMエリア,画像データなどを記憶するワークメモリとして機能するメモリエリアを有している。3004はプリンタエンジンで、ここでは、複数色のカラーインクを用いてカラー画像を印刷するインクジェットプリンタのプリンタエンジンが搭載されている。3005はデジタルカメラ3012を接続するためのポートとしてのUSBバスコネクタである。3006はビューワ1011を接続するためのコネクタである。3008はUSBバスハブ(USB HUB)で、このプリンタ装置1000がPC3010からの画像データに基づいて印刷を行う際には、PC3010からのデータをそのままスルーし、USBバス3021を介してプリンタエンジン3004に出力する。これにより、接続されているPC3010は、プリンタエンジン3004と直接、データや信号のやり取りを行って印刷を実行することが出来る(一般的なPCプリンタとして機能する)。3009は電源コネクタで、電源3013により、商用ACから変換された直流電圧を入力している。PC3010は一般的なパーソナルコンピュータ、3011は前述したメモリカード(PCカード)、3012はデジタルカメラである。尚、この制御部3000とプリンタエンジン3004との間の信号のやり取りは、前述したUSBバス3021又はIEEE1284バス3022を介して行われる。
【0031】この実施の形態に係るフォトダイレクトプリンタ装置1000では、コンパクトフラッシュ1015から読み出した画像データに基づいて、操作パネル1010に指定に応じて、図4に示すようなインデックス印刷を行うことができる。このとき、操作パネル1010には、画像データの読み込み結果、例えば、格納されている画像ファイルの個数情報などが表示される。そこでユーザは、操作パネル1010により、所望の画像を選択するためのインデックスプリントモードを指定し、インデックスプリントしたい画像ファイルの開始番号と終了番号を入力する。この時、開始番号が終了番号より小さい場合は、開始番号の画像から終了番号の画像まで順次連続印刷してゆく。また、開始番号が終了番号より大きい場合は、開始番号の画像から終了番号の画像まで、ファイル番号の逆順にインデックス印刷した画像が得られる。更に、操作パネル1010による操作で選択した画像に関しては、ビューワ1011と呼ばれる液晶パネルに、その画像を表示することも可能である。
【0032】次に本発明の実施の形態の特徴的部分である、画像ファイルの並べ替えについて説明する。画像ファイルを並べ替えるとは、つまり2つの画像ファイルを比較した際、何らかの規則に従って順番を決定し、その順番に従って並び替えるという手順を全ての画像ファイルに対して実行することである。即ち、2つの画像ファイルの順番を決定するアルゴリズムを決めることが画像ファイルの並べ替えの本質である。
【0033】本実施の形態においては、ユーザは並べ換え指示キー2007により、ファイル並べ替えのための比較アルゴリズムを選択するモードに入ることができ、このモードにおいて、カーソルキー2001によって所望の比較アルゴリズムを選択することができる。この際、表示部1006には選択可能な比較アルゴリズムが複数表示される。従って、ユーザはこの表示を見ながらカーソルキー2001によって、所望の比較アルゴリズムを選択することができる。更に、このようにして選択された比較アルゴリズムを不図示の不揮発性メモリに記憶し、次回からはユーザが明示的に選択しなくとも、その比較アルゴリズムに従って画像ファイルを並べ替えることができる。
【0034】ここで、ユーザが操作パネル1010により、所望の画像を選択するためにインデックスプリントモードを指定し、プリントしたい画像ファイルの開始番号と終了番号を入力する。この結果、画像ファイルのインデックスが時系列順に並べて印刷される。また逆に開始番号が終了番号より大きい場合は、開始番号の画像ファイルから終了番号の画像ファイルまでが順次連続して印刷される。これにより、時系列の逆順に印刷した画像が得られる。例えば、ユーザが最新の画像ファイルから何枚かの画像を連続して印刷したい場合には、枚数情報から得られる最終の画像番号を開始番号として設定し、任意の番号を終了番号として設定することで、最新画像と撮影時間が近い画像ファイルのインデックスを簡単に印刷することができる。
【0035】図5は本実施の形態に係るフォトダイレクトプリンタ装置1000におけるインデックス・プリントでの画像ファイルの順番の決定処理を説明するフローチャートで、この処理を実行するプログラムは図3のプログラムメモリ3003aに記憶されており、DSP3002の制御の下に実行される。
【0036】まずステップS1で、操作パネル1010の並べ替え指示キー2007が押下されたかをみる。並べ替え指示キー2007が押下されたときはステップS2に進み、例えば図7乃至図9で示すような順番を示すような複数の比較アルゴリズム(例えばDCF規格優先、日付,名前(アルファベット、或いはあいうえお順等)を表示部1006に表示する。次にステップS3,S4では、ユーザがカーソルきー2001を操作して、これら表示されている複数の比較アルゴリズムの中からユーザが所望する比較アルゴリズムが選択されるのを待つ。ステップS4で、表示部1006上でカーソルにより指示されている比較アルゴリズムが決定されるとステップS5に進み、その選択されている比較アルゴリズムを選択し、ステップS6で、その選択された比較アルゴリズムを装置内の不揮発メモリ(不図示)に記憶する。そしてステップS7に進み、その決定された比較アルゴリズムに従って、記憶されている画像ファイルのインデックスをその順番に並び替える。尚、ステップS1で、並べ替え指示キー2007が押下されないときはステップS8に進み、他のキーが押されたかどうかを調べ、押されたときはそのキーに対応する処理を行う処理に進む。
【0037】図6は、本実施の形態に係るフォトダイレクトプリンタ装置1000におけるインデックス・プリント処理を説明するフローチャートで、この処理を実行するプログラムは図3のプログラムメモリ3003aに記憶されており、DSP3002の制御の下に実行される。
【0038】この処理はモードキー2002によりインデックス・プリントモードが指定されることにより開始され、まずステップS11で、このインデックスプリントを行う画像ファイルの開始番号と終了番号とを入力する。この開始番号と終了番号は、図2の操作パネル1010の表示部1006の項目「開始/指定」及び「終了」の欄に、それぞれの番号を入力することにより得られる。次にステップS12に進み、これら入力された開始番号と終了番号とを比較し、開始番号よりも終了番号の方が大きいか、或いは等しいかをみる。そうであればステップS13に進み、開始番号の画像ファイルから終了番号の画像ファイルまでの画像ファイルのインデックスを、開始番号から終了番号までの昇順に印刷する。尚、ここで開始番号と終了番号とが等しい場合は、その番号の画像ファイルのインデクスのみを印刷する。
【0039】一方、ステップS12で、開始番号の方が終了番号よりも大きい場合はステップS14に進み、開始番号の画像ファイルから終了番号の画像ファイルまでの画像ファイルのインデックスを、その開始番号から終了番号までの降順に印刷する。
【0040】以上説明したように本実施の形態によれば、デジタルカメラで撮影したデジタル画像データが格納されている記録媒体から直接画像データを読み出して印刷できるフォトダイレクトプリンタ装置において、その読み出したデジタル画像データを並べ替えるための比較アルゴリズムを複数備え、ユーザにより選択された並べ替えタイプに従って画像ファイルを並べ替えてインデックスプリントを行うことができる。
【0041】(その他の実施の形態)本発明の目的は前述したように、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0042】また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれている。
【0043】更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含む。
【0044】以上説明したように本実施形態によれば、ユーザ毎の環境に適した画像データの並べ替えが選択できるので、DCF規格に準ずるネーミング規約によらない画像ファイル名を生成するデジタルカメラを有するユーザや、デジタルカメラで撮影した画像ファイルを編集し、その編集した画像ファイルを所望の順に並べたいユーザ、或いは時系列とは全く無関係に、例えば名前順に参照したいユーザなどにとっても、極めて使い勝手の良いものとなる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、インデックスプリントの際に、所望の画像を簡単に探すことができる。
【0046】また本発明によれば、煩雑な操作を行うことなく、所望の画像を探して記録できるという効果がある。
【出願人】 【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社
【住所又は居所】東京都大田区下丸子3丁目30番2号
【出願日】 平成14年5月13日(2002.5.13)
【代理人】 【識別番号】100076428
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康徳 (外3名)
【公開番号】 特開2003−326773(P2003−326773A)
【公開日】 平成15年11月19日(2003.11.19)
【出願番号】 特願2002−136951(P2002−136951)